JPH04232280A - 黒色クロメート処理鋼板およびその製造方法 - Google Patents
黒色クロメート処理鋼板およびその製造方法Info
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- JPH04232280A JPH04232280A JP41673590A JP41673590A JPH04232280A JP H04232280 A JPH04232280 A JP H04232280A JP 41673590 A JP41673590 A JP 41673590A JP 41673590 A JP41673590 A JP 41673590A JP H04232280 A JPH04232280 A JP H04232280A
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- Japan
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- film
- black
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、黒色性、および、被
膜の密着性に優れ、且つ、耐食性の良好な、黒色クロメ
ート処理鋼板およびその製造方法に関するものである。
膜の密着性に優れ、且つ、耐食性の良好な、黒色クロメ
ート処理鋼板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、亜鉛または亜鉛合金めっきストリ
ップ鋼板を連続的且つ短時間に黒色化処理またはそれに
さらにクリヤー塗装を施して自動車部品や電子部品、冷
蔵庫部品等に適用することが試みられている。
ップ鋼板を連続的且つ短時間に黒色化処理またはそれに
さらにクリヤー塗装を施して自動車部品や電子部品、冷
蔵庫部品等に適用することが試みられている。
【0003】黒色化処理方法としては、黒色クロメート
処理法が特公昭61−429 号公報に開示されている
が、この方法は処理液に銀塩を用いているが、処理時間
は数分〜10数分を必要とし、短時間処理が不可能であ
るので好ましくない。
処理法が特公昭61−429 号公報に開示されている
が、この方法は処理液に銀塩を用いているが、処理時間
は数分〜10数分を必要とし、短時間処理が不可能であ
るので好ましくない。
【0004】特開昭56−62996 号公報には、カ
ーボンブラック等の黒色顔料を主成分とした黒色樹脂被
膜を塗布する方法が記載されているが、被膜密着性や加
工性に問題があり好ましくない。
ーボンブラック等の黒色顔料を主成分とした黒色樹脂被
膜を塗布する方法が記載されているが、被膜密着性や加
工性に問題があり好ましくない。
【0005】また、クロム酸と酢酸とを主成分とする浴
で陰極電解処理方法があるが、処理時間が数分以上必要
で長い等の欠点がある。
で陰極電解処理方法があるが、処理時間が数分以上必要
で長い等の欠点がある。
【0006】特開昭62−89879 号公報には、亜
鉛または亜鉛合金めっきを金属イオン含有酸性水溶液に
より処理し、表面に黒色層を置換析出させる方法が記載
されているが、この方法は黒色被膜の密着性が乏しく、
実用的でない。また、めっきよりも電気化学的に貴な金
属を析出させることを特徴としているので、黒色被膜の
耐食性は元のめっきよりも劣るという欠点がある。
鉛または亜鉛合金めっきを金属イオン含有酸性水溶液に
より処理し、表面に黒色層を置換析出させる方法が記載
されているが、この方法は黒色被膜の密着性が乏しく、
実用的でない。また、めっきよりも電気化学的に貴な金
属を析出させることを特徴としているので、黒色被膜の
耐食性は元のめっきよりも劣るという欠点がある。
【0007】特公昭63−30262 号公報に、硝酸
水溶液等により、Zn−Ni合金めっき鋼板を化学的に
溶解して黒色化させる方法が記載されているが、黒色被
膜の耐食性は元のZn−Ni合金めっきよりも劣るとい
う欠点を有している。
水溶液等により、Zn−Ni合金めっき鋼板を化学的に
溶解して黒色化させる方法が記載されているが、黒色被
膜の耐食性は元のZn−Ni合金めっきよりも劣るとい
う欠点を有している。
【0008】特公昭63−46158 号公報、特公昭
63−46159 号公報には、Zn−Ni合金めっき
鋼板を、NO3−イオンを含む浴中で陽極処理する方法
が記載されているが、上記と同じ欠点を有している。
63−46159 号公報には、Zn−Ni合金めっき
鋼板を、NO3−イオンを含む浴中で陽極処理する方法
が記載されているが、上記と同じ欠点を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、短時間で処理ができ、しかも安価な黒色クロメー
ト処理方法であること、しかも均一な黒色性、密着性の
外に耐食性を付与した黒色被膜を有する黒色クロメート
処理鋼板およびその製造方法を提供することにある。
的は、短時間で処理ができ、しかも安価な黒色クロメー
ト処理方法であること、しかも均一な黒色性、密着性の
外に耐食性を付与した黒色被膜を有する黒色クロメート
処理鋼板およびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の黒色クロメート処理鋼板においては、鋼
板の少なくとも一方の表面上に形成された、Ni:10
〜15wt%、残部:Zn からなる、上層としての
Zn−Ni 合金めっき層と、 CrO3 換算で30
〜250g/l の量のCr6+イオンと、10〜10
0g/l の量のNO3 − イオンと、そして、10
〜150g/l の量のSO4 2−イオンとを含有し
、pHが1.0 以下であるクロメート浴による化学的
処理によって、前記Zn−Ni 合金めっき被膜の表面
上に形成された、黒色クロメート被膜とからなることに
特徴を有する。
に、この発明の黒色クロメート処理鋼板においては、鋼
板の少なくとも一方の表面上に形成された、Ni:10
〜15wt%、残部:Zn からなる、上層としての
Zn−Ni 合金めっき層と、 CrO3 換算で30
〜250g/l の量のCr6+イオンと、10〜10
0g/l の量のNO3 − イオンと、そして、10
〜150g/l の量のSO4 2−イオンとを含有し
、pHが1.0 以下であるクロメート浴による化学的
処理によって、前記Zn−Ni 合金めっき被膜の表面
上に形成された、黒色クロメート被膜とからなることに
特徴を有する。
【0011】さらに、必要に応じて、前記黒色クロメー
ト被膜の表面上に、1〜1000mg/ m2 の量の
クロメート被膜、あるいは、0.1 〜3 μm の厚
さの、有機高分子樹脂被膜またはアルカリ珪酸塩被膜が
形成されていることに特徴を有する。
ト被膜の表面上に、1〜1000mg/ m2 の量の
クロメート被膜、あるいは、0.1 〜3 μm の厚
さの、有機高分子樹脂被膜またはアルカリ珪酸塩被膜が
形成されていることに特徴を有する。
【0012】また、前記黒色クロメート被膜の表面上に
、クロム付着量として1〜1000mg/m2 のクロ
メート被膜が形成され、そして、前記クロメート被膜の
表面上に、0.1 〜3 μm の厚さの有機高分子樹
脂被膜またはアルカリ珪酸塩被膜が形成されていること
に特徴を有するものである。
、クロム付着量として1〜1000mg/m2 のクロ
メート被膜が形成され、そして、前記クロメート被膜の
表面上に、0.1 〜3 μm の厚さの有機高分子樹
脂被膜またはアルカリ珪酸塩被膜が形成されていること
に特徴を有するものである。
【0013】また、この発明の黒色クロメート処理鋼板
の製造方法においては、その少なくとも一方の表面上に
、上層として、Ni:10 〜15wt%、残部:Zn
からなるZn−Ni 合金めっき被膜が形成された鋼
板に対し、 CrO3 換算で30〜250g/l の
量のCr6+イオンと、10〜100g/l の量のN
O3 − イオンと、そして、10〜150g/l の
量のSO4 2−イオンとを含有し、pHが1.0 以
下であるクロメート浴によって化学的処理を施すことに
より、前記Zn−Ni 合金めっき被膜の表面上に、黒
色クロメート被膜を形成することに特徴を有するもので
ある。前記Zn−Ni 合金めっき皮膜が形成された鋼
板に対する前記化学的処理としては、前記クロメート浴
への浸漬による処理がある。
の製造方法においては、その少なくとも一方の表面上に
、上層として、Ni:10 〜15wt%、残部:Zn
からなるZn−Ni 合金めっき被膜が形成された鋼
板に対し、 CrO3 換算で30〜250g/l の
量のCr6+イオンと、10〜100g/l の量のN
O3 − イオンと、そして、10〜150g/l の
量のSO4 2−イオンとを含有し、pHが1.0 以
下であるクロメート浴によって化学的処理を施すことに
より、前記Zn−Ni 合金めっき被膜の表面上に、黒
色クロメート被膜を形成することに特徴を有するもので
ある。前記Zn−Ni 合金めっき皮膜が形成された鋼
板に対する前記化学的処理としては、前記クロメート浴
への浸漬による処理がある。
【0014】さらに、必要に応じて、前記黒色クロメー
ト被膜の表面上に、クロム付着量として、1〜1000
mg/ m2 の量のクロメート被膜、あるいは、0.
1 〜3 μm の厚さの、有機高分子樹脂被膜または
アルカリ珪酸塩被膜を形成することに特徴を有するもの
である。
ト被膜の表面上に、クロム付着量として、1〜1000
mg/ m2 の量のクロメート被膜、あるいは、0.
1 〜3 μm の厚さの、有機高分子樹脂被膜または
アルカリ珪酸塩被膜を形成することに特徴を有するもの
である。
【0015】また、前記黒色クロメート被膜の表面上に
、クロム付着量として1〜1000mg/m2 のクロ
メート被膜を形成し、次いで、前記クロメート被膜の表
面上に0.1 〜3 μm の厚さの有機高分子樹脂被
膜またはアルカリ珪酸塩被膜を形成することに特徴を有
するものである。
、クロム付着量として1〜1000mg/m2 のクロ
メート被膜を形成し、次いで、前記クロメート被膜の表
面上に0.1 〜3 μm の厚さの有機高分子樹脂被
膜またはアルカリ珪酸塩被膜を形成することに特徴を有
するものである。
【0016】すなわち、この発明は、従来の亜鉛または
亜鉛合金の黒色処理法等と比較して、特に黒色被膜の耐
食性が優れること、短時間(5秒以内)で黒色クロメー
ト処理が可能なこと、処理液が高価なAgイオン等を含
まず安価であること等の条件を満足する、従来に無い黒
色処理法の発明を目的として努力した結果、Zn−Ni
合金めっきをCr6+(CrO 3 )、NO3 −
、SO4 2−の3成分を主成分とする浴中で化学処理
することにより、目的を十分満たす新規な黒色クロメー
ト処理方法を発明したものである。上記浴中において化
学的処理する方法としては、主として、浸漬法が望まし
いが、流動浴および陽極処理により処理することも可能
である。
亜鉛合金の黒色処理法等と比較して、特に黒色被膜の耐
食性が優れること、短時間(5秒以内)で黒色クロメー
ト処理が可能なこと、処理液が高価なAgイオン等を含
まず安価であること等の条件を満足する、従来に無い黒
色処理法の発明を目的として努力した結果、Zn−Ni
合金めっきをCr6+(CrO 3 )、NO3 −
、SO4 2−の3成分を主成分とする浴中で化学処理
することにより、目的を十分満たす新規な黒色クロメー
ト処理方法を発明したものである。上記浴中において化
学的処理する方法としては、主として、浸漬法が望まし
いが、流動浴および陽極処理により処理することも可能
である。
【0017】Cr6+、NO3 − およびSO4 2
−の3成分は、いずれも不可欠な成分であり、もし仮に
この内の1つが不足すると、黒色クロメート被膜は形成
されるが、その被膜に黒色を呈しない。
−の3成分は、いずれも不可欠な成分であり、もし仮に
この内の1つが不足すると、黒色クロメート被膜は形成
されるが、その被膜に黒色を呈しない。
【0018】Cr6+は CrO3 、クロム酸塩、重
クロム酸塩等の水浴性の6価クロムの化合物として溶媒
(水)に溶解される。本発明の黒色クロメート処理浴中
の各主成分の濃度は、Cr6+がCrO 3 換算で3
0〜250g/l (l はリットル) 、NO3
− が10〜100g/l 、SO4 2−が10〜1
50g/l であり、望ましくは、Cr6+がCrO
3 換算で60〜220g/l 、NO3 − が20
〜60g /l 、SO4 2−が15〜80g /l
である。
クロム酸塩等の水浴性の6価クロムの化合物として溶媒
(水)に溶解される。本発明の黒色クロメート処理浴中
の各主成分の濃度は、Cr6+がCrO 3 換算で3
0〜250g/l (l はリットル) 、NO3
− が10〜100g/l 、SO4 2−が10〜1
50g/l であり、望ましくは、Cr6+がCrO
3 換算で60〜220g/l 、NO3 − が20
〜60g /l 、SO4 2−が15〜80g /l
である。
【0019】Cr6+がCrO 3 換算で30g /
l 未満では、黒色度が不十分であり、一方、220g
/l を超えると黒色度が低下し、特に250g/l
を超えると黒色度の点からも薬液コストの点からも不適
当である。
l 未満では、黒色度が不十分であり、一方、220g
/l を超えると黒色度が低下し、特に250g/l
を超えると黒色度の点からも薬液コストの点からも不適
当である。
【0020】NO3 − は、 HNO3 の他、Na
NO3 、 KNO3 、金属塩等の水溶性の硝酸塩か
ら導かれるが、 HNO3 が望ましい。NO3 −
が20g /l 未満、特に10g /l 未満では、
黒色度が不十分なために好ましくない。一方、60g
/l を超えると黒色度が低下し、特に100g/l
を超えるとZn−Ni合金めっきの溶出が著しいので好
ましくない。
NO3 、 KNO3 、金属塩等の水溶性の硝酸塩か
ら導かれるが、 HNO3 が望ましい。NO3 −
が20g /l 未満、特に10g /l 未満では、
黒色度が不十分なために好ましくない。一方、60g
/l を超えると黒色度が低下し、特に100g/l
を超えるとZn−Ni合金めっきの溶出が著しいので好
ましくない。
【0021】SO 4 2−は、 H2 SO4 また
はNa2 SO4 、(NH4 )2 SO4 、金属
塩等の水可溶性硫酸塩として導かれるが、 H2 SO
4 が望ましい。SO 4 2− が15g /l 未
満、特に10g /l 未満では、黒色度が不十分なた
めに好ましくない。一方、80g /l を超えると黒
色度が低下し、とくに150g/l を超えるとZn−
Ni合金めっきの溶出が著しいので好ましくない。
はNa2 SO4 、(NH4 )2 SO4 、金属
塩等の水可溶性硫酸塩として導かれるが、 H2 SO
4 が望ましい。SO 4 2− が15g /l 未
満、特に10g /l 未満では、黒色度が不十分なた
めに好ましくない。一方、80g /l を超えると黒
色度が低下し、とくに150g/l を超えるとZn−
Ni合金めっきの溶出が著しいので好ましくない。
【0022】黒色クロメート処理浴のpHは、1.0
以下とする。pHが1.0 を超えるとめっきと処理浴
の反応速度が遅く、短時間で良好な黒色被膜が得られな
い。下限はpHが負の値になると正確なpHを実測する
ことが困難であるという理由からとくに定めないが、過
剰に低いpHはめっきの溶出を著しくさせるので好まし
くない。
以下とする。pHが1.0 を超えるとめっきと処理浴
の反応速度が遅く、短時間で良好な黒色被膜が得られな
い。下限はpHが負の値になると正確なpHを実測する
ことが困難であるという理由からとくに定めないが、過
剰に低いpHはめっきの溶出を著しくさせるので好まし
くない。
【0023】黒色クロメート処理液のpHは、本発明特
許請求の範囲の範囲内で黒色クロメート処理する際に、
NO3 − として HNO3 を用い、しかもSO3
2−として H2SO4 を用いる場合には、建浴時
のpHは自ずから適正な範囲に含まれているが、その他
の塩を用いる場合、または、 HNO3 、H2 SO
4 の酸を用いても連続処理に伴って、浴のpHが上昇
する場合には、pHを調整する必要がある。その場合の
pH調整には、 HNO3 、 H2 SO4 が望ま
しいが、その他の無機酸でも良い。
許請求の範囲の範囲内で黒色クロメート処理する際に、
NO3 − として HNO3 を用い、しかもSO3
2−として H2SO4 を用いる場合には、建浴時
のpHは自ずから適正な範囲に含まれているが、その他
の塩を用いる場合、または、 HNO3 、H2 SO
4 の酸を用いても連続処理に伴って、浴のpHが上昇
する場合には、pHを調整する必要がある。その場合の
pH調整には、 HNO3 、 H2 SO4 が望ま
しいが、その他の無機酸でも良い。
【0024】この発明に使用される黒色クロメート処理
液は、Zn−Ni合金めっきの局部溶出と、クロム水和
酸化物の析出とを利用したものであり、処理時間と液温
に大きく影響を受ける。液温は高い程反応速度が速くな
るので室温以上が好ましく、特にストリップめっき鋼板
を連続的に処理すると処理時間が10秒以下になるので
、その場合30℃以上であることが好ましい。液温の上
限は、水分の蒸発、安全性、省エネルギー等を考慮して
80℃以下とするのが好ましい。また、黒色クロメート
処理の反応を抑制するために、チノリンエチオダイド、
トリルチオ尿素、プロピルサルファイドジアルミン、ホ
ルムアルデヒド、パラ−チオクレゾール、グリコール類
、アルコール、グリセリン等の公知の反応抑制剤を添加
してもよい。
液は、Zn−Ni合金めっきの局部溶出と、クロム水和
酸化物の析出とを利用したものであり、処理時間と液温
に大きく影響を受ける。液温は高い程反応速度が速くな
るので室温以上が好ましく、特にストリップめっき鋼板
を連続的に処理すると処理時間が10秒以下になるので
、その場合30℃以上であることが好ましい。液温の上
限は、水分の蒸発、安全性、省エネルギー等を考慮して
80℃以下とするのが好ましい。また、黒色クロメート
処理の反応を抑制するために、チノリンエチオダイド、
トリルチオ尿素、プロピルサルファイドジアルミン、ホ
ルムアルデヒド、パラ−チオクレゾール、グリコール類
、アルコール、グリセリン等の公知の反応抑制剤を添加
してもよい。
【0025】この発明の黒色クロメート処理によって形
成された黒色クロメート被膜は、耐食性は従来のエッチ
ングによる黒色被膜と比べて耐赤錆発生の点で優れてい
るが、さらに、耐食性をより一層向上させるために、ま
た、耐指紋性を向上させるために、黒色クロメート処理
後、水洗した後、さらに、クロメート被膜、有機高分子
樹脂被膜、または、アルカリ珪酸塩被膜を施す。
成された黒色クロメート被膜は、耐食性は従来のエッチ
ングによる黒色被膜と比べて耐赤錆発生の点で優れてい
るが、さらに、耐食性をより一層向上させるために、ま
た、耐指紋性を向上させるために、黒色クロメート処理
後、水洗した後、さらに、クロメート被膜、有機高分子
樹脂被膜、または、アルカリ珪酸塩被膜を施す。
【0026】耐食性に関しては、この発明による黒色ク
ロメート被膜と、従来のエッチングによる黒色被膜と比
較して、黒色被膜自体の耐食性に優れているために、そ
れぞれの黒色被膜の表面に同一の保護被膜、例えば厚さ
1.0 μm の有機高分子樹脂被膜を施した場合、黒
色クロメート被膜を下地とする方が、従来のエッチング
による黒色被膜を下地とするよりも優れた耐食性を得る
ことができる。
ロメート被膜と、従来のエッチングによる黒色被膜と比
較して、黒色被膜自体の耐食性に優れているために、そ
れぞれの黒色被膜の表面に同一の保護被膜、例えば厚さ
1.0 μm の有機高分子樹脂被膜を施した場合、黒
色クロメート被膜を下地とする方が、従来のエッチング
による黒色被膜を下地とするよりも優れた耐食性を得る
ことができる。
【0027】従って、従来のエッチングの場合、例えば
、家電用途の耐食性の仕様を満足するために、「黒色化
処理(エッチング)→クロメート処理→有機高分子樹脂
被膜」という2つの保護被膜が必要である。この発明に
よれば、黒色クロメート被膜が上記工程の黒色化処理と
クロメート処理を兼ねた機能をもつことができるので、
「黒色クロメート処理→有機高分子樹脂被膜」と同じ耐
食性で、しかも、1工程省略できるという大きなメリッ
トがある。
、家電用途の耐食性の仕様を満足するために、「黒色化
処理(エッチング)→クロメート処理→有機高分子樹脂
被膜」という2つの保護被膜が必要である。この発明に
よれば、黒色クロメート被膜が上記工程の黒色化処理と
クロメート処理を兼ねた機能をもつことができるので、
「黒色クロメート処理→有機高分子樹脂被膜」と同じ耐
食性で、しかも、1工程省略できるという大きなメリッ
トがある。
【0028】耐指紋性(鋼板表面を指で触れた場合の指
紋の付きにくさ)の向上は、被膜の表面に樹脂被膜また
はアルカリ珪酸塩を主成分とする被膜を施すことにより
達成される。
紋の付きにくさ)の向上は、被膜の表面に樹脂被膜また
はアルカリ珪酸塩を主成分とする被膜を施すことにより
達成される。
【0029】この発明における樹脂被膜は、水溶性、エ
マルジョン性、ディスバージョン性の有機高分子樹脂水
溶性、または溶剤系の有機高分子化合物でもって処理さ
れて形成された公知の被膜であり、例えば特公昭60−
33192 号公報に開示された被膜で、その樹脂の例
としては、現在使用されている酢酸ビニル、塩化ビニル
、塩化ビニリデンなどのビニル系、およびその共重合体
、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、ヒドロキシアクリル酸、ヒドロキ
シアクリル酸エステルなどのアクリル系およびその共重
合体、アルキッド系、エポキシ系、尿素系、フッ素系、
ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフイン系お
よびそれらの共重合体、ブタジエンなどの合成ゴム系お
よび天然高分子等の樹脂が挙げられる。この有機高分子
樹脂水溶液に、必要に応じてクロム化合物やシリカ等の
無機物を添加することができる。
マルジョン性、ディスバージョン性の有機高分子樹脂水
溶性、または溶剤系の有機高分子化合物でもって処理さ
れて形成された公知の被膜であり、例えば特公昭60−
33192 号公報に開示された被膜で、その樹脂の例
としては、現在使用されている酢酸ビニル、塩化ビニル
、塩化ビニリデンなどのビニル系、およびその共重合体
、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル、メ
タクリル酸エステル、ヒドロキシアクリル酸、ヒドロキ
シアクリル酸エステルなどのアクリル系およびその共重
合体、アルキッド系、エポキシ系、尿素系、フッ素系、
ウレタン系、エステル系、スチレン系、オレフイン系お
よびそれらの共重合体、ブタジエンなどの合成ゴム系お
よび天然高分子等の樹脂が挙げられる。この有機高分子
樹脂水溶液に、必要に応じてクロム化合物やシリカ等の
無機物を添加することができる。
【0030】クロメート被膜は、例えば特開昭50−2
8444 号公報、特開昭60−218483号公報に
開示された被膜であり、部分的に還元されたクロム酸水
溶液でもって形成させるのが好ましく、必要に応じて樹
脂や数10〜数1000Åのシリカ粒子 (シリカゾ
ル、ヒュームドシリカ)を含有させてもよい。クロム酸
水溶液中のCr3+/Cr6+重量比は、糖類、アルコ
ール類等の有機還元剤や無機還元剤で還元して1 /1
〜1 /3 とするのが良く、水溶液のpHは1.5
〜4.0 の範囲が良い。クロメート被膜量は、余り
多くすると黒色被膜が隠され黒色度が弱くなり、また少
なくするとクロメート被膜の効果が弱くなるので、Cr
付着量として1〜1000mg/m 2 、好ましくは
10〜200 mg/m 2 とする。
8444 号公報、特開昭60−218483号公報に
開示された被膜であり、部分的に還元されたクロム酸水
溶液でもって形成させるのが好ましく、必要に応じて樹
脂や数10〜数1000Åのシリカ粒子 (シリカゾ
ル、ヒュームドシリカ)を含有させてもよい。クロム酸
水溶液中のCr3+/Cr6+重量比は、糖類、アルコ
ール類等の有機還元剤や無機還元剤で還元して1 /1
〜1 /3 とするのが良く、水溶液のpHは1.5
〜4.0 の範囲が良い。クロメート被膜量は、余り
多くすると黒色被膜が隠され黒色度が弱くなり、また少
なくするとクロメート被膜の効果が弱くなるので、Cr
付着量として1〜1000mg/m 2 、好ましくは
10〜200 mg/m 2 とする。
【0031】アルカリ珪酸塩を主成分とする被膜は、例
えば特公昭57−2274号公報に開示されたものがあ
り、一般式 M2 O ・nSiO2 (M:Na、K
、Li、アンモニウムまたはアミン、n:2 〜20
)で表されるアルカリ珪酸塩を主成分とする水溶液にて
処理することによって得られるが、必要に応じてこれに
更にクロム酸等のクロム化合物を添加する。アルカリ珪
酸塩被膜量は、クロメート被膜を施すのと同様の理由に
より、被膜として0.01〜3 μm とする。
えば特公昭57−2274号公報に開示されたものがあ
り、一般式 M2 O ・nSiO2 (M:Na、K
、Li、アンモニウムまたはアミン、n:2 〜20
)で表されるアルカリ珪酸塩を主成分とする水溶液にて
処理することによって得られるが、必要に応じてこれに
更にクロム酸等のクロム化合物を添加する。アルカリ珪
酸塩被膜量は、クロメート被膜を施すのと同様の理由に
より、被膜として0.01〜3 μm とする。
【0032】
【作用】この発明のように、Zn−Ni合金めっき鋼板
を CrO3 、NO3 − 、SO4 2−を含む黒
色クロメート処理浴にて処理すると、まずめっきの溶解
反応が生じる。すなわち、 Zn → Zn 2++2e Ni → Ni 2++2e このとき、めっきの局部的な、標準電極電位の違いから
、溶解反応はミクロ的に不均一に進行する。一方、浴中
のCr6+は電子を得てCr3+に還元される。すなわ
ち、Cr6+ +3e → Cr3+ このとき、Cr3+は酸化物被膜として表面に析出する
。このクロム酸化物は、Cr3+の他にも、亜鉛、ニッ
ケル、6価クロム、その他、NO3 − 、SO4 2
−から供給される様々な元素からなる複雑な複合酸化物
であり、どのような構造の化合物であるかは定かではな
い。
を CrO3 、NO3 − 、SO4 2−を含む黒
色クロメート処理浴にて処理すると、まずめっきの溶解
反応が生じる。すなわち、 Zn → Zn 2++2e Ni → Ni 2++2e このとき、めっきの局部的な、標準電極電位の違いから
、溶解反応はミクロ的に不均一に進行する。一方、浴中
のCr6+は電子を得てCr3+に還元される。すなわ
ち、Cr6+ +3e → Cr3+ このとき、Cr3+は酸化物被膜として表面に析出する
。このクロム酸化物は、Cr3+の他にも、亜鉛、ニッ
ケル、6価クロム、その他、NO3 − 、SO4 2
−から供給される様々な元素からなる複雑な複合酸化物
であり、どのような構造の化合物であるかは定かではな
い。
【0033】この発明の黒色クロメート処理鋼板は、化
学的な溶解反応と、クロム酸化物被膜形成反応とからな
り、両者の相乗効果によって優れた黒色性が得られるも
のである。すなわち、ミクロ的に不均一な溶解反応によ
る効果と、非常に微細なクロム酸化物被膜の効果によっ
て、非常に深みのある優れた黒色性を持つ黒色被膜を造
り出している。また、この黒色被膜は最表層にクロム酸
化物被膜を形成しているので、優れた防食効果を有して
いる。
学的な溶解反応と、クロム酸化物被膜形成反応とからな
り、両者の相乗効果によって優れた黒色性が得られるも
のである。すなわち、ミクロ的に不均一な溶解反応によ
る効果と、非常に微細なクロム酸化物被膜の効果によっ
て、非常に深みのある優れた黒色性を持つ黒色被膜を造
り出している。また、この黒色被膜は最表層にクロム酸
化物被膜を形成しているので、優れた防食効果を有して
いる。
【0034】この発明の黒色クロメート処理浴組成と処
理後の黒色性とは深い関係がある。浸漬処理の場合、C
rO 3 のみ、または、CrO3 とNO3 の組合
せのみでは色調は変化しない。また、CrO 3 とS
O4 2−との組合せでは、濃茶色が得られるが、良好
な黒色とはならない。CrO 3 、NO3 − 、S
O4 2−の組合せによって、はじめて良好な黒色が得
られる。また、純ZnとCrO 3 、HNO 3 、
H2 SO4 浴による着色クロメート処理は古くか
ら公知技術として知られているが、黒色の表面は得られ
ない。すなわち、Zn−Ni合金とCrO 3 、NO
3 − 、SO4 2−の組み合わせによって良好な黒
色が得られるものである。
理後の黒色性とは深い関係がある。浸漬処理の場合、C
rO 3 のみ、または、CrO3 とNO3 の組合
せのみでは色調は変化しない。また、CrO 3 とS
O4 2−との組合せでは、濃茶色が得られるが、良好
な黒色とはならない。CrO 3 、NO3 − 、S
O4 2−の組合せによって、はじめて良好な黒色が得
られる。また、純ZnとCrO 3 、HNO 3 、
H2 SO4 浴による着色クロメート処理は古くか
ら公知技術として知られているが、黒色の表面は得られ
ない。すなわち、Zn−Ni合金とCrO 3 、NO
3 − 、SO4 2−の組み合わせによって良好な黒
色が得られるものである。
【0035】図1は、NO3 − の濃度を30g /
l (HNO 3 として添加)、SO4 2−の濃度
を30g /l (H 2 SO4 として添加)と一
定として、CrO3 の濃度を種々変化させた水溶液(
液温30℃)において、Zn− 12 %Ni合金
めっき20g/ m2 を5秒間浸漬処理し、形成させ
た被膜の黒色度(L値を示す)を示したものである。L
値が小さい程黒色に近づく。図1から分かるように、L
≦20の黒色被膜を得るには、CrO 3 の濃度30
〜250g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには60
〜220g/l の範囲であることが必要なことがわか
る。さらに、CrO 3 の濃度100 〜180g/
l で、L≦11の極めて良好な黒色度が得られる。
l (HNO 3 として添加)、SO4 2−の濃度
を30g /l (H 2 SO4 として添加)と一
定として、CrO3 の濃度を種々変化させた水溶液(
液温30℃)において、Zn− 12 %Ni合金
めっき20g/ m2 を5秒間浸漬処理し、形成させ
た被膜の黒色度(L値を示す)を示したものである。L
値が小さい程黒色に近づく。図1から分かるように、L
≦20の黒色被膜を得るには、CrO 3 の濃度30
〜250g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには60
〜220g/l の範囲であることが必要なことがわか
る。さらに、CrO 3 の濃度100 〜180g/
l で、L≦11の極めて良好な黒色度が得られる。
【0036】図2は、CrO 3 の濃度を120g/
l 、SO4 2−の濃度を30g /l (H 2S
O4 として添加)と一定として、NO3 − の濃度
をHNO 3 として種々変化させた水溶液(液温30
℃)において、Zn− 12 %Ni合金めっき20g
/ m2 を5秒間浸漬処理し、形成した被膜の黒色
度を示したものである。図2から分かるように、L≦2
0の黒色被膜を得るには、NO3 の濃度10〜100
g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには20〜60g
/l の範囲が必要であることが分かる。さらに、N
O3 − の濃度27〜40g /l でL≦11の極
めて良好な黒色度が得られる。
l 、SO4 2−の濃度を30g /l (H 2S
O4 として添加)と一定として、NO3 − の濃度
をHNO 3 として種々変化させた水溶液(液温30
℃)において、Zn− 12 %Ni合金めっき20g
/ m2 を5秒間浸漬処理し、形成した被膜の黒色
度を示したものである。図2から分かるように、L≦2
0の黒色被膜を得るには、NO3 の濃度10〜100
g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには20〜60g
/l の範囲が必要であることが分かる。さらに、N
O3 − の濃度27〜40g /l でL≦11の極
めて良好な黒色度が得られる。
【0037】図3は、CrO 3 の濃度を120g/
l 、NO3 − の濃度を30g /l (HNO
3 として添加)一定として、SO4 2−の濃度をH
2 SO4 として種々変化させた水溶液(液温30℃
)において、Zn− 12 %Ni合金めっき20g
/ m2を5秒間浸漬処理し、形成した被膜の黒色度を
示したものである。図3から分かるように、L≦20の
黒色被膜を得るには、SO4 2−の濃度10〜150
g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには15〜80g
/l の範囲が必要であることが分かる。さらに、S
O4 2−の濃度17〜50g /l でL≦11の極
めて良好な黒色度が得られる。
l 、NO3 − の濃度を30g /l (HNO
3 として添加)一定として、SO4 2−の濃度をH
2 SO4 として種々変化させた水溶液(液温30℃
)において、Zn− 12 %Ni合金めっき20g
/ m2を5秒間浸漬処理し、形成した被膜の黒色度を
示したものである。図3から分かるように、L≦20の
黒色被膜を得るには、SO4 2−の濃度10〜150
g/l 、L≦15の黒色被膜を得るには15〜80g
/l の範囲が必要であることが分かる。さらに、S
O4 2−の濃度17〜50g /l でL≦11の極
めて良好な黒色度が得られる。
【0038】図4は、CrO 3 の濃度を120g/
l 、NO3 − の濃度を30g /l (HNO
3として添加)、SO4 2−の濃度を30g /l
( H2 SO4 として添加) からなる水溶液に
対して、NaOHを添加してpHを変えた場合に、Zn
− 12 wt%Ni合金めっきを5秒間浸漬処理して
形成した被膜の、黒色性(L値)を表したものである。 図4から、L≦20の黒色被膜を得るには、pH≦1が
必須であることがわかる。
l 、NO3 − の濃度を30g /l (HNO
3として添加)、SO4 2−の濃度を30g /l
( H2 SO4 として添加) からなる水溶液に
対して、NaOHを添加してpHを変えた場合に、Zn
− 12 wt%Ni合金めっきを5秒間浸漬処理して
形成した被膜の、黒色性(L値)を表したものである。 図4から、L≦20の黒色被膜を得るには、pH≦1が
必須であることがわかる。
【0039】
【実施例】次に、この発明を実施例により説明する。
[ 実施例No1〜13] 目付量(めっき量)20g
/m 2 のZn− 12wt %Ni合金めっき鋼
板を、表1に示すように、Cr6+の濃度を30〜25
0g/l ( CrO3 として添加)、NO3 −
の濃度を10〜100g/l (HNO 3 として添
加)、SO4 2−の濃度を10〜150g/l (
H 2 SO 4 として添加)とこの発明範囲内で変
化させて含有する、pHが−0.2 、浴温が30℃の
水溶液に、処理時間5sec 浸漬した後、水洗した後
、乾燥を行い、実施例No1〜No13を調製した。
/m 2 のZn− 12wt %Ni合金めっき鋼
板を、表1に示すように、Cr6+の濃度を30〜25
0g/l ( CrO3 として添加)、NO3 −
の濃度を10〜100g/l (HNO 3 として添
加)、SO4 2−の濃度を10〜150g/l (
H 2 SO 4 として添加)とこの発明範囲内で変
化させて含有する、pHが−0.2 、浴温が30℃の
水溶液に、処理時間5sec 浸漬した後、水洗した後
、乾燥を行い、実施例No1〜No13を調製した。
【0040】[ 実施例No14] 目付量(めっき量
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No1と同様の処理を行い、次いで、固形
分濃度が20g /l 、Cr3+/Cr6+重量比が
2/3、pHがKOH で2.5 に調整された塗布型
クロメート処理液をロールコーターで塗布して乾燥し、
クロム付着量50mg/ m3 の被膜を形成させた。
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No1と同様の処理を行い、次いで、固形
分濃度が20g /l 、Cr3+/Cr6+重量比が
2/3、pHがKOH で2.5 に調整された塗布型
クロメート処理液をロールコーターで塗布して乾燥し、
クロム付着量50mg/ m3 の被膜を形成させた。
【0041】[ 実施例No15] 目付量(めっき量
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No3と同様の処理を行い、次いでアクリ
ル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS744(登録商
標)・大日本インキ株式会社製)を塗布して乾燥し、1
μmの被膜を形成させた。
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No3と同様の処理を行い、次いでアクリ
ル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS744(登録商
標)・大日本インキ株式会社製)を塗布して乾燥し、1
μmの被膜を形成させた。
【0042】[ 実施例No16] 目付量(めっき量
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No7と同様の処理を行い、次いで Si
O2 換算で50g/l の濃度に調整されたリチウム
シリケート(LiO ・4,8SiO2 )水溶液をロ
ールコーターにより塗布乾燥し、 SiO2 換算で0
.3 g/ m2 の被膜を形成させた。
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No7と同様の処理を行い、次いで Si
O2 換算で50g/l の濃度に調整されたリチウム
シリケート(LiO ・4,8SiO2 )水溶液をロ
ールコーターにより塗布乾燥し、 SiO2 換算で0
.3 g/ m2 の被膜を形成させた。
【0043】[ 実施例No17] 目付量(めっき量
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No14と同様の処理を行い、次いでアク
リル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS744(登録
商標)・大日本インキ株式会社製)を塗布して乾燥し、
1μmの被膜を形成させた。
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No14と同様の処理を行い、次いでアク
リル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS744(登録
商標)・大日本インキ株式会社製)を塗布して乾燥し、
1μmの被膜を形成させた。
【0044】[ 実施例No18] 目付量(めっき量
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No14と同様の処理を行い、次いでSi
O 2 換算で50g/l の濃度に調整されたリチウ
ムシリケート(LiO ・4,8SiO2 )水溶液を
ロールコーターにより塗布して乾燥し、SiO 2 換
算で0.3 g/m2 の被膜を形成させた。
)20g/m 2 のZn−12w%Ni合金めっき鋼
板に、実施例No14と同様の処理を行い、次いでSi
O 2 換算で50g/l の濃度に調整されたリチウ
ムシリケート(LiO ・4,8SiO2 )水溶液を
ロールコーターにより塗布して乾燥し、SiO 2 換
算で0.3 g/m2 の被膜を形成させた。
【0045】[ 比較例No1] 水溶液にNO3 −
およびSO4 2−を含有させない以外は実施例1と
同様の処理を行った。
およびSO4 2−を含有させない以外は実施例1と
同様の処理を行った。
【0046】[ 比較例No2] 水溶液にNO3 −
を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行った
。
を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行った
。
【0047】[ 比較例No3] 水溶液にSO4 2
−を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行っ
た。
−を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行っ
た。
【0048】[ 比較例No4] 水溶液にCrO 3
を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行っ
た。
を含有させない以外は、実施例1と同様の処理を行っ
た。
【0049】[ 比較例No5] 電気亜鉛めっき鋼板
(Znめっき鋼板)に実施例1と同様の処理を行った。
(Znめっき鋼板)に実施例1と同様の処理を行った。
【0050】[ 比較例No6] pHを7.0 とし
た以外は、実施例1と同様の処理を行った。
た以外は、実施例1と同様の処理を行った。
【0051】[ 比較例No7] Zn−12wt%N
i合金めっき鋼板を、5wt%硝酸水溶液に5秒間浸漬
して水洗し、乾燥した。
i合金めっき鋼板を、5wt%硝酸水溶液に5秒間浸漬
して水洗し、乾燥した。
【0052】[ 比較例No8] Zn−12wt%N
i合金めっき鋼板に比較例7と同様の処理を行い、次い
で、アクリル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS74
4(登録商標)・大日本インキ株式会社製)を塗布し、
乾燥し、1μmの被膜を形成させた。
i合金めっき鋼板に比較例7と同様の処理を行い、次い
で、アクリル樹脂水溶液(商品名ウオーターゾルS74
4(登録商標)・大日本インキ株式会社製)を塗布し、
乾燥し、1μmの被膜を形成させた。
【0053】[ 比較例No9] Zn−12wt%N
i合金めっき鋼板に比較例7と同様の処理を行い、次い
で、固形分濃度が20g /l 、Cr3+/Cr6+
重量比が2/3、pHがKOH で2.5 に調整され
た塗布型クロメート処理液をロールコーターで塗布して
乾燥し、クロム付着量50mg/ m3 の被膜を形成
させた。次いでアクリル樹脂水溶液(商品名ウオーター
ゾルS744(登録商標)・大日本インキ株式会社製)
を塗布して乾燥し、1μmの被膜を形成させた。この鋼
板について、実施例No17と同様の試験を行った結果
を表1に示す。
i合金めっき鋼板に比較例7と同様の処理を行い、次い
で、固形分濃度が20g /l 、Cr3+/Cr6+
重量比が2/3、pHがKOH で2.5 に調整され
た塗布型クロメート処理液をロールコーターで塗布して
乾燥し、クロム付着量50mg/ m3 の被膜を形成
させた。次いでアクリル樹脂水溶液(商品名ウオーター
ゾルS744(登録商標)・大日本インキ株式会社製)
を塗布して乾燥し、1μmの被膜を形成させた。この鋼
板について、実施例No17と同様の試験を行った結果
を表1に示す。
【0054】そして、実施例No1〜18および比較例
No1〜9の各々に対して、下記(1)〜(5)に示す
試験を実施し、その結果を表1に併せて示した。
No1〜9の各々に対して、下記(1)〜(5)に示す
試験を実施し、その結果を表1に併せて示した。
【0055】(1)黒色度試験:
色度の評価は、被膜の明度(L値)をスガ試験機株式会
社製のカラーコンピュータを用いて測定することによっ
て黒色度の評価とした。評価基準は以下の通りである。 L値が15以下のもの ;◎ L値が20以下のもの ;○ L値が20を超えるもの;×。
社製のカラーコンピュータを用いて測定することによっ
て黒色度の評価とした。評価基準は以下の通りである。 L値が15以下のもの ;◎ L値が20以下のもの ;○ L値が20を超えるもの;×。
【0056】(2)耐指紋性試験:
試験材表面に指紋を付け、付着した指紋の目立ち易さを
、目視により評価した。評価基準は以下の通りである。 指紋が目立たない ;○ 指紋がやや目立つ ;△ 指紋が著しく目立つ;×。
、目視により評価した。評価基準は以下の通りである。 指紋が目立たない ;○ 指紋がやや目立つ ;△ 指紋が著しく目立つ;×。
【0057】(3)密着性試験:
試験材表面にセロハンテープを密着させ、これを急激に
引き剥したときの被膜の剥離度を目視により判定した。 評価基準は以下の通りである。 剥離なし ;◎ 10% 未満剥離 ;○ 10〜30% 未満剥離;△ 31% 以上剥離 ;×。
引き剥したときの被膜の剥離度を目視により判定した。 評価基準は以下の通りである。 剥離なし ;◎ 10% 未満剥離 ;○ 10〜30% 未満剥離;△ 31% 以上剥離 ;×。
【0058】(4)耐食性試験■
試験材に対して5 %塩水噴霧試験を行い、赤錆が5
%発生するまでの時間で評価した。評価基準は以下の通
りである。 2000時間以上;◎ 1000時間以上;○ 500 時間以上;△ 100 時間以上;×。
%発生するまでの時間で評価した。評価基準は以下の通
りである。 2000時間以上;◎ 1000時間以上;○ 500 時間以上;△ 100 時間以上;×。
【0059】(5)耐食性試験■
試験材に対して5 %塩水噴霧試験を行い、白錆が5%
発生するまでの時間で評価した。評価基準は以下の通り
である。 500 時間以上;◎ 200 時間以上;○ 50 時間以上;△ 10 時間以上;×。
発生するまでの時間で評価した。評価基準は以下の通り
である。 500 時間以上;◎ 200 時間以上;○ 50 時間以上;△ 10 時間以上;×。
【0060】
【表1】
【0061】表1からあきらかなように、実施例No1
〜18は黒色度および密着性の評価が良好で、優れた耐
食性を有していることがわかる。さらに、実施例No1
5〜18は耐指紋性にも優れていることがわかる。
〜18は黒色度および密着性の評価が良好で、優れた耐
食性を有していることがわかる。さらに、実施例No1
5〜18は耐指紋性にも優れていることがわかる。
【0062】これに対して、比較例No1〜4は、いず
れも黒色度に劣っていた。
れも黒色度に劣っていた。
【0063】実施例No1は、比較例No7より優れた
耐食性を示した。
耐食性を示した。
【0064】実施例No17は、比較例No8よりも優
れた耐食性を示した。
れた耐食性を示した。
【0065】実施例No17は、比較例No9とほぼ同
等の耐食性である。すなわち、実施例No17のように
塗布型クロメート処理を施さずにアクリル樹脂被膜を施
した鋼板は、塗布型クロメート被膜処理とアクリル樹脂
被膜の両者を施した比較例No9と同等の耐食性である
ことから、本発明の黒色クロメート処理は、後処理工程
の省略化も可能であることを示している。
等の耐食性である。すなわち、実施例No17のように
塗布型クロメート処理を施さずにアクリル樹脂被膜を施
した鋼板は、塗布型クロメート被膜処理とアクリル樹脂
被膜の両者を施した比較例No9と同等の耐食性である
ことから、本発明の黒色クロメート処理は、後処理工程
の省略化も可能であることを示している。
【0066】〔実施例No19〕目付量(めっき量)2
0g /m 2 のZn− 12wt %Ni電気亜鉛
合金めっき鋼板を、CrO 3 を120g/l 、N
O3 − の濃度を30g /l (HNO 3 とし
て添加)、SO4 2−の濃度を30g /l ( H
2 SO4 として添加) を含有する水溶液に浸漬
して処理時間と黒色度(L値)との関係を調べた。図5
はその結果を示すグラフである。
0g /m 2 のZn− 12wt %Ni電気亜鉛
合金めっき鋼板を、CrO 3 を120g/l 、N
O3 − の濃度を30g /l (HNO 3 とし
て添加)、SO4 2−の濃度を30g /l ( H
2 SO4 として添加) を含有する水溶液に浸漬
して処理時間と黒色度(L値)との関係を調べた。図5
はその結果を示すグラフである。
【0067】〔比較例10〕比較例として、黒色クロメ
ート処理水溶液として、特公昭61−429 号公報に
開示されている如きCrO 3 15g /l 、 H
2 SO4 6g/l 、H3 PO6 0.6g/l
、Ag3 PO4 1g/l を含み、pH0.7
に調整された水溶液を用いた以外は、実施例17と同様
に黒色度の評価を行った。その結果を図5に併せて示し
た。
ート処理水溶液として、特公昭61−429 号公報に
開示されている如きCrO 3 15g /l 、 H
2 SO4 6g/l 、H3 PO6 0.6g/l
、Ag3 PO4 1g/l を含み、pH0.7
に調整された水溶液を用いた以外は、実施例17と同様
に黒色度の評価を行った。その結果を図5に併せて示し
た。
【0068】図5より、比較例10の特公昭61−42
9 号公報による従来のZnの黒色クロメート処理は、
短時間での処理が不可能であるのに対して、実施例No
19のこの発明の黒色クロメート処理は、目標値(L≦
20) では5秒間以内の短時間処理が可能であること
がわかる。
9 号公報による従来のZnの黒色クロメート処理は、
短時間での処理が不可能であるのに対して、実施例No
19のこの発明の黒色クロメート処理は、目標値(L≦
20) では5秒間以内の短時間処理が可能であること
がわかる。
【0069】
【発明の効果】この発明は上述したように構成されてい
るので下記に示す有用な効果を奏する。■ 従来のA
gイオン含有タイプの黒色クロメート処理と比較して短
時間すなわち数秒〜数10秒でZn−Ni合金めっき表
面に安定した、外観的に高級感のある黒色被膜を形成す
ることができる。■ 従来の硝酸水溶液によるZn−
Ni合金の黒色化成被膜と比較して、赤錆発生までの耐
食性に優れた黒色クロメート被膜を形成することができ
る。■ 黒色クロメート被膜の上に、さらにクロメー
ト被膜、アルカリ珪酸塩被膜、樹脂被膜が施されるので
、耐指紋性、被膜密着性、白錆発生までの耐食性につい
ても優れている。
るので下記に示す有用な効果を奏する。■ 従来のA
gイオン含有タイプの黒色クロメート処理と比較して短
時間すなわち数秒〜数10秒でZn−Ni合金めっき表
面に安定した、外観的に高級感のある黒色被膜を形成す
ることができる。■ 従来の硝酸水溶液によるZn−
Ni合金の黒色化成被膜と比較して、赤錆発生までの耐
食性に優れた黒色クロメート被膜を形成することができ
る。■ 黒色クロメート被膜の上に、さらにクロメー
ト被膜、アルカリ珪酸塩被膜、樹脂被膜が施されるので
、耐指紋性、被膜密着性、白錆発生までの耐食性につい
ても優れている。
【図1】CrO3 の濃度と被膜の黒色度(L値)との
関係を示すグラフ
関係を示すグラフ
【図2】NO3 − の濃度と被膜の黒色度(L値)と
の関係を示すグラフ
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【図3】SO4 2−の濃度と被膜の黒色度(L値)と
の関係を示すグラフ
の関係を示すグラフ
【図4】水溶液のpHの値と被膜の黒色度(L値)との
関係を示すグラフ
関係を示すグラフ
【図5】水溶液浸漬処理時間と被膜の黒色度(L値)と
の関係を示すグラフ
の関係を示すグラフ
【表1】
【表1】
Claims (9)
- 【請求項1】 鋼板の少なくとも一方の表面上に形成
された、Ni:10〜15wt% 、残部:Zn か
らなる、上層としてのZn−Ni 合金めっき層と、
CrO3 換算で30〜250g/l の量のCr6+
イオンと、10〜100g/l の量のNO3 − イ
オンと、そして、10〜150g/l の量のSO4
2−イオンとを含有し、pHが1.0 以下であるクロ
メート浴による化学的処理によって、前記Zn−Ni
合金めっき被膜の表面上に形成された、黒色クロメート
被膜とからなることを特徴とする黒色クロメート処理鋼
板。 - 【請求項2】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
1〜1000mg/ m2 の量のクロメート被膜が形
成されている、請求項1に記載の黒色クロメート処理鋼
板。 - 【請求項3】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
0.1 〜3μm の厚さの、有機高分子樹脂被膜また
はアルカリ珪酸塩被膜が形成されている、請求項1に記
載の黒色クロメート処理鋼板。 - 【請求項4】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
1〜1000mg/ m2 の量のクロメート被膜が形
成され、そして、前記クロメート被膜の表面上に、0.
1 〜3 μm の厚さの有機高分子樹脂被膜またはア
ルカリ珪酸塩被膜が形成されている、請求項1に記載の
黒色クロメート処理鋼板。 - 【請求項5】 その少なくとも一方の表面上に、上層
として、Ni:10 〜15wt%、残部:Zn から
なるZn−Ni 合金めっき被膜が形成された鋼板に対
し、 CrO3 換算で30〜250g/l の量のC
r6+イオンと、10〜100g/lの量のNO3 −
イオンと、そして、10〜150g/l の量のSO
4 2−イオンとを含有し、pHが1.0 以下である
クロメート浴によって化学的処理を施すことにより、前
記Zn−Ni 合金めっき被膜の表面上に、黒色クロメ
ート被膜を形成することを特徴とする、黒色クロメート
処理鋼板の製造方法。 - 【請求項6】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
クロム付着量として、1〜1000mg/ m2 の量
のクロメート被膜を形成する、請求項5に記載のクロメ
ート処理鋼板の製造方法。 - 【請求項7】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
0.1 〜3μm の厚さの、有機高分子樹脂被膜また
はアルカリ珪酸塩被膜を形成する、請求項5に記載のク
ロメート処理鋼板の製造方法。 - 【請求項8】 前記黒色クロメート被膜の表面上に、
1〜1000mg/ m2 の量のクロメート被膜を形
成し、次いで、前記クロメート被膜の表面上に0.1
〜3 μm の厚さの有機高分子樹脂被膜またはアルカ
リ珪酸塩被膜を形成する、請求項5に記載のクロメート
処理鋼板の製造方法。 - 【請求項9】 前記Zn−N合金めっき被膜が形成さ
れた鋼板に対する前記化学的処理を、前記クロメート浴
への浸漬処理によって行う、請求項5から8の何れか1
つに記載のクロメート処理鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41673590A JPH04232280A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 黒色クロメート処理鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP41673590A JPH04232280A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 黒色クロメート処理鋼板およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04232280A true JPH04232280A (ja) | 1992-08-20 |
Family
ID=18524934
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP41673590A Pending JPH04232280A (ja) | 1990-12-28 | 1990-12-28 | 黒色クロメート処理鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04232280A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5735972A (en) * | 1996-05-23 | 1998-04-07 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Black chromate-treatment solution for Zn-Ni alloy plated film |
-
1990
- 1990-12-28 JP JP41673590A patent/JPH04232280A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5735972A (en) * | 1996-05-23 | 1998-04-07 | Dipsol Chemicals Co., Ltd. | Black chromate-treatment solution for Zn-Ni alloy plated film |
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