JPH04235178A - 2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤 - Google Patents

2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体およびこれらを有効成分とする除草剤

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JPH04235178A
JPH04235178A JP14200691A JP14200691A JPH04235178A JP H04235178 A JPH04235178 A JP H04235178A JP 14200691 A JP14200691 A JP 14200691A JP 14200691 A JP14200691 A JP 14200691A JP H04235178 A JPH04235178 A JP H04235178A
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冨谷 完治
Fumiaki Koizumi
文明 小泉
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保 浅野
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幸宏 吉川
Masami Oyamada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は新規な2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン誘導体及びこれらを有効成分とする除草剤
に関する。 【0002】 【従来技術】2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−オー
ル類のアルキルスルホネート誘導体が除草活性を有する
ことは、特公昭55−45523号公報、特開昭53−
98936号公報等に記載されている。しかしながら、
これらの公報記載の化合物の用途は畑作用除草剤であり
、水稲用除草剤としての試験例の記述はない。 【0003】そこで、本発明者らが水田でこれらの公報
記載化合物を試験評価した結果、水田に於ける最も重要
な雑草の一つであるノビエに対する除草活性が不十分で
ある上に、作物である水稲に対し重大な薬害を与えると
いう致命的な欠点を有していた。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、2,3
−ジヒドロベンゾフラン系化合物の除草活性について種
々検討した結果、先行技術の化合物は水田に於ける最も
重要な雑草の一つであるノビエに対する除草活性が不十
分である上に、作物である水稲に対し重大な薬害を与え
るという致命的な欠点を有していた。 【0005】従って、本発明は畑に適用できることはも
とより、水稲に薬害を与えず除草活性の優れた水田にも
適用できる化合物を見出すことを課題とする。 【0006】すなわち、本発明は水稲に対して安全であ
る一方、ノビエ、タマガヤツリ、コナギ、キカシグサ等
の一年生雑草並びにホタルイ、ミズガヤツリ、クログワ
イ、マツバイ、ウリカワ等の多年生雑草に対して強い除
草活性を示し、水稲用の除草剤として優れた性能を有す
る化合物を見出すことを課題とする。 【0007】また、土壌処理または茎葉処理により、メ
ヒシバ、ハコベ、タデ、イヌビユ、コメガヤツリ、スベ
リヒユ、ノボロギク、シロザ、ハマスゲ、ヒルガオ、ツ
メクサ、ヤエムグラ、スズメノテッポウ、スズメノカタ
ビラ、ナズナ、エノコログサ等にも有効であり、水稲用
除草剤として有効であるのみならず、畑作用除草剤その
他の非農耕地用除草剤としても有効である化合物を見出
すことを課題とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく2,3−ジヒドロベンゾフラン系化合物の
除草活性について種々検討した結果、水稲用除草剤とし
て有効であるのみならず、畑作用除草剤その他の非農耕
地用除草剤としても有効である化合物群を見出し、本発
明を完成した。 【0009】すなわち本発明は、一般式(I)(化10
) 【0010】 【化10】 〔式中、R1は水素原子、メチル基またはハロゲン原子
を表わし、R2は水素原子、またはメチル基を表わす。 R3は低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級
アルキル基、メチル基またはメトキシ基またはハロゲン
原子で置換されたフェニル基、ベンジル基、ハロゲン原
子で置換されたベンジル基または一般式(II)(化1
1)【0011】 【化11】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基、フェ
ニル基、ベンジル基、ハロゲン原子で置換されたベンジ
ル基またはペンタメチレン基を表わす)を表わす。〕で
表わされる2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体および
これを有効成分として含有することを特徴とする除草剤
に関する。 【0012】ここでいう低級アルキル基とは、メチル基
、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル基、n
−ブチル基、iso−ブチル基、tert−ブチル基等
をいい、ハロゲン原子で置換された低級アルキル基とは
、例えばクロロメチル基、トリフルオロメチル基、ペン
タフルオロエチル基等をいう。 【0013】次に本発明化合物の製造法について述べる
。 【0014】一般式(I)の本発明化合物の一部は、ジ
ャーナル  オブ  オルガニックケミストリー( J
. Org. Chem.) 33巻3346頁(19
68年)、特公昭55−45523号公報、アメリカ特
許3184457号公報等に記載の公知の方法又はそれ
に準ずる方法で製造できる場合もあるが、以下に述べる
ように一般にかなり困難を生じた。すなわち、イソブチ
ルアルデヒドとモルホリンから得られるエナミン体とベ
ンゾキノンまたはその誘導体とを反応して得られる一般
式(VI)の化合物を出発原料として以下に示す製造法
(i)(化12)により製造できる。 【0015】 【化12】 【0016】すなわち、一般式(VI)で示される化合
物は工程(a)によりベンゾキノンまたはその誘導体と
エナミン体から得られる。トルキノンを用いた場合は一
般的に6位にメチル基を有するものと7位にメチル基を
有するものの混合物として得られる。 【0017】一般式(VII)で示される化合物は工程
(b)により有機溶媒中で行われ、一般式(VI)で表
わされる化合物を、ベンゼン、トルエン、キシレン、ク
ロルベンゼン、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、メチルエ
チルケトン、アセトン等の不活性溶媒に溶解し、等量か
やや過剰のトリフルオロメタンスルホニルハライドまた
は無水トリフルオロメタンスルホン酸とトリエチルアミ
ン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基
または、粉末化した炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸水素カリウム等の無機炭酸塩または炭酸水素塩を加え
て反応を行なう。また、金属ナトリウム、水素化ナトリ
ウム等を用いて反応を行なうか、ピリジンを反応溶媒を
兼ねて用いることもできる。反応温度は−50℃から溶
媒の沸点まで可能であるが、好ましくは比較的低温域で
反応させる方が有利である。反応終了後は通常の後処理
を実施することにより目的化合物を精製することができ
る。 【0018】一般式(VIII) で示される化合物は
工程(c)により、通常、水溶媒中にて塩酸または硫酸
を触媒として用い加水分解することにより得られる。 【0019】一般式(XI)で示される化合物の1部は
、一般式(VIII)で示される化合物を塩素化して一
般式(IX)で示される化合物を得た後、引き続き工程
(e)にて、アンモニアまたは一級アミンによる置換反
応を行い、一般式(X)で示される化合物を得た後、さ
らに工程(f)でスルホニルクロリドまたはスルホン酸
無水物と反応させることにより得ることもできるが、下
記に述べるように一般にかなり困難を伴う。すなわた、
工程(d)では、一般式(VIII)で示される化合物
を、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ク
ロロホルム、アセトニトリル等の不活性溶媒または無溶
媒にて、当量以上の塩化チオニルを用い、触媒量のピリ
ジンまたはN,N−ジメチルホルムアミド存在下、室温
または必要に応じて加熱下に反応を行い、反応終了後は
通常の後処理を行うことに、目的物(IX)を得ること
ができるが、一般に(IX)は長期間安定ではない。工
程(e)では、一般式(IX)で示される化合物を、ア
ンモニア水中またはアンモニアを溶解したメタノール溶
液、或はベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチルエー
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチレン
、クロロホルム、アセトニトリル等の不活性溶媒中一級
アミンと常圧下または必要により加圧下で、室温または
加熱下に反応を行い、通常の後処理を行って一般式(X
)で示される化合物を得ることができる。しかしながら
、この方法は副生物を生成し易く、一般に収率がかなり
低い。更に一般式(XI)で示される化合物は、工程(
f)により、一般式(X)で示される化合物をベンゼン
、トルエン、キシレン、ジエチルエーテル、ジオキサン
、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、クロロホルム、
アセトニトリル、酢酸エチル、n−ヘキサン等の不活性
溶媒中、当量がやや過剰のスルホニルハライドまたはス
ルホン酸無水物とトリエチルアミン、ピリジン、N,N
−ジメチルアニリン等の有機塩基または炭酸カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機塩基の存
在下に、室温または必要に応じ氷冷下または加熱下で反
応を行い、通常の後処理を行うことにより得られるが、
一般に収率は低く、更にスルホニルクロリドまたはスル
ホン酸無水物の種類によっては、目的物(XI)が全く
得られない場合がある。 【0020】以上のような欠点を克服する目的で、本発
明者らは(VIII)から(XI)を合成する一般的製
造法について検討した結果、下記製造法(ii)(化1
3)で示すルートを見出した。 【0021】 【化13】 【0022】すなわち、(VIII)をアセテート化し
て(XII)を得た後、一般式(V)(化14)【00
23】 【化14】R2NHSO2R3           
          (V)(式中、R2、R3は前記
の意味を表わす)で表されるスルホンアミドと反応させ
ることにより(XI)を高純度、高収率で得る製造法を
見出した。 【0024】すなちわ、一般式(XII)で示される化
合物は、工程(g)により一般式(VIII)で示され
る化合物を、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジエチル
エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、塩化メチ
レン、クロロホルム、アセトニトリル、n−ヘキサン等
の不活性溶媒に溶解し、当量かやや過剰の対応する酢酸
クロリドまたは無水酢酸とトリエチルアミン、ピリジン
、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基または炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の無機
塩を加え、室温または必要に応じ氷冷下または加熱下で
反応を行い、通常の後処理を行うことにより好収率で得
ることができる。 【0025】一般式(XI)で示される化合物は工程(
h)により、一般式(XII)で示される化合物と一般
式(V)で示されるスルホンアミド類を、アセトニトリ
ル、二硫化炭素、塩化メチレン、クロロホルム、ニトロ
ベンゼン、n−ヘキサン等の不活性溶媒に溶解し、塩化
アルミニウム、臭化アルミニウム、ヨウ化アルミニウム
、塩化亜塩(II)、臭化亜塩(II)、CF3SO2
OSiMe3、 BF3・O(C2H5)2等のルイス
酸触媒を加え、室温または必要に応じ氷冷下または加熱
下で反応を行い、通常の後処理を行うことにより好収率
で得ることができる。 【0026】以上述べた一般式(VI)、(VII)、
(VIII)、(IX)、(X)、(XI)、(XII
)に示した化合物は、R1がメチル基の場合には、6位
にメチル基を有するものと7位にメチル基を有するもの
の混合物であるが、任意の工程で各混合物より再結晶又
はシリカゲルカラムクロマトグラフィー等の分離手段に
より所望する7位メチル体を得て、最終的に目的とする
一般式(I)で表わされる化合物に導くことができる。 【0027】特公昭55−45523号公報および特開
昭53−98936号公報には、2,3−ジヒドロベン
ゾフラン骨格を有し、5−位がハロゲン置換アルキルス
ルホネートという意味では本発明化合物と比較的類似し
ていると考えられるクロロメタンスルホネート体および
3−クロロプロパンスルホネート体の開示があるが、本
発明化合物のごときトリフルオロメタンスルホネート体
の開示は全くない。これらの公知の塩素原子置換アルキ
ルスルホネート体は、該公報の試験例から対応する無置
換アルキルスルホネート体と比較して除草活性ならびに
その他の優位性を見出すことはできない。 【0028】また上記公報中には、2,3−ジヒドロベ
ンゾフラン骨格における2位に水酸基、低級アルキルカ
ルボニルオキシ基、またはモルホリノ基等を含むジアル
キルアミノ基を有する化合物の開示はあるが、本発明化
合物のごときスルホニルアミノ基およびアミノスルホニ
ルアミノ基を有する化合物の開示は全くない。 【0029】以上のように、2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン骨格において、5位がトリフルオロメタンスルホネ
ート体でかつ2位がスルホニルアミノ基およびアミノス
ルホニルアミノ基である本発明化合物は全く新規化合物
である。 【0030】また、公知の類似の化合物と比較して、除
草活性が大幅に向上すると同時に、水稲に対する安全性
も比較にならないほど向上した。従って、同じ2,3−
ジヒドロベンゾフラン骨格でありながら、公知の類似化
合物と本発明化合物は全くその性格が異なり、当業者と
いえども容易に類推することはできない。 【0031】本発明に係わる一般式(I)で表わされる
化合物は、水稲に対して極めて安全である一方、ノビエ
、タマガヤツリ、コナギ、キカシグサ等の一年生雑草並
びにホタルイ、ミズガヤツリ、クログワイ、マツバイ、
ウリカワ等の多年生雑草に対して強い除草活性を示し、
水稲様の除草剤として優れた性能を有する。また、土壌
処理または茎葉処理により、メヒシバ、ハコベ、タデ、
イヌビユ、コゴメカヤツリ、スベリヒユ、ノボロギク、
シロザ、ハマスゲ、ヒルガオ、ツメクサ、ヤエムグラ、
スズメノテッポウ、スズメノカタビラ、ナズナ、エノコ
ログサ等にも有効であり、水稲用除草剤として有効であ
るのみならず、畑作用除草剤その他の非農耕地用除草剤
としても有効である。 【0032】本発明に係わる一般式(I)で表わされる
化合物は、処理する植物に対して原体をそのまま使用し
ても良いが、一般には不活性な液体または固体と混合し
、通常用いられる製剤形態、たとえば粉剤、粒剤、水和
剤、乳剤、フロアブル製剤等に調製して使用される。 さらに製剤上必要ならば補助剤を添加することもできる
。 【0033】担体としては、通常農園芸用薬剤に使用さ
れるものであるならば固体または液体のいずれでも使用
でき、特定の物に限定されるものではない。例えば固体
担体としては、クレー、タルク、ベントナイト、炭酸カ
ルシウム、ケイソウ土、ホワイトカーボン等の如き鉱物
質粉末、大豆粉、デンプンの如き植物性粉末、石油樹脂
、ポリビニルアルコール、ポリアルキレングリコール等
の如き高分子化合物、尿素、ワックス類等が挙げられる
。また液体担体としては各種オイル類、各種有機溶媒類
、水等が挙げられる。 【0034】補助剤としては、通常農園芸用薬剤に使用
される界面活性剤、結合剤、安定剤等を必要に応じて単
独または組合せて使用できる。さらに場合によっては防
菌防黴のために工業用殺菌剤、防菌防黴剤を添加するこ
ともできる。 【0035】界面活性剤としては、非イオン性、陰イオ
ン性、陽イオン性及び両イオン性のものを適宜使用でき
る。好ましい例としては、アルキルフェノール、高級ア
ルコール、アルキルナフトール、高級脂肪酸、脂肪酸エ
ステル、ジアルキルリン酸アミン等にエチレンオキシド
とプロピレンオキシドを重合させたもの、アルキル硫酸
エステル塩(ラウリル硫酸ナトリウム等)、アルキルス
ルホン酸塩(2−エチルヘキセンスルホン酸ナトリウム
等)、アリールスルホン酸塩(リグニンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等)が
挙げられる。 【0036】本発明に係わる除草剤における一般式(I
)で表さわれる化合物の含有量は、製剤形態によって異
なるが、通常粉剤では1〜20重量%、水和剤では20
〜60重量%、粒剤では1〜30重量%、乳剤では1〜
50重量%、フロアブル製剤では10〜50重量%、ド
ライフロアブル製剤では20〜60重量%である。補助
剤の含有量は0〜80重量%であり、担体の含有量は、
100重量%から有効成分化合物及び補助剤の含有量を
差し引いた量である。 【0037】本発明に係わる除草剤は、湛水土壌処理、
土壌処理、土壌混層処理、茎葉散布処理等あらゆる処理
法に於いて有効であり、施用量としては0.01Kg〜
10Kg/haの広い範囲で使用可能であるが、標準的
には0.1Kg〜5Kg/haの広い範囲での使用が好
ましい。 【0038】本発明に除草剤は、他の除草剤の一種また
は二種以上、殺虫剤、植物生長調節剤等の如き農薬、土
壌改良剤または肥効性物質と混合使用可能であるのはも
ちろんのこと、これらとの混合製剤とすることも可能で
あり、場合によっては相乗効果も期待できる。この場合
、他の除草剤との混合物として用いることが特に有利で
ある。 【0039】他の除草剤としては、例えばフェノキシ酢
酸系除草剤、安息香酸系除草剤、塩素化カルボン酸系除
草剤、カーバメート系除草剤、尿素系除草剤、スルホニ
ル尿素系除草剤、酸アミド系除草剤、複素環系除草剤(
トリアジン系除草剤、ダイアジン系除草剤)、フェノー
ル系除草剤、ジフェニルエーテル系除草剤、ジピリジニ
ウム系除草剤、ジニトロアニリン系除草剤、有機リン酸
エステル系除草剤、含リンアミノ酸系除草剤、イミダゾ
リジノン系除草剤、ピリジン系除草剤、キノリン系除草
剤、スルホンアミド系除草剤、シクロヘキサノン系除草
剤、その他の有機除草剤、および無機除草剤等が挙げら
れる。 【0040】 【実施例】次に本発明を実施例等によって更に詳細に説
明する。 参考例1 2−アミノ−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ
−3,3,7−トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフ
ラン(比較化合物C)の製造 (1)5−ヒドロキシ−2−モルホリノ−3,3,7−
トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフランの製造1)
エナミンの製造 15.8gのイソブチルアルデヒドと50mlのトルエ
ン溶液に、攪拌下9.6gのモルホリンを加えた。この
混合物を生成する水を連続的に分離除去しながら3時間
加熱還流させエナミンを調製した。 【0041】(2)5−ヒドロキシ−2−モルホリノ−
3,3,7−トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラ
ンの製造 2−メチル−1,4−ベンゾキノン12.2gを15m
lのトルエンに懸濁させたものの中に、前記の方法で得
たエナミン溶液の全量を徐々に加え、30分間還流下に
加熱かきまぜを行った。反応終了後、反応溶液からトル
エンを留去して得られた残渣を、少量のエーテル及びヘ
キサンでスラッジングした後、固形物を濾別し、少量の
トルエンで洗浄後乾燥を行い、目的物とその位置異性体
である5−ヒドロキシ−2−モルホリノ−3,3,7−
トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフランの混合物を
得た。これを2回のシリカゲルクロマトグラフィー(展
開溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=8:2及びクロロ
ホルム:メタノール=40:1)にて精製し、目的とす
る5−ヒドロキシ−2−モルホリノ−3,3,7−トリ
メチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン11.9gを得
た(収率45%)。 【0042】(3)2−モルホリノ−5−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2
,3−ジヒドロベンゾフランの製造 前記の方法で得た5−ヒドロキシ−2−モルホリノ−3
,3,7−トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン
7.0gをアセトニトリル60mlに溶解しトリエチル
アミン5mlを加えた。これに氷冷下トリフロオロメタ
ンスルホニルクロライド3.1mlを徐々に滴下し、引
き続き30℃で4時間攪拌を行い反応を終了した。反応
液を放冷後、不溶物を濾去し溶媒を減圧下に留去して得
られる残渣を酢酸エチルに再溶解した後、水洗、乾燥を
行い、次いで溶媒を減圧下に留去し油状の粗製物を得た
。この粗製物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=9:1)にて精製し、
油状の2−モルホリノ−5−トリフルオロメタンスルホ
ニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン8.4gを得た(収率80%)。 【0043】(4)2−ヒドロキシ−5−トリフルオロ
メタンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2
,3−ジヒドロベンゾフランの製造 前記の方法で得た2−モルホリノ−トリフルオロメタン
スルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3−
ジヒドロベンゾフラン5.5gを35%塩酸4.5ml
および水11mlに懸濁させ、90℃で10分間激しく
かき混ぜながら反応した。反応終了後放冷し、油状物を
エーテルで抽出し、水洗、乾燥の後溶媒を留去して得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=8:2)で精製して
油状の2−ヒドロキシ−5−トリフロオロメタンスルホ
ニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン4.1gを得た(収率91%)。 【0044】(5)2−クロロ−5−トリフロオロメタ
ンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3
−ジヒドロベンゾフランの製造 前記の方法で得た2−ヒドロキシ−5−トリフロオロメ
タンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,
3−ジヒドロベンゾフラン1.6gをジクロルメタン1
0mlに溶解し、ピリジン0.5mlを加えた後、氷冷
下チオニルクロライド0.4mlを滴下装入した。引き
続き20℃以下にて3時間攪拌を行った後、反応液を水
中に排出した。分液して得られたジクロルメタン層を重
曹水で洗い、さらに水洗、乾燥後、溶媒を留去した。得
られた粗製物をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=19:1)にて精製し
、油状の2−クロロ−5−トリフロオロメタンスルホニ
ルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3−ジヒドロ
ベンゾフラン1.4gを得た(収率82%)。 【0045】(6)2−アミノ−5−トリフロオロメタ
ンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,3
−ジヒドロベンゾフランの製造 前記の方法で製造した2−クロロ−5−トリフロオロメ
タンスルホニルオキシ−3,3,7−トリメチル−2,
3−ジヒドロベンゾフラン3.4gをアセトン10ml
に溶解した後、28%アンモニア水50mlを加え、ド
ライアイスとアセトンで冷却したコンデンサーを用いて
、還流下に5時間加熱攪拌して反応を終了した。 【0046】反応液を冷却し、遊離する油状物を酢酸エ
チルにて抽出を行い充分に水洗、乾燥を行った後、減圧
下に溶媒を留去し油状の残渣を得た。得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;n−ヘ
キサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、2−アミノ−
5−トリフロオロメタンスルホニルオキシ−3,3,7
−トリメチル−2,3−ジヒドロベンゾフラン0.38
gを結晶として得た(収率26%)。 〔融点〕      60〜62℃ 〔NMRスペクトル〕 (CHCl3)  δ:1.16(3H,s)、1.3
4(3H,s)、1.55(2H,s)、2.20(3
H,s)、5.16(1H,t,J=9.4Hz)、6
.79(1H,d,J=2.5Hz)、6.84(1H
,d,J=2.5Hz)【0047】参考例2 2−アミノ−3,3−ジメチル−5−トリフロオロメタ
ンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフランの
製造 2−メチル−1,4−ベンゾキノンの代わりにベンゾキ
ノンを用いる以外は、ほぼ参考例1に準ずる方法で2−
アミノ−3,3−ジメチル−5−トリフロオロメタンス
ルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフランを得た
。 〔融点〕      134〜136℃〔NMRスペク
トル〕 (CHCl3)  δ:1.18(3H,s)、1.3
6(3H,s)、2.25(2H,s)、5.19(1
H,s)、6.72(1H,d,J=9.0Hz)、6
.9 〜7.1(2H,m) 【0048】実施例1 3,3,7−トリメチル−2−(ジメチルアミノスルホ
ニルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(化合物番号1)の
製造(製造法(i)) 前記参考例1の方法で得た2−アミノ−3,3,7−ト
リメチル−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−
2,3−ジヒドロベンゾフラン1.00gとトリエチル
アミン0.47gをジクロロメタン10mlに溶解攪拌
し、窒素雰囲気下、氷冷しながらジメチルスルファモイ
ルクロリド0.55gを加え、その後室温で24時間攪
拌した。氷水に排出した後、ジクロロメタンで抽出した
有機層を希塩酸、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留
去した得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(展開溶媒;n−ヘキサン:酢酸エチル=3:
1(容量比))で精製し、3,3,7−トリメチル−2
−(ジメチルアミノスルホニルアミノ)−5−トリフル
オロメタンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾ
フラン0.07gを白色結晶として得た(収率5%)。 〔融点〕      149.6〜150.4℃〔 ’
H−NMRスペクトル〕( CDCl3)δ:1.25
(3H,s)、1.40(3H,s)、2.23(3H
,s)、2.93(6H,s)、5.30(1H,d,
J=12.0Hz) 、5.48(1H,d,J=12
.0Hz) 、6.82(1H,d,J=2.2Hz)
、6.90(1H,d,J=2.2Hz)【0049】
実施例2 3,3,7−トリメチル−2−(ジメチルアミノスルホ
ニルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(化合物番号1)の
製造(製造法(ii)) 3,3,7−トリメチル−2−アセトキシ−5−トリフ
ルオロメタンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベン
ゾフラン1.17g、N,N−ジメチルスルファモイル
アミド0.74gを無水アセトニトリル10mlに溶解
攪拌し、窒素雰囲気下、三フッ化ホウ素ジエチルエーテ
ル錯体1mlを加え、その後、室温で2時間攪拌した。 少量の炭酸カリウムを加えて攪拌した後、濾過して減圧
下溶媒を留去して得られた残渣をジクロロメタンで希釈
し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄中和した。有
機層は更に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去して得られた粗生成物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;n
−ヘキサン:酢酸エチル=3:1(容量比))で精製し
、3,3,7−トリメチル−2−(ジメチルアミノスル
ホニルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオ
キシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン1.06gを白色
結晶として得た(収率77%)。 【0050】実施例3 3,3,7−トリメチル−2−(N,N,N’−トリメ
チルアミノスルホニルアミノ)−5−トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(
化合物番号2)の製造(製造法(i))窒素雰囲気下メ
チルアミン40%メタノール溶液50mlを攪拌し、氷
冷下前記参考例1の方法で得た2−クロロ−3,3,7
−トリメチル−5−トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフラン1.52gをテトラ
ヒドロフラン10mlに溶解した溶液を滴下し15分間
攪拌した後、室温で1時間攪拌した。その後、減圧下溶
媒を留去して得られた残渣をジクロロメタンに溶解して
、セライトを敷いて減圧濾過を行った。 更に減圧下溶媒を留去して得られた残渣をジクロロメタ
ン15mlに溶解し、トリエチルアミン0.67gを加
えて攪拌し、氷冷下ジメチルスルファモイルクロリド0
.79gを滴下後、室温で12時間攪拌した。実施例1
と同様の後処理を行い、目的とする3,3,7−トリメ
チル−2−(N,N,N’−トリメチルアミノスルホニ
ルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ
−2,3−ジヒドロベンゾフラン0.14gを淡黄色油
状物として得た(収率7%)。 〔 ’H−NMRスペクトル〕( CDCl3)δ:1
.34(3H,s)、1.40(3H,s)、2.26
(3H,s)、2.53(3H,s)、2.92(6H
,s)、5.97(1H,s)、6.82(1H,d,
J=2.2Hz)、6.91(1H,d,J=2.2H
z) 【0051】実施例4 3,3,7−トリメチル−2−(N,N,N’−トリメ
チルアミノスルホニルアミノ)−5−トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(
化合物番号2)の製造(製造法(ii))3,3,7−
トリメチル−2−アセトキシ−5−トリフルオロメタン
スルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン0.
60g、N,N,N’−トリメチルスルファミルジアミ
ド0.45gを無水アセトニトリル10mlに溶解攪拌
し、窒素雰囲気下、三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯
体0.6mlを加え、その後、室温で2時間攪拌した。 実施例2と同様の後処理を行い、目的とする3,3,7
−トリメチル−2−(N,N,N’−トリメチルアミノ
スルホニルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニ
ルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン0.65gを
淡黄色油状物として得た(収率89%)。 【0052】実施例5〜10(化合物番号3〜8)(製
造法(ii)) 実施例2と同様の方法により化合物3〜8を合成した。 各化合物及びそれらの物性値を第1表(表1)、(表2
)に記載する。 【0053】 【表1】 【0054】 【表2】 【0055】実施例113,3,7−トリメチル−2−
(フェニルスルホニルアミノ)−5−トリフルオロメタ
ンスルホニルオキシ−2,3−ジヒドロベンゾフラン(
化合物番号9)の製造(製造法(i))前記参考例1の
方法で得た2−アミノ−3,3,7−トリメチル−5−
トリフルオロメタンスルホニルオキシ−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン1.00gとトリエチルアミン0.47
gをジクロロメタン10mlに溶解攪拌し、窒素雰囲気
下、氷冷しながらベンゼンスルホニルクロリド0.65
gを加え、その後室温で12時間攪拌した。氷水に排出
した後、ジクロロメタンで抽出した有機層を希塩酸、水
、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去した得られた粗生
成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
;n−ヘキサン:酢酸エチル=5:1(容量比))で精
製し、3,3,7−トリメチル−2−(フェニルスルホ
ニルアミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキ
シ−2,3−ジヒドロベンゾフラン0.11gを無色粉
末状結晶として得た(収率8%)。 〔融点〕      126.2〜128.4℃〔 ’
H−NMRスペクトル〕( CDCl3)δ:1.24
(3H,s)、1.36(3H,s)、1.83(3H
,s)、5.48(1H,d,J=1.7Hz)、5.
64(1H,d,J=1.7Hz)、6.77(1H,
d,J=2.2Hz)、6.79(1H,d,J=2.
2Hz)、7.5−7.7(m,3H) 、7.9−8
.0(m,2H) 【0056】実施例12 3,3,7−トリメチル−2−(フェニルスルホニルア
ミノ)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−2
,3−ジヒドロベンゾフラン(化合物番号9)の製造(
製造法(ii))3,3,7−トリメチル−2−アセト
キシ−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−2,
3−ジヒドロベンゾフラン1.50g、ベンゼンスルホ
ンアミド1.28gを無水アセトニトリル20mlに溶
解攪拌し、窒素雰囲気下、三フッ化ホウ素ジエチルエー
テル錯体1.5mlを加え、その後、室温で2時間攪拌
した。実施例2と同様の後処理を行い、目的とする3,
3,7−トリメチル−2−(フェニルスルホニルアミノ
)−5−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−2,3
−ジヒドロベンゾフラン1.45gを白色粉末状結晶と
して得た(収率77%  )。 【0057】実施例13〜22(化合物番号10〜19
) 実施例12と同様の方法により合成した。各化合物及び
それらの物性値を第2表(表3)、(表4)、(表5)
に記載する。 【0058】 【表3】 【0059】 【表4】 【0060】 【表5】 【0061】〔製剤例および試験例〕次に本発明に係わ
る除草剤の製剤及び除草活性試験例を示す。 【0062】製剤例1  (水和剤) 本発明化合物(1):20重量部、ネオペレックス(商
品名、花王アトラス製):2重量部、ノイゲンEA80
(商品名、三洋化成製):2重量部、カープレックス(
商品名、シオノギ製薬製):5重量部およびジークライ
ト(商品名、国峰鉱業製):71重量部をよく粉砕混合
して水和剤を得た。 【0063】製剤例2  (水和剤) 本発明化合物(5):40重量部、ホワイトカーボン:
5重量部、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテ
ル硫酸アンモニウム塩:4重量部、リグニンスルホン酸
ナトリウム:2重量部及びケイソウ土:49重量部をよ
く粉砕混合して水和剤を得た。 【0064】製剤例3  (粉剤) 本発明化合物(2):3重量部、エマルゲン910(商
品名、花王製):0.5重量部および信陽クレー(商品
名、浅田製粉製):96.5重量部をよく混合粉砕して
粉剤を得た。 【0065】製剤例4  (粒剤) 微粉砕した本発明化合物(11):3重量部、ネオペレ
ックス:2重量部、サンエキスp252(商品名、三陽
国策パルプ製):2重量部、三立ベント(商品名、三立
鉱業製):70重量部および三立タルク(商品名、三立
鉱業製):23重量部をよく混合した後、適当量の水を
加えて湿潤させ、次に小型射出成形機で押し出し造粒し
た。これを30〜60℃で風乾し解砕した後、整粒機で
0.3〜2mmに整粒して粒剤を得た。 【0066】製剤例5  (乳剤) 本発明化合物(11):10重量部、ソルポール800
A(商品名、東邦化学製):10重量部及びo−キシレ
ン:80重量部を混合溶解して乳剤を得た。 【0067】試験例1  湛水土壌処理試験(発生前処
理) 1/5000アールワグネルポットに土壌を詰め、タイ
ヌビエ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリの種子、ま
たは塊茎を播種して湛水状態とした。これに予め育苗し
ておいた水稲苗(2〜3葉期)2本を1株とし、その2
株を移植して温室内で生育させた。1日後(雑草発生前
に)、供試化合物の所定量を前記製剤例4に記載した方
法に準じて調製した粒剤を用いて処理し、30日後に雑
草の発生状況及び水稲に対する薬害状況を観察調査した
。その結果を第3表(表6)、(表7)、(表8)、(
表9)、(表10)に示した。表中、被検植物の被害程
度及び作物に対する薬害程度は、植物の生育状態の無処
理の場合と比較して以下の基準で表示した。 【0068】         ─────────────────
───────          表  示  対無
処理区風乾重比で示した生育立(%)        
    5        0  〜    5   
   (枯  死)                
  4        6  〜  10      
(甚  害)                  3
      11  〜  40      (中  
害)                  2    
  41  〜  70      (小  害)  
                1      71
  〜  90      (僅少害)       
           0      91  〜10
0      (無  害)            
  ───────────────────────
─【0069】なお、比較化合物A、B、C、Dは下記
の化合物(化15)を表わす。(試験例2〜3も同様)
【0070】 【化15】 【0071】 【表6】 【0072】 【表7】 【0073】 【表8】 【0074】 【表9】 【0075】 【表10】 【0076】試験例2  湛水土壌処理試験(生育期処
理)1/5000アールワグネルポットに土壌を詰め、
タイヌビエ、ホタルイ、マツバイ、ミズガヤツリの種子
、または塊茎を播種して湛水状態とした。これに予め育
苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)2本を1株とし、そ
の2株を移植して温室内で生育させた。ヒエが2葉にな
った時に、供試化合物の所定量を前記製剤例4に記載し
た方法に準じて調製した粒剤を用いて処理し、30日後
に雑草の発生状況及び水稲に対する薬害状況を観察調査
した。その結果を第4表(表11)、(表12)、(表
13)、(表14)、(表15)に示した。 【0077】表中、被検植物の被害程度及び作物に対す
る薬害程度は、試験例1と同様に表示した。 【0078】 【表11】 【0079】 【表12】 【0080】 【表13】 【0081】 【表14】 【0082】 【表15】 【0083】試験例3  薬害試験1/5000アール
ワグネルポットに土壌を詰め、温室内で湛水状態とし、
これに予め育苗しておいた水稲苗(2〜3葉期)3本を
移植し、7日後に供試化合物の所定量を前記製剤例4に
記載した方法に準じて調製した粒剤を用いて処理した。 処理後10日間は0.5cm/日の漏水を与え、以後は
無漏水に管理した。30日後に水稲の生育状況を観察調
査した。その結果を第5表(表16)、(表17)に示
した。 【0084】表中、水稲の生育状況は草丈、茎数及び風
乾重を測定し無処理区と比較して%で表示した。 【0085】 【表16】 【0086】 【表17】 【0087】以上、表3〜5に示すとおり、化合物A、
B及びDに比較して本発明化合物は殺草効果が高いのに
も拘わらず、水稲に対する薬害は極めて小さいか、殆ど
無く水稲に対して安全に使用できる。また、化合物Cに
比べても選択性が大幅に向上している。 【0088】 【発明の効果】本発明化合物は、前述の文献既知の公知
化合物に比して水稲に対する薬害が大幅に軽減されてい
るにも拘わらず、除草剤としての殺草作用は高く、特に
タイヌビエ、ミズガヤツリ、ホタルイ等の重要雑草に対
して高い殺草効果を示すという特徴を有している。即ち
、本発明化合物は水稲用除草剤としての適用性が高く、
本発明は極めて有用な除草剤を提供するものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I)(化1)【化1】 〔式中、R1は水素原子、メチル基またはハロゲン原子
    を表わし、R2は水素原子、またはメチル基を表わす。 R3は低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級
    アルキル基、メチル基またはメトキシ基またはハロゲン
    原子で置換されたフェニル基、ベンジル基、ハロゲン原
    子で置換されたベンジル基または一般式(II)(化2
    )【化2】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基、フェ
    ニル基、ベンジル基、ハロゲン原子で置換されたベンジ
    ル基またはペンタメチレン基を表わす)を表わす。〕で
    表わされる2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体。
  2. 【請求項2】  一般式(I)(化3)【化3】 〔式中、R1は水素原子、メチル基またはハロゲン原子
    を表わし、R2は水素原子、またはメチル基を表わす。 R3は低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級
    アルキル基、メチル基またはメトキシ基またはハロゲン
    原子で置換されたフェニル基、ベンジル基、ハロゲン原
    子で置換されたベンジル基または一般式(II)(化4
    )【化4】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基、フェ
    ニル基、ベンジル基、ハロゲン原子で置換されたベンジ
    ル基またはペンタメチレン基を表わす)を表わす。〕で
    表わされる2,3−ジヒドロベンゾフラン誘導体を有効
    成分として含有することを特徴とする除草剤。
  3. 【請求項3】  一般式(I)(化5)【化5】 〔式中、R1は水素原子、メチル基またはハロゲン原子
    を表わし、R2は水素原子、またはメチル基を表わす。 R3は低級アルキル基、ハロゲン原子で置換された低級
    アルキル基、メチル基またはメトキシ基またはハロゲン
    原子で置換されたフェニル基、ベンジル基、ハロゲン原
    子で置換されたベンジル基または一般式(II)(化6
    )【化6】 (式中、R4、R5は水素原子、低級アルキル基、フェ
    ニル基、ベンジル基、ハロゲン原子で置換されたベンジ
    ル基またはペンタメチレン基を表わす)を表わす。〕で
    表わされる化合物を製造するにあたり、一般式(III
    )(化7) 【化7】 (式中、R1は前記の意味を表わす)で表わされる化合
    物を一般式(IV)(化8) 【化8】 (式中、R1は前記の意味を表わす)で表わされるアセ
    テートに変換した後、一般式(V)(化9)【化9】R
    2NHSO2R3                 
        (V)(式中、R2、R3は前記の意味を表わ
    す)で表されるスルホンアミドと反応させることを特徴
    とする一般式(I)で表わされる化合物の製造方法。
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