JPH0424126A - 電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフ - Google Patents
電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフInfo
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- JPH0424126A JPH0424126A JP12838990A JP12838990A JPH0424126A JP H0424126 A JPH0424126 A JP H0424126A JP 12838990 A JP12838990 A JP 12838990A JP 12838990 A JP12838990 A JP 12838990A JP H0424126 A JPH0424126 A JP H0424126A
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- differential
- vehicle
- acceleration
- sensor
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- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフに
関する。
関する。
(従来の技術及び解決すべき課題)
車両のブレーキ操作の過程において車輪がロックするこ
とを防止する安全機構としてアンチスキッドブレーキ装
置(以下単にrABs」という)がある。これは、車輪
速センサにより車輪のロックを検出し、その検出信号に
より電子制御装置のコンピュータが油圧を制御し、一定
の力でブレーキペダルを踏み込んでも、ブレーキを数回
に分けて踏み込むポンピングブレーキと同じ操作を自動
的に行なうように構成された装置である。この装置には
後輪に働くものと四輪夫々に働くものとがある。
とを防止する安全機構としてアンチスキッドブレーキ装
置(以下単にrABs」という)がある。これは、車輪
速センサにより車輪のロックを検出し、その検出信号に
より電子制御装置のコンピュータが油圧を制御し、一定
の力でブレーキペダルを踏み込んでも、ブレーキを数回
に分けて踏み込むポンピングブレーキと同じ操作を自動
的に行なうように構成された装置である。この装置には
後輪に働くものと四輪夫々に働くものとがある。
ところで、一般に車両は、旋回時に加速していくと外側
にふくらむ(走行車線よりも外側に出ていく)ようなス
テリングの傾向にあるアンダステアとされている。これ
は、車両の旋回加速時に、遠心力により旋回外側の前、
後輪の接地荷重が増加する一方、旋回内側の接地荷重が
減少し、この状態において前側が旋回外側にふくらむ(
ドリフトアウト)ことによるものである。
にふくらむ(走行車線よりも外側に出ていく)ようなス
テリングの傾向にあるアンダステアとされている。これ
は、車両の旋回加速時に、遠心力により旋回外側の前、
後輪の接地荷重が増加する一方、旋回内側の接地荷重が
減少し、この状態において前側が旋回外側にふくらむ(
ドリフトアウト)ことによるものである。
特に、四輪駆動車は、二輪駆動車に比べて前記ドリフト
アウトの傾向が著しく、旋回加速時における車両の挙動
がスムーズに変化しないという問題がある。
アウトの傾向が著しく、旋回加速時における車両の挙動
がスムーズに変化しないという問題がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、四輪駆動車
の旋回加速時にリヤディファレンシャル(以下単に「リ
ヤデフ」という)の差動制限トルクを大きくして当該車
両の重心位置口りに車両旋回方向へ車体を回転させるよ
うなモーメントを発生させてドリフトアウトを減少させ
、車両の挙動をスムーズに変化させるようにした電子制
御式差動制限装置を備えたリヤデフを提供することを目
的とする。
の旋回加速時にリヤディファレンシャル(以下単に「リ
ヤデフ」という)の差動制限トルクを大きくして当該車
両の重心位置口りに車両旋回方向へ車体を回転させるよ
うなモーメントを発生させてドリフトアウトを減少させ
、車両の挙動をスムーズに変化させるようにした電子制
御式差動制限装置を備えたリヤデフを提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために本発明によれば、四輪駆動車
のリヤデフの左右輪の駆動軸間に介在され、左右両輪の
回転数差に応じた圧を立てる油圧ポンプと、該油圧ポン
プの吐出口と吸入口との間の油路に介在されオリフィス
の開口面積を制御可能な制御機構とを有し、前記リヤデ
フの差動を制限する差動制限トルクを可変可能な差動制
限装置と、前記制御機構を駆動して前記オリフィスの開
口面積を制御するアクチュエータと、車両のブレーキの
作動を検出するブレーキセンサと、車速を検出する車速
センサと、左右の後輪の車輪速を夫々検出する車輪速セ
ンサと、前記車両の変速段を検出する変速段センサと、
前記車両の前後方向及び前後の横方向の各加速度を夫々
検出する加速度センサと、前記各センサからの信号を取
り込んで前記アクチュエータを駆動し、車速か所定車速
以上で変速段が低速又は後進以外の位置にあり、左右輪
の回転数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加
速度が所定値よりも大きく前横方向加速度が後横方向加
速度よりも大きい時に、前記オリフィスの開口面積を小
さくして前記差動制限トルクを大きくするように制御す
る電子制御装置とを備えた構成としたものである。
のリヤデフの左右輪の駆動軸間に介在され、左右両輪の
回転数差に応じた圧を立てる油圧ポンプと、該油圧ポン
プの吐出口と吸入口との間の油路に介在されオリフィス
の開口面積を制御可能な制御機構とを有し、前記リヤデ
フの差動を制限する差動制限トルクを可変可能な差動制
限装置と、前記制御機構を駆動して前記オリフィスの開
口面積を制御するアクチュエータと、車両のブレーキの
作動を検出するブレーキセンサと、車速を検出する車速
センサと、左右の後輪の車輪速を夫々検出する車輪速セ
ンサと、前記車両の変速段を検出する変速段センサと、
前記車両の前後方向及び前後の横方向の各加速度を夫々
検出する加速度センサと、前記各センサからの信号を取
り込んで前記アクチュエータを駆動し、車速か所定車速
以上で変速段が低速又は後進以外の位置にあり、左右輪
の回転数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加
速度が所定値よりも大きく前横方向加速度が後横方向加
速度よりも大きい時に、前記オリフィスの開口面積を小
さくして前記差動制限トルクを大きくするように制御す
る電子制御装置とを備えた構成としたものである。
(作用)
電子制御装置は、各センサからの信号を取り込み、ブレ
ーキ(ABS)が解除状態にあり、車速か所定車速以上
で変速段が低速又は後退以外の位置にあり、左右輪の回
転数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加速度
が所定値よりも大きく、前横方向加速度が後横方向加速
度よりも大きい時にはドリフトアウトの状態にあると判
断し、前記オリフィスの開口面積を小さくして前記リヤ
デフに付加する差動制限トルクを大きくする。また、差
動制限装置は円滑に作動し、これに伴い差動制限トルク
の変化が円滑となる。この結果、旋回加速時におけるド
リフトアウトが軽減され、車両の挙動がスムーズに変化
する。
ーキ(ABS)が解除状態にあり、車速か所定車速以上
で変速段が低速又は後退以外の位置にあり、左右輪の回
転数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加速度
が所定値よりも大きく、前横方向加速度が後横方向加速
度よりも大きい時にはドリフトアウトの状態にあると判
断し、前記オリフィスの開口面積を小さくして前記リヤ
デフに付加する差動制限トルクを大きくする。また、差
動制限装置は円滑に作動し、これに伴い差動制限トルク
の変化が円滑となる。この結果、旋回加速時におけるド
リフトアウトが軽減され、車両の挙動がスムーズに変化
する。
(実施例)
以下本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明に係る差動制限装置(HCU:Hydr
aulic Coupling Llnit)をフロ
ント及びリヤのデフに装備した四輪駆動車のリヤデフを
示し、リヤデフlは、ディファレンシャルケース(以下
、単に「ケース」という)2にリングギヤ(減速大歯車
)3が嵌合装着され、これらのケース2及びリングギヤ
3は、カバー4と一体にボルト5により固定されている
。そして、ケース2には差動装置6と、差動制限装置7
及び当該差動制限装置7のトルク特性を制御する制御機
構8とが収納されている。
aulic Coupling Llnit)をフロ
ント及びリヤのデフに装備した四輪駆動車のリヤデフを
示し、リヤデフlは、ディファレンシャルケース(以下
、単に「ケース」という)2にリングギヤ(減速大歯車
)3が嵌合装着され、これらのケース2及びリングギヤ
3は、カバー4と一体にボルト5により固定されている
。そして、ケース2には差動装置6と、差動制限装置7
及び当該差動制限装置7のトルク特性を制御する制御機
構8とが収納されている。
差動装置6は、両端がケース2に固定されたシャフト1
0に回転可能に軸支された2個のディファレンシャルピ
ニオン(以下、単に「ピニオン」という)11.11と
、これらのピニオン11、】1に噛合するディファレン
シャルサイドギヤ(以下、単に「サイドギヤ」という)
12.13とにより構成されており、各サイドギヤ1
2.13の軸孔には夫々出力軸14.15の各一端がス
プライン嵌合により結合されている。そして、一方の出
力軸14は、例えば、車両の後輪右側の駆動軸とされ、
他方の出力軸15の他端には左側の駆動軸16の一端が
スプライン嵌合により結合されている。
0に回転可能に軸支された2個のディファレンシャルピ
ニオン(以下、単に「ピニオン」という)11.11と
、これらのピニオン11、】1に噛合するディファレン
シャルサイドギヤ(以下、単に「サイドギヤ」という)
12.13とにより構成されており、各サイドギヤ1
2.13の軸孔には夫々出力軸14.15の各一端がス
プライン嵌合により結合されている。そして、一方の出
力軸14は、例えば、車両の後輪右側の駆動軸とされ、
他方の出力軸15の他端には左側の駆動軸16の一端が
スプライン嵌合により結合されている。
差動制限装置7は、油圧ポンプ例えば、ベーンポンプに
より構成(以下「ベーンポンプ7」という)されており
、カムリング20及び該カムリング200両端を閉塞す
る端板21.22は、カバー4にボルト9により一体的
に共締固定されている。カムリング20は、第2図に示
すように内周面にポンプ室(カム部)20aが周方向に
等間隔で、且つ軸方向に沿って複数例えば、3室形成さ
れている。
より構成(以下「ベーンポンプ7」という)されており
、カムリング20及び該カムリング200両端を閉塞す
る端板21.22は、カバー4にボルト9により一体的
に共締固定されている。カムリング20は、第2図に示
すように内周面にポンプ室(カム部)20aが周方向に
等間隔で、且つ軸方向に沿って複数例えば、3室形成さ
れている。
一方の端板21の内面には第3図に示すようにカムリン
グ20の各ポンプ室20aと対応して円弧状の溝21a
が設けられており、これらの溝21aの周方向の両端に
は第2図に示すように吸入吐出口21b121cが設け
られている。端板21の周面には吸入吐出口21bと対
応する位置に半径方向に通路21dが穿設されており、
吸入吐出口21bと連通されている。この通路21dは
、更に中央付近の閉塞端において通路21eを介してロ
ータ23の一端面に形成された環状溝23cに臨んで開
口している。そして、この通路21d内には2個のチエ
ツクバルブ24.25が図示のように配設されている。
グ20の各ポンプ室20aと対応して円弧状の溝21a
が設けられており、これらの溝21aの周方向の両端に
は第2図に示すように吸入吐出口21b121cが設け
られている。端板21の周面には吸入吐出口21bと対
応する位置に半径方向に通路21dが穿設されており、
吸入吐出口21bと連通されている。この通路21dは
、更に中央付近の閉塞端において通路21eを介してロ
ータ23の一端面に形成された環状溝23cに臨んで開
口している。そして、この通路21d内には2個のチエ
ツクバルブ24.25が図示のように配設されている。
一方のチエツクバルブ24は、通路21dの周面開口端
即ち、後述する当該ベーンポンプ7とケース2との間に
形成されるオイルタンク35からポンプ室20aの方向
にのみ作動油の流れを許容し、他方のチエツクバルブ2
5は、ポンプ室20aからロータ23の環状溝23cの
方向にのみ作動油の流れを許容するようになっている。
即ち、後述する当該ベーンポンプ7とケース2との間に
形成されるオイルタンク35からポンプ室20aの方向
にのみ作動油の流れを許容し、他方のチエツクバルブ2
5は、ポンプ室20aからロータ23の環状溝23cの
方向にのみ作動油の流れを許容するようになっている。
吸入吐出口21cも第6図に示すように吸入吐出口21
bと同様に構成されている。他の各ポンプ室20aの各
吸入吐出口21b 、 21cも同様に構成されている
。このようにして各ポンプ室20aの各吸入吐出口21
b 、21cは、夫々各別にチエツクバルブ24.24
゛(第5図、第6図)を介してオイルタンク35に、チ
エツクバルブ25.25゛ を介してロータ23の環状
溝23cに連通可能とされている。
bと同様に構成されている。他の各ポンプ室20aの各
吸入吐出口21b 、 21cも同様に構成されている
。このようにして各ポンプ室20aの各吸入吐出口21
b 、21cは、夫々各別にチエツクバルブ24.24
゛(第5図、第6図)を介してオイルタンク35に、チ
エツクバルブ25.25゛ を介してロータ23の環状
溝23cに連通可能とされている。
他方の端板22の軸孔の内面には第4図に示すように周
方向に環状溝22aが設けられており、当該環状溝22
aは、通路22bを介して当該端板22の内面且つロー
タ23の他端面の環状溝23dに連通されている。この
通路22bは、周方向に沿って適宜の間隔で複数穿設さ
れている。
方向に環状溝22aが設けられており、当該環状溝22
aは、通路22bを介して当該端板22の内面且つロー
タ23の他端面の環状溝23dに連通されている。この
通路22bは、周方向に沿って適宜の間隔で複数穿設さ
れている。
ロータ23は、軸孔に前記出力軸15が貫通され、且つ
スプライン結合されており当該出力軸15と一体に回転
可能とされている。このロータ23の外周面には、周方
向に所定の間隔で半径方向外方に放射状をなし、且つ軸
方向に沿って複数例えば、10個のスリット23aが形
成されており、各スリット23aの底部23bの両端は
、当該ロータ23の両端面に形成された環状溝23c
、23dに連通されている。
スプライン結合されており当該出力軸15と一体に回転
可能とされている。このロータ23の外周面には、周方
向に所定の間隔で半径方向外方に放射状をなし、且つ軸
方向に沿って複数例えば、10個のスリット23aが形
成されており、各スリット23aの底部23bの両端は
、当該ロータ23の両端面に形成された環状溝23c
、23dに連通されている。
そして、これらの各スリット23aにはベーン26が人
出自在に嵌挿されている。各ベーン26は、後述するよ
うにロータ23の一端面の環状溝23cから各溝23a
の底部23bに圧油が導入されると押し出され、その先
端面がカムリング20の内周面に液密に圧接する。
出自在に嵌挿されている。各ベーン26は、後述するよ
うにロータ23の一端面の環状溝23cから各溝23a
の底部23bに圧油が導入されると押し出され、その先
端面がカムリング20の内周面に液密に圧接する。
一方の端板21は、軸孔が穿設されているボスの外周部
をオイルシール27を介してケース2に内嵌され、軸孔
はオイルシール28を介して出力軸15に相対回転可能
に外嵌されている。そして、ケース2、カバー4及び各
オイルシール27.28とベーンポンプ7のハウジング
との間に形成される空間35が当該ベーンポンプのオイ
ルタンクとされ、作動油が充満されている。そして、他
方の端板22の環状溝22aは、ロータ23の環状溝2
3dとオイルタンク35とを連通ずる環状のオリフィス
(以下「オリフィス22a」 という)とされる。
をオイルシール27を介してケース2に内嵌され、軸孔
はオイルシール28を介して出力軸15に相対回転可能
に外嵌されている。そして、ケース2、カバー4及び各
オイルシール27.28とベーンポンプ7のハウジング
との間に形成される空間35が当該ベーンポンプのオイ
ルタンクとされ、作動油が充満されている。そして、他
方の端板22の環状溝22aは、ロータ23の環状溝2
3dとオイルタンク35とを連通ずる環状のオリフィス
(以下「オリフィス22a」 という)とされる。
制御機構8は、第1図、第3図及び第4図に示すように
円筒状をなしており、−側がカバー4の軸孔4aと出力
軸15との間の環状溝内に嵌合されている。この制御機
構8は、カバー4の軸孔4aに対して軸方向に摺動可能
に液密に嵌挿されている。
円筒状をなしており、−側がカバー4の軸孔4aと出力
軸15との間の環状溝内に嵌合されている。この制御機
構8は、カバー4の軸孔4aに対して軸方向に摺動可能
に液密に嵌挿されている。
更に、当該制御機構8の先端8aは、外径がテーパ状に
縮径され、且つベーンポンプ7の端板22の軸孔22c
に軸方向に摺動可能に嵌挿され、出力軸15に対しては
相対回転可能にシールを介して液密に外嵌されている。
縮径され、且つベーンポンプ7の端板22の軸孔22c
に軸方向に摺動可能に嵌挿され、出力軸15に対しては
相対回転可能にシールを介して液密に外嵌されている。
また、制御機構8の先端8a近傍の端板22の外側位置
には、孔8bが周方向に沿って適宜の間隔で複数穿設さ
れている。そして、端板22と制御機構8のランド8C
との間にはスプリング30が縮設されており、制御機構
8の先端8aがオリフィス22aを開口させる方向に偏
倚力を付与している。
には、孔8bが周方向に沿って適宜の間隔で複数穿設さ
れている。そして、端板22と制御機構8のランド8C
との間にはスプリング30が縮設されており、制御機構
8の先端8aがオリフィス22aを開口させる方向に偏
倚力を付与している。
制御機構8は、第1図に示すように他端8dにスリーブ
31が外嵌固定されており、当該スリーブ31は、アク
チュエータ50に連結されている。アクチュエータ50
は、例えば、電磁式のアクチュエータで、電子制御装置
51から供給される駆動電流により制御されて制御機構
8を軸方向に駆動する。そして、制御機構8は、軸方向
の移動位置に応じて先端8aにより端板22のオリフィ
ス22aの開口面積を全開状態から全閉状態まで連続的
に可変させる。
31が外嵌固定されており、当該スリーブ31は、アク
チュエータ50に連結されている。アクチュエータ50
は、例えば、電磁式のアクチュエータで、電子制御装置
51から供給される駆動電流により制御されて制御機構
8を軸方向に駆動する。そして、制御機構8は、軸方向
の移動位置に応じて先端8aにより端板22のオリフィ
ス22aの開口面積を全開状態から全閉状態まで連続的
に可変させる。
即ち、制御機構8は、アクチュエータ50のソレノイド
が消勢されている時にはスプリング30のばね力により
図中左方向に移動してオリフィス22aを全開し、付勢
された時にはスプリング30のばね力に抗して駆動され
オリフィス22aを閉塞する。そして、この制御機構8
のストローク即ち、オリフィス22bの開口面積は、前
記アクチュエータ50に供給される駆動電流により制御
される。
が消勢されている時にはスプリング30のばね力により
図中左方向に移動してオリフィス22aを全開し、付勢
された時にはスプリング30のばね力に抗して駆動され
オリフィス22aを閉塞する。そして、この制御機構8
のストローク即ち、オリフィス22bの開口面積は、前
記アクチュエータ50に供給される駆動電流により制御
される。
ブレーキセンサ52は、例えば、フットブレーキペダル
(図示せず)に連動して設けられたリミットスイッチで
、当該ブレーキペダルが踏み込まれるとスイッチオン、
踏み込みが解除されるとスイッチオフとなる。車速セン
サ53は、車速を検出して対応する車速信号を出力する
。変速段センサ54は、当該車両の変速装置(図示せず
)の変速段、即ち、手動変速装置(M/T)を備えた車
両においては前進1段(I ST)と後進(R)位置を
、自動変速装置(A/T)を備えた車両においてはLと
R位置とを検出して信号を出力する。尚、本実施例の車
両は、手動変速装置を装備しているものとする。
(図示せず)に連動して設けられたリミットスイッチで
、当該ブレーキペダルが踏み込まれるとスイッチオン、
踏み込みが解除されるとスイッチオフとなる。車速セン
サ53は、車速を検出して対応する車速信号を出力する
。変速段センサ54は、当該車両の変速装置(図示せず
)の変速段、即ち、手動変速装置(M/T)を備えた車
両においては前進1段(I ST)と後進(R)位置を
、自動変速装置(A/T)を備えた車両においてはLと
R位置とを検出して信号を出力する。尚、本実施例の車
両は、手動変速装置を装備しているものとする。
車輪速センサ55は、車両の左右の後輪の速度を夫々検
出して対応する車輪速信号を出力する。また、舵角セン
サ56は、当該車両のステアリングシャフト(図示せず
)に設けられており、ステアリング舵角を検出して対応
する舵角信号を出力する。
出して対応する車輪速信号を出力する。また、舵角セン
サ56は、当該車両のステアリングシャフト(図示せず
)に設けられており、ステアリング舵角を検出して対応
する舵角信号を出力する。
尚、車速センサ53は、当該車両に既に設けられている
車速センサからの信号を使用すればよい。また、車輪速
センサ55は、ABS装備の車両には設けられており、
従って、これらの車輪速センサからの信号を使用すれば
よい。
車速センサからの信号を使用すればよい。また、車輪速
センサ55は、ABS装備の車両には設けられており、
従って、これらの車輪速センサからの信号を使用すれば
よい。
加速度センサ57は、車両の例えば、中央に配設されて
おり、当該車両の前後方向の加速度を検出して対応する
加速度信号を出力する。この加速度センサ57により、
当該車両が加速度が小さい状態で走行している(定常走
行)か、或いは加速状態にあるかを検出する。
おり、当該車両の前後方向の加速度を検出して対応する
加速度信号を出力する。この加速度センサ57により、
当該車両が加速度が小さい状態で走行している(定常走
行)か、或いは加速状態にあるかを検出する。
加速度センサ58.59は、当該車両の前、後側の横方
向の加速度を検出するためのもので、当該車両の前、後
部中央に配設されている。加速度センサ(前横Gセンサ
)58は、当該車両の前側の横方向の加速度を検出して
対応する加速度信号を、加速度センサ(後横Gセンサ)
59は、当該車両の後側の横方向の加速度を検出して対
応する加速度信号を出力する。
向の加速度を検出するためのもので、当該車両の前、後
部中央に配設されている。加速度センサ(前横Gセンサ
)58は、当該車両の前側の横方向の加速度を検出して
対応する加速度信号を、加速度センサ(後横Gセンサ)
59は、当該車両の後側の横方向の加速度を検出して対
応する加速度信号を出力する。
電子制御装置51は、前記ブレーキセンサ52、車速セ
ンサ53、変速段センサ54、車輪速センサ55、舵角
センサ56及び加速度センサ57〜59からの各信号を
入力してアクチュエータ50を駆動し、リヤデフ1の制
御機構8を制御する。
ンサ53、変速段センサ54、車輪速センサ55、舵角
センサ56及び加速度センサ57〜59からの各信号を
入力してアクチュエータ50を駆動し、リヤデフ1の制
御機構8を制御する。
このリヤデフ1は、第1図に示すようにディファレンシ
ャルキャリア40に収納され、ベアリング41.42を
介して回転可能に支持される。また、制御機構8は、当
該ディファレンシャルキャリア40にシール44を介し
て相対回転可能に軸支される。
ャルキャリア40に収納され、ベアリング41.42を
介して回転可能に支持される。また、制御機構8は、当
該ディファレンシャルキャリア40にシール44を介し
て相対回転可能に軸支される。
また、リングギヤ3は、ディファレンシャルキャリア4
0に軸支されたドライブシャフト(入力軸)の先端に固
定されたドライブピニオン(共に図示せず)と噛合する
。
0に軸支されたドライブシャフト(入力軸)の先端に固
定されたドライブピニオン(共に図示せず)と噛合する
。
以下に作用を説明する。
先ず、リヤデフ1の作動について説明する。
第1図において、車両の左右輪の回転数差が0即ち、出
力軸15.14の回転数差が0のときには、差動装置6
は作動せず、ベーンポンプ7は、カムリング20とロー
タ23との回転数差が0となり、当該ベーンポンプ7は
作動しない。
力軸15.14の回転数差が0のときには、差動装置6
は作動せず、ベーンポンプ7は、カムリング20とロー
タ23との回転数差が0となり、当該ベーンポンプ7は
作動しない。
いま、第2図に矢印で示すように左側め車輪速が右側の
車輪速よりも速くなると、左側の出力軸15の回転速度
が右側の出力軸14の回転速度よりも速くなり、差動装
置6が作動する。これに伴いベーンポンプ7は、カムリ
ング20に対してロータ23の回転数が速くなり、両者
間に回転数差が発生してポンプとして機能する。即ち、
ロータ23の回転に伴いカムリング20の各ポンプ室2
0a内にあるベーン26が、これらの各ポンプ室2Oa
内の作動油を圧縮し、ベーン26の回転方向に対して前
側の室が高圧に、後側の室が低圧となる。尚、以下説明
の便宜上第2図に示すベーンポンプ7の下側の1のポン
プ室20aについてその作動を説明する。
車輪速よりも速くなると、左側の出力軸15の回転速度
が右側の出力軸14の回転速度よりも速くなり、差動装
置6が作動する。これに伴いベーンポンプ7は、カムリ
ング20に対してロータ23の回転数が速くなり、両者
間に回転数差が発生してポンプとして機能する。即ち、
ロータ23の回転に伴いカムリング20の各ポンプ室2
0a内にあるベーン26が、これらの各ポンプ室2Oa
内の作動油を圧縮し、ベーン26の回転方向に対して前
側の室が高圧に、後側の室が低圧となる。尚、以下説明
の便宜上第2図に示すベーンポンプ7の下側の1のポン
プ室20aについてその作動を説明する。
第2図のポンプ室20aのベーン26の回転方向に対し
て前側の室20a°の作動油は、圧縮されて第5図に矢
印で示すように吸入吐出口21bから吐出され、チエツ
クバルブ24.25に流れ込み、一方のチエツクバルブ
24を閉弁すると共に他方のチエツクバルブ25を開弁
する。そして、前側の室20a′から吐出された圧油は
、チエツクバルブ25、通路21eを経てロータ23の
一端面の環状溝23C(第3図)に至り、当該環状溝2
3cから各スリット23aの底部23bに流入し、各ベ
ーン26の基端面を押圧して先端面をカムリング20の
内周面に圧接させる。
て前側の室20a°の作動油は、圧縮されて第5図に矢
印で示すように吸入吐出口21bから吐出され、チエツ
クバルブ24.25に流れ込み、一方のチエツクバルブ
24を閉弁すると共に他方のチエツクバルブ25を開弁
する。そして、前側の室20a′から吐出された圧油は
、チエツクバルブ25、通路21eを経てロータ23の
一端面の環状溝23C(第3図)に至り、当該環状溝2
3cから各スリット23aの底部23bに流入し、各ベ
ーン26の基端面を押圧して先端面をカムリング20の
内周面に圧接させる。
また、当該環状溝23c内の圧油は、第6図に黒矢印で
示すようにポンプ室20aの後側の室20a”に連通ず
る吸入吐出口21cの通路21gに流入してチエツクバ
ルブ25′ を閉弁する。これによりポンプ室20aの
前側の室20a°から吐出された圧油が、当該ポンプ室
20aの後側の室20a″及びオイルタンク35に流れ
ることが防止される。
示すようにポンプ室20aの後側の室20a”に連通ず
る吸入吐出口21cの通路21gに流入してチエツクバ
ルブ25′ を閉弁する。これによりポンプ室20aの
前側の室20a°から吐出された圧油が、当該ポンプ室
20aの後側の室20a″及びオイルタンク35に流れ
ることが防止される。
ロータ23の一端面の環状溝23cから各スリット23
aの底部23bに流入した前記圧油は、第4図に矢印で
示すように当該ロータ23の他端面の環状溝23dに至
り、端板22の通路22b1オリフィス22a1制御機
構8と出力軸15との間の環状空間36及び当該制御機
構8の番孔8bを経てオイルタンク35に流出する。こ
の圧油は、オリフィス22aを通過する際に抵抗を受け
、ロータ23の環状溝23dからオイルタンク35に流
出する流量が制限される。
aの底部23bに流入した前記圧油は、第4図に矢印で
示すように当該ロータ23の他端面の環状溝23dに至
り、端板22の通路22b1オリフィス22a1制御機
構8と出力軸15との間の環状空間36及び当該制御機
構8の番孔8bを経てオイルタンク35に流出する。こ
の圧油は、オリフィス22aを通過する際に抵抗を受け
、ロータ23の環状溝23dからオイルタンク35に流
出する流量が制限される。
一方、ポンプ室20aの後側の室20a”は低圧となり
、これに伴いオイルタンク35内の作動油が、第6図に
白矢印で示すように端板21の通路21fに流入してチ
エツクバルブ24“を開弁じ、吸入吐出口21cを経て
当該後側の室20a”に流入する。この後側の室20a
”内に流入した作動油は、ロータ23の回転に伴い次の
ベーン26により圧縮される。他の2のポンプ室20a
についても同様である。
、これに伴いオイルタンク35内の作動油が、第6図に
白矢印で示すように端板21の通路21fに流入してチ
エツクバルブ24“を開弁じ、吸入吐出口21cを経て
当該後側の室20a”に流入する。この後側の室20a
”内に流入した作動油は、ロータ23の回転に伴い次の
ベーン26により圧縮される。他の2のポンプ室20a
についても同様である。
このようにしてカムリング20とロータ23との間に回
転数差が発生すると、ポンプ室20aの前側の室20a
′が高圧に、後側の室20”が低圧となり、これら両室
間の圧力差に応じたトルクが出力軸14と15間の差動
即ち、差動装置6の差動を制限するように働く。そして
、このトルク特性は、端板22のオリフィス22aの開
口面積により決まり、このオリフィス22aの開口面積
は、制御機構8の軸方向への移動量(ストローク)によ
り決定される。従って、アクチュエータ50により制御
機構8の移動量を制御することにより前記トルク特性を
可変することができ、車両の運転条件に応じて差動装置
6の差動制限を強い状態から無い状態まで連続的に可変
させることが可能となる。
転数差が発生すると、ポンプ室20aの前側の室20a
′が高圧に、後側の室20”が低圧となり、これら両室
間の圧力差に応じたトルクが出力軸14と15間の差動
即ち、差動装置6の差動を制限するように働く。そして
、このトルク特性は、端板22のオリフィス22aの開
口面積により決まり、このオリフィス22aの開口面積
は、制御機構8の軸方向への移動量(ストローク)によ
り決定される。従って、アクチュエータ50により制御
機構8の移動量を制御することにより前記トルク特性を
可変することができ、車両の運転条件に応じて差動装置
6の差動制限を強い状態から無い状態まで連続的に可変
させることが可能となる。
前述と反対に、出力軸15の回転速度が出力軸14の回
転速度よりも遅くなった場合には、第2図に示すベーン
ポンプ7は、ロータ23がカムリング20に対して反時
計方向に回転することとなり、ポンプ室20aの室20
a”が高圧に、室20a゛が低圧となるだけで前述の場
合と全く同様に作動して差動装置6の差動を制限する。
転速度よりも遅くなった場合には、第2図に示すベーン
ポンプ7は、ロータ23がカムリング20に対して反時
計方向に回転することとなり、ポンプ室20aの室20
a”が高圧に、室20a゛が低圧となるだけで前述の場
合と全く同様に作動して差動装置6の差動を制限する。
これによりリヤデフ1の左右輪の差回転数−差動制限ト
ルクとの関係は第7図に示すように表され、回転数差に
応じて差動制限トルクを、最小値(MIN)〜最大値(
MAX)まで連続的に変化させることができる。
ルクとの関係は第7図に示すように表され、回転数差に
応じて差動制限トルクを、最小値(MIN)〜最大値(
MAX)まで連続的に変化させることができる。
尚、当該車両のフロントデフも前記リヤデフ1と同様の
差動制限装置を備えたものが装備されている。
差動制限装置を備えたものが装備されている。
次に、第8図に示すフローチャートを参照しつつ車両の
旋回加速走行時における前記リヤデフIの差動制限トル
クの制御について説明する。
旋回加速走行時における前記リヤデフIの差動制限トル
クの制御について説明する。
電子制御装置51は、キースイッチが投入されてエンジ
ンが始動するとスタートして初期化(ステップ1)され
、ブレーキセンサ52、車速センサ53、変速段センサ
54、車輪速センサ55、舵角センサ56及び車輪速セ
ンサ57からの各信号を読み込むと共に、当該読み込ん
だ信号の処理(ステップ2)を行ない、ブレーキ信号が
入力されているか否か(ABSが作動しているか否か)
を判別(ステップ3)する。電子制御装置51は、ステ
ップ3の判別答が肯定(YES)の時にはステップ4に
進み、アクチュエータ50への駆動電流を遮断してリヤ
デフ1の制御機構8(第1図)を、スプリング30(第
4図)のばね力により第1図中右方向に移動させ、オリ
フィス22aを全開する。この状態において、リヤデフ
1に付加される差動制限トルクは、最小値(MIN)
(第7図)となる。
ンが始動するとスタートして初期化(ステップ1)され
、ブレーキセンサ52、車速センサ53、変速段センサ
54、車輪速センサ55、舵角センサ56及び車輪速セ
ンサ57からの各信号を読み込むと共に、当該読み込ん
だ信号の処理(ステップ2)を行ない、ブレーキ信号が
入力されているか否か(ABSが作動しているか否か)
を判別(ステップ3)する。電子制御装置51は、ステ
ップ3の判別答が肯定(YES)の時にはステップ4に
進み、アクチュエータ50への駆動電流を遮断してリヤ
デフ1の制御機構8(第1図)を、スプリング30(第
4図)のばね力により第1図中右方向に移動させ、オリ
フィス22aを全開する。この状態において、リヤデフ
1に付加される差動制限トルクは、最小値(MIN)
(第7図)となる。
次いで、電子制御装置51は、当該車両のエンジンが停
止している(エンジンOFF )か否かを判別(ステッ
プ14)シ、その判別答が否定(NO)のときにはステ
ップ2に戻り、前記制御を繰り返して行ない、肯定(Y
ES)のとき、即ち、エンジンが停止(エンジン0FF
)したときには当該制御を終了する。
止している(エンジンOFF )か否かを判別(ステッ
プ14)シ、その判別答が否定(NO)のときにはステ
ップ2に戻り、前記制御を繰り返して行ない、肯定(Y
ES)のとき、即ち、エンジンが停止(エンジン0FF
)したときには当該制御を終了する。
電子制御装置51は、ステップ3の判別答が否定(NO
)のときには当該車両の実舵角が所定角例えば、20’
以上(≧200)であるか否かを判別(ステップ5)し
、その判別答が肯定(YES)のとき即ち、実舵角が2
O2以上のときには当該車両は旋回状態にあると判断し
、この時の車速Vが所定の車速例えば、30km/h以
上(V≧30 km/h )であるか否かを判別(ステ
ップ6)する。
)のときには当該車両の実舵角が所定角例えば、20’
以上(≧200)であるか否かを判別(ステップ5)し
、その判別答が肯定(YES)のとき即ち、実舵角が2
O2以上のときには当該車両は旋回状態にあると判断し
、この時の車速Vが所定の車速例えば、30km/h以
上(V≧30 km/h )であるか否かを判別(ステ
ップ6)する。
このステップ6の判別答が肯定(YES)のとき即ち、
車速か30km/h以上のときには、電子制御装置51
は、変速装置の変速段位置が前進1段(I ST)又は
後進(R)位置に有るか否かを判別(ステップ7)する
。このときには車速は既に前記30km/hを超えてお
り、変速装置は、前進3段又は4段の位置にあり、従っ
て、判別答は肯定(NO)となり、ステップ8に進む。
車速か30km/h以上のときには、電子制御装置51
は、変速装置の変速段位置が前進1段(I ST)又は
後進(R)位置に有るか否かを判別(ステップ7)する
。このときには車速は既に前記30km/hを超えてお
り、変速装置は、前進3段又は4段の位置にあり、従っ
て、判別答は肯定(NO)となり、ステップ8に進む。
次に、電子制御装置51は、このステップ8において後
輪の左右の車輪速の回転数差ΔNが、所定値例えば、1
00 rpmを超えているか否かぐΔN〉100 rp
m )を判別し、その判別答が否定(NO)のとき即ち
、後輪の左右の車輪速の回転数差が1100rp以下の
ときには当該車両の前後方向の加速度が所定値、例えば
、063Gを超えている(>0.3 G)か否かを判別
(ステップ9)する。
輪の左右の車輪速の回転数差ΔNが、所定値例えば、1
00 rpmを超えているか否かぐΔN〉100 rp
m )を判別し、その判別答が否定(NO)のとき即ち
、後輪の左右の車輪速の回転数差が1100rp以下の
ときには当該車両の前後方向の加速度が所定値、例えば
、063Gを超えている(>0.3 G)か否かを判別
(ステップ9)する。
電子制御装置51は、このステップ9の判別答が肯定(
YES)のとき即ち、当該車両に加わる加速度が0.3
Gよりも大きいときには加速状態にあるものと判断する
。即ち、この状態において車両は、車速か30km/h
で旋回加速状態にある。次に、電子制御装置51は、当
該車両の前側の横方向の加速度(前橋G)と後側の横方
向の加速度(後横G)とが等しい(前橋G=後横G)か
否かを判別(ステップ10) L、その判別答が肯定(
YES)のときには当該車両はドリフトアウトをしてい
ないものと判断しステップ11に進む。電子制御装置5
1は、ステップ11においてアクチュエータ50に駆動
電流を供給してリヤデフlの制御機構8をスプリング3
0のばね力に抗して第1図中右方向に所定距離移動させ
、オリフィス22aの開口面積を可変(ステップ11)
させて、リヤデフlの差動制限トルクを最小値と最大値
との間の所定の値(第7図)に制御する。
YES)のとき即ち、当該車両に加わる加速度が0.3
Gよりも大きいときには加速状態にあるものと判断する
。即ち、この状態において車両は、車速か30km/h
で旋回加速状態にある。次に、電子制御装置51は、当
該車両の前側の横方向の加速度(前橋G)と後側の横方
向の加速度(後横G)とが等しい(前橋G=後横G)か
否かを判別(ステップ10) L、その判別答が肯定(
YES)のときには当該車両はドリフトアウトをしてい
ないものと判断しステップ11に進む。電子制御装置5
1は、ステップ11においてアクチュエータ50に駆動
電流を供給してリヤデフlの制御機構8をスプリング3
0のばね力に抗して第1図中右方向に所定距離移動させ
、オリフィス22aの開口面積を可変(ステップ11)
させて、リヤデフlの差動制限トルクを最小値と最大値
との間の所定の値(第7図)に制御する。
尚、このときの差動制限トルクは、予め設定しても良く
、或いは加速度の大きさに応じて可変させるようにして
もよい。また、ステップ9の判別答が否定(NO)のと
き即ち、当該車両が加速しない状態で旋回している状態
のときにも、スップ11に進む。
、或いは加速度の大きさに応じて可変させるようにして
もよい。また、ステップ9の判別答が否定(NO)のと
き即ち、当該車両が加速しない状態で旋回している状態
のときにも、スップ11に進む。
電子制御装置51は、ステップ10の判別答が否定(N
O)のときには当該車両の前側の横方向の加速度が後側
の横方向の加速度よりも大きい(前橋G〉後横G)か否
かを判別(ステップ12)シ、その判別答が肯定(YE
S)のときには、当該車両が第9図の矢印A方向に旋回
加速走行しているときに矢印B方向にドリフトアウトし
ているものと判断する。
O)のときには当該車両の前側の横方向の加速度が後側
の横方向の加速度よりも大きい(前橋G〉後横G)か否
かを判別(ステップ12)シ、その判別答が肯定(YE
S)のときには、当該車両が第9図の矢印A方向に旋回
加速走行しているときに矢印B方向にドリフトアウトし
ているものと判断する。
この状態において車両は、第9図及び第10図に示すよ
うに遠心力により旋回外側の前、後輪(斜線で示す)の
接地荷重が増し、旋回内側の接地荷重が減少する。
うに遠心力により旋回外側の前、後輪(斜線で示す)の
接地荷重が増し、旋回内側の接地荷重が減少する。
電子制御装置51は、ステップ12の判別答が肯定(Y
ES)のときにはアクチュエータ50(第1図)に最大
の駆動電流を供給する。リヤデフ1の制御機構8は、ア
クチュエータ50に最大の駆動電流が供給されると、ス
プリング30(第4図)のばね力に抗して第1図中右方
向に駆動されオリフィス22aを閉塞する。これにより
リヤデフ1の差動制限トルクが最小値(MIN)又はこ
れよりも大きい値から最大値(MAX)に変化(ステッ
プ13)する。
ES)のときにはアクチュエータ50(第1図)に最大
の駆動電流を供給する。リヤデフ1の制御機構8は、ア
クチュエータ50に最大の駆動電流が供給されると、ス
プリング30(第4図)のばね力に抗して第1図中右方
向に駆動されオリフィス22aを閉塞する。これにより
リヤデフ1の差動制限トルクが最小値(MIN)又はこ
れよりも大きい値から最大値(MAX)に変化(ステッ
プ13)する。
このようにリヤデフ1に付加する差動制限トルクを最大
(MAX)とすることによりリヤスキッドが誘発され、
第9図に示すように当該車両の重心位置GAの回りに車
両の旋回方向へ車体を回転させようとする矢印方向のモ
ーメントMが発生してドリフトアウトを減少させる。
(MAX)とすることによりリヤスキッドが誘発され、
第9図に示すように当該車両の重心位置GAの回りに車
両の旋回方向へ車体を回転させようとする矢印方向のモ
ーメントMが発生してドリフトアウトを減少させる。
また、リヤデフ1に付加される差動制限トルクは、最大
値(MAX)まで変化する際、瞬間的に変化する摩擦式
多板クラッチに比べてに緩やかに変化する。これは、リ
ヤデフlのベーンポンプ7の油圧が立ってからオリフィ
ス22aを通過する時の差動油の抵抗による遅れに起因
するものである。この結果、リヤデフlは、円滑な差動
制限トルクが付加されることとなり、旋回加速時におけ
る車両の挙動はスムーズな変化となる。
値(MAX)まで変化する際、瞬間的に変化する摩擦式
多板クラッチに比べてに緩やかに変化する。これは、リ
ヤデフlのベーンポンプ7の油圧が立ってからオリフィ
ス22aを通過する時の差動油の抵抗による遅れに起因
するものである。この結果、リヤデフlは、円滑な差動
制限トルクが付加されることとなり、旋回加速時におけ
る車両の挙動はスムーズな変化となる。
電子制御装置51は、ステップ13においてリヤデフ1
に最大の差動制限トルクを付加した後ステップ14に進
み、その判別答が否定(NO)のときには前記制御を繰
り返して行ない、肯定(YES)のときには当該制御を
終了する。
に最大の差動制限トルクを付加した後ステップ14に進
み、その判別答が否定(NO)のときには前記制御を繰
り返して行ない、肯定(YES)のときには当該制御を
終了する。
ステップ12の判別答が否定(NO)のとき即ち、当該
車両がドリフトアウトをしていないときには電子制御装
置51は、リヤデフlの差動制限トルクを最小(ステッ
プ4)にしてステップ14に進む。
車両がドリフトアウトをしていないときには電子制御装
置51は、リヤデフlの差動制限トルクを最小(ステッ
プ4)にしてステップ14に進む。
また、電子制御装置51は、ステップ5の判別答が否定
(NO)のとき即ち、ステアリング舵角(実舵角)が2
0°よりも小さいとき、又はステップ6の判別答が否定
(NO)のとき即ち、当該車両の車速Vが30km/h
以下のとき、又はステップ7における判別答が肯定(Y
ES)のとき即ち、変速段が前進1段又は後進(R)の
位置にあるときにはステップ9に進む。
(NO)のとき即ち、ステアリング舵角(実舵角)が2
0°よりも小さいとき、又はステップ6の判別答が否定
(NO)のとき即ち、当該車両の車速Vが30km/h
以下のとき、又はステップ7における判別答が肯定(Y
ES)のとき即ち、変速段が前進1段又は後進(R)の
位置にあるときにはステップ9に進む。
また、電子制御装置51は、ステップ8の判別答が肯定
(YES)のとき即ち、後輪の左右の回転数差が110
0rpを超えた時には後輪の片側が過大空転をしたもの
と判断リヤデフlの差動制限トルクを最大(MAX)
(ステップ13)にして後輪の左右両輪をロック状態
にしてステップ14に進む。
(YES)のとき即ち、後輪の左右の回転数差が110
0rpを超えた時には後輪の片側が過大空転をしたもの
と判断リヤデフlの差動制限トルクを最大(MAX)
(ステップ13)にして後輪の左右両輪をロック状態
にしてステップ14に進む。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によれば、四輪駆動車のリヤ
デフの左右輪の駆動軸間に介在され、左右両輪の回転数
差に応じた圧を立てる油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐
出口と吸入口との間の油路に介在されオリフィスの開口
面積を制御可能な制御機構とを有し、前記リヤデフの差
動を制限する差動制限トルクを可変可能な差動制限装置
と、前記制御機構を駆動して前記オリフィスの開口面積
を制御するアクチュエータと、車両のブレーキの作動を
検出するブレーキセンサと、車速を検出する車速センサ
と、左右の後輪の車輪速を夫々検出する車輪速センサと
、前記車両の変速段を検出する変速段センサと、前記車
両の前後方向及び前後の横方向の各加速度を夫々検出す
る加速度センサと、前記各センサからの信号を取り込ん
で前記アクチュエータを駆動し車速か所定車速以上で変
速段が低速又は後進以外の位置にあり、後輪左右の回転
数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加速度が
所定値よりも大きく前横方向加速度が後横方向加速度よ
りも大きい時に、前記オリフィスの開口面積を小さくし
て前記差動制限トルクを大きくするように制御する電子
制御装置とを備えた構成としたことにより、四輪駆動車
の旋回加速時におけるドリフトアウトを減少させること
が可能となり、この結果、車両の旋回加速時の挙動を4
゜ スムーズに変化させることが可能となり、走行性能を向
上させることができるという効果がある。
デフの左右輪の駆動軸間に介在され、左右両輪の回転数
差に応じた圧を立てる油圧ポンプと、該油圧ポンプの吐
出口と吸入口との間の油路に介在されオリフィスの開口
面積を制御可能な制御機構とを有し、前記リヤデフの差
動を制限する差動制限トルクを可変可能な差動制限装置
と、前記制御機構を駆動して前記オリフィスの開口面積
を制御するアクチュエータと、車両のブレーキの作動を
検出するブレーキセンサと、車速を検出する車速センサ
と、左右の後輪の車輪速を夫々検出する車輪速センサと
、前記車両の変速段を検出する変速段センサと、前記車
両の前後方向及び前後の横方向の各加速度を夫々検出す
る加速度センサと、前記各センサからの信号を取り込ん
で前記アクチュエータを駆動し車速か所定車速以上で変
速段が低速又は後進以外の位置にあり、後輪左右の回転
数差が所定値以下で且つ当該車両の前後方向の加速度が
所定値よりも大きく前横方向加速度が後横方向加速度よ
りも大きい時に、前記オリフィスの開口面積を小さくし
て前記差動制限トルクを大きくするように制御する電子
制御装置とを備えた構成としたことにより、四輪駆動車
の旋回加速時におけるドリフトアウトを減少させること
が可能となり、この結果、車両の旋回加速時の挙動を4
゜ スムーズに変化させることが可能となり、走行性能を向
上させることができるという効果がある。
第1図は本発明に係る電子制御式差動制限装置を備えた
リヤデフの一実施例を示す断面図、第2図は第1図の矢
線■−■方向端面図、第3図は第1図の要部拡大図、第
4図は第1図のオリフィス近傍の要部拡大図、第5図及
び第6図は第1図のリヤデフの差動制限装置の作動を示
す図、第7図は第1図のリヤデフの差回転数と差動制限
トルクとの関係を示す特性図、第8図は第1図のリヤデ
フを装備した車両の走行時における当該リヤデフの差動
制限トルクの制御を示すフローチャート、第9図は旋回
加速時における車両のドリフトアウトの状態を示す図、
第10図は第9図の車両の後方から見た端面図である。 1・・・リヤデフ、2・・・ケース、3・・・リングギ
ヤ、4・・・カバー、6・・・差動装置、7・・・差動
制限装置、8・・・制御機構、14.15・・・出力軸
、20・・・カムリング、20a−・・ポンプ室、21
.22−・・端板、21b 、 21c −吸入吐出口
、22a・・・オリフィス、23・・・ロータ、24.
25・・・チエツクバルブ、26・・・ベーン、30・
・・スプリング、35・・・オイルタンク、31・・・
スリーブ、50・・・アクチュエータ、51・・・電子
制御装置、52・・・ブレーキセンサ、53・・・車速
センサ、54・・・変速段センサ、55・・・車輪速セ
ンサ、56・・・舵角センサ、57〜59・・・加速度
センサ。 出願人 三菱自動車工業株式会社 代理人 弁理士 長 門 侃 二 第4 図 第5図 第6図 フ1 第7図 第9図 第10図
リヤデフの一実施例を示す断面図、第2図は第1図の矢
線■−■方向端面図、第3図は第1図の要部拡大図、第
4図は第1図のオリフィス近傍の要部拡大図、第5図及
び第6図は第1図のリヤデフの差動制限装置の作動を示
す図、第7図は第1図のリヤデフの差回転数と差動制限
トルクとの関係を示す特性図、第8図は第1図のリヤデ
フを装備した車両の走行時における当該リヤデフの差動
制限トルクの制御を示すフローチャート、第9図は旋回
加速時における車両のドリフトアウトの状態を示す図、
第10図は第9図の車両の後方から見た端面図である。 1・・・リヤデフ、2・・・ケース、3・・・リングギ
ヤ、4・・・カバー、6・・・差動装置、7・・・差動
制限装置、8・・・制御機構、14.15・・・出力軸
、20・・・カムリング、20a−・・ポンプ室、21
.22−・・端板、21b 、 21c −吸入吐出口
、22a・・・オリフィス、23・・・ロータ、24.
25・・・チエツクバルブ、26・・・ベーン、30・
・・スプリング、35・・・オイルタンク、31・・・
スリーブ、50・・・アクチュエータ、51・・・電子
制御装置、52・・・ブレーキセンサ、53・・・車速
センサ、54・・・変速段センサ、55・・・車輪速セ
ンサ、56・・・舵角センサ、57〜59・・・加速度
センサ。 出願人 三菱自動車工業株式会社 代理人 弁理士 長 門 侃 二 第4 図 第5図 第6図 フ1 第7図 第9図 第10図
Claims (1)
- 四輪駆動車のリヤデフの左右輪の駆動軸間に介在され、
左右両輪の回転数差に応じた圧を立てる油圧ポンプと、
該油圧ポンプの吐出口と吸入口との間の油路に介在され
オリフィスの開口面積を制御可能な制御機構とを有し、
前記リヤデフの差動を制限する差動制限トルクを可変可
能な差動制限装置と、前記制御機構を駆動して前記オリ
フィスの開口面積を制御するアクチュエータと、車両の
ブレーキの作動を検出するブレーキセンサと、車速を検
出する車速センサと、左右の後輪の車輪速を夫々検出す
る車輪速センサと、前記車両の変速段を検出する変速段
センサと、前記車両の前後方向及び前後の横方向の各加
速度を夫々検出する加速度センサと、前記各センサから
の信号を取り込んで前記アクチュエータを駆動し、車速
が所定車速以上で変速段が低速又は後進以外の位置にあ
り、後輪左右の回転数差が所定値以下で且つ当該車両の
前後方向の加速度が所定値よりも大きく前横方向加速度
が後横方向加速度よりも大きい時に、前記オリフィスの
開口面積を小さくして前記差動制限トルクを大きくする
ように制御する電子制御装置とを備えたことを特徴とす
る電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12838990A JPH0424126A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12838990A JPH0424126A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0424126A true JPH0424126A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14983604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12838990A Pending JPH0424126A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | 電子制御式差動制限装置を備えたリヤデフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0424126A (ja) |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12838990A patent/JPH0424126A/ja active Pending
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