JPH0424736B2 - - Google Patents
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- JPH0424736B2 JPH0424736B2 JP14859385A JP14859385A JPH0424736B2 JP H0424736 B2 JPH0424736 B2 JP H0424736B2 JP 14859385 A JP14859385 A JP 14859385A JP 14859385 A JP14859385 A JP 14859385A JP H0424736 B2 JPH0424736 B2 JP H0424736B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、主として非同期で動作するシステ
ム間でデータ伝送を行なうデータ伝送装置に関
し、特にその分岐,合流部の構成に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 従来、非同期システム間でデータ伝送を行なう
方法としては、FIFO(フアーストイン・フアース
トアウト)メモリをシステム間のバツフアとして
用いる方法が一般的であつた。ところがこの
FIFOメモリは単にデータのバツフア機能を有す
るだけであるので、このようなFIFOメモリを非
同期システム間のデータ伝送に用いるようにする
と複数の非同期システムを直列的にしか接続する
ことができず、そのためFIFOメモリに接続され
た全体システムは単純なカスケード接続によるパ
イプライン処理機構を構築するにすぎず、その自
由度が極めて低いという問題があつた。 これに対し、本件出願人は非同期システム間を
接続して全体システムを構築する際に、大きな自
由度を与えることのできるデータ伝送装置を開発
し出願している(特願昭60−33035号,特願昭60
−33036号参照)。以下、このデータ伝送装置につ
いて説明する。 第1図は上記データ伝送装置のシステムを示す
図であり、図において5はデータ伝送路、2a〜
2cは分岐部、3a〜3cは合流部、1a〜1c
は処理要素、4はインタフエースである。 このような装置において、外部系からインタフ
エース4を介して流入するパケツトデータはネツ
トワーク要素3a及び2a〜2cの間を巡回しな
がら処理要素1a〜1cのいずれかに到達し、該
処理要素1a〜1cで分散処理された後、ネツト
ワーク要素3b及び3cによつて処理結果が収集
され、インタフエース4を介して再び外部系ヘ送
出される。 上記第1図に示した装置の分岐部及び合流部の
構成を第12図及び第13図に示す。まず第12
図に示した分岐部は、通常は入力データ伝送路1
0上のデータを選択的分岐制御部40を介して出
力データ伝送路20に与え、一方分岐判定部50
において入力データが本分岐部で分岐すべきデー
タであると判定された場合は、該入力データを上
記分岐制御部40を介して分岐データ伝送路30
に分岐せしめるものである。また第13図に示し
た合流部は、通常は入力データ伝送路10上のデ
ータを合流制御部60を介して出力データ伝送路
20に与え、一方入力,出力の両データ伝送路の
空き状態を空きバツフア監視部80にて監視して
おき、両伝送路上で所定の空きバツフアが検出さ
れたとき合流制御部60によつて合流データ伝送
路70上のデータを出力データ伝送路20に合流
せしめるものである。 第14図は、第12図及び第13図の各データ
伝送路に用いられる非同期自走式シフトレジスタ
の一例を示す概略ブロツク図である。この非同期
自走式シフトレジスタとは、入力されたデータが
次段のレジスタの空いていることを条件としてシ
フトクロツクを用いずに自動的に出力方向へシフ
トされていくようなレジスタをいい、データのバ
ツフア機能を有するものである。そしてこの非同
期自走式シフトレジスタの各段は、並列データラ
ツチLとこの並列データラツチに立上りエツジト
リガを与える転送制御回路C(以下、C素子と称
す)とから構成されている。また上記C素子は例
えば第15図に示すように、3入力NAND回路
C11及び2入力NAND回路C12,C13に
より構成されている。なお図では初期化のための
INIT信号は省略している。 ここで、上記C素子は、P0,P3の2つの入力
を受け、P1,P2に2つの出力を出すものであり、
C素子の内部状態はこの4つの信号の状態によつ
て決定され、下記の表1に示すように、S0〜S8の
9状態をとる。なお、以下の説明では、論理値の
「0」,「1」は、それぞれ信号値のローレベル,
ハイレベルに相当する。
ム間でデータ伝送を行なうデータ伝送装置に関
し、特にその分岐,合流部の構成に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 従来、非同期システム間でデータ伝送を行なう
方法としては、FIFO(フアーストイン・フアース
トアウト)メモリをシステム間のバツフアとして
用いる方法が一般的であつた。ところがこの
FIFOメモリは単にデータのバツフア機能を有す
るだけであるので、このようなFIFOメモリを非
同期システム間のデータ伝送に用いるようにする
と複数の非同期システムを直列的にしか接続する
ことができず、そのためFIFOメモリに接続され
た全体システムは単純なカスケード接続によるパ
イプライン処理機構を構築するにすぎず、その自
由度が極めて低いという問題があつた。 これに対し、本件出願人は非同期システム間を
接続して全体システムを構築する際に、大きな自
由度を与えることのできるデータ伝送装置を開発
し出願している(特願昭60−33035号,特願昭60
−33036号参照)。以下、このデータ伝送装置につ
いて説明する。 第1図は上記データ伝送装置のシステムを示す
図であり、図において5はデータ伝送路、2a〜
2cは分岐部、3a〜3cは合流部、1a〜1c
は処理要素、4はインタフエースである。 このような装置において、外部系からインタフ
エース4を介して流入するパケツトデータはネツ
トワーク要素3a及び2a〜2cの間を巡回しな
がら処理要素1a〜1cのいずれかに到達し、該
処理要素1a〜1cで分散処理された後、ネツト
ワーク要素3b及び3cによつて処理結果が収集
され、インタフエース4を介して再び外部系ヘ送
出される。 上記第1図に示した装置の分岐部及び合流部の
構成を第12図及び第13図に示す。まず第12
図に示した分岐部は、通常は入力データ伝送路1
0上のデータを選択的分岐制御部40を介して出
力データ伝送路20に与え、一方分岐判定部50
において入力データが本分岐部で分岐すべきデー
タであると判定された場合は、該入力データを上
記分岐制御部40を介して分岐データ伝送路30
に分岐せしめるものである。また第13図に示し
た合流部は、通常は入力データ伝送路10上のデ
ータを合流制御部60を介して出力データ伝送路
20に与え、一方入力,出力の両データ伝送路の
空き状態を空きバツフア監視部80にて監視して
おき、両伝送路上で所定の空きバツフアが検出さ
れたとき合流制御部60によつて合流データ伝送
路70上のデータを出力データ伝送路20に合流
せしめるものである。 第14図は、第12図及び第13図の各データ
伝送路に用いられる非同期自走式シフトレジスタ
の一例を示す概略ブロツク図である。この非同期
自走式シフトレジスタとは、入力されたデータが
次段のレジスタの空いていることを条件としてシ
フトクロツクを用いずに自動的に出力方向へシフ
トされていくようなレジスタをいい、データのバ
ツフア機能を有するものである。そしてこの非同
期自走式シフトレジスタの各段は、並列データラ
ツチLとこの並列データラツチに立上りエツジト
リガを与える転送制御回路C(以下、C素子と称
す)とから構成されている。また上記C素子は例
えば第15図に示すように、3入力NAND回路
C11及び2入力NAND回路C12,C13に
より構成されている。なお図では初期化のための
INIT信号は省略している。 ここで、上記C素子は、P0,P3の2つの入力
を受け、P1,P2に2つの出力を出すものであり、
C素子の内部状態はこの4つの信号の状態によつ
て決定され、下記の表1に示すように、S0〜S8の
9状態をとる。なお、以下の説明では、論理値の
「0」,「1」は、それぞれ信号値のローレベル,
ハイレベルに相当する。
ところでこのようなデータ伝送装置において
は、データを非同期で伝送しているため、データ
が移動しているか否かを知ることができず、各処
理モジユールに接続された分岐データ伝送路にお
けるデータの詰まり具合、即ち各処理モジユール
において処理能力にまだ余裕があるか否かという
ことがわからない。従つて、場合によつてはある
処理モジユールのみにデータが集中し、全体とし
てのデータ処理速度が速くなつてしまうという問
題があつた。 また上記データ伝送装置においては、その合流
部において入力及び出力のデータ伝送路の空き状
態を監視して合流を許可するようにしているが、
当該部分の回路構成が複雑であるという問題があ
つた。 この発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、分岐データ伝送路の状態に応じて分岐制御が
できるとともに、合流部の回路構成を簡単にする
ことのできるデータ伝送装置を提供することを目
的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るデータ伝送装置は、データラツ
チ及びC素子からなる自走式シフトレジスタを用
いて各データ伝送路を構成したものにおいて、分
岐部においては分岐データ伝送路の空き状態及び
データが移動しているか否か、即ちデータの詰ま
り状態を検知して分岐制御を行なうようにし、ま
た合流部においては、本線上のデータが止まらな
いということを前提に、本線上の合流点後方のみ
の空き状態を監視して合流制御を行なうようにし
たものである。 〔作用〕 この発明においては、分岐制御を行なうに際
し、分岐データ伝送路の空き状態及びデータの詰
まり状態を監視して分岐制御を行なうから、ある
処理モジユールにデータが集中することなく負荷
分散され、また合流制御を行なうに際し、後方の
みの空き状態を監視して合流を許可するから、前
方の空き状態を監視するための回路等が省略さ
れ、回路構成が簡単になる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図について説明する。
本発明の一実施例の全体的な構成は第1図と同様
である。 第2図は本発明の一実施例による分岐部のブロ
ツク構成図であり、図において、第12図と同一
符号は同一又は相当部分を示す。75は分岐デー
タ伝送路30の空き状態を監視するための空きバ
ツフア監視部(伝送路空き検知部)であり、これ
は第3図に示すように、各C素子出力にオープン
コレクタインバータ75a〜75eを接続し、そ
れらの出力をワイヤードOR接続して構成され、
図中のC素子の出力が全て「0」のとき、空き検
知出力B(BLANK)「1」を出力するものであ
る。85は上記分岐データ伝送路30におけるデ
ータの詰まりを検知するためのデータ詰まり検知
部であり、これは第4図に示すように、各C素子
出力に非反転形オープンコレクタインバータ85
a〜85cを接続するとともに、それらの出力を
ワイヤードOR接続して構成され、各C素子の出
力が全て「1」のとき、即ちこの例では3ワード
分のデータが待機状態となつているとき、詰まり
検知出力P「1」を出力するものである。15は
一致回路であり、上記空きバツフア監視部75及
びデータ詰まり検知部85の両回路から「1」が
出力されたとき、制御信号B,R(BRNRDY)
を出力するものである。 また、50は分岐判定部であり、これは第5図
で示すように、第17図で示した回路に、
NANDゲート回路55の出力である分岐判定結
果及び上記一致回路15からの制御信号B,Rを
2入力とするANDゲート57が追加されてなる
ものである。なお、その他の回路の構成(C素子
の回路構成も含む)については前記従来例で示し
たものと同様である。 第6図に合流部のブロツク構成を示す。本実施
例の合流部は前記第18図で示した構成とほぼ同
様であり、従来との相違点は、空きバツフア監視
部80において入力データ伝送路10のみの空き
状態を監視して合流を制御するようにしたことで
ある。即ち本合流部は、ループ状に構成された伝
送路においてデータが止まらないという条件のも
とでは、合流部における本線の合流点後方を監視
しておけば、合流部の前方を監視していることと
等価となるということに基いて構成されたもので
ある。具体的な回路構成としては、第18図に示
した回路において、出力データ伝送路20に設け
られたオープンコレクタインバータ80a〜80
dを省略したものと同等のものが考えられる。 次に動作について説明する。 まず第2図に従つて分岐部の動作を説明すれ
ば、パケツトデータが入力データ伝送路10に入
力されると、前記第17図で説明したと同様の動
作で分岐判定が行なわれる。またこれと同時に、
分岐データ伝送路30においては、該伝送路の空
き状態及びデータの詰まり状態がそれぞれ空きバ
ツフア監視部75、データ詰まり検知部85で監
視されており、これらの両検知部の検知結果は一
致回路15を介して分岐判定部50に送られる。
そしてこれらの検知結果及び上記分岐判定の結果
に応じて分岐制御が行なわれる。即ち、入力デー
タ伝送路10上のパケツトデータが本分岐部で分
岐すべきデータであると判定され、しかも分岐デ
ータ伝送路30上に所定の空きバツフアが存在
し、かつデータの詰まりがないと判定されれば、
分岐判定部50からC信号が分岐制御部40に与
えられ、これにより上記入力データ伝送路10上
のパケツトデータは分岐データ伝送路30に分岐
される。また上記3条件の1つでも成立しない場
合は上記パケツトデータは分岐されず、出力デー
タ伝送路20へ与えられる。なお分岐制御部40
における詳細な動作は従来動作と同様である。 次に第6図に従つて合流部の動作を説明する。
本実施例の動作は従来の合流動作とほぼ同様であ
るが、本実施例においては、前述したようにデー
タ伝送路上のデータは止まることがないという前
提のもとに、合流部の後方、即ち入力データ伝送
路10上の空き状態のみが監視されており、該入
力データ伝送路10上に所定ワード数以上の空き
バツフアが存在すれば、出力データ伝送路20の
状態にかかわらずデータの合流が許可される。 このような本実施例装置では、分岐部において
分岐データ伝送路30の空き状態及びデータの詰
まり状態を検知して分岐制御を行なうようにした
ので、例えば1つの処理モジユールにデータが集
中し、そのデータ量が該モジユールの処理能力を
越えているような場合は、データを他の処理モジ
ユールへ供給して処理することができる。従つ
て、1つの処理モジユールへデータが集中的に供
給されるようなこともなく、パケツトデータの分
岐を円滑,高速に行なうことができる。 また合流部においては、合流部の後方のみの空
き状態の監視を行なつて合流制御するようにした
ので、従来装置に比してその回路構成が簡単にな
る。 第7図は分岐制御部40の他の実施例を示した
もので、これはC素子の前段への制御信号の返し
方が上記実施例と異なるものである。またこの図
では、初期化のための回路をも示している。即
ち、本実施例では出力データ伝送路側のC素子及
び分岐データ伝送路側のC素子から入力データ伝
送路側のC素子へ制御信号を返すとき、両信号を
負論理入出力のOR回路45を介して返すように
している。また46,47はそれぞれD型ラツチ
44を初期化するためのフリツプフロツプ,イン
バータであり、システムの初期状態において
INIT信号を入力し、D型ラツチ44のゲートを
開いてC信号(「0」)をラツチし、これにより初
期状態においては、常に入力データ伝送路のデー
タが出力データ伝送路へ与えられるようにするた
めのものである。 また第9図,第10図はそれぞれ分岐部の空き
バツフア監視部75、データ詰まり検知部85の
他の構成例を示すもので、これはデータラツチの
間にC素子が2段設けられたものに適用される構
成例である。このような構成は、C素子間の制御
信号の転送速度がデータラツチ間でのデータ転送
速度より早い場合等に有効なものであり、そして
このような実施例におけるC素子の回路構成例と
しては、第11図aに示したように、前段への制
御信号P1としてNANDゲートC13の出力を
用いるようにしたものが望ましい。またC素子の
構成としては種々の構成が考えられ、例えば第1
1図bに示すように、2入力NANDゲートC1
4,C15,C16、負論理入力ORゲートC1
7、インバータC18によつて構成してもよい。 上記第9図の空きバツフア監視部76は、各C
素子出力に接続されたオープンコレクタインバア
ータ76a〜76fからなり、図中のC素子出力
が全て「0」のとき空き検知出力「1」を出力す
るものである。また第10図のデータ詰まり検知
部86は、各C素子出力に接続されたオープンコ
レクタインバータ86a〜86f及びC素子の前
段への制御信号出力に接続されたオープンコレク
タインバータ86g〜86lからなり、各C素子
の出力が、図で示すように左から順に「0,1,
0,1,0,1」又は「1,0,1,0,1,
0」となつたときデータの詰まりを検知し、その
結果詰まり出力Pを出力するものである。 第8図は分岐制御部のさらに他の実施例を示す
もので、これは第9図,第10図に示したよう
に、データラツチ間にC素子を2段有してなるデ
ータ伝送路に適用されるものである。図中、第7
図と同一符号は同一のものを示し、48e,48
gはそれぞれNANDゲート42e,42gと同
様の動作をするNANDゲート、48f,48h
はそれぞれNANDゲート42f,42hと同様
の動作をするオープンコレクタのNANDゲート
であり、各オープンコレクタNANDゲート48
f,48hの出力をワイヤードOR接続して前段
のC素子へ制御信号を返すようにしている。従つ
てこの実施例では、第7図の実施例に比較して論
理ゲート遅延段数が1段減少し、本分岐部のデー
タスループツトを向上させることができる。 なお、上記各実施例では非同期システム間でデ
ータ伝送を行なう場合について説明したが、本発
明は同期システム間でデータ伝送を行なう場合に
ついても同様に適用でき、この場合はC素子を同
期型制御素子とすればよい。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、自走式シフト
レジスタを用いて各データ伝送路を構成したデー
タ伝送装置において、分岐部においては分岐デー
タ伝送路の空き状態及びデータの詰まり状態を検
知して分岐制御を行ない、合流部においては後方
のみの空き状態を見て合流制御を行なうようにし
たので、1つの処理モジユールにデータが集中し
てシステム全体としてのデータ処理速度が遅くな
るのを防止でき、また合流部の回路構成を簡単化
することができる効果がある。
は、データを非同期で伝送しているため、データ
が移動しているか否かを知ることができず、各処
理モジユールに接続された分岐データ伝送路にお
けるデータの詰まり具合、即ち各処理モジユール
において処理能力にまだ余裕があるか否かという
ことがわからない。従つて、場合によつてはある
処理モジユールのみにデータが集中し、全体とし
てのデータ処理速度が速くなつてしまうという問
題があつた。 また上記データ伝送装置においては、その合流
部において入力及び出力のデータ伝送路の空き状
態を監視して合流を許可するようにしているが、
当該部分の回路構成が複雑であるという問題があ
つた。 この発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
で、分岐データ伝送路の状態に応じて分岐制御が
できるとともに、合流部の回路構成を簡単にする
ことのできるデータ伝送装置を提供することを目
的としている。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係るデータ伝送装置は、データラツ
チ及びC素子からなる自走式シフトレジスタを用
いて各データ伝送路を構成したものにおいて、分
岐部においては分岐データ伝送路の空き状態及び
データが移動しているか否か、即ちデータの詰ま
り状態を検知して分岐制御を行なうようにし、ま
た合流部においては、本線上のデータが止まらな
いということを前提に、本線上の合流点後方のみ
の空き状態を監視して合流制御を行なうようにし
たものである。 〔作用〕 この発明においては、分岐制御を行なうに際
し、分岐データ伝送路の空き状態及びデータの詰
まり状態を監視して分岐制御を行なうから、ある
処理モジユールにデータが集中することなく負荷
分散され、また合流制御を行なうに際し、後方の
みの空き状態を監視して合流を許可するから、前
方の空き状態を監視するための回路等が省略さ
れ、回路構成が簡単になる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図について説明する。
本発明の一実施例の全体的な構成は第1図と同様
である。 第2図は本発明の一実施例による分岐部のブロ
ツク構成図であり、図において、第12図と同一
符号は同一又は相当部分を示す。75は分岐デー
タ伝送路30の空き状態を監視するための空きバ
ツフア監視部(伝送路空き検知部)であり、これ
は第3図に示すように、各C素子出力にオープン
コレクタインバータ75a〜75eを接続し、そ
れらの出力をワイヤードOR接続して構成され、
図中のC素子の出力が全て「0」のとき、空き検
知出力B(BLANK)「1」を出力するものであ
る。85は上記分岐データ伝送路30におけるデ
ータの詰まりを検知するためのデータ詰まり検知
部であり、これは第4図に示すように、各C素子
出力に非反転形オープンコレクタインバータ85
a〜85cを接続するとともに、それらの出力を
ワイヤードOR接続して構成され、各C素子の出
力が全て「1」のとき、即ちこの例では3ワード
分のデータが待機状態となつているとき、詰まり
検知出力P「1」を出力するものである。15は
一致回路であり、上記空きバツフア監視部75及
びデータ詰まり検知部85の両回路から「1」が
出力されたとき、制御信号B,R(BRNRDY)
を出力するものである。 また、50は分岐判定部であり、これは第5図
で示すように、第17図で示した回路に、
NANDゲート回路55の出力である分岐判定結
果及び上記一致回路15からの制御信号B,Rを
2入力とするANDゲート57が追加されてなる
ものである。なお、その他の回路の構成(C素子
の回路構成も含む)については前記従来例で示し
たものと同様である。 第6図に合流部のブロツク構成を示す。本実施
例の合流部は前記第18図で示した構成とほぼ同
様であり、従来との相違点は、空きバツフア監視
部80において入力データ伝送路10のみの空き
状態を監視して合流を制御するようにしたことで
ある。即ち本合流部は、ループ状に構成された伝
送路においてデータが止まらないという条件のも
とでは、合流部における本線の合流点後方を監視
しておけば、合流部の前方を監視していることと
等価となるということに基いて構成されたもので
ある。具体的な回路構成としては、第18図に示
した回路において、出力データ伝送路20に設け
られたオープンコレクタインバータ80a〜80
dを省略したものと同等のものが考えられる。 次に動作について説明する。 まず第2図に従つて分岐部の動作を説明すれ
ば、パケツトデータが入力データ伝送路10に入
力されると、前記第17図で説明したと同様の動
作で分岐判定が行なわれる。またこれと同時に、
分岐データ伝送路30においては、該伝送路の空
き状態及びデータの詰まり状態がそれぞれ空きバ
ツフア監視部75、データ詰まり検知部85で監
視されており、これらの両検知部の検知結果は一
致回路15を介して分岐判定部50に送られる。
そしてこれらの検知結果及び上記分岐判定の結果
に応じて分岐制御が行なわれる。即ち、入力デー
タ伝送路10上のパケツトデータが本分岐部で分
岐すべきデータであると判定され、しかも分岐デ
ータ伝送路30上に所定の空きバツフアが存在
し、かつデータの詰まりがないと判定されれば、
分岐判定部50からC信号が分岐制御部40に与
えられ、これにより上記入力データ伝送路10上
のパケツトデータは分岐データ伝送路30に分岐
される。また上記3条件の1つでも成立しない場
合は上記パケツトデータは分岐されず、出力デー
タ伝送路20へ与えられる。なお分岐制御部40
における詳細な動作は従来動作と同様である。 次に第6図に従つて合流部の動作を説明する。
本実施例の動作は従来の合流動作とほぼ同様であ
るが、本実施例においては、前述したようにデー
タ伝送路上のデータは止まることがないという前
提のもとに、合流部の後方、即ち入力データ伝送
路10上の空き状態のみが監視されており、該入
力データ伝送路10上に所定ワード数以上の空き
バツフアが存在すれば、出力データ伝送路20の
状態にかかわらずデータの合流が許可される。 このような本実施例装置では、分岐部において
分岐データ伝送路30の空き状態及びデータの詰
まり状態を検知して分岐制御を行なうようにした
ので、例えば1つの処理モジユールにデータが集
中し、そのデータ量が該モジユールの処理能力を
越えているような場合は、データを他の処理モジ
ユールへ供給して処理することができる。従つ
て、1つの処理モジユールへデータが集中的に供
給されるようなこともなく、パケツトデータの分
岐を円滑,高速に行なうことができる。 また合流部においては、合流部の後方のみの空
き状態の監視を行なつて合流制御するようにした
ので、従来装置に比してその回路構成が簡単にな
る。 第7図は分岐制御部40の他の実施例を示した
もので、これはC素子の前段への制御信号の返し
方が上記実施例と異なるものである。またこの図
では、初期化のための回路をも示している。即
ち、本実施例では出力データ伝送路側のC素子及
び分岐データ伝送路側のC素子から入力データ伝
送路側のC素子へ制御信号を返すとき、両信号を
負論理入出力のOR回路45を介して返すように
している。また46,47はそれぞれD型ラツチ
44を初期化するためのフリツプフロツプ,イン
バータであり、システムの初期状態において
INIT信号を入力し、D型ラツチ44のゲートを
開いてC信号(「0」)をラツチし、これにより初
期状態においては、常に入力データ伝送路のデー
タが出力データ伝送路へ与えられるようにするた
めのものである。 また第9図,第10図はそれぞれ分岐部の空き
バツフア監視部75、データ詰まり検知部85の
他の構成例を示すもので、これはデータラツチの
間にC素子が2段設けられたものに適用される構
成例である。このような構成は、C素子間の制御
信号の転送速度がデータラツチ間でのデータ転送
速度より早い場合等に有効なものであり、そして
このような実施例におけるC素子の回路構成例と
しては、第11図aに示したように、前段への制
御信号P1としてNANDゲートC13の出力を
用いるようにしたものが望ましい。またC素子の
構成としては種々の構成が考えられ、例えば第1
1図bに示すように、2入力NANDゲートC1
4,C15,C16、負論理入力ORゲートC1
7、インバータC18によつて構成してもよい。 上記第9図の空きバツフア監視部76は、各C
素子出力に接続されたオープンコレクタインバア
ータ76a〜76fからなり、図中のC素子出力
が全て「0」のとき空き検知出力「1」を出力す
るものである。また第10図のデータ詰まり検知
部86は、各C素子出力に接続されたオープンコ
レクタインバータ86a〜86f及びC素子の前
段への制御信号出力に接続されたオープンコレク
タインバータ86g〜86lからなり、各C素子
の出力が、図で示すように左から順に「0,1,
0,1,0,1」又は「1,0,1,0,1,
0」となつたときデータの詰まりを検知し、その
結果詰まり出力Pを出力するものである。 第8図は分岐制御部のさらに他の実施例を示す
もので、これは第9図,第10図に示したよう
に、データラツチ間にC素子を2段有してなるデ
ータ伝送路に適用されるものである。図中、第7
図と同一符号は同一のものを示し、48e,48
gはそれぞれNANDゲート42e,42gと同
様の動作をするNANDゲート、48f,48h
はそれぞれNANDゲート42f,42hと同様
の動作をするオープンコレクタのNANDゲート
であり、各オープンコレクタNANDゲート48
f,48hの出力をワイヤードOR接続して前段
のC素子へ制御信号を返すようにしている。従つ
てこの実施例では、第7図の実施例に比較して論
理ゲート遅延段数が1段減少し、本分岐部のデー
タスループツトを向上させることができる。 なお、上記各実施例では非同期システム間でデ
ータ伝送を行なう場合について説明したが、本発
明は同期システム間でデータ伝送を行なう場合に
ついても同様に適用でき、この場合はC素子を同
期型制御素子とすればよい。 〔発明の効果〕 以上のように、本発明によれば、自走式シフト
レジスタを用いて各データ伝送路を構成したデー
タ伝送装置において、分岐部においては分岐デー
タ伝送路の空き状態及びデータの詰まり状態を検
知して分岐制御を行ない、合流部においては後方
のみの空き状態を見て合流制御を行なうようにし
たので、1つの処理モジユールにデータが集中し
てシステム全体としてのデータ処理速度が遅くな
るのを防止でき、また合流部の回路構成を簡単化
することができる効果がある。
第1図は本発明の一実施例によるデータ伝送装
置の全体構成図、第2図はその分岐部のブロツク
図、第3図は該分岐部の空きバツフア監視部の一
構成例を示す図、第4図は該分岐部のデータ詰ま
り検知部の一構成例を示す図、第5図は該分岐部
の分岐判定部の一構成例を示す図、第6図は該デ
ータ伝送装置の合流部のブロツク図、第7図及び
第8図は該装置の分岐制御部の他の構成例を示す
図、第9図は該装置の空きバツフア監視部の他の
構成例を示す図、第10図は該装置のデータ詰ま
り検知部の他の構成例を示す図、第11図a,b
はC素子の他の構成例を示す図、第12図ないし
第18図は本件出願人の既に開発したデータ伝送
装置を示す図であり、第12図はその分岐部のブ
ロツク図、第13図は合流部のブロツク図、第1
4図は伝送路を構成する非同期自走式シフトレジ
スタの一構成例を示すブロツク図、第15図はそ
のC素子の具体的な回路構成例を示す図、第16
図はC素子の状態遷移を示す図、第17図は第1
2図に示す分岐部の具体的な回路構成例を示す
図、第18図は第13図に示す合流部の具体的な
回路構成例を示す図である。 10……入力データ伝送路、20……出力デー
タ伝送路、30……分岐データ伝送路、40……
分岐制御部、50……分岐判定部、60……合流
制御部、70……合流データ伝送路、75,76
……空きバツフア監視部(分岐データ伝送路空き
検知手段)、80……空きバツフア監視部(本線
データ伝送路空き検知手段)、85,86……デ
ータ詰まり検知部。なお、図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
置の全体構成図、第2図はその分岐部のブロツク
図、第3図は該分岐部の空きバツフア監視部の一
構成例を示す図、第4図は該分岐部のデータ詰ま
り検知部の一構成例を示す図、第5図は該分岐部
の分岐判定部の一構成例を示す図、第6図は該デ
ータ伝送装置の合流部のブロツク図、第7図及び
第8図は該装置の分岐制御部の他の構成例を示す
図、第9図は該装置の空きバツフア監視部の他の
構成例を示す図、第10図は該装置のデータ詰ま
り検知部の他の構成例を示す図、第11図a,b
はC素子の他の構成例を示す図、第12図ないし
第18図は本件出願人の既に開発したデータ伝送
装置を示す図であり、第12図はその分岐部のブ
ロツク図、第13図は合流部のブロツク図、第1
4図は伝送路を構成する非同期自走式シフトレジ
スタの一構成例を示すブロツク図、第15図はそ
のC素子の具体的な回路構成例を示す図、第16
図はC素子の状態遷移を示す図、第17図は第1
2図に示す分岐部の具体的な回路構成例を示す
図、第18図は第13図に示す合流部の具体的な
回路構成例を示す図である。 10……入力データ伝送路、20……出力デー
タ伝送路、30……分岐データ伝送路、40……
分岐制御部、50……分岐判定部、60……合流
制御部、70……合流データ伝送路、75,76
……空きバツフア監視部(分岐データ伝送路空き
検知手段)、80……空きバツフア監視部(本線
データ伝送路空き検知手段)、85,86……デ
ータ詰まり検知部。なお、図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本線データ伝送路、分岐データ伝送路、及び
合流データ伝送路が、複数のデータ記憶手段及び
隣接段の転送制御回路からの制御信号に応じて自
段のデータ記憶手段を制御する各段の転送制御回
路からなるシフトレジスタを用いて構成されてな
るデータ伝送装置であつて、 上記分岐データ伝送路の入力側に設けられ当該
入力側の空き状態を監視するための分岐データ伝
送路空き検知手段、上記分岐データ伝送路の上記
空き検知手段の出力側に設けられ当該出力側にお
いてデータが移動しているか否かを検出して該分
岐データ伝送路におけるデータの詰まりを検知す
るデータ詰まり検知手段、及び該両手段により空
きが存在しかつデータの詰まりがないことが検知
されたとき本線上のデータを該分岐データ伝送路
に分岐せしめる分岐判定手段を有する入力データ
分岐手段と、 本線上の合流点後方の空き状態を監視するため
の本線データ伝送路空き検知手段、及び該手段に
より空きが検知されたとき合流データ伝送路上の
データを本線に合流せしめる合流判定手段を有す
るデータ合流手段とを備えたことを特徴とするデ
ータ伝送装置。 2 上記本線データ伝送路はループ状に構成され
てなるものであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載のデータ伝送装置。 3 上記入力データ分岐手段は、本線上のデータ
をその内容に応じて選択的に分岐するための選択
的分岐判定手段を有するものであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項又は第2項記載のデー
タ伝送装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148593A JPS629448A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | デ−タ伝送装置 |
| US06/830,750 US4881196A (en) | 1985-02-19 | 1986-02-19 | Data transmission line branching system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148593A JPS629448A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | デ−タ伝送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629448A JPS629448A (ja) | 1987-01-17 |
| JPH0424736B2 true JPH0424736B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=15456220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60148593A Granted JPS629448A (ja) | 1985-02-19 | 1985-07-05 | デ−タ伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629448A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0780407B2 (ja) * | 1987-08-14 | 1995-08-30 | 株式会社日立製作所 | 電動パワ−ステアリング連動式車高制御装置 |
| JPH01141113A (ja) * | 1987-11-28 | 1989-06-02 | Hitachi Ltd | シヨツクアブソーバ制御装置 |
| JP6051204B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2016-12-27 | テルモ株式会社 | 穿刺装置及び薬液投与装置 |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP60148593A patent/JPS629448A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS629448A (ja) | 1987-01-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |