JPH0426350B2 - - Google Patents
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- JPH0426350B2 JPH0426350B2 JP59209177A JP20917784A JPH0426350B2 JP H0426350 B2 JPH0426350 B2 JP H0426350B2 JP 59209177 A JP59209177 A JP 59209177A JP 20917784 A JP20917784 A JP 20917784A JP H0426350 B2 JPH0426350 B2 JP H0426350B2
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Description
「産業上の利用分野」
本発明は下記一般式()で表わされるフタリ
ド化合物に関するものである。 下記一般式()で表わされるフタリド化合
物。 〔式中R1は水素原子、塩素原子、低級アルコキ
シ基、ニトロ基、低級アルキル置換アミノ基又は
ピロリジニル基を意味し、R2は水素原子又はメ
チル基を意味し、R3、R4、R5、R6は低級アルキ
ル基、ベンジル基又はフエニル基を意味し、X、
Yは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基を意味する。R3とR4及びR5とR6はそれぞれ
隣接する窒素原子とピロリジニル基を形成しても
よい。以下、同符号は、同じものを意味する。〕 「従来の技術」と「発明が解決しようとする問題
点」 一般式 又は (式中Rは水素または1〜4の炭素原子を有する
アルキル基、mは0または1〜5の整数)で表わ
されるフタリド化合物は特公昭56−38619号公報
に開示されている通り、フルオラン化合物の前駆
体として知られている。 また式 (式中R7は置換又は未置換のベンゼン環または
複素環を示す。)で表わされるフタリド化合物は
特開昭50−124930号公報に開示されている。 更にまた式 で表わされる3、3−ビス−(P−ジメチルアミ
ノフエニル)−6−ジメチルアミノフタリドは青
紫色に発色する色素として良く知られている。 その他、 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、ニトロ基又は油環式アミノ基
ド化合物に関するものである。 下記一般式()で表わされるフタリド化合
物。 〔式中R1は水素原子、塩素原子、低級アルコキ
シ基、ニトロ基、低級アルキル置換アミノ基又は
ピロリジニル基を意味し、R2は水素原子又はメ
チル基を意味し、R3、R4、R5、R6は低級アルキ
ル基、ベンジル基又はフエニル基を意味し、X、
Yは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基を意味する。R3とR4及びR5とR6はそれぞれ
隣接する窒素原子とピロリジニル基を形成しても
よい。以下、同符号は、同じものを意味する。〕 「従来の技術」と「発明が解決しようとする問題
点」 一般式 又は (式中Rは水素または1〜4の炭素原子を有する
アルキル基、mは0または1〜5の整数)で表わ
されるフタリド化合物は特公昭56−38619号公報
に開示されている通り、フルオラン化合物の前駆
体として知られている。 また式 (式中R7は置換又は未置換のベンゼン環または
複素環を示す。)で表わされるフタリド化合物は
特開昭50−124930号公報に開示されている。 更にまた式 で表わされる3、3−ビス−(P−ジメチルアミ
ノフエニル)−6−ジメチルアミノフタリドは青
紫色に発色する色素として良く知られている。 その他、 (式中R1は水素原子、ハロゲン原子、アルキル
基、アルコキシ基、ニトロ基又は油環式アミノ基
【式】(Zは酸素原子又はメチレ
ン基を示し、a、bはa+bが3以上となるよう
な1〜3の整数を示す。)を表わし、R2は水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、ニトロ基、ア
ミノ基又は置換アミノ基を表わし、R3は水素原
子又はアルキル基を表わし、R4、R5、R6、R7は
水素原子、アルキル基、アラルキル基、置換アラ
ルキル基、アリル基、又は置換アリル基を表わ
し、R4とR5及びR6とR7はそれぞれ隣接する窒素
原子と複素環を形成してもよい。X、Yは、水素
原子、アルキル基又はアルコキシ基を表わし、
m、nは1〜4の整数を表わす。〕で表されるフ
タリド化合物誘導体は特開昭57−167979号公報に
開示されている。 本発明はこの様な既知のフタリドとは化学構造
的に異なる前記式()で表わされる新規なフタ
リド化合物を提供せんとするものである。 「問題点を解決するための手段」と「作用」 前記一般式()で表わされるフタリド化合物
はそれ自体殆んど無色の物質であるが、例えば有
機酸、酸性白土、活性白土、フエノール−ホルマ
リン樹脂、芳香族カルボン酸の金属塩、フエノー
ル類などの電子受容性物質と接触させる事により
青色ないし緑色に高濃度に発色し、感圧複写紙、
感熱記録紙、通電感熱記録紙等の記録材料に用い
られる発色剤として有用なものである。これらの
用途に使用するに当つては単独で又はこれらの化
合物の2種以上を混合して使用することが出来、
従来から知られている発色剤と併用してもよい。
本発明の一般式()で表わされるフタリド化合
物は次のような方法で合成することができる。即
ち、一般式()で表わされるアルデヒド誘導体
と一般式()で表わされるエチレン誘導体とを
溶剤中で、室温〜150℃で数10分〜数十時間反応
させることによつて、本発明の一般式()で表
わされるフタリド化合物を合成することができ
る。 一般式()で表わされるアルデヒド誘導体の
具体的な化合物としては例えば以下の如き化合物
が挙げられる。 2−ホルミル安息香酸、2−ホルミル−5−メ
トキシ安息香酸、2−ホルミル−5−ジメチルア
ミノ安息香酸、2−ホルミル−5−ジエチルアミ
ノ安息香酸、2−ホルミル−5−ピロリジニル安
息香酸、2−ホルミル−5−ピペリジノ安息香
酸、2−ホルミル−4−メトキシ安息香酸、2−
ホルミル−5−クロロ安息香酸、2−ホルミル−
5−ニトロ安息香酸 一般式()で表わされるエチレン誘導体の具
体的な化合物としては例えば以下の如き化合物が
挙げられる。 1、1−ビス(P−ピロリジニルフエニル)エ
チレン、1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエ
ニル)エチレン、1、1−ビス(P−ジエチルア
ミノフエニル)エチレン、1、1−ビス(P−ジ
メチルアミノフエニル)−1−プロペン、1、1
−ビス(P−ジエチルアミノフエニル)−1−プ
ロペン、1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2
−メチルフエニル)エチレン、1、1−ビス(4
−ジエチルアミノ−2−メチルフエニル)エチレ
ン、1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2−メ
トキシフエニル)エチレン、1、1−ビス(4−
ジエチルアミノ−2−メトキシフエニル)エチレ
ン、1、1−ビス〔P−(N−メチル−N−ベン
ジル)アミノフエニル〕エチレン、1、1−ビス
〔P−(N−エチル−N−ベンジルアミノ)フエニ
ル〕エチレン、1、1−ビス〔P−(N−メチル
−N−フエニル)アミノフエニル〕エチレン、
1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2−メチル
フエニル)−1−プロペン、1、1−ビス(4−
ジメチルアミノ−2−メチルフエニル)−1−プ
ロペン、1、1−ビス(4−ジエチルアミノ−2
−メトチルブエニル)−1−プロペン、1、1−
ビス(4−ジメチルアミノ−2−メトキシフエニ
ル)−1−プロペン、1,1−ビス(4−ジエチ
ルアミノ−2−メトキシフエニル)−1−プロペ
ン等 上記の如きアルデヒド誘導体とエチレン誘導体
を反応させる際に用いられる脱水縮合剤としては
溶媒作用をするトルエン、ベンゼンの如き芳香族
炭化水素、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンの
如きハロゲン化芳香族炭化水素が用いられる。又
無水酢酸、無水プロピオン酸などの低級脂肪酸無
水物、オキシ塩化リン、酸塩化リン、硫酸、ポリ
リン酸などの無機酸も用いることが出来る。 一般式()で表わされるフタリド化合物を感
圧複写紙に利用するには、例えば米国特許第
2800458号明細書、米国特許第2806457号明細書等
に記載された方法に従つておこなうことが出来
る。又感熱記録紙に応用するには、例えば特公昭
45−14039号公報等に記載された方法により行う
ことが出来る。 「実施例」 次に本発明を合成例及び応用例によつて説明す
るが、本発明は以下の合成例及び応用例に限定さ
れるものではない。 合成例 1 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチル
アミノフタリドの合成> トルエン200ml中に1、1−ビス(P−ジメチ
ルアミノフエニル)エチレン26.6gと2−ホルミ
ル−5−ジメチルアミノ安息香酸25gを加え、3
時間還流加熱させる。反応完了後5%水酸化ナト
リウム水溶液200mlを加え30分撹拌する。分液後
トルエン層を減圧下に濃縮し、得られた結晶をメ
タノールから再結晶すると白色針状結晶20gを得
た。融点130〜133℃であり、95%の酢酸中の入
maxは673nmにある。トルエンに溶かした溶液
は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発色
し青色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C28H31N3O2 C:76.67%(76.16) H:6.95
%(7.08) N:9.36%(9.52) またIR、NMRにより3−〔1、1−ビス(P
−ジメチルアミノフエニル)エチレン−2−イ
ル〕−6−ジメチルアミノフタリド(次式)であ
ることを確認した。 合成例 2 <3−〔1、1−ビス(P−ピロリジニルフエ
ニル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチルア
ミノフタリドの合成> 1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン26.6gの代りに1、1−ビス(P−ピロ
リジニルフエニル)エチレン28gを使用する以外
は合成例1と同様にして20gの白色結晶を得た。
融点131〜146℃であり、94%酢酸中の入maxは
664nmにある。トルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し緑青
色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C32H35N3O2 C:77.51%(77.86)H:6.98%
(7.15)N:8.42%(8.51) またIR、NMRより3−〔1、1−ビス(P−
ピロリジニルフエニル)エチレン−2−イル〕−
6−ジメチルアミノフタリド(次式)であること
を確認した。 合成例 3 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕フタリドの合成
> 2−ホルミル−5−ジメチルアミノ安息香酸25
gの代りに2−ホルミル安息香酸19.5gを使用す
る以外は合成例1と同様にして31.8gの白色結晶
を得た。融点195〜200℃。これは3−〔1、1−
ビス(P−ジメチルアミノフエニル)エチレン−
2−イル〕フタリド(次式)であり、95%酢酸中
の入maxは640nmにある。トルエンに溶かした
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し緑色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C26H26N2O2 C:78.11%(78.35)H:6.32%
(6.58)N:6.98%(7.03) またIRスペクトル(KBr)ではνC=Oの吸収
が1758cm-1にあつた。 合成例 4 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)−1−プロペン−2−イル〕−6−ジメ
チルアミノフタリドの合成> 1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン26.6gの代りに1、1−ビス(P−ジメ
チルアミノフエニル)−1−プロペン28gを使用
し、またトルエンの代りに無水酢酸を使用する以
外は合成例1と同様にして結晶を得た。融点95〜
102℃。これは3−〔1、1−ビス(P−ジメチル
アミノフエニル)−1−プロペン−2−イル〕−6
−ジメチルアミノフタリド(次式)であり95%酢
酸中の入maxは611nmにある。トルエンに溶か
した溶液は無色でありシリガゲルによつて速かに
発色し暗青色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C29H33N3O2 C:76.10%(76.45)H:7.08%
(7.30) N:9.01%(9.22) またIRスペクトル(KBr)ではνC=Oの吸収
が1755cm-1にあつた。 合成例 5 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕−6−ジエチル
アミノフタリドの合成> 2−ホルミル−5−ジメチルアミノ安息香酸25
gの代りに2−ホルミル−5−ジエチルアミノ安
息香酸29gを使用する以外は合成例1と同様にし
て白色結晶を得た。融点123〜125℃。これは3−
〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン−2−イル〕−6−ジエチルアミノフタ
リド(次式)であり、95%酢酸中の入maxは
690nmにある。トルエンに溶かした溶液は無色
でありシリカゲルによつて速やかに発色し青色を
呈する。元素分析の結果は次の如くであつた。但
し( )内は計算値である。 C30H35N3O2 C:76.58%(76.73)H:7.48%
(7.51) N:8.61%(8.95) またIRスペクトル(KBr)では、νC=Oの吸
収が1753cm-1にあつた。 合成例 6〜16 前述合成例に準じて合成したフタリド化合物を
一覧表にして次に掲げる。
な1〜3の整数を示す。)を表わし、R2は水素原
子、ハロゲン原子、アルコキシ基、ニトロ基、ア
ミノ基又は置換アミノ基を表わし、R3は水素原
子又はアルキル基を表わし、R4、R5、R6、R7は
水素原子、アルキル基、アラルキル基、置換アラ
ルキル基、アリル基、又は置換アリル基を表わ
し、R4とR5及びR6とR7はそれぞれ隣接する窒素
原子と複素環を形成してもよい。X、Yは、水素
原子、アルキル基又はアルコキシ基を表わし、
m、nは1〜4の整数を表わす。〕で表されるフ
タリド化合物誘導体は特開昭57−167979号公報に
開示されている。 本発明はこの様な既知のフタリドとは化学構造
的に異なる前記式()で表わされる新規なフタ
リド化合物を提供せんとするものである。 「問題点を解決するための手段」と「作用」 前記一般式()で表わされるフタリド化合物
はそれ自体殆んど無色の物質であるが、例えば有
機酸、酸性白土、活性白土、フエノール−ホルマ
リン樹脂、芳香族カルボン酸の金属塩、フエノー
ル類などの電子受容性物質と接触させる事により
青色ないし緑色に高濃度に発色し、感圧複写紙、
感熱記録紙、通電感熱記録紙等の記録材料に用い
られる発色剤として有用なものである。これらの
用途に使用するに当つては単独で又はこれらの化
合物の2種以上を混合して使用することが出来、
従来から知られている発色剤と併用してもよい。
本発明の一般式()で表わされるフタリド化合
物は次のような方法で合成することができる。即
ち、一般式()で表わされるアルデヒド誘導体
と一般式()で表わされるエチレン誘導体とを
溶剤中で、室温〜150℃で数10分〜数十時間反応
させることによつて、本発明の一般式()で表
わされるフタリド化合物を合成することができ
る。 一般式()で表わされるアルデヒド誘導体の
具体的な化合物としては例えば以下の如き化合物
が挙げられる。 2−ホルミル安息香酸、2−ホルミル−5−メ
トキシ安息香酸、2−ホルミル−5−ジメチルア
ミノ安息香酸、2−ホルミル−5−ジエチルアミ
ノ安息香酸、2−ホルミル−5−ピロリジニル安
息香酸、2−ホルミル−5−ピペリジノ安息香
酸、2−ホルミル−4−メトキシ安息香酸、2−
ホルミル−5−クロロ安息香酸、2−ホルミル−
5−ニトロ安息香酸 一般式()で表わされるエチレン誘導体の具
体的な化合物としては例えば以下の如き化合物が
挙げられる。 1、1−ビス(P−ピロリジニルフエニル)エ
チレン、1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエ
ニル)エチレン、1、1−ビス(P−ジエチルア
ミノフエニル)エチレン、1、1−ビス(P−ジ
メチルアミノフエニル)−1−プロペン、1、1
−ビス(P−ジエチルアミノフエニル)−1−プ
ロペン、1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2
−メチルフエニル)エチレン、1、1−ビス(4
−ジエチルアミノ−2−メチルフエニル)エチレ
ン、1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2−メ
トキシフエニル)エチレン、1、1−ビス(4−
ジエチルアミノ−2−メトキシフエニル)エチレ
ン、1、1−ビス〔P−(N−メチル−N−ベン
ジル)アミノフエニル〕エチレン、1、1−ビス
〔P−(N−エチル−N−ベンジルアミノ)フエニ
ル〕エチレン、1、1−ビス〔P−(N−メチル
−N−フエニル)アミノフエニル〕エチレン、
1、1−ビス(4−ジメチルアミノ−2−メチル
フエニル)−1−プロペン、1、1−ビス(4−
ジメチルアミノ−2−メチルフエニル)−1−プ
ロペン、1、1−ビス(4−ジエチルアミノ−2
−メトチルブエニル)−1−プロペン、1、1−
ビス(4−ジメチルアミノ−2−メトキシフエニ
ル)−1−プロペン、1,1−ビス(4−ジエチ
ルアミノ−2−メトキシフエニル)−1−プロペ
ン等 上記の如きアルデヒド誘導体とエチレン誘導体
を反応させる際に用いられる脱水縮合剤としては
溶媒作用をするトルエン、ベンゼンの如き芳香族
炭化水素、クロロベンゼン、ジクロロベンゼンの
如きハロゲン化芳香族炭化水素が用いられる。又
無水酢酸、無水プロピオン酸などの低級脂肪酸無
水物、オキシ塩化リン、酸塩化リン、硫酸、ポリ
リン酸などの無機酸も用いることが出来る。 一般式()で表わされるフタリド化合物を感
圧複写紙に利用するには、例えば米国特許第
2800458号明細書、米国特許第2806457号明細書等
に記載された方法に従つておこなうことが出来
る。又感熱記録紙に応用するには、例えば特公昭
45−14039号公報等に記載された方法により行う
ことが出来る。 「実施例」 次に本発明を合成例及び応用例によつて説明す
るが、本発明は以下の合成例及び応用例に限定さ
れるものではない。 合成例 1 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチル
アミノフタリドの合成> トルエン200ml中に1、1−ビス(P−ジメチ
ルアミノフエニル)エチレン26.6gと2−ホルミ
ル−5−ジメチルアミノ安息香酸25gを加え、3
時間還流加熱させる。反応完了後5%水酸化ナト
リウム水溶液200mlを加え30分撹拌する。分液後
トルエン層を減圧下に濃縮し、得られた結晶をメ
タノールから再結晶すると白色針状結晶20gを得
た。融点130〜133℃であり、95%の酢酸中の入
maxは673nmにある。トルエンに溶かした溶液
は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発色
し青色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C28H31N3O2 C:76.67%(76.16) H:6.95
%(7.08) N:9.36%(9.52) またIR、NMRにより3−〔1、1−ビス(P
−ジメチルアミノフエニル)エチレン−2−イ
ル〕−6−ジメチルアミノフタリド(次式)であ
ることを確認した。 合成例 2 <3−〔1、1−ビス(P−ピロリジニルフエ
ニル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチルア
ミノフタリドの合成> 1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン26.6gの代りに1、1−ビス(P−ピロ
リジニルフエニル)エチレン28gを使用する以外
は合成例1と同様にして20gの白色結晶を得た。
融点131〜146℃であり、94%酢酸中の入maxは
664nmにある。トルエンに溶かした溶液は無色
であり、シリカゲルによつて速やかに発色し緑青
色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C32H35N3O2 C:77.51%(77.86)H:6.98%
(7.15)N:8.42%(8.51) またIR、NMRより3−〔1、1−ビス(P−
ピロリジニルフエニル)エチレン−2−イル〕−
6−ジメチルアミノフタリド(次式)であること
を確認した。 合成例 3 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕フタリドの合成
> 2−ホルミル−5−ジメチルアミノ安息香酸25
gの代りに2−ホルミル安息香酸19.5gを使用す
る以外は合成例1と同様にして31.8gの白色結晶
を得た。融点195〜200℃。これは3−〔1、1−
ビス(P−ジメチルアミノフエニル)エチレン−
2−イル〕フタリド(次式)であり、95%酢酸中
の入maxは640nmにある。トルエンに溶かした
液は無色であり、シリカゲルによつて速やかに発
色し緑色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C26H26N2O2 C:78.11%(78.35)H:6.32%
(6.58)N:6.98%(7.03) またIRスペクトル(KBr)ではνC=Oの吸収
が1758cm-1にあつた。 合成例 4 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)−1−プロペン−2−イル〕−6−ジメ
チルアミノフタリドの合成> 1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン26.6gの代りに1、1−ビス(P−ジメ
チルアミノフエニル)−1−プロペン28gを使用
し、またトルエンの代りに無水酢酸を使用する以
外は合成例1と同様にして結晶を得た。融点95〜
102℃。これは3−〔1、1−ビス(P−ジメチル
アミノフエニル)−1−プロペン−2−イル〕−6
−ジメチルアミノフタリド(次式)であり95%酢
酸中の入maxは611nmにある。トルエンに溶か
した溶液は無色でありシリガゲルによつて速かに
発色し暗青色を呈する。 元素分析の結果は次の如くであつた。但し
( )内が計算値である。 C29H33N3O2 C:76.10%(76.45)H:7.08%
(7.30) N:9.01%(9.22) またIRスペクトル(KBr)ではνC=Oの吸収
が1755cm-1にあつた。 合成例 5 <3−〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフ
エニル)エチレン−2−イル〕−6−ジエチル
アミノフタリドの合成> 2−ホルミル−5−ジメチルアミノ安息香酸25
gの代りに2−ホルミル−5−ジエチルアミノ安
息香酸29gを使用する以外は合成例1と同様にし
て白色結晶を得た。融点123〜125℃。これは3−
〔1、1−ビス(P−ジメチルアミノフエニル)
エチレン−2−イル〕−6−ジエチルアミノフタ
リド(次式)であり、95%酢酸中の入maxは
690nmにある。トルエンに溶かした溶液は無色
でありシリカゲルによつて速やかに発色し青色を
呈する。元素分析の結果は次の如くであつた。但
し( )内は計算値である。 C30H35N3O2 C:76.58%(76.73)H:7.48%
(7.51) N:8.61%(8.95) またIRスペクトル(KBr)では、νC=Oの吸
収が1753cm-1にあつた。 合成例 6〜16 前述合成例に準じて合成したフタリド化合物を
一覧表にして次に掲げる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
応用例 1
合成例1に挙げた3−〔1、1−ビス(P−ジ
メチルアミノフエニル)エチレン−2−イル〕−
6−ジエチルアミノフタリド3部をアルキルナフ
タレン100部に溶解しこの液にアラビアゴム20部
と水160部の溶液を加えて乳化し、この乳化液に
酸処理ゼラチン20部と水160部の溶液を加え、か
きまぜながら酢酸を加えてPHを5とする。次に
500部を加えてコアセルベーシヨンを進行させ、
発色剤を溶解している溶剤の油滴のまわりにゼラ
チン−アラビアゴムの濃縮液状態を形成させてか
ら、PH4.4とし37%ホルマリン水溶液3.8部を加
え、上記液状膜を硬化後、10℃に冷却し、水酸化
ナトリウム水溶液を加えてPH9とし、5〜6時間
放置してカプセル化を完全に進行させた。このカ
プセル化液を紙に塗布し乾燥する。この紙を酸性
電子受容性吸着剤として酸性白土を塗布した紙に
密着させ、ボールペンの筆圧あるいはタイプライ
ターの衝撃を加えると酸性白土面に濃い緑青色の
像が現われ、この発色像はすぐれた耐光性を示し
た。 応用例 2 合成例2に挙げた3−〔1、1−ビス(P−ピ
ロリジニルフエニル)エチレン−2−イル〕−6
−ジメチルアミノフタリド30部を150部の10%ポ
リビニールアルコール水溶液および65部の水と1
時間混合粉砕して「成分A」とする。尚、粉砕後
の3−〔1、1−ビス(P−ピロリジニルフエニ
ル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチルアミノ
フタリドの粒径は1〜3ミクロンであつた。 他方、35部のビスフエノールA、150部の10%
ポリビニールアルコール水溶液および65部の水を
同様に1時間混合粉砕して「成分B」とする。
尚、粉砕後のビスフエノールAの粒径は1〜3ミ
クロンであつた。 次に3部の成分Aと67部の成分Bを混合し紙に
塗布後乾燥して感熱記録紙を得る。なお塗布量は
約5g/m2であつた。この紙は熱ペンあるいはサ
ーマルヘツドの加熱により速やかに緑青色に発色
し、発色像はすぐれた耐光性、耐湿性を示した。 「発明の効果」 以上の如く本発明は既知のフタリド化合物とは
化学構造的に異なる有用で新規なフタリド化合物
を提供するものである。
メチルアミノフエニル)エチレン−2−イル〕−
6−ジエチルアミノフタリド3部をアルキルナフ
タレン100部に溶解しこの液にアラビアゴム20部
と水160部の溶液を加えて乳化し、この乳化液に
酸処理ゼラチン20部と水160部の溶液を加え、か
きまぜながら酢酸を加えてPHを5とする。次に
500部を加えてコアセルベーシヨンを進行させ、
発色剤を溶解している溶剤の油滴のまわりにゼラ
チン−アラビアゴムの濃縮液状態を形成させてか
ら、PH4.4とし37%ホルマリン水溶液3.8部を加
え、上記液状膜を硬化後、10℃に冷却し、水酸化
ナトリウム水溶液を加えてPH9とし、5〜6時間
放置してカプセル化を完全に進行させた。このカ
プセル化液を紙に塗布し乾燥する。この紙を酸性
電子受容性吸着剤として酸性白土を塗布した紙に
密着させ、ボールペンの筆圧あるいはタイプライ
ターの衝撃を加えると酸性白土面に濃い緑青色の
像が現われ、この発色像はすぐれた耐光性を示し
た。 応用例 2 合成例2に挙げた3−〔1、1−ビス(P−ピ
ロリジニルフエニル)エチレン−2−イル〕−6
−ジメチルアミノフタリド30部を150部の10%ポ
リビニールアルコール水溶液および65部の水と1
時間混合粉砕して「成分A」とする。尚、粉砕後
の3−〔1、1−ビス(P−ピロリジニルフエニ
ル)エチレン−2−イル〕−6−ジメチルアミノ
フタリドの粒径は1〜3ミクロンであつた。 他方、35部のビスフエノールA、150部の10%
ポリビニールアルコール水溶液および65部の水を
同様に1時間混合粉砕して「成分B」とする。
尚、粉砕後のビスフエノールAの粒径は1〜3ミ
クロンであつた。 次に3部の成分Aと67部の成分Bを混合し紙に
塗布後乾燥して感熱記録紙を得る。なお塗布量は
約5g/m2であつた。この紙は熱ペンあるいはサ
ーマルヘツドの加熱により速やかに緑青色に発色
し、発色像はすぐれた耐光性、耐湿性を示した。 「発明の効果」 以上の如く本発明は既知のフタリド化合物とは
化学構造的に異なる有用で新規なフタリド化合物
を提供するものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記一般式()で表わされるフタリド化合
物。 〔式中R1は水素原子、塩素原子、低級アルコキ
シ基、ニトロ基、低級アルキル置換アミノ基又は
ピロリジニル基を意味し、R2は水素原子又はメ
チル基を意味し、R3、R4、R5、R6は低級アルキ
ル基、ベンジル基又はフエニル基を意味し、X、
Yは、水素原子、低級アルキル基、低級アルコキ
シ基を意味する。R3とR4及びR5とR6はそれぞれ
隣接する窒素原子とピロリジニル基を形成しても
よい。〕
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59209177A JPS6187758A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | フタリド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59209177A JPS6187758A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | フタリド化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6187758A JPS6187758A (ja) | 1986-05-06 |
| JPH0426350B2 true JPH0426350B2 (ja) | 1992-05-07 |
Family
ID=16568606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59209177A Granted JPS6187758A (ja) | 1984-10-04 | 1984-10-04 | フタリド化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6187758A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9093874B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-07-28 | Novatorque, Inc. | Sculpted field pole members and methods of forming the same for electrodynamic machines |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0532040A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-09 | Fuji Photo Film Co Ltd | 感圧記録シート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57167979A (en) * | 1981-04-08 | 1982-10-16 | Kanzaki Paper Mfg Co Ltd | Phthalide derivative, its preparation, recording material using it |
-
1984
- 1984-10-04 JP JP59209177A patent/JPS6187758A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9093874B2 (en) | 2004-10-25 | 2015-07-28 | Novatorque, Inc. | Sculpted field pole members and methods of forming the same for electrodynamic machines |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6187758A (ja) | 1986-05-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |