JPH04272144A - ストリップ加熱冷却装置 - Google Patents
ストリップ加熱冷却装置Info
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- JPH04272144A JPH04272144A JP5386491A JP5386491A JPH04272144A JP H04272144 A JPH04272144 A JP H04272144A JP 5386491 A JP5386491 A JP 5386491A JP 5386491 A JP5386491 A JP 5386491A JP H04272144 A JPH04272144 A JP H04272144A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板厚、板幅、材質等の
異なるストリップを連続的に処理する大容量の高速型連
続焼鈍炉等において、板厚等の異なる先行ストリップと
後行ストリップ、特に両者の接続部分をいわゆる板温外
れなく加熱あるいは冷却することの出来る装置に関する
ものである。
異なるストリップを連続的に処理する大容量の高速型連
続焼鈍炉等において、板厚等の異なる先行ストリップと
後行ストリップ、特に両者の接続部分をいわゆる板温外
れなく加熱あるいは冷却することの出来る装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】連続焼鈍炉で板厚等の異なるストリップ
を連続処理する場合、先行ストリップと後行ストリップ
の加熱温度を変化させる必要があるが、その加熱温度を
、両者の接続部分が炉内を通過する際に急激に変化させ
ることは、大容量の連続焼鈍炉では不可能である。その
ため先行ストリップと後行ストリップとの接続部分は未
焼鈍または過焼鈍となり、いわゆる板温はずれという不
良部分となってしまう。
を連続処理する場合、先行ストリップと後行ストリップ
の加熱温度を変化させる必要があるが、その加熱温度を
、両者の接続部分が炉内を通過する際に急激に変化させ
ることは、大容量の連続焼鈍炉では不可能である。その
ため先行ストリップと後行ストリップとの接続部分は未
焼鈍または過焼鈍となり、いわゆる板温はずれという不
良部分となってしまう。
【0003】従来、こうした問題を解決するために、炉
温が後行ストリップの加熱域に至る迄の間、補助的な加
熱手段等を設けることが創案され、実施されている。そ
の代表的な例として、特公昭57−2132号公報、特
公昭60−56406号公報そして特開昭61−113
727号公報に記載のものがある。
温が後行ストリップの加熱域に至る迄の間、補助的な加
熱手段等を設けることが創案され、実施されている。そ
の代表的な例として、特公昭57−2132号公報、特
公昭60−56406号公報そして特開昭61−113
727号公報に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公昭57−2132
号公報および特公昭60−56406号公報に示すもの
は、連続焼鈍炉に誘導加熱装置を設けることによってス
トリップの連続焼鈍処理を円滑に達成しようとするもの
である。しかし、これらの装置にあっては、その原理上
、ストリップを加熱する場合にのみしか適用できない。 従って、後行ストリップの加熱温度が先行ストリップの
加熱温度より高い場合にはその効果を発揮するが、その
逆の場合には使用出来ない。又、こうした誘導加熱装置
は、大がかりな電源装置を必要とする反面、加熱効率が
悪いという欠点がある。又、原理的に板面での温度分布
の制御を充分に行うことができない。
号公報および特公昭60−56406号公報に示すもの
は、連続焼鈍炉に誘導加熱装置を設けることによってス
トリップの連続焼鈍処理を円滑に達成しようとするもの
である。しかし、これらの装置にあっては、その原理上
、ストリップを加熱する場合にのみしか適用できない。 従って、後行ストリップの加熱温度が先行ストリップの
加熱温度より高い場合にはその効果を発揮するが、その
逆の場合には使用出来ない。又、こうした誘導加熱装置
は、大がかりな電源装置を必要とする反面、加熱効率が
悪いという欠点がある。又、原理的に板面での温度分布
の制御を充分に行うことができない。
【0005】特開昭61−113727号公報に示す従
来技術は、ガスジェットをストリップに噴射することに
よって肉厚等の異なるストリップに対応しようとするも
のである。この従来技術は、上記装置と異なり加熱のみ
でなく冷却することも可能である。しかし、送風装置が
大がかりとなること、高温域では大量の非酸化性ガスを
必要とすること、さらに炉内で大きなスペースを必要と
する等の問題がある。
来技術は、ガスジェットをストリップに噴射することに
よって肉厚等の異なるストリップに対応しようとするも
のである。この従来技術は、上記装置と異なり加熱のみ
でなく冷却することも可能である。しかし、送風装置が
大がかりとなること、高温域では大量の非酸化性ガスを
必要とすること、さらに炉内で大きなスペースを必要と
する等の問題がある。
【0006】本発明は、こうした問題に鑑み創案された
もので、大がかりな装置を必要とせず、建設コストが安
価でコンパクトな、しかも短時間における加熱および冷
却効果の大きいストリップ加熱冷却装置を提供すること
をその課題とする。
もので、大がかりな装置を必要とせず、建設コストが安
価でコンパクトな、しかも短時間における加熱および冷
却効果の大きいストリップ加熱冷却装置を提供すること
をその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
低周波振動発生装置1と、その低周波振動発生装置1の
両側開口部から連通されてループ状の閉路を形成すると
共に、低周波振動発生装置1が発する低周波音波の波長
の半分の長さを有する共鳴管2と、共鳴管2の中間部分
に管路の一部として連通され、その管路の一部を形成す
る側壁4を伝熱管5の後方近傍に位置させると共に、ス
トリップ9が出入りするスリット状の開口8を設けた伝
熱室3とから成る伝熱装置を、ストリップ搬送方向に沿
って少なくとも二台設け、一台を加熱用の加熱装置6と
すると共に他の一台を冷却用の冷却装置7とした。
低周波振動発生装置1と、その低周波振動発生装置1の
両側開口部から連通されてループ状の閉路を形成すると
共に、低周波振動発生装置1が発する低周波音波の波長
の半分の長さを有する共鳴管2と、共鳴管2の中間部分
に管路の一部として連通され、その管路の一部を形成す
る側壁4を伝熱管5の後方近傍に位置させると共に、ス
トリップ9が出入りするスリット状の開口8を設けた伝
熱室3とから成る伝熱装置を、ストリップ搬送方向に沿
って少なくとも二台設け、一台を加熱用の加熱装置6と
すると共に他の一台を冷却用の冷却装置7とした。
【0008】
【実施例】第1図から第3図に本発明の一実施例を示す
。これは、竪型炉のストリップ搬送方向に向かって加熱
装置6と冷却装置7とを連続して設けたものである。 こうした構成にあって、後行ストリップ9の加熱温度が
先行ストリップ9のそれより高い場合は、本発明装置に
係る加熱装置6が以下の如く作動される。この際、冷却
装置7は停止状態にある。
。これは、竪型炉のストリップ搬送方向に向かって加熱
装置6と冷却装置7とを連続して設けたものである。 こうした構成にあって、後行ストリップ9の加熱温度が
先行ストリップ9のそれより高い場合は、本発明装置に
係る加熱装置6が以下の如く作動される。この際、冷却
装置7は停止状態にある。
【0009】まず、低周波振動発生装置1によって、そ
の両開口部から位相を180度ずらして低周波振動をお
こし、この低周波振動によって発生する低周波音波が、
発生装置の両側に連通された共鳴管2を通って伝熱室3
に達する。伝熱室3は、スリット状の開口8を除き、側
壁4によって共鳴管2の管路の一部となるべく密閉され
ているので、低周波音波は外部に漏れることなく伝熱室
3内で常に高い共鳴効率で共鳴する。共鳴効率とは、共
鳴管2での音圧レベルの増幅率であり、共鳴管2の共鳴
振動数と低周波振動発生装置1の低周波振動数が一致し
た時に100%の効率が得られる。
の両開口部から位相を180度ずらして低周波振動をお
こし、この低周波振動によって発生する低周波音波が、
発生装置の両側に連通された共鳴管2を通って伝熱室3
に達する。伝熱室3は、スリット状の開口8を除き、側
壁4によって共鳴管2の管路の一部となるべく密閉され
ているので、低周波音波は外部に漏れることなく伝熱室
3内で常に高い共鳴効率で共鳴する。共鳴効率とは、共
鳴管2での音圧レベルの増幅率であり、共鳴管2の共鳴
振動数と低周波振動発生装置1の低周波振動数が一致し
た時に100%の効率が得られる。
【0010】本発明では、共鳴管2の長さを低周波振動
によって発生する低周波音波の波長の二分の一波長とす
る共鳴条件を使用するのが最適である。この共鳴管2は
、その長さが発生装置から発せられる低周波音波の波長
の半分の長さに設定され、また伝熱室3は、その共鳴管
2の中間部分に設けられている。こうすることによって
、伝熱室3を低周波振動発生装置1から低周波音波の波
長の四分の一の地点に位置させている。
によって発生する低周波音波の波長の二分の一波長とす
る共鳴条件を使用するのが最適である。この共鳴管2は
、その長さが発生装置から発せられる低周波音波の波長
の半分の長さに設定され、また伝熱室3は、その共鳴管
2の中間部分に設けられている。こうすることによって
、伝熱室3を低周波振動発生装置1から低周波音波の波
長の四分の一の地点に位置させている。
【0011】周波数が10〜20Hz付近のものを低周
波音波というが、この低周波音波は、共鳴管2を閉ルー
プ(ループ状の閉路)とし、かつ閉ループの長さをその
低周波音波の二分の一に設定した場合、その音源から波
長の四分の一の距離の地点で音圧が零となると共に、振
幅が最大となって音波伝搬方向に往復動する気体の速度
が最高に達するという性質をもっている。本発明におい
ては、伝熱室3を、音源である低周波振動発生装置1か
ら波長の四分の一の地点に設けているので、この伝熱室
3において上述した気体の速度が最大に達する。
波音波というが、この低周波音波は、共鳴管2を閉ルー
プ(ループ状の閉路)とし、かつ閉ループの長さをその
低周波音波の二分の一に設定した場合、その音源から波
長の四分の一の距離の地点で音圧が零となると共に、振
幅が最大となって音波伝搬方向に往復動する気体の速度
が最高に達するという性質をもっている。本発明におい
ては、伝熱室3を、音源である低周波振動発生装置1か
ら波長の四分の一の地点に設けているので、この伝熱室
3において上述した気体の速度が最大に達する。
【0012】加熱装置6の伝熱室3では、ストリップ9
が熱媒が循環する伝熱管5からの輻射熱によって加熱さ
れるが、本発明の場合、伝熱室3内の気体が低周波音波
によって激しく振動して対流し、いわゆる輻射効果以上
の対流効果が発揮され、よってストリップ9の加熱がよ
り効果的に達成される。逆に、後行ストリップ9の加熱
温度が先行ストリップ9の加熱温度より低い場合は、加
熱装置6を停止状態とし、冷却装置7を作動させる。こ
の場合、冷却装置7伝熱室3内で冷媒が循環する伝熱管
5からの輻射伝熱と低周波音波による冷気の対流伝熱に
より、ストリップ9が短時間で効率良く冷却される。
が熱媒が循環する伝熱管5からの輻射熱によって加熱さ
れるが、本発明の場合、伝熱室3内の気体が低周波音波
によって激しく振動して対流し、いわゆる輻射効果以上
の対流効果が発揮され、よってストリップ9の加熱がよ
り効果的に達成される。逆に、後行ストリップ9の加熱
温度が先行ストリップ9の加熱温度より低い場合は、加
熱装置6を停止状態とし、冷却装置7を作動させる。こ
の場合、冷却装置7伝熱室3内で冷媒が循環する伝熱管
5からの輻射伝熱と低周波音波による冷気の対流伝熱に
より、ストリップ9が短時間で効率良く冷却される。
【0013】輻射伝熱と対流伝熱を比較した場合、後者
の伝熱効率の方が高く、又、対流伝熱は輻射伝熱と異な
り低温域でも高い伝熱効率を発揮する。従って対流伝熱
をも利用する本発明装置の加熱装置6は、ストリップ9
を短時間で加熱のみでなく冷却するのにも極めて有効で
ある。
の伝熱効率の方が高く、又、対流伝熱は輻射伝熱と異な
り低温域でも高い伝熱効率を発揮する。従って対流伝熱
をも利用する本発明装置の加熱装置6は、ストリップ9
を短時間で加熱のみでなく冷却するのにも極めて有効で
ある。
【0014】尚、炉温がストリップ9加熱温度に維持さ
れたため、本発明装置を使用しないこととするときは、
加熱装置6の伝熱管5を循環する熱媒、あるいは冷却装
置7の伝熱管5を循環する冷媒は停止させておいても良
いし、又、加熱あるいは冷却を迅速に行うためにわずか
に循環させておいても良い。この際、両伝熱室3は休止
させておく。伝熱室3はその構造上熱的に遮断されてお
り、この室内を通るストリップ9は、わずかに加熱およ
び冷却されるが、伝熱室3の長さは短いためにストリッ
プ9には殆ど温度変化が生じない。
れたため、本発明装置を使用しないこととするときは、
加熱装置6の伝熱管5を循環する熱媒、あるいは冷却装
置7の伝熱管5を循環する冷媒は停止させておいても良
いし、又、加熱あるいは冷却を迅速に行うためにわずか
に循環させておいても良い。この際、両伝熱室3は休止
させておく。伝熱室3はその構造上熱的に遮断されてお
り、この室内を通るストリップ9は、わずかに加熱およ
び冷却されるが、伝熱室3の長さは短いためにストリッ
プ9には殆ど温度変化が生じない。
【0015】本発明装置はあらゆる方法によって運転さ
れ得る。例えば、以下の方法が考えられる。 ■前もって炉温を後行ストリップ9の加熱温度に変更し
ながら、本発明の加熱あるいは冷却装置7を作動して先
行ストリップ9の温度を維持し、後行ストリップ9との
接続部分が炉内を通過するとともに本発明装置の作動を
停止する。 ■接続部分が通過すると同時に本発明装置を作動させて
後行ストリップ9の温度を補償し、炉温が後行ストリッ
プ9の加熱温度に達したら本発明装置を停止する。 ■上記■と■を組み合わせる。 ■炉温を変更しないで異なった加熱条件を要するストリ
ップ9が通過する間中、本発明装置を連続運転する。 尚、加熱・冷却量は接続部分に近いほど大きくなるため
、それに対応して伝熱量を変化させる必要があるが、こ
の点においても本発明装置は制御性能が高いので有効に
対応出来る。
れ得る。例えば、以下の方法が考えられる。 ■前もって炉温を後行ストリップ9の加熱温度に変更し
ながら、本発明の加熱あるいは冷却装置7を作動して先
行ストリップ9の温度を維持し、後行ストリップ9との
接続部分が炉内を通過するとともに本発明装置の作動を
停止する。 ■接続部分が通過すると同時に本発明装置を作動させて
後行ストリップ9の温度を補償し、炉温が後行ストリッ
プ9の加熱温度に達したら本発明装置を停止する。 ■上記■と■を組み合わせる。 ■炉温を変更しないで異なった加熱条件を要するストリ
ップ9が通過する間中、本発明装置を連続運転する。 尚、加熱・冷却量は接続部分に近いほど大きくなるため
、それに対応して伝熱量を変化させる必要があるが、こ
の点においても本発明装置は制御性能が高いので有効に
対応出来る。
【0016】図4に、本発明装置を冷延鋼板用の竪型連
続焼鈍炉に取り付けた一例を示す。当該実施例において
は、加熱帯11のみならず予熱帯10にも取り付けてい
る。 予熱帯10では、加熱帯11の排ガス顕熱を循環空気に
熱交換し、その熱風をガスジェットによってストリップ
9に噴射し加熱することとしている。従って、予熱帯1
0の出側板温は、加熱帯11の炉温に依存するので予熱
帯10出側の板温をストリップ9全長にわたって一定に
制御するのは非常に困難である。予熱帯10の出側板温
の変動は、加熱帯11においてストリップ9をその全長
にわたって一定温度に制御する際の大きな弊害となる。 本発明装置を、予熱帯10に設けることによって、予熱
帯10出側の板温を一定に維持することが出来、よって
上記した弊害を取り除くことが出来る。
続焼鈍炉に取り付けた一例を示す。当該実施例において
は、加熱帯11のみならず予熱帯10にも取り付けてい
る。 予熱帯10では、加熱帯11の排ガス顕熱を循環空気に
熱交換し、その熱風をガスジェットによってストリップ
9に噴射し加熱することとしている。従って、予熱帯1
0の出側板温は、加熱帯11の炉温に依存するので予熱
帯10出側の板温をストリップ9全長にわたって一定に
制御するのは非常に困難である。予熱帯10の出側板温
の変動は、加熱帯11においてストリップ9をその全長
にわたって一定温度に制御する際の大きな弊害となる。 本発明装置を、予熱帯10に設けることによって、予熱
帯10出側の板温を一定に維持することが出来、よって
上記した弊害を取り除くことが出来る。
【0017】次に、本発明装置を加熱帯11に設けた際
における実際の効果を、本発明装置を設けない場合と比
較して以下説明する。
における実際の効果を、本発明装置を設けない場合と比
較して以下説明する。
【0018】板厚0.85mm、板幅1200mm、目
標焼鈍温度780 ℃の先行ストリップ9を燃焼負荷(
ターンダウン比)85%、ライン速度400mpmの定
常操業で780 ℃に加熱し、この先行ストリップ9の
後端に板厚0.95mm、板幅1200mm、目標焼鈍
温度780 ℃の後行ストリップ9を接続している場合
において、この後行ストリップ9が炉内に進入した際(
よって、後行ストリップ9の処理温度が先行ストリップ
9のそれより高く要求される場合)、従来の連続焼鈍炉
においては、次のような運転を行っている。図5および
図6を参照しながら説明する。
標焼鈍温度780 ℃の先行ストリップ9を燃焼負荷(
ターンダウン比)85%、ライン速度400mpmの定
常操業で780 ℃に加熱し、この先行ストリップ9の
後端に板厚0.95mm、板幅1200mm、目標焼鈍
温度780 ℃の後行ストリップ9を接続している場合
において、この後行ストリップ9が炉内に進入した際(
よって、後行ストリップ9の処理温度が先行ストリップ
9のそれより高く要求される場合)、従来の連続焼鈍炉
においては、次のような運転を行っている。図5および
図6を参照しながら説明する。
【0019】■まず、後行ストリップ9が加熱帯11に
進入する2〜3分前に燃料ガス投入量を増加し、後行ス
トリップ9の燃焼負荷(93%) に設定する。■先行
ストリップ9と後行ストリップ9の接続部分の直後にお
いて、ライン速度をそのまま400mpmで運転すると
、炉には熱的応答遅れがあるために炉温が急激には上昇
しない。よって後行ストリップ9は未焼鈍となる(図5
の特性曲線b参照)。オペレータはこの未焼鈍を防止す
べく、すなわち加熱帯11出側の板温が目標焼鈍温度を
下回らないようにすべく、ライン速度を落とす。■そし
て、上記■の操作により、加熱帯11出側の板温が炉温
の上昇によって除々に上昇すると(図6の曲線d参照)
、オペレータはこの板温上昇を監視しながら上記■で一
旦落としたライン速度を除々に当初のライン速度まで上
げていく。従って、ライン速度を落とすことによる処理
量の低下が生ずる
進入する2〜3分前に燃料ガス投入量を増加し、後行ス
トリップ9の燃焼負荷(93%) に設定する。■先行
ストリップ9と後行ストリップ9の接続部分の直後にお
いて、ライン速度をそのまま400mpmで運転すると
、炉には熱的応答遅れがあるために炉温が急激には上昇
しない。よって後行ストリップ9は未焼鈍となる(図5
の特性曲線b参照)。オペレータはこの未焼鈍を防止す
べく、すなわち加熱帯11出側の板温が目標焼鈍温度を
下回らないようにすべく、ライン速度を落とす。■そし
て、上記■の操作により、加熱帯11出側の板温が炉温
の上昇によって除々に上昇すると(図6の曲線d参照)
、オペレータはこの板温上昇を監視しながら上記■で一
旦落としたライン速度を除々に当初のライン速度まで上
げていく。従って、ライン速度を落とすことによる処理
量の低下が生ずる
【0020】同一条件下において、本発明装置を使用し
た場合の結果を以下に示す。先行ストリップ9と後行ス
トリップ9との接続部分が本発明装置に係る加熱装置6
の伝熱室3内(図5に示す板温制御ゾーンA)に進入す
る際、同伝熱室3において流速が50m/s 、対流熱
伝達率170[kcal/m2・hr・℃] の伝熱条
件を達成出来る低周波音波を低周波振動発生装置1によ
り発生させる。この伝熱室3内(板温制御ゾーンA)で
は、伝熱管5から
た場合の結果を以下に示す。先行ストリップ9と後行ス
トリップ9との接続部分が本発明装置に係る加熱装置6
の伝熱室3内(図5に示す板温制御ゾーンA)に進入す
る際、同伝熱室3において流速が50m/s 、対流熱
伝達率170[kcal/m2・hr・℃] の伝熱条
件を達成出来る低周波音波を低周波振動発生装置1によ
り発生させる。この伝熱室3内(板温制御ゾーンA)で
は、伝熱管5から
【数1】
で得られる輻射熱QR [kcal]のみでなく、低周
波音波の対流伝熱効果による
波音波の対流伝熱効果による
【数2】
で得られる対流熱Qc [kcal]によって迅速に加
熱される。この対流伝熱効果により後行ストリップ9が
図5の特性曲線cに示す温度上昇を行い、ライン速度を
落とすことなく、熱処理負荷増大時における未焼鈍を防
止することが出来た。
熱される。この対流伝熱効果により後行ストリップ9が
図5の特性曲線cに示す温度上昇を行い、ライン速度を
落とすことなく、熱処理負荷増大時における未焼鈍を防
止することが出来た。
【数1】
【数2】
【0021】従来技術による運転では、熱処理負荷変更
時点から20分間の間に、ライン速度の低下による平均
約8.7 %の処理量の低下が避けられなかった(図6
における斜線部分)が、本発明装置の使用により、ライ
ン速度を低下させることなくストリップ9全長にわたっ
て板温を一定に維持することが可能となった。
時点から20分間の間に、ライン速度の低下による平均
約8.7 %の処理量の低下が避けられなかった(図6
における斜線部分)が、本発明装置の使用により、ライ
ン速度を低下させることなくストリップ9全長にわたっ
て板温を一定に維持することが可能となった。
【0022】
【発明の効果】このように、本発明は、伝熱効果の高い
対流伝熱によってストリップを加熱・冷却するものであ
るため、短時間でストリップを設定温度に加熱・冷却す
ることが可能であり、よって特に先行ストリップと後行
ストリップとの接続部分をもライン速度を落とすことな
く迅速に加熱および冷却することが出来る生産性に優れ
た装置である。
対流伝熱によってストリップを加熱・冷却するものであ
るため、短時間でストリップを設定温度に加熱・冷却す
ることが可能であり、よって特に先行ストリップと後行
ストリップとの接続部分をもライン速度を落とすことな
く迅速に加熱および冷却することが出来る生産性に優れ
た装置である。
【0023】又、本発明装置は、従来の誘導加熱やガス
ジェットによるものと比較して大がかりな装置を必要と
せず、建設コストが安価でコンパクトである等、経済性
にも優れている。
ジェットによるものと比較して大がかりな装置を必要と
せず、建設コストが安価でコンパクトである等、経済性
にも優れている。
【0024】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図。
【図2】図1に示した実施例の要部正面図。
【図3】図2中のA−A線断面矢視図。
【図4】本発明装置を竪型連続焼鈍炉に取り付けた一例
を示す構成図。
を示す構成図。
【図5】本発明装置を使用した場合および使用しない場
合におけるストリップの板温上昇を示す特性線図。
合におけるストリップの板温上昇を示す特性線図。
【図6】従来技術によってストリップの接続部分を加熱
処理する場合における運転状態を示す特性線図。
処理する場合における運転状態を示す特性線図。
【符号の説明】
1 ;低周波振動発生装置
2 ;共鳴管
3 ;伝熱室
4 ;側壁
5 ;伝熱管
6 ;加熱装置
7 ;冷却装置
8 ;開口
9 ;ストリップ
10 ;予熱帯
11 ;加熱帯
12 ;均熱帯
Claims (1)
- 【請求項1】 低周波振動発生装置(1) と、該低
周波振動発生装置(1) の両側開口部から連通されて
ループ状の閉路を形成すると共に、前記低周波振動発生
装置(1) が発する低周波音波の波長の半分の管路長
を有する共鳴管(2) と、該共鳴管(2) の中間部
分に管路の一部として連通され、該管路の一部を形成す
る側壁(4) を伝熱管(5) の後方近傍に位置させ
ると共に、ストリップ(9) が出入りするスリット状
の開口(8) を設けた伝熱室(3) と、から成る伝
熱装置を、ストリップ搬送方向に沿って少なくとも二台
設け、一台を加熱用の加熱装置(6) とすると共に他
の一台を冷却用の冷却装置(7) として成るストリッ
プ加熱冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5386491A JPH04272144A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ストリップ加熱冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5386491A JPH04272144A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ストリップ加熱冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04272144A true JPH04272144A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12954637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5386491A Pending JPH04272144A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | ストリップ加熱冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04272144A (ja) |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP5386491A patent/JPH04272144A/ja active Pending
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