JPH0430968B2 - - Google Patents

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JPH0430968B2
JPH0430968B2 JP1755785A JP1755785A JPH0430968B2 JP H0430968 B2 JPH0430968 B2 JP H0430968B2 JP 1755785 A JP1755785 A JP 1755785A JP 1755785 A JP1755785 A JP 1755785A JP H0430968 B2 JPH0430968 B2 JP H0430968B2
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Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は新規な芳香族ポリエーテルケトン及び
その製造法に関するものである。さらに詳しくい
えば、本発明はフエニレン基がエーテル基及びケ
トン基を介してp−位に連結されている化学構造
を有する、耐熱性、耐薬品性及び機械的強度など
に優れ、かつ比較的容易に溶解成形しうる新規な
ポリマー及びそれを工業的有利に製造する方法に
関するものである。 従来の技術 これまで、エーテル基及びケトン基を介してフ
エニレン基がp−位に連結されている構造を有す
る芳香族ポリエーテルケトンとしては、例えば構
造式 で表わされる、芳香環上に置換基をもたないもの
が知られており、このものは優れた耐熱性、耐薬
品性及び機械的強度などを有するために、成形材
料として注目されている。 この構造式で表わされる芳香族ポリエーテルケ
トン、例えば4−(p−クロロベンゾイル)フエ
ノールのカリウム塩を加熱する方法(特公昭50−
1020号公報)、あるいはp−フエノキシベンゾイ
ルハライドを三フツ化ホウ素などのルイス酸触媒
の存在下に、フリーデル・クラフツ反応を行わし
める方法(特公昭56−33419号公報)などによつ
て製造される。 しかしながら、このようにして得られた芳香環
上に置換基をもたない芳香族ポリエーテルケトン
は、耐熱性、耐薬品性、機械的強度などに優れて
いるものの、融点が365〜367℃と極めて高いため
に、成形加工温度としては、400℃以上の温度が
必要であつて、その加工が困難であるという欠点
がある。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このような欠点を改良し、優
れた耐熱性、耐薬品及び機械的強度を有し、かつ
比較的容易に溶融成形しうる新規なポリマー、及
びその製造法を提供するものである。 問題点を解決するための手段 本発明者らは研究を重ね、先に、式 で表わされる、芳香環に置換基を有する構成単位
から成る芳香族ポリエーテルケトンが前記目的に
適合しうることを見出したが、さらに研究を続け
た結果、前記式()で表わされる構成単位と、
で表わされる構成単位とを所定の割合で有し、か
つ特定の値以上の還元粘度を有する新規な芳香族
ポリエーテルケトンが前記目的に適合しうるこ
と、及びこのものは4−(p−ハロゲノベンゾイ
ル)−2,6−ジメチルフエノールと4−(p−ハ
ロゲノベンゾイル)フエノールとを加熱反応させ
ることにより、容易に得られることを見出し、こ
の知見に基づいて本発明を完成するに至つた。 すなわち、本発明は、(A)式 で表わされる構成単位と、(B)式 で表わされる構成単位とを有し、(A)単位と(B)単位
との割合がモル比で5:95ないし99:1の範囲に
あり、かつ98%硫酸を溶媒としたときの温度30
℃、濃度0.1g/dlにおける還元粘度が0.1以上で
あることを特徴とする芳香族ポリエーテルケト
ン、及びこのものを、無溶媒又は溶媒中におい
て、4−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジ
メチルフエノールと4−(p−ハロゲノベンゾイ
ル)フエノールとをモル比5:95ないし99:1で
混合し、加熱反応させることにより製造する方法
を提供するものである。 本発明で用いられる原料の単量体は、次の一般
(式中のXはハロゲン原子である) で示される4−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,
6−ジメチルフエノールと、一般式 (式中のX′はハロゲン原子である) で示される4−(p−ハロゲノベンゾイル)フエ
ノールであり、それぞれのハロゲン原子は同一で
あつても異なつていてもよい。好ましいハロゲン
原子はフツ素原子及び塩素原子であり、特に両化
合物ともフツ素原子であることが好ましい。 本発明においては、前記一般式()で表わさ
れる4−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジ
メチルフエノールと一般式()で表わされる4
−(p−ハロゲノベンゾイル)フエノールとを、
モル比5:95ないし99:1、好ましくは80:20な
いし99:1の割合で加熱反応させることにより、
目的の芳香族ポリエーテルケトンが得られる。こ
の際の縮合を行わせる手段には特に制限はない
が、例えば次に示すような2通りの方法が有利で
ある。すなわち第1の方法は、4−(p−ハロゲ
ノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノール及
び4−(p−ハロゲノベンゾイル)フエノールを
それぞれアルカリ金属塩の形で用い、これらを前
記の割合で混合して加熱し、脱ハロゲン化アルカ
リ金属を伴いながら重縮合させる方法である。前
記アルカリ金属塩としてはナトリウム塩又はカリ
ウム塩が好ましく、さらに両化合物とも同一のア
ルカリ金属の塩であることが好ましい。 この反応は、無溶媒で実施することもできる
し、また重合反応に悪影響を及ぼさない溶媒を用
いて実施することもできる。溶媒としては、常温
で液体状のものはもちろんのこと、常温で固体状
であつても反応温度において溶融状態になるもの
であれば使用することができる。このような溶媒
としては、例えばN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチル
−2−ピロリドン、ヘキサメチルホスホルアミ
ド、テトラメチル尿素などのアミド系溶媒;ベン
ゾニトリル、トルニトリルなどのニトリル系溶
媒;ジメチルスルホン、ジエチルスルホンなどの
ジアルキルスルホン類;スルホラン、メチルスル
ホランなどのスルホラン類;ジフエニルスルホ
ン、ジトリルスルホンなどのジアリールスルホン
類;ジフエニルエーテル、ジトリルエーテルなど
のジアリールエーテル類;ベンゾフエノン、アセ
トフエノン、ジトリルケトンなどのケトン類など
が好ましく用いられる。 また、反応温度及び反応時間は、原料モノマー
のハロゲン原子及びアルカリ金属の種類、溶媒の
有無及び種類などによつて異なるが、通常150〜
450℃の温度範囲で1分間〜50時間、好ましくは
200〜400℃の温度範囲で5分間〜25時間程度であ
る。 前記の4−(p−ハロゲンベンゾイル)−2,6
−ジメチルフエノールのアルカリ金属塩及び4−
(p−ハロゲノベンゾイル)フエノールのアルカ
リ金属塩は、任意の方法により製造することがで
きる。例えば、アルカリ金属の水酸化物、炭酸
塩、炭酸水素塩などの水溶液、あるいはアルカリ
金属水酸化物の低級アルコール溶液と、4−(p
−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエ
ノール及び4−(p−ハロゲノベンゾイル)フエ
ノールとを別々に反応させるか又は両化合物を混
合して反応させたのち、脱水、乾燥、あるいは脱
アルコール、乾燥することによつて容易に得られ
る。 このようにして得られた芳香族ポリエーテルケ
トンは、通常前記の式()で表わされる構成単
位と式()で表わされる構成単位とがランダム
に結合したものである。 第2の方法は、所定の割合の4−(p−ハロゲ
ノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノールと
4−(p−ハロゲノベンゾイル)フエノールとを、
アルカリ金属の炭酸塩及び炭酸水素塩の中から選
ばれた少なくとも1種の存在下に加熱して重縮合
させる方法である。アルカリ金属の炭酸塩及び炭
酸水素塩としては、例えば炭酸リチウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸ルビジウム、炭酸
セシウム、及び炭酸水素リチウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素リビジウ
ム、炭酸水素セシウムなどが用いられる。 これらのアルカリ金属の炭酸塩及び炭酸水素塩
は無水のものが好ましく、またその使用量は、4
−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチル
フエノールと4−(p−ハロゲノベンゾイル)フ
エノールとの合計モル数に対して、通常0.1〜5
倍モル、好ましくは0.3〜2倍モルの範囲で選ば
れる。 この重縮合反応も無溶媒で実施することができ
るし、また前記のような溶媒を用いて実施するこ
ともできる。 また、反応温度及び反応時間は、原料モノマー
のハロゲン原子の種類、アルカリ金属の炭酸塩や
炭酸水素塩の種類、溶媒の有無及び種類などによ
つて異なるが、通常150℃〜450℃の温度範囲で1
分〜50時間、好ましくは200〜400℃の温度範囲で
5分間〜25時間程度である。 モノマーの4−(p−ハロゲノベンゾイル)−
2,6−ジメチルフエノール及び4−(p−ハロ
ゲノベンゾイル)フエノールは任意の方法によつ
て製造することができるが、ハロゲン原子とヒド
ロキシル基がカルボニル基に対してそれぞれ実質
的にp−位にあることが必要である。4−(p−
ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノ
ールの好ましい製造方法の1つはp−ハロゲン化
安息香酸2,6−ジメチルフエノールエステルを
フリース転位させる方法である。この場合、ヒド
ロキシル基に対して2及び6位がメチル基で置換
されているため、目的とするp−体のものしか生
成しない。 このようにして得られた芳香族ポリエーテルケ
トンは、前記の方法で得られたものと同様に、式
()で表わされる構成単位(A)と式()で表わ
される構成単位(B)とがランダムに結合したもので
ある。 本発明の芳香族ポリエーテルケトンは、前記の
式()及び()で表わされる構成単位(A)及び
(B)を有するものであり、構成単位(A)と構成単位(B)
との割合は、モル比で5:95ないし99:1の範囲
で選ばれるが、特に好ましい割合はモル比で20:
80ないし99:1である。構成単位(A)と構成単位(B)
との割合がこの範囲にあるものは、構成単位(B)の
みから成る、式()で示される芳香族ポリエー
テルケトンに比べて、ガラス転移温度が10℃以上
向上するため、より高温での寸法安定性が向上す
る。また、この割合を変えることによつて、非晶
性のものから結晶性のものまで、任意に得ること
ができる。さらに、本発明の芳香族ポリエーテル
ケトンは、98%硫酸を溶媒としたときの温度30
℃、濃度0.1g/dlにおける還元粘度が0.1以上で
ある。 そして、この値は、溶融成形、溶液成形あるい
はその他の方法によつて成形しうる範囲であれ
ば、その上限について特に制限はないが、一般に
は0.1〜5.0、好ましくは0.2〜3.5の範囲にあるこ
とが望ましい。 発明の効果 本発明の芳香族ポリエーテルケトンは、芳香環
がカルボニル結合及びエーテル結合によつてp−
位で結合されているため、耐熱性(窒素気流中、
430℃まで重量減少がない)、耐薬品性(濃硫酸以
外の溶媒はほどんどない)及び機械的強度が極め
て優れており、その上芳香環上に置換基を有する
構成単位が含まれているため、該置換基を有しな
い従来の芳香族ポリエーテルケトンに比べて、成
形加工が比較的容易であつて、例えば300〜400℃
の温度で溶融成形しうるなどの特徴を有してい
る。 本発明のポリマーは単独で、構造材、フイル
ム、繊維、フイブリル、被覆材などに用いること
ができ、さらには他のポリマーとのブレンド物と
して、あるいはガラス繊維、炭素繊維、アラミド
繊維、炭酸カルシウム、ケイ酸カルシウムなどの
強化材又は充填剤を混合した複合材料としても用
いられる。 実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明す
るが、本発明はこれらの実施例によつてなんら限
定されるものではない。 なお、ポリマーの還元粘度は、98%硫酸を溶媒
として、濃度0.1g/dl、温度30℃で測定した値
である。 実施例 1 4−(p−フルオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノール17.08g、4−(p−フルオロベン
ゾイル)フエノール6.48g及びジフエニルスルホ
ン50gを、かきまぜ装置、温度計、窒素導入管、
空冷式冷却管の付いたフラスコに入れ、180℃に
加熱し均一な溶液にする。次いで微粉末の無水炭
酸ナトリウム4.98g及び無水炭酸カリウム0.42g
の混合物を加え、200℃で1時間、250℃で1時
間、280℃で1.2時間、かきまぜながら反応させ
た。熱いままで、粘稠な反応混合物を取り出し、
冷却後、粉砕した。得られた粉末をアセトン及び
水で、それぞれ数回洗浄及び抽出操作をすること
によつてジフエニルスルホン及び無機塩を除去し
た。次いで、減圧下に150℃で乾燥することによ
つて、乳白色のポリマー21.5gが得られた。収率
は定量的であり、このポリマーの還元粘度は1.8
であつた。 また、得られたポリマーの元素分析値は C H 実測値 80.2 % 5.0 % 理論値 80.15% 5.01% 〔C14.4H10.8O2)nとして〕 で、赤外線吸収スペクトルは第1図に示すよう
に、2900〜2950cm-1:メチル基、1640〜1670cm-1
及び1575〜1610cm-1:カルボニル基及びそれに共
役するベンゼン環、1100〜1350cm-1:エーテル結
合である。 これらの結果及びNMRなどにより、該ポリマ
ーは の組成を有する芳香族ポリエーテルケトンである
ことが同定された。 さらに、この芳香族ポリエーテルケトンの熱重
量分析チヤートを第2図に示す。第2図から明ら
かなように、このポリマーは窒素気流中、440℃
まで重量減少が認められなかつた。また、このポ
リマーは、約230℃にガラス転移点を有する非晶
質のポリマーであることが分つた。 実施例 2 4−(p−フルオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノールと水酸化カリウムの水溶液との反
応させたのち、脱水、真空乾燥(150℃)するこ
とによつて、得られた黄色粉末の4−(p−フル
オロベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノール
のカリウム塩16.92g、及び同様な方法で調製し
た4−(p−フルオロベンゾイル)フエノールの
カリウム塩10.16g、ジフエニルスルホン45gを
フラスコに入れ、かきまぜながら240℃で1時間、
280℃で1時間、反応させることによつて重合を
行つた。実施例1と同様な方法によつて後処理を
した結果、実施例1と同様な乳白色のポリマー
21.23gが得られた。収率は定量的であり、この
ポリマーの還元粘度は1.4であつた。 このポリマーは、元素分析値が C H 実測値 80.1 % 4.9 % 理論値 80.08% 4.89% 〔C14.2H10.4O2)nとして〕 であり、この結果及びNMRなどから の組成を有するものであることが確認された。 実施例 3〜6 4−(p−フルオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノール(−a)及び4−(p−フルオ
ロベンゾイル)フエノール(−a)の量を変え
る以外は、実施例1と同様な方法により、 の構成単位を有する乳白色ないし若干の淡黄色を
帯びた乳白色の芳香族ポリエーテルケトンが定量
的に得られた。このものの物性を求めその結果を
次表に示す。
【表】 ただし、ηsp/cは還元粘度、Tgはガラス転移
温度、IRは赤外線吸収スペクトル、TGAは熱重
量分析を表わす。 実施例3及び4で得られたポリマーは非晶性で
あり、実施例5で得られたポリマーは若干の結晶
質部分を含んでおり、実施例6で得られたポリマ
ーは340℃付近に融点を有する結晶性ポリマーで
あつた。 実施例 7 4−(p−クロオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノール18.24g,4−(p−クロオロベン
ゾイル)フエノール6.98g,ジフエニルスルホン
60g、無水炭酸カリウム6.9gをフラスコに入れ、
かきまぜながら320℃で10時間反応させることに
よつて重合を行つた。実施例1と同様な方法によ
つて後処理をした結果、淡茶色のポリマーを得
た。このポリマーの赤外線吸収スペクトル及び熱
分析チヤートは、実施例1で得られたものと一致
していた。このポリマーの還元粘度は0.6で収率
は90%であつた。 実施例 8 4−(p−フルオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノール73.2g,4−(p−フルオロベン
ゾイル)フエノール151.2g,スルホラン450g,
無水炭酸ナトリウム49.8g、無水炭酸カリウム
4.2gをフラスコに入れ、200〜220℃で1時間、
250℃で1時間、283℃で2時間、かきまぜながら
反応させることによつて重合を行つた。反応温度
では黄土色の粘稠な液体であつたが室温まで冷却
すると固体になつた。この固体状生成物を粉砕
し、水及びアセトンで洗浄及び抽出操作をするこ
とによつて、無機塩及びスルホランを除去した。
次いで減圧下に150℃で乾燥することによつて若
干黄色味がかつたアイボリー色のポリマー204g
が得られた。収率は定量的であり、還元粘度は
1.4であつた。このポリマーの赤外線スペクトル
及び熱分析チヤートは、実施例5で得られたもの
と一致していた。 実施例 9 4−(p−フルオロベンゾイル)−2,6−ジメ
チルフエノール4.88g,4−(p−フルオロベン
ゾイル)フエノール17.28gを用いる以外は実施
例1と同様な方法により重縮合反応及び後処理を
行つた結果、ほぼ定量的な収率で乳白色のポリマ
ーを得た。このポリマーの還元粘度は1.5であつ
た。またNMR分析や赤外線吸収スペクトルなど
により、このポリマーは骨格が から成つている芳香族ポリエーテルケトンである
と同定された。熱重量分析によれば、このポリマ
ーは窒素気流中約470℃まで重量減少が認められ
なかつた。またこのポリマーは200℃付近にガラ
ス転移点を有し、また350℃付近に融点を有して
いることから、部分的に結晶質を含むポリマーで
あることが分つた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第5図、第7図及び第9図
は、本発明の芳香族ポリエーテルケトンの実施例
についての拡散反射FT−IRによる赤外線吸収ス
ペクトルチヤート、第2図、第4図、第6図、第
8図及び第10図は、前記に対応する実施例につ
いての窒素気流下での熱重量分析チヤートであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)式 で表わされる構成単位と、(B)式 で表わされる構成単位とを有し、(A)単位と(B)単位
    との割合がモル比で5:95ないし99:1の範囲に
    あり、かつ98%硫酸を溶媒としたときの温度30
    ℃、濃度0.1g/dlにおける還元粘度が0.1以上で
    あることを特徴とする芳香族ポリエーテルケト
    ン。 2 (A)単位と(B)単位との割合がモル比で20:80な
    いし99:1である特許請求の範囲第1項記載の芳
    香族ポリエーテルケトン。 3 無溶媒又は溶媒中において、4−(p−ハロ
    ゲノベンゾイル)−2,6−ジメチルフエノール
    のアルカリ金属塩と4−(p−ハロゲノベンゾイ
    ル)フエノールのアルカリ金属塩とをモル比5:
    95ないし99:1の割合で、加熱反応させることを
    特徴とする、(A)式 で表わされる構成単位と、(B)式 で表わされる構成単位とを有し、(A)単位と(B)単位
    との割合がモル比で5:95ないし99:1の範囲に
    あり、かつ98%硫酸を溶媒としたときの温度30
    ℃、濃度0.1g/dlにおける還元粘度が0.1以上で
    ある芳香族ポリエーテルケトンの製造法。 4 (A)単位と(B)単位との割合がモル比で20:80な
    いし99:1である特許請求の範囲第3項記載の製
    造法。 5 4−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジ
    メチルフエノールのハロゲン原子及び4−(p−
    ハロゲノベンゾイル)フエノールのハロゲン原子
    が、それぞれフツ素原子又は塩素原子である特許
    請求の範囲第3項又は第4項記載の製造法。 6 無溶媒又は溶媒中において、アルカリ金属の
    炭酸塩及び炭酸水素塩の中から選ばれた少なくと
    も1種の存在下に、4−(p−ハロゲノベンゾイ
    ル)−2,6−ジメチルフエノールと4−(p−ハ
    ロゲノベンゾイル)フエノールとをモル比5:95
    ないし99:1の割合で加熱反応させることを特徴
    とする、(A)式 で表わされる構成単位と、(B)式 で表わされる構成単位とを有し、(A)単位と(B)単位
    との割合がモル比で5:95ないし99:1の範囲に
    あり、かつ98%硫酸を溶媒としたときの温度30
    ℃、濃度0.1g/dlにおける還元粘度が0.1以上で
    ある芳香族ポリエーテルケトンの製造法。 7 (A)単位と(B)単位との割合がモル比で20:80な
    いし99:1である特許請求の範囲第6項記載の製
    造法。 8 4−(p−ハロゲノベンゾイル)−2,6−ジ
    メチルフエノールのハロゲン原子及び4−(p−
    ハロゲノベンゾイル)フエノールのハロゲン原子
    が、それぞれフツ素原子又は塩素原子である特許
    請求の範囲第6項又は第7項記載の製造法。
JP1755785A 1984-07-19 1985-01-31 芳香族ポリエ−テルケトン及びその製造法 Granted JPS61176627A (ja)

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