JPH0431165B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0431165B2 JPH0431165B2 JP60191962A JP19196285A JPH0431165B2 JP H0431165 B2 JPH0431165 B2 JP H0431165B2 JP 60191962 A JP60191962 A JP 60191962A JP 19196285 A JP19196285 A JP 19196285A JP H0431165 B2 JPH0431165 B2 JP H0431165B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- reduction
- iron oxide
- magnetic properties
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Compounds Of Iron (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は保磁力(Hc)、磁束密度(σs)などの
磁気特性のすぐれた強磁性酸化鉄粉末の製造方法
に関するものである。 従来の技術 強磁性酸化鉄粉末は一般にγ−Fe2O3又は
Fe3O4が使用されている。Fe3O4磁性粉末は従来
は一般に、α−FeOOH粉未あるいは、γ−
FeOOH粉末などの含水酸化鉄を脱水焼成してα
−Fe2O3とした後、この粉末をN2ガスをキヤリヤ
ーガスとして還元性ガス(たとえば水素)で還元
することによつて製造されている。またγ−
Fe2O3はこのFe3O4をさらに酸化することによつ
て製造されている。 発明が解決しようとする問題点 磁気記録体としては磁気特性のすぐれているこ
とが要求されるが、従来のN2ガスをキヤリヤー
ガスとして還元したマグネタイト(Fe3O4)また
はこれを酸化して得られたγ−Fe2O3では還元時
に粒子間の焼結が進み、表面積が減少し、磁気特
性が十分でなかつた。焼結が進む理由としては
FeとNが一部反応するためと考えられる。 本発明の目的は保磁力、磁束密度などの磁気特
性の優れた酸化鉄粉末を得ることにある。 問題を解決するための手段 我々は磁気特性のすぐれた磁性粉を製造する方
法を種々検討した結果、N2ガスのかわりにCO2
ガスをキヤリヤーガスとして還元または還元後酸
化することによつて製造したマグネタイトまたは
γ−Fe2O3の磁気特性が向上することを見い出し
た。 出発原料としてはゲータイト(α−FeOOH)、
レピツドクロサイト(γ−FeOOH)などの含水
酸化鉄で、これらを脱水して先ずα−Fe2O3等に
する。 次にCO2ガスを還元剤のキヤリヤーガスとして
用い、α−Fe2O3等を還元してFe3O4にする。還
元剤にはH2ガス、COガス等の外、油脂、脂肪
酸、炭化水素などをα−Fe2O3に添加して用いる
ことができる。キヤリヤーガスは経済性等からは
CO2ガスが好ましい。還元温度は300〜600℃が一
般的に用いられる。CO2ガス流量は、0.1/
min/250gα−Fe2O3〜5/min/250gα−
Fe2O3が適当である。 Fe系窒化物Fe16N2、Fe2-3N等が知られている
ように窒素は金属の窒化物を形成するため、Ar
に比較すると不活性ではなく、α−Fe2O3の還元
の際には触媒のような作用により粒子間の焼結を
促進するものと考えられる。また窒素中の不純物
O2が還元で生じたFe3O4の表面を部分的に酸化さ
せ非磁性のα−Fe2O3を形成することにより磁気
特性を低下させると考えられる。 CO2ガスを使用すると還元雰囲気中で遊離Cを
生成しこれが粒子表面をコーテイングし焼結を防
止すると考えられる。 還元時間は上記温度範囲に接触している時間で
表わして15〜60分が適当である。 本発明で得られたFe3O4又はγ−Fe2O3は磁気
特性(保磁力、磁束密度)がすぐれており、磁気
記録体に適している。 実施例 1 レピツドクロサイト 100gを回転レトルト炉
(内容積 5)で430℃×30分の条件で脱水焼成
した後、生成したα−Fe2O3に植物油 5%を添
加し、430℃、470℃で30分間、CO2ガス(0.5
/min)中で還元した。還元後のマグネタイト
および還元後空気中、260℃×1hrで酸化した後の
γ−Fe2O3の磁気特性を表1に示す。
磁気特性のすぐれた強磁性酸化鉄粉末の製造方法
に関するものである。 従来の技術 強磁性酸化鉄粉末は一般にγ−Fe2O3又は
Fe3O4が使用されている。Fe3O4磁性粉末は従来
は一般に、α−FeOOH粉未あるいは、γ−
FeOOH粉末などの含水酸化鉄を脱水焼成してα
−Fe2O3とした後、この粉末をN2ガスをキヤリヤ
ーガスとして還元性ガス(たとえば水素)で還元
することによつて製造されている。またγ−
Fe2O3はこのFe3O4をさらに酸化することによつ
て製造されている。 発明が解決しようとする問題点 磁気記録体としては磁気特性のすぐれているこ
とが要求されるが、従来のN2ガスをキヤリヤー
ガスとして還元したマグネタイト(Fe3O4)また
はこれを酸化して得られたγ−Fe2O3では還元時
に粒子間の焼結が進み、表面積が減少し、磁気特
性が十分でなかつた。焼結が進む理由としては
FeとNが一部反応するためと考えられる。 本発明の目的は保磁力、磁束密度などの磁気特
性の優れた酸化鉄粉末を得ることにある。 問題を解決するための手段 我々は磁気特性のすぐれた磁性粉を製造する方
法を種々検討した結果、N2ガスのかわりにCO2
ガスをキヤリヤーガスとして還元または還元後酸
化することによつて製造したマグネタイトまたは
γ−Fe2O3の磁気特性が向上することを見い出し
た。 出発原料としてはゲータイト(α−FeOOH)、
レピツドクロサイト(γ−FeOOH)などの含水
酸化鉄で、これらを脱水して先ずα−Fe2O3等に
する。 次にCO2ガスを還元剤のキヤリヤーガスとして
用い、α−Fe2O3等を還元してFe3O4にする。還
元剤にはH2ガス、COガス等の外、油脂、脂肪
酸、炭化水素などをα−Fe2O3に添加して用いる
ことができる。キヤリヤーガスは経済性等からは
CO2ガスが好ましい。還元温度は300〜600℃が一
般的に用いられる。CO2ガス流量は、0.1/
min/250gα−Fe2O3〜5/min/250gα−
Fe2O3が適当である。 Fe系窒化物Fe16N2、Fe2-3N等が知られている
ように窒素は金属の窒化物を形成するため、Ar
に比較すると不活性ではなく、α−Fe2O3の還元
の際には触媒のような作用により粒子間の焼結を
促進するものと考えられる。また窒素中の不純物
O2が還元で生じたFe3O4の表面を部分的に酸化さ
せ非磁性のα−Fe2O3を形成することにより磁気
特性を低下させると考えられる。 CO2ガスを使用すると還元雰囲気中で遊離Cを
生成しこれが粒子表面をコーテイングし焼結を防
止すると考えられる。 還元時間は上記温度範囲に接触している時間で
表わして15〜60分が適当である。 本発明で得られたFe3O4又はγ−Fe2O3は磁気
特性(保磁力、磁束密度)がすぐれており、磁気
記録体に適している。 実施例 1 レピツドクロサイト 100gを回転レトルト炉
(内容積 5)で430℃×30分の条件で脱水焼成
した後、生成したα−Fe2O3に植物油 5%を添
加し、430℃、470℃で30分間、CO2ガス(0.5
/min)中で還元した。還元後のマグネタイト
および還元後空気中、260℃×1hrで酸化した後の
γ−Fe2O3の磁気特性を表1に示す。
【表】
比較例 1
上記と同様の方法において、還元時のキヤリヤ
ーガスとして従来法にしたがい、N2ガスを使用
して還元または還元後酸化して得られたマグネタ
イト、γ−Fe2O3の磁気特性を表3に示す。
ーガスとして従来法にしたがい、N2ガスを使用
して還元または還元後酸化して得られたマグネタ
イト、γ−Fe2O3の磁気特性を表3に示す。
【表】
発明の効果
上記実施例からわかるように、CO2ガスを用い
て還元または還元後酸化して得られたマグネタイ
トまたはγ−Fe2O3の磁気特性はN2ガスを用いて
還元し、得られたマグネタイトまたはγ−Fe2O3
の磁気特性よりすぐれていることがわかる。
て還元または還元後酸化して得られたマグネタイ
トまたはγ−Fe2O3の磁気特性はN2ガスを用いて
還元し、得られたマグネタイトまたはγ−Fe2O3
の磁気特性よりすぐれていることがわかる。
Claims (1)
- 1 含水酸化鉄粉末を脱水してFe2O3とした後、
還元性ガスで還元してFe3O4とするか又はこれを
さらに酸化してFe2O3とする強磁性酸化鉄粉末の
製造方法において還元剤のキヤリヤーガスとして
CO2ガスを使用することを特徴とする強磁性酸化
鉄粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60191962A JPS6252903A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 強磁性酸化鉄粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60191962A JPS6252903A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 強磁性酸化鉄粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252903A JPS6252903A (ja) | 1987-03-07 |
| JPH0431165B2 true JPH0431165B2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=16283341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60191962A Granted JPS6252903A (ja) | 1985-09-02 | 1985-09-02 | 強磁性酸化鉄粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6252903A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS558460B2 (ja) * | 1974-08-10 | 1980-03-04 | ||
| JPS6054927A (ja) * | 1983-09-01 | 1985-03-29 | Ube Ind Ltd | 磁性粉末の製造法 |
-
1985
- 1985-09-02 JP JP60191962A patent/JPS6252903A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6252903A (ja) | 1987-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4274865A (en) | Production of magnetic powder | |
| US4447264A (en) | Production of magnetic powder | |
| US4267207A (en) | Process for producing cobalt-containing ferromagnetic iron oxide powder | |
| JPH0146445B2 (ja) | ||
| JPS5917161B2 (ja) | 強磁性金属粉末の製造方法 | |
| JPH0145202B2 (ja) | ||
| US4920010A (en) | Ferromagnetic metal powder | |
| GB1589355A (en) | Acicular cobalt magnetic iron oxide and its manufacture | |
| EP0154285B1 (en) | Process for producing ferromagnetic metal powder | |
| JPH0269904A (ja) | 改質磁性金属粉末の製造法 | |
| JPH0549609B2 (ja) | ||
| JPH08109401A (ja) | 磁気記録用金属粉末とその製造法 | |
| JPS5915483B2 (ja) | フエリ磁性酸化鉄をベ−スとしそしてコバルトでド−プされた高保磁力磁性粒子の調整方法 | |
| JPH0143683B2 (ja) | ||
| JP3446961B2 (ja) | α−オキシ水酸化鉄を用いた磁気記録用磁性金属粉末の製造方法 | |
| JPS6252903A (ja) | 強磁性酸化鉄粉末の製造方法 | |
| JPH0834145B2 (ja) | 磁気記録用金属磁性粉末の製造方法 | |
| JPS5852522B2 (ja) | 金属鉄又は鉄を主成分とする合金磁性粉末の製造法 | |
| JPH03253505A (ja) | 強磁性金属粉末の製造方法 | |
| JPH0343325B2 (ja) | ||
| JPH05140620A (ja) | 強磁性金属粉末の製造方法 | |
| JPH0616446B2 (ja) | 金属磁性粉末の製造方法 | |
| JPS61216306A (ja) | 金属磁性粉末およびその製造方法 | |
| JP3242102B2 (ja) | 磁性粉末とその製造方法 | |
| JPS59199533A (ja) | 磁性粉末 |