JPH04332685A - 画像形成用マスク材の作成方法 - Google Patents

画像形成用マスク材の作成方法

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Publication number
JPH04332685A
JPH04332685A JP3132064A JP13206491A JPH04332685A JP H04332685 A JPH04332685 A JP H04332685A JP 3132064 A JP3132064 A JP 3132064A JP 13206491 A JP13206491 A JP 13206491A JP H04332685 A JPH04332685 A JP H04332685A
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JP
Japan
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receptor
thermal transfer
mask material
transfer sheet
sheet
Prior art date
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Application number
JP3132064A
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English (en)
Inventor
Masataka Takimoto
正高 瀧本
Shigeru Mano
茂 間野
Takahiro Ogawa
隆宏 小川
Sota Kawakami
壮太 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱転写シート用いて
作成する画像形成用マスク材の作成方法に関するもので
あり、詳しくは任意のパターンを加熱印字した受容体の
同一箇所に、前記パターンの全部又は一部を形成する光
不透過層を2度以上重ねて印字する画像形成用マスク材
の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】写真プリントには、例えば印画紙にネガ
フィルムから画像を焼付けると共に、画像形成用マスク
材を用いてイラスト画像等を同時に焼付けるものがある
。このような画像形成用マスク材は光不透過性の熱転写
層を有する熱転写シートと光透過性の受容体とを重ね合
わせ、この熱転写シートの背面より文字、図形等をサー
マルヘッドにより加熱して光不透過性の熱転写層を受容
体側に転写させ、その後この熱転写シートを剥離して作
成している。このような熱転写システムを用いて画像形
成用マスク材を作成する場合には転写層の耐刷過傷性が
求められるため、この熱転写層には熱溶融樹脂よりも熱
可塑性樹脂を多く含むことが好ましい。このような熱転
写層はどちらかといえば室温で硬く、加熱時の粘度も高
くなる傾向がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の画像形
成用マスク材の作成方法では熱転写シートに不溶解物、
凝集物、ゴミ等の不純物が含まれていると、このゴミ等
の影響で熱転写がうまくいかない場合が生じた。又受容
体上にゴミ等が付着している場合でも、熱転写層と受容
体との密着性が低下するため転写が阻害される場合も生
じた。これら熱転写の阻害はいわゆる白ヌケ等の画像欠
陥を発生させることになり、このような欠陥はいわゆる
オペークの対象となるためマスク材作成の作業効率が低
下しコストアップにつながる原因にもなっていた。
【0004】この発明は従来の画像形成用マスク材及び
その作成方法が有する上記の欠点を解消するため、任意
のパターンを形成する光不透過層を加熱印字により一度
受容体に熱転写した後、受容体の同一箇所に、前記パタ
ーンの全部又は一部を形成する光不透過層を2度以上重
ねて印字することで、白ヌケ等の画像欠陥を生じない画
像形成用マスク材の作成方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】又、印字済みの受容体の同一箇所に光不透
過層を正確に重ねて印字できるような画像形成用マスク
材の作成方法も提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、請求項1記載の画像形成用マスク材の作成方法は、少
なくとも光不透過層を有する熱転写シートと、受容体と
を重ね合わせ、前記熱転写シートの背面より加熱印字手
段を用いて任意のパターンを加熱印字した後に、この熱
転写シートを剥離し前記光不透過層を受容体側に熱転写
させることにより作成する画像形成用マスク材の作成方
法において、前記受容体上に前記パターンを加熱印字し
て前記熱転写シートを剥離し前記光不透過層を前記受容
体側に熱転写した後、再度前記熱転写シートを重ね合わ
せ、前記受容体と前記加熱印字手段との位置合わせを行
い、前記受容体上の同一箇所に同一の前記パターンを2
度以上重ねて印字することを特徴としている。
【0007】又請求項2記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、少なくとも光不透過層を有する熱転写シート
と、受容体とを重ね合わせ、前記熱転写シートの背面よ
り加熱印字手段を用いて任意のパターンを加熱印字した
後に、この熱転写シートを剥離し前記光不透過層を受容
体側に熱転写させることにより作成する画像形成用マス
ク材の作成方法において、前記受容体上に前記パターン
を加熱印字して前記熱転写シートを剥離し前記光不透過
層を前記受容体側に熱転写した後、再度前記熱転写シー
トを重ね合わせ、前記受容体と前記加熱印字手段との位
置合わせを行い、前記受容体上に熱転写されて前記パタ
ーンを形成する前記光不透過層の平面領域内に、前記熱
転写シートの前記光不透過層を2度以上重ねて印字する
ことを特徴としている。
【0008】又請求項3記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記受容体がシート状受容体であることを特
徴としている。
【0009】又請求項4記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記受容体を保持手段で保持し、この保持手
段の移動で前記受容体と前記加熱印字手段との位置合わ
せを行うことを特徴としている。
【0010】又請求項5記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記受容体を保持手段で保持し、前記加熱印
字手段の移動で前記受容体と前記加熱印字手段との位置
合わせを行うことを特徴としている。
【0011】又請求項6記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記保持手段は前記受容体の全面を周上に巻
着する円筒部材であることを特徴としている。
【0012】又請求項7記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記保持手段は前記受容体の両側面端部をそ
れぞれの周上に巻着する一対の円筒部材であることを特
徴としている。
【0013】又請求項8記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記保持手段は前記受容体を載置する平板部
材であることを特徴としている。
【0014】又請求項9記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、前記受容体がロール状受容体であることを特
徴としている。
【0015】請求項1乃至請求項8記載の発明を図1乃
至図7に基づき説明する。図1は画像形成用マスク材を
作成する熱転写システムの概略図、図2は受容シートを
巻着する転写ドラムの構成を説明する概略図、図3は受
容体シート上に熱転写されたパターンの平面領域内に光
不透過層を重ねて印字する方法の説明図、図4は別の巻
着手段を有する転写ドラムの概略図、図5は受容シート
の両側面端部を巻着する一対の円筒部材からなる保持部
材の概略図、図6は受容シートを載置する平板部材から
なる保持手段の概略図、図7は熱転写シート及び受容シ
ートの構成及び転写の動作を説明する説明図である。
【0016】図1においてこの熱転写システムAは未使
用の熱転写シート1を巻着する元巻マガジン2と、この
熱転写シート1を加熱印字手段を構成するサーマルヘッ
ド3と保持手段を構成する転写ドラム4との間にガイド
しながら搬送するガイドローラ5及び巻取ローラ6と、
受容体を構成する受容シート7をこの搬送される熱転写
シート1と転写ドラム4との間に送り込む送りローラ8
を有している。
【0017】転写ドラム4の外周には送りローラ8で搬
送される受容シート7の先端部を挟持する先頭部保持手
段4aと受容シート7の後端部を挟持する後端部保持手
段4bが装着されている。この先頭部保持手段4aと後
端部保持手段4bは、図1及び図2(a)に示すように
、転写ドラム4の胴部4cの周方向と直交するドラム軸
方向に所定間隔あけて平行に配設されている。
【0018】転写ドラム4の回転軸4dには駆動モータ
4e及び回転角度検出手段9、例えばロータリーエンコ
ーダ等が係合している。転写ドラム4の回転角度は回転
角度検出手段9を介して制御手段10に送られている。 この制御手段10は送りローラ8、巻取ローラ6、転写
ドラム4の先頭部保持手段4a、後端部保持手段4b、
駆動モータ4e及びサーマルヘッド3にも接続しており
、それぞれの動作を制御して受容シート7の搬送及び加
熱印字を行う。
【0019】次にこの熱転写システムAの動作を説明す
る。送りローラ8で搬送される受容シート7は、その先
端部を転写ドラム4の先頭部保持手段4aに保持され、
転写ドラム4の回転に伴って転写ドラム4の外周に巻着
する。この時、受容シート7の後端部は転写ドラム4の
後端部保持手段4bで保持されるため受容シート7は転
写ドラム4の外周に密着して保持される。その後受容シ
ート7は再び転写ドラム4の回転に伴ないサーマルヘッ
ド3部に送られてくる。この時の転写ドラム4の回転は
正回転、逆回転のどちらでもよい。
【0020】受容シート7の所定の位置がサーマルヘッ
ド3部に位置したことを回転角度検出手段9及び制御手
段10が検知すると、転写ドラム4の回転を正回転に制
御し、受容シート7及び熱転写シート1を重ね合わせ、
サーマルヘッド3で制御手段10より送られる印字信号
に基づき所定の文字、符号等を熱転写シート1の裏側か
ら加熱印字する(図2(b))。この印字により熱転写
シート1の光不透過層である熱転写層21が受容シート
7上に転写される。所定位置における印字作業が終了し
た後、制御手段10は駆動モータ4e、巻取ローラ6及
び送りローラ8を所定角度回転させて熱転写シート1を
受容シート7から剥離させる。その後制御手段10の制
御により駆動モータ4eを所定角度正回転または逆回転
させて受容シート7をバックフィードし、印字済みの位
置が再度サーマルヘッド3上に位置するように正確な位
置合わせを行う。この間に熱転写シート1は巻取ローラ
6の駆動により所定角度巻取られるため、サーマルヘッ
ド3上には未使用部分の熱転写シート1が位置する。こ
のようにして再度熱転写シート1を受容シート7の印字
済み箇所に重ね合わせ、同一のパターンを再度重ねて印
字する。
【0021】なおこの時、同一のパターンを重ねて印字
するのではなくて、図3(a),(b)に示すように、
受容シート7上に熱転写されて所定のパターン13を形
成する熱転写層21の平面領域内に、再度熱転写層21
を重ねて印字する方法でもよい。この方法の場合は、印
字されたパターンの内で解像度を要求される部分につき
、2回目以降の印字領域を先行する印字領域の内側に限
定することで、同一パターン重ね印字とほぼ同等な白ヌ
ケ防止効果を維持できるとともに、重ね印字の精度に余
裕が生じ印字のズレを無くせる。
【0022】1ライン分の重ね印字が終了した後、制御
手段10は駆動モータ4e、巻取ローラ6及び送りロー
ラ8を所定角度回転させて次の位置における印字作業に
入る。このように受容シート7を必要回数回転、重ね印
字させつつ熱転写シート1を送り出して順次一連の印字
作業を進める。受容シート7一枚分の全ての印字が終了
し、転写ドラム4が一回転して当初の位置に戻ると制御
手段10は転写ドラム4の先頭部保持手段4a及び後端
部保持手段4bの保持を解除して、受容シート7を搬送
ガイド11に挿入し、搬出ローラ12に挟持して外部に
排出する。
【0023】以上の説明は受容シート7を転写ドラム4
とこれに付設される先頭部保持手段4a及び後端部保持
手段4bで保持する場合であるが、保持手段はこれに限
定されない。他の保持手段の構成を図4乃至図6に基づ
き説明する。
【0024】図4では受容シート7を巻着する転写ドラ
ム14の胴部14cの周方向に、受容シート7の搬送方
向に対する両側面部を挟持する両側面端部保持手段14
a,14bが所定間隔あけて平行に配設されている。こ
の両側面端部保持手段14a,14bも制御手段10の
制御に基づき受容シート7の保持及び保持の解除を行う
【0025】又図5の受容シート7は、一対の円筒部材
24,24のそれぞれの周方向に付設される両側面端部
保持手段24a,24bにより保持されている。
【0026】又図6では、受容シート7は平板部材34
に付設される先頭部保持手段34a及び後端部保持手段
34bで保持される。この場合には受容シート7上に熱
転写シート1及びサーマルヘッド3が配設される。なお
先頭部保持手段等を用いずに平板部材34内に付設する
吸引装置や静電吸着装置を用いて受容シート7の全面を
密着保持するものでもよい。
【0027】以上述べたそれぞれの保持手段は制御手段
10の制御により移動して受容シート7をバックフィー
ドし、印字済みの位置が再度サーマルヘッド3部に位置
するように正確な位置合わせを行う。
【0028】なおこの位置合わせを保持手段の移動でな
く、加熱印字手段であるサーマルヘッド3の移動で2回
目以降の印字位置合わせを行ってもよい。
【0029】次に熱転写シート1に不溶解物、凝集物、
ゴミ等の不純物が含まれている場合の転写動作の詳細を
図7に基づき説明する。図7は熱転写シート1及び受容
シート7の構成及び転写の動作を説明する説明図である
【0030】この発明では図7(a)に示すように、少
なくとも光不透過性の熱転写層21を有する熱転写シー
ト1と、光透過性の受容シート7とを重ね合わせ、熱転
写シート1の背面より加熱印字手段であるサーマルヘッ
ド3により加熱印字する。この熱転写シート1と受容シ
ート7との重ね合わせは、常に重ねあわされた状態で加
熱印字する場合、或いは加熱印字される際に一時的に重
ね合わされる状態も含む。
【0031】この発明で光不透過性の定義は、マスクフ
ィルムを利用するシステムにおける光源光に対して透過
率が低いことを意味している。光透過濃度では光源光量
との関係もあり、いちがいに限定されないが、通常1.
0好ましくは2.0以上が良い。また、受容シート7の
光透過性についても同様に光源光に対する透過率が高い
ことを意味する。光透過率ではやはり光源光量とも関係
があり、いちがいに限定されないが、通常80%好まし
くは90%以上の透過率が好ましい。
【0032】熱転写シート1の層構成は、支持体20及
び光不透過性層である熱転写層21からなっているが、
この支持体20と熱転写層21との間に剥離層21aを
設けてもよい。この剥離層21aを設けた場合には熱転
写シート1を加熱印字した後に剥離する際、熱転写層2
1が受容シート7に容易に転写される。又熱転写層21
の上にオーバーコート層である接着層21bを設けても
よい。このような多層構造の例としては支持体20上に
下記の層を順に積層するものでもよい。但しこれに限定
されるものではない。 ■剥離層、熱転写層 ■剥離層、熱転写層、接着層 ■熱転写層、接着層 熱転写シート1の支持体20としては、良好な耐熱強度
を有するとともに寸法安定性の高いことが望ましい。そ
の材料としては、例えば普通紙、コンデンサー紙、ラミ
ネート紙及びコート紙等の紙類;ポリエチレン、ポリプ
ロピレン及びポリイミド等の樹脂フィルム類;紙と樹脂
フィルムとの複合体ならびにアルミ箔等の金属シートな
どを挙げることができる。支持体20の厚みは、通常3
0μm以下、好ましくは2〜30μmの範囲内である。 支持体20の厚みが30μmを超えると、熱伝導性が劣
化して印字品質の低下を招くことがある。なお、支持体
20の裏面側の構成については任意であり、例えばAS
T層等のバックコート層20aを設けても良い。
【0033】又、光不透過層である熱転写層21は、熱
によって溶融し受容シート7に対する接着性を示すもの
であればよいが、一般には色材、ワックス類、熱可塑性
樹脂、添加剤を適宜組み合わせて構成する。
【0034】この色材としては公知の染料、顔料を挙げ
ることができ、例えばアルカリ土類金属の炭酸塩、二酸
化チタン、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、アルミナ、シ
リカ、カーボンブラック、ニグロシン染料、スーダンブ
ラックSM、ファースト・イエローG、ベンジジン・イ
エロー、ピグメント・イエロー、オイルイエローGG、
ザポンファーストイエローCGG、スミプラストイエロ
ーGG、インドファーストオレンジ、スミプラストオレ
ンジG、ピグメントオレンジR、ザポンファーストオレ
ンジGG、イルガジシン・レッド、パラニトロアニリン
・レッド、トルイジン・レッド、リソールレッド2G、
レーキレッドO、オイルスカーレット、ザポンファース
トスカーレットOG、アイゼンスピロンレッドBEH、
メチルバイオレットBレーキ、フタロシアニンブルー、
ピグメントブルー、ファーストゲンブルー5007、ビ
クトリアブルーF4R、スーダンブルー、オイルピーコ
ックブルー、ブリリアントグリーンB、フタロシアニン
グリーン等は全て用いることができる。
【0035】又ワックス類としては、カルナバワックス
、モンタンワックス、密ろう、ライスワックス、キャン
デリラワックス、ラノリンワックス、パラフィンワック
ス、マイクロリスタリンワックス、ポリエチレンワック
ス、サゾールワックス、酸化ワックス、アミドワックス
、シリコンワックス等が用いられる。
【0036】又熱可塑性樹脂としては、ポリアミド樹脂
(ナイロン等)、ポリエステル樹脂、ポリ(メタ)アク
リル酸エステル系樹脂(ポリメチルメタクリート、ポリ
エチルアクリレート等)、ポリウレタン樹脂、ポリ塩化
ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル−酢酸ビニル
樹脂、ポリスチレン−アクリル樹脂、ポリエチレン−酢
酸ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリポロピレン樹脂
、ポリブタジエン樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、フ
ェノール樹脂、セルロース系樹脂(メチルセルロース、
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ニト
ロセルロース、アセチルセルロース等)、ポリビニルエ
ーテル樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂、ポリビニルア
ニリン樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリカーボネート樹脂
、アイオノマー樹脂、ポリシロキサン樹脂、アセタール
系樹脂(ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール
、ポリビニルホルマール等)、石油系樹脂、ロジン系樹
脂、クロマン−インデン樹脂、テルペン系樹脂、スチレ
ン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム等
が用いられる。
【0037】更に添加剤としては、各種界面活性剤、高
級脂肪酸類(ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸
、ステアリン酸、フロメン酸、ベヘニン酸等)、長鎖ア
ルコール類(ステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル等)、長鎖脂肪酸の金属塩(ステアリン酸カルシウム
、バルミチン酸亜鉛等)、酸化防止剤、各種可塑剤、シ
リコンオイル等が用いられる。
【0038】これら色材、ワックス類、熱可塑性樹脂、
添加剤等各素材の好ましい組成比は、熱転写シート1の
支持体20上に積層する各層の層構成によっても全く異
なる。
【0039】又剥離層21aは、熱転写層21で用いる
ワックス類、熱可塑性樹脂類、添加剤を組み合わせて作
成される加熱時に溶融又は軟化することによってそれ自
体が凝集破壊できる層であってもよいし、又は他の樹脂
との組み合せで比較的接着力を示しにくい樹脂、例えば
シリコン系樹脂、弗素系樹脂(テフロン、弗素含有アク
リル樹脂等)、ポリシロキサン樹脂、アセタール系樹脂
(ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリ
ビニルホルマール等)を用いた層であってもよい。ただ
し、後者の接着力を示しにくい樹脂による層構成の場合
は、これに隣接する層の組成によって剥離層21aの素
材も大きく変化するものであるため上記の例は単なる一
例にすぎない。
【0040】更に接着層21bとしては、例えば鯨ロウ
、ミツロウ、ラノリン、アルナバワックス、キャンデリ
ラワックス、モンタンワックスなどの天然ワックス、パ
ラフィンワックス、マイクロクリンワックス、酸化ワッ
クス、エステルワックス、低分子量ポリエチレンなどの
合成ワックス、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、フロメン酸、ベヘニン酸などの高級
脂肪酸、ステアリルアクコール、ベヘニルアルコールな
どの高級アルコール、ソルビタンの脂肪酸エステルなど
のエステル類、ステアリンアミド、オレインアミドなど
のアミド類、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、
エポキシ系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂
、塩化ビニル系樹脂、セルロース系樹脂、ポリビニール
系樹脂、石油系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、フェノール系樹脂、スチレン系樹脂、天然ゴム、ス
チレンブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレン
ゴムなどのエラストマー類、ロジン及びその誘導体、テ
ルペン樹脂、水添石油樹脂などのタッキファイヤー充填
剤、可塑剤、酸化防止剤などの単独又は混合されたもの
が用いられる。従来の感熱転写シールの場合と同様に加
熱手段がサーマルヘッド3による短時間の加熱であるた
め、融点の低いもの(通常70〜100℃程度)が要求
される。接着層21bの厚さは被転写体の表面状態など
により適宜選択決定されるものであるが、通常は1〜1
0μm程度の範囲から選ばれる。
【0041】受容シート7はポリエチレン等の公知な材
料で構成されるが、良好な耐熱強度を有するとともに寸
法安定性の高いこと材料であることが望ましい。
【0042】上記の構成からなる熱転写シート1の熱転
写層21内にゴミ等の不純物22が混入している時には
、熱転写シート1の背面よりサーマルヘッド3が所定の
パターンを加熱印字しても不純物22を含む箇所の熱転
写層21は受容シート7に転写されない(図7(b))
。従って受容シート7におけるこのパターンには白ヌケ
欠陥部23が生じている。転写ドラム4に巻着する受容
シート7を回転移動させて熱転写シート1と剥離させ、
その後制御手段の制御によりこの白ヌケ欠陥部23を有
するパターン部を再度サーマルヘッド3上に位置させる
。この間に熱転写シート1は巻取ローラ6の駆動により
所定角度巻取られるため、サーマルヘッド3上には未使
用部分の熱転写層21が位置している(図7(c))。 その後再度熱転写シート1の背面より受容シート7に同
一のパターンを再度重ねて印字する(図7(d))。こ
の未使用部分の熱転写層21に再度不純物が含まれてい
る確率は非常に低いから、重ね印字が終了した部分のパ
ターンにはほとんど白ヌケ欠陥部はなくなる(図7(e
))。
【0043】次に請求項9記載の発明を図8に基づき説
明する。図8はロール状受容体を用いてロール状のマス
クフィルムを作成する熱転写システムAの概略構成図で
ある。この熱転写システムAでは熱転写シート101が
元巻マガジン102に巻かれており、ロール状受容体1
07も同様に元巻マガジン112に巻かれている。この
熱転写シート101及びロール状受容体107はそれぞ
れガイドローラ105,115を介して巻取ローラ10
6,116に巻き取られる。熱転写シート101とロー
ル状受容体107はサーマルヘッド103部では重ね合
わせられ一体となっている。ロール状受容体107を巻
着する元巻マガジン112は回転軸112aを介して駆
動モータ104に接続している。又、この回転軸112
aには回転角度検出手段109が係合しており、その回
転角度信号は熱転写システムAの制御手段110に送ら
れている。この制御手段110は駆動モータ104、各
巻取ローラ106,116及びサーマルヘッド103の
動作を制御している。
【0044】受容シートの場合と同様に、この熱転写シ
ステムAでもサーマルヘッド103は制御手段110よ
り送られる印字信号に基づき所定の文字、符号等を熱転
写シート101の裏側から加熱印字する。この印字によ
り熱転写シート101の熱転写層がロール状受容体10
7上に転写される。所定位置における印字作業が終了し
た後、制御手段110は巻取ローラ106,116を所
定角度回転させて熱転写シート101をロール状受容体
101から剥離させる。その後制御手段110の制御に
より駆動モータ104を所定角度逆回転させてロール状
受容体107をバックフィードし、印字済みの位置が再
度サーマルヘッド103部に位置するよう正確な位置合
わせを行う。再度熱転写シート101をロール状受容体
107の印字済み箇所に重ね合わせ、同一のパターンを
重ねて印字する。重ね印字が終了した後、制御手段11
0は各巻取ローラ106,116を所定角度回転させて
次の位置における印字作業に入る。このようにロール状
受容体107を必要回数フィードバックさせつつ送り出
して順次一連の印字作業を進める。ロール状受容体10
7の全ての印字が終了した後にロール状受容体107を
必要長さにカットする。位置合せの精度を考慮すると受
容シートよりもロール状受容体を用いた方が有利である
【0045】なおこのようにロール状受容体107を制
御手段110によりバックフィードして位置合わせして
もよいし、又加熱印字手段であるサーマルヘッド103
の移動で2回目以降の印字位置合わせを行ってもよい。
【0046】
【作用】この発明は、少なくとも光不透過性層を有する
熱転写シートと受容体とを重ね合わせ、熱転写シートの
背面より任意の文字、図形からなるパターンを加熱印字
した後に熱転写シートを剥離する。その後再度熱転写シ
ートを重ね合わせ、受容体と加熱印字手段との位置合わ
せを行い、受容体上の同一箇所に同一のパターンを2度
以上重ねて印字して画像形成用マスク材を作成する。こ
の受容体上の同一箇所に位置合わせして再印字するため
には、熱転写した後の受容体を保持しておき、この保持
手段の移動あるいは印字ヘッドの移動で位置合わせを行
う。この発明における受容体はシート状でも又ロール状
でもよい。
【0047】又受容体上のパターンを形成する光不透過
層の平面領域内に、光不透過層を2度以上重ねて印字し
てもよい。
【0048】保持手段としては、受容体の全面を周上に
巻着する円筒部材や、受容体の両側面端部をそれぞれの
周上に巻着する一対の円筒部材や、受容体を載置する平
板部材が用いられる。
【0049】
【実施例】以下、実施例をあげてこの発明を説明する。 100μm厚の市販PETベースを受容体であるマスク
材原版とした。また背面に耐熱処理された4.5μmP
ETベースを用いこれを支持体として下記組成の剥離層
を0.3μmの厚さに塗布した。 剥離層処方   カルナバワックス  (MEK20%分散物)  
              48.5部  エチレン
−酢ビ共重合体  (MIBIK10%溶液)    
      3.0部  (エバフレックスEV−40
Y:三井デュポンポリケミカル製)  MIBK   
                         
                    48.5部
上記組成の液を良く撹拌、混合し塗布液とした。さらに
この剥離層上に下記組成の熱転写層を2.0μmの厚さ
に塗布した。 熱転写層処方   カーボンブラック  (IPA22%分散物)  
              35.3部  ロジン変
性樹脂  (IPA30%溶液)          
          40.7部  (ハリエスターD
S−90:播磨化成製)  マイクロクリスタリンワッ
クス  (IPA20%分散物)    17.6部 
 IPA                     
                         
      6.4部上記組成の液を良く撹拌、混合し
塗布液とした。
【0050】以上のようにして作成した熱転写シートを
受容体であるマスク材原版に重ね、耐熱処理された熱転
写シートの背面より加熱印字した。この時の印字条件は
下記の通りである。 印字条件 260mm幅のラインサーマルヘッド搭載のサーマルプ
リンタを用い、印字エネルギー25mj/mm2、ヘッ
ド押圧7kg/ヘッドでコンピュータ上で作成したマス
クパターンを出力した。印字方法としてはシート状受容
体を用い、シート状受容体を転写ドラムに巻き付けた後
、まず1回目の印字を行い、位置合わせをして2回目の
印字を行った。2回目の印字が終了後、転写ドラムから
シート状受容体をはずしプリンタより排出させた。
【0051】このようにして作成した画像形成用マスク
材は転写部における画像欠陥(白ヌケ)がほとんどなく
1回しか印字しない場合に比べて顕著な効果があった。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成用マスク材の作成方法は、熱転写層を一度受容体
に転写した後、受容体上の同一箇所に同一パターンを2
度以上重ねて印字することで、白ヌケ等の画像欠陥をな
くすか又は非常に少なくすることができ、高品質の画像
形成用マスク材を提供できる。
【0053】又請求項2記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、熱転写層を一度受容体に転写した後、受容体
上のパターンを形成する光不透過層の平面領域内に、再
度光不透過層を重ねて印字することにより、白ヌケ等の
画像欠陥に対し同一パターンの印字とほぼ同等の効果を
維持しながら、重ね印字の精度に余裕を持たせることが
できる。
【0054】又請求項3乃至請求項8記載の画像形成用
マスク材の作成方法は、シート状受容体の全面を巻着す
る円筒部材や、シート状受容体の両端部を巻着する一対
の円筒部材や、あるいはシート状受容体を載置する平板
部材等の保持手段を用いてシート状受容体を固定保持し
、この保持手段を移動することにより、又は加熱印字手
段を移動することにより、重ね印字の位置合わせの精度
が向上する。
【0055】またシート状受容体を用いることで画像形
成用マスク材の作成数を任意に定めることができ、少量
の場合でも効率的に作成することができる。
【0056】又請求項9記載の画像形成用マスク材の作
成方法は、ロール状受容体を用いることで回転時の受容
体のブレを抑制し、重ね印字する際の位置合わせをより
精度よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成用マスク材を作成する熱転写システム
の概略図である。
【図2】受容シートを巻着する転写ドラムの構成を説明
する概略図である。
【図3】受容体シート上のパターンの平面領域内に光不
透過層を重ねて印字する方法の説明図である。
【図4】別の巻着手段を有する転写ドラムの概略図であ
る。
【図5】受容シートの両側面端部を巻着する一対の円筒
部材からなる保持部材の概略図である。
【図6】受容シートを載置する平板部材からなる保持手
段の概略図である。
【図7】熱転写シート及び受容シートの構成及び転写の
動作を説明する説明図である。
【図8】ロール状受容体を用いる熱転写システムAの概
略構成図である。
【符号の説明】
A熱転写システム 1  熱転写シート 3  サーマルヘッド 4  転写ドラム 7  受容シート 9  回転角度検出手段 10  制御手段 21  熱転写層

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも光不透過層を有する熱転写
    シートと、受容体とを重ね合わせ、前記熱転写シートの
    背面より加熱印字手段を用いて任意のパターンを加熱印
    字した後に、この熱転写シートを剥離し前記光不透過層
    を受容体側に熱転写させることにより作成する画像形成
    用マスク材の作成方法において、前記受容体上に前記パ
    ターンを加熱印字して前記熱転写シートを剥離し前記光
    不透過層を前記受容体側に熱転写した後、再度前記熱転
    写シートを重ね合わせ、前記受容体と前記加熱印字手段
    との位置合わせを行い、前記受容体上の同一箇所に同一
    の前記パターンを2度以上重ねて印字することを特徴と
    する画像形成用マスク材の作成方法。
  2. 【請求項2】  少なくとも光不透過層を有する熱転写
    シートと、受容体とを重ね合わせ、前記熱転写シートの
    背面より加熱印字手段を用いて任意のパターンを加熱印
    字した後に、この熱転写シートを剥離し前記光不透過層
    を受容体側に熱転写させることにより作成する画像形成
    用マスク材の作成方法において、前記受容体上に前記パ
    ターンを加熱印字して前記熱転写シートを剥離し前記光
    不透過層を前記受容体側に熱転写した後、再度前記熱転
    写シートを重ね合わせ、前記受容体と前記加熱印字手段
    との位置合わせを行い、前記受容体上に熱転写されて前
    記パターンを形成する前記光不透過層の平面領域内に、
    前記熱転写シートの前記光不透過層を2度以上重ねて印
    字することを特徴とする画像形成用マスク材の作成方法
  3. 【請求項3】  前記受容体がシート状受容体であるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成用
    マスク材の作成方法。
  4. 【請求項4】  前記受容体を保持手段で保持し、この
    保持手段の移動で前記受容体と前記加熱印字手段との位
    置合わせを行うことを特徴とする請求項3記載の画像形
    成用マスク材の作成方法。
  5. 【請求項5】  前記受容体を保持手段で保持し、前記
    加熱印字手段の移動で前記受容体と前記加熱印字手段と
    の位置合わせを行うことを特徴とする請求項3記載の画
    像形成用マスク材。
  6. 【請求項6】  前記保持手段は前記受容体の全面を周
    上に巻着する円筒部材であることを特徴とする請求項4
    記載または請求項5記載の画像形成用マスク材の作成方
    法。
  7. 【請求項7】  前記保持手段は前記受容体の両側面端
    部をそれぞれの周上に巻着する一対の円筒部材であるこ
    とを特徴とする請求項4記載または請求項5記載の画像
    形成用マスク材の作成方法。
  8. 【請求項8】  前記保持手段は前記受容体を載置する
    平板部材であることを特徴とする請求項4記載または請
    求項5記載の画像形成用マスク材の作成方法。
  9. 【請求項9】  前記受容体がロール状受容体であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成
    用マスク材の作成方法。
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