JPH04362631A - 直接ポジカラー写真感光材料および画像形成方法 - Google Patents

直接ポジカラー写真感光材料および画像形成方法

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JPH04362631A
JPH04362631A JP16503991A JP16503991A JPH04362631A JP H04362631 A JPH04362631 A JP H04362631A JP 16503991 A JP16503991 A JP 16503991A JP 16503991 A JP16503991 A JP 16503991A JP H04362631 A JPH04362631 A JP H04362631A
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JP
Japan
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group
color
formula
chemical formula
alkyl group
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JP16503991A
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Takashi Ozawa
孝 小澤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤を利用して直接ポジ画像を得ることを可能にする
直接ポジカラー写真感光材料およびこれを利用する画像
形成方法に関する。特に、本発明は、カラー製版、印刷
工程において、検版、検調用として利用されるカラープ
ルーフの作成に好適な直接ポジカラー写真感光材料およ
びこれを利用する画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】反転処理工程またはネガフィルムを必要
とせずに、直接ポジ像を得る写真法はよく知られている
。
【0003】従来から知られている直接ポジカラーハロ
ゲン化銀写真感光材料を用いてポジ画像を作成するため
の方法として、予めかぶらされていない内部潜像型ハロ
ゲン化銀乳剤を用いる方法がある。この方法は、写真感
光材料を画像露光後、かぶり処理を施した後あるいはか
ぶり処理を施しながら、表面現像を行い、直接ポジカラ
ー画像を得る方法である。
【0004】上記予めかぶらされていない内部潜像型ハ
ロゲン化銀写真乳剤とは、ハロゲン化銀粒子の主として
内部に感光核を有し、露光によって粒子内部に主として
潜像が形成されるようなタイプのハロゲン化銀写真感光
乳剤をいう。
【0005】この分野においては種々の技術がこれまで
に知られている。例えば、米国特許第2592250号
、同2466957号、同2497875号、同258
8982号、同3317322号、同3761266号
、同3761276号、同3796577号および英国
特許第1151363号、同1150553号、同10
11062号の各明細書等に記載されているものがその
主なものである。
【0006】直接ポジ像の形成機構は以下のように説明
されている。すなわち、像様露光すると上記ハロゲン化
銀に、いわゆる内部潜像が生じ、次いでかぶり処理を施
すことによって、この内部潜像に起因する表面減感作用
が働き(すなわち、露光部でのハロゲン化銀の表面には
現像核(カブリ核)が生じることなく)、未露光部のハ
ロゲン化銀の表面にのみ選択的に現像核が生じ、その後
通常の表面現像処理を行うことによって未露光部に写真
像(ポジ像)が形成される。上記かぶり処理の方法には
、いわゆる「光かぶり法」と呼ばれる感光層を全面露光
する方法と、「化学的かぶり法」と呼ばれる造核剤を用
いる方法とがある。
【0007】上記のような予めかぶらされていない内部
潜像型ハロゲン化銀乳剤を用いた直接ポジカラーハロゲ
ン化銀写真感光材料は、近年、その処理工程の簡便さが
受け入れられて、コピー用途等に用いられてきている。
【0008】カラー印刷物の作業工程は、カラー原稿を
色分解しさらにこれを網点画像に変換して透過型網点画
像を作る工程を含む。得られた透過型網点画像から印刷
の版が作られるが、これに先立ち最終印刷物(本刷り)
の状態、特性等を検査し、必要な校正(色校正)を行う
工程がある。色校正の方法としては、従来は印刷の版を
作成し、試し刷りをする方法が用いられていた。しかし
近年になって、校正過程の迅速化、コストダウンをはか
る目的で種々のカラープルーフの作成が行われている。
【0009】カラープルーフを作成する方法としてはフ
ォトポリマー、ジアゾ法、光粘着性ポリマー等を用いた
サープリント法やオーバーレイ法等が知られている(例
えば、米国特許3582327号明細書、特開昭56−
501217号公報、同59−97140号公報)。し
かしながら、これらの方法はいずれも画像を重ね合わせ
たり転写することが必要で、しかも複数の図の重ね合わ
せや転写を行なう必要があるなど、工程が複雑で多くの
時間とコストを要している。
【0010】特開昭56−104335号には、カラー
写真感光材料を用いたカラープルーフの作成法が開示さ
れており、この方法は、工程の簡便さやコストの低さの
点で大きなメリットを持ち、しかも調子再現性に優れる
等の特徴がある。
【0011】上記のカラー写真感光材料を用いたカラー
プルーフの作成法は、連続階調を持つ発色法のハロゲン
化銀カラー写真感光材料を用い、これにマゼンタ(M)
色、シアン(C)色、イエロー(Y)色、墨(B)色の
各版をカラーペーパーにカラーネガを焼き付けるように
順次密着露光し、続いて指定された発色現像処理してカ
ラープルーフを得る方法である。この方法は先に述べた
種々の方法に比べ工程が簡便で自動化しやすい特徴を持
っている。
【0012】こうしたカラープルーフに用いることので
きるハロゲン化銀カラー写真感光材料としてはいくつか
考えられる。その中で、先に述べたカラー印刷物の作成
工程に用いられる透過型白黒網点画像が特に日本やヨー
ロッパではポジ型であることが多いため、カラープルー
フ用のハロゲン化銀カラー写真感光材料としてはポジー
ポジ型の感光材料が多く使われている。中でも前述した
、近年その実用化技術が急速に進歩している直接ポジ型
のカラー写真感光材料は処理の簡易さからカラープルー
フの用途には最もふさわしいものと注目されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ポジカラー画像は、上
記のようにイエロー、マゼンタおよびシアンの各カラー
画像形成カプラーを異なる感色性の感光層に含有する感
光材料を画像露光後、発色現像処理を行うことにより得
ることができる。発色現像処理によって現像主薬の酸化
体とカプラーとのカップリング反応が起り、発色色素が
生成され、これがポジカラー画像を形成する。この場合
、使用されるカプラーは、カップリング速度ができるだ
け速く、かつ限られた時間で高い発色濃度を与えるよう
な発色性の良好なものが望まれる。そして生成された発
色色素は副吸収の少ないイエロー、マゼンタ、シアン色
素であって良好な色再現性を有するカラー画像を与える
ものであることが望まれる。
【0014】またこのようにして形成されたカラー画像
は保存性が良好であることが望まれる。すなわち、得ら
れるカラー画像の各色相の発色色素は一般に湿度、熱、
光等の種々の要因により褪色あるいは変色を生じる傾向
にあるが、この褪色あるいは変色する速度はできるだけ
遅く、かつ褪色あるいは変色速度が画像領域全域にわた
りできるたけ均一であり、しかも残存色素像のカラーバ
ランスが変化しないことが望まれる。
【0015】従来、直接ポジカラー写真感光材料に使用
されているカラー画像形成カプラーとしては、アシルア
セトアニリド型イエローカプラー、2,5−ジアシルア
ミノフェノール系シアンカプラーおよびピラゾロアゾー
ル系マゼンタカプラーが知られている。例えば、特開平
2−220049号公報には、アシルアセトアニリド型
イエローカプラーおよび2,5−ジアシルアミノフェノ
ール系シアンカプラーを感光層に含む直接ポジ写真感光
材料が開示されている。そして該公報には上記のイエロ
ーカプラーおよびシアンカプラーと共にピラゾロアゾー
ル系マゼンタカプラーを使用したカラー写真感光材料が
記載されている。しかしながら、本発明者の検討による
と、上記の公報に開示されているカプラーのうち特に、
シアンカプラーについては、不要な青光域の吸収が少な
いが、このうち発色性の良好なものは吸収波長が短波長
側に寄っていて、不要な緑光域の吸収を持っており、一
方吸収波長が適正な領域にあるものは発色性が低いとい
った問題を有しており、また上記の公報に記載されてい
る三色のカプラーの組合せで得られるカラー画像(色素
画像)はその保存性、特に光に対する保存性が充分では
なく(すなわち色素画像の褪色あるいは変色速度がそれ
ぞれ異り)、従って残存色素像のカラーバランスがくず
れやすいといった問題を有していることが判明した。
【0016】上記のような問題点を解消する方法に、各
色のカプラーについて特定の組合せのカプラーを使用す
るという方法が提案されている(特公昭52−7344
号、同59−57238号あるいは同60−23255
0号の各公報)。しかしながら、これらの方法を利用し
ても得られる発色性が不良であったり、発色色素の色相
が不良であったり、さらに残存色素像のカラーバランス
の変動も充分満足できる程度まで改良されない。
【0017】従って、本発明の目的は、発色色相がよく
(色再現性が良好で)、かつ画像の保存性(特に、光に
よる褪色あるいは変色に起因するカラーバランスの変動
)が改良されたカラー画像を得ることができる、カラー
プルーフの作成に好適な直接ポジカラー写真感光材料を
提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者の検討の結果、
前記のような問題は、使用する三色のカプラーの選択的
使用により解決できることが判明した。すなわち、各カ
プラーについて特定のカプラーを組合せて使用すること
により、上記目的が達成されることを見い出し、本発明
を完成した。
【0019】本発明は、支持体上に、予めかぶらされて
いない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤およびカラー画像形
成カプラーを含む、青感層、緑感層および赤感層のそれ
ぞれが少なくとも一層設けられてなる直接ポジカラー写
真感光材料において、前記の青感層のカラー画像形成カ
プラーが、下記式(Y):
【0020】
【化8】
【0021】[式中、R1 はアリール基または三級ア
ルキル基を表わし、R2 はアルキル基、アリール基、
アルコキシ基、アリールオキシ基、ジアルキルアミノ基
、アルキルチオ基またはアリールチオ基を表わし、R3
 はベンゼン環上に置換可能な基をを表わし、X1 は
水素原子または現像主薬の酸化体とのカップリング反応
により離脱可能な基を表わし、そしてkは、0〜4の整
数を表わす、但し、kが複数のとき、複数のR3 は同
じであっても異っていてもよい。]で示されるイエロー
カプラーであり、前記緑感層のカラー画像形成カプラー
が、下記式(M):
【0022】
【化9】
【0023】[式中、R4 はアルキル基またはアリー
ル基を表わし、Zは窒素原子を2〜4個含む5員のアゾ
ール環を形成するのに必要な非金属原子群を表わし(該
アゾール環は置換基(縮合環を含む)を有していてもよ
い)、X2 は水素原子または現像主薬の酸化体とのカ
ップリング反応により離脱可能な基を表わす、但し、R
4がアルキル基の場合には、X2 はハロゲン原子では
ない。]で示されるマゼンタカプラーであり、前記赤感
層のカラー画像形成カプラーが、下記式(Cy):
【0
024】
【化10】
【0025】[式中、R5 は水素原子、ハロゲン原子
またはアルキル基を表わし、R6 はアルキル基、アリ
ール基または複素環基を表わし、R7 は水素原子、ハ
ロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、アリールオキ
シ基またはカルボンアミド基を表わし、そしてX3 は
水素原子または現像主薬の酸化体とのカップリング反応
により離脱可能な基を表わす。]で示されるシアンカプ
ラーであることを特徴とする直接ポジカラー写真感光材
料にある。
【0026】また本発明は前記の直接ポジカラー写真感
光材料を、下記式(D):
【0027】
【化11】
【0028】[式中、R8 はアルキル基を表わし、R
9 はアルキレン基を表わし、但し、R8 とR9 は
互いに連結して環を形成してもよい。]で示される現像
主薬を用いて現像処理することを特徴とする画像形成方
法にある。
【0029】本発明の写真感光材料の好ましい態様は以
下の通りである。 (1)式(Y)において、R1 は2もしくは4−アル
コキシアリール基またはtert−ブチルである。 (2)式(Y)において、R2 はメチル、エチル、ア
ルコキシ基、アリールオキシ基またはジアルキルアミノ
基である。 (3)式(Y)において、R3 はアルコキシ基、アル
コキシカルボニル基、カルボンアミド基、スルホンアミ
ド基、カルバモイル基またはスルファモイル基である。 (4)式(Y)において、X1 は複素環基またはアリ
ールオキシ基である。
【0030】(5)式(M)において、カプラー骨格が
下記式(M−II):
【0031】
【化12】
【0032】で表わされ、かつR11はアルキル基(特
に、2−フェノキシエチル)である。
【0033】(6)式(Cy)において、X3 はハロ
ゲン原子(特に、塩素)である。
【0034】(7)式(D)において、R8 はエチル
である。
【0035】
【発明の効果】前記式(Y)で表わされるイエローカプ
ラー、式(M)で表わされるマゼンタカプラーおよび式
(Cy)で表わされるシアンカプラーの三色のカプラー
(これらの三色のカプラーは共に吸収波長が短波長側に
寄っている)を含む、本発明の直接ポジカラー写真感光
材料使用することにより、発色色相が良く(色再現性の
良好)、画像の保存性のよい(残存色素画像のカラーバ
ランスの変動の少ない)フルカラー画像を得ることがで
きる。特にカラー画像形成に際して、前記式(D)で表
わされる、特定の現像主薬を含む発色現像処理液で処理
することにより、更に色再現性がよく、かつ保存性のよ
いフルカラー画像を得ることができる。従って、カラー
プルーフの作成に好適な感光材料が提供できる。
【0036】以下に本発明の直接ポジカラー写真感光材
料について説明する。本発明の直接ポジカラー写真感光
材料は、支持体上に青感層、緑感層および赤感層の、異
る感色性を有する三色の感光層(感光性乳剤層)が少な
くとも一層設けられてなる。そして各感光層には、予め
かぶらされていない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤および
カラー画像形成カプラーが含まれている。カラー画像形
成カプラーは、前述したように、式(Y)で表わされる
イエローカプラー、式(M)で表わされるマゼンタカプ
ラーおよび式(Cy)で表わされるシアンカプラーから
なる。そしてシアンカプラーは赤感層に、マゼンタカプ
ラーは緑感層に、そしてイエローカプラーは青感層にぞ
れぞれ含まれている。
【0037】以下に本発明の写真感光材料に使用されて
いる、前記式で表わされる三色のカラー画像形成カプラ
ーについて順に説明する。
【0038】以下に下記式(Y)で表わされるイエロー
カプラーについて詳しく説明する。
【0039】
【化13】
【0040】上記式(Y)において、R1 で表わされ
るアリール基としては、炭素数6〜24のアリール基(
例、フェニル、p−トリル、o−トリル、4−メトキシ
フェニル、2−メトキシフェニル、4−ブトキシフェニ
ル、4−オクチルオキシフェニル、4−ヘキサデシルオ
キシフェニル、1−ナフチル)が好ましい。
【0041】R1 で表わされる三級アルキル基として
は、炭素数4〜24のアルキル基(例、tert−ブチ
ル、tert−ペンチル、tert−ヘキシル、1,1
,3,3−テトラメチルブチル、1−アダマンチル、1
,1−ジメチル−2−クロロエチル、2−フェノキシ−
2−プロピル、ビシクロ[2,2,2]オクタン−1−
イル)が好ましい。
【0042】上記式(Y)において、R2 で表わされ
るアルキル基としては、炭素数1〜24のアルキル基(
例、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル
、シクロペンチル、n−オクチル、n−ヘキサデシル、
ベンジル)が好ましい。
【0043】R2 で表わされるアリール基としては、
炭素数6〜24のアリール基(例、フェニル、p−トリ
ル、o−トリル、4−メトキシフェニル)が好ましい。
【0044】R2 で表わされるアルコキシ基としては
、炭素数1〜24のアルコキシ基(例、メトキシ、エト
キシ、ブトキシ、n−オクチルオキシ、n−テトラデシ
ルオキシ、ベンジルオキシ、メトキシエトキシ)が好ま
しい。
【0045】R2 で表わされるアリールオキシ基とし
ては、炭素数6〜24のアリールオキシ基(例、フェノ
キシ、p−トリルオキシ、o−トリルオキシ、p−メト
キシフェノキシ、p−ジメチルアミノフェノキシ、m−
ペンタデシルフェノキシ)が好ましい。
【0046】R2 で表わされるジアルキルアミノ基と
しては、炭素数2〜24のジアルキルアミノ基(例、ジ
メチルアミノ、ジエチルアミノ、ピロリジノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ)が好ましい。
【0047】R2 で表わされるアルキルチオ基として
は、炭素数1〜24のアルキルチオ基(例、メチルチオ
、ブチルチオ、n−オクチルチオ、n−ヘキサデシルチ
オ)が好ましい。
【0048】R2 で表わされるアリールチオ基として
は、炭素数6〜24のアリールチオ基(例、フェニルチ
オ、4−メトキシフェニルチオ、4−tert−ブチル
フェニルチオ、4−ドデシルフェニルチオ)が好ましい
。
【0049】上記式(Y)において、R3 で表わされ
るベンゼン環上に置換可能な基(原子も含む)としては
、以下の基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基、ア
リール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルコキ
シカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カルボ
ンアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スル
ファモイル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホ
ニル基、ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アルコ
キシカルボニルアミノ基、ニトロ基、複素環基、シアノ
基、アシル基、アシルオキシ基、アルキルスルホニルオ
キシ基、アリールスルホニルオキシ基;
【0050】上
記ハロゲン原子の例としては、フッ素、塩素、臭素およ
び沃素が好ましい。
【0051】上記アルキル基としては、炭素数1〜24
のアルキル基(例、メチル、tert−ブチル、n−ド
デシル)が好ましい。
【0052】上記アリール基としては、炭素数6〜24
のアリール基(例、フェニル、p−トリル、p−ドデシ
ルオキシフェニル)が好ましい。
【0053】上記アルコキシ基としては、炭素数1〜2
4のアルコキシ基(例、メトキシ、n−ブトキシ、n−
オクチルオキシ、n−テトラデシルオキシ、ベンジルオ
キシ、メトキシエトキシ)が好ましい。
【0054】上記アリールオキシ基としては、炭素数6
〜24のアリールオキシ基(例、フェノキシ、p−te
rt−ブチルフェノキシ、4−ブトキシフェノキシ)が
好ましい。
【0055】上記アルコキシカルボニル基としては、炭
素数2〜24のアルコキシカルボニル基(例、エトキシ
カルボニル、ドデシルオキシカルボニル、1−(ドデシ
ルオキシカルボニル)エトキシカルボニル)が好ましい
。
【0056】上記アリールオキシカルボニル基としては
、炭素数7〜24のアリールオキシカルボニル基(例、
フェノキシカルボニル、4−tert−オクチルフェノ
キシカルボニル、2,4−ジ−tert−ペンチルフェ
ノキシカルボニル)が好ましい。
【0057】上記カルボンアミド基としては、炭素数1
〜24の置換基を有するカルボンアミド基(例、アセト
アミド、ピバロイルアミノ、ベンズアミド、2−エチル
ヘキサンアミド、テトラデカンアミド、1−(2,4−
ジ−tert−ペンチルフェノキシ)ブタンアミド、3
−(2,4−ジ−tert−ペンチルフェノキシ)ブタ
ンアミド、3−ドデシルスルホニル−2−メチルプロパ
ンアミド)が好ましい。
【0058】上記スルホンアミド基としては、炭素数1
〜24の置換基を有するスルホンアミド基(例、メタン
スルホンアミド、p−トルエンスルホンアミド、ヘキサ
デカンスルホンアミド)が好ましい。
【0059】上記カルバモイル基としては、炭素数1〜
24のの置換基を有するカルバモイル基(例、N−メチ
ルカルバモイル、N−テトラデシルカルバモイル、N,
N−ジヘキシルカルバモイル、N−オクタデシル−N−
メチルカルバモイル、N−フェニルカルバモイル)が好
ましい。
【0060】上記スルファモイル基としては、無置換ま
たは炭素数1〜24の置換基を有するスルファモイル基
(例、N−メチルスルファモイル、N−フェニルスルフ
ァモイル、N−アセチルスルファモイル、N−プロパノ
イルスルファモイル、N−ヘキサデシルスルファモイル
、N,N−ジオクチルスルファモイル)が好ましい。
【0061】上記アルキルスルホニル基としては、炭素
数1〜24のアルキルスルホニ基(例、メチルスルホニ
ル、ベンジルスルホニル、ヘキサデシルスルホニル)が
好ましい。
【0062】上記アリールスルホニルとしては、炭素数
6〜24のアリールスルホニル(例、フェニルスルホニ
ル、p−トリルスルホニル、p−ドデシルスルホニル、
p−メトキシスルホニル)が好ましい。
【0063】上記ウレイド基としては、炭素数1〜24
の置換基を有するウレイド基(例、3−メチルウレイド
、3−フェニルウレイド、3,3−ジメチルウレイド、
3−テトラデシルウレイド)が好ましい。
【0064】上記スルファモイルアミノ基としては、無
置換または炭素数1〜24の置換基を有するスルファモ
イルアミノ基(例、N,N−ジメチルスルファモイルア
ミノ)が好ましい。
【0065】上記アルコキシカルボニルアミノ基として
は、炭素数2〜24のアルコキシカルボニルアミノ基(
例、メトキシカルボニルアミノ、イソブトキシカルボニ
ルアミノ、ドデシルオキシカルボニルアミノ)が好まし
い。
【0066】上記複素環基としては、炭素数1〜24の
複素環基(例、4−ピリジル、2−チエニル、フタルイ
ミド、オクタデシルスクシンイミド)が好ましい。
【0067】上記アシル基としては、炭素数1〜24の
アシル基(例、アセチル、ベンゾイル、ドデカノイル)
が好ましい。
【0068】上記アシルオキシ基としては、炭素数1〜
24のアシルオキシ基(例、アセトキシ、ベンゾイルオ
キシ、ドデカノイルオキシ)が好ましい。
【0069】上記アルキルスルホニルオキシ基としては
、炭素数1〜24のアルキルスルホニルオキシ基(例、
メチルスルホニルオキシ、ヘキサデシルスルホニルオキ
シ)が好ましい。
【0070】上記アリールスルホニルオキシ基としては
、炭素数6〜24のアリールスルホニルオキシ基(例、
p−トルエンスルホニルオキシ、p−ドデシルフェニル
スルホニルオキシ)が好ましい。
【0071】上記式(Y)において、kは1または2の
整数が好ましい(さらに1が好ましい。)。
【0072】上記式(Y)において、X1 で表わされ
る現像主薬の酸化体とのカップリグ反応により離脱可能
な基であり、具体的には以下の原子または基を挙げるこ
とができる。ハロゲン原子、複素環基、アリールオキシ
基、アリールチオ基、アシルオキシ基、アルキルスルホ
ニルオキシ基、アリールスルホニルオキシ基、複素環オ
キシ基;
【0073】上記ハロゲン原子の例としては、フッ素、
塩素、臭素及び沃素が好ましい。
【0074】上記複素環基の例としては、炭素数1〜2
4の窒素原子でカップリング活性位に結合する複素環基
が好ましい。
【0075】上記アリールチオ基としていは、炭素数6
〜24のアリールチオ基(例、フェニルチオ、p−te
rt−ブチルフェニルチオ、p−クロロフェニルチオ、
p−カルボキシフェニルチオ)が好ましい。
【0076】上記アシルオキシ基としては、炭素数1〜
24のアシルオキシ基(アセトキシ、ベゾイルオキシ、
ドデカノイルオキシ)が好ましい。
【0077】上記アルキルスルホニルオキシ基としては
、炭素数1〜24のアルキルスルホニルオキシ基(例、
メチルスルホニルオキシ、ブチルスルホニルオキシ、ド
デシルスルホニルオキシ)が好ましい。
【0078】上記アリールスルホニルオキシ基としては
、炭素数6〜24のアリールスルホニルオキシ基(例、
ベンゼンスルホニルオキシ、p−クロロフェニルスルホ
ニルオキシ)が好ましい。
【0079】上記複素環オキシ基としては、炭素数1〜
24の複素環オキシ基(例、3−ピリジルオキシ、1−
フェニル−1,2,3,4−テトラゾール−5−イルオ
キシ)が好ましい。
【0080】上記の基の中では、窒素原子でカップリン
グ活性位に結合する複素環基またはアリールオキシ基が
更に好ましい。
【0081】X1 が窒素原子でカップリング活性位に
結合する複素環基を表わすとき、X1は窒素原子の他に
酸素、硫黄、リン、窒素、リン、セレンおよびテルルの
中から選ばれるヘテロ原子を含んでいてもよい、5〜7
員の複素環である(該複素環は置換されていてもよい単
環または縮合環である)。
【0082】上記の複素環基の例としては、スクシンイ
ミド、マレインイミド、フタルイミド、ジグリコールイ
ミド、ピロール、ピラゾール、イミダゾール、1,2,
4−トリアゾール、テトラゾール、インドール、インダ
ゾール、ベンズイミダゾール、ベンゾトリアゾール、イ
ミダゾリジン−2,4−ジオン、オキサゾリジン−2,
4−ジオン、チアゾリジン−2,4−ジオン、イミダゾ
リジン−2−オン、オキサゾリン−2−オン、チアゾリ
ン−2−オン、ベンズイミダゾリン−2−オン、ベンゾ
オキサゾリン−2−オン、ベンゾチアゾリン−2−オン
、2−ピロリン−5−オン、2−イミダゾリン−5−オ
ン、インドリン−2,3−ジオン、2,6−ジオキシプ
リン、パラバン酸、1,2,4−トリアゾリジン−3,
5−ジオン、2−ピリドン、4−ピリドン、2−ピリミ
ドン、6−ピリダゾンおよび2−ピラゾン等が挙げられ
る。これらの複素環は置換されていてもよい。
【0083】置換基の例としては、ヒドロキシル基、カ
ルボキシル基、スルホ基、アミノ基(例、アミノ、N−
メチルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエ
チルアミノ、アニリノ、ピロリジノ、ピペリジノ、モル
ホリノ)を挙げることができる。また他の例としては、
前記R3 の例として挙げた置換基がある。
【0084】X1 がアリールオキシ基(炭素数6〜2
4のアリールオキシ基)を表わすとき該アリールオキシ
基は、X1 が複素環基である場合に挙げた前記置換基
群から選ばれる基または原子で置換されていてもよい。
【0085】これらの置換基(または原子)としては、
以下のものが好ましい。カルボキシル基、スルホ基、シ
アノ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、ハロゲン
原子、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバモ
イル基、スルファモイル基、アルキル基、アルキルスル
ホニル基、アリールスルホニル基、アシル基;
【008
6】次に、上記R1 、R2 、R3 およびX1 に
ついて、本発明においてさらに好ましく用いられる置換
基の例について述べる。
【0087】R1 ;2もしくは4−アルコキシアリー
ル基(例、4−メトキシフェニル、4−ブトキシフェニ
ル、2−メトキシフェニル)、tert−ブチル、これ
らの中ではtert−ブチルが最も好ましい。
【0088】R2 ;メチル、エチル、アルコキシ基、
アリールオキシ基、ジアルキルアミノ基、これらの中で
はメチル、エチル、アルコキシ基、アリールオキシ基又
はジメチルアミノ基が好ましい。
【0089】R3 ;アルコキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、カルボンアミド基、スルホンアミド基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、
【0090】X1 が前記複素環基を表わすとき、X1
 は好ましくは、下記式(X1 −A)で表わすことが
できる。
【0091】
【化14】
【0092】上記(X1 −A)において、Z1 は、
以下の基を表わす。
【0093】
【化15】
【0094】上記で表わされる基において、上記R21
、R22、R25およびR26は、水素原子、アルキル
基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
ルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基
、アリールスルホニル基またはアミノ基を表わし;上記
R23およびR24は、水素原子、アルキル基、アリー
ル基、アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基ま
たはアルコキシカルボニル基を表わし;上記R27およ
びR28は、水素原子、アルキル基またはアリール基を
表わし;但し、R27およびR28は、互いに結合して
ベンゼン環を形成してもよく、またR21とR22、R
22とR23、R23とR24およびR21とR25は
、互いに結合して環(例えば、シクロブタン、シクロヘ
キサン、シクロヘプタン、シクロヘキセン、ピロリジン
、ピペリジン)を形成してもよい。
【0095】式(X1 −A)で表わされる複素環基の
うち、特に好ましいものは、Z1 が、以下の基で表わ
される複素環基である。
【0096】
【化16】
【0097】式(X1 −A)で表わされる複素環基の
総炭素数は2〜24、好ましくは4〜20、さらに好ま
しくは5〜16である。
【0098】式(X1 −A)で表わされる複素環基の
例としては、スクシンイミド、マレインイミド、フタル
イミド、1−メチルイミダゾリン−2,4−ジオン−3
−イル、1−ベンジルイミダゾリジ−2,4−ジオン−
3−イル、5,5−ジメチルオキサゾリジン−2,4−
ジオン−3−イル、5−メチル−5−プロピルオキサゾ
リジン−2,4−ジオン−3−イル、5,5−ジメチル
チアゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、5,5−ジ
メチルイミダゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、3
−メチルイミダゾリジントリオン−1−イル、1,2,
4−トリアゾリジン−3,5−ジオン−4−イル、1−
メチル−2−フェニル−1,2,4−トリアゾリジン−
3,5−ジオン−4−イル、1−ベンジル−2−フェニ
ル−1,2,4−トリアゾリジン−3,5−ジオン−4
−イル、5−ヘキシルオキシ−1−メチルイミダゾリジ
ン−2,4−ジオン−3−イル、1−ベンジル−5−エ
トキシイミダゾリジン−2,4−ジオン−3−イル、1
−ベンジル−5−ドデシルオキシイミダゾリジン−2,
4−ジオン−3−イルを挙げることができる。
【0099】上記の複素環基の中のうちでは、イミダゾ
リジン−2,4−ジオン−3−イル(なかでも、1−ベ
ンジル−イミダゾリジン−2,4−ジオン−3−イル)
が最も好ましい。
【0100】X1 がアリールオキシ基を表わすとき、
以下の基が好ましい。4−カルボキシフェノキシ、4−
メチルスルホニルフェノキシ、4−(4−ベンジルオキ
シフェニルスルホニル)フェノキシ、4−(4−ヒドロ
キシフェニルスルホニル)フェノキシ、2−クロロ−4
−(3−クロロ−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)
フェノキシ、4−メトキシカルボニルフェノキシ、2−
クロロ−4−メトキシカルボニルフェノキシ、2−アセ
トアミド−4−メトキシカルボニルフェノキシ、4−イ
ソプロポキシカルボニルフェノキシ、4−シアノフェノ
キシ、2−[N−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイ
ル]フェノキシ、4−ニトロフェノキシ、2,5−ジク
ロロフェノキシ、2,3,5−トリクロロフェノキシ、
4−メトキシカルボニル−2−メトキシフェノキシ、4
−(3−カルボキシプロパンアミド)フェノキシ;
【0
101】式(Y)で示されるカプラーは上記R1 、X
1 または
【0102】
【化17】
【0103】において二価もしくは二価以上の基を介し
て互いに結合する二量体又はそれ以上の多量体を形成し
てもよい。この場合、前記の各置換基において示した炭
素数の範囲の規定外となってもよい。
【0104】式(Y)で示されるカプラーが多量体を形
成する場合、イエロー色素形成残基を有する付加重合性
エチレン型不飽和化合物(イエロー発色性モノマー)の
単独もしくは共重合体が典型例である。この場合、多量
体は下記の式(Y−I)で示される繰り返し単位を含有
し、この繰り返し単位は多量体中に一種以上含有されて
いてもよく、共重合成分として非発色性のエチレン型モ
ノマーの一種または二種以上を含む共重合体であっても
よい。
【0105】
【化18】
【0106】[式中、Rは、水素原子、塩素原子または
炭素数1〜4のアルキル基を表わし;Aは、−CONH
−、−COO−または置換または無置換のフェニレン基
を表わし;Bは、置換もしくは無置換の、アルキレン基
、フェニレン基またはアラルキレン基を表わし;Lは、
−CONH−、−NHCONH−、−NHCOO−、−
NHCO−、−OCONH−、−NH−、−COO−、
−OCO−、−CO−、−0−、−S−、−SO2 −
、−NHSO2 −または−SO2 NH−を表わし;
そしてa、bおよびcは、0または1を表わし;Qは、
式(Y)で表わされる化合物のR1 、X1 または
【
0107】
【化19】
【0108】より水素原子が離脱したイエローカプラー
残基を表わす。]
【0109】多量体としては、式(Y−I)で示される
繰り返し単位(カプラーユニット)で表わされるイエロ
ー発色性モノマーと下記非発色性エチレン性モノマーの
共重合体が好ましい。
【0110】現像主薬(通常芳香族一級アミン系現像主
薬)の酸化体とカップリング反応しない非発色性エチレ
ン性モノマーとしては、以下のものが挙げられる。アク
リル酸、α−クロロアクリル酸、α−アルキルアクリル
酸(例えば、メタクリル酸)、これらのアクリル酸類か
ら誘導されるアミドもしくはエステル(例、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、n−ブチルアクリルアミド、
tert−ブチルアクリルアミド、ジアセトンアクリル
アミド、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n
−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、t
ert−ブチルアクリレート、iso −ブチルアクリ
レート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチ
ルアクリレート、ラウリルアクリレート、メチルメタク
リレート、エチルメタクリレート、n−ブチルメタクリ
レートおよびβ−ヒドロキシメタクリレート)、ビニル
エステル(例えば、ビニルアセテート、ビニルプロピオ
ネートおよびビニルラウレート)、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、芳香族ビニル化合物(例えば、ス
チレンおよびその誘導体、例えば、ビニルトルエン、ジ
ビニルベンゼン、ビニルアセトフェノンおよびスルホス
チレン)、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、ビ
ニリデンクロライド、ビニルアルキルエーテル(例えば
、ビニルエチルエーテル)、マレイン酸エステル、N−
ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルピリジンおよび2
−および4−ビニルピリジン等。
【0111】上記のなかでは、特にアクリル酸エステル
、メタクリル酸エステル、マレイン酸エステル類が好ま
しい。ここで使用する非発色性エチレン型モノマーは、
二種以上を一緒に使用することもできる。例えば、メチ
ルアクリレートとブチルアクリレート、ブチルアクリレ
ートとスチレン、ブチルメタクリレートとメタクリル酸
、メチルアクリレートとジアセトンアクリルアミドなど
が使用できる。
【0112】ポリマーカプラー分野で周知の如く前記式
(Y−I)に相当するビニル系単量体と共重合させるた
めのエチレン性不飽和単量体は、形成される共重合体の
物理的性質および/または化学的性質(例えば、溶解度
、写真コロイド組成物の結合剤(例えばゼラチン)との
相溶性、その可とう性、熱安定性等)が好影響を受ける
ように選択される。
【0113】本発明に用いられるイエローカプラーは、
前記式(Y−I)で表わされるカプラーユニットを与え
るビニル系単量体の重合で得られた親油性ポリマーカプ
ラーを有機溶媒に溶かしたものをゼラチン水溶液にラテ
ックスの形で乳化分散して作ってもよいし、あるいは直
接乳化重合法で作ってもよい。
【0114】親油性ポリマーカプラーをゼラチン水溶液
中にラテックスの形で乳化分散する方法については、米
国特許351820号明細書に、乳化重合については、
米国特許4080211号、同3370952号各明細
書に記載されている方法を用いることができる。
【0115】以下に、式(Y)で表わされるイエロー画
像形成カプラーについて、R3 およびX1 の具体例
を示すが、本発明においてはこれらの例に限定されない
。X1 の具体例を示す。
【0116】
【化20】
【0117】
【化21】
【0118】
【化22】
【0119】
【化23】
【0120】
【化24】
【0121】
【化25】
【0122】
【化26】
【0123】R3 の具体例を以下に示す。
【0124】
【化27】
【0125】
【化28】
【0126】
【化29】
【0127】
【化30】
【0128】式(Y)で表わされるイエロー色素形成カ
プラーの具体例を以下に示す。
【0129】
【化31】
【0130】
【化32】
【0131】
【化33】
【0132】
【化34】
【0133】
【化35】
【0134】
【化36】
【0135】
【化37】
【0136】
【化38】
【0137】
【化39】
【0138】
【化40】
【0139】
【化41】
【0140】
【化42】
【0141】
【化43】
【0142】
【化44】
【0143】
【化45】
【0144】
【化46】
【0145】
【化47】
【0146】
【化48】
【0147】
【化49】
【0148】
【化50】
【0149】
【化51】
【0150】
【化52】
【0151】
【化53】
【0152】
【化54】
【0153】
【化55】
【0154】
【化56】
【0155】
【化57】
【0156】
【化58】
【0157】
【化59】
【0158】
【化60】
【0159】
【化61】
【0160】
【化62】
【0161】
【化63】
【0162】
【化64】
【0163】
【化65】
【0164】
【化66】
【0165】上記のカプラーは従来の公知の合成法によ
って合成することができる。例えば特開昭63−123
047号公報に記載の合成法が挙げられる。
【0166】上記のイエローカプラーは単独で用いても
よく、二種以上を混合して用いてもよい。また他の公知
のイエローカプラーと併用してもよい。
【0167】本発明に係る上記のイエローカプラーの感
光材料中での使用量は、感光材料1m2 当たり1×1
0−5モル〜1×10−2モルの範囲であり、好ましく
は、1×10−4モル〜5×10−3モルの範囲、更に
好ましくは、2×10−4モル〜1×10−3モルの範
囲である。
【0168】次に下記式(M)で表わされるマゼンタカ
プラーについて詳細に説明する。
【0169】
【化67】
【0170】上記式(M)で表わされるカプラー骨格の
うち好ましい骨格は、下記式で示される。
【0171】
【化68】
【0172】1H−イミダゾ[1、2−b]ピラゾール
【0173】
【化69】
【0174】1H−ピラゾロ[1、5−b][1,2,
4]トリアゾール
【0175】
【化70】
【0176】1H−ピラゾロ[1、5−c][1,2,
4]トリアゾール
【0177】
【化71】
【0178】1H−ピラゾロ[1、5−d]テトラアゾ
ール
【0179】上記式(M−I)〜(M−IV)において
、R11はアルキル基またはアリール基を表わす。R1
1で表わされるアルキル基としては、炭素数1〜32の
直鎖、分岐鎖もしくは環状アルキル基である。これらの
基は、炭素原子、酸素原子、窒素原子または硫黄原子で
連結する有機置換基またはハロゲン原子を有していても
よい。
【0180】上記アルキル基の例としては、メチル、エ
チル、プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、ト
リデシル、2−メタンスルホニルエチル、2−フェノキ
シエチル、2−エトキシエチル、2−アセチルアミノエ
チル、2−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ
)エチル、エトキシカルボニルメチル、2,2,2−ト
リフルオロエチル、2−(1−フタルイミドイル)エチ
ル、2−ヒドロキシエチルを挙げることができる。これ
らのうちでは、メチル、エチル、2−フェノキシエチル
および2−エトキシエチルが好ましい。
【0181】R11で表わされるアリール基としては、
電子供与性基を一以上有するフェニル基であり、その具
体例としては、2−メトキシフェニル、2,4−ジメト
キシフェニル、2,6−ジメトキシフェニル、2,4,
6−トリメトキシフェニル、2,6−ジメトキシ−4−
メチルフェニル、2−4−ジ(N,N−ジメチルアミノ
)フェニル、2−メチル−4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)フェニルを挙げることができる。これらの中では、
2−メトキシフェニル、2,4−ジメトキシフェニルお
よび2,6−ジメトキシフェニル基が好ましい。
【0182】式(M−1)〜(M−IV)において、R
12は水素原子、アルキル基またはアリール基を表わす
。アルキル基およびアリール基は、炭素原子、酸素原子
、窒素原子または硫黄原子で連結する有機置換基または
ハロゲン原子を更に有していてもよい。
【0183】R12で表わされるアルキル基の例として
は、メチル、エチル、イソプロピル、tert−ブチル
、トリデシル、3−(4−アシルアミノフェニル)プロ
ピル、3−(4−アルキルスルホンアミドフェニル)プ
ロピル、3−(4−アリールスルホンアミドフェニル)
プロピル、2−アシルアミノエチル、2−アルキルスル
ホンアミドエチル、2−アリールスルホンアミドエチル
、2−アシルアミノ−1−メチルエチル、2−アルキル
スルホンアミド−1−メチルエチル、2−アリールスル
ホンアミド−1−メチルエチル、アシルアミノメチル、
アルキルスルホンアミドメチル、アリールスルホンアミ
ドメチル、1−アシルアミノエチル、1−アルキルスル
ホンアミドエチルまたは1−アリールスルホンアミドエ
チルを挙げることができる。これらの中では、2−アシ
ルアミノエチル、2−アリールスルホンアミドエチル、
2−アシルアミノ−1−メチルエチル、2−アリールス
ルホンアミドエチル−1−メチルエチル、アリールスル
ホンアミドエメチルおよび1−アリールスルホンアミド
メチルが好ましい。
【0184】R12で表わされるアリール基の例として
は、フェニル、3または4アシルアミノフェニル、3ま
たは4−アルキルスルホンアミドフェニル、3または4
−アリールスルホンアミドフェニル、3−アシルアミノ
−2,4,6−トリメチルフェニル、3−アルキルスル
ホンアミド−2,4,6−トリメチルフェニルおよび3
−アリールスルホンアミド−2,4,6−トリメチルフ
ェニルを挙げることができる。これらの中では、3−ア
シルアミノフェニル、3−アリールスルホンアミドフェ
ニル、3−アシルアミノ−2,4,6−トリメチルフェ
ニル、3−アリールスルホンアミド−2,4,6−トリ
メチルフェニルが好ましい。
【0185】式(M−I)〜(M−IV)において、R
13は、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、ア
ルケニル基、シクロアルケニル基、アルキニル基、アラ
ルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシカルボニ
ル基、カルバモイル基、スルファモイル基、スルホニル
基またはシアノ基を表わす。
【0186】これらのうち、アルコキシカルボニル基ま
たはカルバモイル基が好ましい。
【0187】R13で表わされるアルキル基の例として
は、炭素数1〜32の直鎖、または分岐鎖アルキル基(
例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ter
t−ブチル、トリデシル、トリフルオロメチル、ヘプタ
フルオロプロピル、2−メタンスルホニルエチル)を挙
げることができる。
【0188】R13で表わされるシクロアルキル基の例
としては、シクロペンチル挙げることができる。
【0189】R13で表わされるアラルキル基の例とし
ては、3−(3−ペンタデシルフェノキシ)プロピル、
3−{4−{2−[4−(4−ヒドロキシフェニルスル
ホニル)フェノキシ]プロピル、2−エトキシトリデシ
ルおよび3−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキ
シ)プロピルを挙げることができる。
【0190】R13で表わされるアリール基の例として
は、フェニル、ペンタフルオロフェニル、ペンタクロロ
フェニル、4−tert−ブチルフェニル、2,4−ジ
−tert−アミルフェニルおよび4−テトラデカンア
ミドフェニルを挙げることができる。
【0191】R13で表わされる複素環基の例としては
、2−フリル、2−チエニル、2−ピリミジニルおよび
2−ベンゾチアゾリルを挙げることができる。
【0192】R13で表わされるアルコキシカルボニル
基の例としては、メトキシカルボニル、ブチルオキシカ
ルボニル、ドデシルオキシカルボニルおよびオクタデシ
ルオキシカルボニルを挙げることができる。
【0193】R13で表わされるカルバモイル基の例と
しては、N−エチルカルバモイル、N,N−ジブチルカ
ルバモイル、N−(2−ドデシルオキシエチル)カルバ
モイル、N−メチル−N−ドデシルカルバモイルおよび
N−{3−(2,4−ジ−tert−アミルフェノキシ
)プロピル}カルバモイルを挙げることができる。
【0194】R13で表わされるスルファモイル基の例
としては、N−エチルスルファモイル、N,N−ジプロ
ピルスルファモイル、N−(2−ドデシルオキシエチル
)スルファモイル、N−エチル−N−ドデシルスルファ
モイルおよびN,N−ジエチルスルファモイルを挙げる
ことができる。
【0195】R13で表わされるスルホニル基の例とし
ては、メタスルホニル、オクタンスルホニル、ベンゼン
スルホニルおよびトルエンスルホニルを挙げることがで
きる。
【0196】R13がアリール基の場合には、Xは水素
原子または芳香族一級アミン発色現像主薬の酸化体との
反応において、離脱可能な基(原子も含む)を表わす。 このような離脱可能な基または原子としては、例えばハ
ロゲン原子、アルコキシキ、アリールオキシ基、アシル
オキシ基、アルキルもしくはアリールスルホニルオキシ
基、アシルアミノ基、アルキルもしくはアリールスルホ
ンアミド基、アルコキシカルボニルオキシ基、アリール
オキシカルボニルオキシ基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、複素環チオ基、カルバモイルアミノ基、5員も
しくは6員の含窒素複素環基、イミド基およびアリール
アゾ基などを挙げることができる。これらの基は更に他
の有機置換基で置換されていてもよい。
【0197】上記ハロゲン原子としては、例えばフッ素
原子、塩素原子および臭素原子を挙げることができる。
【0198】上記アルコキシ基としては、例えばエトキ
シ、ドデシルオキシ、メトキシエチルカルバモイルメト
キシ、カルボキシプロピルオキシ、メチルスルホニルエ
トキシおよびエトキシカルボニルメトキシを挙げること
ができる。
【0199】上記アリールオキシ基としては、例えば4
−メチルフェノキシ、4−クロロフェノキシ、4−メト
キシフェノキシ、4−カルボキシフェノキシ、3−エト
キシカルボキシフェノキシ、3−アセチルアミノフェノ
キシおよび2−カルボキシフェノキシを挙げることがで
きる。
【0200】上記アシルオキシ基としては、例えばアセ
トキシ、テトラデカノイルオキシおよびベンゾイルオキ
シを挙げることができる。
【0201】上記アルキルもしくはアリールスルホニル
オキシ基としては、例えば、メタンスルホニルオキシお
よびトルエンスルホニルオキシを挙げることができる。
【0202】上記アシルアミノ基としては、例えばジク
ロルアセチルアミノおよびヘプタフルオロブチリルアミ
ノを挙げることができる。
【0203】上記アルキルもしくはアリールスルホンア
ミド基としては、例えばメタンスルホンアミノ、トリフ
ルオロメタンスルホンアミノおよびp−トルエンスルホ
ンアミノを挙げることができる。
【0204】上記アルコキシカルボニルオキシ基として
は、例えばエトキシカルボニルオキシおよびベンジルオ
キシカルボニルオキシを挙げることができる。
【0205】上記アリールオキシカルボニルオキシ基と
しては、例えばフェノキシカルボニルオキシ基を挙げる
ことができる。
【0206】上記アルキル、アリールもしくは複素環チ
オ基としては、例えばドデシルチオ、1−カルボキシド
デシルチオ、フェニルチオ、2−ブトキシ−5−ter
t−オクチルフェニルチオおよびテトラゾリルチオを挙
げることができる。
【0207】上記カルバモイルアミノ基としては、例え
ばN−メチルカルバモイルアミノおよびN−フェニルカ
ルバモイルアミノを挙げることができる。
【0208】上記5員もしくは6員の含窒素複素環基と
しては、例えばイミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリ
ル、テトラゾリルおよび1,2−ジヒドロ−2−オキソ
−1−ピリジルを挙げることができる。
【0209】上記イミド基としては、例えばスクシンイ
ミドおよびヒダントイニルを挙げることができる。
【0210】アリールアゾ基としては、例えばフェニル
アゾおよび4−メトキシフェニルアゾを挙げることがで
きる。
【0211】Xはこれら以外に炭素原子を介して結合し
た離脱基としてアルデヒド類またはケトン類で4等量カ
プラーを縮合して得られるビス型カプラーの形をとる場
合もある。またXは現像抑制剤、現像促進剤など写真有
用基を含んでいてもよい。
【0212】R13がアリール基の場合、Xは、ハロゲ
ン原子、アリールオキシ基、アルキルもしくはアリール
チオ基またはカップリング活性位に窒素原子で結合する
5員もしくは6員の含窒素複素環であることが好ましい
。 Xはハロゲン原子、またはアルキルもしくはアリールチ
オ基であることが特に好ましい。
【0213】R13がアルキル基の場合、XはR13が
アリール基の場合について述べた離脱基の内ハロゲン原
子を除いた離脱基を表わす。R13がアルキル基の場合
、Xはアルキルもしくはアリールチオ基、カップリング
活性位に窒素原子で結合する5員もしくは6員の含窒素
複素環基であることが好ましく、更に好ましくはアリー
ルチオ基である。
【0214】本発明において、(M−I)〜(M−IV
)で表わされるピラゾソアゾール骨格の内、好ましくは
(M−II)または(M−III )であり、特に好ま
しくは、(M−II)である。
【0215】以下に、式(M)で表わされるマゼンタカ
プラーの具体例を示す。
【0216】
【化72】
【0217】
【化73】
【0218】
【化74】
【0219】
【化75】
【0220】
【化76】
【0221】
【化77】
【0222】
【化78】
【0223】
【化79】
【0224】
【化80】
【0225】
【化81】
【0226】
【化82】
【0227】
【化83】
【0228】
【化84】
【0229】
【化85】
【0230】
【化86】
【0231】
【化87】
【0232】
【化88】
【0233】
【化89】
【0234】
【化90】
【0235】
【化91】
【0236】
【化92】
【0237】
【化93】
【0238】
【化94】
【0239】
【化95】
【0240】本発明にかかるマゼンタカプラーは、特開
昭62−209457号、同63−250368号、同
63−307453号、および特開平2−115183
号等の公報に記載されている方法に従って合成すること
ができる。
【0241】本発明にかかるマゼンタカプラーの感光材
料中での使用量は、感光材料1m2当たり、1×10−
5モル〜1×10−2モルの範囲であり、好ましくは1
×10−5モル〜5×10−3モルの範囲、更に好まし
くは、5×10−5モル〜2×10−3モルの範囲であ
る。
【0242】次に、下記式(Cy)で表わされるシアン
カプラーについて詳細に説明する。
【0243】
【化96】
【0244】上記式(Cy)において、R5 は水素原
子、ハロゲン原子(F、Cl、Br、I)または炭素数
1〜18の、置換されていてもよい、直鎖状、分岐鎖状
もしくは環状のアルキル基を表わす。ここでアルキル基
上の置換基としてハロゲン原子、アリール基、アルコキ
シ基、アルールオキシ基などがある。
【0245】式(Cy)において、R6 は炭素数1〜
36(好ましくは4〜30)の置換されていてもよい、
直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、炭素数6
〜36(好ましくは12〜30)の置換されていてもよ
い、アリール基または炭素数2〜36(好ましくは12
〜30)の複素環基を表わす。ここで複素環基とは環内
に少なくとも1個のN、O、S、P、SeおよびTeか
ら選ばれるヘテロ原子を有する5〜7員の縮合環を形成
していてもよい複素環基を表わす。これらの例としては
、2−フリル、2−チエニル、2−ピリジル、4−ピリ
ジル、4−ピリミジル、2−イミダゾリル、4−キノリ
ルなどを挙げることができる。
【0246】R6 は置換基を有しいてもよい。置換基
の例としては、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カ
ルボキシル基、スルホ基、アルキル基、アリール基、複
素環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチ
オ基、アリールチオ基、アルキルスルホニル基、アリー
ルスルホニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アシル基、カルボンアミド基、スル
ホンアミド基、カルバモイル基、スルファモイル基、イ
ミド基、ウレイド基、アルコキシカルボニルアミノ基ま
たはスルファモイルアミノ基などを挙げることができる
(以上置換基群Aという)。これらのうち好ましい置換
基の例は、アリール基、複素環基、アリールオキシ基、
アルキルスルホニル基、アリールスルホニル基またはイ
ミド基である。
【0247】式(Cy)においてR7 は、水素原子、
ハロゲン原子、炭素数1〜16(好ましくは1〜8)の
アルキル基、炭素数1〜16(好ましくは1〜8)のア
ルコキシ基、炭素数6〜24(好ましくは6〜18)の
アリールオキシ基または炭素数1〜24(好ましくは1
〜18)のカルボンアミド基を表わす。上記基は前記置
換基群Aから選ばれた置換基により置換されていてもよ
い。
【0248】式(Cy)において、X3 は水素原子ま
たは芳香族第1級アミン現像薬の酸化体とのカップリン
グ反応により、離脱可能なカップリング離脱基を表わす
。 カップリング離脱基の例としては、ハロゲン原子、スル
ホ基、炭素数1〜36(好ましくは1〜24)のアルコ
キシ基、炭素数6〜36(好ましくは6〜24)のアリ
ールオキシ基、炭素数2〜36(好ましくは2〜24)
のアシルオキシ基、炭素数1〜36(好ましくは1〜2
4)のアルキルスルホニル基、炭素数6〜36(好まし
くは6〜24)のアリールスルホニル基、炭素数1〜3
6(好ましくは2〜24)のアルキルチオ基、炭素数6
〜36(好ましくは6〜24)のアリールチオ基、炭素
数4〜36(好ましくは4〜24)のイミド基、炭素数
1〜36(好ましくは1〜24)のカルバモイルオキシ
基または炭素数1〜36(好ましくは2〜24)の、窒
素原子でカップリング活性位に結合する複素環基(例え
ばピラゾリル、イミダゾリル、1,2,4−トリアゾー
ル−1−イル、テトラゾリル)を挙げることができる。 ここで上記の基は前記置換基群Aから選ばれた置換基に
より置換されていてもよい。
【0249】以下に式(Cy)のR5 、R6 、R7
 およびX3 について、好ましい基の例を示す。
【0250】上記R5 は、好ましくはF、Clまたは
少なくとも1個のハロゲン原子で置換されたアルキル基
であり、特に好ましくは、−C(CF2 )m Fまた
は−C(CF2 )n Hで表わされる基である。ここ
でm、nはそれぞれ1〜16(好ましくは1〜8)の整
数を表わす。
【0251】上記R6 は、好ましくはアルキル基であ
り、特に好ましくは1位をアリールオキシ基、アルキル
スルホニル基、アルールスルホニル基、イミド基または
複素環基で置換されたアルキル基である。
【0252】上記R7 は、好ましくは水素原子、フッ
素原子、塩素原子、メトキシ基またはアセトアミド基で
あり、特に好ましくは水素原子である。
【0253】上記X3 は、好ましくは水素原子、ハロ
ゲン原子、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキル
チオ基、アリールチオ基または複素環チオ基であり、さ
らに好ましくは水素原子または塩素原子であり、特に塩
素原子である。
【0254】以下に式(Cy)におけるR5 、R6 
、R7 およびX3 の具体例を示す。
【0255】R5 の例; F、Cl、−CF3 、−(CF2 )2 F、−(C
F2 )4 F、−(CF2 )6 F、−(CF2 
)8 F、−CF2 H、−(CF2 )3 H、−(
CF2 )5 H、−(CF2 )7 H、−(CF2
 )9 H、−CF2 Cl、−(CF2 )3 Cl
【0256】R6 の例;
【0257】
【化97】
【0258】
【化98】
【0259】
【化99】
【0260】
【化100】
【0261】R7 の例; H、F、Cl 、−CH3 、−CH(CH3 )2 
、−OCH3 、−OCF3 、−OCH2 CH2 
OCH3 、−NHCOCH3 、−NHCOCF3 
、−NHCOC4 H9 −t(tはターシャリーを表
わす。)、
【0262】
【化101】
【0263】X3 の例; H、F、Cl 、SO3 H、−CH2 COOCH3
 、−OCH2 CH2 CH2 COOH、−OCH
2 CONHCH2 CH2 OOCH3、−OPO(
OC2 H5 )2 、−OCOCH3 、−OSO2
 CH3 、−OCONHC2 H5 、−SCH2 
COOH、−SCH2CH2 COOH、
【0264】
【化102】
【0265】
【化103】
【0266】以下に式(Cy)で表わされるシアンカプ
ラーの具体例を示す。
【0267】
【化104】
【0268】
【化105】
【0269】
【化106】
【0270】
【化107】
【0271】
【化108】
【0272】
【化109】
【0273】
【化110】
【0274】
【化111】
【0275】
【化112】
【0276】
【化113】
【0277】
【化114】
【0278】
【化115】
【0279】
【化116】
【0280】
【化117】
【0281】
【化118】
【0282】
【化119】
【0283】
【化120】
【0284】
【化121】
【0285】
【化122】
【0286】
【化123】
【0287】上記式(Cy)で表わされるシアンカプラ
ーは、米国特許第2895826号明細書、あるいは特
開昭51−6551号および同61−69065号各公
報に記載の方法により合成することができる。
【0288】上記式(Cy)で表わされるシアンカプラ
ーの感光材料中での使用量は、感光材料1m2 当たり
、1×10−5モル〜1×10−2モルの範囲であり、
好ましくは、1×10−4モル〜5×10−2モルの範
囲、さらに好ましくは2×10−4モル〜1×10−3
モルの範囲である。
【0289】本発明に用いる予めかぶらされていない内
部潜像型ハロゲン化銀乳剤は、ハロゲン化銀粒子の表面
がかぶらされてなく、しかも潜像を主として粒子内部に
形成するハロゲン化銀を含有する乳剤であるが、更に具
体的には、ハロゲン化銀乳剤を透明支持体上に一定量(
0.5〜3g/m2 )塗布し、これに0.01ないし
10秒の固定された時間で露光を与え下記現像液(内部
型現像液)中で、20℃、5分間現像したとき通常の写
真濃度測定方法によって測られる最大濃度が、上記と同
量塗布して同様にして露光したハロゲン化銀乳剤を下記
現像液(表面型現像液)中で、18℃、6分間現像した
場合に得られる最大濃度の、少なくとも5倍大きい濃度
を有するものが好ましく、より好ましくは少なくとも1
0倍大きい濃度を有するものである。
【0290】   内部型現像液     メトール                 
                         
2.0g    亜硫酸ナトリウム(無水物)    
                  90.0g  
  ハイドロキノン                
                    8.0g 
   炭酸ナトリウム(一水塩)          
              52.8g    KB
r                        
                    5.0g 
   KI                    
                         
 0.5g    水加えて            
                         
 1000cc  表面型現像液     メトール                 
                         
2.5g    L−アスコルビン酸        
                      10.
0g    NaBO2 ・4H2 O       
                     35.0
g    KBr                 
                         
  1.0g    水を加えて          
                         
 1000cc
【0291】内部潜像型乳剤の具体例と
しては例えば、米国特許第2592250号明細書に記
載されているコンバージョン型ハロゲン化銀乳剤、ある
いは米国特許3761276号、同3850637号、
同3923513号、同4035185号、同4395
478号、同4504570号の各明細書、特開昭52
−156614号、同55−127549号、同53−
50222号、同56−22681号、同59−208
540号、同60−107641号、同61−3137
号、同62−215272号の各公報、リサーチ・ディ
スクロージャー誌No.23510(1983年11月
発行)236頁に開示されている特許、さらに塩化銀シ
ェルを有する米国特許4789627号、塩臭化銀コア
シェル乳剤に関する特開昭63−10160号、同63
−47766号、特願平1−2467号、金属イオンを
ドープした乳剤に関する特開昭63−191145号、
特開平1−52146号に記載のコア/シェル型ハロゲ
ン化銀乳剤を挙げることができる。内部潜像型コアシェ
ルハロゲン化銀乳剤のコアとシェルのハロゲン化銀のモ
ル比は、20/1以下、1/100以上が特に好ましい
。
【0292】予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲ
ン化銀粒子には、Mn、Cu、Zn、Cd、Pd、Bi
もしくは周期率表第VIII属に属する金属からなる群
から選ばれた少なくとも一種の金属が内蔵されていても
よい。
【0293】予めかぶらされていない内部潜像型ハロゲ
ン化銀粒子が内蔵するMn、Cu、Zn、Cd、Pd、
Biもしくは周期率表第VIII属に属する金属の量は
、ハロゲン化銀1モル当り10−9〜10−2モルが好
ましく、10−7〜10−3モルがより好ましい。
【0294】上記の金属の中では、鉛、イリジウムおよ
びビスマスおよびロジウムの使用が特に好ましい。
【0295】これらの金属は銀イオン溶液とハロゲン水
溶液を混合してハロゲン化銀の粒子を形成する際に金属
イオンを水溶液または有機溶剤溶液の形で共存させて粒
子に内蔵させることができる。或は、粒子を形成した後
、金属イオンを水溶液または有機溶剤溶液の形で添加し
てもよく、その後更にハロゲン化銀で覆ってもよい。
【0296】これらの金属の内蔵方法については、米国
特許第3761276号、同4395478号明細書お
よび特開昭59−216136号公報等に記載されてい
る。
【0297】本発明に使用するハロゲン化銀粒子の形は
立方体、八面体、十二面体、十四面体(特開平2−22
3948号公報記載)のような規則的な結晶体、球状な
どのような変則的な結晶形、また特開平1−13154
7号、同1−158429号公報記載の長さ/厚み比の
値が5以上、特に8以上の平板状の形の粒子が、粒子の
全投影面積の50%以上を占める乳剤を用いてもよい。 また、これら種々の結晶系の複合形をもつもの、またそ
れらの混合から成る乳剤であってもよい。
【0298】ハロゲン化銀の組成としては、塩化銀、臭
化銀、混合ハロゲン化銀があり、本発明に好ましく使用
されるハロゲン化銀は沃化銀を含まないか、あるいは沃
化銀を含んでいても3モル%以下の塩(沃)臭化銀、(
沃)塩化銀または(沃)臭化銀である。
【0299】ハロゲン化銀粒子の平均粒子サイズ(球状
もしくは球に近い粒子の場合は粒子直径を、立方体粒子
の場合は縦の長さを、それぞれ粒子サイズとし投影表面
に基づく平均で表す。)は、1.5μm以下、0.1μ
m以上が好ましいが、特に好ましいのは1.2μm以下
、0.2μm以上である。粒子サイズ分布は狭くても広
くてもいずれでもよいが、粒状性や鮮鋭度等の改良のた
めに粒子数あるいは重量で平均粒子サイズの±40%以
内、好ましくは30%以内、最も好ましくは±20%以
内に全粒子の90%以上、特に95%以上が入るような
粒子サイズ分布の狭い、いわゆる「単分散」ハロゲン化
銀乳剤を本発明に使用するのが好ましい。
【0300】また感光材料が目標とする階調を満足させ
るために、実質的に同一の感色性を有する乳剤層におい
て粒子サイズの異なる2種以上の単分散ハロゲン化銀乳
剤もしくは同一サイズで感度の異なる複数の粒子を同一
層に混合または別層に重層塗布することができる。さら
に2種類以上の多分散ハロゲン化銀乳剤あるいは単分散
乳剤と多分散乳剤との組合せを混合あるいは重層して使
用することもできる。
【0301】本発明に使用するハロゲン化銀乳剤は、粒
子内部または表面に硫黄もしくはセレン増感、還元増感
、貴金属増感などの単独もしくは併用により化学増感す
ることができる。コア粒子の化学増感法としては特開平
2−199450号、同2−199449号各公報記載
の方法を用いることができる。特開平1−197742
号公報記載のようにメルカプト化合物の存在下で、また
同1−254946号、同2−69738号、同2−2
73735号各公報記載のようにチオスルフィン酸、ス
ルフィン酸、亜硫酸塩を添加してもよい。詳しい具体例
は例えばリサーチ・ディスクロージャー誌No.176
43−III(1978年12月発行)23頁などに記
載の特許にある。
【0302】本発明に用いる写真乳剤は慣用の方法で写
真用増感色素によって分光増感される。特に有用な色素
は、シアニン色素、メロシアニン色素および複合メロシ
アニン色素に属する色素であり、これらの色素は単独ま
たは組合せて使用できる。また上記の色素と強色増感剤
を併用してもよい。詳しい具体例は、例えばリサーチ・
ディスクロージャー誌No.17643−IV(197
8年12月発行)23〜24頁などに記載の特許にある
。
【0303】本発明に用いられる写真乳剤には、感光材
料の製造工程、保存中あるいは写真処理中のカブリを防
止し、あるいは写真性能を安定化させる目的でカブリ防
止剤または安定剤を含有させることができる。詳しい具
体例は、例えばリサーチ・ディスクロージャー誌No.
17643−VI(1978年12月発行)および、E
.J.Birr著 ”Stabiliaution o
f Photographic Silver Hai
lde Emulsion” (Focal Pres
s) 、1974年刊などに記載されている。
【0304】本発明において、前述した、式(Y)で表
わされるイエローカプラー、式(M)で表わされるマゼ
ンタカプラーおよび式(Cy)で表わされるシアンカプ
ラー以外に種々のカラーカプラーを併用することができ
る。有用なカラーカプラーの典型例には、ナフトールも
しくはフェノール系化合物、ピラゾロンもしくはビラゾ
ロアゾール系化合物および開鎖もしくは複素環のケトメ
チレン化合物がある。本発明で併用できるこれらのシア
ン、マゼンタおよびイエローカプラーの具体例は「リサ
ーチ・ディスクロージャー」誌No.17643(19
78年12月発行)25頁、VII−D項、同No.1
8717(1979年11月発行)および特開昭62−
215272号に記載の化合物およびそれらに引用され
た特許に記載されている。
【0305】生成する色素が有する短波長域の不要吸収
を補正するためのカラードカプラー、発色色素が適度の
拡散性を有するカプラー、無呈色カプラー、カップリン
グ反応に伴って現像抑制剤を放出するDIRカプラーや
ポリマー化されたカプラーもまた使用できる。
【0306】カップリングに伴って写真的に有用な残基
を放出するカプラーもまた本発明で好ましく使用できる
。現像抑制剤を放出するDIRカプラーはリサーチ・デ
ィスクロージャー誌No.17643、VII〜F項に
記載された特許、特開昭57−151944、同57−
154234、同60−184248各公報、米国特許
第4248962号明細書に記載されたものおよび特開
昭63−146035号公報に記載されたものが好まし
い。
【0307】本発明の感光材料の乳剤層や中間層に用い
ることのできる結合剤または保護コロイドとしては、ゼ
ラチンを用いるのが有利であるが、それ以外の親水性コ
ロイドも用いることができる。
【0308】本発明の感光材料には、色カブリ防止剤も
しくは混色防止剤が使用できる。これらの代表例は特開
昭62−215272号公報、185〜193頁に記載
されている。
【0309】写真性有用基を放出する化合物としては、
特開昭63−153540号、同63−259555号
各公報、特開平2−61636号、同2−244041
号、同2−308240号各公報記載の化合物を挙げら
れる。
【0310】本発明にはカプラーの発色性を向上させる
目的で発色増強剤を用いることができる。化合物の代表
例は特開昭62−215272号公報、121〜125
頁に記載のものが挙げられる。
【0311】本発明の感光材料には、イラジエーション
やハレーションを防止する染料(例えば特開平2−85
850号、同2−89047号公報に記載の化合物を用
いてもよい。また染料の分散法としては固体微結晶分散
法を用いてもよい。)、紫外線吸収剤、可塑剤、蛍光増
白剤、マット剤、空気カブリ防止剤、塗布助剤、硬膜剤
、帯電防止剤やスベリ性改良剤等を添加する事ができる
。これらの添加剤の代表例は、リサーチ・ディスクロー
ジャー誌No.17643VII〜XIII項(197
8年12月発行)25〜27頁、および同18716(
1979年11月発行)647〜651頁に記載されて
いる。
【0312】本発明の感光材料は、支持体上に赤感性乳
剤層、緑感性乳剤層および青感性乳剤層を各々少なくと
も一層有する。これらの層の順序は必要に応じて任意に
えらべる。好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性
、緑感性、青感性または支持体側から緑感性、赤感性、
青感性である。また前記の各乳剤層は感度の異なる2つ
以上の乳剤層からできていてもよく、また同一感色性を
もつ2つ以上の乳剤層の間に非感光性層が存在していて
もよい。赤感性乳剤層にシアン形成カプラーを、緑感性
乳剤層にマゼンタ形成カプラーを、青感性乳剤層にイエ
ロー形成カプラーをそれぞれ含むのが通常であるが、場
合により緑感層にイエローカプラーとマゼンタカプラー
を混合して用いるような異なる組合せをとることもでき
る。
【0313】本発明に係る感光材料は、ハロゲン化銀乳
剤層の他に、保護層、中間層、フィルター層、ハレーシ
ョン防止層、バック層、白色反射層などの補助層を適宜
設けることが好ましい。
【0314】本発明の写真感光材料において写真乳剤層
その他の層はリサーチ・ディスクロージャー誌No.1
7643VVII項(1978年12月発行)28頁に
記載のものやヨーロッパ特許第0102253号や特開
昭61−97655号の公報に記載の支持体に塗布され
る。またリサーチ・ディスクロージャー誌No.176
43XV項28〜29頁に記載の塗布方法を利用するこ
ともできる。
【0315】本発明のかぶり処理は下記の「光かぶり法
」および/または「化学かぶり法」によりなされる。 「光かぶり法」における全面露光即ち、かぶり露光は、
像様露光後、発色現像処理後または発色現像処理中に行
なわれる。即ち、像様露光した感光材料を発色現像液中
、あるいは発色現像液の前浴中に浸漬し、あるいはこれ
らの液より取り出して乾燥しないうちに露光を行なうが
、発色現像液中で露光するのが最も好ましい。
【0316】かぶり露光の光源としては、例えば、特開
昭56−137350号や同58−70223号各公報
に記載されているような演色性の高い(なるべく白色に
近い)光源がよい。光の照度は0.01〜2000ルッ
クス、好ましくは0.05〜30ルックス、より好まし
くは0.05〜5ルックスが適当である。より高感度の
乳剤を使用している感光材料ほど、低照度の感光の方が
好ましい。照度の調整は、光源の光度を変化させてもよ
いし、各種フィルター類による感光や感光材料と光源の
距離、感光材料と光源の角度を変化させてもよい。また
上記かぶり光の照度を低照度から高照度へ連続的に、ま
たは段階的に増加させることもできる。
【0317】発色現像液またはその前浴の液に感光材料
を浸漬し、液が感光材料の乳剤層に充分に浸透してから
光照射するのがよい。液が浸透してから光かぶり露光を
するまでの時間は、一般に2秒〜2分、好ましくは5秒
〜1分、より好ましくは10秒〜30秒である。かぶり
のための露光時間は、一般的に0.01秒〜2分、好ま
しくは0.1秒〜1分、さらに好ましくは1秒〜40秒
である。
【0318】本発明において、いわゆる「化学的かぶり
法」を施す場合に使用する造核剤は感光材料中または感
光材料の処理液に含有させることができる。好ましくは
感光材料中に含有させて使用する方法である。
【0319】ここで、造核剤とは、予めかぶらされてい
ない内部潜像型ハロゲン化銀乳剤を表面現像処理する際
に作用して直接ポジ像を形成する働きをする物質である
。本発明においては、かぶり処理は造核剤を用いて行う
ことが好ましい。感光材料中に含有させる場合には、内
部潜像型ハロゲン化銀乳剤層に添加することが好ましい
が、塗布中、あるいは処理中に拡散して造核剤がハロゲ
ン化銀に吸着する限り、他の層たとえば、中間層、下塗
り層やバック層に添加してもよい。
【0320】また、2種類以上の造核剤を併用してもよ
い。本発明に用いることのできる造核剤としては、例え
ば、リサーチ・ディスクロージャー誌、No.2253
4(1983年1月)50〜54頁、同誌、No.15
162(1976年11月)76〜77頁、同誌No.
23510(1983年11月)346〜352頁に記
載されている四級複素環化合物、ヒドラジン系化合物等
が挙げられる。
【0321】四級複素環系造核剤としては、例えば米国
特許3615615号、同3719494号、同373
4738号、同3759901号、同3854956号
、同4094683号、同4306016号、英国特許
1283835号各明細書、特公昭49−38164号
、同52−19452号、同52−47326号、特開
昭52−69613号、同52−3426号、同55−
138742号、同60−11837号の各公報、およ
び前述のリサーチ・ディスクロージャー誌、No.22
534、同志No.23213(1983年8月発行2
67〜270頁)などに記載のものがあげられる。さら
に高活性四級塩化合物としては特開昭63−12104
2号、同63−301942号、特開平1−19113
2号、特願昭63−255360号、同63−2305
89号、同63−255361号記載のものを用いるこ
とができる。
【0322】本発明においては、下記一般式[Fa]で
表わされる造核剤が好ましく使用される。以下、一般式
[Fa]で表わされる造核剤について詳細に説明する。
【0323】
【化124】
【0324】一般式[Fa]において、Z2 で完成さ
れる複素環は、例えばキノリニウム、ベンゾチアゾリウ
ム、ベンズイミダゾリウム、ピリジニウム、チアゾリニ
ウム、チアゾリウム、ナフトチアゾリウム、セレナゾリ
ウム、ベンゾセレナゾリウム、イミダゾリウム、テトラ
ゾリウム、インドレニウム、ピロリニウム、アクリジニ
ウム、フェナンスリジニウム、イソキノリニウム、オキ
サゾリウム、ナフトオキサゾリウム及びベンズオキサゾ
リウム核があげられる。
【0325】Z2 の置換基としては、アルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、アリール基、アルキニル基
、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハ
ロゲン原子、アミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ
基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニル基、
スルホニルオキシ基、スルホニルアミノ基、カルボニル
アミノ基、カルボキシル基、アシル基、カルバモイル基
、スルファモイル基、スルホ基、シアノ基、ウレイド基
、ウレタン基、炭酸エステル基、ヒドラジン基、ヒドラ
ゾン基、またはイミノ基等があげられる。Z2 の置換
基としては、例えば上記置換基の中から少なくとも1個
選ばれるが、2個以上の場合は同じでも異なっていても
よい。また上記置換基はこれらの置換基でさらに置換さ
れていてもよい。更にZ2 の置換基として、適当な連
結基Lを介してZ2 で完成される複素環四級アンモニ
ウム基を有してもよい。この場合はいわゆるダイマーの
構造をとる。
【0326】Z2 で完成される複素環として、好まし
くはキノリニウム、ベンゾチアゾリウム、ベンズイミダ
ゾリウム、ピリジニウム、アクリジニウム、フェナンス
リジニウム、及びイソキノリニウム核があげられる。更
に好ましくはキノリニウム、ベンゾチアゾリウム、最も
好ましくはキノリニウムである。
【0327】R31及びR32の脂肪族基は、炭素数1
〜18個の無置換アルキル基およびアルキル部分の炭素
数が1〜18個の置換アルキル基である。置換基として
は、Z2の置換基として述べたものがあげられる。
【0328】R32で表わされる芳香族基は炭素数6〜
20個のもので、例えば、フェニル基、ナフチル基など
があげられる。置換基としてはZ2 の置換基として述
べたものがあげられる。R32として好ましくは脂肪族
基であり、最も好ましくはメチル基、置換メチル基、又
は更にZ2 で完成される複素環と結合して環を形成す
る場合である。
【0329】R31、R32及びZ2 で表わされる基
のうち、少なくとも一つはアルキニル基、アシル基、ヒ
ドラジン基、またはヒドラゾン基を有するか、またはR
31とR32とで6員環を形成し、ジヒドロピリジニウ
ム骨格を形成するが、これらはZ2 で表わされる基へ
の置換基として先に述べた基で置換されていてもよい。
【0330】R31、R32及びZ2 で表わされる基
または環への置換基の少なくとも一つは、アルキニル基
またはアシル基である場合、あるいはR31とR32と
が連結してジヒドロピリジニウム骨格を形成する場合が
好ましく、更にアルキニル基を少なくとも一つ含む場合
が好ましく、特にプロパルギル基が最も好ましい。
【0331】R31、R32及びZ2 の置換基うち少
なくとも一つは、下記の式で示される基を有しているこ
とが好ましい。 式:X12−(L11)m − ここで、X12はハロゲン化銀への吸着促進基を表わし
、L11は二価の連結基を表わし、mは0又は1を表わ
す。 本発明においては、上記式で示される基をZ2 の置換
基として有していることが好ましい。
【0332】X12で表わされるハロゲン化銀への吸着
促進基の好ましい例としては、チオアミド基、メルカプ
ト基または5ないし6員の含窒素ヘテロ環基があげられ
る。これらはZ2 の置換基として挙げた置換基で置換
されていてもよい。チオアミド基としては好ましくは非
環式チオアミド基(例えばチオウレタン基、チオウレイ
ド基など)である。
【0333】X12のメルカプト基としては、ヘテロ環
メルカプト基(例えば5−メルカプトテトラゾール、3
−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、2−メルカ
プト−1,3,4−チアジアゾール、2−メルカプト−
1,3,4−オキサジアゾールなど)が好ましい。
【0334】X12で表わされる5ないし6員の含窒素
複素環としては、窒素、酸素、硫黄及び炭素の組合せか
らなるもので、好ましくはイミノ銀を生成するもので例
えばベンゾトリアゾールやアミノチアトリアゾールがあ
げられる。
【0335】L11で表わされる二価の連結基としては
、C、N、S、Oのうち少なくとも一種を含む原子又は
原子団である。具体的には、例えばアルキレン基、アル
ケニレン基、アルキニレン基、アリーレン基、−O−、
−S−、−NH−、−CO−、−SO2 −(これらの
基は置換基をもっていてもよい)、等の単独またはこれ
らの組合せからなるものである。組合せの例としては、
−COO−、−CONH−、−SO2 NH−、−OC
ONH−、−NHCONH−、−NHSO2 NH−、
−アルキレン−CONH−、−アリーレン−SO2 N
H−、−アリーレン−NHCONH−、−アリーレン−
CONH−、などが好ましい。 本発明においては、L11で表わされる二価の連結基と
しては、−アリーレン−SO2 NH−、−アリーレン
−NHCONH−、−アリーレン−CONH−、がさら
に好ましい。
【0336】電荷バランスのための対イオンYとしては
、例えば臭素イオン、塩素イオン、沃素イオン、p−ト
ルエンスルホン酸イオン、エチルスルホン酸イオン、過
塩素酸イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン、
チオシアンイオン、四フッ化ホウ素イオン、六フッ化リ
ンイオンなどがあげられる。これらのうちでは、臭素イ
オン、沃素イオン、過塩素酸イオンまたはトリフルオロ
メタンスルホン酸イオンが好ましく、更に好ましくは、
沃素イオン、過塩素酸イオンまたはトリフルオロメタン
スルホン酸イオンである。
【0337】これらの化合物及びその合成法は、例えば
リサーチ・デイスクロージャー(Research D
isclosure) 誌、No.22,534(19
83年1月発行、50〜54頁)、及び同No.23,
213(1983年8月発行  267〜270頁)に
引用された特許、特公昭49−38164号公報、同5
2−19452号、同52−47326号、特開昭52
−69163号公報、同52−3426号、同55−1
38742号、同60−11837号、米国特許第43
06016号明細書、及び同4471044号明細書に
記載されている。
【0338】一般式[Fa]で表わされる造核剤の具体
例を以下にあげるが、これらに限定されるわけではない
。
【0339】
【化125】
【0340】
【化126】
【0341】
【化127】
【0342】
【化128】
【0343】
【化129】
【0344】
【化130】
【0345】
【化131】
【0346】
【化132】
【0347】
【化133】
【0348】
【化134】
【0349】
【化135】
【0350】
【化136】
【0351】
【化137】
【0352】
【化138】
【0353】
【化139】
【0354】
【化140】
【0355】
【化141】
【0356】
【化142】
【0357】
【化143】
【0358】
【化144】
【0359】ヒドラジン系化合物としては、例えば前記
のリサーチ・ディスクロージャー誌No.15,162
(1976年11月発行)76〜77頁および同誌No
.23,510(1983年11月発行)346〜35
2頁に記載されているものがあげられる。さらに具体的
には下記の特許明細書に記載のものをあげる事ができる
。まずハロゲン化銀吸着基を有するヒドラジン系造核剤
の例としては、例えば、米国特許第4030925号、
同第4080207号、同第4031127号、同第3
718470号、同第4269929号、同第4276
364号、同第4278748号、同第4385108
号、同第4459347号、英国特許第2011391
B号、特開昭54−74729号、同55−16353
3号、同55−74536号、および同60−1797
34号、同63−231441号などに記載のものがあ
げられる。
【0360】その他のヒドラジン系造核剤としては、例
えば特開昭57−86829号、米国特許456063
8号、同第4478928号、さらには同256378
5号および同2588982号に記載の化合物があげら
れる。
【0361】高活性のヒドラジン化合物としては、特開
昭63−231441号、同63−234244号、同
63−234245号、同63−234246号、同6
3−204256号、特開平2−18558号、同1−
131557号公報記載の化合物があげられる。
【0362】代表的なヒドラジン系造核剤を以下に示す
。 (B−1)  1−ホルミル−2−{4−[3−(2−
メトキシフェニル)ウレイド]フェニル}ヒドラジン、
(B−2)  1−ホルミル−2−{4−[3−(5−
メルカプトテトラゾール−1−イル)ベンズアミド]フ
ェニル}ヒドラジン、 (B−3)  1−ホルミル−2−[4−{3−[3−
(5−メルカプトテトラゾール−1−イル)フェニル]
ウレイド}フェニル]ヒドラジン、
【0363】造核剤としては、前述したように四級複素
環系化合物が本発明の効果を大きく奏する点で好ましい
。なお、四級複素環系化合物とヒドラジン系化合物を併
用してもよい。造核剤を処理液に添加する場合は、現像
液または特開昭58−178350号に記載されている
ような低pHの前浴に含有してもよい。造核剤を処理液
に添加する場合、その使用量は、1リットル当り、10
−8〜10−1モルが好ましく、より好ましくは10−
7〜10−3モルである。
【0364】本発明において造核剤はハロゲン化銀乳剤
層に隣接する親水性コロイド層に含有されていてもよい
が、ハロゲン化銀乳剤層に含有されていることが好まし
い。その添加量は、実際上用いられるハロゲン化銀乳剤
の特性、造核剤の化学構造および現像条件によって異な
るので、広い範囲にわたって変化し得るが、ハロゲン化
銀乳剤中の銀1モル当り約1×10−8モル〜約1×1
0−2モルの範囲が実際上有用で、好ましいのは銀1モ
ル当り約1×10−7モル〜約1×10−3モルである
。
【0365】造核剤を使用する場合、造核剤の作用を促
進するための造該促進剤を使用することが好ましい。造
核促進剤とは、造核剤としての機能は実質的にないが、
造核剤の作用を促進して直接ポジ画像の最大濃度を高め
るおよび/または一定の直接ポジ画像の最大濃度を得る
に必要な現像時間を速める働きをする物質をいう。
【0366】このような造核促進剤としては、任意にア
ルカリ金属原子またはアンモニウム基で置換されていて
もよいメルカプト基を少なくとも1つ有する、テトラザ
インデン類、トリアザインデン類およびペンタザインデ
ン類および特開昭63−106656号公報、第5〜1
6頁に記載の化合物を挙げることができる。また特開昭
63−226652号、同63−106656号、同6
3−8740号記載の化合物をあげることができる。
【0367】以下に造核促進剤の具体例をあげる。
【0368】
【化145】
【0369】
【化146】
【0370】
【化147】
【0371】
【化148】
【0372】
【化149】
【0373】
【化150】
【0374】
【化151】
【0375】
【化152】
【0376】
【化153】
【0377】造核促進剤は、感光材料中或いは処理液中
に含有させることができるが、感光材料中なかでも内部
潜像型ハロゲン化銀乳剤やその他の親水性コロイド層(
中間層や保護層など)中に含有させるのが好ましい。 特に好ましいのはハロゲン化銀乳剤中またはその隣接層
である。
【0378】造核促進剤の添加量はハロゲン化銀1モル
当り10−6〜10−2モルが好ましく、さらに好まし
くは10−5〜10−2モルである。
【0379】また、造核促進剤を処理液、即ち現像液或
いはその前浴に添加する場合にはその1リットル当り1
0−8〜10−3モルが好ましく、さらに好ましくは1
0−7〜10−4モルである。
【0380】また2種以上の造核促進剤を併用すること
もできる。
【0381】本発明で使用できる公知の写真用添加剤は
前述のリサーチ・ディスクロージャーNo.17643
(1978年12月)および同No.18716(19
79年11月)に記載されており、その該当箇所を以下
の表にまとめた。
【0382】           添加剤種類        RD
17643      RD18716      ─
─────────────────────────
───      1  化学増感剤        
  23頁            648頁右欄  
      2  感度上昇剤           
                     同上  
    3  分光増感剤、        23〜2
4頁      648頁右欄〜          
強色増感剤                    
        649頁右欄      4  増 
 白  剤          24頁       
           5  かぶり防止剤     
   24〜25頁      649頁右欄〜   
       安  定  剤           
                 650頁右欄  
    6  光吸収剤、          25頁
右欄        649頁右欄〜        
  フィルター染料、               
       650頁左欄          紫外
線吸収剤       7  ステイン防止剤      25頁
右欄      8  色素画像安定剤      2
5頁      9  硬  膜  剤       
   26頁            651頁左欄 
     10  バインダー          2
6頁                同上     
 ────────────────────────
─────
【0383】本発明の写真感光材料において
写真乳剤層その他の層は写真感光材料に通常用いられて
いるプラスチックフィルム、紙、布などの可撓性支持体
またはガラス、陶器、金属などの剛性の支持体に塗布さ
れる。可撓性支持体として有用なものは、硝酸セルロー
ス、酢酸セルロース、酢酸醋酸セルロース、ポリスチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リカーボネート等の半合成または合成高分子から成るフ
ィルム、バライタ層またはαーオレフィンポリマー(例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン/ブテン
共重合体)等を塗布またはラミネートした紙等である。 支持体は染料や顔料を用いて着色されてもよい。
【0384】ハロゲン化銀写真乳剤層やその他の親水性
コロイド層の塗布には、例えばディップ塗布法、ローラ
ー塗布法、カーテン塗布法、押し出し塗布法などの公知
の種々の方法を使用することができる。また、必要に応
じて、米国特許第2681294号、同第276179
1号、同第3526528号、同第3508947号等
に記載の方法により、多層を同時に塗布してもよい。
【0385】次に、発色現像処理方法について説明する
。本発明の内部潜像型ハロゲン化銀乳剤含有感光材料は
表面現像液を用いて現像することにより直接ポジ画像を
得ることができる。表面現像液はそれによる現像過程が
実質的に、ハロゲン化銀粒子の表面にある潜像またはカ
ブリ核によって誘起されるものである。
【0386】本発明に使用されるカラー現像液中には、
芳香族第一級アミンカラー現像主薬を含有する。好まし
い例はp−フェニレンジアミン誘導体であり、代表例を
以下に示すがこれらに限定されるものではない。 (1)N,N−ジエチル−p−フェニレンジアミン、(
2)2−アミノ−5−ジエチルアミノトルエン、(3)
2−アミノ−5−(N−エチル−N−ラウリルアミノ)
トルエン、(4)4−[N−エチル−N−(β−ヒドロ
キシエチル)アミノ]アニリン、(5)2−メチル−4
−[N−エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)アミノ
]アニリン、(6)4−アミノ−3−メチル−N−エチ
ル−N−[β−(メタンスルホンアミド)エチル]−ア
ニリン、上記の中では、(2)、(4)、(5)および
(6)で示される化合物が好ましい。
【0387】また、これらのp−フェニレンジアミン誘
導体は硫酸塩、塩酸塩、亜硫酸塩、p−トルエンスルホ
ン酸塩などの塩であってもよい。このような例としては
、(7)N−エチル−N−β−(メタンスルホンアミド
エチル)−3−エチル−4アミノアニリン硫酸塩、(8
)N−エチル−ヒドロキシエチル−4−アモノアニリン
硫酸塩、などを挙げることができる。
【0388】更に芳香族第一級アミンカラー現像主薬と
して、下記式(D)で示される化合物を使用することが
できる。
【0389】
【化154】
【0390】上記R8 で表わされるアルキル基として
は、炭素数1〜8のアルキル基を挙げることができ、メ
チル、エチル、ブシルまたはメトキシエチルが好ましい
。上記R9 で表わされるアルキレン基としては、炭素
数2〜6のアルキレン基を挙げることがで、エチレンま
たはトリメチレが好ましい。以下に上記式(D)で表わ
される現像主薬の具体例を示す。
【0391】
【化155】
【0392】
【化156】
【0393】
【化157】
【0394】
【化158】
【0395】
【化159】
【0396】
【化160】
【0397】
【化161】
【0398】
【化162】
【0399】本発明においては、特に、(D−2)また
は(D−3)で示される化合物が好ましい。前記芳香族
一級アミン現像主薬の使用量は、現像液1リットル当た
り、好ましくは約0.1g〜約20g、さらに好ましく
は約0.5g〜約10gである。
【0400】また、カラー現像液には保恒剤として、亜
硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム
、重亜硫酸カリウム、メタ亜硫酸ナトリウム、メタ亜硫
酸カリウム等の亜硫酸塩や、カルボニル化合物亜硫酸付
加物を必要に応じて添加することができる。好ましい添
加量は、カラー現像液1リットル当り0.5g〜10g
、更に好ましくは1g〜5gである。
【0401】また、前記現像主薬を直接、保恒する化合
物として、各種ヒドロキシルアミン類、特開昭63−4
3138号公報記載のヒドロキサム酸類、同63−17
0642号公報記載のヒドラジン類や、特開平2−64
632号公報記載のヒドラジン誘導体およびヒドロキシ
ルアミン誘導体、特開昭63−44657号公報および
同63−58443号公報記載のフェノール類、同63
−44656号公報記載のα−ヒドロキシケトン類やα
−アミノケトン類、および/または、同63−3624
4号公報記載の各種糖類を添加するのが好ましい。また
、上記化合物と併用して、特開昭63−4235号、同
63−24254号、同63−21647号、同63−
146040号、同63−27841号、および同63
−25654号等の各公報に記載のモノアミン類、特開
昭63−30845号、同63−146040号、同6
3−43439号等の各公報に記載のジアミン類、特開
昭63−21647号、および同63−26655号各
公報に記載のポリアミン類、特開昭63−44655号
公報に記載のポリアミン類、特開昭63−53551号
公報に記載のニトロキシラジカル類、特開昭63−43
140号、および同63−53549号各公報に記載の
アルコール類、特開昭63−56654号公報に記載の
オキシム類、および特開昭63−239447号公報に
記載の3級アミン類を使用するのが好ましい。
【0402】その他の保恒剤として、特開昭57−44
148号および同57−53749号各公報に記載の各
種金属類、特開昭59−180588号公報記載のサリ
チル酸類、特開昭54−3532号公報記載のアルカノ
ールアミン類、特開昭56−94349号公報記載のポ
リエチレンイミン類、米国特許第3746544号明細
書に記載の芳香族ポリヒドロキシ化合物等を必要に応じ
て含有しても良い。
【0403】これらの化合物のカラー現像液中の含有量
としては、カラー現像液1リットル当たり好ましくは、
0.5g〜50g、より好ましくは、1.0〜30g、
特に好ましくは、1.5g〜20gである。
【0404】これらの化合物は、感光材料中に存在させ
ても良い。またカラー現像液に限らず、漂白および漂白
定着液や水洗または水洗代替安定液中に存在させても、
各々の液中に存在する(カラー現像液から持込まれる等
による)カラー現像主薬や、その酸化体に作用して、良
好な性能を与えることが出来る。
【0405】本発明に使用されるカラー現像液は、好ま
しくはpH9〜12、より好ましくは9〜11.0であ
り、そのカラー現像液には、その他の既知の現像液成分
の化合物を含ませることができる。
【0406】上記pHを保持するためには、各種緩衝剤
を用いるのが好ましい。緩衝剤としては特に炭酸塩、リ
ン酸塩、四ホウ酸塩、ヒドロキシ安息香酸塩は溶解性、
pH9.0以上の高pH領域での緩衝能に優れている。
【0407】緩衝剤の具体例としては、炭酸ナトリウム
、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、
リン酸三ナトリウム、リン酸三カリウム、リン酸二カリ
ウム、ホウ酸ナトリウム、ホウ酸カリウム、四ホウ酸ナ
トリウム(ホウ砂)、四ホウ酸カリウム、o−ヒドロキ
シ安息香酸ナトリウム(サリチル酸ナトリウム)、o−
ヒドロキシ安息香酸カリウム、5−スルホ−2−ヒドロ
キシ安息香酸ナトリウム(5−スルホサリチル酸ナトリ
ウム)、5−スルホ−2−ヒドロキシ安息香酸カリウム
(5−スルホサリチル酸カリウム)などを挙げることが
できる。しかしながら本発明は、これらの化合物に限定
されるものではない。
【0408】該緩衝剤のカラー現像液への添加量は、0
.1モル/リットル以上であることが好ましく、特に0
.1モル/リットル〜0.4モル/リットルであること
が好ましい。
【0409】その他、カラー現像液中にはカルシウムや
マグネシウムの沈殿防止剤として、あるいはカラー現像
液の安定性向上のために、各種キレート剤を用いること
ができる。
【0410】キレート剤としては有機酸化合物が好まし
く、例えば、アミノポリカルボン酸類、有機ホスホン酸
類、ホスホノカルボン酸類を挙げることができる。以下
に具体例を示すがこれらに限定されるものではない。ニ
トリロ三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、エチレン
ジアミン四酢酸、N,N,N−トリメチレンホスホン酸
、エチレンジアミン−N,N,N’,N’−テトラメチ
レンホスホン酸、トランスシクロヘキサンジアミン四酢
酸、1,2−ジアミノプロパン四酢酸、ヒドロシキエチ
ルイミノジ酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、
エチレンジアミンオルヒトヒドロキシフェニル酢酸、2
−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−
ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸、N,N
’−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン
−N,N’−ジ酢酸、1,2−ジヒドロオキシベンゼン
−3,5−ジスルホン酸。これらのキレート剤は必要に
応じて2種以上併用しても良い。
【0411】これらのキレート剤の添加量はカラー現像
液中の金属イオンを封鎖するのに充分な量であれば良い
。例えば1リットル当り0.1g〜10g程度である。
【0412】カラー現像液には必要により任意の現像促
進剤を添加することができる。しかしながら、本発明で
使用するカラー現像液は、調液性および色汚染防止の点
で、ベンジルアルコールを実質的に含有しない場合が好
ましい。ここで「実質的に」とは現像液1リットル当り
2ミリリットル以下、好ましくは全く含有しないことを
意味する。
【0413】その他現像促進剤としては、特公昭37−
16088号、同37−5987号、同38−7826
号、同44−12380号、同45−9019号および
米国特許第3,813,247号等に表わされるチオエ
ーテル系化合物、特開昭52−49829号および同5
0−15554号に表わされるp−フェニレンジアミン
系化合物、特開昭50−137726号、特公昭44−
30074号、特開昭56−156826号および同5
2−43429号等に表わされる4級アンモニウム塩類
、米国特許2,494,903号、同3,128,18
2号、第4,230,796号、同3,253,919
号、特公昭41−11431号、米国特許第2,482
,546号、同2,596,926号および同3,58
2,346号等に記載のアミン系化合物、特公昭37−
16088号、同42−25201号、米国特許第3,
128,183号、特公昭41−11431号、同42
−23883号および米国特許第3,532,501号
等に表わされるポリアルキレンオキサイド、その他1−
フェニル−3−ピラゾリドン類、イミダゾール類等を必
要に応じて添加することができる。
【0414】本発明においては、必要に応じて、任意の
カブリ防止剤(または現像抑制剤)を添加できる。カブ
リ防止剤としては、塩化ナトリウム、臭化カリウム、沃
化カリウムの如きアルカリ金属ハロゲン化物および有機
カブリ防止剤が使用できる。有機カブリ防止剤としては
、例えばベンゾトリアゾール、6−ニトロベンズイミダ
ゾール、5−ニトロイソインダゾール、5−メチルベン
ゾトリアゾール、5−ニトロベンゾトリアゾール、5−
クロロ−ベンゾトリアゾール、2−チアゾリル−ベンズ
イミダゾール、2−チアゾリルメチル−ベンズイミダゾ
ール、インダゾール、ヒドロキシアザインドリジン、ア
デニンの如き含窒素ヘテロ環化合物を代表例として挙げ
ることができる。
【0415】本発明に使用されるカラー現像液には、蛍
光増白剤を含有してもよい。蛍光増白剤を蛍光増白剤と
しては、4,4’−ジアミノ−2,2’−ジスルホスチ
ルベン系化合物が好ましい。添加量は0〜5g/リット
ル、好ましくは0.1g〜4g/リットルである。
【0416】また、必要に応じてアルキルスルホン酸、
アリーホスホン酸、脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン
酸等の各種界面活性剤を添加してもよい。
【0417】本発明のカラー現像液の処理温度は20〜
50℃、好ましくは30〜40℃である。処理時間は2
0秒〜5分、好ましくは30秒〜2分である。補充量は
少ない方が好ましいが、感光材料1m2 当たり100
〜1500ミリリットル、好ましくは100〜800ミ
リリットルである。さらに好ましくは100ミリリット
ル〜400ミリリットルである。
【0418】次に、脱銀工程について説明する、脱銀工
程は、一般には、漂白工程−定着工程、定着工程−漂白
定着工程、漂白工程−漂白定着工程、漂白定着工程等い
かなる工程を用いてもよい。脱銀工程の工程期間は1分
30秒以下、より好ましくは15秒〜60秒である。
【0419】(脱銀工程)脱銀工程で用いる漂白液、漂
白定着液及び定着液について説明する。漂白液又は漂白
定着液において用いられる漂白剤としては、いかなる漂
白剤も用いることができるが、特に鉄(III )の有
機錯塩(例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレント
リアミン五酢酸などのアミノポリカルボン酸類、アミノ
ポリホスホン酸、ホスホノカルボン酸および有機ホスホ
ン酸などの錯塩)もしくはエクン酸、酒石酸、リンゴ酸
などの有機酸;加硫酸塩;過酸化水素などが漂白力と環
境汚染防止の観点から特に好ましい。
【0420】鉄(III)の有機錯塩を形成するために
有用なアミノポリカルボン酸、アミノポリホスホン酸、
もしくは有機ホスホン酸またはそれらの塩を列挙すると
、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレンジトリアミン五
酢酸、1,3−ジアミノプロパン四酢酸、プロピレンジ
アミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミ
ン四酢酸、メチルイミノ二酢酸、イミノ二酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸などを挙げることができる
。
【0421】これらの化合物はナトリウム、カリウム、
リチウム又はアンモニウム塩のいずれでも良い。これら
の化合物の中で、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレン
トリアミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、1
,3−ジアミノプロパン四酢酸、メチルイミノ二酢酸の
鉄(III)錯塩が漂白力が高いことから好ましい。
【0422】これらのうち、鉄(III)の有機錯塩は
、迅速処理の観点から、燐酸第2鉄などとアミノポリカ
ルボン酸、アミノポリホスホン酸、ホスホノカルボン酸
などのキレート剤とを用いて溶液中で第2鉄イオン錯塩
を形成させてもよい。また、キレート剤を第2鉄イオン
錯塩を形成する以上に過剰に用いてもよい。鉄錯体のな
かでもアミノポリカルボン酸鉄錯体が好ましく、その添
加量は、0.01〜1.0モル/リットル、好ましくは
0.05〜0.50モル/リットルである。
【0423】漂白液、漂白定着液及び/またはこれらの
前浴には、漂白促進剤として種々の化合物を用いる事が
できる。例えば、米国特許第3893858号明細書、
ドイツ特許第1290812号明細書、特開昭53−9
5630号公報、リサーチディスクロージャー第171
29号(1978年7月号)に記載のメルカプト基また
はジスルフィド結合を有する化合物や、特公昭45−8
506号、特開昭52−20832号、同53−327
35号、米国特許第3706561号等に記載のチオ尿
素系化合物、あるいは沃素、臭素イオン等のハロゲン化
物が漂白力が優れる点で好ましい。
【0424】その他、本発明に用いられる漂白液又は漂
白定着液には、臭化物(例えば、臭化カリウム、臭化ナ
トリウム、臭化アンモニウム)または塩化物(例えば、
塩化カリウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニウム)ま
たは沃化物(例えば、沃化アンモニウム)等の再ハロゲ
ン化剤を含むことができる。必要に応じて硼酸、硼砂、
メタ硼酸ナトリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、亜燐酸、燐酸、燐酸ナトリウム
、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酒石酸などのpH緩
衝能を有する1種類以上の無機酸、有機酸およびこれら
のアルカリ金属またはアンモニウム塩または、硝酸アン
モニウム、グアニジンなどの腐食防止剤などを添加する
ことができる。
【0425】本発明に係る漂白定着液又は定着液に使用
される定着剤は、公知の定着剤、即ちチオ硫酸ナトリウ
ム、チオ硫酸アンモニウムなどのチオ硫酸塩;チオシア
ン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムなどのチオ
シアン酸塩;エチレンビスチオグリコール酸、3,6−
ジチア−1,8−オクタンジオールなどのチオエーテル
化合物およびチオ尿素類などの水溶性のハロゲン化銀溶
解剤であり、これらを1種あるいは2種以上混合して使
用することができる。また、特開昭55−155354
号公報に記載された定着剤と多量の沃化カリウムの如き
ハロゲン化物などの組み合わせからなる特殊な漂白定着
液等も用いることができる。
【0426】本発明においては、チオ硫酸塩特にチオ硫
酸アンモニウム塩の使用が好ましい。1リットルあたり
の定着剤の量は、0.3〜2モルが好ましく、更に好ま
しくは0.5〜1.0モルの範囲である。漂白定着液又
は定着液のpH領域は、3〜10が好ましく、更には5
〜9が好ましい。
【0427】又、漂白定着液には、その他各種の蛍光増
白剤や消泡剤あるいは界面活性剤、ポリビニルピロリド
ン、メタノール等の有機溶媒を含有させることができる
。
【0428】本発明に於る漂白定着液や定着液は、保恒
剤として亜硫酸塩(例えば、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸
カリウム、亜硫酸アンモニウムなど)、重亜硫酸塩(例
えば、重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、重
亜硫酸カリウムなど)、メタ重亜硫酸塩(例えば、メタ
重亜硫酸カリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜
硫酸アンモニウムなど)等の亜硫酸イオン放出化合物を
含有するのが好ましい。これらの化合物は亜硫酸イオン
に換算して約0.02〜0.0.50モル/リットル含
有させることが好ましく、更に好ましくは、0.04〜
0.40モル/リットルである。
【0429】保恒剤としては、亜硫酸塩の添加が一般的
であるが、その他、アスコルビン酸やカルボニル重亜硫
酸付加物あるいはカルボニル化合物等を添加してもよい
。
【0430】更には緩衝剤、蛍光増白剤、キレート剤、
消泡剤、防カビ剤等を必要に応じて添加してもよい。
【0431】水洗及び/又は安定化本発明の処理におい
ては、定着又は漂白定着等の脱銀処理後、水洗及び/又
は安定化処理をするのが一般的である。
【0432】水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性
(例えばカプラー等使用素材による)や用途、水洗水温
、水洗タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、
その他種々の条件によって広範囲に設定し得る。このう
ち多段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、
ジャーナル・オブ・ザ・ソサエティ・オブ・モーション
・ピクチャー・アンド・テレビジョン・エンジニアズ(
Journal of the Society of
 Motion Picture and Telev
ision Engineers)第64巻、P248
〜253(1955年5月号)に記載の方法でもとめる
ことができる。通常多段向流方式における段数は2〜6
が好ましく、特に2〜4が好ましい。
【0433】多段向流方式によれば、水洗水量を大巾に
減少でき、例えば感光材料1m2 当たり0.5リット
ル〜1リットル以下が可能である。タンク内での水の滞
留時間増加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊
物が感光材料に付着する等の問題が生じる。本発明のカ
ラー感光材料の処理において、この様な問題を解決策と
して、特開昭62−288838号に記載のカルシウム
、マグネシウムを低減させる方法を極めて有効に用いる
ことができる。また特開昭57−8542号に記載のイ
ソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール類、同61−
120145号に記載の塩素化イソシアヌール酸ナトリ
ウムなどの塩素系殺菌剤、特開昭61−267761号
に記載のベンゾトリアゾール、銅イオンその他掘口博著
「防菌防黴剤の化学」、衛生技術会編「微生物の減菌、
殺菌、防黴技術」、日本防菌防黴学会編「防菌防黴事典
」に記載の殺菌剤を用いることもできる。
【0434】更に、水洗水には、水切り剤として界面活
性剤や、硬水軟化剤としてEDTAに代表されるキレー
ト剤を用いることができる。
【0435】以上の水洗工程に続くか、または水洗工程
を経ずに直接安定液で処理することもできる。安定液に
は、画像安定化機能を有する化合物が添加され、例えば
ホルマリンに代表されるアルデヒド化合物や、色素安定
化に適した膜pHに調整するための緩衝剤や、アンモニ
ウム化合物があげられる。また液中でのバクテリアの繁
殖防止や処理後の感光材料に防黴性を付与するため、前
記した各種殺菌剤や防黴剤を用いることができる。
【0436】更に、界面活性剤、蛍光増白剤、硬膜剤を
加えることもできる。本発明の感光材料の処理において
、安定化が水洗工程を経ることなく直接行なわれる場合
、特開昭57−8543号、同58−14834号、同
60−220345号等に記載の公知の方法をすべて用
いることができる。
【0437】その他、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸、エチレンジアミノ四メチレンホスホ
ン酸等のキレート剤、マグネシウムやビスマス化合物を
用いることも好ましい態様である。
【0438】本発明において脱銀処理後用いられる水洗
液または安定化液としていわゆるリンス液も同様に用い
られる。
【0439】水洗工程または安定化工程のpHは4〜1
0であり、好ましくは5〜8である。温度は感光材料の
用途、特性等で種々設定し得るが、一般には15〜45
℃、好ましくは20〜40℃である。時間は任意に設定
できるが短い方が好ましい。好ましくは30秒〜3分、
更に好ましくは30秒〜2分である。補充量は、少ない
方がランニングコスト、排出量減、取扱い性等の観点で
好ましく、また本発明の効果も大きい。
【0440】具体的の好ましい補充量は、感光材料の単
位面積あたり前浴からの持込み量の0.5〜50倍、好
ましくは3〜40倍である。または感光材料1m2 当
たり1リットル以下、好ましくは500ミリリットル以
下である。また補充は連続的に行なっても間欠的に行な
ってもよい。
【0441】水洗及び/又は安定化工程に用いた液は、
更に前工程に用いることもできる。この例として多段向
流方式によって削減した水洗水のオーバーフロートを、
その前浴の漂白定着浴に流入させ、漂白安定浴には濃縮
液を補充して、廃液量を減らすことがあげられる。
【0442】本発明の直接ポジカラー写真感光材料は、
種々の用途があるが、特にカラープルーフの作成に好適
である。
【0443】本発明の感光材料の露光には種々の露光手
段を用いることができる。感光材料の感度波長に相当す
る輻射線を放射する任意の光源を照明光源または書き込
み光源として使用することができる。自然光(太陽光)
、白熱電灯、ハロゲン原子封入ランプ、水銀灯、蛍光灯
およびストロボもしくは金属燃焼フラッシュバルブなど
の閃光光源が一般的である。紫外から赤外域にわたる波
長域で発光する、気体、染料溶液もしくは半導体のレー
ザー、発光ダイオード、プラズマ光源も記録用光源に使
用することができる。また電子線などによって励起され
た蛍光体から放出される蛍光面(CRTなど)、液晶(
LCD)やランタンをドープしたチタンジルコニウム酸
鉛(PLZT)などを利用したマイクロシャッターアレ
イに線状もしくは面状の光源を組合せた露光手段も使用
することができる。必要に応じて色フィルターで露光に
用いる分光分布を調整できる。また富士写真フイルム(
株)製カラーコピー機AP−5000で用いられている
、走査露光方式を用いることができる。
【0444】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。ただし、本発明はこれらの例に限定されな
い。
【0445】[実施例1](試料101の作成)ポリエ
チレンで両面ラミネートした紙支持体(厚さ100μm
)の表側に、以下の第1層から第11層を、裏側に第1
2層から第13層を重層塗布してカラー写真感光材料(
比較試料)を作成した。第1層塗布側のポリエチレンに
は、酸化チタン(4g/m2 )を白色顔料として、ま
た微量(0.003g/m2 )の群青を青味付け染料
として含む(支持体の表面の色度はL*、a*、b*系
で88.0、−0.20、−0.75であった)。
【0446】(感光層組成)以下に成分と塗布量(g/
m2 )を示す。ただし、増感色素の添加量は銀1モル
当たりのモルで示す。なお、ハロゲン化銀については銀
換算の塗布量を示す。各層に用いた乳剤は、後述する乳
剤EM−1の製法に準じ、粒子形成温度を変えることで
粒子サイズを変え、調製した。ただし、第11層の乳剤
としては表面化学増感されていないリップマン乳剤を用
いた。
【0447】 第1層(アンチハレーション層)     黒色コロイド銀              
                         
 0.10    混色防止剤(Cpd−7)    
                         
 0.05    ゼラチン            
                         
         0.70
【0448】 第2層(中間層)     ゼラチン                 
                         
    0.70
【0449】 第3層(赤感層)     赤色増感色素(ExS−1、2、3、各等量、
      計5.4×10−4)で分光増感された臭
化銀      (平均粒子サイズ:0.4μm、粒子
サイズ分布:      10%、八面体)     
                         
      0.25    ゼラチン       
                         
              1.00    シアン
カプラー(ExC−1、2を3:7の比)      
    0.30    退色防止剤(Cpd−1、2
、3、4、30を各等量)    0.18    ス
テイン防止剤(Cpd−5)            
              0.003    カプ
ラー分散媒(Cpd−6)             
             0.03    カプラー
溶媒(Solv−1、2、3を各等量)       
   0.12
【0450】 第4層(中間層)     ゼラチン                 
                         
    1.00    混色防止剤(Cpd−7) 
                         
    0.08    混色防止剤溶媒(Solv−
4、5を各等量)            0.16 
   ポリマーラテックス(Cpd−8)      
                0.10
【0451
】 第5層(緑感層)     緑色増感色素(ExS−4、2.6×10−4
)      で分光増感された臭化銀(平均粒子サイ
ズ:      0.40μm、粒子サイズ分布10%
、八面体)        0.25    ゼラチン
                         
                     0.80
    マゼンタカプラー(ExM−1、2を各等量)
            0.11    イエローカ
プラー(ExY−1)               
         0.03    退色防止剤(Cp
d−9、26、30を各等量)          0
.15    ステイン防止剤(Cpd−10、11、
12、13を      10:7:7:1比で)  
                         
   0.025    カプラー分散媒(Cpd−6
)                        
  0.05    カプラー溶媒(Solv−4、6
各等量)                0.15
【
0452】第6層(中間層) 第4層と同じ
【0453】 第7層(イエローフィルター層)     イエローコロイド銀(粒子サイズ100Å) 
             0.12    ゼラチン
                         
                     0.70
    混色防止剤(Cpd−7)         
                     0.03
    混色防止剤溶媒(Solv−4、5を各等量)
            0.10    ポリマーラ
テックス(Cpd−8)              
        0.07
【0454】第8層(中間層
) 第4層と同じ
【0455】 第9層(青感層)     青色増感色素(ExS−5、6各等量、   
   計3.5×10−4)で分光増感された    
  臭化銀(平均粒子サイズ:0.60μm、    
  粒子サイズ分布11%、八面体)        
              0.40    ゼラチ
ン                        
                      0.8
0    イエローカプラー(ExY−1、2を各等量
)            0.35    退色防止
剤(Cpd−14)                
            0.10    退色防止剤
(Cpd−30)                 
           0.05    ステイン防止
剤(Cpd−5、15を1:5の比で)      0
.007    カプラー分散媒(Cpd−6)   
                       0.
05    カプラー溶媒(Solv−2)     
                     0.10
【0456】 第10層(紫外線吸収層)     ゼラチン                 
                         
    1.00    紫外線吸収剤(Cpd−2、
4、16を各等量)          0.50  
  混色防止剤(Cpd−7、17を各等量)    
            0.03    分散媒(C
pd−6)                    
              0.02    紫外線
吸収剤溶媒(Solv−2、7を各等量)      
    0.08    イラジエーション防止染料(
Cpd−18、      19、20、21、27を
10:10:      13:15:20の比で) 
                         
  0.05
【0457】 第11層(保護層)     微粒子塩臭化銀(塩化銀97モル%、    
  平均サイズ0.1μm)            
                  0.03   
 ポリビニルアルコールのアクリル変性共重合体   
         0.01      (分子量:5
0000)     ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒子サイ
ズ:      2.4μm)と酸化けい素(平均粒子
サイズ:5μm)      を各等量       
                         
            0.05    ゼラチン 
                         
                    1.80 
   ゼラチン硬化剤(H−1、H−2を各等量)  
            0.18
【0458】 第12層(裏層)     ゼラチン                 
                         
    2.50    紫外線吸収剤(Cpd−2、
4、16を各等量)          0.50  
  染料(Cpd−18、19、20、21、27を各
等量)  0.06
【0459】 第13層(裏層保護層)     ポリメチルメタクリレート粒子      (
平均粒子サイズ:2.4μm)と酸化けい素     
 (平均粒子サイズ:5μm)を各等量       
           0.05    ゼラチン  
                         
                   2.00  
  ゼラチン硬化剤(H−1、H−2を各等量)   
           0.14
【0460】(乳剤E
M−1の作り方)臭化カリウムと硝酸銀の水溶液をゼラ
チン水溶液に激しく撹拌しながら65℃で15分を要し
て同時に添加し、平均粒子サイズが0.23μmの八面
体臭化銀粒子を得た。この際、銀1モル当たりの0.3
gの3,4−ジメチル−1,3−チアゾリン−2−チオ
ンを添加した。この乳剤に銀1モル当たり6mgのチオ
硫酸ナトリウムと7mgの塩化金酸(4水塩)を順次加
え、75℃で80分間加熱することにより化学増感処理
を行った。こうして得た粒子をコアとして、第1回目と
同様な沈殿環境で更に成長させ、最終的に平均粒子径が
0.4μmの八面体単分散コア/シェル臭化銀乳剤を得
た。粒子サイズの変動係数は約10%であった。この乳
剤に銀1モル当たり1.5mgのチオ硫酸ナトリウムと
1.5mgの塩化金酸(4水塩)を加え、60℃で60
分間加熱して化学増感処理を行い、内部潜像型ハロゲン
化銀乳剤を得た。
【0461】各感光層には、造核剤としてExZK−1
とExZK−2をハロゲン化銀に対しそれぞれ10−3
重量%、10−2重量%、造核促進剤としてCpd−2
2、28、29を各々10−2重量%用いた。さらに各
層には乳化分散助剤としてアルカノールXC(Du  
Pont社)及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムを、塗布助剤としてコハク酸エステル及びMagef
ac  F−120(大日本インキ化学工業(株)製)
を用いた。 ハロゲン化銀及びコロイド銀含有層には安定剤として、
Cpd−23、24、25を各等量を用いた。以下に上
記試料の作成に用いた化合物を示す。
【0462】
【化163】
【0463】
【化164】
【0464】
【化165】
【0465】
【化166】
【0466】
【化167】
【0467】
【化168】
【0468】
【化169】
【0469】
【化170】
【0470】
【化171】
【0471】
【化172】
【0472】
【化173】
【0473】
【化174】
【0474】
【化175】
【0475】
【化176】
【0476】
【化177】
【0477】
【化178】
【0478】
【化179】
【0479】
【化180】
【0480】
【化181】
【0481】
【化182】
【0482】
【化183】
【0483】
【化184】
【0484】
【化185】
【0485】
【化186】
【0486】
【化187】
【0487】
【化188】
【0488】
【化189】
【0489】
【化190】
【0490】
【化191】
【0491】
【化192】
【0492】
【化193】
【0493】
【化194】
【0494】
【化195】
【0495】
【化196】
【0496】
【化197】
【0497】
【化198】
【0498】
【化199】
【0499】
【化200】
【0500】
【化201】
【0501】
【化202】
【0502】
【化203】
【0503】
【化204】
【0504】Solv−1 ジ(2−エチルヘキシル)セバケート
【0505】Solv−2 トリノニルホスフェート
【0506】Solv−3 ジ(3−メチルヘキシル)フタレート
【0507】Solv−4 トリクレジルホスフェート
【0508】Solv−5 ジブチルフタレート
【0509】Solv−6トリオクチルホスフェート
【
0510】Solv−7 ジ(2−エチルヘキシル)フタレート
【0511】H−1 1,2−ビス(ビニルスルホニルアセタアミド)エタン
【0512】H−2 4,6−ジクロロ−2−ヒドロキシ−1,3,5−トリ
アジン・Na塩
【0513】ExZK−1 7−(3−エトキシチオカルボニルアミノベンズアミド
)−9−メチル−10−プロパルギル−1,2,3,4
−テトラヒドロアクリジニウム  トリフルオロメタン
スルホナート
【0514】ExZK−2 2−[4−{3−[3−{3−[5−{3−[2−クロ
ロ−5−(1−ドデシルオキシカルボニルエトキシカル
ボニル)フェニルカルバモイル]−4−ヒドロキシ−1
−ナフチルチオ}テトラゾール−1−イル]フェニル}
ウレイド]ベンゼンスルホンアミド}フェニル]−1−
ホルミルヒドラジン
【0515】(試料102の作成)上記試料101の作
成において、第3層(赤感層)に含有されているシアン
カプラー(ExC−1およびExC−2)を、下記に示
すシアンカプラー(Cy−1)に変えた(等モルで置き
換えた)以外は、試料101と同様にして試料102を
作成した(比較試料)。
【0516】
【化205】
【0517】(試料103の作成)上記試料101の作
成において、第5層(緑感層)に含有されているマゼン
タカプラー(ExM−1およびExM−2)を、下記に
示すマゼンタカプラー(M−22)に変えた(等モルで
置き換えた)以外は、試料101と同様にして試料10
3を作成した(比較試料)。
【0518】
【化206】
【0519】(試料104の作成)上記試料101の作
成において、第9層(青感層)に含有されているイエロ
ーカプラー(ExY−1およびExY−2)を、下記に
示すイエローカプラー(Y−31)に変えた(等モルで
置き換えた)以外は、試料101と同様にして試料10
4を作成した(比較試料)。
【0520】
【化207】
【0521】(試料105の作成)上記試料101の作
成において、第3層(赤感層)に含有されているシアン
カプラー(ExC−1およびExC−2)を上記シアン
カプラー(Cy−1)に、第5層(緑感層)に含有され
ているマゼンタカプラー(ExM−1およびExM−2
)を上記マゼンタカプラー(M−22)に、そして第9
層(青感層)に含有されているイエローカプラー(Ex
Y−1およびExY−2)を上記イエローカプラー(Y
−31)にそれぞれ変え(等モルで置き換え)た以外は
、試料101と同様にして試料105を作成した(本発
明試料)。
【0522】(試料106の作成)上記試料105の作
成において、第3層(赤感層)に含有されているシアン
カプラー(Cy−1)を下記に示すシアンカプラー(C
y−4)に変え(等モルで置き換え)た以外は、試料1
05と同様にして試料106を作成した(本発明試料)
。
【0523】
【化208】
【0524】(試料107の作成)上記試料105の作
成において、第5層(緑感層)に含有されているマゼン
タカプラー(M−22)を下記に示すマゼンタカプラー
(M−23)に変え(等モルで置き換え)た以外は、試
料105と同様にして試料107を作成した(本発明試
料)。
【0525】
【化209】
【0526】(試料108の作成)上記試料105の作
成において、第9層(青感層)に含有されているイエロ
ーカプラー(Y−31)を下記に示すイエローカプラー
(Y−34)に変え(等モルで置き換え)た以外は、試
料105と同様にして試料108を作成した(本発明試
料)。
【0527】
【化210】
【0528】[直接ポジカラー写真感光材料としての評
価]以上のようにして作成した各ハロゲン化銀カラー写
真感光材料(試料101〜108)について、色再現性
および画像の保存性の評価を行った。なお、これらの感
光材料を用いた画像形成方法は、以下の処理に従った。
【0529】(色再現性の評価)試料をイエロー、マゼ
ンタおよびシアンの各色相に単発色させて発色画像(色
素画像)を得たのち、それぞれの色相の色素画像につい
てλ700 (イエロー)、λ660 (マゼンタ)お
よびλ400 (シアン)の波長での吸収濃度(不要な
吸収濃度)を分光光度計を用いて測定し、評価した。
【0530】(画像の保存性の評価)以下の光褪色性試
験を実施し、評価した。試料を画像露光後、発色現像処
理を行ってフルカラー発色画像を得たのち、これを蛍光
灯(3万ルックス)に2週間さらし、得られた画像のイ
エロー、マゼンタおよびシアン濃度を青色光、緑色光お
よび赤色光にて濃度計(X−Rite310RT、X−
Rite社製)を用いてそれぞれ測定し、マゼンタ濃度
1.5の部分に対するイエロー、シアン濃度の測定値の
差(△DG−R および△DG−B )で評価した。
【0531】[発色現像処理]自動現像機を用いて以下
に記載の方法で、液の累積補充量がそのタンク容量の3
倍になるまで連続処理した。
【0532】 ─────────────────────────
───────────  処理工程      時間
        温度    母液タンク容量    
      補充量    ────────────
──────────────────────── 
 発色現像    135秒      38℃   
 11リットル    300ml/m2   漂白定
着      40秒      33℃      
3リットル    300ml/m2   水洗(1)
    40秒      33℃      3リッ
トル      −−−          水洗(2
)    40秒      33℃      3リ
ットル    320ml/m2   乾燥     
     30秒      80℃────────
─────────────────────────
───
【0533】水洗水の補充方式は、水洗浴(2)
に補充し、水洗浴(2)のオーバーフロー液を水洗浴(
1)に導く、いわゆる向流補充方式とした。このとき感
光材料による漂白定着浴から水洗浴(1)への漂白定着
液の持ち込み量は35ml/m2 であり、漂白定着液
の持ち込み量に対する水洗水補充量の倍率は9.1倍で
あった。
【0534】各処理液の組成は、以下の通りであった。 ─────────────────────────
───────────    発色現像液     
                     母液  
          補充液────────────
──────────────────────── 
 D−ソルビット                 
       0.15g        0.20g
  ナフタレンスルホン酸ナトリウム・      0
.15g        0.20g    ホルマリ
ン縮合物   エチレンジアミンテトラキス          
  1.5g          1.5g    メ
チレンホスホン酸   ジエチレングリコール             
   12.0ml      16.0ml  ベン
ジルアルコール                  
13.5ml      18.0ml  臭化カリウ
ム                        
  0.70g        −−−  ベンゾトリ
アゾール                    0
.003g      0.004g  亜硫酸ナトリ
ウム                      2
.4g          3.2g  N,N−ビス
(カルボキシメチル)      4.0g     
     5.3g    ヒドラジン   D−グルコース                
        2.0g          2.4
g  トリエタノールアミン            
      6.0g          8.0g 
 N−エチル−N−(β−メタン          
6.4g          8.5g    スルホ
ンアミドエチル)−3     −メチル−4−アミノアニリン硫酸塩  炭酸
カリウム                     
   30.0g        25.0g  蛍光
増白剤(ジアミノスチルベン系)    1.0g  
        1.2g  水を加えて      
                1000ml   
   1000ml────────────────
────────────────────  pH(
25℃)                     
 10.25        11.00──────
─────────────────────────
─────
【0535】 ─────────────────────────
───────────    漂白定着液     
                         
      母液        補充液──────
─────────────────────────
─────  エチレンジアミン4酢酸・      
                2.0g    母
液に同じ    2ナトリウム・2水塩   エチレンジアミン4酢酸・Fe(III)・   
 70.0g                   
 アンモニウム・2水塩   チオ硫酸アンモニウム(700g/リットル)18
0ml  p−トルエンスルフィン酸ナトリウム   
       45.0g  重亜硫酸ナトリウム  
                        3
5.0g  5−メルカプト−1,3,4−トリアゾー
ル      0.5g  硝酸アンモニウム    
                        1
0.0g  水を加えて              
                1000ml───
─────────────────────────
────────  pH(25℃)        
                        6
.10──────────────────────
──────────────
【0536】「水洗水」
母液、補充液とも水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂
(ロームアンドハース社製アンバーライトIR−120
B)と、OH型アニオン交換樹脂(同アンバーライトI
R−400)を充填した混床式カラムに通水してカルシ
ウム及びマグネシウムイオン濃度を3mg/リットル以
下に処理し、続いて二塩化イソシアヌール酸ナトリウム
20mg/リットルと硫酸ナトリウム0.15g/リッ
トルを添加した。この液のpHは6.5〜7.5の範囲
にあった。
【0537】[実施例2](1)上記試料101、10
5および108を使用して以下の画像形成方法を実施し
た。そして上記実施例1で行った評価方法と同様な方法
で評価した。上記実施例1において、発色現像液に含有
されている発色現像主薬を[N−エチル−N−β−(メ
タンスルホンアミドエチル)−3−エチル−4−アミノ
アニリン硫酸塩]の代わりに下記に示す化合物(D−2
;母液:4.3g、補充液:5.6g)に変えた以外は
、実施例1と同様な方法で画像形成方法を実施した。
【0538】
【化211】
【0539】(2)上記試料105および108を使用
して以下の画像形成方法を実施した。そして上記実施例
1で行った評価方法と同様な方法で評価した。上記実施
例1において、発色現像液に含有されている発色現像主
薬を[N−エチル−N−β−(メタンスルホンアミドエ
チル)−3−エチル−4−アミノアニリン硫酸塩]の代
わりに下記に示す化合物(D−3;母液:4.6g、補
充液:6.1g)に変えた以外は、実施例1と同様な方
法で画像形成方法を実施した。
【0540】
【化212】
【0541】以上の結果をまとめて下記の表1および表
2に示す。
【0542】
【表1】
【0543】
【表2】
【0544】表1〜表2に示された結果から明らかなよ
うに、本発明にかかるイエロー、マゼンタおよびシアン
カプラーを用いて作成された直接ポジ写真感光材料(本
発明試料105〜108)は、不要吸収濃度が低く(す
なわち発色色相に優れ、色再現性がよい)、光褪色試験
後の各色素画像間の濃度差が小さい(すなわちカラーバ
ランスのくずれが小さい)。一方、比較試料(101〜
104)はいずれかの発色色素画像において不要吸収濃
度が高く、光褪色試験後の各色素画像間の濃度差が大き
い。また本発明試料(105および108)を利用して
画像形成方法を実施した場合には、不要吸収濃度は更に
低下し、また光褪色試験後の各色素画像間の濃度差も更
に小さくなる。一方、比較試料(101)を利用して画
像形成方法を実施した場合には、不要吸収濃度は低下す
るが、光褪色試験後の各色素画像間の濃度差は大きく、
カラーバランスのくずれが大きい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体上に、予めかぶらされていない
    内部潜像型ハロゲン化銀乳剤およびカラー画像形成カプ
    ラーを含む、青感層、緑感層および赤感層のそれぞれが
    少なくとも一層設けられてなる直接ポジカラー写真感光
    材料において、前記青感層のカラー画像形成カプラーが
    、下記式(Y): 【化1】 [式中、R1 はアリール基または三級アルキル基を表
    わし、R2 はアルキル基、アリール基、アルコキシ基
    、アリールオキシ基、ジアルキルアミノ基、アルキルチ
    オ基またはアリールチオ基を表わし、R3はベンゼン環
    上に置換可能な基をを表わし、X1 は水素原子または
    現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可能
    な基を表わし、そしてkは、0〜4の整数を表わす、但
    し、kが複数のとき、複数のR3 は同じであっても異
    っていてもよい。]で示されるイエローカプラーであり
    、前記緑感層のカラー画像形成カプラーが、下記式(M
    ):【化2】 [式中、R4 はアルキル基またはアリール基を表わし
    、Zは窒素原子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成
    するのに必要な非金属原子群を表わし(該アゾール環は
    置換基(縮合環を含む)を有していてもよい)、X2は
    水素原子または現像主薬の酸化体とのカップリング反応
    により離脱可能な基を表わす、但し、R4がアルキル基
    の場合には、X2 はハロゲン原子ではない。]で示さ
    れるマゼンタカプラーであり、前記赤感層のカラー画像
    形成カプラーが、下記式(Cy): 【化3】 [式中、R5 は水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
    ル基を表わし、R6 はアルキル基、アリール基または
    複素環基を表わし、R7 は水素原子、ハロゲン原子、
    アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはカ
    ルボンアミド基を表わし、そしてX3 は水素原子また
    は現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可
    能な基を表わす。]で示されるシアンカプラーであるこ
    とを特徴とする直接ポジカラー写真感光材料。
  2. 【請求項2】  支持体上に、予めかぶらされていない
    内部潜像型ハロゲン化銀乳剤およびカラー画像形成カプ
    ラーを含む青感層、緑感層および赤感層のそれぞれが少
    なくとも一層設けられており、前記青感層のカラー画像
    形成カプラーが、下記式(Y): 【化4】 [式中、R1 はアリール基または三級アルキル基を表
    わし、R2 はアルキル基、アリール基、アルコキシ基
    、アリールオキシ基、ジアルキルアミノ基、アルキルチ
    オ基またはアリールチオ基を表わし、R3はベンゼン環
    上に置換可能な基をを表わし、X11は水素原子または
    現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可能
    な基を表わし、そしてkは、0〜4の整数を表わす、但
    し、kが複数のとき、複数のR3 は同じであっても異
    っていてもよい。]で示されるイエローカプラーであり
    、前記緑感層のカラー画像形成カプラーが、下記式(M
    ):【化5】 [式中、R4 はアルキル基またはアリール基を表わし
    、Zは窒素原子を2〜4個含む5員のアゾール環を形成
    するのに必要な非金属原子群を表わし(該アゾール環は
    、置換基(縮合環を含む)を有していてもよい)、X2
     は水素原子または現像主薬の酸化体とのカップリング
    反応により離脱可能な基を表わす、但し、R4 がアル
    キル基の場合には、X2はハロゲン原子ではない。]で
    示されるマゼンタカプラーであり、前記赤感層のカラー
    画像形成カプラーが、下記式(Cy): 【化6】 [式中、R5 は水素原子、ハロゲン原子またはアルキ
    ル基を表わし、R6 はアルキル基、アリール基または
    複素環基を表わし、R7 は水素原子、ハロゲン原子、
    アルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基またはカ
    ルボンアミド基を表わし、そしてX3 は水素原子また
    は現像主薬の酸化体とのカップリング反応により離脱可
    能な基を表わす。]で示されるシアンカプラーである直
    接ポジカラー写真感光材料を、下記式(D): 【化7】 [式中、R8 はアルキル基を表わし、R9 はアルキ
    レン基を表わし、但し、R8 とR9 は互いに連結し
    て環を形成してもよい。]で示される現像主薬を用いて
    現像処理することを特徴とする画像形成方法。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0724194A1 (en) 1995-01-30 1996-07-31 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide color photographic material
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EP1754758A2 (en) 2005-08-17 2007-02-21 Fuji Photo Film Co., Ltd. Ink composition comprising an onium salt and a cationically polymerisable compound, inkjet recording method, printed material, process for producing lithographic printing plate, and lithographic printing plate
EP2145931A1 (en) 2008-07-16 2010-01-20 Fujifilm Corporation Photo-curable composition, ink composition, and inkjet recording method using the ink composition
EP2169021A1 (en) 2008-09-25 2010-03-31 Fujifilm Corporation Ink composition, inkjet recording method, and printed material
EP2385425A1 (en) 2010-05-07 2011-11-09 Fujifilm Corporation Silver halide photographic light-sensitive material for movie
WO2025058077A1 (ja) 2023-09-15 2025-03-20 富士フイルム株式会社 化合物、組成物、機能性材料、ハロゲン化銀写真感光材料、及び、拡散転写型ハロゲン化銀写真感光材料

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