JPH04363383A - ケーブル用止水剤 - Google Patents

ケーブル用止水剤

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JPH04363383A
JPH04363383A JP3233426A JP23342691A JPH04363383A JP H04363383 A JPH04363383 A JP H04363383A JP 3233426 A JP3233426 A JP 3233426A JP 23342691 A JP23342691 A JP 23342691A JP H04363383 A JPH04363383 A JP H04363383A
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meth
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一弘 岡村
Yoshiyuki Takahashi
由幸 高橋
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下村 忠生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル用止水剤およ
び該止水剤を含有してなる複合止水材としての止水テー
プおよび止水ヤーンに関する。さらに詳しくは、本発明
は、光ケーブル、金属ケーブル等の通信用ケーブルや電
力ケーブルのごときケーブルのシース内に水、特に海水
等の高濃度の塩水が浸入した場合に、塩水がシース内を
移動してケーブルや各種装置を劣化させることを防止す
る止水剤および該止水剤を含有してなる複合止水材とし
ての止水テープおよび止水ヤーンに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルのシースに外傷が生じてシース
内に水が浸入すると、その水はシース内を速やかに移動
し、光ファイバーや電力線あるいは各種の装置を劣化さ
せるという問題がある。かかる問題点を解決するため、
シース内部に吸水性樹脂である止水剤を充填する方法、
該止水剤を含有してなる複合止水材としての止水テープ
および止水ヤーンを挿入する方法等が提案されている。
【0003】このような吸水性樹脂としては、従来、ポ
リアクリル酸ナトリウム架橋体、デンプン−アクリル酸
グラフト共重合体の中和物、酢酸ビニル−アクリル酸エ
ステル共重合体のケン化物、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合架橋体の中和物等が用いられている。
【0004】しかし、上記吸水性樹脂はそれら単独では
吸水速度が遅いため、無機粉末などを添加する等の方法
によって吸水速度を速くしている(特開昭56−133
028号)。この方法では、添加した無機粉末によりゲ
ルどうしの滑りが悪くなり(ゲル粘稠度が大きくなり過
ぎる)、ケーブルの構成によっては水の浸入路にゲルが
移動できないために止水能力が低下してしまうという問
題点があった。
【0005】さらに、上記吸水性樹脂には、塩水に対す
る吸水能力が十分でないため、地中、海底等にケーブル
を埋設した場合、水の浸入を防止できないという問題点
があった。
【0006】また、上記止水テープとしては、従来、ポ
リアクリル酸ナトリウム架橋体、デンプン−アクリル酸
グラフト共重合体の中和物、酢酸ビニル−アクリル酸エ
ステル共重合体のケン化物、イソブチレン−無水マレイ
ン酸共重合架橋体の中和物等の吸水性樹脂を不織布等に
固着したものが用いられている(特開昭64−7660
9号や実開昭61−129228号)。しかし、上記止
水テープは吸水速度が遅かったり、塩水での吸水能力が
十分でなかったり、あるいは用いられている吸水性樹脂
のゲル粘稠度が適当でなかったりするため、地中、海底
等にケーブルを埋設した場合に水の浸入を十分に防止で
きないという問題点があった。
【0007】また、スルホアルキル(メタ)アクリレー
トやアクリルアミドなどからなる水溶性重合体と架橋剤
とを不織布などの基材に含浸したのち加熱架橋して海水
に対する止水性に優れた吸水テープを製造することが提
案されている(特開平2−11690号)。しかし、こ
のような基材と吸水性樹脂が強固に一体化した止水テー
プでは、吸水速度が小さいため止水能力の低いものしか
得られないという問題点があった。
【0008】さらに、上記止水ヤーンとしては、従来、
ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、デンプン−アクリル
酸グラフト共重合体の中和物、酢酸ビニル−アクリル酸
エステル共重合体のケン化物、イソブチレン−無水マレ
イン酸共重合架橋体の中和物等の吸水性樹脂を不織布等
に固着したものが用いられている(特開昭62−259
305号や特開昭63−241806号)。しかし、上
記止水ヤ−ンは吸水速度が遅かったり、塩水での吸水能
力が十分でなかったり、あるいは用いられている吸水性
樹脂のゲル粘稠度が適当でなかったりするため、地中、
海底等にケーブルを埋設した場合に水の浸入を十分に防
止できないという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規なケ−ブル用止水剤および該止水剤を含有
してなる複合止水材としての止水テープおよび止水ヤー
ンを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、ケーブルのシース内
に浸入した高濃度の塩水に接しても吸水速度、吸水能力
が低下せず、長期間にわたり安定した止水能力を発揮す
る耐塩性に優れたケーブル用止水剤および該止水剤を含
有してなる複合止水材としての止水テープおよび止水ヤ
ーンを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの諸目的は、(メ
タ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸塩よりなる群
から選ばれた少なくとも1種の(メタ)アクリル化合物
と(メタ)アクリルアミドとのモル比が1:9〜5:5
である該(メタ)アクリル化合物と該(メタ)アクリル
アミドよりなる単量体混合物を重合して得られ、人工海
水に対する平衡吸水倍率の90%に達するまでの時間で
表わされる吸水速度が8分以下、該人工海水に対する吸
水倍率が自重の8倍以上であり、かつゲル粘稠度が0.
6×105 〜2.5×105 dyne・s/cm3
 である架橋重合体よりなるケーブル用止水剤および該
止水剤を含有してなる複合止水材としての止水テープお
よび止水ヤーンにより達成される。
【0012】
【作用】本発明で用いられる架橋重合体中に含有される
(メタ)アクリル酸塩としては、重合性および重合後の
吸水性等に著しい低下がないものであれば特に制限なく
、例えば(メタ)アクリル酸ナトリウム、(メタ)アク
リル酸カリウム、(メタ)アクリル酸カルシウム、(メ
タ)アクリル酸マグネシウム等の金属塩、(メタ)アク
リル酸アンモニウム、(メタ)アクリル酸の有機アミン
塩などを挙げることができる。
【0013】本発明で用いられる(メタ)アクリル化合
物における(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸塩
との混合割合は、とくに制限はないが、吸水能力などを
考慮すれば(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸塩
とのモル比が5:5〜0:10、特に3:7〜0:10
であることが好ましい。
【0014】また、本発明で用いられる単量体中に重合
性や止水性能を阻害しない範囲で他の単量体、例えばス
ルホエチル(メタ)アクリレートのナトリウム塩、2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のナト
リウム塩、アミノエチル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート等や無機物を加えるこ
とができる。
【0015】本発明で用いられる架橋重合体を得るため
には、上記(メタ)アクリル化合物と(メタ)アクリル
アミドとのモル比が1:9〜5:5、好ましくは2:8
〜4:6の範囲である。上記(メタ)アクリル化合物と
(メタ)アクリルアミドとのモル比が5:5(5:5は
含まない)〜10:0の範囲では、架橋重合体は多価金
属塩の影響を受けやすくなり、長期間にわたり安定した
止水能力が得られなくなる。また、上記(メタ)アクリ
ル化合物と(メタ)アクリルアミドとのモル比が1:9
(1:9は含まない)〜0:10の範囲では、吸水能力
、ゲル粘稠度が低下するため、長期間にわたり安定した
止水能力が得られなくなる。
【0016】本発明で用いられる架橋重合体は、吸水速
度、即ち、人工海水に対する平衡吸水倍率の90%に到
達するまでの時間が8分以下、好ましくは0.5〜6分
であることが必要である。平衡吸水倍率の90%に到達
するまでの時間が8分を越える長時間かかるものでは、
止水能力が低下する。
【0017】本発明で用いられる架橋重合体は、人工海
水に対する吸水倍率が自重の8倍以上であることが必要
であり、好ましくは12〜50倍、特に好ましくは14
〜30倍である。該吸水倍率が8倍未満の場合には、十
分な止水能力を長期間にわたって保持することが困難に
なる。
【0018】本発明で用いられる架橋重合体は、ゲル粘
稠度が0.6×105 〜2.5×105 dyne・
s/cm3 であることが必要であり、好ましくは1.
0×105 〜1.8×105 dyne・s/cm3
 である。ゲル粘稠度が0.6×105 dyne・s
/cm3 未満の場合には、浸入水に対する遮水力が不
足し、十分な止水能力を長期間にわたって保持すること
が困難になる。ゲル粘稠度が2.5×105 dyne
・s/cm3 を越える場合には、ゲルの滑り性が失わ
れ、シース内に生じた間隙にゲルが移動して止水するこ
とができなくなり、止水能力が低下する。
【0019】本発明のケーブル用止水剤として有効な架
橋重合体は、例えば、■(メタ)アクリル酸および(メ
タ)アクリル酸塩よりなる群から選ばれた少なくとも1
種の(メタ)アクリル化合物と(メタ)アクリルアミド
からなる不飽和単量体混合物を必要により架橋剤の存在
下で重合させる方法、■(メタ)アクリル酸および(メ
タ)アクリル酸塩よりなる群から選ばれた少なくとも1
種の(メタ)アクリル化合物と(メタ)アクリルアミド
からなる不飽和単量体とその他の単量体との混合物を必
要により架橋剤の存在下で重合させる方法、および■(
メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸塩よりなる
群から選ばれた少なくとも1種の(メタ)アクリル化合
物と(メタ)アクリルアミドからなる不飽和単量体混合
物の重合により得られた水溶性重合体を架橋剤と反応さ
せる方法などにより得られたゲルもしくはその乾燥粉砕
物に、必要により亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸塩、
L−アスコルビン酸などの還元剤を添加することにより
製造することができる。
【0020】本発明で架橋重合体を製造する際に使用す
ることができる架橋剤としては、例えば、ジビニルベン
ゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ
)アクリレート、N、N−メチレンビスアクリルアミド
、イソシアヌル酸トリアリル、トリメチロールプロパン
ジアリルエーテル等の1分子中にエチレン系不飽和基を
2個以上有する化合物;エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレン
グリコール、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレン
グリコール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、ポリプロピレングリコール、ポリビニルアルコール
、ペンタエリスリトール、ソルビット、ソルビタン、グ
ルコース、マンニット、マンニタン、ショ糖、ブドウ糖
などの多価アルコール;エチレングリコールジグリシジ
ルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコ
ールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジ
グリシジルエーテル、1、6−ヘキサンジオールジグリ
シジルエーテル、トリメチロールプロパンジグリシジル
エーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル等のポリエポ
キシ化合物があげられ、これらの1種または2種以上を
併用して用いることができる。架橋剤としては、中でも
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチ
ロールプロパントリ(メタ)アクリレート、N,N−メ
チレンビスアクリルアミド、ポリエチレングリコールジ
グリシジルエーテルが好ましい。
【0021】架橋剤として多価アルコールを用いる場合
には150〜250℃で、ポリエポキシ化合物の場合に
は50〜250℃で重合後熱処理することが好ましい。
【0022】架橋剤の使用は、得られる架橋重合体の架
橋密度を自由自在に制御できるため好ましい。架橋剤の
使用量は、前記単量体混合物に対してモル比で0.00
005〜0.05の範囲、特に0.0005〜0.00
5の範囲が好ましい。架橋剤の使用量がモル比で0.0
5を越える場合には、得られる架橋重合体の架橋密度が
大きくなり過ぎて吸水能力が低下したり、ゲル粘稠度が
大きくなり過ぎる傾向にある。逆に、0.00005未
満では、耐久性が低下したり、架橋密度が小さすぎて水
分を吸収した後にべとつきが生ずるため、取り扱い性に
問題が生ずる場合がある。
【0023】本発明のケーブル用止水剤として有効な架
橋重合体を得るための重合方法は、従来から知られてい
るいかなる方法でもよく、例えばラジカル重合触媒を用
いる方法、放射線・電子線・紫外線などを照射する方法
が挙げられ、通常、ラジカル重合触媒を用いる方法が使
用される。
【0024】ラジカル重合触媒としては、過酸化水素、
ベンゾイルパーオキサイド、キュメンハイドロパーオキ
サイド等の過酸化物、アゾビスイソブチロニトリル等の
アゾ化合物、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、
過硫酸カリウム等の過硫酸塩等のラジカル発生剤や、こ
れらと亜硫酸水素ナトリウム、L−アスコルビン酸、第
一鉄塩等の還元剤との組み合わせによるレドックス系開
始剤が用いられている。重合系溶媒としては、例えば水
、メタノール、エタノール、イソプロパノール、アセト
ン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等や
これらの混合物を使用することができる。重合開始剤の
量は、単量体混合物に対して0.001〜10重量%、
好ましくは0.01〜1重量%である。また、還元剤を
併用する場合の還元剤の量は、重合開始剤に対して重量
比で0.01〜5、特に0.05〜2の範囲が好ましい
【0025】重合時の温度は、用いる触媒の種類により
異なるが、比較的低温のほうが架橋重合体の分子量が大
きくなり好ましい。しかし、重合が完結するためには2
0〜100℃の範囲であることが好ましい。
【0026】重合系の単量体濃度は、特に制限はないが
、重合反応の制御の容易さと収率・経済性を考慮すれば
、20〜80重量%、特に30〜50重量%の範囲にあ
ることが好ましい。重合形態としては種々の形態が採用
できるが、懸濁重合、注型重合、双腕型ニーダーの剪断
力によりゲル状含水重合体を細分化しながら重合する方
法(特開昭57−34101号)が好ましい。
【0027】吸水倍率、吸水速度、ゲル粘稠度という止
水に必要な性能をバランス良く持たせるためには、単量
体の重合で得られる含水ゲル状重合体またはその乾燥粉
砕物に、還元剤を添加して処理するのが好ましい。還元
剤としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫
酸水素カリウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモ
ニウム、チオ硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫
酸水素アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウム、L−アス
コルビン酸、アンモニア、モノエタノールアミン、グル
コース等が挙げられる。なかでも亜硫酸ナトリウム、亜
硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムを添加する方
法が特に好ましい。還元剤の添加量は全単量体に対して
モル比で0.0001〜0.02の範囲、特に0.00
1〜0.01の範囲が好ましい。
【0028】本発明に用いられる架橋重合体を、上記の
方法で重合して製造する場合、その重合前などに発泡剤
や無機物を添加しておいても良い。これらの添加は、得
られる架橋重合体の吸水速度を向上させ、その結果、得
られる止水剤の初期止水能力を向上させる効果がある。
【0029】本発明のケーブル用止水剤は、上記の重合
方法等で架橋重合体を調製したのち、必要により乾燥し
、粉砕等により細粒化して、所望の粒子形状にすること
もできる。その平均粒子径は、5〜500μm、好まし
くは10〜300μmの範囲である。また、重合後に乾
燥する場合の乾燥温度は50〜180℃、好ましくは1
00〜170℃である。
【0030】本発明の止水剤は、それ単独でケーブルの
シース内の空間に充填してもよいし、石綿、パルプ、合
成繊維、天然繊維等と混合して充填してもよい。
【0031】また、本発明の止水剤は、繊維、ゴム、プ
ラスチック、不織布等の担体に担持して複合化すること
により、充填時の作業性が良く、かつ止水効果の高い形
態の止水材として用いることができる。その担持量は、
該担体100重量部当り1〜5000重量部、好ましく
は5〜500重量部である。これらの複合化の方法とし
ては、例えば次の(1)〜(4)の方法が挙げられる。
【0032】(1)合成繊維等の紡糸液に止水剤を添加
するかまたは合成繊維、天然繊維等の繊維状物質に粘着
性物質等を用いて止水剤を固定することによって、繊維
状の止水材とする。該繊維状の止水材は、そのままシー
ス内に充填してもよいし、布状に加工した後に使用して
もよい。
【0033】(2)ゴムまたはプラスチック等に止水剤
を混練し、ロールや押し出し機等で加工して、シート状
またはテープ状の止水材とする。
【0034】(3)不織布、紙等のシートまたはテープ
に粘着性物質を用いて止水剤を固定するかまたは不織布
、紙等のシートまたはテープで止水剤を挟持することに
よって、シート状またはテープ状の止水材とする。
【0035】(4)プラスチックフィルム等に粘着性物
質または塗料等と混合した止水剤を塗布した後、必要に
よりフィルムを裁断することによって、シート状または
テープ状の止水材とする。
【0036】このような複合止水材として、止水テープ
および止水ヤーンについて、以下、詳細に説明する。
【0037】本発明による止水テープは、前記架橋重合
体の粒子を、基材の片面、両面および/または空隙に固
着してなるものである。
【0038】止水テープおよび止水ヤーンに使用する架
橋重合体粒子の平均粒子径は、好ましくは5〜250μ
m、特に好ましくは10〜100μmである。平均粒子
径が5μm未満の場合には、得られる止水テープの止水
効果が低下するときがあり、平均粒子径が250μmを
越える場合には、止水テープが厚くなるかあるいは止水
ヤーンが太くなるため微細なケーブル間隙等に入らなく
なる場合がある。
【0039】このようにして得られる架橋重合体粒子を
基材に固着させることにより、本発明の止水テープが得
られる。その際、架橋重合体粒子は、乾燥状態で基材に
固着してもよいし湿潤状態で基材に固着してもよい。
【0040】架橋重合体粒子を基材に固着して止水テー
プにする方法としては種々在るが、たとえば次のような
方法を採用できる。
【0041】(1)架橋重合体粒子に必要により有機高
分子系バインダー、無機あるいは有機系の微粒子、繊維
状物質、界面活性剤、溶媒等を加えた固着用混合物を、
不織布、織布、紙、フィルム等のシート状またはテープ
状基材の片面または両面に塗布したり、基材に固着用混
合物を含浸したりする。その後、溶媒を使用した場合に
は乾燥し、熱硬化性バインダーまたはヒートシール性バ
インダーを使用した場合には熱処理を行う。
【0042】(2)上記の固着用混合物を、不織布、織
布、紙、フィルム等のシート状またはテープ状基材2枚
またはそれ以上の間隙に挾持する。その後、溶媒を使用
した場合には乾燥し、熱硬化性バインダーまたはヒート
シール性バインダーを使用した場合には熱処理を行う。
【0043】本発明の止水テープを製造するには、必ず
しもバインダーを必要とせず、有機溶媒に架橋重合体粒
子を分散して得た混合物を、不織布、織布、紙、フィル
ム、合成繊維、天然繊維等からなるシート状の基材に含
浸するだけでも、架橋重合体粒子を基材に固着すること
ができる。しかし、このような方法で製造された止水テ
ープは、バインダーによる妨害がないため吸水速度に優
れるが、架橋重合体粒子が基材から脱落しやすくなるこ
とがある。
【0044】架橋重合体粒子の基材から脱落を防ぐため
には、有機高分子系バインダーを使用することが好まし
い。有機高分子系バインダーの使用量は、架橋重合体1
00重量部に対して好ましくは5〜300重量部、さら
に好ましくは10〜80重量部である。有機高分子系バ
インダーの使用量が、300重量部を越える場合には、
止水テープの吸水速度が小さくなって止水能力が低下す
るときがある。有機高分子系バインダーの使用量が5重
量部未満の場合には、基材への付着力が低下するため、
ケーブルへの組み込み等の取り扱い時に架橋重合体粒子
が脱落してしまうことがある。
【0045】有機高分子系バインダーとしては、たとえ
ば、合成ゴム、天然ゴム、ポリアクリル酸エステル、ポ
リアルキレンオキサイド、ポリウレタン、親水性ポリウ
レタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、
カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸架橋体等が挙げ
られるが、特にポリアルキレンオキサイドとイソシアネ
ート化合物とを反応させて得られる親水性ポリウレタン
が好ましい。
【0046】本発明の止水テープを製造するに際し、止
水能力等を向上させる目的で種々の添加物を加えること
ができる。添加物には特に制限はないが、たとえば石綿
、パルプ、合成繊維、天然繊維等の繊維状物質、シリカ
、アルミナ、合成ケイ酸塩、炭酸マグネシウム、ケイ酸
マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム、ベントナイト
、カオリナイト、ゼオライト、酸化チタン、活性白土、
ホウ砂、ホウ酸亜鉛、カーボンブラック等の無機あるい
は有機系の微粒子が挙げられる。特に、無機系微粒子は
止水テープの吸水速度や難燃性の向上に効果がある。
【0047】無機系微粒子の平均粒子径は、好ましくは
200μm以下、特に好ましくは1〜50μmである。 平均粒子径が200μmを越えた場合には、得られる止
水テープの止水能力が低下したり、得られる止水テープ
が厚くなるため、微細なケーブル間隙に入らなくなる場
合がある。なお、1μm未満の無機系微粒子を架橋重合
体に添加すると、ケーブル用止水剤として用いられる架
橋重合体粒子のゲル粘稠度が増加して、止水効果が不十
分となることがあるので、注意を要する。
【0048】無機系微粒子の添加量は、架橋重合体粒子
100重量部に対して、好ましくは0.05〜100重
量部、特に好ましくは1〜50重量部である。0.05
重量部未満では実質添加効果が発現せず、100重量部
を越えると止水テープ中の架橋重合体粒子の割合が少な
くなるために、止水テープの膨潤倍率が低くなり止水効
果が低下することがある。
【0049】本発明の止水テープに用いられる基材には
、特に制限はないが、たとえば、ポリオレフィン、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル(アクリ
ル)、ポリカーボネート、セルロース等からなる不織布
、織布、紙、フィルム等が挙げられる。なかでも、スパ
ンボンド法で製造されるポリエステル、アクリル等の長
繊維不織布シートが、強度、止水能力、非生分解性の点
で好ましい。
【0050】本発明の止水テープに固着される架橋重合
体粒子の重量は、特に制限はないが、乾燥重量として、
好ましくは5〜300g/m2 、特に好ましくは30
〜150g/m2 である。5g/m2 未満の付着量
では、得られる止水テープの止水効果が低い場合がある
。また、300g/m2 を越える付着量では、得られ
る止水テープの柔軟性が乏しくなるため作業性が悪くな
る場合がある。
【0051】本発明による止水ヤ−ンは、前記架橋重合
体の粒子をヤーン状基材の表面および/または空隙に固
着してなるものである。
【0052】このようにして得られる架橋重合体粒子を
基材に固着させることにより、本発明の止水ヤーンが得
られる。その際、架橋重合体粒子は、乾燥状態で基材に
固着してもよいし湿潤状態で基材に固着してもよい。
【0053】架橋重合体粒子を基材に固着して止水ヤー
ンにする方法としては種々あるが、たとえば次のような
方法を採用できる。
【0054】(1)架橋重合体粒子に必要により有機高
分子系バインダー、無機あるいは有機系の微粒子、繊維
状物質、界面活性剤、溶媒等を加えた固着用混合物を、
不織布、織布、紙、プラスチックフィルム等のシート状
またはフィルム状基材の片面または両面に塗布したり、
基材に固着用混合物を含浸したりする。その後、溶媒を
使用した場合には乾燥し、熱硬化性バインダーまたはヒ
ートシール性バインダーを使用した場合には熱処理を行
い、さらに束ねて止水ヤーンとする。
【0055】シート状またはフィルム状基材は、塗布ま
たは含浸処理する前または後に、スリットまたはスプリ
ット加工することが好ましい。スリットまたはスプリッ
ト加工することにより、得られる止水ヤーンの吸水速度
が向上し、初期止水効果が向上する。
【0056】(2)上記の固着用混合物を、合成繊維等
からなる長繊維に塗布したり含浸したりする。その後、
溶媒を使用した場合には乾燥し、熱硬化性バインダーま
たはヒートシール性バインダーを使用した場合には熱処
理を行い、さらに束ねて止水ヤーンとする。
【0057】(3)上記の固着用混合物を、プラスチッ
クフィルムや合成繊維等からなるヤーン状基材に塗布し
たり含浸したりする。その後、溶媒を使用した場合には
乾燥し、熱硬化性バインダーまたはヒートシール性バイ
ンダーを使用した場合には熱処理を行う。ヤーン状基材
は、塗布または含浸処理する前または後に、スリットま
たはスプリット加工することが好ましい。スリットまた
はスプリット加工することにより、得られる止水ヤーン
の吸水速度が向上し、初期止水効果が向上する。
【0058】これらの方法のなかでも、(3)の方法が
作業性および得られる止水ヤーンの止水効果の点で優れ
ており特に好ましい。
【0059】本発明の止水ヤーンを製造するには、必ず
しもバインダーを必要とせず、有機溶媒に架橋重合体粒
子を分散して得た混合物を、不織布、織布、紙、プラス
チックフィルム、合成繊維、天然繊維等からなるシート
状基材あるいはプラスチックフィルム、合成繊維、天然
繊維等からなるヤーン状基材に塗布または含浸するだけ
でも、架橋重合体粒子を基材に固着することができる。 しかし、このような方法で製造された止水ヤーンは、バ
インダーによる妨害がないため吸水速度に優れるが、架
橋重合体粒子が基材から脱落しやすくなることがある。
【0060】架橋重合体粒子の基材からの脱落を防ぐに
は、有機高分子系バインダーを使用することが好ましい
。有機高分子系バインダーの使用量は、架橋重合体10
0重量部に対して好ましくは5〜100重量部、さらに
好ましくは10〜50重量部である。有機高分子系バイ
ンダーの使用量が、100重量部を越える場合には、止
水ヤーンの吸水速度が小さくなって止水能力が低下する
ときがある。有機高分子系バインダーの使用量が5重量
部未満の場合には、基材への付着力が低下するため、ケ
ーブルへの組み込み等の取り扱い時に架橋重合体粒子が
脱落してしまうことがある。有機高分子系バインダーと
しては、止水テープに使用したものと同様のものが使用
できる。
【0061】本発明の止水ヤーンを製造するに際し、止
水能力等を向上させる目的で還元剤や種々の添加物を加
えることができる。このような添加物としては、止水テ
ープに使用したものと同様のものが使用できる。また、
無機系微粒子の平均粒子径および添加量も止水テープの
場合と同様である。
【0062】本発明の止水ヤーンに用いられる基材には
、特に制限はないが、材質として、たとえばポリオレフ
ィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリ
ル(アクリル)、ポリカーボネート、セルロース等が挙
げられ、また形状として、合成繊維、天然繊維等からな
るヤーン状基材、プラスチックフィルムからなるヤーン
状基材等が挙げられる。なかでも、ポリオレフィン、ポ
リエステル、ポリアミド等のプラスチックフィルムまた
は合成繊維の長繊維からなるヤーン状基材が、強度、止
水能力、非生分解性の点で好ましい。
【0063】前記ヤーン状基材の太さは、好ましくは5
00〜60000デニール、特に好ましくは1000〜
10000デニールである。500デニール未満では、
ケーブル化工程などでの取り扱い性が悪くなることがあ
り、60000デニールを越えると微細なケーブル内空
隙に充填することが困難となることがある。合成繊維ま
たはフィルム状基材に塗布または含浸後束ねて止水ヤー
ンとする場合でも、得られた止水ヤーンの太さが500
〜60000デニールの範囲であることが好ましい。
【0064】本発明の止水ヤーンに固着される架橋重合
体粒子の重量は、特に制限はないが、乾燥重量として、
好ましくは0.05〜30g/m、特に好ましくは0.
1〜5g/mである。0.05g/m未満の付着量では
、得られる止水ヤーンの止水効果が低い場合がある。 また、30g/mを越える付着量では、得られる止水ヤ
ーンの柔軟性が乏しくなるため作業性が悪くなる場合が
ある。
【0065】本発明の止水ヤーンは必要により撚り加工
を施しても良い。撚り加工を施すことにより止水ヤーン
の径が均一になりケーブル内に挿入しやすくなる。
【0066】
【実施例】以下、実施例により本発明をより詳細に説明
するが、本発明の範囲はこれらの実施例のみによって限
定されるものではない。
【0067】得られた止水剤および架橋重合体粒子の物
性、例えば吸水倍率、吸水速度、ゲル粘稠度、止水能力
は次の方法で測定した。
【0068】吸水倍率測定方法 止水剤または架橋重合体粒子(止水剤の場合は48me
sh  pass  100mesh  onに分級し
たもの)の試料0.2gを不織布製のティーバッグ式袋
(40mm×150mm)に均一に入れ、表1に示され
た塩濃度の人工海水に浸漬し、1時間後にこのティーバ
ッグ式袋を引き上げ、一定時間水きりした後、その重量
を測定し、以下の数式1で示される計算式により吸水倍
率を算出した。
【0069】
【表1】
【0070】
【数1】
【0071】吸水速度測定方法 図1は、吸水速度を測定するための装置を示す一部破断
図である。図1において、深さ40mm、低面積50.
2cm2 の円筒型容器1の底に不織布2を敷き、止水
剤または架橋重合体粒子(止水剤の場合は48mesh
  pass  100mesh  onに分級したも
の)の試料3を0.5g均一に散布してその上に不織布
4を載せる。91.6gの重さの穴あき蓋5を載せ、そ
の上部に距離センサー6を設置し、容器1に表1に示さ
れた塩濃度の人工海水50gを加える。試料3が吸水膨
潤して該穴あき蓋5を押上げた距離が最高値に到達する
までに要した時間を測定する。最高値に達したときの高
さの90%になる時間をもって吸水速度とした。
【0072】ゲル粘稠度測定方法 止水剤または架橋重合体粒子(止水剤の場合は48me
sh  pass  100mesh  onに分級し
たもの)の試料2.5gに3.5%NaCl水溶液35
gを加えて吸水ゲルを作成する。その吸水ゲルを深さ6
cm、底面積9cm2 の容器に入れて飯尾電機株式会
社製のネオカードメーターによりゲルの粘稠度を測定す
る。 ここでゲル粘稠度とは、ゲルを流動させることに対する
摩擦力の形で働く見掛けの粘性をいう。
【0073】止水能力測定方法 図2は、一部破断した止水能力を測定するための装置を
示す一部破断図である。図2において、内径15mm、
長さ2000mmのガラス管7内に直径11mm、長さ
2000mmのガラス棒8を入れ、ガラス管7の内壁か
らガラス棒8の表面までの間に2mmの間隔をとった。 この間隔に、18gのパルプシートの間に18gの止水
剤を挾持して得た止水剤とパルプとの混合物9を充填し
、模擬ケーブル10を作成した。なお、止水テープの場
合には、外径13.5mmで長さ2000mmのガラス
棒に止水テープを一重に巻き付けた後、これを前記ガラ
ス管内の間隙が均一になるように挿入して模擬ケーブル
を作成した。また、止水ヤーンの場合には、内径2mm
で長さ2000mmのガラス管内に1本の止水ヤーンを
挿入して模擬ケーブルを作成した。
【0074】この模擬ケーブル10を水平に保持し、模
擬ケーブル10の一方の端に、表1に示された塩濃度の
人工海水を満たした容器11をつなぎ、容器内の液面を
模擬ケーブルより1000mmの高さに保った。次に、
容器11下部のコック12を開き、人工海水を模擬ケー
ブルへ導いた。人工海水が模擬ケーブルに浸入していく
様子を観察した。模擬ケーブルの端から人工海水が浸入
した先端までの距離を人工海水導入1時間後に測定する
ことにより止水能力を評価した。なお、止水テープおよ
び止水ヤーンの場合には人工海水導入14日後にも止水
能力を評価した。
【0075】実施例1 500ml円筒型セパラブルフラスコにアクリル酸ナト
リウム31.3g(0.33モル)、アクリルアミド5
5.2g(0.78モル)、N,N−メチレンビスアク
リルアミド0.12g(0.0008モル)および水1
64.9gを仕込み均一に溶解させた。
【0076】フラスコ内を窒素置換した後、湯浴上で2
5℃に加熱し、20%過硫酸ナトリウム水溶液1.94
gおよび2%L−アスコルビン酸水溶液1.94gを添
加し、攪拌を停止して重合させた。重合開始後発熱し、
40分後に90℃まで上昇した。液温の上昇が停止した
時点でバス温を90℃まで昇温し、40分間熟成を行っ
た。得られた重合物を細分化した後、160℃で3時間
熱風乾燥し、粉砕して止水剤(1)を得た。得られた止
水剤(1)の物性を前記の方法で測定し、その結果を表
2に示す。
【0077】実施例2 得られた重合物を細分化し、35%亜硫酸水素ナトリウ
ム2.1gを添加し、160℃で3時間熱風乾燥した以
外は、実施例1の方法を繰り返した。得られた止水剤を
止水剤(2)と称する。得られた止水剤(2)の物性を
前記の方法で測定し、その結果を表2に示す。
【0078】実施例3 得られた重合物を細分化し、35%L−アスコルビン酸
水溶液1gを添加し、160℃で3時間熱風乾燥した以
外は、実施例1の方法を繰り返した。得られた止水剤を
止水剤(3)と称する。得られた止水剤(3)の物性を
前記の方法で測定し、その結果を表2に示す。
【0079】比較例1 アクリル酸ナトリウム31.3g(0.33モル)、ア
クリルアミド55.2g(0.78モル)、N,N−メ
チレンビスアクリルアミド0.12g(0.0008モ
ル)および水164.9gの代わりにアクリル酸ナトリ
ウム104.41g(1.11モル)、N,N−メチレ
ンビスアクリルアミド0.12g(0.0008モル)
および水303.3gを使用した以外は、実施例1の方
法を繰り返した。得られた止水剤を比較止水剤(1)と
称する。得られた比較止水剤(1)の物性を前記の方法
で測定し、その結果を表2に示す。
【0080】比較例2 得られた重合物を細分化した後、160℃で3時間熱風
乾燥し、粉砕した後その粉砕物100gに対して5gの
超微粒子状無水シリカAEROSIL−200(日本ア
エロジル株式会社製)を添加して混合した以外は、実施
例1の方法を繰り返した。得られた止水剤を比較止水剤
(2)と称する。得られた比較止水剤(2)の物性を前
記の方法で測定し、その結果を表2に示す。
【0081】比較例3 N,N−メチレンビスアクリルアミドの使用量を0.0
03g(0.00002モル)に代えた以外は、実施例
1の方法を繰り返した。
【0082】得られた止水剤を比較止水剤(3)と称す
る。得られた比較止水剤(3)の物性を前記の方法で測
定し、その結果を表2に示す。
【0083】比較例4 N,N−メチレンビスアクリルアミドの使用量を15g
(0.1モル)に代えた以外は、実施例1の方法を繰り
返した。
【0084】得られた止水剤を比較止水剤(4)と称す
る。得られた比較止水剤(4)の物性を前記の方法で測
定し、その結果を表2に示す。
【0085】比較例5 アクリル酸ナトリウム31.3g(0.33モル)、ア
クリルアミド55.2g(0.78モル)、N,N−メ
チレンビスアクリルアミド0.12g(0.0008モ
ル)および水164.9gの代わりにアクリル酸ナトリ
ウム5.6g(0.06モル)、アクリルアミド74.
6g(1.05モル)、N,N−メチレンビスアクリル
アミド0.12g(0.0008モル)および水151
.9gを使用した以外は、実施例1の方法を繰り返した
。得られた止水剤を比較止水剤(5)と称する。得られ
た比較止水剤(5)の物性を前記の方法で測定し、その
結果を表2に示す。
【0086】比較例6 アクリル酸ナトリウム31.3g(0.33モル)、ア
クリルアミド55.2g(0.78モル)、N,N−メ
チレンビスアクリルアミド0.12g(0.0008モ
ル)および水164.9gの代わりにアクリル酸ナトリ
ウム73.3g(0.78モル)、アクリルアミド23
.4g(0.33モル)、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.12g(0.0008モル)および水18
3.9gを使用した以外は、実施例1の方法を繰り返し
た。得られた止水剤を比較止水剤(6)と称する。得ら
れた比較止水剤(6)の物性を前記の方法で測定し、そ
の結果を表2に示す。
【0087】
【表2】
【0088】実施例4 500ml円筒型セパラブルフラスコにアクリル酸ナト
リウム31.3g(0.33モル)、アクリルアミド5
5.2g(0.78モル)、N,N−メチレンビスアク
リルアミド0.20g(0.0013モル)および水1
65gを仕込み均一に溶解させた。フラスコ内を窒素置
換した後、湯浴上で25℃に加熱し、20%過硫酸ナト
リウム水溶液1.94gおよび2%L−アスコルビン酸
水溶液1.94gを添加し、攪拌を停止して重合させた
。得られた重合物を細分化した後、160℃で3時間乾
燥し、粉砕して平均粒子径45μmの架橋重合体粒子(
1)を得た。得られた架橋重合体粒子(1)の物性を前
記の方法で測定し、その結果を表3に示す。
【0089】実施例5 実施例4で得られた重合物を細分化し、35%亜硫酸水
素ナトリウム2.1gを添加した後、160℃で3時間
乾燥し、粉砕して平均粒子径46μmの架橋重合体粒子
(2)を得た。得られた架橋重合体粒子(2)の物性を
前記の方法で測定し、その結果を表3に示す。
【0090】実施例6 実施例4で用いたアクリル酸ナトリウム31.3g、ア
クリルアミド55.2g、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.20gおよび水165gの代わりにアクリ
ル酸ナトリウム31.3g(0.33モル)、アクリル
酸10.3g(0.11モル)、アクリルアミド47.
3g(0.67モル)、N,N−メチレンビスアクリル
アミド0.31g(0.0020モル)および水165
gを使用した以外は、実施例4の操作を繰り返し平均粒
子径15μmの架橋重合体粒子(3)を得た。得られた
架橋重合体粒子(3)の物性を前記の方法で測定し、そ
の結果を表3に示す。
【0091】比較例7 実施例4で用いたアクリル酸ナトリウム31.3g、ア
クリルアミド55.2g、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.20gおよび水165gの代わりにアクリ
ル酸ナトリウム104.4g(1.11モル)、N,N
−メチレンビスアクリルアミド0.20g(0.001
3モル)および水303gを使用した以外は、実施例4
の操作を繰り返した。得られた平均粒子径46μmの比
較架橋重合体粒子(1)の物性を前記の方法で測定し、
その結果を表3に示す。
【0092】比較例8 実施例4で用いたアクリル酸ナトリウム31.3g、ア
クリルアミド55.2g、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.20gおよび水165gの代わりにアクリ
ル酸ナトリウム31.3g(0.33モル)、アクリル
アミド55.2g(0.78モル)、N,N−メチレン
ビスアクリルアミド0.077g(0.0005モル)
および水165gを使用した以外は、実施例4の操作を
繰り返した。得られた重合物を細分化し、35%亜硫酸
水素ナトリウム8.9gを添加し、160℃で3時間乾
燥し、粉砕して平均粒子径44μmの比較架橋重合体粒
子(2)を得た。得られた比較架橋重合体粒子(2)の
物性を前記の方法で測定し、その結果を表3に示す。
【0093】比較例9 実施例4で用いたN,N−メチレンビスアクリルアミド
0.20gの代わりに、N,N−メチレンビスアクリル
アミド0.002g(0.000012モル)を使用し
た以外は、実施例4の操作を繰り返した。得られた平均
粒子径45μmの比較架橋重合体粒子(3)の物性を前
記の方法で測定し、その結果を表3に示す。
【0094】比較例10 実施例4で用いたN,N−メチレンビスアクリルアミド
0.20gの代わりに、N,N−メチレンビスアクリル
アミド15g(0.1モル)を使用した以外は、実施例
4の操作を繰り返した。得られた平均粒子径45μmの
比較架橋重合体粒子(4)の物性を前記の方法で測定し
、その結果を表3に示す。
【0095】比較例11 実施例4で用いたアクリル酸ナトリウム31.3g、ア
クリルアミド55.2g、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.20gおよび水165gの代わりにアクリ
ル酸ナトリウム5.6g(0.06モル)、アクリルア
ミド74.6g(1.05モル)、N,N−メチレンビ
スアクリルアミド0.20g(0.0013モル)およ
び水151gを使用した以外は、実施例4の操作を繰り
返した。得られた平均粒子径47μmの比較架橋重合体
粒子(5)の物性を前記の方法で測定し、その結果を表
3に示す。
【0096】比較例12 実施例4で用いたアクリル酸ナトリウム31.3g、ア
クリルアミド55.2g、N,N−メチレンビスアクリ
ルアミド0.20gおよび水165gの代わりにアクリ
ル酸ナトリウム73.3g(0.78モル)、アクリル
アミド23.4g(0.33モル)、N,N−メチレン
ビスアクリルアミド0.20g(0.0013モル)お
よび水183gを使用した以外は、実施例4の操作を繰
り返した。得られた平均粒子径43μmの比較架橋重合
体粒子(6)の物性を前記の方法で測定し、その結果を
表3に示す。
【0097】
【表3】
【0098】実施例7〜9および比較例13〜18平均
分子量80万のポリエチレンオキサイド30重量部およ
びトリエチレンジアミン0.05重量部をアセトニトリ
ル470重量部に加えて溶解した後、これに2,4−ト
リレンジイソシアネート0.1重量部を加え、窒素気流
中70℃で5時間反応して、親水基ポリウレタンを得た
。この溶液に実施例4〜6で得られた架橋重合体粒子(
1)〜(3)および比較例7〜12で得られた比較架橋
重合体粒子(1)〜(6)のそれぞれ1種100重量部
を加えて固着用組成物を調製した。
【0099】この固着用組成物をポリエステル長繊維ス
パンボンド不織布シート(旭化成工業株式会社製エルタ
スE5030)の両面に塗布し、乾燥して本発明の止水
テープ(1)〜(3)および比較止水テープ(1)〜(
6)を得た。この止水テープの厚さは約140μmであ
り架橋重合体粒子の付着量は約70g/m2 であった
。得られた止水テープの止水能力を前記の方法で評価し
た。その結果を表4に示す。
【0100】
【表4】
【0101】実施例10〜12および比較例19〜24
メチルメタクリレート35重量%、ブチルアクリレート
40重量%、アクリル酸15重量%およびヒドロキシエ
チルメタクリレート10重量%からなる単量体混合物を
重合して得られる平均分子量6万のポリアクリル酸エス
テル20重量部、実施例4〜6で得られた架橋重合体粒
子(1)〜(3)および比較例7〜12で得られた比較
架橋重合体粒子(1)〜(6)のそれぞれ1種100重
量部、無機系微粒子としてホワイトカーボン50重量部
、界面活性剤としてノニルフェノールエトキシレート(
旭電化工業株式会社製アデカトールNP−650)0.
5重量部およびイソプロピルアルコール40重量部を混
合して固着用組成物を調製した。
【0102】この固着用組成物を厚さ50μmのポリウ
レタンフィルムの両面に塗布して乾燥し、本発明の止水
テープ(4)〜(6)および比較止水テープ(7)〜(
12)を得た。この止水テープの厚さは約140μmで
あり、架橋重合体粒子の付着量は約60g/m2 であ
った。得られた止水テープの止水能力を前記の方法で評
価し、その結果を表5に示す。
【0103】比較例25 500ml円筒型セパラブルフラスコにアクリル酸ナト
リウム31.3g(0.33モル)、アクリル酸10.
3g(0.11モル)、アクリルアミド47.3g(0
.67モル)および水350gを仕込み均一に溶解させ
た。フラスコ内を窒素置換した後、湯浴上で25℃に加
熱し、20%過硫酸ナトリウム水溶液4gおよび2%L
−アスコルビン酸水溶液4gを添加し、攪拌を停止して
重合させた。得られた重合物に、水400gおよびエチ
レングリコールジグリシジルエーテル0.90g(0.
0052モル)を添えて固着用水溶液を得た。
【0104】この固着用水溶液にポリエステル長繊維ス
パンボンド不織布シート(旭化成工業株式会社製エルタ
スE5030)を含浸した後引き上げて、120℃の温
度で加熱、乾燥した。さらに、この含浸および加熱乾燥
を繰り返して架橋重合体の付着したシートを得た。この
シートの厚さは50μmであり、固着用水溶液の加熱、
乾燥により生成した架橋重合体の付着量は20g/m2
 であった。このシートを3枚重ねて比較止水テープ(
13)とした。得られた比較止水テープ(13)の止水
能力を前記の方法で評価し、その結果を表5に示す。
【0105】
【表5】
【0106】実施例13〜15および比較例26〜31
平均分子量80万のポリエチレンオキサイド30重量部
およびトリエチレンジアミン0.05重量部をアセトニ
トリル470重量部に加えて溶解した後、これに2,4
−トリレンジイソシアネート0.1重量部を加え、窒素
気流中70℃で5時間反応して、親水基ポリウレタンを
得た。この溶液に実施例4〜6で得られた架橋重合体粒
子(1)〜(3)および比較例7〜12で得られた比較
架橋重合体粒子(1)〜(6)のそれぞれ1種200重
量部を加えて固着用組成物を調製した。
【0107】この固着用組成物をポリプロピレンスプリ
ットヤーン(石本マラオン株式会社製マイリットN、4
000デニール)に含浸し、乾燥して本発明の止水ヤー
ン(1)〜(3)および比較止水ヤーン(1)〜(6)
を得た。この止水ヤーンにおける架橋重合体粒子の付着
量は0.9g/mであった。得られた止水ヤーンの止水
能力を前記の方法で評価し、その結果を表6に示す。
【0108】
【表6】
【0109】実施例16〜18および比較例32〜37
メチルメタクリレート35重量%、ブチルアクリレート
40重量%、アクリル酸15重量%およびヒドロキシエ
チルメタクリレート10重量%からなる単量体混合物を
重合して得られる平均分子量6万のポリアクリル酸エス
テル10重量部、実施例4〜6で得られた架橋重合体粒
子(1)〜(3)および比較例7〜12で得られた比較
架橋重合体粒子(1)〜(6)のそれぞれ1種100重
量部、無機系微粒子としてホワイトカーボン30重量部
、界面活性剤としてノニルフェノールエトキシレート(
旭電化工業株式会社製アデカトールNP−650)0.
5重量部およびイソプロピルアルコール40重量部を混
合して固着用組成物を調製した。
【0110】この固着用組成物をポリプロピレンスプリ
ットヤーン(石本マラオン株式会社製マイリットN、4
000デニール)に含浸し、乾燥して本発明の止水ヤー
ン(4)〜(6)および比較止水ヤーン(7)〜(12
)を得た。この止水ヤーンにおける架橋重合体粒子の付
着量は0.8g/mであった。得られた止水ヤーンの止
水能力を前記の方法で評価し、その結果を表7に示す。
【0111】比較例38 500ml円筒型セパラブルフラスコにアクリル酸ナト
リウム31.3g(0.33モル)、アクリル酸10.
3g(0.11モル)、アクリルアミド47.3g(0
.67モル)および水350gを仕込み均一に溶解させ
た。フラスコ内を窒素置換した後、湯浴上で25℃に加
熱し、20%過硫酸ナトリウム水溶液4gおよび2%L
−アスコルビン酸水溶液4gを添加し、攪拌を停止して
重合させた。得られた重合物に、水400gおよびエチ
レングリコールジグリシジルエーテル0.90g(0.
0052モル)を添えて固着用水溶液を得た。
【0112】この固着用水溶液にポリプロピレンスプリ
ットヤーン(石本マラオン株式会社製マイリットN、4
000デニール)に含浸した後引き上げて、120℃の
温度で加熱、乾燥した。さらに、この含浸および加熱乾
燥を繰り返して架橋重合体の付着した比較止水ヤーン(
13)を得た。この比較止水ヤーン(13)において、
固着用水溶液の加熱、乾燥により生成した架橋重合体の
付着量は0.9g/mであった。得られた比較止水ヤー
ン(13)の止水能力を前記の方法で評価し、その結果
を表7に示す。
【0113】
【表7】
【0114】
【発明の効果】本発明の止水剤を使用すれば、ケーブル
のシース内に海水や地下水などが浸入した場合に、海水
などが捕獲されシース内を水がさらに移動することがな
く、長期間にわたり安定した止水能力と優れた耐久性を
有するケーブルが得られる。
【0115】また、本発明の該止水剤を含有してなる複
合止水材としての止水テープおよび止水ヤーは、海水、
地下水、血液、尿、セメント水等のような塩類を含む水
性液体に対しても優れた止水効果を発揮し、かつ、長期
間にわたり止水効果を持続するため、光ケーブル用の押
さえ巻きテープ、光ケーブル用吸水性止水テープ、電力
ケーブル用止水テープ、通信ケーブル用止水テープなど
に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いた吸水速度を測定するた
めの装置を示す一部破断した説明図である。
【図2】本発明の実施例で用いた止水能力を測定するた
めの装置を示す一部破断した説明図である。
【符号の説明】
1...容器 2...不織布 3...止水剤または架橋重合体粒子の試料4...不
織布 5...穴あき蓋 6...距離センサー 7...ガラス管 8...ガラス棒 9...混合物 10...模擬ケーブル 11...人工海水を満たした容器 12...コック

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (メタ)アクリル酸および(メタ)ア
    クリル酸塩よりなる群から選ばれた少なくとも1種の(
    メタ)アクリル化合物と(メタ)アクリルアミドとのモ
    ル比が1:9〜5:5である該(メタ)アクリル化合物
    と該(メタ)アクリルアミドよりなる単量体混合物を重
    合して得られ、人工海水に対する平衡吸水倍率の90%
    に達するまでの時間で表わされる吸水速度が8分以下、
    該人工海水に対する吸水倍率が自重の8倍以上であり、
    かつゲル粘稠度が0.6×105 〜2.5×105 
    dyne・s/cm3 である架橋重合体よりなるケー
    ブル用止水剤。
  2. 【請求項2】  前記(メタ)アクリル酸と(メタ)ア
    クリル酸塩とのモル比が5:5〜0:10である請求項
    1に記載の止水剤。
  3. 【請求項3】  前記(メタ)アクリル化合物と前記(
    メタ)アクリルアミドとのモル比が2:8〜4:6であ
    る請求項1に記載の止水剤。
  4. 【請求項4】  前記架橋重合体が還元剤で処理されて
    なる請求項1に記載の止水剤。
  5. 【請求項5】  前記架橋重合体が基材に担持されてな
    る複合止水材。
  6. 【請求項6】  前記基材がテープ状物である請求項5
    に記載の複合止水材。
  7. 【請求項7】  前記基材がヤーン状物である請求項5
    に記載の複合止水材。
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