JPH04367678A - ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH04367678A JPH04367678A JP3170720A JP17072091A JPH04367678A JP H04367678 A JPH04367678 A JP H04367678A JP 3170720 A JP3170720 A JP 3170720A JP 17072091 A JP17072091 A JP 17072091A JP H04367678 A JPH04367678 A JP H04367678A
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- JP
- Japan
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- head
- head shell
- heat treatment
- golf club
- alloy
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTi(チタン)合金製の
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関し、特に、強
度及び伸びを向上させたゴルフクラブヘッド及びその製
造方法に関する。
ゴルフクラブヘッド及びその製造方法に関し、特に、強
度及び伸びを向上させたゴルフクラブヘッド及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ドライバ等のメタルウッドといわれるゴ
ルフクラブは、金属製の中空のヘッドシェルに、フォー
ゼル部を介してシャフトが連結されて構成されている。 従来のメタルウッドクラブのヘッドの製造方法としては
、以下に示すものがある。先ず、ゴルフクラブヘッドを
、フェース面部、上面部及びそれ以外の本体部に3分割
し、各部品をプレスで製造した後、これをシャフトの基
端部と共に溶着して一体化することによりクラブを製造
するものがある(実開昭58−185251号)。また
、ヘッドを複数部分に分割し、各部分を純チタン鋼板に
より作製した後、これを溶接により組み合わせてゴルフ
クラブヘッドを製造するものもある(特開平1−320
076号)。更に、精密鋳造法によりチタン又はチタン
合金を中空状に鋳造して、ゴルフクラブヘッドを製造す
る方法がある(特開平2−191474号)。このチタ
ン合金としては、Ti−6%Al−4%V(いずれも重
量%)が例示されている。
ルフクラブは、金属製の中空のヘッドシェルに、フォー
ゼル部を介してシャフトが連結されて構成されている。 従来のメタルウッドクラブのヘッドの製造方法としては
、以下に示すものがある。先ず、ゴルフクラブヘッドを
、フェース面部、上面部及びそれ以外の本体部に3分割
し、各部品をプレスで製造した後、これをシャフトの基
端部と共に溶着して一体化することによりクラブを製造
するものがある(実開昭58−185251号)。また
、ヘッドを複数部分に分割し、各部分を純チタン鋼板に
より作製した後、これを溶接により組み合わせてゴルフ
クラブヘッドを製造するものもある(特開平1−320
076号)。更に、精密鋳造法によりチタン又はチタン
合金を中空状に鋳造して、ゴルフクラブヘッドを製造す
る方法がある(特開平2−191474号)。このチタ
ン合金としては、Ti−6%Al−4%V(いずれも重
量%)が例示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来のゴルフクラブヘッドは、いずれも強度が十分で
はなく、ヘッドを大型化するとその耐久性が低下するた
め、従来の技術は大型のヘッドの製造には適していない
という欠点がある。このため、従来のゴルフクラブヘッ
ドはその体積が高々210ccである。
の従来のゴルフクラブヘッドは、いずれも強度が十分で
はなく、ヘッドを大型化するとその耐久性が低下するた
め、従来の技術は大型のヘッドの製造には適していない
という欠点がある。このため、従来のゴルフクラブヘッ
ドはその体積が高々210ccである。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、強度及び伸びなどの機械的性質が優れてお
り、ヘッドの大型化が可能で、耐久性及びクラブ性能が
優れたゴルフクラブヘッド及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
のであって、強度及び伸びなどの機械的性質が優れてお
り、ヘッドの大型化が可能で、耐久性及びクラブ性能が
優れたゴルフクラブヘッド及びその製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るゴルフクラ
ブヘッドは、ヘッドシェルの少なくとも一部が、Al;
3〜6%、V;2〜4%、Mo;1〜3%、Fe;1〜
3%、残部Ti及び不可避的不純物の組成を有するTi
合金により成形されており、フェース厚さが2〜4mm
、ヘッド体積が210cc以上であることを特徴とする
。
ブヘッドは、ヘッドシェルの少なくとも一部が、Al;
3〜6%、V;2〜4%、Mo;1〜3%、Fe;1〜
3%、残部Ti及び不可避的不純物の組成を有するTi
合金により成形されており、フェース厚さが2〜4mm
、ヘッド体積が210cc以上であることを特徴とする
。
【0006】また、本発明に係るゴルフクラブヘッドの
製造方法は、Al;3〜6%、V;2〜4%、Mo;1
〜3%、Fe;1〜3%、残部Ti及び不可避的不純物
の組成を有するTi合金板により、ヘッドシェルの少な
くとも一部を成形し、700乃至900℃に10乃至3
00分加熱して溶体化処理し、更に400乃至600℃
に1乃至20時間加熱して時効処理することを特徴とす
る。
製造方法は、Al;3〜6%、V;2〜4%、Mo;1
〜3%、Fe;1〜3%、残部Ti及び不可避的不純物
の組成を有するTi合金板により、ヘッドシェルの少な
くとも一部を成形し、700乃至900℃に10乃至3
00分加熱して溶体化処理し、更に400乃至600℃
に1乃至20時間加熱して時効処理することを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明においては、所定の組成のTi合金によ
り、ヘッドシェルの少なくとも一部を成形するから、素
材自体の強度が著しく高まり、十分な耐久性を確保しつ
つその大型化が可能である。このように、実用上十分な
強度を具備しつつヘッドを大型化することができるので
、本発明により、性能が優れたゴルフクラブを得ること
ができる。
り、ヘッドシェルの少なくとも一部を成形するから、素
材自体の強度が著しく高まり、十分な耐久性を確保しつ
つその大型化が可能である。このように、実用上十分な
強度を具備しつつヘッドを大型化することができるので
、本発明により、性能が優れたゴルフクラブを得ること
ができる。
【0008】以下、本発明のゴルフクラブヘッドを構成
するTi合金素材の成分添加理由及び組成限定理由につ
いて説明する。 Al(アルミニウム):AlはTi合金のα相に固溶し
てα相の強度を高める作用を有する。しかし、Alの含
有量が3%未満であると、α相強化の効果が不十分であ
る。一方、Alの含有量が6%を超えると、α相の量が
増加し過ぎる。このため、Alの含有量は3〜6%にす
る。 V(バナジウム):Vはα相及びβ相に固溶して、これ
らの相を強化するという作用を有する。しかし、V含有
量が2%未満であると、α相及びβ相の強化の効果が不
十分であり、V含有量が4%を超えると、α相の量が減
少してしまう。このため、V含有量は2〜4%にする。 Mo(モリブデン):MoはTi合金のβ相に強してβ
相の強度を高める。しかし、Mo含有量が1%未満であ
ると、β相の強化の効果が不十分である。一方、Mo含
有量が3%を超えると、比重が大きくなり、比強度が低
下する。このため、Mo含有量は1〜3%にする。 Fe(鉄):FeはTi合金のβ相に固溶してβ相の強
度を高める作用を有する。しかし、Fe含有量が1%未
満の場合は、β相強化の効果が不十分であり、Fe含有
量が3%を超えると、α相の量が減少してしまう。この
ため、Fe含有量は1〜3%にする。 Ti及び不可避的不純物:残部がTi及び不可避的不純
物である。この不可避的不純物としては、C(炭素),
N(窒素),O(酸素),H(水素)等がある。この場
合に、これらの不純物の含有量はC:0.10%以下、
N:0.05%以下、O:0.20%以下、H:0.0
13%以下に規制することが好ましい。
するTi合金素材の成分添加理由及び組成限定理由につ
いて説明する。 Al(アルミニウム):AlはTi合金のα相に固溶し
てα相の強度を高める作用を有する。しかし、Alの含
有量が3%未満であると、α相強化の効果が不十分であ
る。一方、Alの含有量が6%を超えると、α相の量が
増加し過ぎる。このため、Alの含有量は3〜6%にす
る。 V(バナジウム):Vはα相及びβ相に固溶して、これ
らの相を強化するという作用を有する。しかし、V含有
量が2%未満であると、α相及びβ相の強化の効果が不
十分であり、V含有量が4%を超えると、α相の量が減
少してしまう。このため、V含有量は2〜4%にする。 Mo(モリブデン):MoはTi合金のβ相に強してβ
相の強度を高める。しかし、Mo含有量が1%未満であ
ると、β相の強化の効果が不十分である。一方、Mo含
有量が3%を超えると、比重が大きくなり、比強度が低
下する。このため、Mo含有量は1〜3%にする。 Fe(鉄):FeはTi合金のβ相に固溶してβ相の強
度を高める作用を有する。しかし、Fe含有量が1%未
満の場合は、β相強化の効果が不十分であり、Fe含有
量が3%を超えると、α相の量が減少してしまう。この
ため、Fe含有量は1〜3%にする。 Ti及び不可避的不純物:残部がTi及び不可避的不純
物である。この不可避的不純物としては、C(炭素),
N(窒素),O(酸素),H(水素)等がある。この場
合に、これらの不純物の含有量はC:0.10%以下、
N:0.05%以下、O:0.20%以下、H:0.0
13%以下に規制することが好ましい。
【0009】また、上述の組成を有するTi合金により
成形されたヘッドは、そのフェース部の厚さが2〜4m
mであることが必要である。また、ヘッドシェルの体積
は210cc以上である。
成形されたヘッドは、そのフェース部の厚さが2〜4m
mであることが必要である。また、ヘッドシェルの体積
は210cc以上である。
【0010】次に、本発明の製造方法について説明する
。
。
【0011】先ず、上記組成のTi合金の板を塑性加工
により所定のヘッド形状に成形する。この場合に、ヘッ
ドシェルをフェース部、ソール部及びクラウン部等に複
数個に分割し、各部分を前記Ti合金の板を例えば熱間
プレス成形等により成形する。そして、これらの各部分
を、例えば、丸棒から削りだしたフォーゼル部と共にヘ
ッドシェル形状に組み合わせ、溶接等の接合手段により
相互に固定する。
により所定のヘッド形状に成形する。この場合に、ヘッ
ドシェルをフェース部、ソール部及びクラウン部等に複
数個に分割し、各部分を前記Ti合金の板を例えば熱間
プレス成形等により成形する。そして、これらの各部分
を、例えば、丸棒から削りだしたフォーゼル部と共にヘ
ッドシェル形状に組み合わせ、溶接等の接合手段により
相互に固定する。
【0012】次いで、成形されたヘッドシェルをフォー
ゼル部と共に、溶体化熱処理する。これにより、強度及
び伸びを十分に高めることができる。この溶体化熱処理
温度は700〜900℃、好ましくは800〜850℃
である。また、溶体化熱処理時間は10〜300分、好
ましくは30〜120分である。
ゼル部と共に、溶体化熱処理する。これにより、強度及
び伸びを十分に高めることができる。この溶体化熱処理
温度は700〜900℃、好ましくは800〜850℃
である。また、溶体化熱処理時間は10〜300分、好
ましくは30〜120分である。
【0013】溶体化熱処理温度が700℃未満の場合は
、機械的強度が低下する。また、溶体化熱処理温度が9
00℃を超えると、伸びが低下する。従って、溶体化熱
処理温度は700〜900℃にする。この溶体化熱処理
による強度及び伸びの向上効果をより一層高めるために
は、溶体化熱処理温度を800〜850℃にするのが好
ましい。
、機械的強度が低下する。また、溶体化熱処理温度が9
00℃を超えると、伸びが低下する。従って、溶体化熱
処理温度は700〜900℃にする。この溶体化熱処理
による強度及び伸びの向上効果をより一層高めるために
は、溶体化熱処理温度を800〜850℃にするのが好
ましい。
【0014】また、溶体化熱処理時間が10分未満の場
合は溶体化熱処理の効果が不十分であり、逆に溶体化熱
処理時間が300分を超えると、その効果は飽和するた
め、無駄である。このため、溶体化熱処理時間は10〜
300分とする。同様に、強度及び伸びの向上を確実な
ものとするためには溶体化熱処理時間を30〜120分
にすることが好ましい。
合は溶体化熱処理の効果が不十分であり、逆に溶体化熱
処理時間が300分を超えると、その効果は飽和するた
め、無駄である。このため、溶体化熱処理時間は10〜
300分とする。同様に、強度及び伸びの向上を確実な
ものとするためには溶体化熱処理時間を30〜120分
にすることが好ましい。
【0015】溶体化熱処理後、ヘッドシェルを時効処理
する。これにより、機械的強度を高めることができる。 この時効処理においては、400乃至600℃、好まし
くは450〜550℃に1〜20時間、好ましくは5〜
10時間加熱する。
する。これにより、機械的強度を高めることができる。 この時効処理においては、400乃至600℃、好まし
くは450〜550℃に1〜20時間、好ましくは5〜
10時間加熱する。
【0016】時効熱処理温度が400℃未満の場合は、
伸びが減少する。また、時効熱処理温度が600℃を超
えると、機械的強度が低下する。従って、時効熱処理温
度は400〜600℃にする。この時効熱処理による強
度及び伸びの向上効果をより一層高めるためには、時効
熱処理温度を450〜550℃にするのが好ましい。ま
た、時効熱処理時間が1時間未満の場合は伸びが減少し
、逆に時効熱処理時間が20時間を超えると、機械的強
度が低下する。このため、時効熱処理時間は1〜20時
間とする。同様に、強度及び伸びの向上を確実なものと
するためには時効熱処理時間を5〜10時間にすること
が好ましい。
伸びが減少する。また、時効熱処理温度が600℃を超
えると、機械的強度が低下する。従って、時効熱処理温
度は400〜600℃にする。この時効熱処理による強
度及び伸びの向上効果をより一層高めるためには、時効
熱処理温度を450〜550℃にするのが好ましい。ま
た、時効熱処理時間が1時間未満の場合は伸びが減少し
、逆に時効熱処理時間が20時間を超えると、機械的強
度が低下する。このため、時効熱処理時間は1〜20時
間とする。同様に、強度及び伸びの向上を確実なものと
するためには時効熱処理時間を5〜10時間にすること
が好ましい。
【0017】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。
について説明する。
【0018】図1は本発明の実施例方法を説明するため
の斜視図である。本実施例においては、ヘッドシェルを
フェース部1、ソール部2及びクラウン部3の3個に分
割し、各部品をホーゼル部4と共に、組み立てて固定す
る。フェース部1はヘッドシェルの打球面を構成し、そ
の上端部1aはクラウン部3側に若干延出している。こ
の上端部1aにより、打球時の衝撃がクラウン部3に伝
達されやすくなる。ソール部2はヘッドシェルの形状の
大部分を型どるものであり、その前面部の欠落部にフェ
ース部1が嵌め込まれる。ソール部2の上面部の欠落部
にはクラウン部3が嵌め込まれる。そして、ソール部2
及びクラウン部3の一側部は組み合わされてネック部を
構成し、このネック部にホーゼル部4の下半部が嵌入さ
れる。ホーゼル部4はその上半部が若干大径になってお
り、この上半部にシャフトを挿入して固定するための孔
5がホーゼル部4に同軸的に形成されている。
の斜視図である。本実施例においては、ヘッドシェルを
フェース部1、ソール部2及びクラウン部3の3個に分
割し、各部品をホーゼル部4と共に、組み立てて固定す
る。フェース部1はヘッドシェルの打球面を構成し、そ
の上端部1aはクラウン部3側に若干延出している。こ
の上端部1aにより、打球時の衝撃がクラウン部3に伝
達されやすくなる。ソール部2はヘッドシェルの形状の
大部分を型どるものであり、その前面部の欠落部にフェ
ース部1が嵌め込まれる。ソール部2の上面部の欠落部
にはクラウン部3が嵌め込まれる。そして、ソール部2
及びクラウン部3の一側部は組み合わされてネック部を
構成し、このネック部にホーゼル部4の下半部が嵌入さ
れる。ホーゼル部4はその上半部が若干大径になってお
り、この上半部にシャフトを挿入して固定するための孔
5がホーゼル部4に同軸的に形成されている。
【0019】ヘッドシェルのフェース部1、ソール部2
及びクラウン部3は前述の組成のTi合金により成形さ
れている。このTi合金の一例としては、4.7%Al
、2.9%V、2.0%Mo、2.1%Fe、残部Ti
及び不可避的不純物からなるものがある。先ず、このよ
うな組成のTi合金を例えば真空アーク再溶解法により
溶製し、凝固させた後、この鋳塊を熱間鍛造し、更に熱
間圧延及び冷間圧延を施して薄板にする。
及びクラウン部3は前述の組成のTi合金により成形さ
れている。このTi合金の一例としては、4.7%Al
、2.9%V、2.0%Mo、2.1%Fe、残部Ti
及び不可避的不純物からなるものがある。先ず、このよ
うな組成のTi合金を例えば真空アーク再溶解法により
溶製し、凝固させた後、この鋳塊を熱間鍛造し、更に熱
間圧延及び冷間圧延を施して薄板にする。
【0020】その後、このTi合金薄板を熱間プレス加
工することにより、図1に示す形状のフェース部1、ソ
ール部2及びクラウン部3を成形する。この熱間プレス
加工は、700〜1100℃、好ましくは800〜85
0℃にて行う。なお、フォーゼル部4は例えば丸棒から
削り出すことにより成形する。
工することにより、図1に示す形状のフェース部1、ソ
ール部2及びクラウン部3を成形する。この熱間プレス
加工は、700〜1100℃、好ましくは800〜85
0℃にて行う。なお、フォーゼル部4は例えば丸棒から
削り出すことにより成形する。
【0021】次いで、得られた各部品をヘッドシェルの
形状に組み立て、各部品を例えば溶接により相互に固定
する。これにより、例えば220ccの体積を有するヘ
ッドシェルが得られる。
形状に組み立て、各部品を例えば溶接により相互に固定
する。これにより、例えば220ccの体積を有するヘ
ッドシェルが得られる。
【0022】その後、ヘッドシェルを例えばArガス中
で800℃に1時間加熱して溶体化処理した後、急冷し
、更に510℃に6時間加熱して時効処理する。これに
より、強度及び伸びが優れたヘッドシェルが得られる。 例えば、上記条件で熱処理した場合には、耐力が1.2
0GPa、引張り強さが1.30GPa、伸びが6%の
ヘッドシェルが得られた。
で800℃に1時間加熱して溶体化処理した後、急冷し
、更に510℃に6時間加熱して時効処理する。これに
より、強度及び伸びが優れたヘッドシェルが得られる。 例えば、上記条件で熱処理した場合には、耐力が1.2
0GPa、引張り強さが1.30GPa、伸びが6%の
ヘッドシェルが得られた。
【0023】なお、ヘッドシェルの分割態様は上記実施
例のように3分割に限らないことは勿論である。例えば
、図3に示すように、クラウン部とフェース部とを一体
にした2分割のヘッドシェル6、ソール部とフェース部
とを一体にした2分割のヘッドシェル7、及びフェース
部、クラウン部、ソール部の外、ヘッド後部も分割した
4分割のヘッドシェル8等、種々のものが可能である。
例のように3分割に限らないことは勿論である。例えば
、図3に示すように、クラウン部とフェース部とを一体
にした2分割のヘッドシェル6、ソール部とフェース部
とを一体にした2分割のヘッドシェル7、及びフェース
部、クラウン部、ソール部の外、ヘッド後部も分割した
4分割のヘッドシェル8等、種々のものが可能である。
【0024】次に、本発明方法によりヘッドシェルを製
造し、その特性を評価した結果について説明する。下記
表1は、本発明の実施例方法により製造したゴルフクラ
ブヘッドの機械的特性を、従来のヘッドと比較して示す
ものである。
造し、その特性を評価した結果について説明する。下記
表1は、本発明の実施例方法により製造したゴルフクラ
ブヘッドの機械的特性を、従来のヘッドと比較して示す
ものである。
【0025】
【表1】
【0026】このように、本発明の場合には、耐力及び
引張り強さ等の材料強度が高いので、ヘッドシェルを大
型化することができ、クラブ性能を向上させることがで
きる。
引張り強さ等の材料強度が高いので、ヘッドシェルを大
型化することができ、クラブ性能を向上させることがで
きる。
【0027】
【表2】
【0028】次に、上記3種類のゴルフクラブについて
、その体積を種々設定し、夫々慣性モーメント及び耐久
性等のクラブ性能を比較試験した結果について説明する
。
、その体積を種々設定し、夫々慣性モーメント及び耐久
性等のクラブ性能を比較試験した結果について説明する
。
【0029】前記表2は上記クラブの体積と慣性モーメ
ント及び耐久性との関係を示すものである。但し、耐久
性はヘッド速度が40m/秒、ヘッド重量が200gの
条件で測定したものである。
ント及び耐久性との関係を示すものである。但し、耐久
性はヘッド速度が40m/秒、ヘッド重量が200gの
条件で測定したものである。
【0030】この表2から明らかなように、本発明にお
いては、220〜250ccという大型のヘッドシェル
であっても、耐久性が極めて優れており、従ってヘッド
シェルの大型化が可能である。これにより、大きな慣性
モーメントを得ることができる。
いては、220〜250ccという大型のヘッドシェル
であっても、耐久性が極めて優れており、従ってヘッド
シェルの大型化が可能である。これにより、大きな慣性
モーメントを得ることができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、所定の成分を含有する
Ti合金を使用してヘッドシェルを成形し、溶体化処理
条件及び時効処理条件を所定のものにするから、高強度
のゴルフクラブヘッドを得ることができ、これによりヘ
ッドを大型化することができる。このため、本発明はク
ラブ性能の向上に著しく寄与する。
Ti合金を使用してヘッドシェルを成形し、溶体化処理
条件及び時効処理条件を所定のものにするから、高強度
のゴルフクラブヘッドを得ることができ、これによりヘ
ッドを大型化することができる。このため、本発明はク
ラブ性能の向上に著しく寄与する。
【図1】本発明の実施例方法を示す斜視図である。
【図2】フォーゼル部を示す図である。
【図3】ヘッドの分割態様の変形例を示す図である。
1:フェース部、2:ソール部、3:クラウン部、4:
フォーゼル部
フォーゼル部
Claims (2)
- 【請求項1】ヘッドシェルの少なくとも一部がAl
3〜6%(重量%、以下同じ)V 2〜4% Mo 1〜3% Fe 1〜3% Ti 残部 及び 不可避的不純物の組成を
有するTi合金により成形されており、フェース厚さが
2〜4mm、ヘッド体積が210cc以上であることを
特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】Al 3〜6%(重量%、以下同じ)V
2〜4% Mo 1〜3% Fe 1〜3% Ti 残部 及び 不可避的不純物の組成を
有するTi合金板により、ヘッドシェルの少なくとも一
部を成形し、700乃至900℃に10乃至300分加
熱して溶体化処理し、更に400乃至600℃に1乃至
20時間加熱して時効処理することを特徴とするゴルフ
クラブヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170720A JP2555803B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
| US07/832,057 US5346217A (en) | 1991-02-08 | 1992-02-06 | Hollow metal alloy wood-type golf head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3170720A JP2555803B2 (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04367678A true JPH04367678A (ja) | 1992-12-18 |
| JP2555803B2 JP2555803B2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=15910148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3170720A Expired - Lifetime JP2555803B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-06-14 | ゴルフクラブヘッド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555803B2 (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06304272A (ja) * | 1993-04-09 | 1994-11-01 | Y T Lee Alexander | ゴルフクラブヘッドの製造方法 |
| JPH078579A (ja) * | 1993-06-04 | 1995-01-13 | Y T Lee Alexander | ゴルフクラブの製造方法 |
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