JPH0443019A - 耐熱性フィルムの製造方法 - Google Patents

耐熱性フィルムの製造方法

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JPH0443019A
JPH0443019A JP15071690A JP15071690A JPH0443019A JP H0443019 A JPH0443019 A JP H0443019A JP 15071690 A JP15071690 A JP 15071690A JP 15071690 A JP15071690 A JP 15071690A JP H0443019 A JPH0443019 A JP H0443019A
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JP
Japan
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film
stretching
polyether copolymer
heat
temperature
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JP15071690A
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Toru Iga
徹 伊賀
Shigeru Matsuo
茂 松尾
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、耐熱性フィルムの製造方法に関し、更に詳し
くいうと、エレクトロニクス分野、電気および熱絶縁分
野、およびその他一般の工業分野の各種用途に幅広く使
用することのてきる耐熱性フィルムの製造方法に関する
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]近年、耐
熱性や、機械的強度に優れた各種の樹脂フィルムか開発
され、これらは電気・電子分野において、電気絶縁材料
、耐熱性フレキシブルプリント回路基板などのように、
機器や機械などの部品の素材として広汎な用途に供され
ている。
そのため、樹脂フィルムの用途範囲が広がるにつれて、
従来よりもさらに優れた性質、即ち、耐熱性、難燃性、
機械的強度等の性質を具備する樹脂フィルムかますます
要求される。
現在用いられている樹脂フィルムとして、たととえば、
ポリイミド等のフィルムか挙げられるか、押出成形がて
きず、しかも価格が高い等の大きな欠点かある。そこて
、熱可塑性樹脂て耐熱性フィルムを作製する試みかなさ
れている。
しかしなから、耐熱性、耐薬品性に最も優れているとい
われているポリエーテルエーテルケトンてさえ、延伸に
よる薄膜化により、形成したフィルムは表面平滑性に劣
るという欠点かある。
本発明は前記の事情に基いてなされたものである。
本発明の目的は、表面平滑性、耐熱性、高温ての寸法安
定性に優れた耐熱性フィルムを提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記課題を解決するための本発明の構成は、次式(I)
: て表わされる繰り返し単位および次式(II)菖 (II) て表される繰り返し単位からなり、前記式(I)て表さ
れる繰り返し単位の組成比[モル比。
(I)/((I)+  (n))]か0.15〜0.4
0モルであるとともに、400°Cにおける溶融粘度か
:I、000〜100,000ボイズであるポリエーテ
ル系共重合体樹脂を熱成形したフィルムを 温度170〜250°C1延伸倍率1.5〜4倍、延伸
速度200〜10,000%/分の条件下に一次延伸を
して、次いて 伸方向に直交する方向に二次延伸した後、熱固定するこ
とを特徴とする耐熱性フィルムの製造方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
−ポリエーテル系共重合体− 本発明の耐熱性フィルムの原料となるポリエーテル系共
重合体において重要な点の一つは、前記ポリエーテル系
共重合体か、前記式(I)て表わされる繰り返し単位と
前記式(II)て表わされる繰り返し単位とからなると
ともに、前記式(I)て表わされる繰り返し単位の含有
割合[モル比、(I)/< (I)+ (II))]か
0.15〜0.40の範囲にあり、式(I1)て表わさ
れる繰り返し単位の組成比(モル比)か0.85〜0.
60であることである。
前記式(I)で表わされる繰り返し単位の組成比か0.
15未満であると、ポリエーテル系共重合体のガラス転
移温度か低くなって耐熱性か低下したつ、融点か高くな
って成形性の劣化を招いたりする。一方、0.40を超
えると、ポリエーテル系重合体の結晶性か失われて、耐
熱性、耐溶剤性か低下する。
また、本発明に用いられるポリエーテル系共重合体にお
いては、温度400°Cにおける溶融粘度(ゼロ剪断粘
度)か3,000〜100,000ボイズであることか
重要である。
この溶融粘度か3,000ボイズ未満である低分子量の
ポリエーテル系共重合体ては、十分な耐熱性および機械
的強度を達成することかてきないからである。
また、溶融粘度か100,000ボイズな超えるとフィ
ルム化など成形加工性か低下する。
本発明に用いられるポリエーテル系共重合体は、たとえ
ば結晶融点か330〜400℃程度てあって、高い結晶
性を有するとともに、十分に高分子量てあり、十分な耐
熱性を示すとともに、耐溶剤性、機械的強度に優れて、
たとえば電気・電子機器分野、機械分野等における新た
な素材として好適に用いることかてきる。
このようなポリエーテル系共重合体は、以下のようにし
て製造することがてきる。
−ポリエーテル系共重合体の製造方法−ポリエーテル系
共重合体は、特定使用比率でジハロゲノベンゾニトリル
、および4.4′−ビフェノール、ならびにアルカリ金
属化合物を中性極性溶媒の存在下に反応させた後、反応
生成物と特定量の4,4゛−ジハロゲノベンゾフェノン
との共重合反応を行なうことにより、製造することかて
きる。
使用に供される前記ジハロゲノベンゾニトリルの具体例
としては、たとえば、次式: (たたし、式中、Xはハロゲン原子である。)で表わさ
れる2、6−ジハロゲノベンゾニトリル、2.4−ジハ
ロゲノベンゾニトリルなどが挙げられる。
これらの中ても、好ましいのは2.6−ジクロロベンゾ
ニトリル、2.6−ジフルオロベンゾニトリル、2,4
−ジクロロベンゾニトリル、2゜4−ジフルオロベンゾ
ニトリルてあり、特に好ましいのは2.6−ジクロロベ
ンゾニトリルである。
前記ジハロゲノベンゾニトリルと次式;て表わされる4
、4゛−ビフェノールとをアルカリ金属化合物および中
性極性溶媒の存在下て反応させる。
使用に供される前記アルカリ金属化合物は、前記4,4
゛−ビフェノールをアルカリ金属塩にすることのてきる
ものてあればよく、特に制限はないか、好ましいのはア
ルカリ金属炭酸塩、アルカリ金属炭酸水素塩である。
前記アルカリ金属炭酸塩としては、たとえば炭酸リチウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム炭酸ルビジウム、炭
酸セシウムなどが挙げられる。
これらの中ても、好ましいのは炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウムである。
前記アルカリ金属炭酸水素塩としては、たとえば炭酸水
素リチウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、
炭酸水素ルビジウム、炭酸水素セシウムなどが挙げられ
る。
これらの中ても、好ましいのは炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウムである。
前記中性極性溶媒としては、たとえばN、N−ジメチル
ホルムアミド、N、N−ジエチルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド、N。
N−ジエチルアセトアミド、N、N−シプロピルアセト
アミト、N、N−ジメチル安息、香酸アミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、N−エチル−2−ピロリドン、N
−イソプロピル−2−ピロリドン、N−インフチルー2
−ピロリドン、N−n−プロピル−2−ピロリドン、N
−n−フチルー2−ピロリドン、N−シクロへキシル−
2ピロリドン、N−メチル−3−メチル−2−ピロリド
ン、N−エチル−3−メチル−2−ピロリドン、N−メ
チル−3,4,5−トリメチル−2−ビロソトン、N−
メチル−2−ピペリトン、N−エチル−2−ピペリトン
、N−インプロピル−2−ピペリトン、N−メチル−6
−メチル−2−ピペリトン、N−メチル−3−エチルピ
ペリトン、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシ
ド、1−メチル−1−オキソスルホラン、l−エチル−
1−オキソスルホラン、l−フェニル−1−オキッスル
ホラン、N、N’−ジメチルイミダゾリジノン、ジフェ
ニルスルホンなどが挙げられる。
製造方法の一例としては、前記アルカリ金属化合物およ
び前記中性極性溶媒の存在下ての前記ジハロゲノベンゾ
ニトリルと前記4.4゛−ヒフエノールとの反応を行な
って得られる反応生成物と前記4,4′−ジハロゲノベ
ンゾフェノンとを反応させる。
使用に供される前記4,4′−ジハロゲノベンゾフェノ
ンは、次式。
(たたし、Xは前記と同し意味である。)て表わされる
化合物てあり、本発明においては、4.4”−ジフルオ
ロベンゾフェノン、4.4゜ジクロロベンゾフェノンを
特に好適に使用することかてきる。
ジハロゲノベンゾニトリルと4.4′−ジハロゲノベン
ゾフェノンとの合計量の、前記4,4゜−ビフェノール
の使用量に対するモル比か、通常、0.98〜1.02
、好ましくは、1.00〜1.Olである。アルカリ金
属化合物の4,4°−ビフェノールに対するモル比は、
通常、1.03〜2.50、好ましくは、1.05〜1
.25である。
前記中性極性溶媒の使用量については、特に制限はない
か、通常、前記ジハロゲノベンゾニトリルと、前記4,
4°−ビフェノールと、前記アルカリ金属化合物との合
計100重量部当り、200〜2.000重量部の範囲
て選ばれる。
ポリニーデル系共重合体を得るには、たとえば、前記中
性極性溶媒中に、前記ジハロゲノベンゾニトリルと、前
記4.4°−ビフェノールと、前記アルカリ金属化合物
とを、同時に添加して、前記ジハロゲノベンゾニトリル
と前記4,4′ビフエノールとの反応を行なわせた後、
さらに前記4.4′−ジハロゲノベンゾフェノンを添加
し1通常は150〜380℃、好ましくは180〜33
0°Cの範囲の温度において一連の反応を行なわせる。
反応温度か150°C未満ては、反応速度か遅すぎて実
用的てはないし、 380℃を超えると、副反応を招く
ことかある。
また、この一連の反応の反応時間は、通常0.1〜10
時間てあつ、好ましくはo、5時間〜5時間である。
反応の絆了後、得られるポリエーテル系共重合体を含有
する中性極性溶媒溶液から、公知の方法に従って、ポリ
エーテル系共重合体を分離、精製することにより、ポリ
エーテル系共重合体を得ることかてきる。
また 本発明に用いられるポリエーテル系共重合体は、
中性極性溶媒中にジハロゲノベンゾニトリルとビフェノ
ールとアルカリ金属塩とジハロゲノベンゾフェノンとを
同時に添加することにより得ることもてきる。
本発明において用いるポリエーテル系共重合体は、 4
00°Cにおける溶融粘度か3,000〜100,00
0ボイズてあり、その結晶融点は330〜400℃であ
る。
本発明の耐熱性フィルムにおいては、フィルムの原料で
ある前記ポリエーテル系共重合体にっき、該ポリエーテ
ル系共重合体に含まれるアルカリ金属塩の含有量か50
ppm以下であることか望ましい。
というのは、ボッエーテル系共重合体中に50ppmを
越えるアルカリ金属塩か含有されていると、このような
ポリエーテル系共重合体から形成された耐熱性フィルム
を、たとえば、磁気記録媒体に使用すると、長期間の使
用により磁気ヘットを腐食させたりすることかあるから
である。
重合絆了後のポリエーテル系共重合体中からアルカリ金
属塩を低減させるには、ポリエーテル系共重合体を、有
機酸もしくは無機酸含有の、PH3,5以下に調整され
た酸性水溶液て、洗浄するのかよい。
前記有機酸としては、たとえば、ギ酸、酢酸モノクロル
酢酸、ジクロル酢酸、トリクロル酢酸、プロピオン酸等
のモノカルボン酸、シュウ酸、マロン酸等のジカルボン
酸を挙げることかてきる。これらの中てし好ましいのは
シュウ徴等のジカルボン酸てあり、特にシュウ酸か好ま
しい。なお、これらの有機酸はその一種を単独て使用す
ることもてきるし、またその二種以上を併用することも
てきる。
前記無機酸としては、塩酸、硫酸、リン酸等を挙げるこ
とかてきる。これらの中でも好ましいのは塩酸である。
これらの酸を含有する溶液は、p H3,5以下になる
ように濃度を調整し、あるいは酸の種類を決定するのか
よい。
酸性水溶液でポリエーテル系共重合体を洗浄する時間は
、ポリエーテル系共重合体中のアルカリ金属塩の含有量
か5i1pp−以下になるのに十分な時間である。なお
、洗浄による脱塩効果を促進するために、洗浄時に酸性
水溶液とポリエーテル系共重合体との混合物を加温また
は加圧下に加温してもよい。
酸性水溶液て洗浄した後には、ポリエーテル系共重合体
から酸を除去するために、純水、イオン交換水、蒸留水
等て十分に洗浄することか推奨される。
次に、本発明における耐熱性フィルムは、十分に脱塩し
た前記ポリエーテル系共重合体て形成することもてきる
し、また、脱塩した前記ポリエーテル系共重合体と無機
質充填剤との混合されたポリエーテル系共重合体樹脂組
成物から形成することもてきる。
前記ポリエーテル系共重合体樹脂組成物は、前記ポリエ
ーテル系共重合体と無機質充填剤とを、ポリエーテル系
共重合体に対し、無機質充填剤をその含有割合を10重
量%未満、好ましくはo、oos〜5重量%とすること
により、フィルム表面の滑り性か改善され、またその含
有割合を10〜50重量%、好ましくは15〜40重量
%とすることにより熱膨張率の小さいフィルムを得るこ
とかてきる。
前記無機質充填剤としては、たとえば、炭酸カルシウム
、炭酸マグネシウム、ドロマイト等の炭酸塩、硫酸カル
シウム、硫酸マグネシウム等の硫酸塩、亜硫酸カルシウ
ム等の亜硫##塩、タルク、クレー、アイ力、アスベス
ト、ガラスMtai、ガラスど−ズ、ケイ酸カルシウム
、モンモリロナイト、ベントナイト等のケイ酸塩、二酸
化ケイ素、アルミナ、鉄、亜鉛、アルミニウム等の金属
粉、炭化ケイ素、チッ化ケイ素等のセラミックおよびこ
れらのウィスカ、カーボンフラッフ、クラファイト、炭
素繊維などを挙げることかてきる。本発明において好ま
しいのは、たとえば、炭酸カルシウム、二酸化ケイ素、
アルミナ、粘土(カオリン、ベントナイト、白土等)、
タルク、金属酸化物(MgO、ZnO、Ti1t)等で
ある。
前記無機質充填剤は、粒状、板状、繊維状のいずれの形
態てあってもよいか、この発明においては粒径が5pm
以下であればよく、好ましくはより細かいものを用いる
これらの無機質充填剤は、一種単独で使用してもよいし
、あるいは二種以上を併用してもよい。
ポリエーテル系共重合体樹脂組成物は、上述したポリエ
ーテル系共重合体の製造方法により得られたポリエーテ
ル系共重合体のバラタ−に適宜に選択した無機質充填剤
を50重量%以内の割合て混合し、フレンドした後、押
出機にて混練し、ベレット化することにより得ることか
てきる。
また、無機質充填剤の存在下にポリエーテル系共重合体
を製造する方法を採用して、ポリエーテル系共重合体組
成物を得ることもてきる。
−ポリエーテル系共重合体のフィルム化の方法−本発明
の耐熱性フィルムは、上述のようにして得られた、前記
ポリエーテル系共重合体、好ましくは、ポリマー中のア
ルカリ金属塩の含有量か50ppm以下に低減された前
記ポリエーテル系共重合体、またはポリエーテル系共重
合体樹脂組成物好ましくは、ポリマー中のアルカリ金属
塩の含有量か50ppm以下に低減された前記ポリエー
テル系共重合体樹脂組成物をフィルム化することにより
得ることかてきる。
フィルム化は、押出成形法等の通常の方法を用いて、結
晶融点より10〜100°C高い温度て、好ましくは、
結晶融点より30〜70°C高い温度て行い急冷するこ
とによって、透明性のよい非品性フィルムか得られる。
たとえば、前記ボッエーテル系共重合体あるいは前記ポ
リエーテル系共重合体樹脂組成物を押出機に供給し、樹
脂温度を350〜450℃とし、溶融状態てスリット状
のタイから押出し、冷却・固化させることにより、前記
ポリエーテル系共重合体あるいはポリエーテル系共重合
体樹脂組成物の未延伸の非品性フィルムを作製すること
かてきる。
−フィルムの延伸成形− ついで、これらの未延伸フィルムに、本発明の方法によ
り、−次・二次延伸を施して、すなわち逐次二輪延伸に
よる配向フィルムを製造する。
■二次延伸 一次延伸として、未延伸フィルムをたとえば縦延伸し、
−軸配向フィルムを作製する。
延伸温度は、ガラス転移温度から結晶融点の間の温度、
たとえば170〜250°Cて行う、特に175〜22
0°Cか好ましい。
延伸温度か170°C未満ては、均一に延伸をすること
かてきず、厚みの精度か低下する。また、250°C以
上の温度ては、延伸よりも早く結晶化か進むため、降伏
点応力か高くなり、さらに球晶の生成によるフィルムの
不透明化か起こる。
延伸速度は、200〜10000%/分であるのか好ま
しく、特に500〜6000%/分であるのかよい。
200%/分未満の延伸速度では、配向か緩和されて、
良好な配向度か得られないことかある。
延伸倍率は1.5〜4倍であるのか好ましい。
延伸倍率か、1.5倍未満では十分な延伸効果(引張強
度、引張弾性率等のフィルム物性の改良効果)か奏され
ないことかあり、続く横延伸後のフィルムの強度の増大
か望めない、また、4倍を超えて延伸すると、続く横延
伸の過程でフィルムか破断しやすく、安定した生産をす
ることかできない。
■二次延伸 上記−次延伸をした後、さらに−次延伸の延伸方向に直
交する方向に延伸を行ない、二軸配向フィルムを作製す
る。
延伸温度としては、−次延伸時の温度を下限として、さ
らにそれより20℃高い温度を上限とする範囲内の温度
であることか好ましい。特に、−次延伸時と同し温度て
二次延伸をするのか好ましい 二次延伸を、−次延伸時の温度よりやや高い温度て延伸
するのは、−次延伸によりフィルム分子鎖か配向し、運
動しに〈〈なっているためである。
延伸速度は、−次延伸時の速度と同し範囲か好ましく、
特に、−次延伸時と同速か好ましい。
延伸倍率についても、−次延伸と同様に1.5〜4倍か
好ましく、特に、−次延伸時の倍率と同しであるのか好
ましい。
上記のようにして、未延伸フィルムを逐次二軸延伸をす
ることにより、フィルムの表面平滑性に優れた良好な二
軸配向フィルムを得ることかてきる。
さらに、上記の延伸により得られたフィルムを熱処理す
ることによって、耐熱性の著しく向上した熱処理フィル
ムを得ることかてきる。
熱処理フィルムは、その結晶化温度と結晶融点との間の
温度て熱処理することにより1行なわれ、その結果、結
晶化フィルムか得られる。
熱処理は、緊張下て行い、結晶化温度すなわち、上記フ
ィルム化て非晶化したポリマーか、熱処理(昇温)て結
晶化する温度より高く、結晶融点より低い温度、たとえ
ば、 190〜370′Cて行う。
好適な一例としては、前記延伸フィルムを金属フレーム
等て固定し、緊張下て、 190〜370”Cに加熱し
なから、1〜600秒間、熱処理することか挙げられる
加熱の方法については特に制限なく、様々な手段を採用
することかてきる。
さらに、この熱処理により得られた熱処理フィルムを、
再度、熱処理温度付近て再熱処理を行うことによって再
熱処理フィルムを製造することかてきる。
この再熱処理は、必要に応じて緊張下または無緊張下て
行い、ポリエーテル系共重合体のガラス転移温度と前記
熱処理温度との間の温度て行うのがよい。
この再熱処理を行うことにより、熱処理フィルムの熱収
縮率か小さくなり、寸法安定性に優れたフィルムを得る
ことかてきる。
上記のようにして生成されたポリエーテル系共重合体の
熱固定二軸配向フィルムは、表面平滑性に優れ、しかも
、高温ての寸法安定性に優れた耐熱性フィルムである。
[実施例] 次いて、本発明の実施例および比較例を示し、この発明
についてさらに具体的に説明する。
(実施例1) 下記のようにして、ポリエーテル共重合体を製造し、そ
の後フィルム化して、耐熱性フィルムを作製した。
−ポリエーテル共重合体の製造法− トルエンを満たしたディーンスタルクトラップ、攪拌装
置およびアルゴンガス吹込管を備えた内容積200交の
反応器に、2.6−シクロロペンゾニトリル1,548
g (9モル)、4.4’ −ビフェノール5,580
 g(30モル)、炭酸カリウム4.561 g(33
モル)およびN−メチルピロリドン50立を入れ、アル
ゴンガスを吹込みなから、1時間かけて室温より 19
5℃まて昇温した。
昇温後、少量のトルエンを加えて生成する水を共沸によ
り除去した。
次いて、温度195°Cにて30分間反応を行なった後
、4,4°−ジフルオロベンゾフェノン4.582 g
 (21モル)をN−メチルピロリドン70文に溶解し
た溶液を加えて、さらに1時間反応を行なった。
反応終了後、生成物をブレンダ−(ワーニンク社製)て
粉砕し、水、メタノールの順に洗浄を行なってから、乾
燥させて、白色粉末10.0kg (収率98%)を得
た。
この粉末状生成物の特性について測定したところ、温度
400°Cにおける溶融粘度(ゼロ剪断粘度)は13,
000ボイズてあり、ガラス転移温度185℃、結晶融
点379°C1結晶化温度250°C1熱分解開始温度
か562°C(空気中、5%重量減)てあった。
また、IRスペクトル分析によると、この粉末状生成物
は下記の繰り返し単位を有するポリエーテル系共重合体
てあった。
N (I) 髄 (II) (I)/((I)+(II))=  0.3−ポリエー
テル系共重合体フィルム(非品性フィルム)の製造− 得られたポリエーテル系共重合体を、二軸押出機(他県
鉄工社製; PCM−:10)により、390℃におい
て押出成形した後、ベレット化した。
このベレットを用いて、■=タイにより輻25c■のフ
ィルムに成形した。
−ポリエーテル系共重合体の二軸配向フィルムの製造− 上記のようにして得られた非品性フィルムを第1表に示
す延伸条件下に、逐次二軸延伸成形をした。
次いて、得られた延伸フィルムを、緊張下て300°C
13分間の熱処理した後、無緊張下て300°C13分
間の再熱処理をして熱固定することにより、熱固定二軸
配向フィルムを作製した。
次に、得られた逐次二軸延伸フィルムの表面平滑性を調
べるために、非品性フィルムの表面粗さを測定した。
前記表面粗さの測定は、JIS BO601の中心線平
均粗さの測定方法に準して行なった。
東京精密社製の触針式表面粗さ計(SURF (:OM
:IB)を用いて、針の半径2ALm 、荷重0.07
gの条件下に1チヤート(フィルム表面粗さ曲線)を描
かせた。
フィルム表面粗さ曲線からその中心線の方向に測定長さ
しく基準長)の部分を抜き取り、この抜き取り部分の中
心線をX軸とし、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線
をY = f (x)て表わしたとき、次式て与えられ
る値Ra (p■)をフィルム表面の平坦性として定義
した。
Ra−(I/L) f’off(x)l dx本発明て
は、基準長を0.025mmとして10個測定し、Ra
値の大きいほうから3個除いた残り7個の平均値として
Raを表わした。
その結果を、第1表に示す。
(実施例2および3) 実施例1において、第1表のような延伸条件で逐次二軸
延伸をするほかは、実施例1と同様にして実施例2およ
び3を行なった。
その結果を、第1表に示す。
(比較例1.2および3) 実施例1て得られた非品性フィルムを第1表中に示す条
件下において、同時二輪延伸を行なうほかは、実施例1
と同様に行なった。
その結果を、第1表に示す。
(本頁、以下余白) (i!価) 実施例1〜3および比較例1〜3において、本発明の逐
次二輪延伸により成形されたポリエーテル系共重合体の
フィルムは、フィルム表面の平坦性を示すRa値か小さ
く、本発明の方法により、表面平滑性に優れた耐熱性フ
ィルムを得ることかてきることを確認した。
[発明の効果コ 本発明によると、耐熱性フィルムの原料であるポリエー
テル系共重合体を逐次二軸延伸をすることにより、ポリ
エーテル系共重合体の優れた耐熱性や機械的強度を損な
うことなく、表面平滑性の優れた二軸配向フィルムを得
ることがてき、工業的に有用な耐熱性フィルムを提供す
ることがてきる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次式( I ); ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表わされる繰り返し単位および次式(II);▲数式、
    化学式、表等があります▼(II) で表される繰り返し単位からなり、前記式( I )で表
    される繰り返し単位の組成比[モル比:( I )/{(
    I )+(II)}]が0.15〜0.40モルであると
    ともに、400℃における溶融粘度が3,000〜10
    0,000ポイズであるポリエーテル系共重合体樹脂を
    熱成形したフィルムを、 温度170〜250℃、延伸倍率1.5〜4倍、延伸速
    度200〜10,000%/分の条件下に一次延伸をし
    、次いで、 温度170〜270℃、延伸倍率1.5〜4倍、延伸速
    度200〜10,000%/分の条件下に、前記一次延
    伸の延伸方向に直交する方向に二次延伸した後、熱固定
    することを特徴とする耐熱性フィルムの製造方法。
JP15071690A 1990-06-08 1990-06-08 耐熱性フィルムの製造方法 Pending JPH0443019A (ja)

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WO2021241492A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 東レ株式会社 結晶性ポリエーテルニトリル
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