JPH044322B2 - - Google Patents
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- JPH044322B2 JPH044322B2 JP59020349A JP2034984A JPH044322B2 JP H044322 B2 JPH044322 B2 JP H044322B2 JP 59020349 A JP59020349 A JP 59020349A JP 2034984 A JP2034984 A JP 2034984A JP H044322 B2 JPH044322 B2 JP H044322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- siloxane
- vinyl chloride
- polymerization
- gas permeability
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は気体透過性、とくには酸素ガス透過性
に優れた複合化塩化ビニル系樹脂材料に関するも
のである。 (従来の技術) 一般に塩化ビニル樹脂は優れた物理的、化学的
性質をもち、老化しにくく耐久性に富む特徴があ
り、また安価であることから広い分野にわたり大
量に使用されている。 しかし、この樹脂は本質的に気体透過性が低
く、とくに可塑剤を使用しない場合には酸素ガス
透過率がほぼ2.9ml・mm/m2・atm・24hr(文献
値、以下同様)というように、低密度ポリエチレ
ンの190ml・mm/m2・atm・24hrや高密度ポリエ
チレンの27ml・mm/m2・atm・24hrなどの汎用樹
脂と比べて低い値となつている。 一方、ジオクチルフタレート(DOP)がジブ
チルフタレート(DBP)のような低分子可塑剤
を配合した軟質成形品用処方での酸素ガス透過率
は、例えばポリ塩化ビニル100重量部にDOP55重
量部を配合したもので、309ml・mm/m2・atm・
24hrというようにかなり向上する。 しかし、この程度の値は気体、とくに酸素ガス
の高透過性が要求される用途に対して十分なもの
とはいえないだけでなく、可塑剤の添加にはブリ
ーデイングという欠点のあることが問題になつて
きている。 すなわち、塩化ビニル樹脂は人工透析用血液回
路、血液バツグ、輸液バツグ、血液セツト、輸液
セツト、カテーテル等に広く使用されていて、そ
の殆どが可塑化された軟質材料から作られてい
る。これらの医療用具は直接人体と何らかの形で
接触したり血液や輸液などと接触したりして疾患
の治療に用いられるものであるため、その中に含
まれる低分子可塑剤が溶出すると、これが人体に
蓄積されて好ましくない影響を与える恐れがあ
る。 このため、塩化ビニル樹脂については、とくに
食品、食品素材、医薬品、医療材料などと直接触
れて使用される用途に対し、低分子可塑剤を使用
しない処方あるいはその他の方法による改質の研
究が進められていて、これまでに提案された主な
解決策としては共重合による無可塑剤塩化ビニ
ル樹脂の開発と低分子可塑剤の代わりに高分子
可塑剤を使用する処方の検討の二つであつて、と
りわけに属する塩化ビニル−EVA系ターポリ
マーの使用が知られている。 しかし、このターポリマーを使用した場合には
酸素ガス透過率が、例えばポリ塩化ビニル100重
量部にEVA可塑剤125重量部を配合したもので25
ml・mm/m2・atm・24hrというように、無可塑剤
塩化ビニル系樹脂による製品の191ml・mm/m2・
atm・24hrに比べて低下し、これは高分子可塑剤
を使用した場合でも同様という問題がある。 (発明が解決しようとする課題) このような理由から、塩化ビニル系樹脂におい
ては可塑剤のブリーデイングの問題がなく、かつ
酸素ガス透過性に一段と優れた改質を施すことが
要望され、とくに血液バツグについては血液成分
が必要とする酸素を与え、炭酸ガスを取り出すこ
とにより、血液成分の機能を生態内に近い状態で
維持しようとする試み、要望が医学、輸血学の立
場から出されている。 (課題を解決するための手段) 本発明者らは上記課題の解決のため鋭意研究を
重ねた結果、複合化手段により塩化ビニル樹脂の
気体透過性、とくに酸素ガス透過性が顕著に改善
できることを見出し本発明を完成した。 すなわち、本発明は塩化ビニル系樹脂50〜99重
量%、分子中に
に優れた複合化塩化ビニル系樹脂材料に関するも
のである。 (従来の技術) 一般に塩化ビニル樹脂は優れた物理的、化学的
性質をもち、老化しにくく耐久性に富む特徴があ
り、また安価であることから広い分野にわたり大
量に使用されている。 しかし、この樹脂は本質的に気体透過性が低
く、とくに可塑剤を使用しない場合には酸素ガス
透過率がほぼ2.9ml・mm/m2・atm・24hr(文献
値、以下同様)というように、低密度ポリエチレ
ンの190ml・mm/m2・atm・24hrや高密度ポリエ
チレンの27ml・mm/m2・atm・24hrなどの汎用樹
脂と比べて低い値となつている。 一方、ジオクチルフタレート(DOP)がジブ
チルフタレート(DBP)のような低分子可塑剤
を配合した軟質成形品用処方での酸素ガス透過率
は、例えばポリ塩化ビニル100重量部にDOP55重
量部を配合したもので、309ml・mm/m2・atm・
24hrというようにかなり向上する。 しかし、この程度の値は気体、とくに酸素ガス
の高透過性が要求される用途に対して十分なもの
とはいえないだけでなく、可塑剤の添加にはブリ
ーデイングという欠点のあることが問題になつて
きている。 すなわち、塩化ビニル樹脂は人工透析用血液回
路、血液バツグ、輸液バツグ、血液セツト、輸液
セツト、カテーテル等に広く使用されていて、そ
の殆どが可塑化された軟質材料から作られてい
る。これらの医療用具は直接人体と何らかの形で
接触したり血液や輸液などと接触したりして疾患
の治療に用いられるものであるため、その中に含
まれる低分子可塑剤が溶出すると、これが人体に
蓄積されて好ましくない影響を与える恐れがあ
る。 このため、塩化ビニル樹脂については、とくに
食品、食品素材、医薬品、医療材料などと直接触
れて使用される用途に対し、低分子可塑剤を使用
しない処方あるいはその他の方法による改質の研
究が進められていて、これまでに提案された主な
解決策としては共重合による無可塑剤塩化ビニ
ル樹脂の開発と低分子可塑剤の代わりに高分子
可塑剤を使用する処方の検討の二つであつて、と
りわけに属する塩化ビニル−EVA系ターポリ
マーの使用が知られている。 しかし、このターポリマーを使用した場合には
酸素ガス透過率が、例えばポリ塩化ビニル100重
量部にEVA可塑剤125重量部を配合したもので25
ml・mm/m2・atm・24hrというように、無可塑剤
塩化ビニル系樹脂による製品の191ml・mm/m2・
atm・24hrに比べて低下し、これは高分子可塑剤
を使用した場合でも同様という問題がある。 (発明が解決しようとする課題) このような理由から、塩化ビニル系樹脂におい
ては可塑剤のブリーデイングの問題がなく、かつ
酸素ガス透過性に一段と優れた改質を施すことが
要望され、とくに血液バツグについては血液成分
が必要とする酸素を与え、炭酸ガスを取り出すこ
とにより、血液成分の機能を生態内に近い状態で
維持しようとする試み、要望が医学、輸血学の立
場から出されている。 (課題を解決するための手段) 本発明者らは上記課題の解決のため鋭意研究を
重ねた結果、複合化手段により塩化ビニル樹脂の
気体透過性、とくに酸素ガス透過性が顕著に改善
できることを見出し本発明を完成した。 すなわち、本発明は塩化ビニル系樹脂50〜99重
量%、分子中に
【式】基を有
するオルガノシロキサン1〜50重量%およびその
他の単量体化合物0〜49重量%のグラフト共重合
物からなることを特徴とする気体透過性の改善さ
れた複合化塩化ビニル系樹脂材料に関するもの
で、本発明によれば高分子可塑剤を使用した処方
において、1000〜10000ml・mm/m2・atm・24hr
もの酸素ガス透過性を示すほか、二酸化炭素、水
素、水蒸気、窒素等のガス透過性にも優れてい
て、例えば二酸化炭素については上記酸素ガス透
過性のさらに3〜7倍の高透過性を示すことが確
認された。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の複合化塩化ビニル系樹脂材料の製造に
使用される上記オルガノシロキサンとしては下記
のものが例示される。 ただし、式中、Meはメチル基、 Rは
他の単量体化合物0〜49重量%のグラフト共重合
物からなることを特徴とする気体透過性の改善さ
れた複合化塩化ビニル系樹脂材料に関するもの
で、本発明によれば高分子可塑剤を使用した処方
において、1000〜10000ml・mm/m2・atm・24hr
もの酸素ガス透過性を示すほか、二酸化炭素、水
素、水蒸気、窒素等のガス透過性にも優れてい
て、例えば二酸化炭素については上記酸素ガス透
過性のさらに3〜7倍の高透過性を示すことが確
認された。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明の複合化塩化ビニル系樹脂材料の製造に
使用される上記オルガノシロキサンとしては下記
のものが例示される。 ただし、式中、Meはメチル基、 Rは
【式】基、
Phはフエニル基をそれぞれ示す。
シロキサン−1:
R−Si(OSiMe3)3
シロキサン−2:
シロキサン−3:
シロキサン−4:
シロキサン−5:
シロキサン−6:
R−Si[(OSiMe2)6OSiMe3]3
また、その他の単量体化合物としては、α−オ
レフイン、ビニルエーテル、アクリル酸エステ
ル、ビニルエステル、メタクル酸エステル、マレ
イン酸エステル、フマル酸エステル、アリルエス
テル、アリルエーテルなどが例示される。 これらの成分よりグラフト共重合体を得るには
ラジカル重合開始剤の存在下に重合させる方法に
よればよく、このために使用される重合開始剤と
しては従来塩化ビニルあるいは塩化ビニルを主体
とする単量体混合物の重合に使用されている重合
触媒であればいずれもよく、例えば有機過酸化物
系触媒、アゾ化合物系触媒、レドツクス系触媒な
どから選択使用される。 グラフト共重合反応は懸濁重合、乳化重合、溶
液重合、塊状重合等の方法により行うことができ
る。例えば、懸濁重合法によるときは塩化ビニル
を有機過酸化物等の重合開始剤を用いて懸濁重合
させる通常の方法に準ずればよく、その場合の重
合温度は約30〜120℃、重合時間は1〜30時間と
すればよい。 なお、オルガノポリシロキサンおよび必要に応
じて添加されるその他の単量体化合物の重合器へ
の仕込みは、これらを全量当初から仕込む方法、
重合率が50%に達するまでに数回に分けるか連続
して逐次添加する方法等のいずれでもよい。 また、この反応の形式は適当な媒体を使用する
均一系もしくは不均一系反応させる方法あるいは
グラフトさせる成分のこのままもしくは溶剤溶液
として重合触媒と共に幹ポリマーに含浸させ塊状
重合させる方法等のいずれでもよい。 このようにして得られる複合化樹脂材料には、
さらに必要に応じて、可塑剤、安定剤、酸化防止
剤、充填剤、滑剤、着色剤等の一般的な配合剤を
適宜添加することもできる。 本発明に係わる複合化塩化ビニル系樹脂材料
は、塩化ビニル系樹脂にオルガノシロキサン成分
をグラフト重合させることにより、塩化ビニル系
樹脂が本来有する物理的、化学的性質を低下させ
ることなく、気体透過性、とくには酸素ガス透過
性を改良したもので、前記した医療用材料、生鮮
食料品関係等に好適に使用することができる。 (実施例) つぎに、本発明の具体的態様を実施例および比
較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施
例の記載にのみ限定されるものではない。 なお、各例ではオルガノシロキサンとして前記
以外に下記のものを使用した。ただし、式中、
Meはメチル基、Viはビニル基を示す。 シロキサン−A: シロキサン−B: シロキサン−C: Vi−Si(OSiMe3)3 シロキサン−D: の組成で粘度約25000cps(25℃)のポリマー シロキサン−E: の組成で粘度約400000cps(25℃)のポリマー 実施例 1 市販ポリ塩化ビニル(平均重合度:1300)
350g シロキサン−1 100g シロキサン−2 1.5〃 メタクリル酸−2−エチルヘキシル 50〃 ベンゾイルパーオキシサイド 1.0〃 内容積2の四つ口フラスコに上記各成分を仕
込み、100℃で3時間グラフト共重合した。 得られたグラフト共重合物をn−ヘキサンで抽
出したところ、1.5重量%量のシロキサン−1と
推定される成分が抽出された。 また、グラフト共重合物に同量のエポキシ化大
豆油を配合し、6インチロールを用いてロール温
度160℃で10分間混練した後、これを170℃でプレ
ス成型したところ、厚み0.5mmの乳白色のシート
が得られた。これについて全自動ガス透過度テス
ターを使用して酸素ガス透過率を測定した。 実施例2および比較例1〜2 (異なるシロキサン成分によるグラフト共重
合) 実施例1において、シロキサン−1とシロキサ
ン−2の代わりに、それぞれ第1表に示すシロキ
サン成分を使用したほかは同様にしてグラフト共
重合を行い、シートに成型して酸素ガス透過率を
測定した。 以上の結果を第1表に示した。
レフイン、ビニルエーテル、アクリル酸エステ
ル、ビニルエステル、メタクル酸エステル、マレ
イン酸エステル、フマル酸エステル、アリルエス
テル、アリルエーテルなどが例示される。 これらの成分よりグラフト共重合体を得るには
ラジカル重合開始剤の存在下に重合させる方法に
よればよく、このために使用される重合開始剤と
しては従来塩化ビニルあるいは塩化ビニルを主体
とする単量体混合物の重合に使用されている重合
触媒であればいずれもよく、例えば有機過酸化物
系触媒、アゾ化合物系触媒、レドツクス系触媒な
どから選択使用される。 グラフト共重合反応は懸濁重合、乳化重合、溶
液重合、塊状重合等の方法により行うことができ
る。例えば、懸濁重合法によるときは塩化ビニル
を有機過酸化物等の重合開始剤を用いて懸濁重合
させる通常の方法に準ずればよく、その場合の重
合温度は約30〜120℃、重合時間は1〜30時間と
すればよい。 なお、オルガノポリシロキサンおよび必要に応
じて添加されるその他の単量体化合物の重合器へ
の仕込みは、これらを全量当初から仕込む方法、
重合率が50%に達するまでに数回に分けるか連続
して逐次添加する方法等のいずれでもよい。 また、この反応の形式は適当な媒体を使用する
均一系もしくは不均一系反応させる方法あるいは
グラフトさせる成分のこのままもしくは溶剤溶液
として重合触媒と共に幹ポリマーに含浸させ塊状
重合させる方法等のいずれでもよい。 このようにして得られる複合化樹脂材料には、
さらに必要に応じて、可塑剤、安定剤、酸化防止
剤、充填剤、滑剤、着色剤等の一般的な配合剤を
適宜添加することもできる。 本発明に係わる複合化塩化ビニル系樹脂材料
は、塩化ビニル系樹脂にオルガノシロキサン成分
をグラフト重合させることにより、塩化ビニル系
樹脂が本来有する物理的、化学的性質を低下させ
ることなく、気体透過性、とくには酸素ガス透過
性を改良したもので、前記した医療用材料、生鮮
食料品関係等に好適に使用することができる。 (実施例) つぎに、本発明の具体的態様を実施例および比
較例を挙げて説明するが、本発明はこれらの実施
例の記載にのみ限定されるものではない。 なお、各例ではオルガノシロキサンとして前記
以外に下記のものを使用した。ただし、式中、
Meはメチル基、Viはビニル基を示す。 シロキサン−A: シロキサン−B: シロキサン−C: Vi−Si(OSiMe3)3 シロキサン−D: の組成で粘度約25000cps(25℃)のポリマー シロキサン−E: の組成で粘度約400000cps(25℃)のポリマー 実施例 1 市販ポリ塩化ビニル(平均重合度:1300)
350g シロキサン−1 100g シロキサン−2 1.5〃 メタクリル酸−2−エチルヘキシル 50〃 ベンゾイルパーオキシサイド 1.0〃 内容積2の四つ口フラスコに上記各成分を仕
込み、100℃で3時間グラフト共重合した。 得られたグラフト共重合物をn−ヘキサンで抽
出したところ、1.5重量%量のシロキサン−1と
推定される成分が抽出された。 また、グラフト共重合物に同量のエポキシ化大
豆油を配合し、6インチロールを用いてロール温
度160℃で10分間混練した後、これを170℃でプレ
ス成型したところ、厚み0.5mmの乳白色のシート
が得られた。これについて全自動ガス透過度テス
ターを使用して酸素ガス透過率を測定した。 実施例2および比較例1〜2 (異なるシロキサン成分によるグラフト共重
合) 実施例1において、シロキサン−1とシロキサ
ン−2の代わりに、それぞれ第1表に示すシロキ
サン成分を使用したほかは同様にしてグラフト共
重合を行い、シートに成型して酸素ガス透過率を
測定した。 以上の結果を第1表に示した。
【表】
比較例 3
(ポリ塩化ビニル以外のポリマーを用いたグラ
フト共重合) 内容積2のステンレス製重合器に、純水1000
g、下記の重合成分500g、部分けん化ポリビニ
ルアルコール0.7gおよびジ−2−エチルヘキシ
ルパーオキシジカーボネート0.25gを仕込み、実
施例1と同様にグラフト共重合した。 (重合成分) 塩化ビニル単量体 60重量% エチレン含量が40重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体 25 〃 シロキサン−1 15 〃 シロキサン−2 0.3 〃 マレイン酸ジアリル 0.075〃 このグラフト共重合物について実施例1と同様
にシートに成型して酸素ガス透過率を測定した。 比較例4 (同上) 比較例3において、重合成分として下記のもの
を用いたほかは同様にして共重合を行い、シート
に成型して酸素ガス透過率を測定した。 (重合成分) 塩化ビニル単量体 70重量% アクリル酸ブチル 28 〃 シロキサン−E 2 〃 比較例5 (塩化ビニル系共重合体) 純 水 30 Kg 塩化ビニル単量体 12.75〃 シロキサン−1 2.14〃 シロキサン−2 0.11〃 部分けん化ポリビニルアルコール 20g ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネ
ート 7.5〃 内容積50のステンレス製重合器に上記各成分
を仕込み、攪拌しながら昇温し、52℃で20時間共
重合反応させ、内容物を取り出し、脱水乾燥して
塩化ビニル系共重合体を得た。 この共重合体について塩素含量を測定して塩化
ビニル成分量(81.2重量%)を求めると共に、
JIS K−6271に準じて平均重合度(1320)を測定
した。また実施例1と同様にしてシートを作製
し、酸素ガス透過率を測定した。 比較例6 (塩化ビニルホモポリマー) 市販の平均重合度1300のポリ塩化ビニルを使用
して実施例1と同様にしてシートを作製し、酸素
ガス透過率を測定した。 比較例7 (ポリマーとシロキサンとの混合物) 平均重合度1300の市販のポリ塩化ビニル
4重量部 シロキサン−1 1 〃 酢酸ビニル含量が35重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体 2 〃 上記各成分の混合物をロールで混練して塩化ビ
ニル系樹脂組成物を作り、この樹脂組成物より実
施例1と同様にしてシートを作製し、酸素ガス透
過率を測定した。 比較例8 (ポリマーの混合物) 比較例6で用いたのと同じ、ポリ塩化ビニル5
重量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体2重量部
とからなる樹脂組成物について実施例1と同様に
してシートを作製し酸素ガス透過率を測定した。 比較例 9〜10 (シロキサン共重合体とポリ塩化ビニルとの混
合物) n−ヘキサン 500g メタクリル酸メチル 250〃 シロキサン−1 250〃 シロキサン−2 2.5〃 ベンゾイルパーオキシド 2.0〃 内容積2の四つ口フラスコに上記各成分を仕
込み、還流下で5時間重合した。得られた重合体
溶液を大過剰のメタノール中に投入し、メタクリ
ル酸メチル−シロキサン共重合体を得た。 この共重合体と平均重合度1300の市販ポリ塩化
ビニルとを20:80または40:60の配合比(重量)
で混合した組成物(比較例9および10)につい
て、実施例1と同様にしてシートを作製し酸素ガ
ス透過率を測定した。 以上の結果を第2表に示した。
フト共重合) 内容積2のステンレス製重合器に、純水1000
g、下記の重合成分500g、部分けん化ポリビニ
ルアルコール0.7gおよびジ−2−エチルヘキシ
ルパーオキシジカーボネート0.25gを仕込み、実
施例1と同様にグラフト共重合した。 (重合成分) 塩化ビニル単量体 60重量% エチレン含量が40重量%のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体 25 〃 シロキサン−1 15 〃 シロキサン−2 0.3 〃 マレイン酸ジアリル 0.075〃 このグラフト共重合物について実施例1と同様
にシートに成型して酸素ガス透過率を測定した。 比較例4 (同上) 比較例3において、重合成分として下記のもの
を用いたほかは同様にして共重合を行い、シート
に成型して酸素ガス透過率を測定した。 (重合成分) 塩化ビニル単量体 70重量% アクリル酸ブチル 28 〃 シロキサン−E 2 〃 比較例5 (塩化ビニル系共重合体) 純 水 30 Kg 塩化ビニル単量体 12.75〃 シロキサン−1 2.14〃 シロキサン−2 0.11〃 部分けん化ポリビニルアルコール 20g ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネ
ート 7.5〃 内容積50のステンレス製重合器に上記各成分
を仕込み、攪拌しながら昇温し、52℃で20時間共
重合反応させ、内容物を取り出し、脱水乾燥して
塩化ビニル系共重合体を得た。 この共重合体について塩素含量を測定して塩化
ビニル成分量(81.2重量%)を求めると共に、
JIS K−6271に準じて平均重合度(1320)を測定
した。また実施例1と同様にしてシートを作製
し、酸素ガス透過率を測定した。 比較例6 (塩化ビニルホモポリマー) 市販の平均重合度1300のポリ塩化ビニルを使用
して実施例1と同様にしてシートを作製し、酸素
ガス透過率を測定した。 比較例7 (ポリマーとシロキサンとの混合物) 平均重合度1300の市販のポリ塩化ビニル
4重量部 シロキサン−1 1 〃 酢酸ビニル含量が35重量%のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体 2 〃 上記各成分の混合物をロールで混練して塩化ビ
ニル系樹脂組成物を作り、この樹脂組成物より実
施例1と同様にしてシートを作製し、酸素ガス透
過率を測定した。 比較例8 (ポリマーの混合物) 比較例6で用いたのと同じ、ポリ塩化ビニル5
重量部とエチレン−酢酸ビニル共重合体2重量部
とからなる樹脂組成物について実施例1と同様に
してシートを作製し酸素ガス透過率を測定した。 比較例 9〜10 (シロキサン共重合体とポリ塩化ビニルとの混
合物) n−ヘキサン 500g メタクリル酸メチル 250〃 シロキサン−1 250〃 シロキサン−2 2.5〃 ベンゾイルパーオキシド 2.0〃 内容積2の四つ口フラスコに上記各成分を仕
込み、還流下で5時間重合した。得られた重合体
溶液を大過剰のメタノール中に投入し、メタクリ
ル酸メチル−シロキサン共重合体を得た。 この共重合体と平均重合度1300の市販ポリ塩化
ビニルとを20:80または40:60の配合比(重量)
で混合した組成物(比較例9および10)につい
て、実施例1と同様にしてシートを作製し酸素ガ
ス透過率を測定した。 以上の結果を第2表に示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル系樹脂50〜99重量%、分子中に
【式】基を有するオルガノシ ロキサン1〜50重量%およびその他の単量体化合
物0〜49重量%のグラフト共重合物からなること
を特徴とする気体透過性の改善された複合化塩化
ビニル系樹脂材料。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59020349A JPS60163908A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 複合化塩化ビニル系樹脂材料 |
| NO842664A NO166371C (no) | 1983-07-15 | 1984-07-02 | Vinylklorid-kopolymer som har hoey permeabilitet for oksygen. |
| EP84108166A EP0131911A1 (en) | 1983-07-15 | 1984-07-12 | A composite polymeric material comprising vinyl chloride and organosilicon moieties and a method for the preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59020349A JPS60163908A (ja) | 1984-02-07 | 1984-02-07 | 複合化塩化ビニル系樹脂材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60163908A JPS60163908A (ja) | 1985-08-26 |
| JPH044322B2 true JPH044322B2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=12024644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59020349A Granted JPS60163908A (ja) | 1983-07-15 | 1984-02-07 | 複合化塩化ビニル系樹脂材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60163908A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS5933343A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-23 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 塩化ビニル樹脂組成物 |
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1984
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