JPH0445771A - コレステロールの除去方法 - Google Patents
コレステロールの除去方法Info
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- JPH0445771A JPH0445771A JP2150613A JP15061390A JPH0445771A JP H0445771 A JPH0445771 A JP H0445771A JP 2150613 A JP2150613 A JP 2150613A JP 15061390 A JP15061390 A JP 15061390A JP H0445771 A JPH0445771 A JP H0445771A
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
る。さらに詳しくは、卵生に存在するコレステロールを
多量に含む低密度リポ蛋白(LDL)の選択的な除去方
法に関する。
、主として卵黄に大量に含まれるコレステロールは、多
量に摂取すると動脈硬化、ひいては狭心症などの重篤な
虚血性心疾患発症のリスクが高まることが知られている
。従って卵や卵を使用した食品のコレステロールを低下
させることは、成人病の予防、進行防止の観点から注目
され、この目的のために種々の技術が開発されている。
素、アルコールなどの有機溶媒による光質成分の抽出で
ある。しかしながら用いる有機溶媒は毒性の高いものが
多く、抽出処理されたものを食用に供するには不都合な
ばあいが多い、あるいは卵の成分が溶媒により変性され
風味が変化するなどの問題点があった。さらに有機溶媒
による抽出においては、分離を容易に行うため水と混合
しにくい溶媒を用いるのが通常であるが、食用に供する
もののばあいは使用できる溶媒が事実上エチルアルコー
ルに限定され、エチルアルコールは水と自由な割合で混
合するため溶媒と卵成分の分離、溶剤の回収、精製に複
雑な工程を必要とし、いきおい抽出に要する費用も高く
ならざるをえないという経済上の問題点を有する。
、卵生のコレステロールの大部分が卵、特に卵黄中の低
密度リボ蛋白に含有されていることに着目し、低密度リ
ボ蛋白に親和性を有する吸着体を用い、これに低密度リ
ボ蛋白を含む卵成分を接触させることによって低密度リ
ボ蛋白を選択的に除去し、他の卵成分をほとんど変性、
損失することなく卵成分に含まれるコレステロールを効
果的かつ選択的に除去しうろことを見出し、本発明を完
成するに至った。
着体に卵成分を接触させることを特徴とする卵成分から
のコレステロールの除去方法に関する。
を有する物質を固定してなる吸着体が好適に使用される
。
の卵を指し、なかでも鶏卵を中心とする鳥類の卵は食用
に供されることが多く、本発明の実施対象として好適で
ある。さらに本発明で言う卵成分とは、卵殻などの固形
物をのぞいた卵生に含まれる卵黄、卵白などの諸成分の
少なくとも一部を含む液性混合物を意味する。
辺乾二、ニュー・フード・インダストリー (New
Food Inclustry) 、24、(6) 、
29頁、(1982)などに記載されているごとく、卵
から遠心分離などにより分離される低密度画分に多量に
含まれる蛋白−脂質複合体をいう。
するものであればいかなるものでも用いることが出来る
。低密度リボ蛋白に親和性を有する吸着体は、吸着体を
構成する主成分そのものが低密度リボ蛋白に親和性を有
するものと、低密度リボ蛋白に実質的に親和性を示さな
い担体に低密度リボ蛋白に親和性を有する物質を固定し
てなるものとに大別される。
基含有無機多孔体;架橋セルロース硫酸、架橋デキスト
ラン硫酸、架橋ポリスチレンスルフォン酸、架橋ポリス
チレンリン酸、架橋、ポリアクリル酸、架橋ポリメタク
リル酸、架橋ポリビニル硫酸、架橋ポリビニル、スルフ
ォン酸、架橋ポリビニルリン酸、架橋ポリグルタミン酸
、架橋ポリアスパラギン酸などのアニオン性官能基含有
重合体;架橋スチレン−マレイン酸共重合体に代表され
るアニオン性官能基含有七ツマ−を含む共重合体などが
あげられるがこれらに限定されるものではない。
担体に、低密度リボ蛋白に親和性を有する物質を固定し
てなるものである。
、低密度リボ蛋白に対する抗体およびそのフラグメント
、LDLレセプターおよびそのフラグメントなどの特異
性の高い生物学的アフィニティを有するものがまずあげ
られる。
非生物学的なアフィニティを有するものが使用でき、そ
のようなものとしては、アニオン性官能基を含有する化
合物があげられる。
ような官能基であればいかなるものであってもよく、こ
れらの代表例としては、カルボキシル基、スルホン酸基
、スルホン基、硫酸エステル基、シラノール基、リン酸
エステル基、フェノール性水酸基などがあげられるがこ
れらに限定されるものではない。これらの官能基を有す
る化合物は単独で用いてもよいし、2種以上混合して用
いてもよい。
り1つのアニオン性官能基を有する化合物であっても、
また複数のアニオン性官能基を有するポリアニオン化合
物であってもよい。
大きく、また単位量の担体に多くのアニオン性官能基を
導入できるので好適である。
オン性官能基導入量′の点で好ましい。
であってもよいし、2種以上であってもよい。
ポリアクリル酸、ポリビニル硫酸、ポリビニルスルホン
酸、ポリビニルリン酸、ポリスチレンスルホン酸、ポリ
スチレンリン酸、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン
酸、ポリメタクリル酸、ポリリン酸、スチレン−マレイ
ン酸共重合体などの合成ポリアニオン化合物、およびヘ
パリン、デキストラン硫酸、コンドロイチン、コンドロ
イチン硫酸、ヘパラン硫酸、ケラタン硫酸、ヘパリチン
硫酸、キシラン硫酸、カロニン硫酸、セルロース硫酸、
キチン硫酸、キトサン硫酸、ペクチン硫酸、イヌリン硫
酸、グリコーゲン硫酸、ポリラクトース硫酸、カラゲニ
ン硫酸、デンプン硫酸、ラミナリン硫酸、ガラクタン硫
酸、レバン硫酸、メベサルフエート硫酸、アルギン酸、
ホスホマンナンなどのアニオン性官能基含有多糖類など
があげられるがこれらに限定されるものではない。
合物を固定するための水不溶性担体としては、実質的に
LDL以外の卵成分を吸着せず、LDLに親和性を有す
る化合物を固定することができ、水性溶媒中で溶解する
ことなく一定の形状を保ちうるものであればいかなるも
のでも用いることができる。
状、板状、中空糸状、布状、不一織布状など、処理の形
態にあわせていかなる形状のものも使用しうる。
孔構造を有することが好ましい。同じ観点から水不溶性
担体の多孔構造については表面多孔性よりも全多孔性が
好ましく、空孔率が20%以上であることが望ましい。
ものが好ましい。すなわちLDLは、分子量が100万
以上の巨体分子であるために、これを効率よく吸着する
ためにはLDLが容易に多孔質体内に侵入しうろことが
必要である。
もっともよく用いられているが、親水性多孔質体のばあ
いには適用が難しい。これに代わる細孔径の目安として
排除限界分子量がよく用いられ、親水性多孔質体、疎水
性多孔質体いずれにも適用できる。排除限界分子量とは
底置(たとえば波多野博之、花卉俊彦著、実験高速液体
クロマトグラフィー、化学同人発行)などに述べられて
いるごとく、ゲル浸透クロマトグラフィーにおいて細孔
内に侵入できない(排除される)分子のうちもっとも小
さい分子量をもつ物の分子量をいう。排除限界分子量は
、一般に球状蛋白質、デキストラン、ポリエチレングリ
コールについてよく調べられているが、本発明に用いる
担体のばあい、LDLにもっとも類似していると思われ
る球状タンパク質およびウィルスを用いてえられた値を
用いるのが適当である。
上1億以下である。すなわち100万未満の排除限界分
子量をもつ水不溶性担体を用いたばあいにはLDLの吸
着量は小さく、排除限界分子量が大きくなるにつれてL
DLの吸着量は増加するがやがて頭打ちとなり、排除限
界分子量が1億以上になると表面積が小さすぎ、吸着量
は著しく低下する。
ずれであってもよいが、目的とするLDL以外の卵成分
の吸着(いわゆる非特異吸着)の少ないものが好ましい
。親水性であるほうが非特異吸着が少ないので、水不溶
性多孔質物質は疎水性であるよりも親水性であるほうが
好ましい。
固定化反応に利用しうる官能基が存在しているとより好
都合である。かかる官能基の代表例としては、水酸基、
アミノ基、アルデヒド基、カルボキシル基、チオール基
、シラノール基、アミド基、エポキシ基、ハロゲン基、
スクシニルイミド基、酸無水物基などがあげられる。
アガロース、デキストラン、ポリアクリルアミドなどの
軟質多孔質体、多孔質ガラス、多孔質シリカゲルなどの
無機多孔質体、ポリメチルメタクリレート、ポリビニル
アルコール、スチレン、ジビニルベンゼン共重合体など
の合成高分子および(または)セルロースなどの天然高
分子を原料とする多孔質ポリマーハードゲルなどがあげ
られるがこれらに限定されるものではない。
しては、物理的吸着による方法、イオン結合による方法
、共有結合により固定する方法などがあり、いかなる方
法を用いてもよいが、LDLに親和性を有する化合物が
脱離して、処理された卵成分に混入することを防ぐため
に、強固な固定が可能な共有結合法が望ましい。
るばあい、アニオン性官能基含有化合物がアニオン性官
能基以外に固定に利用できる官能基を有するのが好まし
い。固定に利用できる官能基の代表例としては、アミノ
基、アミド基、カルボキシル基、酸無水物基、スクシニ
ルイミド基、水酸基、チオール基、アルデヒド基、ハロ
ゲン基、エポキシ基、シラノール基などがあげられるが
これらに限定されない。
を行なうには種々の方法があり、いかなる方法を用いて
もよい。
LDLを吸着除去した後、遠心分離、濾過などの方法に
より吸着体を分離除去する方法、吸着体をカラムに充填
し、これに卵成分を通過させLDLを除去する方法など
を用いることができる。吸着体が不織布状のばあいはフ
ィルタープレスなどの装置に装着し、これに卵成分を通
過させることにより実施できる。吸着体が繊維状である
ばあいについても、これをカラムに充填することにより
粒状のばあいと同様にして実施することができる。
用いる卵成分は全卵を用いてもよいし、大半のLDLが
含有されている卵黄のみを用いてもよい。さらに卵成分
は生理食塩水、水などで希釈して用いてもよいし、その
まま用いてもよい。
る目的で、卵成分や吸着体以外の成分を添加してLDL
の除去を行ってもよい。
イオン、酸、アルカリなどがあげられるが、これらに限
定されるわけではない。
は、処理を加えることにより吸着したLDLを脱離させ
再びLDLの吸着除去に用いることもできる。吸着した
LDLの脱離は、たとえば高イオン強度溶液による処理
などで行うことができる。
しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
チッソ■製、球状蛋白質の排除限界分子量5000万、
粒径45〜105 、in)100mlに20%(重量
%、以下同様) NaOH40g 、ヘプタン120g
およびノニオン系界面活性剤トウイーン20(商品名:
花王アトラス■製)を10滴加えた。40℃で2時間撹
拌後、エピクロルヒドリン50gを加えて2時間撹拌し
て反応させた後、ゲルを水洗濾過し、エポキシ基の導入
されたセルロースゲル(以下、エポキシ化ゲルという)
をえた。
濾過し、これにジメチルスルホキシド13m1.2N−
NaOH2,6ml、エピクロルヒドリン1.51を加
えて40℃で2時間撹拌した。反応後ゲルを濾別し、水
洗してエポキシ基の導入されたセルロースゲルをえた。
せてアミノ化セルロースゲルをえた。
したものを加えpH4,5に調整後、さらにl−エチル
−3−(ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド0.
8gを加え、pH4,0に調整して室温で6時間振盪後
、室温で一晩放置した。反応後ゲルを濾別し、水洗して
アルギン酸の導入されたセルロースゲルをえた。
造例2と同様にしてポリアクリル酸の固定されたセルロ
ースゲルをえた。
0、イオウ含量15%のデキストラン硫酸ナトリウム4
gおよび水51を加えpH9に調整して45℃で16時
間振盪した。その後、ゲルを濾別L7て、2M食塩水溶
液および水を用いてこの順に洗浄し、0.5%モノエタ
ノールアミン水溶液を加えて振盪し未反応のエポキシ基
を封止してデキストラン硫酸ナトリウムが固定されたセ
ルロースゲルをえた。
ラン硫酸を用いた他は製造例4と同様にしてデキストラ
ン硫酸の固定されたセルロースゲルをえた。
水冷した。これにクロルスルフォン酸211を撹拌下に
滴下し、滴下終了後10分間撹拌を続けた。反応終了後
綿花を濾別し、ピリジンついで水で洗浄して、表面に硫
酸基が導入された綿花をえた。
2倍に希釈した。製造例2.3.4および5でえられた
吸着偉容1 mlを試験管にとり、これに上記卵黄希釈
液4mlをそれぞれ添加して撹拌した。1時間経過後4
000回転で15分間遠心分離して吸着体を分離し、卵
黄希釈液中のコレステロール濃度を測定した。卵黄中の
コレステロールはそのほとんどがLDL中に含まれてい
るので、コレステロール濃度の変化からLDL吸着量を
推定することができる。結果を第1表に示す。
0%NaCl溶液中で遠心分離したところ、LDLを主
要成分とする低密度画分は吸着前のおよそ80%に減少
していた。
製造例6で調製した硫酸基を導入した綿花0.5gをそ
れぞれポリプロピレン製ミニカラムに充填し、これに実
施例1と同様にして調製した2倍希釈卵黄液4 mlを
それぞれ負荷し、重力により約1時間かけてカラムを通
過させた。
た結果を第2表に示す。
lに塩化カルシウム水溶液を添加してカルシウム濃度を
401g/dNに調整した。これに製造例4で調製した
吸着体1 mlを添加し撹拌した。
体を分離し、卵黄希釈液中のコレステロールを測定した
結果、吸着前は915mg /di!であったコレステ
ロール濃度が462B /dDに減少していた。コレス
テロール吸着量は22.651g/ml−ゲルであった
。
カラムに充填した。これに未希釈の卵黄8 n+1を高
圧プランジャーポンプにより流速0.08m17分で送
液した。カラム通過前1240mg/dNであったコレ
ステロール濃度がカラム通過後697■g/dilに減
少していた。吸着体1 mlあたりのコレステロール吸
着量は10.9Bであった。
ミニカラムに充填し、これに実施例2と同様にして卵黄
の2倍希釈液4mlを通過させてコレステロールの吸着
除去を行った。除去されたコレステロール量は15 、
2i+gであった。次にこのカラムに2M食塩液5 m
lを流しカラム流出液中のコレステロール量を測定した
ところ、14.5mgのコレステロールが回収されてい
た。
た後、再び上記と同条件で卵黄の2倍希釈液4 mlを
通過させたところ14.8mgのコレステロールが吸着
された。
させることにより、卵の風味を損なうことなく容易にコ
レステロールが除去できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低密度リポ蛋白に親和性を有する吸着体に卵成分を
接触させることを特徴とする卵成分からのコレステロー
ルの除去方法。 2 低密度リポ蛋白に親和性を有する吸着体が、水不溶
性担体に低密度リポ蛋白に親和性を有する物質を固定し
たものである請求項1記載の卵成分からのコレステロー
ルの除去方法。 3 低密度リポ蛋白に親和性を有する物質がアニオン性
官能基を有する化合物である請求項2記載の卵成分から
のコレステロールの除去方法。 4 アニオン性官能基を有する化合物がポリアニオンで
ある請求項3記載の卵成分からのコレステロールの除去
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2150613A JP2925249B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | コレステロールの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2150613A JP2925249B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | コレステロールの除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0445771A true JPH0445771A (ja) | 1992-02-14 |
| JP2925249B2 JP2925249B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15500708
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2150613A Expired - Fee Related JP2925249B2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | コレステロールの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2925249B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101158537B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2012-06-21 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 전봉 강관의 내면 비드 절삭 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4226050B1 (ja) * | 2007-09-12 | 2009-02-18 | 株式会社Reiメディカル | 体液浄化処理用吸着カラム |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP2150613A patent/JP2925249B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101158537B1 (ko) * | 2008-03-14 | 2012-06-21 | 신닛뽄세이테쯔 카부시키카이샤 | 전봉 강관의 내면 비드 절삭 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2925249B2 (ja) | 1999-07-28 |
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