JPH0446914B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446914B2 JPH0446914B2 JP60260692A JP26069285A JPH0446914B2 JP H0446914 B2 JPH0446914 B2 JP H0446914B2 JP 60260692 A JP60260692 A JP 60260692A JP 26069285 A JP26069285 A JP 26069285A JP H0446914 B2 JPH0446914 B2 JP H0446914B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- resin
- extrusion
- layer
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、シリコーン層の上にフツソ系樹脂の
押出被覆層を有する、従つて耐熱性の要求される
用途、たとえぱOPGWなどの電力光複合ケーブ
ルに適した樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの製
造方法に関する。
押出被覆層を有する、従つて耐熱性の要求される
用途、たとえぱOPGWなどの電力光複合ケーブ
ルに適した樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの製
造方法に関する。
従来の技術
最近、押出成形可能な耐熱性のフツソ系樹脂が
種々開発されており、シリコーン層を有する石英
ガラス系光フアイバの上に、この種のフツソ系樹
脂を押出被覆したものは、OPGW等の耐熱性が
要求される用途に期待されている。
種々開発されており、シリコーン層を有する石英
ガラス系光フアイバの上に、この種のフツソ系樹
脂を押出被覆したものは、OPGW等の耐熱性が
要求される用途に期待されている。
上記構成の光フアイバは、石英ガラス系クラツ
ド層を有する光フアイバの上に、まずシリコーン
層を施し、更にその上にフツソ系樹脂の1種をそ
の高融点又は高軟化点に基づいて高温度で押出
し、次いで押出被覆層を冷却する方法によつて製
造される。
ド層を有する光フアイバの上に、まずシリコーン
層を施し、更にその上にフツソ系樹脂の1種をそ
の高融点又は高軟化点に基づいて高温度で押出
し、次いで押出被覆層を冷却する方法によつて製
造される。
解決を要すべき問題点
ところで、これまでの光フアイバの有機高分子
による被覆の常識に従えば、押出被覆は、一般に
これを急冷すると大きな成形歪が生じて光フアイ
バにマイクロベンドを生ぜしめる事から、通常徐
冷されてきた。しかしながら、この従来の方法で
製造したフツソ系樹脂被覆の石英ガラス系光フア
イバは、耐熱性光フアイバの試験項目の1つであ
る300℃瞬時耐熱試験において、該フアイバを300
℃まで加熱して後の冷却過程で急激に伝送損失が
増大する現象、所謂スパイク現象、が生じる問題
がある。
による被覆の常識に従えば、押出被覆は、一般に
これを急冷すると大きな成形歪が生じて光フアイ
バにマイクロベンドを生ぜしめる事から、通常徐
冷されてきた。しかしながら、この従来の方法で
製造したフツソ系樹脂被覆の石英ガラス系光フア
イバは、耐熱性光フアイバの試験項目の1つであ
る300℃瞬時耐熱試験において、該フアイバを300
℃まで加熱して後の冷却過程で急激に伝送損失が
増大する現象、所謂スパイク現象、が生じる問題
がある。
問題解決の手段
本発明は、上記したスパイク現象のみられない
樹脂被覆石英ガラス光フアイバの製造方法を提案
することを目的とする。即ち、本発明は、石英ガ
ラス系クラツド層を有する石英ガラス系光フアイ
バの上にシリコーン層を設け、その上にフツソ系
樹脂を押出被覆して押出の直後に該フツソ系樹脂
の押出被覆層を急冷することを特徴とする樹脂被
覆石英ガラス系光フアイバの製造方法である。
樹脂被覆石英ガラス光フアイバの製造方法を提案
することを目的とする。即ち、本発明は、石英ガ
ラス系クラツド層を有する石英ガラス系光フアイ
バの上にシリコーン層を設け、その上にフツソ系
樹脂を押出被覆して押出の直後に該フツソ系樹脂
の押出被覆層を急冷することを特徴とする樹脂被
覆石英ガラス系光フアイバの製造方法である。
作 用
フツソ系樹脂の押出被覆層を、その押出直後に
急冷することにより、得られた光フアイバはスパ
イク現象が生じない、あるいは、その程度が小さ
くなる。
急冷することにより、得られた光フアイバはスパ
イク現象が生じない、あるいは、その程度が小さ
くなる。
スパイク現象が生じる理由については目下のと
ころ明確に解明されたとは言い難いが、本発明者
らは次のように考えている。
ころ明確に解明されたとは言い難いが、本発明者
らは次のように考えている。
即ち、常識に従つて押出層を徐冷した場合に
は、シリコーン層と押出フツソ系樹脂層との界面
に微少な空隙が残存し、この空隙が300℃瞬時耐
熱試験時の加熱−冷却の過程で急激な膨張−収縮
を起こし、これが光フアイバにマイクロベンドを
生ぜしめ、このマイクロバンドがスパイク現象に
つながる。
は、シリコーン層と押出フツソ系樹脂層との界面
に微少な空隙が残存し、この空隙が300℃瞬時耐
熱試験時の加熱−冷却の過程で急激な膨張−収縮
を起こし、これが光フアイバにマイクロベンドを
生ぜしめ、このマイクロバンドがスパイク現象に
つながる。
これに、対して本発明におけるように急冷する
事により上記の界面における空隙の残存がなくな
る。
事により上記の界面における空隙の残存がなくな
る。
一方、懸念されたフツソ系樹脂押出被覆層の急
冷に基づく成形歪の点については、樹脂によつて
多少の相違はあるが、概して急冷時に生じる成形
歪の大きさは徐冷時のそれと比較して大差がない
ことも判明した。
冷に基づく成形歪の点については、樹脂によつて
多少の相違はあるが、概して急冷時に生じる成形
歪の大きさは徐冷時のそれと比較して大差がない
ことも判明した。
以下、添付図面を利用して本発明を説明する。
第1図は、本発明の方法を実施するための製造ラ
イン例の上面図であり、第2図は本発明の方法で
製造される樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの一
例の断面構造図である。
第1図は、本発明の方法を実施するための製造ラ
イン例の上面図であり、第2図は本発明の方法で
製造される樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの一
例の断面構造図である。
第1図において、ボビン1からシリコーン層が
被覆された石英ガラス系光フアイバ2を送り出し
て、押出機3のクロスヘツド4に至つてフツソ系
樹脂をシリコーン層の上に押出被覆し、該押出層
をクロスヘツド4の直後に設置した水冷装置5に
おいて急冷し、このようにして製造した樹脂被覆
石英ガラス系光フアイバを、ボビン6に巻取る。
被覆された石英ガラス系光フアイバ2を送り出し
て、押出機3のクロスヘツド4に至つてフツソ系
樹脂をシリコーン層の上に押出被覆し、該押出層
をクロスヘツド4の直後に設置した水冷装置5に
おいて急冷し、このようにして製造した樹脂被覆
石英ガラス系光フアイバを、ボビン6に巻取る。
本発明においては、フツソ系樹脂としては前記
した通り、押出成形可能な耐熱性の樹脂が使用対
象となるが、これらのうち特に本発明の方法に採
用して効果が高いものはテトラフルオロエチレ
ン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体である。
した通り、押出成形可能な耐熱性の樹脂が使用対
象となるが、これらのうち特に本発明の方法に採
用して効果が高いものはテトラフルオロエチレ
ン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合
体である。
クロスヘツド4の出口と水冷装置5の入口との
間隔は、出来るだけつめたほうが良い。例えば、
光フアイバ2の線速が10〜50m/分である場合に
は、上記の間隔は1〜50cm、特に1〜10cm程度と
することが望ましい。
間隔は、出来るだけつめたほうが良い。例えば、
光フアイバ2の線速が10〜50m/分である場合に
は、上記の間隔は1〜50cm、特に1〜10cm程度と
することが望ましい。
第2図において、21は純石英ガラスあるいは
バーパントを有する石英ガラスにて構成されたス
テツプ・インデツクス・グレードデ・インデツク
ス、あるいはシングルモード構造のコア及びクラ
ツド層と、更に必要に応じて設けられる石英ガラ
スサポート層とからなる石英ガラス系の光フアイ
バであり、22は塗料塗布のあと加熱硬化或いは
紫外線硬化にて形成したシリコーン層、23は押
出成形後急冷して形成したフツソ系樹脂被覆層で
ある。
バーパントを有する石英ガラスにて構成されたス
テツプ・インデツクス・グレードデ・インデツク
ス、あるいはシングルモード構造のコア及びクラ
ツド層と、更に必要に応じて設けられる石英ガラ
スサポート層とからなる石英ガラス系の光フアイ
バであり、22は塗料塗布のあと加熱硬化或いは
紫外線硬化にて形成したシリコーン層、23は押
出成形後急冷して形成したフツソ系樹脂被覆層で
ある。
実施例
実施例 1
石英ガラス系クラツド層を有する外径125μmの
石英ガラス系光フアイバの上に厚さ400μmの熱硬
化シリコーン層を有する光フアイバを線速25m/
分で押出機に供給し、シリコーン層の上にテトラ
フルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体を400℃で押出し、次いでクロ
スヘツド出口より3cm隔てて設置した水冷装置を
通過させて押出被覆層を急冷し、このようにして
厚さ700μmのテトラフルオロエチレン・パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体層を有する
樹脂被覆光フアイバを得た。
石英ガラス系光フアイバの上に厚さ400μmの熱硬
化シリコーン層を有する光フアイバを線速25m/
分で押出機に供給し、シリコーン層の上にテトラ
フルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体を400℃で押出し、次いでクロ
スヘツド出口より3cm隔てて設置した水冷装置を
通過させて押出被覆層を急冷し、このようにして
厚さ700μmのテトラフルオロエチレン・パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合体層を有する
樹脂被覆光フアイバを得た。
実施例 2
光フアイバの線速が15m/分であり、クロスヘ
ツド出口と水冷装置入口との距離が25cmである点
においてのみ実施例1と異なる製造を行つた。
ツド出口と水冷装置入口との距離が25cmである点
においてのみ実施例1と異なる製造を行つた。
比較例 1
水冷装置を用いず、押出被覆層を温水にて徐冷
した点においてのみ実施例2と異なる製造を行つ
た。
した点においてのみ実施例2と異なる製造を行つ
た。
上記の実施例、比較例で製造した各光フアイバ
は、いずれも初期伝送損失値においてほぼ同程度
であるが、300℃で0.75秒間瞬時加速する耐熱試
験において、この加熱後の冷却過程での伝送損失
上昇度は実施例1、実施例2は、それぞれ
0.0dB/Km、0.28dB/Kmと小さかつたのに対し
て、比較例1のものは極めて大きなスパイク現象
が生じた。
は、いずれも初期伝送損失値においてほぼ同程度
であるが、300℃で0.75秒間瞬時加速する耐熱試
験において、この加熱後の冷却過程での伝送損失
上昇度は実施例1、実施例2は、それぞれ
0.0dB/Km、0.28dB/Kmと小さかつたのに対し
て、比較例1のものは極めて大きなスパイク現象
が生じた。
効 果
本発明により、耐熱性に優れた樹脂被覆石英ガ
ラス系の光フアイバの製造が可能となつた。また
更に、本発明の製造方法においては、押出被覆は
急冷されるので、従来の徐冷方法と比較して生産
ラインの高速化も容易となつて高性能の光フアイ
バを低コストで製造することが可能となる。
ラス系の光フアイバの製造が可能となつた。また
更に、本発明の製造方法においては、押出被覆は
急冷されるので、従来の徐冷方法と比較して生産
ラインの高速化も容易となつて高性能の光フアイ
バを低コストで製造することが可能となる。
第1図は、本発明の方法を実施するための製造
ライン例の上面図であり、第2図は本発明の方法
で製造される樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの
一例の断面構造図である。 1,6……ボビン、2……シリコーン層が被覆
された石英ガラス系光フアイバ、3……押出機、
4……クロスヘツド、5……水冷装置、21……
石英ガラス系光フアイバ、22……シリコーン
層、23……フツソ系樹脂層。
ライン例の上面図であり、第2図は本発明の方法
で製造される樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの
一例の断面構造図である。 1,6……ボビン、2……シリコーン層が被覆
された石英ガラス系光フアイバ、3……押出機、
4……クロスヘツド、5……水冷装置、21……
石英ガラス系光フアイバ、22……シリコーン
層、23……フツソ系樹脂層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石英ガラス系クラツド層を有する石英ガラス
系光フアイバの上にシリコーン層を設け、その上
にフツソ系樹脂を押出被覆して押出の直後に該フ
ツソ系樹脂の押出被覆層を急冷することを特徴と
する樹脂被覆石英ガラス系光フアイバの製造方
法。 2 フツソ系樹脂がテトラフルオロエチレン・パ
ーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であ
る特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 3 押出ヘツドの直後に設置した水冷装置にて押
出被覆層を急冷する特許請求の範囲第1項乃至第
2項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60260692A JPS62119142A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 樹脂被覆石英ガラス系光ファイバの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60260692A JPS62119142A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 樹脂被覆石英ガラス系光ファイバの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62119142A JPS62119142A (ja) | 1987-05-30 |
| JPH0446914B2 true JPH0446914B2 (ja) | 1992-07-31 |
Family
ID=17351447
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60260692A Granted JPS62119142A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 樹脂被覆石英ガラス系光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62119142A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4116654A (en) * | 1977-02-22 | 1978-09-26 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Low attenuation, high strength optical fiber with silica filament core |
| JPS60154222A (ja) * | 1984-01-23 | 1985-08-13 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | 光フアイバケ−ブルの製造方法 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP60260692A patent/JPS62119142A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62119142A (ja) | 1987-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3207924B2 (ja) | プラスチックパッケージ光ファイバー | |
| US4302073A (en) | Optical fibre with a protective covering | |
| JPH0446914B2 (ja) | ||
| JP3871261B2 (ja) | 光ファイバー及びその製造方法 | |
| JPH0522658B2 (ja) | ||
| US5212762A (en) | Plastic-clad silica (PCS) fibers and methods and apparatuses for producing the same | |
| JPS596268B2 (ja) | 光伝送用ガラスフアイバの補強方法 | |
| US20050056952A1 (en) | Method of manufacturing multi-polymer optical fiber cable | |
| JPH02233537A (ja) | 光ファイバ心線の製造方法 | |
| JPH0251856B2 (ja) | ||
| JPH0529618B2 (ja) | ||
| JPS6110044A (ja) | 光伝送用フアイバの製造方法 | |
| JPS6016837A (ja) | プラスチツク被覆光フアイバ | |
| JPS62165610A (ja) | 耐熱性に優れたプラスチツク光コ−ド | |
| JPS5898704A (ja) | 光フアイバ心線 | |
| JP2746628B2 (ja) | ふっ素樹脂被覆光ファイバ心線の製造方法 | |
| JPS59156941A (ja) | 光伝送用ガラスフアイバの補強方法 | |
| JP2594552B2 (ja) | 可撓性光導波路の製造方法 | |
| JPS62194208A (ja) | 耐熱耐低温光フアイバケ−ブルとその製造方法 | |
| JPH01301538A (ja) | ガラス系光ファイバの製造方法 | |
| JPH0629888B2 (ja) | 被覆光フアイバ | |
| JPH0115045B2 (ja) | ||
| JPS6367161B2 (ja) | ||
| JPH0244242Y2 (ja) | ||
| JPS62169111A (ja) | 耐側圧性に優れたプラスチツク光ケ−ブル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |