JPH0450166Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0450166Y2 JPH0450166Y2 JP1984127767U JP12776784U JPH0450166Y2 JP H0450166 Y2 JPH0450166 Y2 JP H0450166Y2 JP 1984127767 U JP1984127767 U JP 1984127767U JP 12776784 U JP12776784 U JP 12776784U JP H0450166 Y2 JPH0450166 Y2 JP H0450166Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- link
- wheel
- rear suspension
- dual
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
- B60G3/202—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid having one longitudinal arm and two parallel transversal arms, e.g. dual-link type strut suspension
- B60G3/205—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid having one longitudinal arm and two parallel transversal arms, e.g. dual-link type strut suspension with the pivotal point of the longitudinal arm being on the vertical plane defined by the wheel rotation axis and the wheel ground contact point
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G3/00—Resilient suspensions for a single wheel
- B60G3/18—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
- B60G3/20—Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は自動車等の車輌の非操舵輪用のサスペ
ンシヨンに係り、更に詳細にはデユアルリンク式
リヤサスペンシヨンに係る。
ンシヨンに係り、更に詳細にはデユアルリンク式
リヤサスペンシヨンに係る。
従来の技術
自動車等の車輌のリヤサスペンシヨンの一つと
して、コントロールアームが互いに平行且等長の
一対のリンクよりなるストラツト式サスペンシヨ
ンの如く、実質的に車幅方向に延在する回転軸線
の周りに回転可能に車輪を支持する車輪支持部材
と、実質的車幅方向に配置され互いに車輌前後方
向に隔置されそれぞれ一端にて実質的に車輌前後
方向に延在する枢軸線の周りに枢動可能にゴムブ
ツシユを介して車輪支持部材に連結され他端にて
前記枢軸線に平行な枢軸線の周りに枢動可能にゴ
ムブツシユを介して車体に連結された一対のサス
ペンシヨンアームと、一端にてゴムブツシユを介
して車輪支持部材に枢着され他端にてゴムブツシ
ユを介して車体に枢着され一端より他端へ向けて
実質的に車輌前方へ延在するストラツトロツドと
を含む所謂デユアルリンク式リヤサスペンシヨン
は既に知られており、前輪駆動車のリヤサスペン
シヨンとして広く採用されている。
して、コントロールアームが互いに平行且等長の
一対のリンクよりなるストラツト式サスペンシヨ
ンの如く、実質的に車幅方向に延在する回転軸線
の周りに回転可能に車輪を支持する車輪支持部材
と、実質的車幅方向に配置され互いに車輌前後方
向に隔置されそれぞれ一端にて実質的に車輌前後
方向に延在する枢軸線の周りに枢動可能にゴムブ
ツシユを介して車輪支持部材に連結され他端にて
前記枢軸線に平行な枢軸線の周りに枢動可能にゴ
ムブツシユを介して車体に連結された一対のサス
ペンシヨンアームと、一端にてゴムブツシユを介
して車輪支持部材に枢着され他端にてゴムブツシ
ユを介して車体に枢着され一端より他端へ向けて
実質的に車輌前方へ延在するストラツトロツドと
を含む所謂デユアルリンク式リヤサスペンシヨン
は既に知られており、前輪駆動車のリヤサスペン
シヨンとして広く採用されている。
考案が解決しようとする問題点
一般に車輌が旋回する場合には、後に図面を参
照して詳細に説明する如く、後輪の旋回外輪の接
地点には車輌後方へ僅かに傾斜したインボード方
向の摩擦力が路面より作用する。しかるに従来の
デユアルリンク式リヤサスペンシヨンに於ては、
一対のサスペンシヨンアームは車幅方向に互いに
平行に配設されているため、これらのサスペンシ
ヨンアームは前記摩擦力の車幅方向の分力に対す
る反力を発生することはできるが、前記摩擦力の
車輌後方への分力に対する反力を発生することは
できず、車輌後方への分力はストラツトロツドに
よりこれに作用する引張荷重として担持される。
従つて旋回中の車輌の旋回外輪側のリヤサスペン
シヨンのストラツトロツドの両端に設けられたゴ
ムブツシユは、ストラツトロツドに作用する引張
荷重により或る量の圧縮変形を受けた状態にあ
る。
照して詳細に説明する如く、後輪の旋回外輪の接
地点には車輌後方へ僅かに傾斜したインボード方
向の摩擦力が路面より作用する。しかるに従来の
デユアルリンク式リヤサスペンシヨンに於ては、
一対のサスペンシヨンアームは車幅方向に互いに
平行に配設されているため、これらのサスペンシ
ヨンアームは前記摩擦力の車幅方向の分力に対す
る反力を発生することはできるが、前記摩擦力の
車輌後方への分力に対する反力を発生することは
できず、車輌後方への分力はストラツトロツドに
よりこれに作用する引張荷重として担持される。
従つて旋回中の車輌の旋回外輪側のリヤサスペン
シヨンのストラツトロツドの両端に設けられたゴ
ムブツシユは、ストラツトロツドに作用する引張
荷重により或る量の圧縮変形を受けた状態にあ
る。
かかる状態にて旋回外輪が路面の凹凸を通過す
ることにより該外輪に車輌後方への衝撃力が作用
すると、ストラツトロツドには更に大きい引張荷
重が作用し、ストラツトロツドの両端に設けられ
たゴムブツシユは或る量の圧縮変形を受けた状態
より更に同一方向に圧縮変形される。ストラツト
ロツドの両端に設けられるゴムブツシユは一般に
非線形のばね特性を有するよう構成されているの
で、上述の如き場合にはゴムブツシユは比較的ば
ね定数の高い領域に於て更に圧縮されることにな
り、従つてゴムブツシユはそれが保有する本来の
衝撃吸収能力を十分に発揮することができず、車
輌の旋回中に於ける良好な乗り心地性を確保する
ことができないという不具合がある。
ることにより該外輪に車輌後方への衝撃力が作用
すると、ストラツトロツドには更に大きい引張荷
重が作用し、ストラツトロツドの両端に設けられ
たゴムブツシユは或る量の圧縮変形を受けた状態
より更に同一方向に圧縮変形される。ストラツト
ロツドの両端に設けられるゴムブツシユは一般に
非線形のばね特性を有するよう構成されているの
で、上述の如き場合にはゴムブツシユは比較的ば
ね定数の高い領域に於て更に圧縮されることにな
り、従つてゴムブツシユはそれが保有する本来の
衝撃吸収能力を十分に発揮することができず、車
輌の旋回中に於ける良好な乗り心地性を確保する
ことができないという不具合がある。
尚本考案に関連するデユアルリンク式リヤサス
ペンシヨンの幾つかの例が実開昭55−42679号、
同第57−141109号、同第58−18804号、特開昭58
−209605号等に記載されているが、これらは何れ
も車輌のステア特性を改善するためのものであ
り、これらによつては上述の如き不具合を改善す
ることはできない。
ペンシヨンの幾つかの例が実開昭55−42679号、
同第57−141109号、同第58−18804号、特開昭58
−209605号等に記載されているが、これらは何れ
も車輌のステア特性を改善するためのものであ
り、これらによつては上述の如き不具合を改善す
ることはできない。
本考案は、従来のデユアルリンク式リヤサスペ
ンシヨンに於ける上述の如き不具合に鑑み、旋回
外輪側のリヤサスペンシヨンのストラツトロツド
の両端に設けられたゴムブツシユには実質的な圧
縮変形が発生せず、従つて旋回外輪が路面の凹凸
を通過する場合にもゴムブツシユが外輪に作用す
る車輌後方への衝撃力を十分に吸収し、従つて車
輌の旋回中に於ける乗り心地性を向上させること
ができ、しかも車輌の旋回時の操縦安定性をも向
上させることができるよう改良された車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンを提供すること
を目的としている。
ンシヨンに於ける上述の如き不具合に鑑み、旋回
外輪側のリヤサスペンシヨンのストラツトロツド
の両端に設けられたゴムブツシユには実質的な圧
縮変形が発生せず、従つて旋回外輪が路面の凹凸
を通過する場合にもゴムブツシユが外輪に作用す
る車輌後方への衝撃力を十分に吸収し、従つて車
輌の旋回中に於ける乗り心地性を向上させること
ができ、しかも車輌の旋回時の操縦安定性をも向
上させることができるよう改良された車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンを提供すること
を目的としている。
問題点を解決するための手段
上述の如き目的は、本考案によれば、実質的に
車幅方向に延在する回転軸線2の周りに回転可能
に非操舵輪としての車輪3を支持する車輪支持部
材1と、実質的に車幅方向に配設され互いに車輌
前後方向に隔置されそれぞれ一端4a,5aにて
実質的に車輌前後方向に延在する枢軸線8,20
の周りに枢動可能に前記車輪支持部材に連結され
他端4b,5bにて実質的に車輌前後方向に延在
する枢軸線12,23の周りに枢動可能に車体9
に連結された第一及び第二リンク4,5と、実質
的に車輌前後方向に配設され一端6aにて前記車
輪支持部材に枢着され他端6bにて前記車体に枢
着された第三のリンク6と、前記第三のリンクの
前記一端と前記車輪支持部材との間及び前記第三
のリンクの前記他端と前記車体との間の少なくと
も一方に介装されたゴム状弾性部材39,46と
を含み、前記第一のリンクの前記一端と前記他端
とを結ぶ線分28が車輌の上方より見て車幅方向
に対し前記一端より前記他端の方向に車輌後方へ
傾く角度をθ1とし、前記第二リンクの前記一端と
前記他端とを結ぶ線分29が車輌の上方より見て
車幅方向に対し前記一端より前記他端の方向に車
輌後方へ傾く角度θ2とすれば、 θ1+θ2>0 であり前記第一のリンクは前記第二のリンクより
車輌前方に隔置され、車輌の上方より見て前記第
一のリンクの前記一端と前記回転軸線との間の距
離L1は前記第二のリンクの前記一端と前記回転
軸線との間の距離L2よりも小さく、前記第一の
リンクの前記一端と前記車輪支持部材との間及び
前記第一のリンクの前記他端と前記車体との間の
少なとも一方及び前記第二のリンクの前記一端と
前記車輪支持部材との間及び前記第二のリンクの
前記他端と前記車体との間の少なくとも一方には
ゴム状弾性体15,18,25,27が介装され
た車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシヨンに
よつて達成される。
車幅方向に延在する回転軸線2の周りに回転可能
に非操舵輪としての車輪3を支持する車輪支持部
材1と、実質的に車幅方向に配設され互いに車輌
前後方向に隔置されそれぞれ一端4a,5aにて
実質的に車輌前後方向に延在する枢軸線8,20
の周りに枢動可能に前記車輪支持部材に連結され
他端4b,5bにて実質的に車輌前後方向に延在
する枢軸線12,23の周りに枢動可能に車体9
に連結された第一及び第二リンク4,5と、実質
的に車輌前後方向に配設され一端6aにて前記車
輪支持部材に枢着され他端6bにて前記車体に枢
着された第三のリンク6と、前記第三のリンクの
前記一端と前記車輪支持部材との間及び前記第三
のリンクの前記他端と前記車体との間の少なくと
も一方に介装されたゴム状弾性部材39,46と
を含み、前記第一のリンクの前記一端と前記他端
とを結ぶ線分28が車輌の上方より見て車幅方向
に対し前記一端より前記他端の方向に車輌後方へ
傾く角度をθ1とし、前記第二リンクの前記一端と
前記他端とを結ぶ線分29が車輌の上方より見て
車幅方向に対し前記一端より前記他端の方向に車
輌後方へ傾く角度θ2とすれば、 θ1+θ2>0 であり前記第一のリンクは前記第二のリンクより
車輌前方に隔置され、車輌の上方より見て前記第
一のリンクの前記一端と前記回転軸線との間の距
離L1は前記第二のリンクの前記一端と前記回転
軸線との間の距離L2よりも小さく、前記第一の
リンクの前記一端と前記車輪支持部材との間及び
前記第一のリンクの前記他端と前記車体との間の
少なとも一方及び前記第二のリンクの前記一端と
前記車輪支持部材との間及び前記第二のリンクの
前記他端と前記車体との間の少なくとも一方には
ゴム状弾性体15,18,25,27が介装され
た車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシヨンに
よつて達成される。
考案の作用及び効果
上述の如き構成によれば、第一のリンクの一端
と他端とを結ぶ線分が車輌の上方より見て車幅方
向に対し一端より他端の方向に車輌後方へ傾く角
度θ1と、第二のリンクの一端と他端とを結ぶ線分
が車輌の上方より見て車幅方向に対し一端より他
端の方向に車輌後方へ傾く各度θ2との合計、即ち
θ1+θ2が正であるので、第一及び第二のリンクは
後輪の旋回外輪の接地点に作用する摩擦力の車幅
方向の分力に対する反力を発生し得るだけでな
く、該摩擦力の車輌後方への分力に対する反力を
も発生することができる。従つて第三のリンクに
その軸線方向に作用する荷重が軽減若しくは排除
され、これにより第三のリンクの端部に設けられ
たゴム状弾性部材が実質的に圧縮変形されること
が回避されるので、かかる状態にて車輪に車輌後
方への衝撃力が作用しても、ゴム状弾性部材によ
りその本来の衝撃吸収能力が十分に発揮されて衝
撃が有効に吸収され、これにより車輌の旋回中に
於ける乗り心地性が向上される。
と他端とを結ぶ線分が車輌の上方より見て車幅方
向に対し一端より他端の方向に車輌後方へ傾く角
度θ1と、第二のリンクの一端と他端とを結ぶ線分
が車輌の上方より見て車幅方向に対し一端より他
端の方向に車輌後方へ傾く各度θ2との合計、即ち
θ1+θ2が正であるので、第一及び第二のリンクは
後輪の旋回外輪の接地点に作用する摩擦力の車幅
方向の分力に対する反力を発生し得るだけでな
く、該摩擦力の車輌後方への分力に対する反力を
も発生することができる。従つて第三のリンクに
その軸線方向に作用する荷重が軽減若しくは排除
され、これにより第三のリンクの端部に設けられ
たゴム状弾性部材が実質的に圧縮変形されること
が回避されるので、かかる状態にて車輪に車輌後
方への衝撃力が作用しても、ゴム状弾性部材によ
りその本来の衝撃吸収能力が十分に発揮されて衝
撃が有効に吸収され、これにより車輌の旋回中に
於ける乗り心地性が向上される。
また上述の如き構成によれば、第一のリンクは
第二のリンクより車輌前方に隔置され、第一のリ
ンクの一端と車輪の回転軸線との間の距離は第二
のリンクの一端と車輪の回転軸線との間の距離よ
りも小さく、第一のリンクの一端と車輪支持部材
との間及び第一のリンクの他端と車体との間の少
なくとも一方及び第二のリンクの一端と車輪支持
部材との間及び第二のリンクの他端と車体との間
の少なくとも一方にはゴム状弾性体が介装され
る。従つて旋回外輪に作用する摩擦力のインボー
ド方向の分力により車輪支持部材がインボード方
向へ押圧されると、第一のリンクに関連するゴム
状弾性体は第二リンクに関連するゴム状弾性体よ
りも大きく圧縮変形され、これにより車輪のトー
がトーイン方向へ変化されるので、車輌のアンダ
ステア特性が向上され、これにより車輌の旋回時
の操縦安定性が向上される。
第二のリンクより車輌前方に隔置され、第一のリ
ンクの一端と車輪の回転軸線との間の距離は第二
のリンクの一端と車輪の回転軸線との間の距離よ
りも小さく、第一のリンクの一端と車輪支持部材
との間及び第一のリンクの他端と車体との間の少
なくとも一方及び第二のリンクの一端と車輪支持
部材との間及び第二のリンクの他端と車体との間
の少なくとも一方にはゴム状弾性体が介装され
る。従つて旋回外輪に作用する摩擦力のインボー
ド方向の分力により車輪支持部材がインボード方
向へ押圧されると、第一のリンクに関連するゴム
状弾性体は第二リンクに関連するゴム状弾性体よ
りも大きく圧縮変形され、これにより車輪のトー
がトーイン方向へ変化されるので、車輌のアンダ
ステア特性が向上され、これにより車輌の旋回時
の操縦安定性が向上される。
本考案の一つの詳細な特徴によれば、第一及び
第二のリンクは車輪が中立位置にある時にはθ1=
θ2である。かかる構成によれば、車輪に作用する
摩擦力の車輌後方への分力に対する第一及び第二
のリンクの分担荷重が実質的に等しくなり、又は
それらの分担荷重が相互に大きく相違することを
回避することができる。
第二のリンクは車輪が中立位置にある時にはθ1=
θ2である。かかる構成によれば、車輪に作用する
摩擦力の車輌後方への分力に対する第一及び第二
のリンクの分担荷重が実質的に等しくなり、又は
それらの分担荷重が相互に大きく相違することを
回避することができる。
本考案の他の一つの詳細な特徴によれば、第一
及び第二のリンクは車輪が中立位置にある時には
θ1=θ2であり、第一及び第二のリンクは実質的に
互いに等長である。かかる構成によれば、車輪に
車輌前後方向の荷重が作用した場合にも、車輪の
トーが変化することを回避することができ、従つ
て車輌の直進走行性が損われることを回避するこ
とができる。
及び第二のリンクは車輪が中立位置にある時には
θ1=θ2であり、第一及び第二のリンクは実質的に
互いに等長である。かかる構成によれば、車輪に
車輌前後方向の荷重が作用した場合にも、車輪の
トーが変化することを回避することができ、従つ
て車輌の直進走行性が損われることを回避するこ
とができる。
実施例
以下に添付の図を参照しつつ、本考案を実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第1図は前輪駆動車のデユアルリンク・ストラ
ツト式リヤサスペンシヨンとして構成された本考
案による車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシ
ヨンの一つの実施例を示す平面図、第2図は第1
図に示された実施例を車輌後方より見た立面図、
第3図は第1図及び第2図に示された実施例の車
輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用態様を
車輌上方より見た解図である。これらの図に於
て、1は実質的に車幅方向に延在する回転軸支線
2の周りに車輪3を回転可能に支持する車輪支持
部材を示している。また4及び5はそれぞれ実質
的に車幅方向に配設され互いに車輌前後方向に隔
置され互いに共働してコントロールアームを郭定
する第一及び第二のリンクとしてのサスペンシヨ
ンアームを示しており、6は実質的に車輌前後方
向に配設された第三のリンクとしてのストラツト
ロツドを示している。
ツト式リヤサスペンシヨンとして構成された本考
案による車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシ
ヨンの一つの実施例を示す平面図、第2図は第1
図に示された実施例を車輌後方より見た立面図、
第3図は第1図及び第2図に示された実施例の車
輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用態様を
車輌上方より見た解図である。これらの図に於
て、1は実質的に車幅方向に延在する回転軸支線
2の周りに車輪3を回転可能に支持する車輪支持
部材を示している。また4及び5はそれぞれ実質
的に車幅方向に配設され互いに車輌前後方向に隔
置され互いに共働してコントロールアームを郭定
する第一及び第二のリンクとしてのサスペンシヨ
ンアームを示しており、6は実質的に車輌前後方
向に配設された第三のリンクとしてのストラツト
ロツドを示している。
サスペンシヨンアーム4は、車輌支持部材1に
固定されたボルト7により、一端4aにて実質的
に車輌前後方向に延在する枢軸線8の周りに枢動
可能に車輌支持部材に連結されており、車体9に
固定された断面U字形のブラケツト10に担持さ
れたボルト11により、他端4bにて枢軸線8に
平行な枢軸線12の周りに枢動可能に車体に連結
されている。第4図に詳細に示されている如く、
サスペンシヨンアームの一端4aにはそれぞれを
横切る方向に延在する円筒体13が固定的に設け
られており、円筒体13にはボルト7及び該ボル
トに嵌合する円筒状のカラー14が挿通されてい
る。円筒体13とカラー14との間には内周面に
てカラー14の外周面に加硫接着され外周面にて
円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ15が
介装されている。また第5図に詳細に示されてい
る如く、サスペンシヨンアームの他端4bにはそ
れを横切る方向に延在する円筒体16が固定的に
設けられており、円筒体16にはボルト11及び
該ボルトに嵌合する円筒状のカラー17が挿通さ
れている。円筒体16とカラー17との間には内
周面にてカラーの外周面に加硫接着され外周面に
て円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ18
が介装されている。
固定されたボルト7により、一端4aにて実質的
に車輌前後方向に延在する枢軸線8の周りに枢動
可能に車輌支持部材に連結されており、車体9に
固定された断面U字形のブラケツト10に担持さ
れたボルト11により、他端4bにて枢軸線8に
平行な枢軸線12の周りに枢動可能に車体に連結
されている。第4図に詳細に示されている如く、
サスペンシヨンアームの一端4aにはそれぞれを
横切る方向に延在する円筒体13が固定的に設け
られており、円筒体13にはボルト7及び該ボル
トに嵌合する円筒状のカラー14が挿通されてい
る。円筒体13とカラー14との間には内周面に
てカラー14の外周面に加硫接着され外周面にて
円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ15が
介装されている。また第5図に詳細に示されてい
る如く、サスペンシヨンアームの他端4bにはそ
れを横切る方向に延在する円筒体16が固定的に
設けられており、円筒体16にはボルト11及び
該ボルトに嵌合する円筒状のカラー17が挿通さ
れている。円筒体16とカラー17との間には内
周面にてカラーの外周面に加硫接着され外周面に
て円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ18
が介装されている。
同様にサスペンシヨンアーム5は、車輌支持部
材1に固定されたボルト19により、一端5aに
て実質的に車輌前後方向に延在し枢軸線8に整合
する枢軸線20の周りに枢動可能に車輪支持部材
に連結されており、車体9に固定された断面U字
形のブラケツト21に担持されたボルト22によ
り、他端5bにて枢軸線12に整合する枢軸線2
3の周りに枢動可能に車体に連結されている。サ
スペンシヨンアーム5の一端5aと車輪支持部材
1との間の連結構造及び他端5bと車体9との間
の連結構造はそれぞれ第4図及び第5図に示され
た構造と実質的に同一であり、一端5aに固定的
に設けられた円筒体24とボルト19に嵌合する
図には示されていないカラーとの間にはゴムブツ
シユ25が介装されており、他端5bに固定的に
設けられた円筒体26とボルト22に嵌合する図
には示されていないカラーとの間にはゴムブツシ
ユ27が介装されている。
材1に固定されたボルト19により、一端5aに
て実質的に車輌前後方向に延在し枢軸線8に整合
する枢軸線20の周りに枢動可能に車輪支持部材
に連結されており、車体9に固定された断面U字
形のブラケツト21に担持されたボルト22によ
り、他端5bにて枢軸線12に整合する枢軸線2
3の周りに枢動可能に車体に連結されている。サ
スペンシヨンアーム5の一端5aと車輪支持部材
1との間の連結構造及び他端5bと車体9との間
の連結構造はそれぞれ第4図及び第5図に示され
た構造と実質的に同一であり、一端5aに固定的
に設けられた円筒体24とボルト19に嵌合する
図には示されていないカラーとの間にはゴムブツ
シユ25が介装されており、他端5bに固定的に
設けられた円筒体26とボルト22に嵌合する図
には示されていないカラーとの間にはゴムブツシ
ユ27が介装されている。
サスペンシヨンアーム4及び5はそれぞれその
一端より他端方向に見て僅かに車輌後方且上方へ
傾斜しており、サスペンシヨンアーム4及び5は
互いに平行に延在している。従つてサスペンシヨ
ンアーム4の軸線28が車輌の上方より見て車幅
方向に対し一端4aより他端4bの方向に車輌後
方へ傾く角度をθ1とし、サスペンシヨンアーム5
の軸線29が車輌の上方より見て車幅方向に対し
一端5aより他端5bの方向に車輌後方へ傾く角
度をθ2とすればθ1>0,θ2>0であり且θ1=θ2で
ある。またサスペンシヨンアーム4の有効長、即
ち軸線28と枢軸線8との交点O1と軸線28と
枢軸線12との交点O2との間の距離は、サスペ
ンシヨンアーム5の有効長、即ち軸線29と枢軸
線20との交点O3と軸線29と枢軸線23との
交点O4との間の距離に等しい。従つて例えば車
輌の急制動時や急加速時の如く車輪3に車輌前後
方向の荷重が作用することにより、サスペンシヨ
ンアーム4及び5がそれぞれ交点O2及びO4の周
りに車輌前後方向に枢動しても、サスペンシヨン
アーム4及び5は互いに平行な状態を維持し、従
つて車輪3のトーが変化することはなく、車輌の
良好な直進走行性が確保される。
一端より他端方向に見て僅かに車輌後方且上方へ
傾斜しており、サスペンシヨンアーム4及び5は
互いに平行に延在している。従つてサスペンシヨ
ンアーム4の軸線28が車輌の上方より見て車幅
方向に対し一端4aより他端4bの方向に車輌後
方へ傾く角度をθ1とし、サスペンシヨンアーム5
の軸線29が車輌の上方より見て車幅方向に対し
一端5aより他端5bの方向に車輌後方へ傾く角
度をθ2とすればθ1>0,θ2>0であり且θ1=θ2で
ある。またサスペンシヨンアーム4の有効長、即
ち軸線28と枢軸線8との交点O1と軸線28と
枢軸線12との交点O2との間の距離は、サスペ
ンシヨンアーム5の有効長、即ち軸線29と枢軸
線20との交点O3と軸線29と枢軸線23との
交点O4との間の距離に等しい。従つて例えば車
輌の急制動時や急加速時の如く車輪3に車輌前後
方向の荷重が作用することにより、サスペンシヨ
ンアーム4及び5がそれぞれ交点O2及びO4の周
りに車輌前後方向に枢動しても、サスペンシヨン
アーム4及び5は互いに平行な状態を維持し、従
つて車輪3のトーが変化することはなく、車輌の
良好な直進走行性が確保される。
また一端4a及び5aは回転軸線2よりも下方
であつてそれぞれ回転軸線2の前方及び後方の位
置にて車輪支持部材1に連結されている。更に交
点O1と回転軸線2との間の距離L1は交点O3と回
転軸線2との間の距離L2よりも小さい。従つて
車輪3が旋回外輪となつて車輌が旋回する場合に
於て該車輪にインボード方向に作用するサイドフ
オースにより車輪支持部材1が第1図で見て左方
へ押圧された場合には、サスペンシヨンアーム4
の両端に配置されたゴムブツシユ15及び18は
サスペンシヨンアーム5の両端に配置されたゴム
ブツシユ25及び27よりも大きく圧縮変形され
るので、車輪3のトーがトーイン方向へ変化さ
れ、これにより車輌の良好なアンデステア特性が
確保され、車輌の旋回時の良好な操縦安定性が確
保される。
であつてそれぞれ回転軸線2の前方及び後方の位
置にて車輪支持部材1に連結されている。更に交
点O1と回転軸線2との間の距離L1は交点O3と回
転軸線2との間の距離L2よりも小さい。従つて
車輪3が旋回外輪となつて車輌が旋回する場合に
於て該車輪にインボード方向に作用するサイドフ
オースにより車輪支持部材1が第1図で見て左方
へ押圧された場合には、サスペンシヨンアーム4
の両端に配置されたゴムブツシユ15及び18は
サスペンシヨンアーム5の両端に配置されたゴム
ブツシユ25及び27よりも大きく圧縮変形され
るので、車輪3のトーがトーイン方向へ変化さ
れ、これにより車輌の良好なアンデステア特性が
確保され、車輌の旋回時の良好な操縦安定性が確
保される。
第6図に示されている如く、ストラツトロツド
6の一端6aにはヨーク30が固定的に設けられ
ている。ヨーク30の二つのアーム31及び32
にはストラツトロツドの軸線33に垂直に延在す
る枢軸線34に沿つてボルト35が挿通されてい
る。ボルト35及び該ボルトに嵌合する円筒状の
カラー36は、実質的に回転軸線2の下方にて車
輪支持部材1に一体に設けられ下方へ突出するア
ーム37の先端に一体に設けられた円筒体38に
挿通されている。カラー36と円筒体38との間
には内周面にてカラーに加硫接着され外周面にて
円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ39が
介装されている。ゴムブツシユ39の軸線33に
沿う方向のばね特性が第8図に示されている如き
特性となるよう、即ちストラツトロツド6に作用
する引張荷重が比較的小さい領域に於てはばね定
数が比較的小さく、ストラツトロツド6に作用す
る引張荷重が比較的大きい領域に於てはばね定数
が比較的高く、ストラツトロツドに圧縮荷重が作
用する領域に於ては比較的高いばね定数となるよ
う、ゴムブツシユ39の外周面には枢軸線34に
対してストラツトロツドと同一の側にて枢軸線3
4に沿つて延在するスリツト40が設けられてい
る。
6の一端6aにはヨーク30が固定的に設けられ
ている。ヨーク30の二つのアーム31及び32
にはストラツトロツドの軸線33に垂直に延在す
る枢軸線34に沿つてボルト35が挿通されてい
る。ボルト35及び該ボルトに嵌合する円筒状の
カラー36は、実質的に回転軸線2の下方にて車
輪支持部材1に一体に設けられ下方へ突出するア
ーム37の先端に一体に設けられた円筒体38に
挿通されている。カラー36と円筒体38との間
には内周面にてカラーに加硫接着され外周面にて
円筒体に圧入された円筒状のゴムブツシユ39が
介装されている。ゴムブツシユ39の軸線33に
沿う方向のばね特性が第8図に示されている如き
特性となるよう、即ちストラツトロツド6に作用
する引張荷重が比較的小さい領域に於てはばね定
数が比較的小さく、ストラツトロツド6に作用す
る引張荷重が比較的大きい領域に於てはばね定数
が比較的高く、ストラツトロツドに圧縮荷重が作
用する領域に於ては比較的高いばね定数となるよ
う、ゴムブツシユ39の外周面には枢軸線34に
対してストラツトロツドと同一の側にて枢軸線3
4に沿つて延在するスリツト40が設けられてい
る。
また第7図に示されている如く、ストラツトロ
ツド6の他端6bにはそれを横切る方向に枢軸線
34に平行な枢軸線41に沿つて延在する円筒体
42が固定的に設けられている。円筒体42には
車体9に固定された断面U字形のブラケツト43
に担持されたボルト44及び該ボルトに嵌合する
円筒状のカラー45が挿通されている。円筒体4
2とカラー45との間には内周面にてカラーの外
周面に加硫接着され外周面にて円筒体に圧入され
た円筒状のゴムブツシユ46が介装されている。
ゴムブツシユ39の場合と同様、ゴムブツシユ4
6の軸線33に沿う方向のばね特性が第8図に示
されている如き特性となるよう、ゴムブツシユ4
6の外周面には枢軸線41に対しストラツトロツ
ド6とは反対の側にて枢軸線41に沿つて延在す
るスリツト47が設けられている。ストラツトロ
ツド6はその一端より他端へ向けて見て僅かにイ
ンボード方向、即ち車輪3の中心平面48より離
れる方向且僅かに上方へ傾斜した状態にて車輌前
方へ延在している。
ツド6の他端6bにはそれを横切る方向に枢軸線
34に平行な枢軸線41に沿つて延在する円筒体
42が固定的に設けられている。円筒体42には
車体9に固定された断面U字形のブラケツト43
に担持されたボルト44及び該ボルトに嵌合する
円筒状のカラー45が挿通されている。円筒体4
2とカラー45との間には内周面にてカラーの外
周面に加硫接着され外周面にて円筒体に圧入され
た円筒状のゴムブツシユ46が介装されている。
ゴムブツシユ39の場合と同様、ゴムブツシユ4
6の軸線33に沿う方向のばね特性が第8図に示
されている如き特性となるよう、ゴムブツシユ4
6の外周面には枢軸線41に対しストラツトロツ
ド6とは反対の側にて枢軸線41に沿つて延在す
るスリツト47が設けられている。ストラツトロ
ツド6はその一端より他端へ向けて見て僅かにイ
ンボード方向、即ち車輪3の中心平面48より離
れる方向且僅かに上方へ傾斜した状態にて車輌前
方へ延在している。
更に第2図に示されている如く、車輪支持部材
1と車体9との間には実質的に上下方向に延在す
るストラツト49が配設されている。ストラツト
49はシヨツクアブソーバ50、圧縮コイルばね
51、バウンドストツパ52などよりなつてお
り、シヨツクアブソーバ50の下端は車輪支持部
材1に剛固に連結されており、シヨツクアブソー
バのアブソーバロツド53の上端はクツシヨンゴ
ム54を含むアツパサポート55により車体9に
緩衝的に連結されている。
1と車体9との間には実質的に上下方向に延在す
るストラツト49が配設されている。ストラツト
49はシヨツクアブソーバ50、圧縮コイルばね
51、バウンドストツパ52などよりなつてお
り、シヨツクアブソーバ50の下端は車輪支持部
材1に剛固に連結されており、シヨツクアブソー
バのアブソーバロツド53の上端はクツシヨンゴ
ム54を含むアツパサポート55により車体9に
緩衝的に連結されている。
かくして構成されたデユアルリンク・ストラツ
ト式リヤサスペンシヨンに於ては、車輌の旋回時
に車輪に作用するサイドフオースの如き車幅方向
の荷重は主としてサスペンシヨンアーム4及び5
により担持され、車輌の急制動時や急加速時又は
車輪が路面の凹凸を通過する場合の如く、車輪に
車輌前後方向に作用する荷重は主としてストラツ
トロツド6により担持され、車体重量及び車輪の
バウンド、リバウンドに伴い車体と車輪との間に
上下方向に作用する荷重は主としてストラツト4
9により担持される。
ト式リヤサスペンシヨンに於ては、車輌の旋回時
に車輪に作用するサイドフオースの如き車幅方向
の荷重は主としてサスペンシヨンアーム4及び5
により担持され、車輌の急制動時や急加速時又は
車輪が路面の凹凸を通過する場合の如く、車輪に
車輌前後方向に作用する荷重は主としてストラツ
トロツド6により担持され、車体重量及び車輪の
バウンド、リバウンドに伴い車体と車輪との間に
上下方向に作用する荷重は主としてストラツト4
9により担持される。
上述のリヤサスペンシヨンの車輪が旋回外輪と
なる場合に於ける力の作用態様は車輌上方より見
た場合第3図に示されている如くなる。周知の如
く、車輪3の接地点Aには路面56より。僅かに
車輌後方へ傾いたインボード方向の摩擦力(グリ
ツプ力)Fが作用する。この摩擦力Fは車輪の中
心平面48に垂直に作用するサイドフオースと呼
ばれる力Fsと中心平面48に沿つて車輌後方へ作
用するころがり抵抗力Frとに分解することがで
き、また車輪3の進行方向57に垂直に作用する
コーナリングフオースと呼ばれる力Fcと進行方向
57の沿つて進行方向とは逆向きに作用するドラ
ツグと呼ばれる抵抗力Fdとに分解することもで
きるものである。この場合車輪の中心平面48と
車輪進行方向57とのなす角度αはスリツプ角と
呼ばれる。
なる場合に於ける力の作用態様は車輌上方より見
た場合第3図に示されている如くなる。周知の如
く、車輪3の接地点Aには路面56より。僅かに
車輌後方へ傾いたインボード方向の摩擦力(グリ
ツプ力)Fが作用する。この摩擦力Fは車輪の中
心平面48に垂直に作用するサイドフオースと呼
ばれる力Fsと中心平面48に沿つて車輌後方へ作
用するころがり抵抗力Frとに分解することがで
き、また車輪3の進行方向57に垂直に作用する
コーナリングフオースと呼ばれる力Fcと進行方向
57の沿つて進行方向とは逆向きに作用するドラ
ツグと呼ばれる抵抗力Fdとに分解することもで
きるものである。この場合車輪の中心平面48と
車輪進行方向57とのなす角度αはスリツプ角と
呼ばれる。
この第3図に於て、路面56より車輪の接地点
Aに車幅方向に対し車輌後方へ角度にて傾いた
インボード方向の摩擦力Fが作用さており、=
θ1=θ2であると仮定すれば、車輪3に摩擦力Fに
対する反作用としてサスペンシヨンアーム4及び
5よりそれぞれ軸線28及び29に沿う反力P及
びQが作用し、これらの力の間にはP+Q≒Fな
る関係が成立する。反力P及びQの車輪の中心平
面48に垂直な分力をそれぞれP1,Q1とし、反
力P及びQの中心平面48に沿う方向の分力をそ
れぞれP2,Q2とすれば、P1+Q1≒Fs、P2+Q2≒
Frが成立する。従つてストラツトロツド6には摩
擦力Fに対する反力は実質的に発生せず、その両
端に配置されたゴムブツシユ39及び46には実
質的に何等の荷重も作用しない。従つてゴムブツ
シユ39及び46は第8図に示された特性曲線で
見て原点Oの状態、即ち荷重及び撓みが0の状態
にある。
Aに車幅方向に対し車輌後方へ角度にて傾いた
インボード方向の摩擦力Fが作用さており、=
θ1=θ2であると仮定すれば、車輪3に摩擦力Fに
対する反作用としてサスペンシヨンアーム4及び
5よりそれぞれ軸線28及び29に沿う反力P及
びQが作用し、これらの力の間にはP+Q≒Fな
る関係が成立する。反力P及びQの車輪の中心平
面48に垂直な分力をそれぞれP1,Q1とし、反
力P及びQの中心平面48に沿う方向の分力をそ
れぞれP2,Q2とすれば、P1+Q1≒Fs、P2+Q2≒
Frが成立する。従つてストラツトロツド6には摩
擦力Fに対する反力は実質的に発生せず、その両
端に配置されたゴムブツシユ39及び46には実
質的に何等の荷重も作用しない。従つてゴムブツ
シユ39及び46は第8図に示された特性曲線で
見て原点Oの状態、即ち荷重及び撓みが0の状態
にある。
かかる状態にて旋回外輪が路面の凹凸を通過し
たり旋回中の車輌が急制動又は急加速されること
により旋回外輪に車輌後方への力が作用した場合
には、その反力としてストラツトロツド6には引
張荷重が作用する。この引張荷重によりゴムブツ
シユ39及び46に荷重Rが作用するものと仮定
すれば、その荷重によりゴムブツシユ39及び4
6のそれぞれ枢軸線34及び41に対しスリツト
40及び47が設けられた側の部分が圧縮され、
それぞれのゴムブツシユが吸収し得る衝撃エネル
ギは第8図に於て水平なハツチングが施された領
域58の面積に相当する。
たり旋回中の車輌が急制動又は急加速されること
により旋回外輪に車輌後方への力が作用した場合
には、その反力としてストラツトロツド6には引
張荷重が作用する。この引張荷重によりゴムブツ
シユ39及び46に荷重Rが作用するものと仮定
すれば、その荷重によりゴムブツシユ39及び4
6のそれぞれ枢軸線34及び41に対しスリツト
40及び47が設けられた側の部分が圧縮され、
それぞれのゴムブツシユが吸収し得る衝撃エネル
ギは第8図に於て水平なハツチングが施された領
域58の面積に相当する。
これに対し第9図に示されている如く一対のサ
スペンシヨンアーム4′及び5′が車幅方向に、即
ち車輌上方より見て車輪3の中心平面48に対し
垂直に配設された従来のデユアルリンク・ストラ
ツト式リヤサスペンシヨンに於ては、ストラツト
ロツド6の両端に配置されたゴムブツシユ39及
び46に荷重Rが作用した場合にそれらが吸収し
得る衝撃エネルギは、第8図に於て左下りのハツ
チングにて示された領域59の面積に相当する比
較的小さい値でしかない。尚第9図は従来のデユ
アルリンク・ストラツト式リヤサスペンシヨンを
示す第1図と同様の平面図であり、第10図は第
9図に示されたリヤサスペンシヨンの車輪が旋回
外輪となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方
より見た第3図と同様の解図であり、これらの図
に於て第1図及び第3図に示された部材及び力に
対応する部材及び力などには第1図及び第3図に
付された符号及び記号と同一又はダツシユ付の同
一の符号及び記号が付されている。
スペンシヨンアーム4′及び5′が車幅方向に、即
ち車輌上方より見て車輪3の中心平面48に対し
垂直に配設された従来のデユアルリンク・ストラ
ツト式リヤサスペンシヨンに於ては、ストラツト
ロツド6の両端に配置されたゴムブツシユ39及
び46に荷重Rが作用した場合にそれらが吸収し
得る衝撃エネルギは、第8図に於て左下りのハツ
チングにて示された領域59の面積に相当する比
較的小さい値でしかない。尚第9図は従来のデユ
アルリンク・ストラツト式リヤサスペンシヨンを
示す第1図と同様の平面図であり、第10図は第
9図に示されたリヤサスペンシヨンの車輪が旋回
外輪となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方
より見た第3図と同様の解図であり、これらの図
に於て第1図及び第3図に示された部材及び力に
対応する部材及び力などには第1図及び第3図に
付された符号及び記号と同一又はダツシユ付の同
一の符号及び記号が付されている。
これらの図に於て、サスペンシヨンアーム4′
及び5′は第9図で見てそれぞれ車輪3の中心平
面48に垂直な軸線28′及び29′に沿つて配設
されているので、車輪3が路面より接地点Aにて
受ける摩擦力Fに対する反作用としてサスペンシ
ヨンアーム4′及び5′により発生される反力P′及
びQ′は、それぞれ軸線28′及び29′に沿う方
向にしか作用しない。従つて反力P′及びQ′の合計
は摩擦力Fの中心平面48に垂直な分力Fsにほぼ
等しいが、サスペンシヨンアーム4′及び5′は摩
擦力Fの中心平面48に沿つて車輌後方へ作用す
る分力Frに対する反力を発生することはできな
い。そのためストラツトロツド6には第10図に
於てSにて示されている如く分力Frに近い値の引
張荷重が作用する。従つてストラツトロツド6の
両端に配置されたゴムブツシユ39及び46にも
荷重Sに相当する圧縮荷重がそれぞれ枢軸線34
及び41に対しスリツト40及び47が設けられ
た側の部分に作用し、この場合に於けるゴムブツ
シユ39及び46は第8図に於てMにて示された
状態、即ち既に或る程度圧縮変形された状態にな
る。
及び5′は第9図で見てそれぞれ車輪3の中心平
面48に垂直な軸線28′及び29′に沿つて配設
されているので、車輪3が路面より接地点Aにて
受ける摩擦力Fに対する反作用としてサスペンシ
ヨンアーム4′及び5′により発生される反力P′及
びQ′は、それぞれ軸線28′及び29′に沿う方
向にしか作用しない。従つて反力P′及びQ′の合計
は摩擦力Fの中心平面48に垂直な分力Fsにほぼ
等しいが、サスペンシヨンアーム4′及び5′は摩
擦力Fの中心平面48に沿つて車輌後方へ作用す
る分力Frに対する反力を発生することはできな
い。そのためストラツトロツド6には第10図に
於てSにて示されている如く分力Frに近い値の引
張荷重が作用する。従つてストラツトロツド6の
両端に配置されたゴムブツシユ39及び46にも
荷重Sに相当する圧縮荷重がそれぞれ枢軸線34
及び41に対しスリツト40及び47が設けられ
た側の部分に作用し、この場合に於けるゴムブツ
シユ39及び46は第8図に於てMにて示された
状態、即ち既に或る程度圧縮変形された状態にな
る。
上述の実施例の場合の如く、かかる状態にて旋
回外輪が路面の凹凸を通過するなどことにより、
該車輪に車輌後方への衝撃力が作用し、該衝撃力
によりストラツトロツド6に引張荷重Rが発生さ
れたと仮定すれば、ゴムブツシユ39及び46が
吸収し得る衝撃エネルギは第8図に於て左下りの
ハツチングにて示された領域の面積に相当する比
較的小さい値でしかない。第8図の領域58及び
59の面積を比較すれば明らかである如く、上述
の実施例に於てはゴムブツシユ39及び46によ
り旋回中の外輪に車輌後方へ作用する衝撃力が効
果的に吸収され、従つて車輌の乗り心地性が改善
されるのに対し、従来のリヤサスペンシヨンに於
ては衝撃力がゴムブツシユ39及び46により十
分には吸収されず、その一部がストラツトロツド
を経て車体に伝達されるため、車輌の乗り心地性
が悪いことが解る。
回外輪が路面の凹凸を通過するなどことにより、
該車輪に車輌後方への衝撃力が作用し、該衝撃力
によりストラツトロツド6に引張荷重Rが発生さ
れたと仮定すれば、ゴムブツシユ39及び46が
吸収し得る衝撃エネルギは第8図に於て左下りの
ハツチングにて示された領域の面積に相当する比
較的小さい値でしかない。第8図の領域58及び
59の面積を比較すれば明らかである如く、上述
の実施例に於てはゴムブツシユ39及び46によ
り旋回中の外輪に車輌後方へ作用する衝撃力が効
果的に吸収され、従つて車輌の乗り心地性が改善
されるのに対し、従来のリヤサスペンシヨンに於
ては衝撃力がゴムブツシユ39及び46により十
分には吸収されず、その一部がストラツトロツド
を経て車体に伝達されるため、車輌の乗り心地性
が悪いことが解る。
第11図はデユアルリンク・ストラツト式リヤ
サスペンシヨンとして構成された本考案による車
輌用デユアルリンク式リヤサスペンシヨンの他の
一つの実施例を示す第1図と同様の平面図、第1
2図は第11に示された実施例の車輪が旋回外輪
となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方より
見た第3図と同様の解図である。尚これらの図に
於てそれぞれ第1図及び第3図に示された部材及
び力などに対応する部材及び力などは第1図及び
第3図に付された符号及び記号と同一の符号及び
記号にて示されている。
サスペンシヨンとして構成された本考案による車
輌用デユアルリンク式リヤサスペンシヨンの他の
一つの実施例を示す第1図と同様の平面図、第1
2図は第11に示された実施例の車輪が旋回外輪
となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方より
見た第3図と同様の解図である。尚これらの図に
於てそれぞれ第1図及び第3図に示された部材及
び力などに対応する部材及び力などは第1図及び
第3図に付された符号及び記号と同一の符号及び
記号にて示されている。
この実施例に於ては、サスペンシヨンアーム4
は第11図で見て車輪3の中心平面48に対し垂
直に延在しており、従つてその軸線28が車幅方
向に対し車輌後方へ傾く角度θ1は0である。また
サスペンシヨンアーム5はその一端5aよりその
他端5bへ向けて見て上述の第1図に示された実
施例の場合よりも大きな角度にて車輌後方へ傾斜
されており、従つてその軸線29が車輌の上方よ
り見て車幅方向に対し一端5aより他端5bの方
向に車輌後方へ傾く角度θ2は第1図に示された実
施例の場合よりも大きい。この実施例は他の点に
ついては第1図及び第2図に示された実施例と同
様に構成されている。
は第11図で見て車輪3の中心平面48に対し垂
直に延在しており、従つてその軸線28が車幅方
向に対し車輌後方へ傾く角度θ1は0である。また
サスペンシヨンアーム5はその一端5aよりその
他端5bへ向けて見て上述の第1図に示された実
施例の場合よりも大きな角度にて車輌後方へ傾斜
されており、従つてその軸線29が車輌の上方よ
り見て車幅方向に対し一端5aより他端5bの方
向に車輌後方へ傾く角度θ2は第1図に示された実
施例の場合よりも大きい。この実施例は他の点に
ついては第1図及び第2図に示された実施例と同
様に構成されている。
この実施例に於ける車輪3が旋回外輪となる場
合に於ける力の作用態様は第12図に示されてい
る如くなる。即ち車輪3に作用する摩擦力Fに対
する反作用として車輪にはそれぞれ軸線28及び
29に沿う反力P及びQが作用する。この場合反
力Pと反力Qの中心平面48に垂直な分力Q1と
の合計が摩擦力Fの分力Fsにほぼ等しく、反力Q
の中心平面48に沿う方向の分力Q2が摩擦力F
の分力Frにほぼ等しくなるようθ2を設定すること
ができる。従つてこの場合にもストラツトロツド
6には摩擦力Fに対する反力が発生せず、ストラ
ツトロツド6の両端に配置されたゴムブツシユ3
9及び46は第8図の原点Oに状態、即ち荷重及
び撓みが0の状態に維持される。この状態にて車
輪3が路面の凹凸を通過することなどによりスト
ラツトロツド6に引張荷重Rが作用した場合にそ
れらのゴムブツシユが吸収し得る衝撃エネルギは
第8図に於て水平のハツチングにて示された領域
58の面積に相当する値であり、第1図及び第2
図に示された実施例の場合と同様、車輪に車輌後
方へ作用する衝撃力が効果的に吸収されることに
より、車輌の旋回時に於ける乗り心地性が改善さ
れる。
合に於ける力の作用態様は第12図に示されてい
る如くなる。即ち車輪3に作用する摩擦力Fに対
する反作用として車輪にはそれぞれ軸線28及び
29に沿う反力P及びQが作用する。この場合反
力Pと反力Qの中心平面48に垂直な分力Q1と
の合計が摩擦力Fの分力Fsにほぼ等しく、反力Q
の中心平面48に沿う方向の分力Q2が摩擦力F
の分力Frにほぼ等しくなるようθ2を設定すること
ができる。従つてこの場合にもストラツトロツド
6には摩擦力Fに対する反力が発生せず、ストラ
ツトロツド6の両端に配置されたゴムブツシユ3
9及び46は第8図の原点Oに状態、即ち荷重及
び撓みが0の状態に維持される。この状態にて車
輪3が路面の凹凸を通過することなどによりスト
ラツトロツド6に引張荷重Rが作用した場合にそ
れらのゴムブツシユが吸収し得る衝撃エネルギは
第8図に於て水平のハツチングにて示された領域
58の面積に相当する値であり、第1図及び第2
図に示された実施例の場合と同様、車輪に車輌後
方へ作用する衝撃力が効果的に吸収されることに
より、車輌の旋回時に於ける乗り心地性が改善さ
れる。
またこの実施例に於ては、車輪の回転軸線2に
近接して設けられたサスペンシヨンアーム4が車
幅方向に配設されているので、第1図及び第2図
に示された実施例の場合に比して、車輌が横風を
受けた場合などに於けるロール剛性に優れてお
り、また急制動時や急加速時の如く車輪3が車体
に対し相対的に車輌後方へ荷重を受けた場合に
も、車輪のトーがトーイン方向へ変化されるの
で、第1図及び第2図に示された実施例の場合に
比して車輌の急制動時や急加速時に於ける車輌の
操縦安定が改善される。
近接して設けられたサスペンシヨンアーム4が車
幅方向に配設されているので、第1図及び第2図
に示された実施例の場合に比して、車輌が横風を
受けた場合などに於けるロール剛性に優れてお
り、また急制動時や急加速時の如く車輪3が車体
に対し相対的に車輌後方へ荷重を受けた場合に
も、車輪のトーがトーイン方向へ変化されるの
で、第1図及び第2図に示された実施例の場合に
比して車輌の急制動時や急加速時に於ける車輌の
操縦安定が改善される。
以上の説明より、本考案によれば、旋回外輪が
路面の凹凸を通過したり旋回中の車輌が急制動又
は急加速される場合の如く、旋回外輪に車輌後方
への衝撃力が作用した場合にも、その衝撃力がス
トラツトロツドの端部に設けられたゴムブツシユ
により効果的に吸収され、これにより車輌の旋回
時に於ける乗り心地性が改善されることが理解さ
れよう。尚本考案によるリヤサスペンシヨンの車
輪が旋回内輪となる場合には、ストラツトロツド
の両端に配置されたゴムブツシユには上述の効果
とは逆の効果が生じるが、周知の如く、旋回内輪
に作用する摩擦力(グリツプ力)及び車輌後方へ
の衝撃力は何れも旋回外輪に作用する摩擦力及び
衝撃力に比して一般的に小さく、従つて旋回内輪
に生じる逆効果は無視されてよいものである。
路面の凹凸を通過したり旋回中の車輌が急制動又
は急加速される場合の如く、旋回外輪に車輌後方
への衝撃力が作用した場合にも、その衝撃力がス
トラツトロツドの端部に設けられたゴムブツシユ
により効果的に吸収され、これにより車輌の旋回
時に於ける乗り心地性が改善されることが理解さ
れよう。尚本考案によるリヤサスペンシヨンの車
輪が旋回内輪となる場合には、ストラツトロツド
の両端に配置されたゴムブツシユには上述の効果
とは逆の効果が生じるが、周知の如く、旋回内輪
に作用する摩擦力(グリツプ力)及び車輌後方へ
の衝撃力は何れも旋回外輪に作用する摩擦力及び
衝撃力に比して一般的に小さく、従つて旋回内輪
に生じる逆効果は無視されてよいものである。
尚また本考案によれば、車輌の旋回時には第一
のリンクの一端若しくは他端のゴム状弾性体は第
二のリンクの一端若しくは他端のゴム状弾性体よ
りも大きく圧縮変形されることにより車輌のトー
がトーイング方向へ変化されるので、車輌の良好
なアンダステア特性が確保され、これにより車輌
の旋回時の操縦安定性が向上されることが理解さ
れよう。車輪の接地点に作用する摩擦力の大きさ
及び方向は車輌の走行速度、旋回半径、路面性状
の如き車輌の旋回条件によつて変化するので、本
考案に於けるサスペンシヨンアームの傾き角度
θ1、θ2及び第一及び第二のリンクの一端と車輪の
回転軸線との間の車輌前後方向の距離(L1、L2)
は車輌の典型的な旋回条件を想定し、該旋回条件
に適合するよう決定されてよい。従つて、例えば
第1図及び第2図に示された実施例に於て角度θ1
及びθ2が第1図に示された値よりも大きく、その
ためθ1>、θ2>である場合には、また第11
図に示された実施例においてθ2が第11図の値よ
りも大きい場合には、車輌が旋回している場合の
ゴムブツシユ39及び46は第8図のNの状態に
なり、かかる状態にて車輌が旋回している場合に
於て車輪に車輌後方への衝撃力が作用した場合に
於ける各ゴムブツシユが吸収できる衝撃エネルギ
は、第8図に於て右下りのハツチングにて示され
た領域60の面積に相当する値であり、第1図及
び第2図、第11図に示された実施例の場合より
も更に優れた衝撃吸収能力が得られる。
のリンクの一端若しくは他端のゴム状弾性体は第
二のリンクの一端若しくは他端のゴム状弾性体よ
りも大きく圧縮変形されることにより車輌のトー
がトーイング方向へ変化されるので、車輌の良好
なアンダステア特性が確保され、これにより車輌
の旋回時の操縦安定性が向上されることが理解さ
れよう。車輪の接地点に作用する摩擦力の大きさ
及び方向は車輌の走行速度、旋回半径、路面性状
の如き車輌の旋回条件によつて変化するので、本
考案に於けるサスペンシヨンアームの傾き角度
θ1、θ2及び第一及び第二のリンクの一端と車輪の
回転軸線との間の車輌前後方向の距離(L1、L2)
は車輌の典型的な旋回条件を想定し、該旋回条件
に適合するよう決定されてよい。従つて、例えば
第1図及び第2図に示された実施例に於て角度θ1
及びθ2が第1図に示された値よりも大きく、その
ためθ1>、θ2>である場合には、また第11
図に示された実施例においてθ2が第11図の値よ
りも大きい場合には、車輌が旋回している場合の
ゴムブツシユ39及び46は第8図のNの状態に
なり、かかる状態にて車輌が旋回している場合に
於て車輪に車輌後方への衝撃力が作用した場合に
於ける各ゴムブツシユが吸収できる衝撃エネルギ
は、第8図に於て右下りのハツチングにて示され
た領域60の面積に相当する値であり、第1図及
び第2図、第11図に示された実施例の場合より
も更に優れた衝撃吸収能力が得られる。
尚上述の何れの実施例に於てもθ1及びθ2は正又
は零であるが、θ1+θ2>0である限りθ1又はθ2の
何れか一方が負であつても上述の実施例の場合と
同様の効果が得られる。例えば第11図に示され
た実施例に於て、θ1<0、θ2>0、|θ1|<|θ2
|となるようサスペンシヨンアーム4及び5が配
設されてもよい。
は零であるが、θ1+θ2>0である限りθ1又はθ2の
何れか一方が負であつても上述の実施例の場合と
同様の効果が得られる。例えば第11図に示され
た実施例に於て、θ1<0、θ2>0、|θ1|<|θ2
|となるようサスペンシヨンアーム4及び5が配
設されてもよい。
また上述の各実施例に於て、サスペンシヨンア
ーム4の一端4a、即ち交点O1が回転軸線2を
通る垂直平面内に位置するようサスペンシヨンア
ーム4が配設されてよく、この場合には上述の実
施例の場合よりも更に一層アンダステア特性を向
上させ、車輌が横風を受けた場合のロール剛性を
向上させ、更には車輌の急制動時及び急加速時に
於ける操縦安定性を向上させることができる。
ーム4の一端4a、即ち交点O1が回転軸線2を
通る垂直平面内に位置するようサスペンシヨンア
ーム4が配設されてよく、この場合には上述の実
施例の場合よりも更に一層アンダステア特性を向
上させ、車輌が横風を受けた場合のロール剛性を
向上させ、更には車輌の急制動時及び急加速時に
於ける操縦安定性を向上させることができる。
また第1図及び第2図に示された実施例に於て
も、サスペンシヨンアーム4及び5の有効長さは
互に異なつていてよく、例えばサスペンシヨンア
ーム5の有効長さをサスペンシヨンアーム4の有
効長さよりも大きく設定すれば、第1図及び第2
図に示された実施例の場合に比して車輌の急制動
時及び急加速時に於ける車輌の操縦安定性を向上
させることができる。
も、サスペンシヨンアーム4及び5の有効長さは
互に異なつていてよく、例えばサスペンシヨンア
ーム5の有効長さをサスペンシヨンアーム4の有
効長さよりも大きく設定すれば、第1図及び第2
図に示された実施例の場合に比して車輌の急制動
時及び急加速時に於ける車輌の操縦安定性を向上
させることができる。
更に図示の実施例に於ては、サスペンシヨンア
ーム4及び5の一端及び他端は車輌前後方向に延
在する枢軸線8,12,及び20,23の周りに
枢動可能にそれぞれ車輪支持部材及び車体に連結
されているが、これらの枢軸線は対応するサスペ
ンシヨンアームの軸線28及び29に垂直に延在
していてもよく、またサスペンシヨンアーム4及
び5の一端又は他端は例えばボールジヨイントに
よりそれぞれ車輪支持部材又は車体に連結されて
いてもよい。
ーム4及び5の一端及び他端は車輌前後方向に延
在する枢軸線8,12,及び20,23の周りに
枢動可能にそれぞれ車輪支持部材及び車体に連結
されているが、これらの枢軸線は対応するサスペ
ンシヨンアームの軸線28及び29に垂直に延在
していてもよく、またサスペンシヨンアーム4及
び5の一端又は他端は例えばボールジヨイントに
よりそれぞれ車輪支持部材又は車体に連結されて
いてもよい。
以上に於ては本考案を前輪駆動車のデユアルリ
ンク式・ストラツトリヤサスペンシヨンとして構
成された二つの実施例について詳細に説明した
が、本考案はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、後輪駆動車を含む任意のデユアルリンク
式リヤサスペンシヨンに適用可能であることが理
解されよう。
ンク式・ストラツトリヤサスペンシヨンとして構
成された二つの実施例について詳細に説明した
が、本考案はこれらの実施例に限定されるもので
はなく、後輪駆動車を含む任意のデユアルリンク
式リヤサスペンシヨンに適用可能であることが理
解されよう。
第1図は前輪駆動車のデユアルリンク・ストラ
ツト式リヤサスペンシヨンとして構成された本考
案による車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシ
ヨンの一つの実施例を示す平面図、第2図は第1
図に示された実施例を車輌後方より見た立面図、
第3図は第1図及び第2図に示された実施例の車
輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用態様を
車輌上方より見た解図、第4図及び第5図はそれ
ぞれ第一のリンクとしてのサスペンシヨンアーム
の一端及び他端の連結構造を示す断面図、第6図
及び第7図はそれぞれ第三のリンクとしてのスト
ラツトロツドの一端及び他端の連結構造を示す断
面図、第8図はストラツトロツドの両端に配置さ
れたゴムブツシユのばね特性及び衝撃及び衝撃エ
ネルギ吸収能力を示す解図的グラフ、第9図は従
来の前輪駆動車用デユアルリンク・ストラツト式
リヤサスペンシヨンを示す平面図、第10図は第
9図に示されたリヤサスペンシヨンの車輪が旋回
外輪となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方
より見た解図、第11図は前輪駆動車のデユアル
リンク式・ストラツトリヤサスペンシヨンとして
構成された本考案による車輌用デユアルリンク式
リヤサスペンシヨンの他の一つの実施例を示す平
面図、第12図は第11図に示された実施例に於
ける車輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用
態様を車輌上方より見た解図である。 1……車輪支持部材、2……回転軸線、3……
車輪、4……サスペンシヨンアーム、4a……一
端、4b……他端、5……サスペンシヨンアー
ム、5a……一端、5b……他端、6……ストラ
ツトロツド、7……ボルト、8……枢軸線、9…
…車体、10……ブラケツト、11……ボルト、
12……枢軸線、13……円筒体、14……カラ
ー、15……ゴムブツシユ、16……円筒体、1
7……カラー、18……ゴムブツシユ、19……
ボルト、20……枢軸線、21……ブラケツト、
22……ボルト、23……枢軸線、24……円筒
体、25……ゴムブツシユ、26……円筒体、2
7……ゴムブツシユ、28,29……軸線、30
……ヨーク、31,32……アーム、33,34
……枢軸線、35……ボルト、36……カラー、
37……アーム、38……円筒体、39……ゴム
ブツシユ、40……スリツト、41……枢軸線、
42……円筒体、43……ブラケツト、44……
ボルト、45……カラー、46……ゴムブツシ
ユ、47……スリツト、48……中心平面、49
……ストラツト、50……シヨツクアブソーバ、
51……圧縮コイルばね、52……バウンドスト
ツパ、53……アブソーバロツド、54……クツ
シヨンゴム、55……アツパサポート、56……
路面、57……進行方向、58〜60……領域。
ツト式リヤサスペンシヨンとして構成された本考
案による車輌用デユアルリンク式リヤサスペンシ
ヨンの一つの実施例を示す平面図、第2図は第1
図に示された実施例を車輌後方より見た立面図、
第3図は第1図及び第2図に示された実施例の車
輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用態様を
車輌上方より見た解図、第4図及び第5図はそれ
ぞれ第一のリンクとしてのサスペンシヨンアーム
の一端及び他端の連結構造を示す断面図、第6図
及び第7図はそれぞれ第三のリンクとしてのスト
ラツトロツドの一端及び他端の連結構造を示す断
面図、第8図はストラツトロツドの両端に配置さ
れたゴムブツシユのばね特性及び衝撃及び衝撃エ
ネルギ吸収能力を示す解図的グラフ、第9図は従
来の前輪駆動車用デユアルリンク・ストラツト式
リヤサスペンシヨンを示す平面図、第10図は第
9図に示されたリヤサスペンシヨンの車輪が旋回
外輪となる場合に於ける力の作用態様を車輌上方
より見た解図、第11図は前輪駆動車のデユアル
リンク式・ストラツトリヤサスペンシヨンとして
構成された本考案による車輌用デユアルリンク式
リヤサスペンシヨンの他の一つの実施例を示す平
面図、第12図は第11図に示された実施例に於
ける車輪が旋回外輪となる場合に於ける力の作用
態様を車輌上方より見た解図である。 1……車輪支持部材、2……回転軸線、3……
車輪、4……サスペンシヨンアーム、4a……一
端、4b……他端、5……サスペンシヨンアー
ム、5a……一端、5b……他端、6……ストラ
ツトロツド、7……ボルト、8……枢軸線、9…
…車体、10……ブラケツト、11……ボルト、
12……枢軸線、13……円筒体、14……カラ
ー、15……ゴムブツシユ、16……円筒体、1
7……カラー、18……ゴムブツシユ、19……
ボルト、20……枢軸線、21……ブラケツト、
22……ボルト、23……枢軸線、24……円筒
体、25……ゴムブツシユ、26……円筒体、2
7……ゴムブツシユ、28,29……軸線、30
……ヨーク、31,32……アーム、33,34
……枢軸線、35……ボルト、36……カラー、
37……アーム、38……円筒体、39……ゴム
ブツシユ、40……スリツト、41……枢軸線、
42……円筒体、43……ブラケツト、44……
ボルト、45……カラー、46……ゴムブツシ
ユ、47……スリツト、48……中心平面、49
……ストラツト、50……シヨツクアブソーバ、
51……圧縮コイルばね、52……バウンドスト
ツパ、53……アブソーバロツド、54……クツ
シヨンゴム、55……アツパサポート、56……
路面、57……進行方向、58〜60……領域。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 実質的に車幅方向に延在する回転軸線の周り
に回転可能に非操舵輪としての車輪を支持する
車輪支持部材と、実質的に車幅方向に配設され
互いに車輌前後方向に隔置されそれぞれ一端に
て実質的に車輌前後方向に延在する枢軸線の周
りに枢動可能に前記車輪支持部材に連結され他
端にて実質的に車輌前後方向に延在する枢軸線
の周りに枢動可能に車体に連結された第一及び
第二のリンクと、実質的に車輌前後方向に配設
され一端にて前記車輪支持部材に枢着され他端
にて前記車体に枢着された第三のリンクと、前
記第三のリンクの前記一端と前記車輪支持部材
との間及び前記第三のリンクの前記他端と前記
車体との間の少なくとも一方に介装されたゴム
状弾性部材とを含み、前記第一のリンクの前記
一端と前記他端とを結ぶ線分が車輌の上方より
見て車幅方向に対し前記一端より前記他端の方
向に車輌後方へ傾く角度をθ1とし、前記第二の
リンクの前記一端と前記他端とを結ぶ線分が車
輌の上方より見て車幅方向に対し前記一端より
前記他端の方向に車輌後方へ傾く角度をθ2とす
れば、 θ1+θ2>0 であり、前記第一のリンクは前記第二のリンク
より車輌前方に隔置され、車輌の上方より見て
前記第一のリンクの前記一端と前記回転軸線と
の間の距離は前記第二のリンクの前記一端と前
記回転軸線との間の距離よりも小さく、前記第
一のリンクの前記一端と前記車輪支持部材との
間及び前記第一のリンクの前記他端と前記車体
との間の少なくとも一方及び前記第二のリンク
の前記一端と前記車輪支持部材との間及び前記
第二のリンクの前記他端と前記車体との間の少
なくとも一方にはゴム状弾性体が介装された車
輌用デユアルリンク式リヤサスペンシヨン。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンに於て、前記
第一及び第二のリンクは前記車輪が中立位置に
ある時にはθ1=θ2であることを特徴とする車輌
用デユアルリンク式リヤサスペンシヨン。 (3) 実用新案登録請求の範囲第2項の車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンに於て、前記
第一及び第二のリンクは実質的に互いに等長で
あることを特徴とする車輌用デユアルリンク式
リヤサスペンシヨン。 (4) 実用新案登録請求の範囲第2項の車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンに於て、前記
第二のリンクは前記第一のリンクよりも長いこ
とを特徴とする車輌用デユアルリンク式リヤサ
スペンシヨン。 (5) 実用新案登録請求の範囲第1項の車輌用デユ
アルリンク式リヤサスペンシヨンに於て、前記
角度θ1及びθ2の間には|θ1|<|θ2|なる関係
があることを特徴とする車輌用デユアルリンク
式リヤサスペンシヨン。 (6) 実用新案登録請求の範囲の第1項乃至第5項
の何れかの車輌用デユアルリンク式リヤサスペ
ンシヨンに於て、前記車輌は前輪駆動車である
ことを特徴とする車輌用デユアルリンク式リヤ
サスペンシヨン。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984127767U JPS6142304U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車輛用デユアルリンク式リヤサスペンシヨン |
| US06/735,135 US4650211A (en) | 1984-08-23 | 1985-05-17 | Vehicle rear wheel suspension with dual links extending in the overall forward direction |
| EP85106368A EP0172999B1 (en) | 1984-08-23 | 1985-05-23 | Vehicle rear wheel suspension with dual links extending in the overall forward direction |
| DE8585106368T DE3564223D1 (en) | 1984-08-23 | 1985-05-23 | Vehicle rear wheel suspension with dual links extending in the overall forward direction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984127767U JPS6142304U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車輛用デユアルリンク式リヤサスペンシヨン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142304U JPS6142304U (ja) | 1986-03-18 |
| JPH0450166Y2 true JPH0450166Y2 (ja) | 1992-11-26 |
Family
ID=14968189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984127767U Granted JPS6142304U (ja) | 1984-08-23 | 1984-08-23 | 車輛用デユアルリンク式リヤサスペンシヨン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4650211A (ja) |
| EP (1) | EP0172999B1 (ja) |
| JP (1) | JPS6142304U (ja) |
| DE (1) | DE3564223D1 (ja) |
Families Citing this family (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4790560A (en) * | 1984-09-06 | 1988-12-13 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Independent rear suspension for use on motor vehicles |
| DE3707162A1 (de) * | 1986-03-11 | 1987-10-01 | Mazda Motor | Hinterradaufhaengung fuer fahrzeuge |
| DE3776809D1 (de) * | 1986-04-25 | 1992-04-02 | Mazda Motor | Spurstellungs-steuervorrichtung. |
| JP2825808B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1998-11-18 | マツダ株式会社 | 自動車のリヤサスペンシヨン装置 |
| JP2567848B2 (ja) * | 1986-10-31 | 1996-12-25 | マツダ株式会社 | 自動車のサスペンシヨン装置 |
| JPH07100403B2 (ja) * | 1986-12-15 | 1995-11-01 | マツダ株式会社 | 自動車のサスペンション装置 |
| US4943082A (en) * | 1987-09-19 | 1990-07-24 | Mazda Motor Corporation | Vehicle suspension mechanism |
| FR2625140B1 (fr) * | 1987-12-29 | 1990-06-01 | Renault | Suspension pour vehicules automobiles |
| FR2645475B1 (fr) * | 1989-04-11 | 1994-03-25 | Renault Regie Nale Usines | Suspension pour vehicules automobiles |
| US5145204A (en) * | 1991-12-26 | 1992-09-08 | Chrysler Corporation | Stamped wheel support bracket for vehicle suspension |
| US6000706A (en) * | 1996-05-14 | 1999-12-14 | Chrysler Corporation | Independent suspension for a vehicle axle with leading lower control arm geometry |
| US7703780B2 (en) * | 2003-09-30 | 2010-04-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Wheel supporting apparatus improving ride comfort of vehicle |
| JP2005225382A (ja) * | 2004-02-13 | 2005-08-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用リヤサスペンション装置 |
| US9102205B2 (en) * | 2011-02-01 | 2015-08-11 | Polaris Industries Inc. | All terrain vehicle |
| US9469173B2 (en) * | 2011-11-14 | 2016-10-18 | Gordon Murray Design Limited | Vehicle suspension |
| US10092106B2 (en) | 2015-07-14 | 2018-10-09 | La-Z-Boy Incorporated | Recliner and legrest mechanism for a furniture member |
| US9986832B2 (en) * | 2016-06-06 | 2018-06-05 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member with wall-proximity mechanism |
| US9986835B2 (en) | 2016-09-22 | 2018-06-05 | La-Z-Boy Incorporated | Furniture member having cam tilt mechanism |
| US11014419B2 (en) * | 2017-03-21 | 2021-05-25 | Arctic Cat Inc. | Off-road utility vehicle |
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