JPH0450573B2 - - Google Patents

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JPH0450573B2
JPH0450573B2 JP57040384A JP4038482A JPH0450573B2 JP H0450573 B2 JPH0450573 B2 JP H0450573B2 JP 57040384 A JP57040384 A JP 57040384A JP 4038482 A JP4038482 A JP 4038482A JP H0450573 B2 JPH0450573 B2 JP H0450573B2
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JP
Japan
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silver halide
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halide photographic
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JP57040384A
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JPS58158632A (ja
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Katsutoshi Machida
Naooki Ishikawa
Haruhiko Sakuma
Seiji Kurihara
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH0450573B2 publication Critical patent/JPH0450573B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/34Fog-inhibitors; Stabilisers; Agents inhibiting latent image regression
    • G03C1/346Organic derivatives of bivalent sulfur, selenium or tellurium

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、画質の劣化が少なく、安定した写真
特性が得られるようにしたハロゲン化銀写真感光
材料に関する。さらに詳しくは、ハロゲン化銀写
真感光材料に対して極めて有効な特性を与える有
機チオ・エーテル化合物を必要かつ充分に用いて
も、写真画像の画質の劣化を抑制することができ
るハロゲン化銀写真感光材料に関する。 近時、ハロゲン化銀写真感光材料の性能に関し
ては、ますます複雑多岐に亘る要求がなされてお
り、特に写真性能が安定した高感度乃至超高感度
のハロゲン化銀写真感光材料が要求されている。
特に、X線用感光材料に於ては人体に対するX線
の被曝量を少なくするためより少ないX線量で多
くの情報が得られるような高感度にして、かつカ
ブリの発生が少なく、しかも高画質の写真感光材
料が要求されている。 従来、ハロゲン化銀写真感光材料の感度を高め
る1つの方法として、有機チオ・エーテル化合物
をハロゲン化銀写真感光乳剤の製造時に於て、ハ
ロゲン化銀の溶媒又は化学増感剤等として用いた
り又は現像処理液中に添加して現像効果を高め、
ハロゲン化銀写真感光材料の感度を高めることが
知られている。 例えば、米国特許第2521926号、同3021215号、
同3038805号、同3057724号、同3062646号、同
3506443号、同3574709号各明細書等には乳剤製造
の化学熟成時又は塗布直前に有機チオ・エーテル
化合物を含有せしめることによりハロゲン化銀の
感度を上昇せしめる技術が開示されている。 この様に有機チオ・エーテル化合物は、ハロゲ
ン化銀写真感光材料に対して極めて有効な特性を
与える化合物であるが、その使用にあたつては、
大きな制約がある。即ち、一定の限界を越えた量
を用いてハロゲン化銀写真感光材料の感度を高め
ると、写真画像の画質を劣化せしめる性質を有し
ており、写真特性を著しく悪化せしめることであ
る。 特に、X線用感光材料などは、迅速処理の要請
の下、画像形成処理において、高いPH値で30〜40
℃の高い温度で、20〜30秒の短時間現像処理が行
なわれることから、ますます写真画像の画質の劣
化をきたす結果となつてきている。 この点、ハロゲン化銀写真感光材料の画像形成
の為の高温迅速現像処理などの苛酷な条件に耐え
うる方法に関しては、従来より数多くの報告がな
されている。このような高温迅速現像処理に耐え
うる高画質のハロゲン化銀写真感光材料を得る為
の代表的な方法としては、写真感光材料のゼラチ
ン(バインダー)を硬化させる「硬膜剤」を使用
する方法が知られている。例えば、クロム明ばん
のような無機化合物やホルムアルデヒド、グルタ
ルアルデヒドのようなアルデヒド化合物、米国特
許第3288755号明細書などに記載されている如き
活性ハロゲンを有する化合物、米国特許第
3635718号明細書などに記載されている如き反応
性のエチレン性不飽和結合をもつ化合物、米国特
許第3091537号明細書に記載されている如きエポ
キシ化合物、ムコクロル酸のようなハロゲンカル
ボキシアルデヒド等の有機化合物が知られてい
る。 しかし、このような硬膜剤はハロゲン化銀写真
感光材料の高温迅速現像処理に耐えるのに充分な
程に添加量を増すと、ハロゲン化銀写真感光材料
の性質に悪影響(例えば、カブリの増大、感度の
低下、階調の変化、最高濃度の低下等)をおよぼ
したり、「後硬膜」と称する硬化作用の長期経時
変化をひきおこしたりするなどの欠点を持つてい
る。 また、他の方法としては、ハロゲン化銀写真感
光材料の銀量に対するゼラチン(バインダー)の
量を多くする方法が知られているが、この方法は
感度の低下をおこしたり、現像、定着、水洗等の
処理性の低下をおこしたりする欠点を持つてい
る。 そこで、有機チオ・エーテル化合物を必要かつ
充分に用いても高温迅速現像処理に耐えうる高画
質のハロゲン化銀写真感光材料を得る為の技術の
出現が強く要望されているのが現状である。 本発明の第1の目的は、ハロゲン化銀写真感光
材料に対して極めて、有効な特性を与える有機チ
オ・エーテル化合物を必要かつ充分に用いても、
写真画像の画質の劣化を抑制することができるハ
ロゲン化銀写真感光材料を提供することである。 本発明の第2の目的は、有機チオ・エーテル化
合物を含有するハロゲン化銀写真乳剤を用いたハ
ロゲン化銀写真感光材料に於て、写真画像の画質
の劣化を抑制する添加剤を該感光材料の構成要素
中に含有せしめたハロゲン化銀写真感光材料を提
供することである。 尚、本明細書において、「写真画像の画質の劣
化を抑制する」とは、所謂ローラーマークとか銀
寄りとかいわれている、現像銀粒子の粒状の荒れ
の発生を抑制する事を意味する。即ち、本明細書
において、画質とは、現像銀粒子の粒状の荒れの
有無を意味する。 本発明の第3の目的は、迅速処理の要請の下、
高PH、高温度で迅速現像処理しても、写真画像の
画質の劣化を抑制することができる高画質のハロ
ゲン化銀写真感光材料を提供することである。 本発明の上記目的は、ハロゲン化銀感光材料の
構成要素中に、後記一般式〔〕、〔〕又は
〔〕で示される有機チオ・エーテル化合物と下
記一般式〔〕で示される化合物とを組み合わせ
て含有せしめることによつて達成される。 一般式〔〕 〔式中、AおよびBは同一でも異なつてもよ
く、 (− C | R1H)−m (但し、R1は水素原子又は低級アルキル基、m
は2又は3を表す。)を示し、Xは陰イオン(例
えばCl-,Br-,ClO4 -,CH3SO3 -等)を示す。〕 本発明は、後記一般式〔〕、〔〕又は〔〕
で示される有機チオ・エーテル化合物と、上記一
般式〔〕で示される化合物(以下、化合物
〔A〕という。)とをハロゲン化銀写真感光材料の
構成要素層中に組み合わせて含有せしめることを
特徴とするが、これら2種類の化合物を組み合わ
せ含有せしめる態様は、少なくとも1つの構成要
素層中にそれぞれ少なくとも1種類ずつ含有せし
めても良いし、これら2種類の化合物の少なくと
も1つずつを独立した2つの構成要素層中に別々
に含有せしめても、前述の本発明の目的を達成す
ることができる。本発明の好ましい実施態様は、
上記化合物〔A〕をハロゲン化銀乳剤層中に添加
し、後記一般式〔〕、〔〕又は〔〕で示され
る有機チオ・エーテル化合物を該乳剤層および/
または非感光性層中に含有することである。 以下、本発明を詳細に説明する。 先ず、化合物〔A〕について説明すると、化合
物〔A〕で表わされる化合物のヘテロ環を形成す
るのに必要な非金属原子群Aおよび/またはBが
(−CH)−m〔但し、R1は水素原子又は低級アルキ
ル基、mは2又は3を表わす。〕で示されるもの
が望ましい。化合物〔A〕の代表的具体例として
は下記の化合物があげられる。 〔例示化合物〕 本発明の化合物〔A〕は、一般にメチルメルカ
プト基を持つアゾール化合物から容易に合成する
ことができる。 合成例−1(例示化合物〔A−5〕の合成例) 2−メチルチオベンゾチアゾール16gと1,3
−ジブロモプロパン25gを160℃で4時間加熱さ
せた。冷却後、析出した結晶を取し、エタノー
ルより再結晶して融点260℃の針状結晶の目的物
14gを得た。 合成例−2(例示化合物〔A−7〕の合成例) ケミカルアブストラクツ(Ohemical
Abstructs)72巻31666頁(1970年)の方法で合
成することができる。 本発明に用いられる化合物〔A〕の添加量は、
セラチン等バインダーの種類、製造時の乾燥条件
の相違、ハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀組成の
差異等により多少異なるが、ハロゲン化銀乳剤層
と支持体上同一側にある親水性コロイド層の合計
バインダー1g当りおよそ0.001〜2mgの範囲が
好ましい。特に、0.01〜1mgが望ましく、通常、
水またはメタノール等の溶剤に0.1〜1%になる
様に溶解して用いられる。添加時期は写真感光材
料の製造工程の塗布、乾燥工程以前ならば任意の
工程で添加しうる。 本発明に用いられる化合物〔A〕は、特公昭47
−41095号、同48−39169号、同49−48172号各公
報に蛋白質の硬化方法、ゼラチンの硬化像の作成
法、あるいはビニル系ポリマーの硬化方法として
開示されているが、これらの各公報には本発明の
特徴となつている、有機チオ・エーテル化合物の
使用にて発生するハロゲン化銀写真感光材料の写
真画像の画質の劣化を抑制することの示唆は全く
なされていない。しかも、本発明は、有機チオ・
エーテル化合物の使用にて発生するハロゲン化銀
写真感光材料の写真画像の画質の劣化を、ゼラチ
ン等バインダーの硬化作用を利用して抑制してい
るものではない。本発明によれば、ゼラチン等バ
インダーの硬化作用を利用する方法では到底得ら
れない安定した写真性能を保持することができ
る。この事は全く予期し得なかつた驚くべきこと
であるが、本発明者は化合物〔A〕を適用するこ
とによつて、後記一般式〔〕、〔〕又は〔〕
で示される有機チオ・エーテル化合物のもたらす
ハロゲン化銀写真感光材料の写真画像の画質の劣
化を極めて効果的に抑制して、かつ従来のゼラチ
ン等バインダーの硬化作用を利用した場合に起り
得るハロゲン化銀写真感光材料の性質に悪影響
(例えばカブリの増大、感度の低下など)をおよ
ぼしたりする欠点を伴なわない利点のあることを
見い出したものである。 本発明の化合物〔A〕及び後記一般式〔〕、
〔〕又は〔〕で示される有機チオ・エーテル
化合物のいづれもが単一ではハロゲン化銀乳剤用
素材として知られたものであるが、両者を組み合
わせて用いることによつて大きな利益を具現でき
ると云うことは予想し得なかつたことである。 本発明に於ける有機チオ・エーテル化合物は、
下記一般式〔〕、〔〕又は〔〕で示される化
合物である。 一般式〔〕 〔Q−R2−(S−R3)n−(D−R4) r−〕p(E)q 一般式〔〕 一般式〔〕 〔T−S−U′−V′−CO−V−U−〕2Y 上記各式中、n,lは1,2又は3を表わし、
r,qは0又は1を表わし、pは1又は2を表わ
す。また、Dは−O−、−S−、
【式】
【式】又は
【式】を表 わす。さらにまたQおよびEは−OR7
【式】
【式】(R7は水素原子又 は炭素原子数1〜5のアルキル基を示す。)又は
それぞれ2個以上の置換基を有する炭素原子数1
〜3の置換アルキル基を示す。その置換基として
は、−OH、−NHR8、−COOR8、−CONH2、−SO2
3H、−COOH、−SO3M−である(R8は炭素原子
数1〜5のアルキル基、Mはアルカリ金属原子で
ある。)そしてR2、R3、R4、R5およびR6は低級
アルキレン基、例えば炭素原子数1〜5のアルキ
レン基である。 またTは炭素原子数1〜10のアルキル基、フエ
ニール基、アラルキル基、例えば
【式】基(eは1〜10の整数) 又は−(CH2)n−COOR9(R9は低級アルキル基)
を表わし、U,U′は炭素原子数1〜10のアルキ
レン基又は−(CH2CH2O)a−(CH2)b−、
【式】もしくは
【式】で表わされるポ リアルキレンエーテル基(aは2〜30、bは0〜
2の整数)を表わす。但し、Uのポリアルキルエ
ーテル基のOとVとは結合しない。またUと
U′とは同時にポリアルキレンエーテル基とはな
らない。 V,V′は−NH−又は−O−であるが、Vと
V′とは同時に−O−となることはない。 Yは−S−、−O−、−CH2−、
【式】
【式】 又は
〔例示化合物〕
(b) HO(CH22−S−(CH22−S−(CH22OH (c) HO(CH22−S−(CH22−S−(CH22−S
−(CH22OH (d) 〔HO−(CH22−S−(CH22O−CH2−〕2 (e) 〔HO−(CH25−S−(CH25O−CH222 (f) 〔H5C2−O−(CH24−S−(CH22−〕2S (g) 〔H3C−O−(CH24−S−(CH24−〕2 本発明に用いられる有機チオ・エーテル化合物
の合成法は特に制限はなく、一般的な方法を用い
ることができる。例えば英国特許第950089号、米
国特許第3021215号等の明細書及びザ・ジヤーナ
ル・オブ・ザ・オルガニツク・ケミストリー第26
巻、1991〜1995頁(1961年)の記載等を参考にす
ることができる。 本発明に於ての有機チオ・エーテル化合物は、
乳剤製造時に於ける、ハロゲン化銀粒子の沈澱生
成時、それに続く物理熟成時、化学熟成時及び塗
布直前から選ばれる少なくとも1工程に於て添加
される。特に沈澱生成時、物理熟成時、又は化学
熟成時に添加するのが好ましい。 本発明に於ける有機チオ・エーテルの使用量
は、ハロゲン化銀1モル当り0.001〜10gが好ま
しく、特に0.01〜1gが好ましい。 本発明に係る写真感光材料を構成するハロゲン
化銀写真乳剤に適用できるハロゲン化銀としては
塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、臭沃化銀、
塩沃臭化銀及びこれらの混合物であり、沃臭化銀
が最も望ましい。 本発明に用いるバインダー即ち親水性コロイド
としては、ゼラチンが最も望ましいが、その他必
要に応じて誘導ゼラチン、コロイド状アルブミ
ン、寒天、アラビアゴム、アルギン酸、セルロー
ス誘導体、アクリルアミド、イミド化ポリアクリ
ルアミド、カゼイン、ビニルアルコールポリマ
ー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、加水分解ポリビニルアセテート等のポリマー
と併用することができる。 本発明に用いられるハロゲン化銀写真乳剤は各
種の公知の化学増感剤、分光増感剤、カブリ防止
剤、硬調化剤、ゼラチン硬膜剤、界面活性剤、膜
物性改良剤、増粘剤、網点向上剤等の添加剤を含
有することができる。前記種々の添加剤を挙げる
と、化学増感剤としては、例えば、活性ゼラチ
ン、水溶性金塩、水溶性白金塩、水溶性パラジウ
ム塩、水溶性ロジウム塩、水溶性イリジウム塩等
の貴金属増感剤;硫黄増感剤;セレン増感剤;ポ
リアミン、塩化第1錫等の還元増感剤等の化学増
感剤等により単独にあるいは併用して化学増感す
ることができる。 分光増感剤には特に制限はなく、例えばゼロメ
チン色素、モノメチン色素、ジメチン色素、トリ
メチン色素等のジアニン色素あるいはメロシアニ
ン色素等の分光増感剤を単独あるいは併用して光
学的に増感することができる。 これらの技術については米国特許第2688545号、
同第2912329号、同第3397060号、同第3615635号、
同第3628964明細書、英国特許第1195302号、同第
1242588号、同第1293862号明細書、西独特許
(OLS)第2030326号、同第2121780号明細書、特
公昭43−4936号、同44−14030号公報等にも記載
されている。その選択は増感すべき波長域、感度
等、感光材料の目的、用途に応じて任意に定める
ことが可能である。 本発明に用いられる乳剤は、他の添加剤を含む
ことができる。例えばアザインデン類、トリアゾ
ール類、テトラゾール類、イミダゾリウム塩、テ
トラゾリウム塩、ポリヒドロキシ化合物等の安定
剤やカブリ防止剤;アルデヒド系、アジリジン
系、イノオキサゾール系、ビニルスルホン系、ア
クリロイル系、アルポジイミド系、マレイミド
系、メタンスルホン酸エステル系、トリアジン系
等の硬膜剤;ベンジルアルコール、ポリオキシエ
チレン系化合物等の現像促進剤;クロマン系、ク
ラマン系、ビスフエノール系、亜リン酸エステル
系の画像安定剤;ワツクス、高級脂肪酸のグリセ
ライド、高級脂肪酸の高級アルコールエステル等
の潤滑剤等がある。また、界面活性剤として塗布
助剤、処理液等に対する浸透性の改良剤、消泡剤
あるいは感光材料の種々の物理的性質のコントロ
ールのための素材として、アニオン型、カチオン
型、非イオン型あるいは両性の各種のものが使用
できる。帯電防止剤としてはジアセチルセルロー
ズ、スチレンパーフルオロアルキルリジウムマレ
エート共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重
合体とp−アミノベンゼンスルホン酸との反応物
のアルカリ塩等が有効である。また膜物性を向上
するために添加するラテツクスとしてはアクリル
酸エステル、ビニルエステル等と他のエチレン基
を持つ単量体との共重合体を挙げることができ
る。ゼラチン可塑剤としてはグリセリン、グリコ
ール系化合物等を挙げることができ、増粘剤とし
てはスチレン−マレイン酸ソーダ共重合体、アル
キルビニルエーテル−マレイン酸共重合体等が挙
げられる。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、ハ
ロゲン化銀写真乳剤を、必要により下引層、中間
層等を介し、バライタ紙、ポリエチレン被覆紙、
ポリプロピレン合成紙、ガラス紙、セルロースア
セテート、セルロースナイトレート、ポリビニル
アセタール、ポリプロピレン、たとえばポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステルフイルム、
ポリスチレン等の支持体上に公知の方法により塗
布して構成される。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は、白
黒写真感光材料、カラー写真材料のいずれでもよ
く、また一般用、印刷用、X線用、放射線用等の
種々の用途に供されるが、特に、高感度沃臭化銀
写真感光材料として顕著な効果を発揮する。 本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料は通常
の露光のほか短時間乃至閃光露光されてもよく、
通常の方法で写真処理ができる。基本的な写真処
理工程は現像工程と定着工程であり、この2つの
工程は同時に行なつてもよい。 以下実施例により本発明を例証するが、これに
よつて本発明の実施の態様がこれらに限定される
ことはない。 実施例−1 乳剤1Kg中に沃臭化銀(3.5モル%沃化銀含有)
を40g、ゼラチンを45g含有し、硫黄増感および
金増感を行つた高感度ネガ用乳剤を40℃に加熱さ
せた後、19に分割し、第1表に示した化合物を同
表に示した量だけ添加し、膜厚が4μになるよう
にセルローストリアセテートフイルムベース上に
塗布、乾燥した。このようにして得られた各試料
の融点を0.2N水酸化ナトリウム水溶液中にて測
定した。又、JIS法に基きKS−1型センシトメー
ター(小西六写真工業株式会社製)により、白色
露光を与えたのち現像、定着、水洗及び乾燥を一
貫して行なうことができる連続ローラー搬送式自
動現像機にて処理した。尚、使用した現像液は下
記の通りである。 現像液処方(現像時間:35℃、30秒) 無水亜硫酸ナトリウム 70g ハイドロキノン 10g 無水硼酸 1g 炭酸ナトリウム(1水塩) 20g 1−フエニル−1,3−ピラゾリドン 0.35g 水酸化ナトリウム 5g 5−メチルベンツトリアゾール 0.05g 臭化カリウム 5g グルタルアルデヒド重亜硫酸塩 15g 氷酢酸 8g 水を加えて 1に仕上げる。 このようにして得られた各試料についてセンシ
トメトリーを行い、得られた写真特性を第1表に
示した。なお表中に示す感度は比較試料(試料番
号−1)の感度を100とする相対感度値である。 又、第1表に示した画質性は濃度0.8における
現像銀粒子の荒れ具合を目視判定したものであ
る。尚、○は良好、△は普通、×は使用に耐えな
い程悪い事を示したものであり、これらの記号を
2つ併記したものは各記号の中間評価を示す。
【表】
【表】 第1表から明らかな如く、有機チオ・エーテル
化合物による画質の劣化は、化合物〔A〕によつ
て効果的に改良されており、しかも融点が上昇し
ていない事が判る。 尚、試料番号17において、有機チオ・エーテル
化合物(o)を、試料番号2〜4および6で用いた
(a),(e),(j)および(q)に変えたことのみ異ならせた
試料についても、本発明の効果が認められた。 実施例−2 2モル%の沃化銀を含有するX線用沃臭化銀ゼ
ラチン乳剤に第2熟成終了後、塗布助剤としてサ
ポニンを添加した後18に分割し、第2表に示した
化合物を同表に示した量だけ添加し、ポリエチレ
ンテレフタレートフイルムベース上に乾燥膜厚が
5μになるよう塗布した。この様にして得られた
各試料を管電圧60KVp管電流200mAで中程度の
感度を有するX線用螢光増感紙(東京芝浦電気株
式会社製)およびアルミニウム製階段ウエツジを
通してX線センシトメトリーを行つた。これらの
各試料について実施例−1と同様な現像処理を行
ない、得られたカブリと感度の測定結果を第2表
に示した。又、実施例−1と同様な方法で融点を
測定し、画質性を評価した。その結果を第2表に
示した。
【表】 第2表より明らかな如く、本発明の試料はカブ
リ、感度及び画質が優れ、しかも融点(硬膜)が
上昇していない事が判る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記一般式〔〕、〔〕又は〔〕で示され
    る有機チオ・エーテル化合物及び下記一般式
    〔〕で示される化合物を含有することを特徴と
    するハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔〕 〔式中、AおよびBは同一でも異なつてもよく、
    【式】(但し、R1は水素原子又は低級ア ルキル基、mは2又は3を表す。)を示し、Xは
    陰イオンを示す。〕 一般式〔〕 〔Q−R2−(S−R3)n−(D−R4)r−〕p
    (E)q 一般式〔〕 一般式〔〕 〔T−S−U′−V′−CO−V−U〕2Y 上記各式中、n,lは1,2又は3を表わし、
    r,qは0又は1を表わし、pは1又は2を表わ
    す。また、Dは−O−、−S−、
    【式】【式】又は【式】を表 わす。さらにまたQおよびEは−OR7
    【式】【式】(R7は水素原子又 は炭素原子数1〜5のアルキル基を示す。)又は
    それぞれ2個以上の置換基を有する炭素原子数1
    〜3の置換アルキル基を示す。そしてR2,R3
    R4,R5およびR6は低級アルキレン基である。 またTは原子数1〜10のアルキル基、フエニー
    ル基、例えば【式】基(eは1 〜10の整数)又は−(CH2)n−COOR9(R9は低
    級アルキル基)を表わし、U,U′は炭素原子数
    1〜10のアルキレン基又は−(CH2CH2O)a−
    (CH2)b−、【式】もしく は【式】で表わされる ポリアルキレンエーテル基(aは2〜30、bは0
    〜2の整数)を表わす。但し、Uのポリアルキル
    エーテル基のOはVとは結合しない。またUと
    U′とは同時にポリアルキレンエーテル基とはな
    らない。 V,V′は−NH−又は−O−であるが、Vと
    V′とは同時に−O−となることはない。 Yは−S−、−O−、−CH2−、
    【式】【式】 又は【式】で表わされる2価の基(R10は炭素 原子数1〜10のアルキル基)を表わす。
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