JPH0450949Y2 - - Google Patents
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- JPH0450949Y2 JPH0450949Y2 JP1986103074U JP10307486U JPH0450949Y2 JP H0450949 Y2 JPH0450949 Y2 JP H0450949Y2 JP 1986103074 U JP1986103074 U JP 1986103074U JP 10307486 U JP10307486 U JP 10307486U JP H0450949 Y2 JPH0450949 Y2 JP H0450949Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod member
- hanger
- hole
- coated
- locking pawl
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- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、被塗装物を塗装を施すべく載置部に
載置支持せしめてデイツピング槽に案内するハン
ガの改良に関する。
載置支持せしめてデイツピング槽に案内するハン
ガの改良に関する。
(従来の技術)
従来より、この種のハンガとして、例えば実開
昭56−1613号公報に開示されているように、被塗
装物をその両側より挟むよう左右一対のハンガア
ーム部材の各々載置部に載置支持せしめてデイツ
ピング槽に案内することにより、被塗装物に対し
浸漬塗装するいわゆる両持ち式のハンガが一般に
よく知られている。
昭56−1613号公報に開示されているように、被塗
装物をその両側より挟むよう左右一対のハンガア
ーム部材の各々載置部に載置支持せしめてデイツ
ピング槽に案内することにより、被塗装物に対し
浸漬塗装するいわゆる両持ち式のハンガが一般に
よく知られている。
そして、このものでは、上記両ハンガアーム部
材にはそれぞれ浮上防止アームが設けられてい
て、被塗装物をデイツピング槽に浸漬する際、こ
の浮上防止アームを被塗装物上面に近接配置せし
めてデイツピング槽内における被塗装物の浮上が
りを防止するようになされている。
材にはそれぞれ浮上防止アームが設けられてい
て、被塗装物をデイツピング槽に浸漬する際、こ
の浮上防止アームを被塗装物上面に近接配置せし
めてデイツピング槽内における被塗装物の浮上が
りを防止するようになされている。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、上記の従来のものでは、被塗装物を
デイツピング槽から引き上げて次段作業工程に搬
送すべく搬送台車に受け渡す際、被塗装物に付着
している余剰塗料が搬送台車上に垂れ落ちること
から環境衛生上好ましくなく、このことを防止す
るために、例えばデイツピング槽から引き上げた
被塗装物をデイツピング槽側方に別途設けた塗料
受けステーシヨンに一旦横移動させて該塗料受け
ステーシヨンで被塗装物から垂れ落ちる余剰塗料
を受け、この塗料垂れが止んだのち該塗装済の被
塗装物を次の受渡しステーシヨンに搬送して搬送
台車に受け渡すようにするのが望ましい。
デイツピング槽から引き上げて次段作業工程に搬
送すべく搬送台車に受け渡す際、被塗装物に付着
している余剰塗料が搬送台車上に垂れ落ちること
から環境衛生上好ましくなく、このことを防止す
るために、例えばデイツピング槽から引き上げた
被塗装物をデイツピング槽側方に別途設けた塗料
受けステーシヨンに一旦横移動させて該塗料受け
ステーシヨンで被塗装物から垂れ落ちる余剰塗料
を受け、この塗料垂れが止んだのち該塗装済の被
塗装物を次の受渡しステーシヨンに搬送して搬送
台車に受け渡すようにするのが望ましい。
ところが、このような方式を採用すると、上述
の如き両持ち式のハンガでは、デイツピング槽か
ら引き上げた被塗装物を上記塗料受けステーシヨ
ンに横移動させる際、移動側のハンガアーム部材
が邪魔をして被塗装物を塗料受けステーシヨンに
受け渡すことが実際上難しくなり、したがつてこ
れを解消するためにはハンガアーム部材が1つの
いわゆる片持ち式ハンガを採用せざるを得ない。
しかし、この片持ち式ハンガを採用した場合に
は、被塗装物の浮上がりを防止する浮上防止アー
ムを被塗装物に対し片側にしか設けることができ
ないことから、被塗装物上面を左右両側から押さ
えてその浮上がりを防止させることができないと
いう新たな問題が生ずることとなる。
の如き両持ち式のハンガでは、デイツピング槽か
ら引き上げた被塗装物を上記塗料受けステーシヨ
ンに横移動させる際、移動側のハンガアーム部材
が邪魔をして被塗装物を塗料受けステーシヨンに
受け渡すことが実際上難しくなり、したがつてこ
れを解消するためにはハンガアーム部材が1つの
いわゆる片持ち式ハンガを採用せざるを得ない。
しかし、この片持ち式ハンガを採用した場合に
は、被塗装物の浮上がりを防止する浮上防止アー
ムを被塗装物に対し片側にしか設けることができ
ないことから、被塗装物上面を左右両側から押さ
えてその浮上がりを防止させることができないと
いう新たな問題が生ずることとなる。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の如く被塗装
物を上方から押さえてその浮上がりを防止させる
のではなく、下方から被塗装物の浮上がりを防止
させる適切な浮上防止手段を講ずることにより、
被塗装物をデイツピング槽に浸漬した際、ハンガ
が片持ち式ハンガの場合であつても被塗装物を載
置部に安定して載置支持せしめ得、よつてデイツ
ピング槽内における被塗装物の浮上がりを確実に
防止できるようにすることにある。
り、その目的とするところは、上述の如く被塗装
物を上方から押さえてその浮上がりを防止させる
のではなく、下方から被塗装物の浮上がりを防止
させる適切な浮上防止手段を講ずることにより、
被塗装物をデイツピング槽に浸漬した際、ハンガ
が片持ち式ハンガの場合であつても被塗装物を載
置部に安定して載置支持せしめ得、よつてデイツ
ピング槽内における被塗装物の浮上がりを確実に
防止できるようにすることにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本考案は、上述の
如く被塗装物を塗装を施すべく載置部に載置支持
せしめてデイツピング槽に案内するハンガを対象
とし、次のような解決手段を講じた。
如く被塗装物を塗装を施すべく載置部に載置支持
せしめてデイツピング槽に案内するハンガを対象
とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、本考案の解決手段は、上記載置部に
デイツピング槽内における被塗装物の浮上がりを
防止する浮上防止手段を設ける。この場合、該浮
上防止手段を、軸線回りに回動可能にかつ上下動
可能に設けられ、上下方向に延びるロツド部材
と、該ロツド部材の上端にロツド部材の回動軸線
から偏心せしめられて設けられ、被塗装物下面の
予め形成された孔部周縁にロツド部材の上方移動
および回動動作により係合せしめられる係止爪
と、上記ロツド部材を常時下方に付勢する弾性部
材と、上記ロツド部材の下端に設けられ、ロツド
部材に上記弾性部材のバネ力に抗して上方への押
上力を与えるとともに、回動軸線回りへの回動力
を与える操作レバーと、上記ロツド部材の半径方
向外側に突設され、ロツド部材の押上げおよび回
動により、係止爪の係合状態を確保すべく載置部
に形成された係合凹部に係合してロツド部材の回
動軸線回りの回動を規制する回動規制ピンとを備
えて構成したことを特徴とする。
デイツピング槽内における被塗装物の浮上がりを
防止する浮上防止手段を設ける。この場合、該浮
上防止手段を、軸線回りに回動可能にかつ上下動
可能に設けられ、上下方向に延びるロツド部材
と、該ロツド部材の上端にロツド部材の回動軸線
から偏心せしめられて設けられ、被塗装物下面の
予め形成された孔部周縁にロツド部材の上方移動
および回動動作により係合せしめられる係止爪
と、上記ロツド部材を常時下方に付勢する弾性部
材と、上記ロツド部材の下端に設けられ、ロツド
部材に上記弾性部材のバネ力に抗して上方への押
上力を与えるとともに、回動軸線回りへの回動力
を与える操作レバーと、上記ロツド部材の半径方
向外側に突設され、ロツド部材の押上げおよび回
動により、係止爪の係合状態を確保すべく載置部
に形成された係合凹部に係合してロツド部材の回
動軸線回りの回動を規制する回動規制ピンとを備
えて構成したことを特徴とする。
(作用)
上記の構成により、本考案では、ハンガの載置
部に載置支持されてデイツピング槽に案内される
被塗装物は、その下面の予め形成された孔部周縁
に浮上防止手段の係止爪が係合せしめられること
から、ハンガが片持ち式の場合であつてもデイツ
ピング槽浸漬時における上記載置部からの浮上が
りが確実に防止されて安定した載置支持状態が確
保される。
部に載置支持されてデイツピング槽に案内される
被塗装物は、その下面の予め形成された孔部周縁
に浮上防止手段の係止爪が係合せしめられること
から、ハンガが片持ち式の場合であつてもデイツ
ピング槽浸漬時における上記載置部からの浮上が
りが確実に防止されて安定した載置支持状態が確
保される。
さらには、係止爪の孔部周縁への係合に際し、
ロツド部材は操作レバーの操作によつて上方移動
および回動することから、係止爪は被塗装物下面
の孔部を下方から貫通したのち孔部周縁に係合す
ることなり、したがつて、この一連の動作中、係
止爪は被塗装物に接触せず、被塗装物は係止爪と
の接触による損傷が防止される。
ロツド部材は操作レバーの操作によつて上方移動
および回動することから、係止爪は被塗装物下面
の孔部を下方から貫通したのち孔部周縁に係合す
ることなり、したがつて、この一連の動作中、係
止爪は被塗装物に接触せず、被塗装物は係止爪と
の接触による損傷が防止される。
また、係止爪が孔部周縁に一旦係合すると、回
動規制ピンが載置部の係合凹部しているため、操
作レバーを操作しない限り係止爪は孔部周縁から
外れず、係合が確実に行われる。
動規制ピンが載置部の係合凹部しているため、操
作レバーを操作しない限り係止爪は孔部周縁から
外れず、係合が確実に行われる。
加えて、被塗装物下面の孔部からデイツピング
処理における処理液が排出される。
処理における処理液が排出される。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第4図および第5図は被塗装物としての自動車
のボデイBを防錆処理すべく下塗り塗装工程に搬
送する片持ち式のハンガAを示し、該ハンガA
は、下方位置にて水平方向に延びる水平杆部1と
該水平杆部1の一端(図で右端)から上方に延び
る鉛直杆部2と、該鉛直杆部2の上端から上記水
平杆部1側に向かつて斜め上方に延びる斜杆部3
とからなる一対のハンガアーム4,4を備えてな
る。該両ハンガアーム4,4の水平杆部1,1は
それと直交する方向にかつ水平方向に平行に延び
る2本の下部水平連結杆5,6で橋絡連結されて
いて、上記水平杆部1,1および下部水平連結杆
5,6でもつて水平面内に位置する矩形ないし正
方形に枠組みされた載置部7を構成し、該載置部
7に上記ボデイBを載置支持せしめるようになさ
れている。また、上記両ハンガアーム4,4の斜
杆部3,3上端は長手方向中心部が上方に湾曲し
た略水平方向に延びる1本の上部水平杆8で橋絡
連結されていて、上記両ハンガアーム4,4が上
記3本の水平連結杆5,6,8でもつて一体に連
結されてハンガAを構成している。
のボデイBを防錆処理すべく下塗り塗装工程に搬
送する片持ち式のハンガAを示し、該ハンガA
は、下方位置にて水平方向に延びる水平杆部1と
該水平杆部1の一端(図で右端)から上方に延び
る鉛直杆部2と、該鉛直杆部2の上端から上記水
平杆部1側に向かつて斜め上方に延びる斜杆部3
とからなる一対のハンガアーム4,4を備えてな
る。該両ハンガアーム4,4の水平杆部1,1は
それと直交する方向にかつ水平方向に平行に延び
る2本の下部水平連結杆5,6で橋絡連結されて
いて、上記水平杆部1,1および下部水平連結杆
5,6でもつて水平面内に位置する矩形ないし正
方形に枠組みされた載置部7を構成し、該載置部
7に上記ボデイBを載置支持せしめるようになさ
れている。また、上記両ハンガアーム4,4の斜
杆部3,3上端は長手方向中心部が上方に湾曲し
た略水平方向に延びる1本の上部水平杆8で橋絡
連結されていて、上記両ハンガアーム4,4が上
記3本の水平連結杆5,6,8でもつて一体に連
結されてハンガAを構成している。
また、上記上部水平連結杆8の両端部寄りには
それぞれトロリ装置9,9(図では一方のみ表わ
れる)が配設され、該両トロリ装置9,9は各々
のローラ9a,9aを介してチヤンネル状のフリ
ーコンベアレール10,10に転動可能に支持さ
れている。また、該両フリーコンベアレール1
0,10の上方には両フリーコンベアレール1
0,10に沿つて延びるパワーコンベアレール1
1が配設され、該パワーコンベアレール11には
チエーン12を支持してパワーコンベアレール1
1に沿つて走行する複数のトロリ装置13,1
3,…(図では1つのみ表われる)が配設されて
いる。そして、上記チエーン12に取り付けられ
たブツシヤドツグ14を上記フリーコンベアレー
ル10,10側のトロリ装置9,9の搬送方向前
方に配設された図示しない別のトロリ装置のチル
チングドツグ15に係合せしめて、チエーン駆動
により上記ハンガAをフリーコンベアレール1
0,10(パワーコンベアレール11)に沿つて
走行せしめ、上記ボデイBを下塗り塗装を施すべ
くフロント側を第5図で矢印で示す如く搬送方向
前方に向けた状態でハンガAの載置部7に載置支
持せしめて下塗り塗装工程のデイツピング槽(電
着塗装液槽)16に案内するようになされてい
る。
それぞれトロリ装置9,9(図では一方のみ表わ
れる)が配設され、該両トロリ装置9,9は各々
のローラ9a,9aを介してチヤンネル状のフリ
ーコンベアレール10,10に転動可能に支持さ
れている。また、該両フリーコンベアレール1
0,10の上方には両フリーコンベアレール1
0,10に沿つて延びるパワーコンベアレール1
1が配設され、該パワーコンベアレール11には
チエーン12を支持してパワーコンベアレール1
1に沿つて走行する複数のトロリ装置13,1
3,…(図では1つのみ表われる)が配設されて
いる。そして、上記チエーン12に取り付けられ
たブツシヤドツグ14を上記フリーコンベアレー
ル10,10側のトロリ装置9,9の搬送方向前
方に配設された図示しない別のトロリ装置のチル
チングドツグ15に係合せしめて、チエーン駆動
により上記ハンガAをフリーコンベアレール1
0,10(パワーコンベアレール11)に沿つて
走行せしめ、上記ボデイBを下塗り塗装を施すべ
くフロント側を第5図で矢印で示す如く搬送方向
前方に向けた状態でハンガAの載置部7に載置支
持せしめて下塗り塗装工程のデイツピング槽(電
着塗装液槽)16に案内するようになされてい
る。
さらに、本考案の特徴として、上記ハンガAの
載置部7詳しくは2本のハンガアーム4,4のう
ちボデイBのフロント側を支持するハンガアーム
4(第5図で上側のもの)の水平杆部1両端寄り
には、第1図ないし第3図に拡大詳示するよう
に、ボデイBの下面つまりフロント側アンダフロ
アb1の予め形成された塗料抜き用孔部b2に挿入係
合してデイツピング槽16内におけるボデイBの
浮上がりを防止せしめる浮上防止手段17,17
がそれぞれブラケツト18を介して配置されてい
る。
載置部7詳しくは2本のハンガアーム4,4のう
ちボデイBのフロント側を支持するハンガアーム
4(第5図で上側のもの)の水平杆部1両端寄り
には、第1図ないし第3図に拡大詳示するよう
に、ボデイBの下面つまりフロント側アンダフロ
アb1の予め形成された塗料抜き用孔部b2に挿入係
合してデイツピング槽16内におけるボデイBの
浮上がりを防止せしめる浮上防止手段17,17
がそれぞれブラケツト18を介して配置されてい
る。
該各浮上防止手段17は上記ブラケツト18上
面に固設された縦断面倒立U字状のロツド支持台
19を備えてなり、該支持台19の上面には第1
図および第3図で左側方に延びるスリツト状張出
孔部20aを有する鍵孔状の貫通孔20が形成され
ている一方、上記ブラケツト18には上記貫通孔
20に孔部中心線を対応せしめるよう貫通孔21
が形成され、該両貫通孔20,21には上下方向
に延びる回動操作用のロツド部材22が先端(上
端)を上記支持台19上面より突出せしめて軸線
回りにつまり貫通孔20,21の孔部中心線回り
に回動可能に嵌挿支持されている。また、上記支
持台19上面には第1位置決め係合凹部23が上
記貫通孔20の張出孔部20aと対向する位置に
貫通孔20に連続して形成されている一方、上記
ブラケツト18上面には第2位置決め係合凹部2
4が上記第1位置決め係合凹部23の真下に貫通
孔21に連続して形成されている。
面に固設された縦断面倒立U字状のロツド支持台
19を備えてなり、該支持台19の上面には第1
図および第3図で左側方に延びるスリツト状張出
孔部20aを有する鍵孔状の貫通孔20が形成され
ている一方、上記ブラケツト18には上記貫通孔
20に孔部中心線を対応せしめるよう貫通孔21
が形成され、該両貫通孔20,21には上下方向
に延びる回動操作用のロツド部材22が先端(上
端)を上記支持台19上面より突出せしめて軸線
回りにつまり貫通孔20,21の孔部中心線回り
に回動可能に嵌挿支持されている。また、上記支
持台19上面には第1位置決め係合凹部23が上
記貫通孔20の張出孔部20aと対向する位置に
貫通孔20に連続して形成されている一方、上記
ブラケツト18上面には第2位置決め係合凹部2
4が上記第1位置決め係合凹部23の真下に貫通
孔21に連続して形成されている。
一方、上記ロツド部材22上端には、上記支持
台19の貫通孔20孔径よりも大径にかつ上記ボ
デイBの孔部b2孔径よりも小径に設定された截頭
円錐形の係止爪25がその中心をロツド部材22
の回動軸線から距離lだけ離れるような偏心位置
に固着されている。また、上記ロツド部材22の
上端寄りには半径方向外側(第1図で左側)に突
出する第1回動規制ピン26が、その下方には該
第1回動規制ピン26と対向する側(第1図で右
側)に突出する第2回動規制ピン27がそれぞれ
一体に固着されている。さらに、上記ロツド部材
22の下端基部には図示しないロボツトの作動に
よりロツド部材22に後述するスプリング29の
バネ力に抗して上方への押上力を与えるとともに
回動軸線回りに回動力を与える操作レバー28が
半径方向外側に穿設され、かつ上記ロツド部材2
2の下半部分には弾性部材としてのスプリング2
9が縮装されていて、該スプリング29は上端を
上記ブラケツト18下面に、下端をロツド部材2
2下端基部上面にそれぞれ当接せしめてそのバネ
力によりロツド部材22を常時下方に付勢してい
る。
台19の貫通孔20孔径よりも大径にかつ上記ボ
デイBの孔部b2孔径よりも小径に設定された截頭
円錐形の係止爪25がその中心をロツド部材22
の回動軸線から距離lだけ離れるような偏心位置
に固着されている。また、上記ロツド部材22の
上端寄りには半径方向外側(第1図で左側)に突
出する第1回動規制ピン26が、その下方には該
第1回動規制ピン26と対向する側(第1図で右
側)に突出する第2回動規制ピン27がそれぞれ
一体に固着されている。さらに、上記ロツド部材
22の下端基部には図示しないロボツトの作動に
よりロツド部材22に後述するスプリング29の
バネ力に抗して上方への押上力を与えるとともに
回動軸線回りに回動力を与える操作レバー28が
半径方向外側に穿設され、かつ上記ロツド部材2
2の下半部分には弾性部材としてのスプリング2
9が縮装されていて、該スプリング29は上端を
上記ブラケツト18下面に、下端をロツド部材2
2下端基部上面にそれぞれ当接せしめてそのバネ
力によりロツド部材22を常時下方に付勢してい
る。
そして、上記ボデイBをハンガAの載置部7に
載置支持せしめていない状態では、第1図ないし
第3図に実線にて示すように、ロツド部材22の
第2回動規制ピン27をブラケツト18の第2位
置決め係合凹部24に係合させて、上記載置部7
に対しボデイBが載置位置決めされた際にそのア
ンダフロアb1の孔部b2にロツド部材22の係止爪
25を挿入可能に対応配置せしめるようロツド部
材22の回動軸線回りの回動をロツク規制するよ
うになされている。この状態で上記ロツド部材2
2の第1回動規制ピン26は支持台19内部でそ
の貫通孔20の張出孔部20aの真下に対応配置
されており、ロツド部材22の上方移動時におけ
る支持台19上面との干渉が回避される。
載置支持せしめていない状態では、第1図ないし
第3図に実線にて示すように、ロツド部材22の
第2回動規制ピン27をブラケツト18の第2位
置決め係合凹部24に係合させて、上記載置部7
に対しボデイBが載置位置決めされた際にそのア
ンダフロアb1の孔部b2にロツド部材22の係止爪
25を挿入可能に対応配置せしめるようロツド部
材22の回動軸線回りの回動をロツク規制するよ
うになされている。この状態で上記ロツド部材2
2の第1回動規制ピン26は支持台19内部でそ
の貫通孔20の張出孔部20aの真下に対応配置
されており、ロツド部材22の上方移動時におけ
る支持台19上面との干渉が回避される。
一方、ボデイBを塗装を施すべくハンガAの載
置部7に載置支持せしめた状態では、第1図ない
し第3図に仮想線にて示すように、上記ロボツト
の押上動作によりロツド部材22をスプリング2
9のバネ力に抗して上方移動させて上記第2位置
決め係合凹部24に対する第2回動規制ピン27
の係合状態を解除するとともに、上記係止爪25
をボデイBの孔部b2に挿入せしめる。そして、そ
の後のロボツトの回動動作によりロツド部材22
を反時計回り方向に180°回動させたのちロボツト
の引下動作により、係止爪25をボデイBの孔部
b2周縁に係止せしめるとともに、上記ロボツトに
よる押上動作により張出孔部20aを通り抜けて
支持台19上方に移動した第1回動規制ピン26
を支持台19上面の第1位置決め係合凹部23に
係合せしめ、ボデイBの孔部b2周縁に対する係止
爪25の係合状態を確保すべくロツド部材22の
回動軸線回りの回動をロツク規制するようになさ
れている。なお、塗装終了後にボデイBをハンガ
Aから下ろす場合は、ロボツトを上述の動作とは
逆動作になるよう作動させ、ボデイBの孔部b2周
縁に対する係止爪25の係合状態を解除すること
により行う。
置部7に載置支持せしめた状態では、第1図ない
し第3図に仮想線にて示すように、上記ロボツト
の押上動作によりロツド部材22をスプリング2
9のバネ力に抗して上方移動させて上記第2位置
決め係合凹部24に対する第2回動規制ピン27
の係合状態を解除するとともに、上記係止爪25
をボデイBの孔部b2に挿入せしめる。そして、そ
の後のロボツトの回動動作によりロツド部材22
を反時計回り方向に180°回動させたのちロボツト
の引下動作により、係止爪25をボデイBの孔部
b2周縁に係止せしめるとともに、上記ロボツトに
よる押上動作により張出孔部20aを通り抜けて
支持台19上方に移動した第1回動規制ピン26
を支持台19上面の第1位置決め係合凹部23に
係合せしめ、ボデイBの孔部b2周縁に対する係止
爪25の係合状態を確保すべくロツド部材22の
回動軸線回りの回動をロツク規制するようになさ
れている。なお、塗装終了後にボデイBをハンガ
Aから下ろす場合は、ロボツトを上述の動作とは
逆動作になるよう作動させ、ボデイBの孔部b2周
縁に対する係止爪25の係合状態を解除すること
により行う。
このように本実施例では、塗装を施すべくハン
ガAの載置部7に載置支持せしめたボデイBに対
し、ロボツトの押上動作により浮上防止手段1
7,17の各ロツド部材22を上方に移動させて
各係止爪25をボデイBのフロント側アンダフロ
アb1の各塗料抜き用孔部b2に挿入し、その後、ロ
ボツトの回動動作により上記各ロツド部材22を
回動軸線回りに180°回動させた後、今度はロボツ
トの引下動作により各ロツド部材22を下方移動
させて上記各係止爪25をアンダフロアb1の孔部
b2周縁に係止せしめるようにすることから、ボデ
イBはフロンド側アンダフロアb1の車幅方向両側
がハンガAの載置部7に対しずれることなく安定
して載置支持され、よつてデイツピング槽16に
浸漬しても載置部7からの浮上がりを確実に防止
することができる。
ガAの載置部7に載置支持せしめたボデイBに対
し、ロボツトの押上動作により浮上防止手段1
7,17の各ロツド部材22を上方に移動させて
各係止爪25をボデイBのフロント側アンダフロ
アb1の各塗料抜き用孔部b2に挿入し、その後、ロ
ボツトの回動動作により上記各ロツド部材22を
回動軸線回りに180°回動させた後、今度はロボツ
トの引下動作により各ロツド部材22を下方移動
させて上記各係止爪25をアンダフロアb1の孔部
b2周縁に係止せしめるようにすることから、ボデ
イBはフロンド側アンダフロアb1の車幅方向両側
がハンガAの載置部7に対しずれることなく安定
して載置支持され、よつてデイツピング槽16に
浸漬しても載置部7からの浮上がりを確実に防止
することができる。
さらに、係止爪25の孔部b2周縁への係合に際
し、ロツド部材22を操作レバー28の操作によ
つて上方移動および回動させることから、係止爪
25がボデイB下面の孔部b2を下方から貫通した
のち孔部b2周縁に係合し、これによりこの一連の
動作中において、係止爪25のボデイBとの接触
を回避できてボデイBの損傷を防止することがで
きる。
し、ロツド部材22を操作レバー28の操作によ
つて上方移動および回動させることから、係止爪
25がボデイB下面の孔部b2を下方から貫通した
のち孔部b2周縁に係合し、これによりこの一連の
動作中において、係止爪25のボデイBとの接触
を回避できてボデイBの損傷を防止することがで
きる。
また、一旦係合した係止爪25を孔部b2周縁か
ら外すには、操作レバー28を操作して回動規制
ピン26を載置部7の係合凹部23から外さなれ
ばならず、その間、係合を確実に行うことができ
る。
ら外すには、操作レバー28を操作して回動規制
ピン26を載置部7の係合凹部23から外さなれ
ばならず、その間、係合を確実に行うことができ
る。
加えて、上記アンダフロアb1の孔部b2,b2は塗
料抜き用としての既設の孔部であるので、本実施
例のハンガAを採用するにあたつて別途に孔部を
形成する必要がなく、よつて孔部を形成する手間
を省くことができるという利点を有する。
料抜き用としての既設の孔部であるので、本実施
例のハンガAを採用するにあたつて別途に孔部を
形成する必要がなく、よつて孔部を形成する手間
を省くことができるという利点を有する。
なお、上記実施例では、2つの浮上防止手段1
7,17をハンガアーム4,4の一方にのみ設け
たが、これに限らず、例えば両ハンガアーム4,
4共に設けるようにすることなども採用可能であ
る。
7,17をハンガアーム4,4の一方にのみ設け
たが、これに限らず、例えば両ハンガアーム4,
4共に設けるようにすることなども採用可能であ
る。
また、上記実施例では、被塗装物が自動車のボ
デイBである場合を示したが、これに限らず、他
の車両のボデイやその他の被塗装物であつてもか
まわず、さらにはハンガも片持ち式のものに限ら
ず、両持ち式のものであつてもかまわないことは
いうまでもない。
デイBである場合を示したが、これに限らず、他
の車両のボデイやその他の被塗装物であつてもか
まわず、さらにはハンガも片持ち式のものに限ら
ず、両持ち式のものであつてもかまわないことは
いうまでもない。
さらに、被塗装物下面の孔部は既設のものを利
用する場合だけではなく、浮上防止手段17の係
止爪25に対応して被塗装物に予め形成しておく
ことも採用可能である。
用する場合だけではなく、浮上防止手段17の係
止爪25に対応して被塗装物に予め形成しておく
ことも採用可能である。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、被塗装
物を載置支持する載置部に上記被塗装物の浮上が
りを防止せしめる浮上防止手段を設け、該浮上防
止手段を被塗装物下面の予め形成された孔部に挿
入係合するようにしたので、被塗装物に対する浮
上防止手段の係止作用により被塗装物をハンガに
それが片持ち式であるか両持ち式であるかを問わ
ず安定して支持せしめ得、よつて被塗装物を上記
載置部に載置支持せしめてデイツピング槽に案内
してもその浮上がりを確実に防止することができ
る。さらに、係止爪の孔部周縁への係合に際し、
ロツド部材を操作レバーの操作によつて上方移動
および回動させので、この一連の動作中、係止爪
が被塗装物に接触するのを回避でき、被塗装物の
損傷を防止することができる。また、一旦係合し
た係止爪は操作レバーを操作しない限り孔部周縁
から外れないので、係合を確実に行うことができ
る。加えて、被塗装物下面の孔部をデイツピング
処理における処理液の排出用孔部として利用する
ことができる。
物を載置支持する載置部に上記被塗装物の浮上が
りを防止せしめる浮上防止手段を設け、該浮上防
止手段を被塗装物下面の予め形成された孔部に挿
入係合するようにしたので、被塗装物に対する浮
上防止手段の係止作用により被塗装物をハンガに
それが片持ち式であるか両持ち式であるかを問わ
ず安定して支持せしめ得、よつて被塗装物を上記
載置部に載置支持せしめてデイツピング槽に案内
してもその浮上がりを確実に防止することができ
る。さらに、係止爪の孔部周縁への係合に際し、
ロツド部材を操作レバーの操作によつて上方移動
および回動させので、この一連の動作中、係止爪
が被塗装物に接触するのを回避でき、被塗装物の
損傷を防止することができる。また、一旦係合し
た係止爪は操作レバーを操作しない限り孔部周縁
から外れないので、係合を確実に行うことができ
る。加えて、被塗装物下面の孔部をデイツピング
処理における処理液の排出用孔部として利用する
ことができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は浮上防
止手段の縦断拡大正面図、第2図は同拡大側面
図、第3図は同拡大平面図、第4図はハンガの側
面図、第5図は同平面図である。 7……載置部、16……デイツピング槽、17
……浮上防止手段、22……ロツド部材、23…
…係合凹部、25……係止爪、26……第1回動
規制ピン、28……操作レバー、29……スプリ
ング(弾性部材)、A……ハンガ、B……ボデイ
(被塗装物)、b1……アンダフロア、b2……孔部。
止手段の縦断拡大正面図、第2図は同拡大側面
図、第3図は同拡大平面図、第4図はハンガの側
面図、第5図は同平面図である。 7……載置部、16……デイツピング槽、17
……浮上防止手段、22……ロツド部材、23…
…係合凹部、25……係止爪、26……第1回動
規制ピン、28……操作レバー、29……スプリ
ング(弾性部材)、A……ハンガ、B……ボデイ
(被塗装物)、b1……アンダフロア、b2……孔部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被塗装物Bを塗装を施すべく載置部7に載置支
持せしめてデイツピング槽16に案内するハンガ
Aであつて、 上記載置部7には、デイツピング槽16内にお
ける被塗装物Bの浮上がりを防止する浮上防止手
段17が設けられ、 該浮上防止手段17は、 軸線回りに回動可能にかつ上下動可能に設けら
れ、上下方向に延びるロツド部材22と、 該ロツド部材22の上端にロツド部材22の回
動軸線から偏心せしめられて設けられ、被塗装物
B下面の予め形成された孔部b2周縁にロツド部材
22の上方移動および回動動作により係合せしめ
られる係止爪25と、 上記ロツド部材22を常時下方に付勢する弾性
部材29と、 上記ロツド部材22の下端に設けられ、ロツド
部材22に上記弾性部材29のバネ力に抗して上
方への押上力を与えるとともに、回動軸線回りへ
の回動力を与える操作レバー28と、 上記ロツド部材22の半径方向外側に突設さ
れ、ロツド部材22の押上げおよび回動により、
係止爪25の係合状態を確保すべく載置部7に形
成された係合凹部23に係合してロツド部材22
の回動軸線回りの回動を規制する回動規制ピン2
6とを備えてなることを特徴とする塗装工程に用
いるハンガ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986103074U JPH0450949Y2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986103074U JPH0450949Y2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639262U JPS639262U (ja) | 1988-01-21 |
| JPH0450949Y2 true JPH0450949Y2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=30975290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986103074U Expired JPH0450949Y2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450949Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6113560U (ja) * | 1984-06-27 | 1986-01-27 | 三菱電機株式会社 | 立形回転電機の軸受装置 |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP1986103074U patent/JPH0450949Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639262U (ja) | 1988-01-21 |
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