JPH0457664B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0457664B2 JPH0457664B2 JP61045327A JP4532786A JPH0457664B2 JP H0457664 B2 JPH0457664 B2 JP H0457664B2 JP 61045327 A JP61045327 A JP 61045327A JP 4532786 A JP4532786 A JP 4532786A JP H0457664 B2 JPH0457664 B2 JP H0457664B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aldostatin
- culture
- aldose reductase
- pseudoeurotium
- active substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/08—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis
- A61P3/10—Drugs for disorders of the metabolism for glucose homeostasis for hyperglycaemia, e.g. antidiabetics
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P43/00—Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
- C12N1/00—Microorganisms; Compositions thereof; Processes of propagating, maintaining or preserving microorganisms or compositions thereof; Processes of preparing or isolating a composition containing a microorganism; Culture media therefor
- C12N1/14—Fungi; Culture media therefor
- C12N1/145—Fungi isolates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P13/00—Preparation of nitrogen-containing organic compounds
- C12P13/04—Alpha- or beta- amino acids
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12R—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES C12C - C12Q, RELATING TO MICROORGANISMS
- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
- C12R2001/645—Fungi ; Processes using fungi
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Diabetes (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Botany (AREA)
- Virology (AREA)
- Endocrinology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Obesity (AREA)
- Mycology (AREA)
- Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、新規な生理活性物質であるアルドー
ス還元酵素阻害物質アルドスタチン
(Aldostatin)およびその塩ならびにその製造法
に関するもので、該物質は、糖尿病性の白内障、
網膜症、神経症のような真性糖尿病から起きるあ
る種の慢性合併症の治療に有用である。
ス還元酵素阻害物質アルドスタチン
(Aldostatin)およびその塩ならびにその製造法
に関するもので、該物質は、糖尿病性の白内障、
網膜症、神経症のような真性糖尿病から起きるあ
る種の慢性合併症の治療に有用である。
(従来の技術)
従来の抗糖尿病薬を得るための大部分の試み
は、血糖水準を低下させる努力であつた。しかし
ながら、糖尿病性の白内障、網膜症および神経症
などの慢性の糖尿病合併症を予防または軽減する
効果については、ほとんど知られていない。坂本
ら(フアルマシア19,43,1983)によれば、糖尿
病のような高血糖状態では、アルドース還元酵素
の僅かな亢進により、ポリオール系での代謝が促
進し、ソルビトール、ガラクチトール、フラクト
ースの異常蓄積を、より一層助長することにな
り、これらのソルビトール、ガラクチトール、フ
ラクトースは、細胞内で比較的安定で、一度生成
されると、細胞外への移行はほとんど認められ
ず、この産生と排泄の平衡破綻が、これらの糖ア
ルコールの細胞内蓄積を招来する。その結果、細
胞内浸透圧上昇を招き、細胞内への水分貯留をき
たし、細胞機能を正常に維持できなくなり、組織
障害をきたすと考えられている。したがつて、ア
ルドースリダクターゼ活性を阻害すれば、細胞内
ソルビトール、ガラクチトール、フラクトースの
異常蓄積は回避され、細胞機能を正常に維持でき
る可能性を有する。
は、血糖水準を低下させる努力であつた。しかし
ながら、糖尿病性の白内障、網膜症および神経症
などの慢性の糖尿病合併症を予防または軽減する
効果については、ほとんど知られていない。坂本
ら(フアルマシア19,43,1983)によれば、糖尿
病のような高血糖状態では、アルドース還元酵素
の僅かな亢進により、ポリオール系での代謝が促
進し、ソルビトール、ガラクチトール、フラクト
ースの異常蓄積を、より一層助長することにな
り、これらのソルビトール、ガラクチトール、フ
ラクトースは、細胞内で比較的安定で、一度生成
されると、細胞外への移行はほとんど認められ
ず、この産生と排泄の平衡破綻が、これらの糖ア
ルコールの細胞内蓄積を招来する。その結果、細
胞内浸透圧上昇を招き、細胞内への水分貯留をき
たし、細胞機能を正常に維持できなくなり、組織
障害をきたすと考えられている。したがつて、ア
ルドースリダクターゼ活性を阻害すれば、細胞内
ソルビトール、ガラクチトール、フラクトースの
異常蓄積は回避され、細胞機能を正常に維持でき
る可能性を有する。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、新規で有用なアルドース還元酵素阻
害物質を提供することを目的とするものである。
害物質を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明者らは、新規なアルドース還元酵素阻害
物質を探索するために、多数の微生物を土壌より
分離し、その産生するアルドース還元酵素阻害物
質を分離、探索した結果、ある種の微生物が新規
なアルドース還元酵素阻害物質を産生すること、
該微生物がシユードユーロチウム
(Pseudeurotium)属に属すること、該微生物を
適当な培地に培養することによつて、アルドース
還元酵素を特異的に抑制する物質を培地中に蓄積
できることなどを知り、この阻害物質を単離し、
その物理化学的および生物学的諸性質から、当該
阻害物質が新規なアルドース還元酵素阻害物質で
あることを確め、これをアルドスタチン
(Aldostatin)と称することにした。これらの知
見に基いて、本発明者らは、さらに研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至つた。
物質を探索するために、多数の微生物を土壌より
分離し、その産生するアルドース還元酵素阻害物
質を分離、探索した結果、ある種の微生物が新規
なアルドース還元酵素阻害物質を産生すること、
該微生物がシユードユーロチウム
(Pseudeurotium)属に属すること、該微生物を
適当な培地に培養することによつて、アルドース
還元酵素を特異的に抑制する物質を培地中に蓄積
できることなどを知り、この阻害物質を単離し、
その物理化学的および生物学的諸性質から、当該
阻害物質が新規なアルドース還元酵素阻害物質で
あることを確め、これをアルドスタチン
(Aldostatin)と称することにした。これらの知
見に基いて、本発明者らは、さらに研究を重ねた
結果、本発明を完成するに至つた。
本発明の生理活性物質アルドスタチンを生産す
るために使用される微生物の実用的な例として
は、本発明者らが静岡県田方郡函南町の畑地土壌
より分離したシユードユーロチウム属に属する
M4109株が挙げられる。その菌学的性状は、次の
とおりである。
るために使用される微生物の実用的な例として
は、本発明者らが静岡県田方郡函南町の畑地土壌
より分離したシユードユーロチウム属に属する
M4109株が挙げられる。その菌学的性状は、次の
とおりである。
各培地における生育状態
(1) ツアペツク寒天培地
26℃の場合、生育はやや遅く、培養7日間で直
径16〜17mm、14日間で28〜29mmである。菌叢は薄
く平担でビロード状であり、白色菌糸のみ生育
し、子のう殻は形成されない。周辺部は平滑。浸
出液および拡散性色素は出さない。裏面は白色〜
黄白色(yellowish white,1A2)。37℃では生育
しない。
径16〜17mm、14日間で28〜29mmである。菌叢は薄
く平担でビロード状であり、白色菌糸のみ生育
し、子のう殻は形成されない。周辺部は平滑。浸
出液および拡散性色素は出さない。裏面は白色〜
黄白色(yellowish white,1A2)。37℃では生育
しない。
(2) 麦芽汁寒天培地
26℃の場合、生育はやや遅く、培養7日間で直
径21〜22mm、14日間で30〜31mmである。菌叢は薄
く平担で、中央部がやや盛り上がる。最初白色の
菌糸が生育するが、培養が進むにつれて、白色の
気中菌糸の下に多数の子のう殻が形成されて淡灰
色(light grey,1C1)〜(灰色medium grey,
1E1)となる。周辺部は平滑。浸出液および拡散
性色素は出さない。裏面は菌糸の部分が黄白色
(yellowish white,4A1)〜淡黄色(pale
yellow,4A2)、子のう殻形成部分はオリーヴが
かつた灰色(olive grey,1E2)。37℃では生育し
ない。
径21〜22mm、14日間で30〜31mmである。菌叢は薄
く平担で、中央部がやや盛り上がる。最初白色の
菌糸が生育するが、培養が進むにつれて、白色の
気中菌糸の下に多数の子のう殻が形成されて淡灰
色(light grey,1C1)〜(灰色medium grey,
1E1)となる。周辺部は平滑。浸出液および拡散
性色素は出さない。裏面は菌糸の部分が黄白色
(yellowish white,4A1)〜淡黄色(pale
yellow,4A2)、子のう殻形成部分はオリーヴが
かつた灰色(olive grey,1E2)。37℃では生育し
ない。
(3) バレイシヨ・ブドウ糖寒天培地
26℃の場合、生育はやや遅く、培養7日間で、
直径19〜20mm、14日間で30〜31mmである。菌叢は
薄く平担で、中央部がやや盛り上がる。最初白色
の菌糸が生育するが、培養が進むにつれて、白色
の気中菌糸の下に多数の子のう殻が形成され、灰
色(medium grey,1E1)となる。周辺部は平
滑。わずかに無色の浸出液を出す。拡散性色素は
出さない。裏面はオリーヴがかつた灰色(olive
grey,1F2)。37℃では生育しない。
直径19〜20mm、14日間で30〜31mmである。菌叢は
薄く平担で、中央部がやや盛り上がる。最初白色
の菌糸が生育するが、培養が進むにつれて、白色
の気中菌糸の下に多数の子のう殻が形成され、灰
色(medium grey,1E1)となる。周辺部は平
滑。わずかに無色の浸出液を出す。拡散性色素は
出さない。裏面はオリーヴがかつた灰色(olive
grey,1F2)。37℃では生育しない。
生理的諸性状
生育できるPH3.2〜9.6
最適生育PH3.6〜6.4
生育できる温度 19〜30℃
最適生育温度 22〜26℃
顕微鏡下における形態的特色
閉子のう殻を形成、閉子のう殻は黒褐色、球
形、直径80〜180μm、裸生する。殻壁はやや革質
で暗褐色、1層よりなり、特別な縫い目機構は持
たない。殻壁の構成細胞は直径5〜15μmの不規
則な多角形よりなる。子のうは閉子のう殻中に不
規則に散在、卵形、洋なしないし楕円形、8胞
子、8〜11×7〜9μm。子のう胞子は球形、1細
胞、壁は厚く暗褐色、直径3〜4μm、発芽孔およ
びスリツトはない。分生子世代はSporothrix属
様である。分生子は分生子形成細胞の先端の小菌
部にシンポジオ型で形成され、無色、1細胞、5
〜7.5×2.5〜3.5μm、楕円または逆卵形で基部が
やや細くなる。壁は滑面。分生子形成細胞は気生
菌糸から垂直に生じ8〜40×3〜5μm、非分岐、
中央部にやや脹らみを持ち、先端に向つて細ま
る。分生子形成部は次々と新しい生長点を伸ば
す。
形、直径80〜180μm、裸生する。殻壁はやや革質
で暗褐色、1層よりなり、特別な縫い目機構は持
たない。殻壁の構成細胞は直径5〜15μmの不規
則な多角形よりなる。子のうは閉子のう殻中に不
規則に散在、卵形、洋なしないし楕円形、8胞
子、8〜11×7〜9μm。子のう胞子は球形、1細
胞、壁は厚く暗褐色、直径3〜4μm、発芽孔およ
びスリツトはない。分生子世代はSporothrix属
様である。分生子は分生子形成細胞の先端の小菌
部にシンポジオ型で形成され、無色、1細胞、5
〜7.5×2.5〜3.5μm、楕円または逆卵形で基部が
やや細くなる。壁は滑面。分生子形成細胞は気生
菌糸から垂直に生じ8〜40×3〜5μm、非分岐、
中央部にやや脹らみを持ち、先端に向つて細ま
る。分生子形成部は次々と新しい生長点を伸ば
す。
本菌の菌学的性状は以上のとおりであるが、子
のう世代(完全世代)を形成することから、本菌
は子のう菌類(Ascomycetes)に属する。そし
て、閉子のう殻を形成し、子のうはその中に不規
則に散在し、子のう胞子は1細胞で発芽孔および
スリツトを持たない等の特色から、ユーロチウム
目(Eurotiales)に入れられる。ユーロチウム目
は約50属存在するが、閉子のう殻は暗褐色、多角
形の細胞よりなり、縫い目機構を持たないこと、
子のう胞子は小型で褐色、滑面、分生子世代は
Sporothrix様である等の特色から、シユードユ
ーロチウム(Pseudeurotium)属に属するものと
判明した。シユードユーロチウム属は現在、シユ
ードユーロチウム・オバリス(Pseudeurotium
ovalis)、シユードユーロチウム・プンクタタム
(Pseudeurotium punctatum)、シユードユーロ
チウム・ゾナタム(Pseudeurotium zonatum)
の3種が認められており、シユードユーロチウ
ム・オバリス、シユードユーロチウム・プンクタ
タムの子のう胞子は楕円形〜卵形であるが、本菌
M4109はシユードユーロチウム・ゾナタムの特色
である球形の子のう胞子を持つている。詳しい観
察の結果、種々の特色がよく一致したので、本菌
M4109をシユードユーロチウム・ゾナタムと同定
し、シユードユーロチウム・ゾナタムM4109と命
名した。そして、本菌は工業技術院微生物工業技
術研究所に微工研菌寄第8614号として寄託されて
いる。
のう世代(完全世代)を形成することから、本菌
は子のう菌類(Ascomycetes)に属する。そし
て、閉子のう殻を形成し、子のうはその中に不規
則に散在し、子のう胞子は1細胞で発芽孔および
スリツトを持たない等の特色から、ユーロチウム
目(Eurotiales)に入れられる。ユーロチウム目
は約50属存在するが、閉子のう殻は暗褐色、多角
形の細胞よりなり、縫い目機構を持たないこと、
子のう胞子は小型で褐色、滑面、分生子世代は
Sporothrix様である等の特色から、シユードユ
ーロチウム(Pseudeurotium)属に属するものと
判明した。シユードユーロチウム属は現在、シユ
ードユーロチウム・オバリス(Pseudeurotium
ovalis)、シユードユーロチウム・プンクタタム
(Pseudeurotium punctatum)、シユードユーロ
チウム・ゾナタム(Pseudeurotium zonatum)
の3種が認められており、シユードユーロチウ
ム・オバリス、シユードユーロチウム・プンクタ
タムの子のう胞子は楕円形〜卵形であるが、本菌
M4109はシユードユーロチウム・ゾナタムの特色
である球形の子のう胞子を持つている。詳しい観
察の結果、種々の特色がよく一致したので、本菌
M4109をシユードユーロチウム・ゾナタムと同定
し、シユードユーロチウム・ゾナタムM4109と命
名した。そして、本菌は工業技術院微生物工業技
術研究所に微工研菌寄第8614号として寄託されて
いる。
上記のようなシユードユーロチウム属に属する
生理活性物質アルドスタチン生産菌の培養に当つ
て、培地の炭素源としては、グルコース、澱粉、
シユークロース、デキストリン、廃糖蜜、グリセ
ロール、油脂類、有機酸類などの菌が資化できる
ものを使用し、窒素源としては、大豆粉、綿実
粉、CSL、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、胚
芽、尿素、硫安、硝安、リン安、塩安などの有機
窒素化合物や無機窒素化合物を使用する。その
他、NaCl、KCl、CaCO3、MgSO4、KH2PO4、
Na2HPO4、FeSO4、MnCl2、CoCl2、ZnSO4、
CaSO4などの無機塩類を、必要に応じて単独また
は適宜に組合せて使用する。また、必要に応じて
ビタミンB1、ビオチンなどのビタミン類、シリ
コーンオイルやポリアルキレングライコールエー
テルなどの消泡剤や界面活性剤を培地に加えても
よい。さらに、菌の発育を助け、アルドスタチン
の生産を促進するような有機物や無機物を添加し
てもよい。
生理活性物質アルドスタチン生産菌の培養に当つ
て、培地の炭素源としては、グルコース、澱粉、
シユークロース、デキストリン、廃糖蜜、グリセ
ロール、油脂類、有機酸類などの菌が資化できる
ものを使用し、窒素源としては、大豆粉、綿実
粉、CSL、肉エキス、ペプトン、酵母エキス、胚
芽、尿素、硫安、硝安、リン安、塩安などの有機
窒素化合物や無機窒素化合物を使用する。その
他、NaCl、KCl、CaCO3、MgSO4、KH2PO4、
Na2HPO4、FeSO4、MnCl2、CoCl2、ZnSO4、
CaSO4などの無機塩類を、必要に応じて単独また
は適宜に組合せて使用する。また、必要に応じて
ビタミンB1、ビオチンなどのビタミン類、シリ
コーンオイルやポリアルキレングライコールエー
テルなどの消泡剤や界面活性剤を培地に加えても
よい。さらに、菌の発育を助け、アルドスタチン
の生産を促進するような有機物や無機物を添加し
てもよい。
この培地を用いて培養する方法は、一般の微生
物の培養法と同様に行えばよく、固体培養でも液
体培養でもよい。
物の培養法と同様に行えばよく、固体培養でも液
体培養でもよい。
上記のようにして培養した培養物から生理活性
物質アルドスタチンを採取するには、一般の微生
物の生産する代謝産物を、その培養物から採取す
るに当つて通常使用される分離手段が適宜利用さ
れる。例えば、アルドスタチンは水溶性酸性物質
の性質を示し、主として培養液中に含まれるの
で、まず、培養液を過または遠心分離によつて
菌体を除去する。得られた培養液を適宜の担体
に吸着させ、次いで、適宜の溶媒で有効物質を脱
着させ、分別採取する手段が利用される。クロマ
トグラフイーの担体としては、活性炭、シリカゲ
ル、アルミナ、粉末セルロース、合成吸着性樹脂
などの化合物の吸着性の差を利用、または陰イオ
ン交換樹脂、陰イオン交換セルロースなどの化合
物の官能基の差を利用、あるいは分子篩性担体類
などの化合物の分子量の差を利用するものが有利
に用いられる。これらの担体から目的とする化合
物アルドスタチンを溶出するには、担体の種類、
性質により組合せが異なるが、例えば、含水有機
溶媒、すなわち、含水アセトン、含水メタノー
ル、含水アセトニトリル、あるいは酸、アルカ
リ、緩衝液、あるいは無機または有機塩を含む水
溶液などが適宜組合せて用いられる。
物質アルドスタチンを採取するには、一般の微生
物の生産する代謝産物を、その培養物から採取す
るに当つて通常使用される分離手段が適宜利用さ
れる。例えば、アルドスタチンは水溶性酸性物質
の性質を示し、主として培養液中に含まれるの
で、まず、培養液を過または遠心分離によつて
菌体を除去する。得られた培養液を適宜の担体
に吸着させ、次いで、適宜の溶媒で有効物質を脱
着させ、分別採取する手段が利用される。クロマ
トグラフイーの担体としては、活性炭、シリカゲ
ル、アルミナ、粉末セルロース、合成吸着性樹脂
などの化合物の吸着性の差を利用、または陰イオ
ン交換樹脂、陰イオン交換セルロースなどの化合
物の官能基の差を利用、あるいは分子篩性担体類
などの化合物の分子量の差を利用するものが有利
に用いられる。これらの担体から目的とする化合
物アルドスタチンを溶出するには、担体の種類、
性質により組合せが異なるが、例えば、含水有機
溶媒、すなわち、含水アセトン、含水メタノー
ル、含水アセトニトリル、あるいは酸、アルカ
リ、緩衝液、あるいは無機または有機塩を含む水
溶液などが適宜組合せて用いられる。
また、これらのクロマトグラフイーによつて得
られた本阻害物質の粗物質を分取用高速液体クロ
マトグラフイーに付し、さらに精製することもで
きる。これを詳細に説明すると、液のPHを4.0
とし、担体として合成吸着樹脂、例えば、ダイヤ
イオンHP−20(三菱化成社製)、アンバーライト
XAD−(ローム・アンド・ハース社製)など
を用いると、液中の本阻害物質は吸着され、含
水アルコールあるいは含水アセトンなどで溶出さ
れる。溶出された阻害物質含有区分は、濃縮液、
アルミナあるいはシリカゲルに吸着させた後、ア
ンモニア水含有アセトニトリル溶液あるいは含水
アルコール溶液で溶出させることができる。分画
された溶出区分は、濃縮、凍結乾燥などの工程を
経て粉末化される。
られた本阻害物質の粗物質を分取用高速液体クロ
マトグラフイーに付し、さらに精製することもで
きる。これを詳細に説明すると、液のPHを4.0
とし、担体として合成吸着樹脂、例えば、ダイヤ
イオンHP−20(三菱化成社製)、アンバーライト
XAD−(ローム・アンド・ハース社製)など
を用いると、液中の本阻害物質は吸着され、含
水アルコールあるいは含水アセトンなどで溶出さ
れる。溶出された阻害物質含有区分は、濃縮液、
アルミナあるいはシリカゲルに吸着させた後、ア
ンモニア水含有アセトニトリル溶液あるいは含水
アルコール溶液で溶出させることができる。分画
された溶出区分は、濃縮、凍結乾燥などの工程を
経て粉末化される。
このようにして得られた粉末の純度が悪い場
合、さらに精製するために高速液体クロマトグラ
フイー法が有利に利用される。用いられる担体と
しては、例えば、Lichroprep RP−18ゲル(メ
ルク社製)、YMCゲルODS30/60(山村化学研究
所製)などが挙げられ、移動層としては、メタノ
ールあるいはアセトニトリルなどと塩類水溶液な
どとの混合液が用いられる。このようにして得ら
れたアルドスタチンは、通常、精製に用いた塩類
が含まれているので、脱塩のため、合成吸着剤を
用いたクロマトグラフイーを利用するのが有利で
ある。すなわち、塩類を含むアルドスタチン水溶
液を希塩酸でPH4.0に調整し、ダイヤイオンHP−
20に付す。水洗後、含水アルコールなどで活性部
分を溶出し、溶出液を濃縮、凍結乾燥すると、ア
ルドスタチンの遊離体が得られる。
合、さらに精製するために高速液体クロマトグラ
フイー法が有利に利用される。用いられる担体と
しては、例えば、Lichroprep RP−18ゲル(メ
ルク社製)、YMCゲルODS30/60(山村化学研究
所製)などが挙げられ、移動層としては、メタノ
ールあるいはアセトニトリルなどと塩類水溶液な
どとの混合液が用いられる。このようにして得ら
れたアルドスタチンは、通常、精製に用いた塩類
が含まれているので、脱塩のため、合成吸着剤を
用いたクロマトグラフイーを利用するのが有利で
ある。すなわち、塩類を含むアルドスタチン水溶
液を希塩酸でPH4.0に調整し、ダイヤイオンHP−
20に付す。水洗後、含水アルコールなどで活性部
分を溶出し、溶出液を濃縮、凍結乾燥すると、ア
ルドスタチンの遊離体が得られる。
本発明によつて得られるアルドスタチンは、以
下に述べる理化学的性質を有するもので、これら
の性質より下記推定構造式にて表わされる化合物
と認められる。
下に述べる理化学的性質を有するもので、これら
の性質より下記推定構造式にて表わされる化合物
と認められる。
〔L−ホルミルピチロシン〕
(1) 外観:白色粉末
(2) 酸性、中性、塩基性の区別:酸性物質
(3) 融点:144〜146℃
(4) 元素分析:実測値 計算値
C=57.20±2.0 C=57.69
H= 4.70±1.0 H= 4.84
N= 6.97±1.5 N= 6.73
O=30.74 (5) 分子量測定値:FABnass法(M+H)+417 (6) 推定分子式:C20H20N2O8 (7) 比旋光度:〔α〕26 D+59.0゜±10゜(C=0.50,
H2O) (8) 紫外部吸収スペクトル: 中性において第1図、酸性において第2図の
とおり λnax(H2Oまたは0.1N HCl) 285±2nm(E1% 1cm135±20) アルカリ性において第3図のとおり λnax(0.1N NaOH) 230±4nm sh、257±4nm sh、 316±2nm(E1% 1cm195±20) (9) 赤外部吸収(IR)スペクトル: 第4図のとおりで、臭化カリ錠剤中の主な波
数(cm-1)は次のとおりである。
O=30.74 (5) 分子量測定値:FABnass法(M+H)+417 (6) 推定分子式:C20H20N2O8 (7) 比旋光度:〔α〕26 D+59.0゜±10゜(C=0.50,
H2O) (8) 紫外部吸収スペクトル: 中性において第1図、酸性において第2図の
とおり λnax(H2Oまたは0.1N HCl) 285±2nm(E1% 1cm135±20) アルカリ性において第3図のとおり λnax(0.1N NaOH) 230±4nm sh、257±4nm sh、 316±2nm(E1% 1cm195±20) (9) 赤外部吸収(IR)スペクトル: 第4図のとおりで、臭化カリ錠剤中の主な波
数(cm-1)は次のとおりである。
3300,3030,2920,1720,1650,1495,
1410,1370,1335,1220 (10) 核磁気共鳴(18C−NMR)スペクトル: 第5図のとおりで、d6−DMSO中100MHz、
内部標準DMSO=39.5ppmでのシグナルは、少
なくとも下記に認められる(δppm)。
1410,1370,1335,1220 (10) 核磁気共鳴(18C−NMR)スペクトル: 第5図のとおりで、d6−DMSO中100MHz、
内部標準DMSO=39.5ppmでのシグナルは、少
なくとも下記に認められる(δppm)。
171.7(s)、160.1(d)、152.1(s)、131.7(d)、128.2(d)、
127.1(s)、125.1(s)、115.3(d)、52.1(d)、35.9(t) (11) 核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトル: 第6図のとおりで、d6−DMSO中400MHz、
内部標準TMSでのシグナルは、少なくとも下
記に認められる(δppm)。
127.1(s)、125.1(s)、115.3(d)、52.1(d)、35.9(t) (11) 核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトル: 第6図のとおりで、d6−DMSO中400MHz、
内部標準TMSでのシグナルは、少なくとも下
記に認められる(δppm)。
8.02(1H,s)、7.98(1H,d)、7.05(1H,s)、
6.97(1H,d)、6.80(1H,d)、4.50(1H,q)、
2.96(2H,m) (12) 薄層クロマトグラフイー(TLC): スポツトフイルム,シリカゲルf(東京化成社
製) 溶媒系 Rf値 BuOH:AcOH:H2O(4:1:1) 0.63 CHCl3:MeOH:H2O(5:5:1) 0.31 EtoAc:MeOH:H2O(5:5:1) 0.27 CHCl3:MeOH:AcOH:H2O(10:5:1:
1) 0.36 PrOH:H2O(4:1) 0.25 (13) 高速液体クロマトグラフイー(HPLC): 担体;日立ゲル#3056(日立社製) 移動層;1%酢酸アンモニウム含有8%メタノ
ール,0.8ml/min、Rt=4.2(min) (14) 溶解性: 可溶;水、メタノール、ジメチルスルホキシド 難溶;アセトン、酢酸エチル、クロロホルム 不溶;ベンゼン、ヘキサン、石油エーテル (15) 呈色反応: 陽性;KMnO4、FeCl3 陰性;ニンヒドリン(Ninhydrin)、モーリツ
シユ(Molish)、フエーリング(Fehling) (16) アルドース還元酵素阻害活性 基質(基質濃度) IC50(μg/ml) glyceraldehyde(5.0×10-4M) 0.5 glucose(5.0×10-2M) 1.1 (17) 急性毒性 200mg/Kg mouse(iv)何ら異常は認められ
なかつた。
6.97(1H,d)、6.80(1H,d)、4.50(1H,q)、
2.96(2H,m) (12) 薄層クロマトグラフイー(TLC): スポツトフイルム,シリカゲルf(東京化成社
製) 溶媒系 Rf値 BuOH:AcOH:H2O(4:1:1) 0.63 CHCl3:MeOH:H2O(5:5:1) 0.31 EtoAc:MeOH:H2O(5:5:1) 0.27 CHCl3:MeOH:AcOH:H2O(10:5:1:
1) 0.36 PrOH:H2O(4:1) 0.25 (13) 高速液体クロマトグラフイー(HPLC): 担体;日立ゲル#3056(日立社製) 移動層;1%酢酸アンモニウム含有8%メタノ
ール,0.8ml/min、Rt=4.2(min) (14) 溶解性: 可溶;水、メタノール、ジメチルスルホキシド 難溶;アセトン、酢酸エチル、クロロホルム 不溶;ベンゼン、ヘキサン、石油エーテル (15) 呈色反応: 陽性;KMnO4、FeCl3 陰性;ニンヒドリン(Ninhydrin)、モーリツ
シユ(Molish)、フエーリング(Fehling) (16) アルドース還元酵素阻害活性 基質(基質濃度) IC50(μg/ml) glyceraldehyde(5.0×10-4M) 0.5 glucose(5.0×10-2M) 1.1 (17) 急性毒性 200mg/Kg mouse(iv)何ら異常は認められ
なかつた。
検定方法について述べると次のとおりである。
酵素阻害物質アルドスタチンは、アルドース還
元酵素阻害活性を有するため、この作用に基づい
て定量が可能であり、培養液からのアルドスタチ
ンの抽出、精製、単離などの目的に利用すること
ができる。アルドース還元酵素の調製および酵素
活性の定量法は、ハイマン(Hayman)らのジヤ
ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(Journal of Biological Chemistry)240,877
(1965)に記述された方法に基づいて処理を行つ
た。用いた酵素は、牛の水晶体由来の部分精製さ
れたアルドース還元酵素である。2/15Mリン酸バ
ツフアー(PH6.0)に溶解した5×10-5M
NADPH溶液2.4ml、15m units/ml酵素液0.4ml
および各種濃度のアルドスタチン水溶液0.1mlを
分光々度計中の石英セルに入れ、37℃4分間ブレ
インキユベーシヨンした。反応は石英セル中に
0.015M D,L−グリセラルデハイド0.1mlを加
えることにより開始し、37℃で4分間、340nmの
吸光度の減少を追跡し、その時のtanθ値(B)を求め
た。同様に阻害剤アルドスタチン無添加の時の
340nmにおける吸光度の減少を追跡し、その時の
tanθ値(A)を求め、次式によつて阻害度(%)を求
めた。
元酵素阻害活性を有するため、この作用に基づい
て定量が可能であり、培養液からのアルドスタチ
ンの抽出、精製、単離などの目的に利用すること
ができる。アルドース還元酵素の調製および酵素
活性の定量法は、ハイマン(Hayman)らのジヤ
ーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー
(Journal of Biological Chemistry)240,877
(1965)に記述された方法に基づいて処理を行つ
た。用いた酵素は、牛の水晶体由来の部分精製さ
れたアルドース還元酵素である。2/15Mリン酸バ
ツフアー(PH6.0)に溶解した5×10-5M
NADPH溶液2.4ml、15m units/ml酵素液0.4ml
および各種濃度のアルドスタチン水溶液0.1mlを
分光々度計中の石英セルに入れ、37℃4分間ブレ
インキユベーシヨンした。反応は石英セル中に
0.015M D,L−グリセラルデハイド0.1mlを加
えることにより開始し、37℃で4分間、340nmの
吸光度の減少を追跡し、その時のtanθ値(B)を求め
た。同様に阻害剤アルドスタチン無添加の時の
340nmにおける吸光度の減少を追跡し、その時の
tanθ値(A)を求め、次式によつて阻害度(%)を求
めた。
阻害度(%)=A−B/A×100
阻害度50%の時の阻害濃度をIC50として求め
た。
た。
本発明のアルドスタチンは、金属塩およびアン
モニウム塩を形成する。金属塩としては、例え
ば、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、カ
ルシウム塩などが挙げられる。本化合物は、経口
投与剤、点眼剤として、また、注射剤、点鼻剤、
坐剤など、適宜常法にしたがつて調製すればよ
く、製剤上1回投与用100γ〜500mgの量として適
宜調製する。
モニウム塩を形成する。金属塩としては、例え
ば、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、カ
ルシウム塩などが挙げられる。本化合物は、経口
投与剤、点眼剤として、また、注射剤、点鼻剤、
坐剤など、適宜常法にしたがつて調製すればよ
く、製剤上1回投与用100γ〜500mgの量として適
宜調製する。
(発明の効果)
本発明のアルドスタチンは、アルドース還元酵
素活性を阻害し、その結果、ソルビトール、ガラ
クチトールなどの異常蓄積を回避することにな
り、真性糖尿病由来の白内障、網膜症、神経症の
ような慢性合併症の治療に有用である。
素活性を阻害し、その結果、ソルビトール、ガラ
クチトールなどの異常蓄積を回避することにな
り、真性糖尿病由来の白内障、網膜症、神経症の
ような慢性合併症の治療に有用である。
(実施例)
次に、実施例を挙げて説明するが、本発明は、
これによつて限定されるものではない。
これによつて限定されるものではない。
実施例 1
栄養寒天斜面上に生育させたシユードユーロチ
ウム・ゾナータムM4109(微工研菌寄第8614号)
の菌株を、グルコース2%、澱粉2%、大豆粉2
%、NaCl0.25%、酵母エキス0.5%、CaCO30.35
%(PH6.5)の組成よりなる滅菌培地100mlを含む
500ml容三角フラスコに接種して、26℃3日間振
盪培養し、その培養物を種菌とした。
ウム・ゾナータムM4109(微工研菌寄第8614号)
の菌株を、グルコース2%、澱粉2%、大豆粉2
%、NaCl0.25%、酵母エキス0.5%、CaCO30.35
%(PH6.5)の組成よりなる滅菌培地100mlを含む
500ml容三角フラスコに接種して、26℃3日間振
盪培養し、その培養物を種菌とした。
次に、グルコース2%、ペプトン1%、CSL1
%、KH2PO40.2%、MgSO4・7H2O0.1%(PH
6.5)を含有する培地20を、500ml容三角フラス
コに各々100mlずつ分注し、120℃20分間滅菌した
ものに種菌4ml接種して、26℃で4日間振盪培養
した。
%、KH2PO40.2%、MgSO4・7H2O0.1%(PH
6.5)を含有する培地20を、500ml容三角フラス
コに各々100mlずつ分注し、120℃20分間滅菌した
ものに種菌4ml接種して、26℃で4日間振盪培養
した。
実施例 2
実施例1で得られた培養液(20)をPH4に調
製し、過して培養液17を得た。アルドスタ
チンの大部分は、この液中に存在した。この培
養液をダイヤイオンHP−20(1.6)に付し、
8の水でカラムを洗浄後、50%メタノール水で
活性部分を溶出した。溶出液を400mlずつ分画す
ると、活性の大部分は、フラクシヨンNo.3〜No.12
に溶出された。このフラクシヨンを減圧下に濃縮
して1とし、アンモニア水でPH6.5に調整後、
ダイヤイオンHP−20(500ml)にチヤージし、水
で溶出を行うと、活性の大部分は、通過後(1
)および水溶出画分(1.3)に存在した。
製し、過して培養液17を得た。アルドスタ
チンの大部分は、この液中に存在した。この培
養液をダイヤイオンHP−20(1.6)に付し、
8の水でカラムを洗浄後、50%メタノール水で
活性部分を溶出した。溶出液を400mlずつ分画す
ると、活性の大部分は、フラクシヨンNo.3〜No.12
に溶出された。このフラクシヨンを減圧下に濃縮
して1とし、アンモニア水でPH6.5に調整後、
ダイヤイオンHP−20(500ml)にチヤージし、水
で溶出を行うと、活性の大部分は、通過後(1
)および水溶出画分(1.3)に存在した。
これらの活性画分2.3を減圧下に濃縮して約
20mlとし、200mlのメタノールを加え、生じた沈
澱物を遠心により除き、遠心上清液を得た。この
上清液を予めメタノールで充填したアルミナカラ
ム(200ml)にチヤージし、1のメタノールで
カラムを洗浄後、次に、1のアセトニトリル:
1Nアンモニア水(2:1)で展開し、18gずつ
分画を行うと、本活性物質は、フラクシヨンNo.61
〜No.190に溶出された。これらのフラクシヨンを
集め、減圧下に濃縮し、セフアデツクスG−15カ
ラム(1650ml)にチヤージし、水で展開を行な
い、15gずつ分画を行うと、フラクシヨンNo.65〜
No.80に活性物質が溶出された。これらの分画を集
め、減圧濃縮し、凍結乾燥を行うと、350mgの白
色粉末が得られた。
20mlとし、200mlのメタノールを加え、生じた沈
澱物を遠心により除き、遠心上清液を得た。この
上清液を予めメタノールで充填したアルミナカラ
ム(200ml)にチヤージし、1のメタノールで
カラムを洗浄後、次に、1のアセトニトリル:
1Nアンモニア水(2:1)で展開し、18gずつ
分画を行うと、本活性物質は、フラクシヨンNo.61
〜No.190に溶出された。これらのフラクシヨンを
集め、減圧下に濃縮し、セフアデツクスG−15カ
ラム(1650ml)にチヤージし、水で展開を行な
い、15gずつ分画を行うと、フラクシヨンNo.65〜
No.80に活性物質が溶出された。これらの分画を集
め、減圧濃縮し、凍結乾燥を行うと、350mgの白
色粉末が得られた。
実施例 3
実施例2で得られた白色粉末を担体として、
Lichroprep RP−18、5〜40μm(メルク社製)を
用いた分取用高速液体クロマトグラフイーに付
し、0.5%酢酸アンモニウム含有3%メタノール
水溶液で溶出分画した。各分画を液体クロマトグ
ラフイーの分析に付し、アルドスタチンの単一ピ
ークを示す分画を集めた。有効画分を0.5N塩酸
でPH4.0に調整し、ダイヤイオンHP−20(50ml)
を充填したカラムを通過させ、水(250ml)でカ
ラムを洗浄後、50%メタノール水溶液(150ml)
で溶出した。溶出液を濃縮後、凍結乾燥してアル
ドスタチンの遊離型白色粉末(75mg)が得られ
た。
Lichroprep RP−18、5〜40μm(メルク社製)を
用いた分取用高速液体クロマトグラフイーに付
し、0.5%酢酸アンモニウム含有3%メタノール
水溶液で溶出分画した。各分画を液体クロマトグ
ラフイーの分析に付し、アルドスタチンの単一ピ
ークを示す分画を集めた。有効画分を0.5N塩酸
でPH4.0に調整し、ダイヤイオンHP−20(50ml)
を充填したカラムを通過させ、水(250ml)でカ
ラムを洗浄後、50%メタノール水溶液(150ml)
で溶出した。溶出液を濃縮後、凍結乾燥してアル
ドスタチンの遊離型白色粉末(75mg)が得られ
た。
第1図は本発明の生理活性物質アルドスタチン
の中性における紫外部吸収スペクトル、第2図は
同酸性における紫外部吸収スペクトル、第3図は
同アルカリ性における紫外部吸収スペクトル、第
4図は同赤外部吸収スペクトル、第5図は同核磁
気共鳴(13C−NMR)スペクトル、第6図は同
核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトルである。
の中性における紫外部吸収スペクトル、第2図は
同酸性における紫外部吸収スペクトル、第3図は
同アルカリ性における紫外部吸収スペクトル、第
4図は同赤外部吸収スペクトル、第5図は同核磁
気共鳴(13C−NMR)スペクトル、第6図は同
核磁気共鳴(1H−NMR)スペクトルである。
1 下記一般式[]で示される2−ペンタフル
オロベンツアミド−5−(α−アリールオキシ−
オロベンツアミド−5−(α−アリールオキシ−
Claims (1)
- ルドスタチンを採取することを特徴とする新生理
活性物質アルドスタチンまたはその無毒性塩の製
造法。 3 シユードユーロチウム属に属する生理活性物
質アルドスタチン生産菌がシユードユーロチウ
ム・ゾナタムM4109菌株である特許請求の範囲第
2項記載の新生理活性物質アルドスタチンまたは
その無毒性塩の製造法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61045327A JPS62205095A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 新生理活性物質アルドスタチンおよびその製造法 |
| US07/016,327 US4749571A (en) | 1986-03-04 | 1987-02-19 | Physiologically-active novel substance "Aldostatin" and production method thereof |
| GB8704253A GB2188047B (en) | 1986-03-04 | 1987-02-24 | Aldose reductase inhibitor |
| DE3706838A DE3706838C2 (de) | 1986-03-04 | 1987-03-03 | Neue, physiologisch aktive Substanz, die einen Aldose-Reduktaseinhibitor darstellt, und Verfahren zu ihrer Herstellung |
| FR8702946A FR2598085B1 (fr) | 1986-03-04 | 1987-03-04 | Nouvelle substance inhibitrice de l'aldose reductase et son procede de preparation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61045327A JPS62205095A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 新生理活性物質アルドスタチンおよびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62205095A JPS62205095A (ja) | 1987-09-09 |
| JPH0457664B2 true JPH0457664B2 (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12716215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61045327A Granted JPS62205095A (ja) | 1986-03-04 | 1986-03-04 | 新生理活性物質アルドスタチンおよびその製造法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4749571A (ja) |
| JP (1) | JPS62205095A (ja) |
| DE (1) | DE3706838C2 (ja) |
| FR (1) | FR2598085B1 (ja) |
| GB (1) | GB2188047B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0495049A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ビフェニル‐5,5’‐ビス‐アルカン酸誘導体、その製造法およびその用途 |
| JPH0495025A (ja) * | 1990-08-08 | 1992-03-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | アルドースリダクターゼ阻害剤 |
| WO2003043937A2 (en) * | 2001-11-15 | 2003-05-30 | Pq Holding, Inc. | Method for controlling synthesis conditions during molecular sieve synthesis using combinations of quaternary ammonium hydroxides and halides |
Family Cites Families (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2444762A1 (de) * | 1974-09-19 | 1976-04-08 | Merck Patent Gmbh | Cephemderivate und verfahren zu ihrer herstellung |
| CA1157030A (en) * | 1977-07-01 | 1983-11-15 | Brian W. Metcalf | .alpha.-VINYL AMINO ACIDS |
| GB2011389B (en) * | 1977-12-16 | 1982-03-10 | Degussa | Maleic acid semi-amides their production and us |
| LU78805A1 (de) * | 1977-12-30 | 1979-07-20 | Byk Gulden Lomberg Chem Fab | Acylhydrocarbylaminoalkansaeuren,ihre herstellung und verwendung sowie sie enthaltende arzneimittel |
| DE2807286A1 (de) * | 1978-02-21 | 1979-08-23 | Bayer Ag | Stereoselektive spaltung von phenylglycinderivaten und 4-hydroxyphenylglycinderivaten mit enzymharzen |
| FR2432502A1 (fr) * | 1978-06-14 | 1980-02-29 | Byk Gulden Lomberg Chem Fab | Acides amino-alcanoiques substitues, leur utilisation, leur preparation et medicaments en contenant |
| GB2090595B (en) * | 1978-11-25 | 1983-05-11 | Nippon Kayaku Kk | Threo-3-amino-2-hydroxybutanoylacetice acid derivatives |
| DE3161915D1 (en) * | 1980-03-05 | 1984-02-23 | Univ Miami | Angiotensin converting enzyme inhibitors |
| IE51409B1 (en) * | 1980-07-24 | 1986-12-24 | Ici Ltd | Amide derivatives |
| EP0047014B1 (en) * | 1980-09-02 | 1986-01-15 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Novel thioesters and process for the preparation of the same |
| DE3037858A1 (de) * | 1980-10-07 | 1982-05-19 | Boehringer Mannheim Gmbh, 6800 Mannheim | Verfahren zur herstellung von reaktiven, kupplungsfaehigen derivaten der schilddruesenhormone t (pfeil abwaerts)3(pfeil abwaerts) und t (pfeil abwaerts)4(pfeil abwaerts) und deren verwendung |
| US4424150A (en) * | 1982-04-02 | 1984-01-03 | Syva Company | Acetaminophen analogs, antigens, and antibodies |
| US4551279A (en) * | 1984-01-09 | 1985-11-05 | G. D. Searle & Co. | Protease inhibitors |
| JPS60215657A (ja) * | 1984-04-10 | 1985-10-29 | Mitsui Toatsu Chem Inc | N−アシルフエニルアラニン類の製造法 |
-
1986
- 1986-03-04 JP JP61045327A patent/JPS62205095A/ja active Granted
-
1987
- 1987-02-19 US US07/016,327 patent/US4749571A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-02-24 GB GB8704253A patent/GB2188047B/en not_active Expired
- 1987-03-03 DE DE3706838A patent/DE3706838C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1987-03-04 FR FR8702946A patent/FR2598085B1/fr not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62205095A (ja) | 1987-09-09 |
| FR2598085A1 (fr) | 1987-11-06 |
| DE3706838A1 (de) | 1987-09-10 |
| GB2188047A (en) | 1987-09-23 |
| GB2188047B (en) | 1989-12-28 |
| DE3706838C2 (de) | 1995-05-24 |
| FR2598085B1 (fr) | 1988-12-02 |
| GB8704253D0 (en) | 1987-04-01 |
| US4749571A (en) | 1988-06-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3983140A (en) | Physiologically active substances | |
| KR830002329B1 (ko) | 모나콜린 k의 제조방법 | |
| US4049495A (en) | Physiologically active substances and fermentative process for producing the same | |
| KR830002801B1 (ko) | 고(高) 콜레스테롤혈증치료제, 모나콜린 k의 제조방법 | |
| CA1338185C (en) | Glycosidase inhibitor salbostatin, process for its preparation, and its use | |
| JPH0367073B2 (ja) | ||
| JPH10287662A (ja) | Fo−5637a物質及びb物質並びにそれらの製造法 | |
| US5142096A (en) | 2,4-dihydroxy-3,5,6-trimethylbenzoic acid compounds | |
| JPH04360895A (ja) | Fo−1289a物質およびその製造法 | |
| KR920009510B1 (ko) | 란카시딘의 개량 제조방법 | |
| CA2173046A1 (en) | Process for preparation of benzo¬b|thiophene glucuronides | |
| KR100230961B1 (ko) | 신규한 아미노올리고당 유도체 및 그의 제조방법 | |
| JPH0457664B2 (ja) | ||
| US4070244A (en) | Method for producing ubiquinone-10 | |
| GB2174696A (en) | Cyclic adenosine-3',5'-monophosphate phosphodiesterase inhibitors | |
| JPH0740950B2 (ja) | 微生物によるニコチアナミンの製造法 | |
| JPH05170769A (ja) | 新規q−11270化合物又はその製造法 | |
| US5223637A (en) | KS-506 compounds | |
| JP2928626B2 (ja) | 血小板活性化因子拮抗物質フォマクチンb | |
| JP2826140B2 (ja) | 血小板活性化因子拮抗物質フォマクチンa | |
| JPH06184133A (ja) | コレステロールエステラーゼ阻害剤 | |
| JPH06116281A (ja) | キサントキノジンa、b、c、dおよび/またはキサントキノジンe物質並びにその製造法 | |
| JPH051777B2 (ja) | ||
| JPH04360894A (ja) | Fo−1513a物質およびその製造法 | |
| JPH06135979A (ja) | 新規物質nk374200、その製造法及びその用途 |