JPH0458466B2 - - Google Patents

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JPH0458466B2
JPH0458466B2 JP11544183A JP11544183A JPH0458466B2 JP H0458466 B2 JPH0458466 B2 JP H0458466B2 JP 11544183 A JP11544183 A JP 11544183A JP 11544183 A JP11544183 A JP 11544183A JP H0458466 B2 JPH0458466 B2 JP H0458466B2
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JP
Japan
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propanediyl
pyridine
picoline
vinylpyridine
reaction
Prior art date
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Expired
Application number
JP11544183A
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English (en)
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JPS606664A (ja
Inventor
Yoshikazu Murao
Masao Myake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Chemical Industries Ltd
Priority to JP11544183A priority Critical patent/JPS606664A/ja
Publication of JPS606664A publication Critical patent/JPS606664A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩基性触媒の存在下、2−ビニルピリ
ジンと2−ピコリンとを反応させ、1,3−プロ
パンジイル−(2,2′−ピリジン)を製造する方
法に関するものである。更に詳しくは、塩基性触
媒の存在下、2−ビニルピリジンと2−ピコリン
とを反応させて、1,3−プロパンジイル−(2,
2′−ピリジン)を製造するに際し、1,3−プロ
パンジイル−(2,2′−ピリジン)よりも高沸点
の副生物を更に塩基性触媒の存在下、2−ピコリ
ンと反応させる工程により、1,3−プロパンジ
イル−(2,2′−ピリジン)を製造する方法に関
するものである。
本発明で製造される1,3−プロパンジイル−
(2,2′−ピリジン)は鉄、銅等多くの金属イオ
ンとキレートを形成する能力があり、有用な化合
物である。
1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)
は、高圧アセチレンとグルタロニトリルからも製
造できるが(Synthesis,1975,600)、高圧アセ
チレンを用いること、工業原料として利用価値の
低いグルタロニトリルを原料とすることなど、
種々好ましからざる問題がある。これに対し、2
−ビニルピリジンと2−ピコリンとを金属ナトリ
ウムの存在下反応させて、収率33%で1,3−プ
ロパンジイル−(2,2′−ピリジン)を合成する
方法(J.Am.Chem.Soc.1950,72,4818)も報告
されている。この方法は、工業原料として容易に
利用できる2−ピコリン、2−ビニルピリジン、
金属ナトリウムを原料とし、前者の方法に比べて
穏和な条件で反応が進行することが有意義である
が、収率の低さが工業的実施上有用ではない。
本発明者等は、これらの実情に鑑み鋭意研究し
た結果、本発明に到達した。即ち、本発明は上記
欠点を解決するものであり、その要旨は、2−ピ
コリンと2−ビニルピリジンとを塩基性触媒の存
在下反応させて、1,3−プロパンジイル−(2,
2′−ピリジン)を製造するに際し、 (A) 2−ピコリンと2−ビニルピリジンとを塩基
性触媒の存在下反応させる工程、 (B) (A)の工程より生成した反応混合物から、1,
3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)お
よび該化合物よりも低沸点の化合物を留去する
工程、 (C) (B)の工程から蒸留残滓に2−ピコリンを添加
し、塩基性触媒の存在下反応させて、1,3−
プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)を製造
する工程 よりなる1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピ
リジン)の製造法に存する。
以下、更に詳しく本発明を説明する。
本発明に於ける2−ピコリンと2−ビニルピリ
ジンとを反応させて、1,3−プロパンジイル−
(2,2′−ピリジン)を製造する工程(A)に於ては、
触媒として塩基性触媒を使用する。一般的に、塩
基性触媒としてアルカリ金属が使用され好ましく
はナトリウムである。
塩基性触媒の使用量は2−ピコリンに対して重
量比で1/1000〜1/60、好ましくは1/600〜
1/100の範囲である。この範囲よりも重量比が
大きい場合、副反応が起こるために収率が低下
し、重量比が小さい場合は、反応が遅くなるばか
りでなく、しばしば反応が完結せず好ましくな
い。2−ビニルピリジンの使用量は2−ピコリン
に対して重量比で1/10〜1、好まくは1/6〜
1/3の範囲である。この範囲よりも重量比が大
きければ2−ビニルピリジンを基準とする収率が
低下し、小さければ反応系全体の体積が増加し工
業的実施上不利となる。尚、本発明で使用する2
−ピコリンは原料であるとともに溶媒としての役
割を果たす。
反応温度は70〜120℃、好ましくは85〜115℃の
範囲で行なうのがよい。反応温度がこの範囲より
も低い場合、反応が極度に遅くなり、この範囲よ
りも高い場合には加圧系となり、かつ2−ビニル
ピリジンを基準とした収率が低下するため好まし
くない。
上記(A)の工程を終えた反応混合物から、(B)の工
程に於て、生成した1,3−プロパンジイル−
(2,2′−ピリジン)および該化合物よりも低沸
点の化合物が留去される。本発明方法に於て、塩
基性触媒として金属ナトリウムを使用した場合、
該留去は、まず、水を添加し二層分液を行なう
か、あるいは過して触媒を除去した後、減圧蒸
留することによつて行なわれる。
次に(C)の工程において、(B)の工程で得られた蒸
留残滓に、2−ピコリンを添加し塩基性触媒の存
在下反応させて、目的生成物である1,3−プロ
パンジイル−(2,2′−ピリジン)を製造する。
(C)の工程に於て使用される塩基性触媒は、(A)の
工程と同様に一般的にはアルカリ金属が使用さ
れ、ナトリウムが好ましい。塩基性触媒量は2−
ピコリンに対して、重量比で1/1000〜1/60、
好ましくは1/600〜1/100の範囲である。この
範囲よりも重量比が大きい場合には、副反応が起
こるために、目的生成物である1,3−プロパン
ジイル−(2,2′−ピリジン)の収量が減少し、
重量比が小さい場合には、反応が極度に遅くなる
ばかりではなく、しばしば反応が完結せず好まし
くない。
尚、上記方法により塩基性触媒を除去した場
合、さらに(C)の工程で塩基性触媒を添加する。
蒸留残滓の使用量は、2−ピコリンに対して重
量比で1/20〜1、好ましくは1/20〜1/3の
範囲がよい。この範囲よりも重量比が大きい場合
には、副反応が起こるために、1,3−プロパン
ジイル−(2,2′−ピリジン)の収量が減少し、
重量比が小さい場合には、反応系全体の体積が増
加し、工業的実施上不利となる。尚、本発明に於
ける蒸留残滓は、1,3,5−トリピリジルプロ
パンを含む(A)の工程で生成した副生物から成る。
この副生物の種類、構造等は明らかではないが、
2−ピコリンと反応して目的生成物を生成する化
合物が含有されている。
ここで添加する2−ピコリンは(B)の工程で留去
したものを繰り返し使用することができる。
また、この(C)の工程において、反応系中に原料
である2−ビニルピリジンを更に添加して反応を
行なつてもよい。
反応温度は、(A)の工程と同様に70〜120℃、好
ましくは85〜115℃の範囲で行なわれる。この範
囲よりも反応温度が低い場合には、反応が極度に
遅くなり、高い場合には、加圧系となり、かつ
1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)
の収量が減少する。
本発明は添加順序、装置に於て特に制約される
ものではないが、以下の方法で実施するのが好ま
しい。
2−ピコリンに塩基性触媒を加え、反応温度を
85〜115℃に保ちながら、2−ビニルピリジンを
滴下し、滴下後、温度を保つたまま2〜8時間反
応させる。反応混合物から触媒を除去後、減圧蒸
留することにより1,3−プロパンジイル−(2,
2′−ピリジン)を得る。蒸留残滓中に2−ピコリ
ンと塩基性触媒とを添加し、反応温度85−115℃
で2〜8時間反応させる。反応終了後塩基性触媒
を除去し、減圧蒸留して1,3−プロパンジイル
−(2,2′−ピリジン)を得る。
かくして、本発明方法により1,3−プロパン
ジイル−(2,2′−ピリジン)が2−ビニルピリ
ジンを基準として高収率で得られるようになつ
た。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下
の実施例によつて限定されるものではない。
実施例 1 2−ピコリン1512gを2の反応容器に入れ、
金属ナトリウム3.58gを加え、窒素気流下100℃
にて1時間撹拌した。金属ナトリウムは完全にデ
イスパージヨンとなつた。温度を100℃に保ちな
がら、2−ビニルピリジン341gを110分間かかり
滴下した。滴下後反応温度を100℃のまま4時間
撹拌した。
反応混合物を放冷後、20mlの水を加え有機層と
水層を分液し、触媒を除去した後、有機層を減圧
蒸留した。未反応の2−ピコリンを留去後、108
℃/0.1mmHgの留分を取ることにより、420gの
1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)
を得た。残つた蒸留残滓172gに577gの2−ピコ
リンを加えた。窒素気流下、金属ナトリウム2g
を加え100℃にて5時間反応させた。反応混合物
を放冷後、20mlの水を加え有機層と水層とを分液
し、触媒を除去後有機層を減圧蒸留した。未反応
の2−ピコリンを留去後、108℃/0.1mmHgの留
分を取ることにより171gの1,3−プロパンジ
イル−(2,2′−ピリジン)を得た。
これは初めに使用した2−ビニルピリジンに対
し収率92%であつた。
実施例 2 2−ピコリン1512gを2の反応容器に入れ金
属ナトリウム3.5gを加え、窒素気流下100℃にて
1時間撹拌した。金属ナトリウムは完全なデイス
パージヨンとなつた。温度を100℃に保ちながら、
2−ビニリピリジン341gを100分間かけて滴下し
た。滴下後100℃のまま4時間撹拌した。
反応混合物を放冷後20mlの水を加え、有機層と
水層とを分液し、触媒を除去後有機層を減圧蒸留
した。未反応の2−ピコリンを留去後、108℃/
0.1mmHgの留分を取ることにより420gの1,3
−プロパンジイル−(2,2′−ビリジン)を得た。
蒸留残滓172gのうち17.6gを反応容器に入れ、
2−ピコリン93.3gを加えた。窒素気流下金属ナ
トリウム0.23gを加え、100℃にて1時間撹拌し
た。撹拌後、反応温度を100℃に保ちながら、2
−ビニルピリジン10.5gを滴下し、100℃のまま
5時間撹拌した。反応混合物を放冷後、水10mlを
加え有機層と水層とを分液し、触媒を除去した
後、有機層を減圧蒸留した。
目的の1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピ
リジン)21,3gが得られた。
かくして使用した2−ビニルピリジンに対して
75%の収率で1,3−プロパンジイル−(2,
2′−ピリジン)が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2−ピコリンと2−ビニルピリジンとを塩基
    性触媒の存在下反応させて、1,3−プロパンジ
    イル−(2,2′−ピリジン)を製造するに際し、 (A) 2−ピコリンと2−ビニルピリジンとを塩基
    性触媒の存在下反応させる工程、 (B) (A)の工程より生成した反応混合物から、1,
    3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)お
    よび該化合物よりも低沸点の化合物を留去す工
    程、 (C) (B)の工程からの蒸留残滓に2−ピコリンを添
    加し、塩基性触媒の存在下反応させて、1,3
    −プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)を製
    造する工程 よりなる1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピ
    リジン)の製造法。
JP11544183A 1983-06-27 1983-06-27 1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)の製造法 Granted JPS606664A (ja)

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JP11544183A JPS606664A (ja) 1983-06-27 1983-06-27 1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)の製造法

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JP11544183A JPS606664A (ja) 1983-06-27 1983-06-27 1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS606664A JPS606664A (ja) 1985-01-14
JPH0458466B2 true JPH0458466B2 (ja) 1992-09-17

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JP11544183A Granted JPS606664A (ja) 1983-06-27 1983-06-27 1,3−プロパンジイル−(2,2′−ピリジン)の製造法

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