JPH0460083B2 - - Google Patents
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- JPH0460083B2 JPH0460083B2 JP59100241A JP10024184A JPH0460083B2 JP H0460083 B2 JPH0460083 B2 JP H0460083B2 JP 59100241 A JP59100241 A JP 59100241A JP 10024184 A JP10024184 A JP 10024184A JP H0460083 B2 JPH0460083 B2 JP H0460083B2
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Description
〔技術分野〕
本発明は新規な毛髪保護剤に関する。
〔背景技術〕
毛髪にはシヤンプー、リンス、パーマネントウ
エーブ用剤など種々の毛髪用化粧品が使用される
が、それらの毛髪用化粧品の使用によつてかえつ
て毛髪が損傷を受ける場合がある。 たとえパーマネントウエーブ用剤の使用によつ
て、毛髪を構成するケラチン蛋白質の一部が溶離
し、また毛髪中の残存部分も物理的、化学的変化
を受け、毛髪に異和感やパサパサした感じが生じ
る。また、シヤンプーでは配合されている界面活
性剤の界面活性能が強いため、毛髪の皮脂や構成
蛋白質までが溶出され、毛髪が損傷を受け、乾燥
後、毛髪がパサパサあるいはガサガサした感じを
与えるようになる。リンスはシヤンプーによる洗
髪後使用し毛髪に柔軟性をあたえ、かつ自然な光
沢を与えるものであるが、その主剤として用いら
れているのは炭素数16〜18の長鎖アルキルのアル
キルトリメチルアンモニウムクロライド、ジアル
キルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウムクロライドなど
であつて、これらは強い界面活性能を有するた
め、その使用量が多くなるとシヤンプーの場合同
様に毛髪の皮脂や構成蛋白質までが溶出され、か
えつて毛髪がパサパサあるいはガサガサした感じ
を与えるようになる。 〔発明の目的〕 本発明は上述した事情に鑑み、それら毛髪用化
粧品による毛髪の損傷を防止し、毛髪を保護する
毛髪保護剤を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明は一般式() (式中、Rは動物性蛋白質より誘導されるポリ
ペプタイドを構成するアミノ酸の側鎖であり、n
は3〜20である)で示される第4級トリメチルア
ンモニウム誘導ポリプタイドよりなる毛髪保護剤
に関する。 上記一般式()で示される第4級トリメチル
アンモニウム誘導ポリペプタイドは、そのポリペ
プタイド部分がコラーゲン、ケラチン、絹蛋白質
などの動物性蛋白質から誘導体されたものであつ
て、毛髪と同様の化学構造を有し、そのアミノ基
やカルボキシル基、さらには各種アミノ酸の側鎖
の作用によつて毛髪に吸着し、毛髪を保護し、ま
た損傷した毛髪を再生する作用を有するうえに、
第4級化により毛髪への吸着性が非常に向上して
いて、毛髪に高度の柔軟性と自然の光沢を与え
る。 一般式()で示される第4級トリメチルアン
モニウム誘導ポリペプタイドよりなる毛髪保護剤
は、該第4級トリメチルアンモニウム誘導ポリペ
プタイドを水または水を主成分とする基剤に溶解
し、要すれば乳化剤、湿潤剤、防腐剤、香料、着
色剤キレート剤、アニオン系、カチオン系、ノニ
オン系の各種界面活性剤などを適宜添加して使用
に供される。そして、その使用は他の毛髪用化粧
品の使用前、使用中、使用後のいずれでもよい
し、また他の毛髪用化粧品の使用と関係なく単独
で使用してもよい。さらに染毛剤、脱色剤、シヤ
ンプー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、
ヘアーコンデイシヨナー、ヘアーパツク、パーマ
ネントウエーブ用剤など各種の毛髪用化粧品に添
加してもよい。なお前述の水を主成分とする基剤
とはエチルアルコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セリン、ポリオールなどのアルコール類または多
価アルコール類を一般式()で示される第4級
トリメチルアンモニウム誘導ポリペプタイドの溶
解を阻害しない範囲で加えたものをいい、通常水
の量は全体中50重量%以上である。そして使用に
際しての一般式()で示される第4級トリメチ
ルアンモニウム誘導ポリペプタイドの濃度は2〜
20重量%程度が好ましい。 前記一般式()におけるポリペプタイド部分
はコラーゲン、ケラチン、絹(シルク)を構成す
る蛋白質(絹蛋白質)、エラスチン、アクチン、
ミオシンなどの動物性蛋白質より誘導されるもの
であり、また前記一般式()においてその側鎖
がRで示されるアミノ酸としては、アラニン、グ
リシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロ
リン、フエニルアラニン、チロシン、セリン、ト
レオニン、メチオニン、アルギニン、ヒスチジ
ン、リジン、アスパラギン酸、アスパラギン、グ
ルタミン酸、グルタミン、シスチン、システイン
酸、トリブトフアン、ヒドロキシプロリン、ヒド
ロキシリジンなどがあげられる。そして、これら
のアミノ酸の組成比の一例を示すと第1表のとお
りである。
エーブ用剤など種々の毛髪用化粧品が使用される
が、それらの毛髪用化粧品の使用によつてかえつ
て毛髪が損傷を受ける場合がある。 たとえパーマネントウエーブ用剤の使用によつ
て、毛髪を構成するケラチン蛋白質の一部が溶離
し、また毛髪中の残存部分も物理的、化学的変化
を受け、毛髪に異和感やパサパサした感じが生じ
る。また、シヤンプーでは配合されている界面活
性剤の界面活性能が強いため、毛髪の皮脂や構成
蛋白質までが溶出され、毛髪が損傷を受け、乾燥
後、毛髪がパサパサあるいはガサガサした感じを
与えるようになる。リンスはシヤンプーによる洗
髪後使用し毛髪に柔軟性をあたえ、かつ自然な光
沢を与えるものであるが、その主剤として用いら
れているのは炭素数16〜18の長鎖アルキルのアル
キルトリメチルアンモニウムクロライド、ジアル
キルトリメチルアンモニウムクロライド、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウムクロライドなど
であつて、これらは強い界面活性能を有するた
め、その使用量が多くなるとシヤンプーの場合同
様に毛髪の皮脂や構成蛋白質までが溶出され、か
えつて毛髪がパサパサあるいはガサガサした感じ
を与えるようになる。 〔発明の目的〕 本発明は上述した事情に鑑み、それら毛髪用化
粧品による毛髪の損傷を防止し、毛髪を保護する
毛髪保護剤を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明は一般式() (式中、Rは動物性蛋白質より誘導されるポリ
ペプタイドを構成するアミノ酸の側鎖であり、n
は3〜20である)で示される第4級トリメチルア
ンモニウム誘導ポリプタイドよりなる毛髪保護剤
に関する。 上記一般式()で示される第4級トリメチル
アンモニウム誘導ポリペプタイドは、そのポリペ
プタイド部分がコラーゲン、ケラチン、絹蛋白質
などの動物性蛋白質から誘導体されたものであつ
て、毛髪と同様の化学構造を有し、そのアミノ基
やカルボキシル基、さらには各種アミノ酸の側鎖
の作用によつて毛髪に吸着し、毛髪を保護し、ま
た損傷した毛髪を再生する作用を有するうえに、
第4級化により毛髪への吸着性が非常に向上して
いて、毛髪に高度の柔軟性と自然の光沢を与え
る。 一般式()で示される第4級トリメチルアン
モニウム誘導ポリペプタイドよりなる毛髪保護剤
は、該第4級トリメチルアンモニウム誘導ポリペ
プタイドを水または水を主成分とする基剤に溶解
し、要すれば乳化剤、湿潤剤、防腐剤、香料、着
色剤キレート剤、アニオン系、カチオン系、ノニ
オン系の各種界面活性剤などを適宜添加して使用
に供される。そして、その使用は他の毛髪用化粧
品の使用前、使用中、使用後のいずれでもよい
し、また他の毛髪用化粧品の使用と関係なく単独
で使用してもよい。さらに染毛剤、脱色剤、シヤ
ンプー、ヘアーリンス、ヘアートリートメント、
ヘアーコンデイシヨナー、ヘアーパツク、パーマ
ネントウエーブ用剤など各種の毛髪用化粧品に添
加してもよい。なお前述の水を主成分とする基剤
とはエチルアルコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、ブチレングリコール、グリ
セリン、ポリオールなどのアルコール類または多
価アルコール類を一般式()で示される第4級
トリメチルアンモニウム誘導ポリペプタイドの溶
解を阻害しない範囲で加えたものをいい、通常水
の量は全体中50重量%以上である。そして使用に
際しての一般式()で示される第4級トリメチ
ルアンモニウム誘導ポリペプタイドの濃度は2〜
20重量%程度が好ましい。 前記一般式()におけるポリペプタイド部分
はコラーゲン、ケラチン、絹(シルク)を構成す
る蛋白質(絹蛋白質)、エラスチン、アクチン、
ミオシンなどの動物性蛋白質より誘導されるもの
であり、また前記一般式()においてその側鎖
がRで示されるアミノ酸としては、アラニン、グ
リシン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロ
リン、フエニルアラニン、チロシン、セリン、ト
レオニン、メチオニン、アルギニン、ヒスチジ
ン、リジン、アスパラギン酸、アスパラギン、グ
ルタミン酸、グルタミン、シスチン、システイン
酸、トリブトフアン、ヒドロキシプロリン、ヒド
ロキシリジンなどがあげられる。そして、これら
のアミノ酸の組成比の一例を示すと第1表のとお
りである。
【表】
つぎに参考例(動物性蛋白質誘導ポリペプタイ
ドの製造例および第4級トリメチルアンモニウム
誘導ポリペプタイドの製造例)および実施例をあ
げて本発明をさらに詳細に説明する。 参考例 1 コラーゲン誘導ポリペプタイドの製造 参考例 1−1 (酸加水分解) 粉末状ゼラチン300gに水700gを加え、加温し
ながら溶解し、70℃で濃塩酸60gを加え、撹拌し
ながら1時間加水分解を行なつたのち、反応混合
物を濾過し、濾液を水で2に希釈し、弱塩基性
アニオン性交換樹脂ダイヤイオンWA20(商品名、
三菱化成工業(株))290mlの樹脂塔に通液して中和
した。これを減圧濃縮後、濾過して、濃度40%の
コラーゲン誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。
このようにして得られたコラーゲン誘導ポリペプ
タイドの分子量をゲル濾過法により測定したとこ
ろ平均分子量900であつた。 参考例 1−2 (アルカリ加水分解) 6%水酸化ナトリウム水溶液700gを加温しな
がら板状ゼラチン500gを溶解し、80℃で撹拌し
ながら1時間加水分解を行なつたのち、反応混合
物を濾過し、濾液を水で2に希釈し、弱酸性カ
チオン交換樹脂アンバーライトIRC−50(商品名、
オルガノ(株))500mlの樹脂塔に通液して中和した。
これを減圧濃縮後、濾過して濃度35%のコラーゲ
ン誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このよう
にして得られたコラーゲン誘導ポリペプタイドの
分子量をゲル濾過法により測定したところ平均分
子量500であつた。 参考例 1−3 (酵素分解) 顆粒状ゼラチン350gに水650gを加え、50℃に
加温してゼラチンを溶解したのち、中性蛋白質分
解酵素パパイン20mgを加え、50℃で撹拌しながら
3時間加水分解を行なつたのち、反応混合物を濾
過し、濃度35%のコラーゲン誘導ポリペプタイド
の水溶液を得た。このように得られたコラーゲン
誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法により
測定したところ平均分子量1700であつた。 参考例 2 ケラチン誘導ポリペプタイドの製造 参考例 2−1 (酸加水分解) 三ツ口フラスコ中で羊毛500gに35%塩酸450g
を加え80℃で16時間撹拌下に加水分解を行なつ
た。加水分解後、反応混合物を濾過し、濾液を弱
塩基性アニオン交換樹脂ダイヤイオンWA20(前
出)1400mlにより中和したのち、濃縮し、濾過し
てイオン交換樹脂を除いて、濃度40%のケラチン
誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このように
して得られたケラチン誘導ポリペプタイドの分子
量をゲル濾過により測定したところ平均分子量
800であつた。 参考例 2−2 (アルカリ加水分解) 豚毛500gに水酸化ナトリウム100gと水3Kgを
加え、40℃で24時間放置して加水分解を行なつた
のち、反応混合物を濾過し、濾液を弱酸性カチオ
ン交換樹脂アンバーライトIRC−50(前出)600ml
により中和した。これをを濃縮後、濾過してイオ
ン交換樹脂を除去し、濃度40%のケラチン誘導ポ
リペプタイドの水溶液を得た。このようにして得
られたケラチン誘導ポリペプタイドの分子量をゲ
ル濾過法により測定したところ平均分子量1200で
あつた。 参考例 2−3 (酵素加水分解) 羽毛500gを高圧容器中、10Kg/cm2、200℃の過
熱水蒸気で30分間処理したのち、大気中に放出し
て羽毛の多孔質膨化物を得た。これに水3Kgを加
え、パパイン30gを加えて40℃で24時間加水分解
を行なつた。加水分解後、反応混合物を濾過し、
濾液を減圧濃縮して濃度40%のケラチン誘導ポリ
ペプタイドを得た。このようにして得られたケラ
チン誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法に
より測定したところ平均分子量600であつた。 参考例 3 絹蛋白質誘導ポリペプタイドの製造 参考例 3−1 (アルカリ加水分解) 2ビーカに2N水酸化ナトリウム1.5を入
れ、これに乾燥したカイコのマユ500g(予め洗
浄してカイコのフンやゴミを除いたもの)一部を
入れられるだけ加え、80℃にに加熱し、撹拌を行
ないつつ、加水分解によりマユを溶解させ、残部
のマユを追加して加えた。30分間でマユ全量を投
入後、さらに1時間80℃に加熱するとともに撹拌
し、加水分解を終了した。反応生成物に水1を
加え希釈したのち、減圧濾過した。濾液を弱酸性
カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−50(前出)
1300mlの樹脂塔に通液することにより中和したの
ち、減圧濃縮し、濾過して、濃度30%の絹蛋白質
誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このように
して得られた絹蛋白質誘導ポリペプタイドの分子
量をゲル濾過法により測定したところ平均分子量
500であつた。 参考例 3−2 (酸加水分解) 市販の55%リチウムブロマイド水溶液1.0Kgに
50℃で紡績前の絹繊維200gを加え、溶解させた
のち、この溶液をイオン交換水で計2.0Kgに希釈
した。この液を2三ツ口フラスコにて80℃に加
熱するとともに撹拌し、濃塩酸25gを加え2時間
加水分解した。冷却後20%水酸化ナトリウム水溶
液48gを加えて中和したのち、減圧濾過した。濾
液に電気透析を行ない、脱塩ののち減圧濃縮−濾
過して濃度35%の絹蛋白質誘導ポリペプタイドの
水溶液を得た。このようにして得られた絹蛋白質
誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法により
測定したところ平均分子量1800であつた。 参考例 3−3 (酵素加水分解) 洗浄したカイコのマユ300gを高圧容器中、10
Kg/cm2、200℃の過熱水蒸気で1時間処理して膨
潤させたのち、2ビーカに入れ、0.1N酢酸ナ
トリウム緩衝液(PH6)1を加え、40℃とし、
中性蛋白質分解酵素パパイン20mgを加えた。40℃
で12時間加水分解を行なつた。反応混合物を濾過
して未分解残査を除去後、濾液を減圧濃縮して濃
度30%の絹蛋白質誘導ポリペプタイドの水溶液を
得た。このようにして得られた絹蛋白質誘導ポリ
ペプタイドの分子量をゲル濾過法により測定した
ところ平均分子量1050であつた。 参考例 4 第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲ
ンポリペプタイドの製造 参考例 4−1 参考例1−1で得られた濃度40%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液700g(コラーゲン誘
導ポリペプタイドの平均分子量900、アミノ態チ
ツ素の総量310ミリモル)を反応容器に入れ、35
℃で撹拌しながら濃度51%のCTA水溶液103g
(コラーゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ
素の0.9当量)を30分間かけて滴下し、かつその
間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反
応液のPHを10.0に維持した。CTAの滴下終了後、
PHを10.0に維持しながら2時間撹拌を続け、つい
で24時間放置したのち、アミノ態チツ素を測定し
たところ、アミノ態チツ素の総量は42ミリモルで
あり、アミノ態チツ素の84%が反応していた。つ
ぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーラ
イトIRC−50(前出)170mlを加え、PH6.5に中和
し、反応液中のナトリウムイオンとわずかに残存
している未反応のCTAとをイオン交換樹脂に吸
着させ、ついで該イオン交換樹脂を除去して濃度
30%の第4級トリメチルアンモニウム誘導コラー
ゲンポリペプタイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について第4級アンモニウム塩
の呈性反応を行なつたところ、テトラフエニルホ
ウ素ナトリウムにより白色の沈澱を生じ、またド
ラーゲンドルフ試薬により赤色の沈澱を生じ、陽
性を示した。 さらに、コラーゲン誘導ポリペプタイドと
CTAとが結合していることを確認するために、
得られた水溶液を用い、ゲル濾過(G−25、フマ
ルマシア社製)を行ない、各分子量フラクシヨン
について、上記の呈性反応を行つたところ、各フ
ラクシヨンはいずれも第4級アンモニウム塩の呈
性反応が陽性であり、コラーゲン誘導ポリペプタ
イドとCTAとが結合していることが確認された。 参考例 4−2 参考例1−2で得られた濃度35%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液1Kg(コラーゲン誘導
ポリペプタイドの平均分子量500、アミノ態チツ
素の総量697ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌
しながら、濃度49%のCTA水溶液228g(コラー
ゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85
当量)を30分間かけて滴下し、かつ、その間20%
水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液の
PHを9.5に維持した。CTAの滴下終了後、PHを9.5
に維持しながら5時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は147ミリモルであり、
アミノ態チツ素の79が反応していた。つぎに反応
液を強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK−
1B(商品名、三菱化成工業(株))320mlの樹脂塔に
通液し、PH6.9に中和し、反応液中のナトリウム
イオンとわずかに残存している未反応のCTAを
イオン交換樹脂に吸着させ、ついででイオン交換
樹脂を除去して濃度30%の第4級トリメチルアン
モニウム誘導コラーゲンポリペプタイドの水溶液
を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、コラーゲン誘
導ポリペプタイドとCTAとが結合していること
が確認された。 参考例 4−3 参考例1−3で得られた濃度35%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液800g(コラーゲン誘
導ポリペプタイドの平均分子量1700、アミノ態チ
ツ素の総量140ミリモル)を反応容器に入れ、30
℃で撹拌しながら、濃度49%のCTA水溶液63.1
g(コラーゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チ
ツ素の1.0当量)を1時間かけて滴下し、かつ、
その間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下し
て反応液のPHを11.0に維持した。CTAの滴下終
了後、PHを11.0に維持しながら3時間撹拌を続
け、ついで24時間放置したのち、アミノ態チツ素
を測定したところ、アミノ態チツ素の総量は14ミ
リモルであり、アミノ態チツ素の90%が反応して
いた。つぎに反応液を弱酸性カチオン交換樹脂ア
ンバーライトIRC−50(前出)120mlを加え、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプ
タイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、コラーゲン誘
導ポリペプタイドとCTAとが結合していること
が確認された。 参考例 5 第4級トリメチルアンモニウム誘導ケラチンポ
リペプタイドの製造 参考例 5−1 参考例2−1で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液900g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量800、アミノ態チツ素
の総量430ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら濃度49%のCTA水溶液148g(ケラチン誘
導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.9当量)
を30分間かけて滴下し、かつその間20%水酸化ナ
トリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPHを10.0
に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.0に維
持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間放置
したのち、アミノ態チツ素を測定したところ、ア
ミノ態チツ素の総量は52ミリモルであり、アミノ
態チツ素の88%が反応していた。つぎに反応液に
弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−50
(前出)200mlを加え、PH6.5に中和し、反応液中
のナトリウムイオンとわずかに残存している未反
応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、ついで
イオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級トリ
メチルアンモニウム誘導ケラチンポリペプタイド
の水溶液を得た。 得られた水溶液について、参考例4−1と同様
に第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 5−2 参考例2−2で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液900g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1200、アミノ態チツ素
の総量272ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49のCTA水溶液88.7g((ケラチン
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85当
量)を30分間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を10.5に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.5
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は61ミリモルであり、
アミノ態チツ素の78%が反応していた。つぎに反
応液に強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK
−1B(前出)200mlを加え、PH6.9に中和し、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導ケラチンポリペプタ
イドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 5−3 参考例2−3で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液700g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量600、アミノ態チツ素
の総量431ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49%のCTA水溶液165g(ケラチン
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の1.0当量)
を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水酸化
ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPHを
11.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを11.0に
維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間放
置したのち、アミノ態チツ素を測定したところ、
アミノ態チツ素の総量は40ミリモルであり、アミ
ノ態チツ素の93%が反応していた。つぎに反応液
に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−
50(前出)100mlを加え、反応液中のナトリウムイ
オンとわずかに残存している未反応のCTAをイ
オン交換樹脂に吸着させ、ついでイオン交換樹脂
を除去して濃度30%の第4級トリメチルアンモニ
ウム誘導ケラチンポリペプタイドの水溶液を得
た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6 第4級トリメチルアンモニウム誘導シルクポ
リペプタイドの製造 参考例 6−1 参考例3−1で得られた濃度30%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液1.2Kg(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量500、アミノ態チツ素
の総量730ミリモル)を反応容器に入れ、40℃に
加温して撹拌しながら濃度50%のCTA水溶液247
g(絹蛋白質誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ
素の0.9当量)を30分間かけて滴下し、かつその
間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反
応液のPHを10.0に維持した。CTAの滴下終了後、
PHを10.0に維持しながら2時間撹拌を続け、つい
で24時間放置したのち、アミノ態チツ素を測定し
たところ、アミノ態チツ素の総量は81ミリモルで
あり、アミノ態チツ素の89%が反応していた。つ
ぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーラ
イトIRC−50(前出)100mlを加え、PH6.7にに中
和し、反応液中のナトリウムイオンとわずかに残
存している未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸
着させ、ついでイオン交換樹脂を除去して濃度30
%の第4級トリメチルアンモニウム誘導シルクポ
リペプタイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6−2 参考例3−2で得られた濃度35%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液500g(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1800、アミノ態チツ素
の総量95ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌しな
がら、濃度49%のCTA水溶液30.4g(絹蛋白質
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85当
量)を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を10.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.0
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は17ミリモルであり、
アミノ態チツ素の82%が反応していた。つぎに反
応液に強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK
−1B(前出)80mlを加え、PH6.9に中和し、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導シルクポリペプタイ
ドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6−3 参考例3−3で得られた濃度30%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液800g(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1050、アミノ態チツ素
の総量226ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49%のCTA水溶液87.7g(絹蛋白
質誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の1.0当
量)を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を11.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを11.0
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は18ミリモルであり、
アミノ態チツ素の92%が反応していた。つぎに反
応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライト
IRC−50(前出)150mlを加え、反応液中のナトリ
ウムイオンとわずかに残存している未反応の
CTAをイオン交換樹脂に着吸させ、ついでイオ
ン交換樹脂を除去して乾燥残分30%の第4級トリ
メチルアンモニウム誘導シルクポリペプタイドの
水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 実施例 1〜9 参考例4〜6で得た第4級トリメチルアンモニ
ウム誘導ポリペプタイドを用い、第2表に示す配
合組成の毛髪保護剤を調製した。配合量は重量部
で示す。以後においても同様である。なお、第4
級トリメチルアンモニウム誘導ポリペプタイドを
含まない対照品1の組成も第2表に併せて示す。 上記各組成の毛髪保護剤30g中に重さ1gの毛
束を10分間浸漬し、すすぎ洗いしたのち、該毛束
を別途調製したパーマネントウエーブ用第1剤70
g中に20分間浸漬し、すすぎ洗いしたのち、パー
マネントウエーブ用第2剤100gに15分間浸した。
処理後の毛髪のつや、しなやかさ、くし通り性を
官能評価した。さらに処理後の毛髪中のシステイ
ン酸量を第3表に示す。毛髪中のシステイン酸
は、パーマネントウエーブ処理の際に毛髪中のシ
スチンより生成するものであり、その生成量は毛
髪の損傷度を示し、生成量が多いほど毛髪の損傷
が大きいとされる。官能評価に用いた評価基準は
下記のとおりである。 ◎:特に良好 〇:良好 △:普通 ×:悪い またシステイン酸量の測定にはアミノ酸自動分
析計を用いた。使用したパーマネントウエーブ用
第1剤の配合組成およびパーマネントウエーブ用
第2剤の配合組成は第4表に示すとおりである。
ドの製造例および第4級トリメチルアンモニウム
誘導ポリペプタイドの製造例)および実施例をあ
げて本発明をさらに詳細に説明する。 参考例 1 コラーゲン誘導ポリペプタイドの製造 参考例 1−1 (酸加水分解) 粉末状ゼラチン300gに水700gを加え、加温し
ながら溶解し、70℃で濃塩酸60gを加え、撹拌し
ながら1時間加水分解を行なつたのち、反応混合
物を濾過し、濾液を水で2に希釈し、弱塩基性
アニオン性交換樹脂ダイヤイオンWA20(商品名、
三菱化成工業(株))290mlの樹脂塔に通液して中和
した。これを減圧濃縮後、濾過して、濃度40%の
コラーゲン誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。
このようにして得られたコラーゲン誘導ポリペプ
タイドの分子量をゲル濾過法により測定したとこ
ろ平均分子量900であつた。 参考例 1−2 (アルカリ加水分解) 6%水酸化ナトリウム水溶液700gを加温しな
がら板状ゼラチン500gを溶解し、80℃で撹拌し
ながら1時間加水分解を行なつたのち、反応混合
物を濾過し、濾液を水で2に希釈し、弱酸性カ
チオン交換樹脂アンバーライトIRC−50(商品名、
オルガノ(株))500mlの樹脂塔に通液して中和した。
これを減圧濃縮後、濾過して濃度35%のコラーゲ
ン誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このよう
にして得られたコラーゲン誘導ポリペプタイドの
分子量をゲル濾過法により測定したところ平均分
子量500であつた。 参考例 1−3 (酵素分解) 顆粒状ゼラチン350gに水650gを加え、50℃に
加温してゼラチンを溶解したのち、中性蛋白質分
解酵素パパイン20mgを加え、50℃で撹拌しながら
3時間加水分解を行なつたのち、反応混合物を濾
過し、濃度35%のコラーゲン誘導ポリペプタイド
の水溶液を得た。このように得られたコラーゲン
誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法により
測定したところ平均分子量1700であつた。 参考例 2 ケラチン誘導ポリペプタイドの製造 参考例 2−1 (酸加水分解) 三ツ口フラスコ中で羊毛500gに35%塩酸450g
を加え80℃で16時間撹拌下に加水分解を行なつ
た。加水分解後、反応混合物を濾過し、濾液を弱
塩基性アニオン交換樹脂ダイヤイオンWA20(前
出)1400mlにより中和したのち、濃縮し、濾過し
てイオン交換樹脂を除いて、濃度40%のケラチン
誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このように
して得られたケラチン誘導ポリペプタイドの分子
量をゲル濾過により測定したところ平均分子量
800であつた。 参考例 2−2 (アルカリ加水分解) 豚毛500gに水酸化ナトリウム100gと水3Kgを
加え、40℃で24時間放置して加水分解を行なつた
のち、反応混合物を濾過し、濾液を弱酸性カチオ
ン交換樹脂アンバーライトIRC−50(前出)600ml
により中和した。これをを濃縮後、濾過してイオ
ン交換樹脂を除去し、濃度40%のケラチン誘導ポ
リペプタイドの水溶液を得た。このようにして得
られたケラチン誘導ポリペプタイドの分子量をゲ
ル濾過法により測定したところ平均分子量1200で
あつた。 参考例 2−3 (酵素加水分解) 羽毛500gを高圧容器中、10Kg/cm2、200℃の過
熱水蒸気で30分間処理したのち、大気中に放出し
て羽毛の多孔質膨化物を得た。これに水3Kgを加
え、パパイン30gを加えて40℃で24時間加水分解
を行なつた。加水分解後、反応混合物を濾過し、
濾液を減圧濃縮して濃度40%のケラチン誘導ポリ
ペプタイドを得た。このようにして得られたケラ
チン誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法に
より測定したところ平均分子量600であつた。 参考例 3 絹蛋白質誘導ポリペプタイドの製造 参考例 3−1 (アルカリ加水分解) 2ビーカに2N水酸化ナトリウム1.5を入
れ、これに乾燥したカイコのマユ500g(予め洗
浄してカイコのフンやゴミを除いたもの)一部を
入れられるだけ加え、80℃にに加熱し、撹拌を行
ないつつ、加水分解によりマユを溶解させ、残部
のマユを追加して加えた。30分間でマユ全量を投
入後、さらに1時間80℃に加熱するとともに撹拌
し、加水分解を終了した。反応生成物に水1を
加え希釈したのち、減圧濾過した。濾液を弱酸性
カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−50(前出)
1300mlの樹脂塔に通液することにより中和したの
ち、減圧濃縮し、濾過して、濃度30%の絹蛋白質
誘導ポリペプタイドの水溶液を得た。このように
して得られた絹蛋白質誘導ポリペプタイドの分子
量をゲル濾過法により測定したところ平均分子量
500であつた。 参考例 3−2 (酸加水分解) 市販の55%リチウムブロマイド水溶液1.0Kgに
50℃で紡績前の絹繊維200gを加え、溶解させた
のち、この溶液をイオン交換水で計2.0Kgに希釈
した。この液を2三ツ口フラスコにて80℃に加
熱するとともに撹拌し、濃塩酸25gを加え2時間
加水分解した。冷却後20%水酸化ナトリウム水溶
液48gを加えて中和したのち、減圧濾過した。濾
液に電気透析を行ない、脱塩ののち減圧濃縮−濾
過して濃度35%の絹蛋白質誘導ポリペプタイドの
水溶液を得た。このようにして得られた絹蛋白質
誘導ポリペプタイドの分子量をゲル濾過法により
測定したところ平均分子量1800であつた。 参考例 3−3 (酵素加水分解) 洗浄したカイコのマユ300gを高圧容器中、10
Kg/cm2、200℃の過熱水蒸気で1時間処理して膨
潤させたのち、2ビーカに入れ、0.1N酢酸ナ
トリウム緩衝液(PH6)1を加え、40℃とし、
中性蛋白質分解酵素パパイン20mgを加えた。40℃
で12時間加水分解を行なつた。反応混合物を濾過
して未分解残査を除去後、濾液を減圧濃縮して濃
度30%の絹蛋白質誘導ポリペプタイドの水溶液を
得た。このようにして得られた絹蛋白質誘導ポリ
ペプタイドの分子量をゲル濾過法により測定した
ところ平均分子量1050であつた。 参考例 4 第4級トリメチルアンモニウム誘導コラーゲ
ンポリペプタイドの製造 参考例 4−1 参考例1−1で得られた濃度40%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液700g(コラーゲン誘
導ポリペプタイドの平均分子量900、アミノ態チ
ツ素の総量310ミリモル)を反応容器に入れ、35
℃で撹拌しながら濃度51%のCTA水溶液103g
(コラーゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ
素の0.9当量)を30分間かけて滴下し、かつその
間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反
応液のPHを10.0に維持した。CTAの滴下終了後、
PHを10.0に維持しながら2時間撹拌を続け、つい
で24時間放置したのち、アミノ態チツ素を測定し
たところ、アミノ態チツ素の総量は42ミリモルで
あり、アミノ態チツ素の84%が反応していた。つ
ぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーラ
イトIRC−50(前出)170mlを加え、PH6.5に中和
し、反応液中のナトリウムイオンとわずかに残存
している未反応のCTAとをイオン交換樹脂に吸
着させ、ついで該イオン交換樹脂を除去して濃度
30%の第4級トリメチルアンモニウム誘導コラー
ゲンポリペプタイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について第4級アンモニウム塩
の呈性反応を行なつたところ、テトラフエニルホ
ウ素ナトリウムにより白色の沈澱を生じ、またド
ラーゲンドルフ試薬により赤色の沈澱を生じ、陽
性を示した。 さらに、コラーゲン誘導ポリペプタイドと
CTAとが結合していることを確認するために、
得られた水溶液を用い、ゲル濾過(G−25、フマ
ルマシア社製)を行ない、各分子量フラクシヨン
について、上記の呈性反応を行つたところ、各フ
ラクシヨンはいずれも第4級アンモニウム塩の呈
性反応が陽性であり、コラーゲン誘導ポリペプタ
イドとCTAとが結合していることが確認された。 参考例 4−2 参考例1−2で得られた濃度35%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液1Kg(コラーゲン誘導
ポリペプタイドの平均分子量500、アミノ態チツ
素の総量697ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌
しながら、濃度49%のCTA水溶液228g(コラー
ゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85
当量)を30分間かけて滴下し、かつ、その間20%
水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液の
PHを9.5に維持した。CTAの滴下終了後、PHを9.5
に維持しながら5時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は147ミリモルであり、
アミノ態チツ素の79が反応していた。つぎに反応
液を強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK−
1B(商品名、三菱化成工業(株))320mlの樹脂塔に
通液し、PH6.9に中和し、反応液中のナトリウム
イオンとわずかに残存している未反応のCTAを
イオン交換樹脂に吸着させ、ついででイオン交換
樹脂を除去して濃度30%の第4級トリメチルアン
モニウム誘導コラーゲンポリペプタイドの水溶液
を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、コラーゲン誘
導ポリペプタイドとCTAとが結合していること
が確認された。 参考例 4−3 参考例1−3で得られた濃度35%のコラーゲン
誘導ポリペプタイド水溶液800g(コラーゲン誘
導ポリペプタイドの平均分子量1700、アミノ態チ
ツ素の総量140ミリモル)を反応容器に入れ、30
℃で撹拌しながら、濃度49%のCTA水溶液63.1
g(コラーゲン誘導ポリペプタイドのアミノ態チ
ツ素の1.0当量)を1時間かけて滴下し、かつ、
その間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下し
て反応液のPHを11.0に維持した。CTAの滴下終
了後、PHを11.0に維持しながら3時間撹拌を続
け、ついで24時間放置したのち、アミノ態チツ素
を測定したところ、アミノ態チツ素の総量は14ミ
リモルであり、アミノ態チツ素の90%が反応して
いた。つぎに反応液を弱酸性カチオン交換樹脂ア
ンバーライトIRC−50(前出)120mlを加え、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導コラーゲンポリペプ
タイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、コラーゲン誘
導ポリペプタイドとCTAとが結合していること
が確認された。 参考例 5 第4級トリメチルアンモニウム誘導ケラチンポ
リペプタイドの製造 参考例 5−1 参考例2−1で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液900g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量800、アミノ態チツ素
の総量430ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら濃度49%のCTA水溶液148g(ケラチン誘
導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.9当量)
を30分間かけて滴下し、かつその間20%水酸化ナ
トリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPHを10.0
に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.0に維
持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間放置
したのち、アミノ態チツ素を測定したところ、ア
ミノ態チツ素の総量は52ミリモルであり、アミノ
態チツ素の88%が反応していた。つぎに反応液に
弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−50
(前出)200mlを加え、PH6.5に中和し、反応液中
のナトリウムイオンとわずかに残存している未反
応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、ついで
イオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級トリ
メチルアンモニウム誘導ケラチンポリペプタイド
の水溶液を得た。 得られた水溶液について、参考例4−1と同様
に第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 5−2 参考例2−2で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液900g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1200、アミノ態チツ素
の総量272ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49のCTA水溶液88.7g((ケラチン
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85当
量)を30分間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を10.5に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.5
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は61ミリモルであり、
アミノ態チツ素の78%が反応していた。つぎに反
応液に強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK
−1B(前出)200mlを加え、PH6.9に中和し、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導ケラチンポリペプタ
イドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 5−3 参考例2−3で得られた濃度40%のケラチン誘
導ポリペプタイド水溶液700g(ケラチン誘導ポ
リペプタイドの平均分子量600、アミノ態チツ素
の総量431ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49%のCTA水溶液165g(ケラチン
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の1.0当量)
を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水酸化
ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPHを
11.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを11.0に
維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間放
置したのち、アミノ態チツ素を測定したところ、
アミノ態チツ素の総量は40ミリモルであり、アミ
ノ態チツ素の93%が反応していた。つぎに反応液
に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライトIRC−
50(前出)100mlを加え、反応液中のナトリウムイ
オンとわずかに残存している未反応のCTAをイ
オン交換樹脂に吸着させ、ついでイオン交換樹脂
を除去して濃度30%の第4級トリメチルアンモニ
ウム誘導ケラチンポリペプタイドの水溶液を得
た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、ケラチン誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6 第4級トリメチルアンモニウム誘導シルクポ
リペプタイドの製造 参考例 6−1 参考例3−1で得られた濃度30%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液1.2Kg(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量500、アミノ態チツ素
の総量730ミリモル)を反応容器に入れ、40℃に
加温して撹拌しながら濃度50%のCTA水溶液247
g(絹蛋白質誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ
素の0.9当量)を30分間かけて滴下し、かつその
間20%水酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反
応液のPHを10.0に維持した。CTAの滴下終了後、
PHを10.0に維持しながら2時間撹拌を続け、つい
で24時間放置したのち、アミノ態チツ素を測定し
たところ、アミノ態チツ素の総量は81ミリモルで
あり、アミノ態チツ素の89%が反応していた。つ
ぎに反応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーラ
イトIRC−50(前出)100mlを加え、PH6.7にに中
和し、反応液中のナトリウムイオンとわずかに残
存している未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸
着させ、ついでイオン交換樹脂を除去して濃度30
%の第4級トリメチルアンモニウム誘導シルクポ
リペプタイドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6−2 参考例3−2で得られた濃度35%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液500g(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1800、アミノ態チツ素
の総量95ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌しな
がら、濃度49%のCTA水溶液30.4g(絹蛋白質
誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の0.85当
量)を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を10.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを10.0
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は17ミリモルであり、
アミノ態チツ素の82%が反応していた。つぎに反
応液に強酸性カチオン交換樹脂ダイヤイオンSK
−1B(前出)80mlを加え、PH6.9に中和し、反応
液中のナトリウムイオンとわずかに残存している
未反応のCTAをイオン交換樹脂に吸着させ、つ
いでイオン交換樹脂を除去して濃度30%の第4級
トリメチルアンモニウム誘導シルクポリペプタイ
ドの水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 参考例 6−3 参考例3−3で得られた濃度30%の絹蛋白質誘
導ポリペプタイド水溶液800g(絹蛋白質誘導ポ
リペプタイドの平均分子量1050、アミノ態チツ素
の総量226ミリモル)を反応容器に入れ、撹拌し
ながら、濃度49%のCTA水溶液87.7g(絹蛋白
質誘導ポリペプタイドのアミノ態チツ素の1.0当
量)を1時間かけて滴下し、かつ、その間20%水
酸化ナトリウム水溶液を適宜滴下して反応液のPH
を11.0に維持した。CTAの滴下終了後、PHを11.0
に維持しながら2時間撹拌を続け、ついで24時間
放置したのち、アミノ態チツ素を測定したとこ
ろ、アミノ態チツ素の総量は18ミリモルであり、
アミノ態チツ素の92%が反応していた。つぎに反
応液に弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライト
IRC−50(前出)150mlを加え、反応液中のナトリ
ウムイオンとわずかに残存している未反応の
CTAをイオン交換樹脂に着吸させ、ついでイオ
ン交換樹脂を除去して乾燥残分30%の第4級トリ
メチルアンモニウム誘導シルクポリペプタイドの
水溶液を得た。 得られた水溶液について参考例4−1と同様に
第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたとこ
ろ、いずれも陽性であつた。 また、得られた水溶液を用い、参考例4−1と
同様にゲル濾過し、各分子量フラクシヨンについ
て第4級アンモニウム塩の呈性反応を行なつたと
ころ、各フラクシヨンとも陽性で、絹蛋白質誘導
ポリペプタイドとCTAとが結合していることが
確認された。 実施例 1〜9 参考例4〜6で得た第4級トリメチルアンモニ
ウム誘導ポリペプタイドを用い、第2表に示す配
合組成の毛髪保護剤を調製した。配合量は重量部
で示す。以後においても同様である。なお、第4
級トリメチルアンモニウム誘導ポリペプタイドを
含まない対照品1の組成も第2表に併せて示す。 上記各組成の毛髪保護剤30g中に重さ1gの毛
束を10分間浸漬し、すすぎ洗いしたのち、該毛束
を別途調製したパーマネントウエーブ用第1剤70
g中に20分間浸漬し、すすぎ洗いしたのち、パー
マネントウエーブ用第2剤100gに15分間浸した。
処理後の毛髪のつや、しなやかさ、くし通り性を
官能評価した。さらに処理後の毛髪中のシステイ
ン酸量を第3表に示す。毛髪中のシステイン酸
は、パーマネントウエーブ処理の際に毛髪中のシ
スチンより生成するものであり、その生成量は毛
髪の損傷度を示し、生成量が多いほど毛髪の損傷
が大きいとされる。官能評価に用いた評価基準は
下記のとおりである。 ◎:特に良好 〇:良好 △:普通 ×:悪い またシステイン酸量の測定にはアミノ酸自動分
析計を用いた。使用したパーマネントウエーブ用
第1剤の配合組成およびパーマネントウエーブ用
第2剤の配合組成は第4表に示すとおりである。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
実施例 10〜18
第5表に示す配合組成の毛髪保護剤を調製し、
その効果をつぎに示すように確認した。上記各組
成の毛髪保護剤20gと、別に調製した脱色液80g
とを混合し、該液中に重さ1gの毛束を30分間浸
漬したのち、すすぎ洗いし、さらに乾燥させて脱
色を行つた。処理後の毛髪のつや、しなやかさ、
くし通り性を官能評価した。さらに処理後の毛髪
中のシステイン酸量を測定した結果を第6表に示
す。なお毛髪中のシステイン酸は毛髪中のシスチ
ンより脱色による酸化によつて生成するものであ
り、その生成量は毛髪の損傷度を示し、生成量が
多いほど毛髪の損傷が大きいとされている。官能
評価に用いた評価基準は実施例1と同じである。
またシステイン酸の測定も実施例1と同様に行な
つた。 脱色剤組成 35%過酸化水素水 20.0 25%アンモニア水 7.0 ポリオキシエチレン 1.0 セチルエーテル EDTA 0.1 精製水 71.9
その効果をつぎに示すように確認した。上記各組
成の毛髪保護剤20gと、別に調製した脱色液80g
とを混合し、該液中に重さ1gの毛束を30分間浸
漬したのち、すすぎ洗いし、さらに乾燥させて脱
色を行つた。処理後の毛髪のつや、しなやかさ、
くし通り性を官能評価した。さらに処理後の毛髪
中のシステイン酸量を測定した結果を第6表に示
す。なお毛髪中のシステイン酸は毛髪中のシスチ
ンより脱色による酸化によつて生成するものであ
り、その生成量は毛髪の損傷度を示し、生成量が
多いほど毛髪の損傷が大きいとされている。官能
評価に用いた評価基準は実施例1と同じである。
またシステイン酸の測定も実施例1と同様に行な
つた。 脱色剤組成 35%過酸化水素水 20.0 25%アンモニア水 7.0 ポリオキシエチレン 1.0 セチルエーテル EDTA 0.1 精製水 71.9
【表】
【表】
つぎに、実施例10〜18の第5表に示す配合組成
の毛髪保護剤30部に、別に調製した染毛剤70部を
混合し、10名の専門の女性パネルを用いて染毛を
行なつた。各パネルに処理前後の毛髪について引
張り試験を行なつて、毛髪の損傷度を調べ、引張
り強度の減少率を第7表に示した。また実施例1
と同様にシステイン酸の定量を行ない、その結果
を第7表に示した。さらに毛髪のつや、染まりぐ
あい(色、染りムラなど)についての官能試験を
行ない、その結果を第7表に示した。官能試験の
評価の方法は実施例1と同じである。 なお、引張り強度の測定には、レオメーター
(ミツワ理化学工業(株)製)を用い、長さ2cmの毛
髪を一本ずつ固定し、引張り速度2cm/分で毛髪
が完全に切断されるまで引張り、切断された瞬間
における最大荷重を測定した。各人の処理前後の
毛髪各10本ずつについて測定を行ない、それぞれ
の平均値から引張り強度の減少率をもとめた。 染毛剤 ラウリル硫酸ナトリウム(30%水溶液) 25.0 ステアリン酸ポリオキシエチレン(5) 8.0 ソルビタンエステル30%) レシチン 1.5 25%アンモニア水 8.0 1,3−ブチレングリコール 3.0 イソプロパノール 2.5 パラフエニレンジアミン 0.7 パラアミノフエノール 0.15 4−ニトロ−1,2−ジアミノベンゼン 0.3 ピロガロール 0.7 レゾルシノーール 0.2 ハイドロキノン 0.1 精製水 49.85
の毛髪保護剤30部に、別に調製した染毛剤70部を
混合し、10名の専門の女性パネルを用いて染毛を
行なつた。各パネルに処理前後の毛髪について引
張り試験を行なつて、毛髪の損傷度を調べ、引張
り強度の減少率を第7表に示した。また実施例1
と同様にシステイン酸の定量を行ない、その結果
を第7表に示した。さらに毛髪のつや、染まりぐ
あい(色、染りムラなど)についての官能試験を
行ない、その結果を第7表に示した。官能試験の
評価の方法は実施例1と同じである。 なお、引張り強度の測定には、レオメーター
(ミツワ理化学工業(株)製)を用い、長さ2cmの毛
髪を一本ずつ固定し、引張り速度2cm/分で毛髪
が完全に切断されるまで引張り、切断された瞬間
における最大荷重を測定した。各人の処理前後の
毛髪各10本ずつについて測定を行ない、それぞれ
の平均値から引張り強度の減少率をもとめた。 染毛剤 ラウリル硫酸ナトリウム(30%水溶液) 25.0 ステアリン酸ポリオキシエチレン(5) 8.0 ソルビタンエステル30%) レシチン 1.5 25%アンモニア水 8.0 1,3−ブチレングリコール 3.0 イソプロパノール 2.5 パラフエニレンジアミン 0.7 パラアミノフエノール 0.15 4−ニトロ−1,2−ジアミノベンゼン 0.3 ピロガロール 0.7 レゾルシノーール 0.2 ハイドロキノン 0.1 精製水 49.85
以上説明したように、本発明の毛髪保護剤によ
れば優れた毛髪保護作用が発揮され、毛髪の損傷
が防止される。
れば優れた毛髪保護作用が発揮され、毛髪の損傷
が防止される。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、Rは動物性蛋白質より誘導されるポリ
ペプタイドを構成するアミノ酸の側鎖であり、n
は3〜20である)で示される第4級トリメチルア
ンモニウム誘導ポリペプタイドよりなる毛髪保護
剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10024184A JPS60243010A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 毛髪保護剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10024184A JPS60243010A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 毛髪保護剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60243010A JPS60243010A (ja) | 1985-12-03 |
| JPH0460083B2 true JPH0460083B2 (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=14268752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10024184A Granted JPS60243010A (ja) | 1984-05-17 | 1984-05-17 | 毛髪保護剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60243010A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0761929B2 (ja) * | 1986-09-09 | 1995-07-05 | クロ−ダジヤパン株式会社 | 植物性ポリペプチドの誘導体を含有する化粧料 |
| JP2004238356A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-26 | Noevir Co Ltd | 毛髪処理剤 |
| US20100008897A1 (en) * | 2008-07-09 | 2010-01-14 | Susan Daly | Composition for providing a benefit to a keratin-containing substrate |
| WO2014185461A1 (ja) | 2013-05-15 | 2014-11-20 | ライオン株式会社 | 育毛剤組成物 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1095419A (en) * | 1975-11-26 | 1981-02-10 | Janet A. Gumprecht | Polypeptides for cosmetic formulations |
| CA1103264A (en) * | 1977-09-30 | 1981-06-16 | Norman H. Rogers | Purification of pseudomonic acid |
| AU3352578A (en) * | 1977-10-25 | 1979-08-30 | Redken Laboratories Inc | Polypeptides for cosmetic formulations |
| JPS54135805A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-22 | Lion Corp | Shampoo composition |
-
1984
- 1984-05-17 JP JP10024184A patent/JPS60243010A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60243010A (ja) | 1985-12-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |