JPH0464624B2 - - Google Patents
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- JPH0464624B2 JPH0464624B2 JP60235294A JP23529485A JPH0464624B2 JP H0464624 B2 JPH0464624 B2 JP H0464624B2 JP 60235294 A JP60235294 A JP 60235294A JP 23529485 A JP23529485 A JP 23529485A JP H0464624 B2 JPH0464624 B2 JP H0464624B2
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- rubber
- weight
- parts
- tire
- styrene
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/22—Incorporating nitrogen atoms into the molecule
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/20—Incorporating sulfur atoms into the molecule
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L21/00—Compositions of unspecified rubbers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は、走行時のタイヤトレツド部の発熱が
少なく、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面での制
動性および積雪・氷結路面での制動性を共に著し
く改善した空気入りタイヤに関する。 〔従来技術〕 近年、省資源、省エネルギーを目差す社会的要
請のもとに、自動車における低燃費性の要求が非
常に高まつてきている。このために、ガソリン消
費の少ないエンジンの開発など自動車本体の開発
はもちろんのこと、エネルギー損失の少ない低燃
費タイヤの検討が急速に行われてきた。 従来、低燃費タイヤのタイヤ材料用のゴムとし
てヒステリシスロスの少ないゴム材料が求めら
れ、なかでもタイヤのヒステリシスロスの50%以
上を占めるといわれるトレツド部には、ゴム成分
としてヒステリシスロスの少ない天然ゴム、ポリ
イソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ガラス転
移点(Tg)の低いスチレンーブタジエン共重合
体ゴム、およびこれらのブレンド物などが使用さ
れてきた。さらに、ゴム組成物としては、比較的
粒子径の大きいカーボンブラツクを比較的少ない
配合量で配合し、かつ、アロマテイツクオイル等
の軟化剤の配合量もできるだけ少なくしたゴム組
成物がこれまでは使用されてきた。 ところで、最近、タイヤに対してより多くの機
能がいつそう高いレベルで求められるようになつ
た。例えば、上述のようにして開発された低燃費
タイヤにおいて、その低燃費性能を低下させるこ
とがなく、かつ、安全性の面からは湿潤路面およ
び積雪・氷結路面などの各種路面に対応できる高
い制動性能が強く望まれている。 しかし、上述したようにヒステリシスロスの少
ない天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジ
エンゴム、Tgの低いスチレン−ブタジエン共重
合体ゴムを使用した場合には、特に湿潤路面での
制動性(ウエツトスキツド抵抗性)が劣り、走行
安定性が極端に低下してしまうという欠点があつ
た。また、粒子径の大きなカーボンブラツクを使
用した場合には、低燃費性能は優れるものの、湿
潤路面での制動性および耐摩耗性といつた特性の
低下が避けられたかつた。さらに、これまでの低
燃費タイヤのトレツド部ゴムは、軟化剤の配合量
を少なくしているため低温になると硬くなり易
く、このため積雪や氷結した路面での制動性(ア
イススキツド抵抗性)も十分に満足できるレベル
には達していなかつた。 一方、タイヤの低燃費性能とウエツトスキツド
抵抗性の両特性を満足させる材料として、最近で
は1,2−ビニル結合を50%以上含有するいわゆ
る高ビニルポリブタジエンゴムや高ビニルスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴムが提案されている。
しかし、これらのゴムは、いずれも高いガラス転
移点(Tg)を有するため、耐摩耗性に劣り、し
かも低温で硬化し易く、積雪・氷結路面での制動
性能に著しく劣り、したがつて上述したような全
ての特性を満たすにはやはり不十分である。 このように、現在では、低燃費性能、湿潤路面
での高い制動性、積雪・氷結路面での高い制動性
といつた特性を全て満足するタイヤは提案されて
いない。特に、これまでは、路面が積雪や氷結の
ために滑り易くなる冬期においては、低燃費タイ
ヤを含む一般タイヤでは、これらの路面における
制動性が非常に小さく、スノータイヤの使用を余
儀なくされていた。しかし、使用者のタイヤ交換
にかける時間と手間はかなりのものであり、一般
夏タイヤで上記の3つの特性を満足するオールシ
ーズン用のタイヤの出現が非常に切望されてい
る。 〔発明の目的〕 本発明は、このような要求に応じるためになさ
れたものであつて、走行時のタイヤレツド部の発
熱が少なく、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面で
の制動性および積雪・氷結路面での制動性を共に
著しく改善した空気入りタイヤを提供することを
目的とする。このタイヤは、夏冬を問わず通期に
亘つて使用可能ないわゆるオールシーズン用の空
気入りタイヤである。 〔発明の構成〕 この目的を達成するために、本発明者らは、鋭
意研究した結果、トレツド部に新規なスチレン−
ブタジエン共重合体ゴムを含有するゴム組成物を
用いることにより低燃費性で湿潤路面および積
雪・氷結路面での制動性に優れた空気入りタイヤ
が得られることを見い出し、本発明をなすにいた
つた。 したがつて、本発明は、トレツド部が外表面側
ゴム層と内面側ゴム層の少なくとも2層からなる
空気入りタイヤにおいて、 (1) 前記外表面側ゴム層は、原料ゴム100重量部
が天然ゴムおよび/またはポリイソプレンゴム
20〜90重量部とスチレン−ブタジエン共重合体
ゴム80〜10重量部からなり、該共重合体ゴムは
結合スチレン量が5〜30重量%、ブタジエン部
の1,2−ビニル結合量が10〜85%で分子鎖末
端あるいは分子鎖中に下記式()で示される
原子団が導入されており、 かつ、スズ−ブタジエニル結合で結合された
分岐状重合体(A)と上記式()で示される
原子団が少なくとも1個導入された重合体
(B)との割合A/Bが0.1以上4.0未満であり、
(2)補強剤として、比表面積(N2SA)が60〜
140m2/g、ジブチルフタレート吸油量(DBP
吸油量)が100〜150ml/100gであるカーボン
ブラツクを原料ゴム100重量部に対し30〜80重
量部含有していることを特徴とする空気入りタ
イヤを要旨とするものである。 以下、本発明の構成について詳しく説明する。 第1図は、本発明のタイヤの一例の子午半断面
説明図である。第1図において、Tはトレツド部
であり、このトレツド部Tはキヤツプ層(外表面
側ゴム層)1およびアンダー層(内面側ゴム層)
2から構成される。3は左右一対のビード部4,
4間に装架されたカーカス層であり、トレツド部
Tにおいてはこのカーカス層3の外周を取り囲む
ようにベルト層5が配置されている。6はトレツ
ド溝、7はサイド部である。 (1) 本発明においては、外表面側ゴム層1は、天
然ゴムおよび/又はポリイソプレンゴム20〜90
重量部と特定のスチレン−ブタジエン共重合体
ゴム10〜80重量部含有するのである(ゴム分合
計100重量部)。この範囲外の配合割合では、低
燃費性、湿潤路面での制動性、積雪・氷結路面
での制動性のいずれかの特性が悪くなるので好
ましくないからである。ただし、他のジエン系
ゴム、例えば、ポリブタジエンゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、非変性ス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムなどを30重量
部以下含んでいてもよい。 ここで用いるスチレン−ブタジエン共重合体
ゴムには、分子鎖末端或いは分子鎖中に下記式
で示される原子団が導入されている。 上記式()で示される原子団の導入は、下
記式の結合 (式中Mは、O原子又はS原子を表わす)を
有する化合物(以下、化合物Aと称する)をス
チレン−ブタジエン共重合体と反応させること
によつて行われる。 化合物Aとしては、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジエチルホルムアミド;N,
N−ジエチルアセトアミド;アミノアセトアミ
ド、N,N−ジメチル−N',N'−ジメチルア
ミノアセトアミド、N−フエニルジアセトアミ
ド;N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジメチルメタアクリルアミド;プロピオンア
ミド、N,N−ジメチルプロピオンアミド;4
−ピリジルアミド、N,N−ジメチル−4−ピ
リジルアミド;N,N−ジメチルベンズアミ
ド、p−アミノベンズアミド、N',N'−(p−
ジメチルアミノ)ベンズアミド、N,N−ジメ
チル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズアミ
ド、N−アセチル−N−2−ナフチルベンズア
ミド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコ
チンアミド;コハク酸アミド、マレイン酸アミ
ド、N,N,N',N'−テトラメチルマレイン
酸アミド;コハクイミド、マレイミド、N−メ
チルマレイミド、N−メチルフタルイミド、
1,2−シクロヘキサンジカルボキシミド、N
−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキ
シミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,
N',N'−テトラメチルオキサミド、N,N−
ジメチル−2−フラミド;N,N−ジメチル−
8−キノリンカルボキシアミド;N,N−ジメ
チル−p−アミノ−ベンザルアセトアミド、
N,N−ジメチル−N',N'−(p'−ジメチルア
ミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−
ジメチル−N',N'−(2−ジメチルアミノ)ビ
ニルアミド、N'−(2−メチルアミノ)ビニル
アミド;尿素、N,N'−ジメチル尿素、N,
N,N',N'−テトラメチル尿素;カルバミン
酸メチル、N,N−ジエチルカルバミン酸メチ
ル;ε−カプロラクタム、N−メチル−ε−カ
プロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラク
タム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロ
リドン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−
ピペリドン、N−メチル−2−ピペリドン、2
−キノロン、N−メチル−2−キノロン、2−
インドリノン、N−メチル−2−インドリノ
ン;イソシアヌル酸、N,N',N”−トリメチ
ルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫
黄化合物が例示できる。なかでも特に好ましい
化合物は、窒素にアルキル基が結合した化合物
である。 前記式()で示される原子団が導入された
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムの製造方法
としては、例えば、(a)アルカリ金属基材触媒お
よび/又はアルカリ土類金属基材触媒を用いて
スチレンとブタジエンとを重合させ、重合反応
が完了した溶液中に化合物Aを添加する方法、
(b)スチレン−ブタジエン共重合体を適当な溶剤
に溶解させた溶液中で、該共重合体にアルカリ
金属および/又はアルカリ土類金属を付加さ
せ、引き続き化合物Aを添加して反応させる方
法等が例示できる。 この場合の重合反応および付加反応に使用さ
れるアルカリ金属基材触媒は、リチウム、ルビ
ジウム、セシウム等の金属そのもの、或いはこ
れらの炭化水素化合物もしくは極性化合物との
錯体(例えば、n−ブチルリチウム、2−ナフ
チルリチウム、カリウム−テトラヒドロフラン
錯体、カリウム−ジエトキシエタン錯体等)で
ある。また、アルカリ土類金属基材触媒は、特
開昭51−115590号、特開昭52−9090号、特開昭
57−100146号などに記載されているバリウム、
ストロンチウム、カルシウム等の化合物を主成
分とする触媒系等が例示できる。いずれの金属
基材触媒も通常の溶液重合の触媒として使用さ
れるものでよく、特に制限されるものでない。 反応終了後、化合物Aの導入された不飽和ゴ
ム状重合体は、メタノール等の凝固剤の添加、
水蒸気によるストリツピングなどの通常の分離
方法を用いて反応溶液中から回収される。得ら
れた不飽和ゴム状重合体には、分子鎖末端或い
は分子鎖中に、 なる原子団として化合物Aが導入されてい
る。 化合物Aが導入される部位は、分子鎖の末端
或いはそれ以外の部位であつてもよいが、好ま
しくは分子鎖の末端である。分子鎖の末端がジ
エニル構造の共重合体と化合物Aとの反応で得
られた重合体を使用することにより、低燃費性
の改善がさらに大となるからである。 スチレン−ブタジエン共重合体ゴムが前記式
()で示される原子団を分子鎖内に有してい
ることが本発明の必須の構成用件である。この
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを含有する
ゴム組成物は、前記式()で示される原子団
を有さない通常のスチレン−ブタジエン共重合
体ゴムからなるゴム組成物に比べると著しく改
善された反発弾性を示す。したがつて、このゴ
ム組成物をトレツドに用いた空気入りタイヤ
は、他の特性を高いレベルに維持しながら低燃
費性を非常に改善することが可能となる。 また、本発明で用いるスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムは、結合スチレン量が5〜30重量
%、好ましくは10〜30重量%であり、また、ブ
タジエン部の1,2−ビニル結合量が10〜85
%、好ましくは30〜75%である。 結合スチレン量が5重量%未満では、ゴム組
成物のウエツトスキツド抵抗が低下し、湿潤路
面におけるタイヤの制動性能を悪化させるので
好ましくない。一方、30重量%を越えると、湿
潤路面での制動性が大きくなる反面、積雪・氷
結路面での制動性および耐摩耗性が悪化するの
で好ましくない。 1,2−ビニル結合量が10%未満では製造が
困難な上に湿潤路面での制動性の改善効果が小
さく、一方、85%を越えると発熱性が大きくな
ると共に氷結路面での制動性、耐摩耗性が大幅
に低下するため好ましくない。 また、本発明で用いるスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムは、タイヤ製造時に良好な加工性
を得るために、スズ−ブタジエニル結合で結合
された分岐状重合体を含んでいてもよい。ただ
し、スズ−ブタジエニル結合の形成のためにス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムの分子鎖末端
が利用されすぎると前記式()で示される原
子団を導入するための有効分子鎖末端が減少す
るので、タイヤ製造時に良好な加工性を保ちな
がら本発明の目的であるタイヤ性能を得ようと
するには、スズ−ブタジエニル結合で結合され
た分岐状重合体(A)と分子鎖内に前記式
()で示される原子団が少なくとも1個導入
された重合体(B)との割合A/Bが0.1以上
4.0未満の範囲にあることが好ましい。 (2) また、本発明においては、外表面側ゴム層1
が、補強剤として、カーボンブラツクを原料ゴ
ム100重量部に対して30〜80重量部含有してい
るのである。 カーボンブラツクの配合量が30重量部未満で
は、タイヤとして十分な湿潤路面での制動性、
耐摩耗性が得られない。一方、80重量部を越え
るとタイヤの低燃費性が悪化し、加えて、トレ
ツド部の硬度が低温で高くなるため氷結路面で
滑り易くなり、好ましくないからである。 ここで用いるカーボンブラツクの特性として
は、窒素吸着法による比表面積(N2SA)が60
〜140m2/g、好ましくは75〜120m2/gで、ジ
ブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)が100
〜150ml/100g、好ましくは110〜140ml/100g
の範囲にあることが必要である。 N2SAが60m2/g未満では、タイヤの低燃費
性に優れるものの、湿潤路面での制動性、耐摩
耗性が著しく悪化する。一方、N2SAが140
m2/gを越えるとタイヤの低燃費性が劣ること
になるで好ましくない。 DBP吸油量が100ml/100g未満では、タイヤ
の耐摩耗性が低下し、さらに操縦安定性が悪く
なるので好ましくない。150ml/100gを越える
と、低温でトレツド部が硬化し易く、積雪・氷
結路面での制動性が低下するので好ましくな
い。 さらに、このカーボンブラツクとしては、遠
心沈降法により測定される凝集体分布の半値幅
(ΔDst)が85〜130mμのものが、低燃費性の改
善にはよりいつそうの効果があるので好まし
い。 本発明では、トレツド部は少なくとも2層か
らなる空気入りタイヤの外表面側ゴム層に上述
したようなゴム成分、カーボンブラツクからな
るゴム組成物を使用したことを特徴とするが、
このゴム組成物は、通常のゴム工業で用いられ
る配合剤である加硫剤、加硫促進剤、加硫助
剤、老化防止剤、軟化剤等を含んでいてもよ
い。また、本発明のタイヤは、乗用車用タイヤ
をはじめ、トラツク・バス用タイヤなど全ての
タイヤに適用できるものであり、タイヤの種類
には特に限定されるものではない。 以下に実施例、比較例を示す。 実施例、比較例 ここで用いたスチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(SBR)の特性を第1表に、カーボンブラツ
クの特性を第表に示した。 第表に示す配合のゴムを第1図に示す2層ト
レツド構造を有するタイヤのキヤツプ層に用い、
165SR13のタイヤを18種作製した。各タイヤにつ
いて、湿潤路制動試験、氷結路制動試験、転がり
抵抗試験を実車試験により下記の方法で行い評価
した。この結果を第表に併記した。 (1) 湿潤路制動試験: アスフアルト舗装路面に散水し、40Km/hrから
の制動距離を測定し、比較例1のタイヤを100と
したときの指数で評価した。指数が大きいほど制
動性能は良好である。 (2) 氷結路制動試験: 気温−5〜−10℃の雰囲気下、完全に凍結した
路面において速度40Km/hrで走行中にブレーキを
かけ、完全に停止するまでの距離を測定し、比較
例1のタイヤを100としたときの指数で評価した。
指数が大きいほど制動性能は良好である。 (3) 転がり抵抗試験: 径707mmの室内試験用ドラム上にて、タイヤ内
圧1.9Kg/cm2、荷重420Kgを負荷し、100Km/hrの
速度で予備走行を30分行つた後、60Km/hrの速度
で転がり抵抗を測定し、比較例1のタイヤを100
としたときの指数で評価した。指数が小さいほど
転がり抵抗が低く、低燃費性に優れる。
少なく、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面での制
動性および積雪・氷結路面での制動性を共に著し
く改善した空気入りタイヤに関する。 〔従来技術〕 近年、省資源、省エネルギーを目差す社会的要
請のもとに、自動車における低燃費性の要求が非
常に高まつてきている。このために、ガソリン消
費の少ないエンジンの開発など自動車本体の開発
はもちろんのこと、エネルギー損失の少ない低燃
費タイヤの検討が急速に行われてきた。 従来、低燃費タイヤのタイヤ材料用のゴムとし
てヒステリシスロスの少ないゴム材料が求めら
れ、なかでもタイヤのヒステリシスロスの50%以
上を占めるといわれるトレツド部には、ゴム成分
としてヒステリシスロスの少ない天然ゴム、ポリ
イソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ガラス転
移点(Tg)の低いスチレンーブタジエン共重合
体ゴム、およびこれらのブレンド物などが使用さ
れてきた。さらに、ゴム組成物としては、比較的
粒子径の大きいカーボンブラツクを比較的少ない
配合量で配合し、かつ、アロマテイツクオイル等
の軟化剤の配合量もできるだけ少なくしたゴム組
成物がこれまでは使用されてきた。 ところで、最近、タイヤに対してより多くの機
能がいつそう高いレベルで求められるようになつ
た。例えば、上述のようにして開発された低燃費
タイヤにおいて、その低燃費性能を低下させるこ
とがなく、かつ、安全性の面からは湿潤路面およ
び積雪・氷結路面などの各種路面に対応できる高
い制動性能が強く望まれている。 しかし、上述したようにヒステリシスロスの少
ない天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジ
エンゴム、Tgの低いスチレン−ブタジエン共重
合体ゴムを使用した場合には、特に湿潤路面での
制動性(ウエツトスキツド抵抗性)が劣り、走行
安定性が極端に低下してしまうという欠点があつ
た。また、粒子径の大きなカーボンブラツクを使
用した場合には、低燃費性能は優れるものの、湿
潤路面での制動性および耐摩耗性といつた特性の
低下が避けられたかつた。さらに、これまでの低
燃費タイヤのトレツド部ゴムは、軟化剤の配合量
を少なくしているため低温になると硬くなり易
く、このため積雪や氷結した路面での制動性(ア
イススキツド抵抗性)も十分に満足できるレベル
には達していなかつた。 一方、タイヤの低燃費性能とウエツトスキツド
抵抗性の両特性を満足させる材料として、最近で
は1,2−ビニル結合を50%以上含有するいわゆ
る高ビニルポリブタジエンゴムや高ビニルスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴムが提案されている。
しかし、これらのゴムは、いずれも高いガラス転
移点(Tg)を有するため、耐摩耗性に劣り、し
かも低温で硬化し易く、積雪・氷結路面での制動
性能に著しく劣り、したがつて上述したような全
ての特性を満たすにはやはり不十分である。 このように、現在では、低燃費性能、湿潤路面
での高い制動性、積雪・氷結路面での高い制動性
といつた特性を全て満足するタイヤは提案されて
いない。特に、これまでは、路面が積雪や氷結の
ために滑り易くなる冬期においては、低燃費タイ
ヤを含む一般タイヤでは、これらの路面における
制動性が非常に小さく、スノータイヤの使用を余
儀なくされていた。しかし、使用者のタイヤ交換
にかける時間と手間はかなりのものであり、一般
夏タイヤで上記の3つの特性を満足するオールシ
ーズン用のタイヤの出現が非常に切望されてい
る。 〔発明の目的〕 本発明は、このような要求に応じるためになさ
れたものであつて、走行時のタイヤレツド部の発
熱が少なく、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面で
の制動性および積雪・氷結路面での制動性を共に
著しく改善した空気入りタイヤを提供することを
目的とする。このタイヤは、夏冬を問わず通期に
亘つて使用可能ないわゆるオールシーズン用の空
気入りタイヤである。 〔発明の構成〕 この目的を達成するために、本発明者らは、鋭
意研究した結果、トレツド部に新規なスチレン−
ブタジエン共重合体ゴムを含有するゴム組成物を
用いることにより低燃費性で湿潤路面および積
雪・氷結路面での制動性に優れた空気入りタイヤ
が得られることを見い出し、本発明をなすにいた
つた。 したがつて、本発明は、トレツド部が外表面側
ゴム層と内面側ゴム層の少なくとも2層からなる
空気入りタイヤにおいて、 (1) 前記外表面側ゴム層は、原料ゴム100重量部
が天然ゴムおよび/またはポリイソプレンゴム
20〜90重量部とスチレン−ブタジエン共重合体
ゴム80〜10重量部からなり、該共重合体ゴムは
結合スチレン量が5〜30重量%、ブタジエン部
の1,2−ビニル結合量が10〜85%で分子鎖末
端あるいは分子鎖中に下記式()で示される
原子団が導入されており、 かつ、スズ−ブタジエニル結合で結合された
分岐状重合体(A)と上記式()で示される
原子団が少なくとも1個導入された重合体
(B)との割合A/Bが0.1以上4.0未満であり、
(2)補強剤として、比表面積(N2SA)が60〜
140m2/g、ジブチルフタレート吸油量(DBP
吸油量)が100〜150ml/100gであるカーボン
ブラツクを原料ゴム100重量部に対し30〜80重
量部含有していることを特徴とする空気入りタ
イヤを要旨とするものである。 以下、本発明の構成について詳しく説明する。 第1図は、本発明のタイヤの一例の子午半断面
説明図である。第1図において、Tはトレツド部
であり、このトレツド部Tはキヤツプ層(外表面
側ゴム層)1およびアンダー層(内面側ゴム層)
2から構成される。3は左右一対のビード部4,
4間に装架されたカーカス層であり、トレツド部
Tにおいてはこのカーカス層3の外周を取り囲む
ようにベルト層5が配置されている。6はトレツ
ド溝、7はサイド部である。 (1) 本発明においては、外表面側ゴム層1は、天
然ゴムおよび/又はポリイソプレンゴム20〜90
重量部と特定のスチレン−ブタジエン共重合体
ゴム10〜80重量部含有するのである(ゴム分合
計100重量部)。この範囲外の配合割合では、低
燃費性、湿潤路面での制動性、積雪・氷結路面
での制動性のいずれかの特性が悪くなるので好
ましくないからである。ただし、他のジエン系
ゴム、例えば、ポリブタジエンゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体ゴム、非変性ス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムなどを30重量
部以下含んでいてもよい。 ここで用いるスチレン−ブタジエン共重合体
ゴムには、分子鎖末端或いは分子鎖中に下記式
で示される原子団が導入されている。 上記式()で示される原子団の導入は、下
記式の結合 (式中Mは、O原子又はS原子を表わす)を
有する化合物(以下、化合物Aと称する)をス
チレン−ブタジエン共重合体と反応させること
によつて行われる。 化合物Aとしては、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジエチルホルムアミド;N,
N−ジエチルアセトアミド;アミノアセトアミ
ド、N,N−ジメチル−N',N'−ジメチルア
ミノアセトアミド、N−フエニルジアセトアミ
ド;N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N
−ジメチルメタアクリルアミド;プロピオンア
ミド、N,N−ジメチルプロピオンアミド;4
−ピリジルアミド、N,N−ジメチル−4−ピ
リジルアミド;N,N−ジメチルベンズアミ
ド、p−アミノベンズアミド、N',N'−(p−
ジメチルアミノ)ベンズアミド、N,N−ジメ
チル−N′−(p−エチルアミノ)ベンズアミ
ド、N−アセチル−N−2−ナフチルベンズア
ミド;ニコチンアミド、N,N−ジエチルニコ
チンアミド;コハク酸アミド、マレイン酸アミ
ド、N,N,N',N'−テトラメチルマレイン
酸アミド;コハクイミド、マレイミド、N−メ
チルマレイミド、N−メチルフタルイミド、
1,2−シクロヘキサンジカルボキシミド、N
−メチル−1,2−シクロヘキサンジカルボキ
シミド;オキサミド、2−フラミド、N,N,
N',N'−テトラメチルオキサミド、N,N−
ジメチル−2−フラミド;N,N−ジメチル−
8−キノリンカルボキシアミド;N,N−ジメ
チル−p−アミノ−ベンザルアセトアミド、
N,N−ジメチル−N',N'−(p'−ジメチルア
ミノ)シンナミリデンアセトアミド;N,N−
ジメチル−N',N'−(2−ジメチルアミノ)ビ
ニルアミド、N'−(2−メチルアミノ)ビニル
アミド;尿素、N,N'−ジメチル尿素、N,
N,N',N'−テトラメチル尿素;カルバミン
酸メチル、N,N−ジエチルカルバミン酸メチ
ル;ε−カプロラクタム、N−メチル−ε−カ
プロラクタム、N−アセチル−ε−カプロラク
タム、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロ
リドン、N−アセチル−2−ピロリドン、2−
ピペリドン、N−メチル−2−ピペリドン、2
−キノロン、N−メチル−2−キノロン、2−
インドリノン、N−メチル−2−インドリノ
ン;イソシアヌル酸、N,N',N”−トリメチ
ルイソシアヌル酸等およびこれらの対応の含硫
黄化合物が例示できる。なかでも特に好ましい
化合物は、窒素にアルキル基が結合した化合物
である。 前記式()で示される原子団が導入された
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムの製造方法
としては、例えば、(a)アルカリ金属基材触媒お
よび/又はアルカリ土類金属基材触媒を用いて
スチレンとブタジエンとを重合させ、重合反応
が完了した溶液中に化合物Aを添加する方法、
(b)スチレン−ブタジエン共重合体を適当な溶剤
に溶解させた溶液中で、該共重合体にアルカリ
金属および/又はアルカリ土類金属を付加さ
せ、引き続き化合物Aを添加して反応させる方
法等が例示できる。 この場合の重合反応および付加反応に使用さ
れるアルカリ金属基材触媒は、リチウム、ルビ
ジウム、セシウム等の金属そのもの、或いはこ
れらの炭化水素化合物もしくは極性化合物との
錯体(例えば、n−ブチルリチウム、2−ナフ
チルリチウム、カリウム−テトラヒドロフラン
錯体、カリウム−ジエトキシエタン錯体等)で
ある。また、アルカリ土類金属基材触媒は、特
開昭51−115590号、特開昭52−9090号、特開昭
57−100146号などに記載されているバリウム、
ストロンチウム、カルシウム等の化合物を主成
分とする触媒系等が例示できる。いずれの金属
基材触媒も通常の溶液重合の触媒として使用さ
れるものでよく、特に制限されるものでない。 反応終了後、化合物Aの導入された不飽和ゴ
ム状重合体は、メタノール等の凝固剤の添加、
水蒸気によるストリツピングなどの通常の分離
方法を用いて反応溶液中から回収される。得ら
れた不飽和ゴム状重合体には、分子鎖末端或い
は分子鎖中に、 なる原子団として化合物Aが導入されてい
る。 化合物Aが導入される部位は、分子鎖の末端
或いはそれ以外の部位であつてもよいが、好ま
しくは分子鎖の末端である。分子鎖の末端がジ
エニル構造の共重合体と化合物Aとの反応で得
られた重合体を使用することにより、低燃費性
の改善がさらに大となるからである。 スチレン−ブタジエン共重合体ゴムが前記式
()で示される原子団を分子鎖内に有してい
ることが本発明の必須の構成用件である。この
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムを含有する
ゴム組成物は、前記式()で示される原子団
を有さない通常のスチレン−ブタジエン共重合
体ゴムからなるゴム組成物に比べると著しく改
善された反発弾性を示す。したがつて、このゴ
ム組成物をトレツドに用いた空気入りタイヤ
は、他の特性を高いレベルに維持しながら低燃
費性を非常に改善することが可能となる。 また、本発明で用いるスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムは、結合スチレン量が5〜30重量
%、好ましくは10〜30重量%であり、また、ブ
タジエン部の1,2−ビニル結合量が10〜85
%、好ましくは30〜75%である。 結合スチレン量が5重量%未満では、ゴム組
成物のウエツトスキツド抵抗が低下し、湿潤路
面におけるタイヤの制動性能を悪化させるので
好ましくない。一方、30重量%を越えると、湿
潤路面での制動性が大きくなる反面、積雪・氷
結路面での制動性および耐摩耗性が悪化するの
で好ましくない。 1,2−ビニル結合量が10%未満では製造が
困難な上に湿潤路面での制動性の改善効果が小
さく、一方、85%を越えると発熱性が大きくな
ると共に氷結路面での制動性、耐摩耗性が大幅
に低下するため好ましくない。 また、本発明で用いるスチレン−ブタジエン
共重合体ゴムは、タイヤ製造時に良好な加工性
を得るために、スズ−ブタジエニル結合で結合
された分岐状重合体を含んでいてもよい。ただ
し、スズ−ブタジエニル結合の形成のためにス
チレン−ブタジエン共重合体ゴムの分子鎖末端
が利用されすぎると前記式()で示される原
子団を導入するための有効分子鎖末端が減少す
るので、タイヤ製造時に良好な加工性を保ちな
がら本発明の目的であるタイヤ性能を得ようと
するには、スズ−ブタジエニル結合で結合され
た分岐状重合体(A)と分子鎖内に前記式
()で示される原子団が少なくとも1個導入
された重合体(B)との割合A/Bが0.1以上
4.0未満の範囲にあることが好ましい。 (2) また、本発明においては、外表面側ゴム層1
が、補強剤として、カーボンブラツクを原料ゴ
ム100重量部に対して30〜80重量部含有してい
るのである。 カーボンブラツクの配合量が30重量部未満で
は、タイヤとして十分な湿潤路面での制動性、
耐摩耗性が得られない。一方、80重量部を越え
るとタイヤの低燃費性が悪化し、加えて、トレ
ツド部の硬度が低温で高くなるため氷結路面で
滑り易くなり、好ましくないからである。 ここで用いるカーボンブラツクの特性として
は、窒素吸着法による比表面積(N2SA)が60
〜140m2/g、好ましくは75〜120m2/gで、ジ
ブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)が100
〜150ml/100g、好ましくは110〜140ml/100g
の範囲にあることが必要である。 N2SAが60m2/g未満では、タイヤの低燃費
性に優れるものの、湿潤路面での制動性、耐摩
耗性が著しく悪化する。一方、N2SAが140
m2/gを越えるとタイヤの低燃費性が劣ること
になるで好ましくない。 DBP吸油量が100ml/100g未満では、タイヤ
の耐摩耗性が低下し、さらに操縦安定性が悪く
なるので好ましくない。150ml/100gを越える
と、低温でトレツド部が硬化し易く、積雪・氷
結路面での制動性が低下するので好ましくな
い。 さらに、このカーボンブラツクとしては、遠
心沈降法により測定される凝集体分布の半値幅
(ΔDst)が85〜130mμのものが、低燃費性の改
善にはよりいつそうの効果があるので好まし
い。 本発明では、トレツド部は少なくとも2層か
らなる空気入りタイヤの外表面側ゴム層に上述
したようなゴム成分、カーボンブラツクからな
るゴム組成物を使用したことを特徴とするが、
このゴム組成物は、通常のゴム工業で用いられ
る配合剤である加硫剤、加硫促進剤、加硫助
剤、老化防止剤、軟化剤等を含んでいてもよ
い。また、本発明のタイヤは、乗用車用タイヤ
をはじめ、トラツク・バス用タイヤなど全ての
タイヤに適用できるものであり、タイヤの種類
には特に限定されるものではない。 以下に実施例、比較例を示す。 実施例、比較例 ここで用いたスチレン−ブタジエン共重合体ゴ
ム(SBR)の特性を第1表に、カーボンブラツ
クの特性を第表に示した。 第表に示す配合のゴムを第1図に示す2層ト
レツド構造を有するタイヤのキヤツプ層に用い、
165SR13のタイヤを18種作製した。各タイヤにつ
いて、湿潤路制動試験、氷結路制動試験、転がり
抵抗試験を実車試験により下記の方法で行い評価
した。この結果を第表に併記した。 (1) 湿潤路制動試験: アスフアルト舗装路面に散水し、40Km/hrから
の制動距離を測定し、比較例1のタイヤを100と
したときの指数で評価した。指数が大きいほど制
動性能は良好である。 (2) 氷結路制動試験: 気温−5〜−10℃の雰囲気下、完全に凍結した
路面において速度40Km/hrで走行中にブレーキを
かけ、完全に停止するまでの距離を測定し、比較
例1のタイヤを100としたときの指数で評価した。
指数が大きいほど制動性能は良好である。 (3) 転がり抵抗試験: 径707mmの室内試験用ドラム上にて、タイヤ内
圧1.9Kg/cm2、荷重420Kgを負荷し、100Km/hrの
速度で予備走行を30分行つた後、60Km/hrの速度
で転がり抵抗を測定し、比較例1のタイヤを100
としたときの指数で評価した。指数が小さいほど
転がり抵抗が低く、低燃費性に優れる。
【表】
【表】
【表】
【表】
以上説明したように本発明によれば、トレツド
部に新規なスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを
含有したゴム組成物を用いると共に、この共重合
体ゴムにおけるスズ−ブタジエニル結合で結合さ
れた分岐状重合体の含有量を特定の範囲内とした
ので、タイヤ製造時における良好な加工性を保持
しながら、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面およ
び積雪・氷結路面での制動性を同時に満足するオ
ールシーズン用の空気入れタイヤを得ることがで
きる。
部に新規なスチレン−ブタジエン共重合体ゴムを
含有したゴム組成物を用いると共に、この共重合
体ゴムにおけるスズ−ブタジエニル結合で結合さ
れた分岐状重合体の含有量を特定の範囲内とした
ので、タイヤ製造時における良好な加工性を保持
しながら、低燃費性に優れ、しかも湿潤路面およ
び積雪・氷結路面での制動性を同時に満足するオ
ールシーズン用の空気入れタイヤを得ることがで
きる。
第1図は本発明のタイヤの一例の子午半断面説
明図である。 1……外表面側ゴム層、2……内面側ゴム層、
3……カーカス層、4……ビード部、5……ベル
ト層、6……トレツド溝、7……サイド部、T…
…トレツド部。
明図である。 1……外表面側ゴム層、2……内面側ゴム層、
3……カーカス層、4……ビード部、5……ベル
ト層、6……トレツド溝、7……サイド部、T…
…トレツド部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トレツド部が外表面側ゴム層と内面側ゴム層
の少なくとも2層からなる空気入りタイヤにおい
て、 (1) 前記外表面側ゴム層は、原料ゴム、100重量
部が天然ゴムおよび/またはポリイソプレンゴ
ム20〜90重量部とスチレン−ブタジエン共重合
体ゴム80〜10重量部からなり、該共重合体ゴム
は結合スチレン量が5〜30重量%、ブタジエン
部の1,2−ビニル結合量が10〜85%で分子鎖
末端あるいは分子鎖中に下記式()で示され
る原子団が導入されており、 かつ、スズ−ブタジエニル結合で結合された
分岐状重合体(A)と上記式()で示される
原子団が少なくとも1個導入された重合体
(B)との割合A/Bが0.1以上4.0未満であり、 (2) 補強剤として、比表面積(N2SA)が60〜
140m2/g、ジブチルフタレート吸油量(DBP
吸油量)が100〜150ml/100gであるカーボン
ブラツクを原料ゴム100重量部に対し30〜80重
量部含有している、 ことを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60235294A JPS6296546A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 空気入りタイヤ |
| DE3635587A DE3635587C2 (de) | 1985-10-23 | 1986-10-20 | Pneumatischer Reifen |
| KR1019860008852A KR960000901B1 (ko) | 1985-10-23 | 1986-10-22 | 공기들이 타이어 |
| CA000521126A CA1289044C (en) | 1985-10-23 | 1986-10-22 | Pneumatic tire |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60235294A JPS6296546A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296546A JPS6296546A (ja) | 1987-05-06 |
| JPH0464624B2 true JPH0464624B2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=16983981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60235294A Granted JPS6296546A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 空気入りタイヤ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6296546A (ja) |
| KR (1) | KR960000901B1 (ja) |
| CA (1) | CA1289044C (ja) |
| DE (1) | DE3635587C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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|---|---|---|---|---|
| JP2634860B2 (ja) * | 1987-06-30 | 1997-07-30 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| US5843249A (en) * | 1996-03-07 | 1998-12-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Truck tire with cap/base construction tread |
| WO1997039056A1 (en) * | 1996-04-17 | 1997-10-23 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Diene polymer composition, process for the preparation of the same, and rubber composition containing the same |
| JP2001261887A (ja) * | 2000-03-23 | 2001-09-26 | Bridgestone Corp | ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
Family Cites Families (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JPH0629339B2 (ja) * | 1985-07-29 | 1994-04-20 | 日本エラストマ−株式会社 | 改善されたタイヤ用ゴム組成物 |
-
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- 1985-10-23 JP JP60235294A patent/JPS6296546A/ja active Granted
-
1986
- 1986-10-20 DE DE3635587A patent/DE3635587C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-22 KR KR1019860008852A patent/KR960000901B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1986-10-22 CA CA000521126A patent/CA1289044C/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3635587C2 (de) | 1995-11-09 |
| KR870003885A (ko) | 1987-05-06 |
| CA1289044C (en) | 1991-09-17 |
| DE3635587A1 (de) | 1987-04-23 |
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| JPS6296546A (ja) | 1987-05-06 |
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