JPH0470954B2 - - Google Patents
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- JPH0470954B2 JPH0470954B2 JP59111845A JP11184584A JPH0470954B2 JP H0470954 B2 JPH0470954 B2 JP H0470954B2 JP 59111845 A JP59111845 A JP 59111845A JP 11184584 A JP11184584 A JP 11184584A JP H0470954 B2 JPH0470954 B2 JP H0470954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- coating film
- putty
- parts
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、深い凹凸を有する多彩浮彫模様塗膜
の形成方法に関するものである。
の形成方法に関するものである。
浮彫模様塗膜は、建築関係の外装及び内装用を
はじめとして、その他さまざまな分野において広
く利用されている。
はじめとして、その他さまざまな分野において広
く利用されている。
従来、浮彫模様の形成方法の代表的なものとし
ては、(1)印刷による方法、(2)シルクスクリーンプ
ロセスによる方法、(3)エツチングによる方法、(4)
エンボツシングによる方法、(5)複層模様吹付材を
スプレーガンで吹付ける方法等が知られている。
ては、(1)印刷による方法、(2)シルクスクリーンプ
ロセスによる方法、(3)エツチングによる方法、(4)
エンボツシングによる方法、(5)複層模様吹付材を
スプレーガンで吹付ける方法等が知られている。
しかして、(1)の方法は、模様や色彩を自由に選
択出来る特徴を有しているものの、十分な厚みの
ある立体模様を得ることは困難であり、そのため
得られた塗膜は、一般に平面的な仕上がりのもの
であつた。
択出来る特徴を有しているものの、十分な厚みの
ある立体模様を得ることは困難であり、そのため
得られた塗膜は、一般に平面的な仕上がりのもの
であつた。
また、(2)の方法は模様面に網目が残り、塗膜を
厚くすると繊細な線や、複雑、微細な模様を現出
し難く、さらにスクリーンを目詰まりや周辺のに
じみが生じ、そのため模様は見劣りし、高級仕上
げには適さないものであつた。
厚くすると繊細な線や、複雑、微細な模様を現出
し難く、さらにスクリーンを目詰まりや周辺のに
じみが生じ、そのため模様は見劣りし、高級仕上
げには適さないものであつた。
さらに(3)の方法は、腐食液によりエツチング出
来る素材に限定され、また腐食液の取扱いにもわ
ずらわしさがあつた。
来る素材に限定され、また腐食液の取扱いにもわ
ずらわしさがあつた。
また、(4)の方法は、一応工場における大量生産
に適した方法であるが、個々の製品にそれぞれ異
なつた模様を付すには不適当な方法であつた。
に適した方法であるが、個々の製品にそれぞれ異
なつた模様を付すには不適当な方法であつた。
(5)の方法は、ランダムの凹凸模様を形成するに
は最適であるが、図柄、文字等の特定な模様を形
成することが出来ないという欠点があつた。
は最適であるが、図柄、文字等の特定な模様を形
成することが出来ないという欠点があつた。
前記のように、従来の各種方法は、それぞれ一
長一短を有するものであつた。
長一短を有するものであつた。
そこで、近年これら従来法に代わる方法とし
て、任意の基材上に、鮮明でランダム模様でない
任意の(画一的でない)浮彫模様塗膜を形成する
方法が提案されている。
て、任意の基材上に、鮮明でランダム模様でない
任意の(画一的でない)浮彫模様塗膜を形成する
方法が提案されている。
すなわちその方法は、基材上に光硬化性被覆組
成物を30〜50μ程度に塗布して得た塗面の一部
を、光不透過性物質でマスクし、又は光透過性の
模様を有する光不透過性シートを密着し、次いで
紫外線を照射し、露光部分の塗膜を硬化させた
後、未硬化部分の塗膜を除去して、浮彫模様塗膜
を形成することからなるものである。
成物を30〜50μ程度に塗布して得た塗面の一部
を、光不透過性物質でマスクし、又は光透過性の
模様を有する光不透過性シートを密着し、次いで
紫外線を照射し、露光部分の塗膜を硬化させた
後、未硬化部分の塗膜を除去して、浮彫模様塗膜
を形成することからなるものである。
しかしながらこの方法は、光硬化性被覆組成物
と特性上あるいはコスト的な点で、厚塗り(例え
ば数百ミクロン以上)が出来ないために、得られ
た塗膜における凹凸の高低差、すなわち彫りを深
くすることが出来ず、また多彩色の凹凸模様を形
成出来ないという欠点があつた。
と特性上あるいはコスト的な点で、厚塗り(例え
ば数百ミクロン以上)が出来ないために、得られ
た塗膜における凹凸の高低差、すなわち彫りを深
くすることが出来ず、また多彩色の凹凸模様を形
成出来ないという欠点があつた。
本発明者らは、以上の如き浮彫模様塗膜の分野
における現状に鑑み、前記光硬化性被覆組成物を
使用した浮彫模様塗膜の形成方法の特徴(任意の
基材上に、鮮明でランダム模様でない任意の浮彫
模様塗膜を形成することができること等)を生し
つつ、かつ深い凹凸を有する多彩浮彫模様塗膜の
形成方法につき鋭意検討の結果、本発明に到つた
のである。
における現状に鑑み、前記光硬化性被覆組成物を
使用した浮彫模様塗膜の形成方法の特徴(任意の
基材上に、鮮明でランダム模様でない任意の浮彫
模様塗膜を形成することができること等)を生し
つつ、かつ深い凹凸を有する多彩浮彫模様塗膜の
形成方法につき鋭意検討の結果、本発明に到つた
のである。
すなわち本発明は、
() 基材上に色の異なる複数の水系パテを塗り
重ね、乾燥膜厚約0.5〜20mmの色の異なる複数
のパテ層を形成するる工程、 () 該パテ層上に光(紫外線)硬化性被覆組成
物を塗り重ねる工程、 () その塗膜上に、光透過性部分と光不透過性
部分とから模様を形成したシートを、密着もし
くは近接させ、その上部から紫外線を照射し、
露光部分の前記塗膜を硬化させる工程、 () 前記シートを取り除いた後、水もしくは水
を主成分とする洗浄液を用いて前記塗膜の未硬
化部分及びその下層の露出したパテ層の一部も
しくは全部を除去する工程であつて、パテ層の
除去の程度を加減することにより不均一な深さ
の凹部を形成する工程からなる、深い凹凸を有
する多彩浮彫模様塗膜の形成方法に関するもの
である。
重ね、乾燥膜厚約0.5〜20mmの色の異なる複数
のパテ層を形成するる工程、 () 該パテ層上に光(紫外線)硬化性被覆組成
物を塗り重ねる工程、 () その塗膜上に、光透過性部分と光不透過性
部分とから模様を形成したシートを、密着もし
くは近接させ、その上部から紫外線を照射し、
露光部分の前記塗膜を硬化させる工程、 () 前記シートを取り除いた後、水もしくは水
を主成分とする洗浄液を用いて前記塗膜の未硬
化部分及びその下層の露出したパテ層の一部も
しくは全部を除去する工程であつて、パテ層の
除去の程度を加減することにより不均一な深さ
の凹部を形成する工程からなる、深い凹凸を有
する多彩浮彫模様塗膜の形成方法に関するもの
である。
本発明の方法においては、紫外線照射を受けた
光硬化性被覆組成物は、光透過性部分と光不透過
性部分とからなるシートの模様に応じて、硬化部
分と未硬化部分からなる模様を形成する。すなわ
ち光透過性部分の下の紫外線に露光した塗膜部分
のみ硬化し、光不透過性部分の下の紫外線未露光
の塗膜部分は硬化しない。
光硬化性被覆組成物は、光透過性部分と光不透過
性部分とからなるシートの模様に応じて、硬化部
分と未硬化部分からなる模様を形成する。すなわ
ち光透過性部分の下の紫外線に露光した塗膜部分
のみ硬化し、光不透過性部分の下の紫外線未露光
の塗膜部分は硬化しない。
本発明に於いては、ひき続いての除去工程にお
いて、前記未硬化の塗膜のみならず、その下の
(露出した)パテ層も除去する。一方、硬化塗膜
の下層のパテ層は、硬化塗膜によつて保護されて
おるので除去されることはない。それ故、シート
の模様に応じてシヤープな形状で、しかも塗膜の
みからなるよりも一層深い凹凸を有する浮彫模様
塗膜を形成することができるという特長を有する
のである。
いて、前記未硬化の塗膜のみならず、その下の
(露出した)パテ層も除去する。一方、硬化塗膜
の下層のパテ層は、硬化塗膜によつて保護されて
おるので除去されることはない。それ故、シート
の模様に応じてシヤープな形状で、しかも塗膜の
みからなるよりも一層深い凹凸を有する浮彫模様
塗膜を形成することができるという特長を有する
のである。
また、本発明においては、パテ層の膜厚及び除
去の程度を適当にコントロールすることにより、
浅い凹凸を有するものは勿論のこと、深い凹凸を
有するものまで、所望の深さの凹凸を有する浮彫
模様塗膜が自由に形成できるという特長を有す
る。また色の異なる複数のパテ層を形成させてい
るため、パテ層を除去する際の、各場所の除去程
度すなわち凹部の深さを加減することにより、深
さに応じて多色の変化のある多彩凹凸を有する浮
彫模様塗膜が自由に形成できるという特長を有す
る。さらに本発明の方法は、浮彫模様を形成して
いる塗膜の大部分がパテ層からなるものであるた
め、非常に安価にしかも深い凹凸を有する浮彫模
様塗膜を形成することができるという特長を有す
る。
去の程度を適当にコントロールすることにより、
浅い凹凸を有するものは勿論のこと、深い凹凸を
有するものまで、所望の深さの凹凸を有する浮彫
模様塗膜が自由に形成できるという特長を有す
る。また色の異なる複数のパテ層を形成させてい
るため、パテ層を除去する際の、各場所の除去程
度すなわち凹部の深さを加減することにより、深
さに応じて多色の変化のある多彩凹凸を有する浮
彫模様塗膜が自由に形成できるという特長を有す
る。さらに本発明の方法は、浮彫模様を形成して
いる塗膜の大部分がパテ層からなるものであるた
め、非常に安価にしかも深い凹凸を有する浮彫模
様塗膜を形成することができるという特長を有す
る。
以下、本発明の凹凸を有する浮彫模様塗膜の形
成方法につき、さらに具体的に説明する。
成方法につき、さらに具体的に説明する。
まず本発明において使用する基材としては、公
知のあらゆる基材が適用できる。例えば、鉄、ア
ルミニウム、ステンレス等の金属、ガラス、タイ
ル、陶磁器、コンクリート、レンガ、石材、木
材、皮革、プラスチツク等を挙げることができ
る。その表面は必ずしも平面である必要はなく、
例えば曲面であつてもよい。これら基材には、必
要に応じて下地処理、着色処理等を施すこともで
きる。
知のあらゆる基材が適用できる。例えば、鉄、ア
ルミニウム、ステンレス等の金属、ガラス、タイ
ル、陶磁器、コンクリート、レンガ、石材、木
材、皮革、プラスチツク等を挙げることができ
る。その表面は必ずしも平面である必要はなく、
例えば曲面であつてもよい。これら基材には、必
要に応じて下地処理、着色処理等を施すこともで
きる。
これら基材上に、水系パテを塗布し、乾燥す
る。本発明で使用する水系パテは従来から一般に
市販されている水系パテがそのまま使用出来る。
具体的には例えば、酢酸ビニル樹脂系エマルジヨ
ン、アクリル樹脂系エマルジヨン、塩化ビニル樹
脂系エマルジヨン3〜20部と、炭酸カルシウム、
タルク、シリカ、硫酸バリウム、カオリン、クレ
ー、ケイソウ土、マイカ等の体質顔料及び必要に
応じ各種着色顔料からなる顔料30〜80部と増粘
剤、消泡剤、防腐剤、湿潤剤等からなる各種添加
剤0.1〜10部及び適量の水からなる組成物である。
また水系パテの耐水性、硬度を適度にアツプさせ
るため適当量のセメント等を添加することも可能
である。本発明に於いては、このような水系パテ
を乾燥膜厚0.5〜20mmになるように鏝、ヘラ等の
手段により塗布し、常温もしくは50〜80℃で強制
乾燥する。乾燥は完全ではなくとも、指で強く押
して変形しない程度であれば充分である。
る。本発明で使用する水系パテは従来から一般に
市販されている水系パテがそのまま使用出来る。
具体的には例えば、酢酸ビニル樹脂系エマルジヨ
ン、アクリル樹脂系エマルジヨン、塩化ビニル樹
脂系エマルジヨン3〜20部と、炭酸カルシウム、
タルク、シリカ、硫酸バリウム、カオリン、クレ
ー、ケイソウ土、マイカ等の体質顔料及び必要に
応じ各種着色顔料からなる顔料30〜80部と増粘
剤、消泡剤、防腐剤、湿潤剤等からなる各種添加
剤0.1〜10部及び適量の水からなる組成物である。
また水系パテの耐水性、硬度を適度にアツプさせ
るため適当量のセメント等を添加することも可能
である。本発明に於いては、このような水系パテ
を乾燥膜厚0.5〜20mmになるように鏝、ヘラ等の
手段により塗布し、常温もしくは50〜80℃で強制
乾燥する。乾燥は完全ではなくとも、指で強く押
して変形しない程度であれば充分である。
水系パテ層は、色の異なる水系パテを複数回塗
り重ねることにより形成する。このように色の異
なる複数の水系パテ層を形成することにより、後
述する除去工程において、未硬化光硬化性被覆組
成物塗膜の下層の水系パテ層を除去する際の、各
場所の除去程度、すなわち凹部の深さを加減する
ことにより、深さに応じて多色の変化のある凹凸
多彩浮彫模様塗膜を形成することが可能となる。
り重ねることにより形成する。このように色の異
なる複数の水系パテ層を形成することにより、後
述する除去工程において、未硬化光硬化性被覆組
成物塗膜の下層の水系パテ層を除去する際の、各
場所の除去程度、すなわち凹部の深さを加減する
ことにより、深さに応じて多色の変化のある凹凸
多彩浮彫模様塗膜を形成することが可能となる。
本発明に於いては、前記のようにして形成した
水系パテ層の表面に、必要に応じて水系シーラー
を塗布することもできる。該水系シーラーは、特
に吸液性の強い水系パテ層において、塗布した光
硬化性被覆組成物が該水系パテ層に吸収されるこ
とによる損失を防ぐために有効である。該水系シ
ーラーとしては、例えば前記水系パテの樹脂分の
配合量を多くした組成物が使用できる。
水系パテ層の表面に、必要に応じて水系シーラー
を塗布することもできる。該水系シーラーは、特
に吸液性の強い水系パテ層において、塗布した光
硬化性被覆組成物が該水系パテ層に吸収されるこ
とによる損失を防ぐために有効である。該水系シ
ーラーとしては、例えば前記水系パテの樹脂分の
配合量を多くした組成物が使用できる。
本発明に於いては、光硬化性被覆組成物を、乾
燥膜厚約20〜50μになるように、スプレー、ハ
ケ、ロールコーター、フローコーター等の手段に
より適用する。
燥膜厚約20〜50μになるように、スプレー、ハ
ケ、ロールコーター、フローコーター等の手段に
より適用する。
本発明で使用する光硬化性被覆組成物は、従来
から一般に使用されているものがそのまま使用出
来る。具体的には例えば、不飽和ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル−アクリルプレ
ポリマー、エポキシ−アクリルプレポリマー、ア
クリル系オリゴマー、ポリウレタン樹脂等のポリ
マーと、スチレン、メタクリル酸エステル、アク
リル酸エステル、アクリルニトリル等の光重合性
モノマーと、ベンゾイン、2−メチルアンソラキ
ノン、ジアセチル、ベンゾフエノン、フエニルグ
リオキシル酸メチル等の光増感剤、及び必要に応
じて溶剤、添加剤等を配合したものからなる組成
物である。該組成物が溶剤等の揮発分を含む場合
には、揮発分を除去した後に次の工程へ進むこと
が好ましい。
から一般に使用されているものがそのまま使用出
来る。具体的には例えば、不飽和ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル−アクリルプレ
ポリマー、エポキシ−アクリルプレポリマー、ア
クリル系オリゴマー、ポリウレタン樹脂等のポリ
マーと、スチレン、メタクリル酸エステル、アク
リル酸エステル、アクリルニトリル等の光重合性
モノマーと、ベンゾイン、2−メチルアンソラキ
ノン、ジアセチル、ベンゾフエノン、フエニルグ
リオキシル酸メチル等の光増感剤、及び必要に応
じて溶剤、添加剤等を配合したものからなる組成
物である。該組成物が溶剤等の揮発分を含む場合
には、揮発分を除去した後に次の工程へ進むこと
が好ましい。
本発明の方法に於いては、光透過性部分と光不
透過性部分とで模様を形成したシートを、光硬化
性被覆組成物上に密着もしくは近接して配置す
る。
透過性部分とで模様を形成したシートを、光硬化
性被覆組成物上に密着もしくは近接して配置す
る。
前記模様シートとしては、例えば光透過性シー
トに電子写真、ジアゾ写真、感熱写真等の手段に
より形成したもとが使用できる。また、光不透過
性の紙、布、プラスチツク等の材料を貼付ける手
段により図柄、絵柄、文字等の模様を形成させた
ものも使用できる。
トに電子写真、ジアゾ写真、感熱写真等の手段に
より形成したもとが使用できる。また、光不透過
性の紙、布、プラスチツク等の材料を貼付ける手
段により図柄、絵柄、文字等の模様を形成させた
ものも使用できる。
次いで模様シートを介して高圧水銀ランプ、低
圧水銀ランプ、ケミカルランプあるいは場合によ
り太陽光等により、波長約150〜400nmの紫外線
を照射し、シートの光透過性部分下の光硬化性被
覆組成物塗膜を硬化させる。なお、本発明におい
ては特に高熱を発生しない低圧水銀ランプの使用
が特に好ましい。高熱を発生しない前記低圧水銀
ランプの使用は、露光しない部分の塗膜が熱によ
り硬化反応を起こすことを防止する。そのために
塗膜の露光部分と露光しない部分の境界がボケる
ことがなく、シートに形成された模様に対応した
シヤープな凹凸模様が得られる。
圧水銀ランプ、ケミカルランプあるいは場合によ
り太陽光等により、波長約150〜400nmの紫外線
を照射し、シートの光透過性部分下の光硬化性被
覆組成物塗膜を硬化させる。なお、本発明におい
ては特に高熱を発生しない低圧水銀ランプの使用
が特に好ましい。高熱を発生しない前記低圧水銀
ランプの使用は、露光しない部分の塗膜が熱によ
り硬化反応を起こすことを防止する。そのために
塗膜の露光部分と露光しない部分の境界がボケる
ことがなく、シートに形成された模様に対応した
シヤープな凹凸模様が得られる。
本発明に於いてはシートを取り除き、ひき続い
て未硬化光硬化性被覆組成物塗膜及び該塗膜の下
層に位置するパテ層の一部もしくは全部を除去す
る。
て未硬化光硬化性被覆組成物塗膜及び該塗膜の下
層に位置するパテ層の一部もしくは全部を除去す
る。
前記除去方法としては、水もしくは水を主成分
とし、その他必要に応じ溶剤、界面活性剤等を配
合せしめたもの等からなる洗浄液を用い、かつ回
転ブラシで擦る方法、あるいは該洗浄液を高圧噴
射する方法等が採用できる。
とし、その他必要に応じ溶剤、界面活性剤等を配
合せしめたもの等からなる洗浄液を用い、かつ回
転ブラシで擦る方法、あるいは該洗浄液を高圧噴
射する方法等が採用できる。
かくて深い凹凸を有する多彩浮彫模様塗膜が得
られる。本発明に於いてはさらに必要に応じ、色
彩を付与したり、光沢度を調整したりすることが
できる。さらに耐侯性、耐水性、耐薬品性等を付
与するために、全面もしくは凹部(又は凸部)に
クリヤーもしくはカラークリヤー等の塗膜を施す
こともできる。
られる。本発明に於いてはさらに必要に応じ、色
彩を付与したり、光沢度を調整したりすることが
できる。さらに耐侯性、耐水性、耐薬品性等を付
与するために、全面もしくは凹部(又は凸部)に
クリヤーもしくはカラークリヤー等の塗膜を施す
こともできる。
以上、記載したように本発明の方法により、任
意の深さの、深い凹凸を有する、多彩の浮彫模様
塗膜を、簡単に、かつ安価に得ることが可能であ
る。またシートに形成された模様を色々と変化さ
せることにより、所望の凹凸模様を簡単にうるこ
とができるという特長を有する。
意の深さの、深い凹凸を有する、多彩の浮彫模様
塗膜を、簡単に、かつ安価に得ることが可能であ
る。またシートに形成された模様を色々と変化さ
せることにより、所望の凹凸模様を簡単にうるこ
とができるという特長を有する。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。
する。
なお、実施例中「部」、「%」は重量基準であ
る。
る。
実施例 1
アクリルエマルジヨン系シーラーを施した石綿
スレート板(900×1800×10mm)上に酢酸ビニル
系エマルジヨン(NV60%)10部、セルロース系
増粘剤(NV40%)19部、硅砂(200メツシユパ
ス)50部、タルク(330メツシユパス)10部、消
泡剤0.2部、分散剤0.2部、防腐剤0.02部及び水10
部からなる水系パテを鏝塗りし、60℃、30分間乾
燥し、膜厚3mmのパテ層を形成した。次いで同様
にして酢酸ビニル系エマルジヨン(NV60%)10
部、セルロース系増粘剤(NV40%)19部、硅砂
(200メツシユパス)43部、タルク(330メツシユ
パス)43部、オリエンタルレツド7部、添加剤
0.5部及び水10部からなる水系パテ(赤色)を鏝
塗り、乾燥し、膜厚1.5mmの赤色パテ層を積層さ
せた。
スレート板(900×1800×10mm)上に酢酸ビニル
系エマルジヨン(NV60%)10部、セルロース系
増粘剤(NV40%)19部、硅砂(200メツシユパ
ス)50部、タルク(330メツシユパス)10部、消
泡剤0.2部、分散剤0.2部、防腐剤0.02部及び水10
部からなる水系パテを鏝塗りし、60℃、30分間乾
燥し、膜厚3mmのパテ層を形成した。次いで同様
にして酢酸ビニル系エマルジヨン(NV60%)10
部、セルロース系増粘剤(NV40%)19部、硅砂
(200メツシユパス)43部、タルク(330メツシユ
パス)43部、オリエンタルレツド7部、添加剤
0.5部及び水10部からなる水系パテ(赤色)を鏝
塗り、乾燥し、膜厚1.5mmの赤色パテ層を積層さ
せた。
得られたパテ層を#120ペーパーで軽く研磨後、
さらに前記水系パテをヘラで全面にうすくひろい
塗りし、60℃で16分間乾燥した。
さらに前記水系パテをヘラで全面にうすくひろい
塗りし、60℃で16分間乾燥した。
さらにその上にエポキシアクリレートプレポリ
マー60部、ポリエステルアクリレート20部、2−
エチルヘキシルアクリレート18部及びベンジルジ
メチールケタールの20%キシロール溶液10部から
なる光硬化性被覆組成物をスプレーにて塗布
(200g/m2)し、常温で10分間放置した。
マー60部、ポリエステルアクリレート20部、2−
エチルヘキシルアクリレート18部及びベンジルジ
メチールケタールの20%キシロール溶液10部から
なる光硬化性被覆組成物をスプレーにて塗布
(200g/m2)し、常温で10分間放置した。
次いで光硬化性被覆組成物塗膜上にシート(厚
み50μの、透明なポリエステルフイルム上に光不
透過性図柄を描いたもの)をロールで軽く押さ
え、密着させた。
み50μの、透明なポリエステルフイルム上に光不
透過性図柄を描いたもの)をロールで軽く押さ
え、密着させた。
次いで、250mm上方より低圧水銀ランプを用い
て、紫外線〔波長230〜350nm(ピーク255n
m);ランプ出力1W/cm;エネルギー18mw/
cm2〕を20秒間照射した。
て、紫外線〔波長230〜350nm(ピーク255n
m);ランプ出力1W/cm;エネルギー18mw/
cm2〕を20秒間照射した。
照射後前記シートを取り除き、塗膜表面を、水
を注ぎ(30/分)ながら10分/m2の割合で、回
転(250rpm)するナイロン系(径0.6mm)を束ね
た円型ブラシ(φ100mm)で擦り、未硬化塗膜な
らびにその下のパテ層を一部除去し、水切り乾燥
した。
を注ぎ(30/分)ながら10分/m2の割合で、回
転(250rpm)するナイロン系(径0.6mm)を束ね
た円型ブラシ(φ100mm)で擦り、未硬化塗膜な
らびにその下のパテ層を一部除去し、水切り乾燥
した。
得られた表面には、シートの図柄に対応した、
平均深さ約2mmの凹凸が形成された。
平均深さ約2mmの凹凸が形成された。
次いでアクリルラツカー系カラークリヤーを全
面に塗装した。
面に塗装した。
このようにして得られた被塗物表面は、きわめ
て浮彫り感のある、二色からなる浮彫模様であつ
た。
て浮彫り感のある、二色からなる浮彫模様であつ
た。
実施例 2
二液型ウレタンシーラーを施し、さらにその表
面を二液型ウレタン塗料(灰色)を塗布した合板
(600×400×10mm)上に、下記組成からなる水系
パテ(灰色)を約1mm厚になるよう鏝塗りし、40
℃、2時間乾燥した。次いで同様にして、順次下
記組成からなる水系パテ(緑色)、水系パテ(黄
色)、水系パテ(赤色)、水系パテ(ベージユ色)
を鏝塗り、乾燥し、灰色、緑色、黄色、赤色、ベ
ージユ色の5層からなる膜厚5mmのパテ層を形成
した。
面を二液型ウレタン塗料(灰色)を塗布した合板
(600×400×10mm)上に、下記組成からなる水系
パテ(灰色)を約1mm厚になるよう鏝塗りし、40
℃、2時間乾燥した。次いで同様にして、順次下
記組成からなる水系パテ(緑色)、水系パテ(黄
色)、水系パテ(赤色)、水系パテ(ベージユ色)
を鏝塗り、乾燥し、灰色、緑色、黄色、赤色、ベ
ージユ色の5層からなる膜厚5mmのパテ層を形成
した。
<水系パテ(灰色)>
酢酸ビニル系エマルジヨン(NV60%) ……10部
セルロース系増粘剤(NV40%) ……19部
硅砂(200メツシユパス) ……43部
タルク(330メツシユパス) ……10部
酸化チタン ……6部
カーボンブラツク ……1部
添加剤 ……0.5部
水 ……10部
<水系パテ(緑色)>
水系パテ(灰色)を組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりにフタロシアニングリーン
7部を使用 <水系パテ(黄色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりに酸化鉄(黄)7部を使用 <水系パテ(赤色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりにオリエンタルレツド7部
を使用 <水系パテ(ベージユ色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりに酸化鉄(黄)と酸化鉄
(錆)の(1:1)の混合物7部を使用 次いでパテ層を#240ペーパーで軽く研磨後、
さらに前記水系パテ(ベージユ色)をヘラで全面
うすくひろい塗りし、40℃、2時間乾燥した。
ボンブラツクの代わりにフタロシアニングリーン
7部を使用 <水系パテ(黄色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりに酸化鉄(黄)7部を使用 <水系パテ(赤色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりにオリエンタルレツド7部
を使用 <水系パテ(ベージユ色)> 水系パテ(灰色)の組成中、酸化チタン、カー
ボンブラツクの代わりに酸化鉄(黄)と酸化鉄
(錆)の(1:1)の混合物7部を使用 次いでパテ層を#240ペーパーで軽く研磨後、
さらに前記水系パテ(ベージユ色)をヘラで全面
うすくひろい塗りし、40℃、2時間乾燥した。
次いでその上にエポキシアクリレートプレポリ
マー80部、テトラエチレングリコールアクリレー
ト18部及びベンジルジメチールケタールの20%キ
シロール溶液10部からなる光硬化性被覆組成物を
スプレーにて塗布(200g/m2)し、常温で5分
間放置した。
マー80部、テトラエチレングリコールアクリレー
ト18部及びベンジルジメチールケタールの20%キ
シロール溶液10部からなる光硬化性被覆組成物を
スプレーにて塗布(200g/m2)し、常温で5分
間放置した。
次いで光硬化性被覆組成物塗膜上に、シート
(厚み38μの透明なポリエステルフイルム上に光
不透過性図柄を描いたもの)をロールで軽く押さ
え、密着させた。
(厚み38μの透明なポリエステルフイルム上に光
不透過性図柄を描いたもの)をロールで軽く押さ
え、密着させた。
次いで実施例1と同一条件で紫外線を照射し
た。
た。
次いで前記シートを取り除いた後、塗膜表面
を、60℃の温水を注ぎ(30/min)ながら3〜
10min/m2の割合で、場所毎にランダムな時間、
回転(260rpm)する実施例1と同様の円型ブラ
シで擦り、未硬化塗膜及びその下層のパテ層を一
部除去し、水切り乾燥した。次いでアクリルラツ
カー系クリヤーを全面に塗装した。
を、60℃の温水を注ぎ(30/min)ながら3〜
10min/m2の割合で、場所毎にランダムな時間、
回転(260rpm)する実施例1と同様の円型ブラ
シで擦り、未硬化塗膜及びその下層のパテ層を一
部除去し、水切り乾燥した。次いでアクリルラツ
カー系クリヤーを全面に塗装した。
このようにして得られた表面は図柄に対応して
凹凸が形成され、またその凹部はその深さに応じ
灰色、緑色、黄色、赤色、ベージユ色の多彩色と
なり、きわめて浮彫り感のある浮彫模様が得られ
た。
凹凸が形成され、またその凹部はその深さに応じ
灰色、緑色、黄色、赤色、ベージユ色の多彩色と
なり、きわめて浮彫り感のある浮彫模様が得られ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 () 基材上に、色の異なる複数の水系パテ
を塗り重ね、乾燥膜厚約0.5〜20mmの色の異な
る複数のパテ層を形成する工程、 () 該パテ層上に光硬化性被覆組成物を塗り重
ね塗膜を形成する工程、 () その塗り重ね塗膜上に、光透過性部分と光
不透過性部分とからなる模様を有するシートを
密着もしくは近接させ、次いでその上部から紫
外線を照射して前記塗膜の露光部分を硬化させ
る工程、 () 前記シートを取り除いた後、水もしくは水
を主成分とする洗浄液を用いて前記塗膜の未硬
化部分ならびにその下にあるパテ層の一部もし
くは全部を除去する工程であつて、パテ層の除
去の程度を加減することにより不均一な深さの
凹部を形成する工程、 の諸工程からなる、深い凹凸を有する多彩浮彫模
様塗膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11184584A JPS60255175A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 浮彫模様塗膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11184584A JPS60255175A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 浮彫模様塗膜の形成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60255175A JPS60255175A (ja) | 1985-12-16 |
| JPH0470954B2 true JPH0470954B2 (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14571603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11184584A Granted JPS60255175A (ja) | 1984-05-31 | 1984-05-31 | 浮彫模様塗膜の形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60255175A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52134648A (en) * | 1976-05-06 | 1977-11-11 | Purodakutsu Kk | Method of making signal indicating board |
-
1984
- 1984-05-31 JP JP11184584A patent/JPS60255175A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60255175A (ja) | 1985-12-16 |
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