JPH0475157B2 - - Google Patents
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- JPH0475157B2 JPH0475157B2 JP4091084A JP4091084A JPH0475157B2 JP H0475157 B2 JPH0475157 B2 JP H0475157B2 JP 4091084 A JP4091084 A JP 4091084A JP 4091084 A JP4091084 A JP 4091084A JP H0475157 B2 JPH0475157 B2 JP H0475157B2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
本発明は金属薄板に任意の模様を任意の色で印
刷し、この印刷した金属薄板に任意の凹凸模様を
エンボス加工すると共に、凹凸模様に方向性のあ
る陰影として機能するように立体感助長剤を凸模
様の頂面以外に施し、印刷、エンボス、立体感助
長剤の3つによる相乗効果によつて深みに富んだ
立体感と耐候性にすぐれた美しい化粧面を製造し
うる化粧面の立体化装置に関するものである。 金属薄板(以下、単にコイルという)は、例え
ば鋼板(表面処理鋼板、ガルフアン、ガルバリウ
ム鋼板、ステンレス板)、アルミニウム板、銅板
の1種からなり、これら自体は意匠性と立体感に
欠けるため種々の加工を付加することが試みられ
ている。その一例としては鋼板にエンボス加工を
施したり、任意模様を印刷することである。さら
に、コイルに対しては印刷とエンボス加工を施し
た製品も見られるが、この場合はプリントフイル
ムをコイルに積層し、次ぎにエンボス加工した製
品であつた。この種製品はエンボス加工時にフイ
ルムがコイルから剥離したり、フイルムを化粧面
に貼着しているためエンボス模様がくつきりと浮
き出ず、立体感に欠ける不利があつた。また、エ
ンボス加工によつてフイルムが破壊することがあ
り、耐候性、防食性に欠け、しかもエンボスによ
り凹凸模様の大きさ、特に小さい模様に限界があ
つた。さらに、この種コイルは陰影による立体感
に欠けるため、立体感に方向性がなく、平坦な外
観のそしりを免れえなかつた。 本発明はこのような欠点を除去するため、コイ
ル自体に印刷を施し、次ぎにエンボス加工を行
い、しかもエンボス加工時の残留歪を容易に矯正
し、その上、凹凸模様面に方向性のある陰影的な
立体感を形成する立体感助長剤を塗布し、深く、
かつ、錯覚におちいる立体感を醸し出す化粧面を
能率よく製造しうる化粧面の立体化装置を提案す
るものである。 以下に、図面を用いて本発明に係る化粧面の立
体化装置(以下、単に立体化装置という)につい
て詳細に説明する。第1図は上記装置の一例を示
す構成略図であり、1は金属薄板送出部(以下、
単に送出部という)で第2図に示すようにアンコ
イラ2とピンチローラ3、もしくは図示しないが
アンコイラ2のみ、あるいは金属薄板積層台、リ
フターなどの1つからなり、コイル状に巻回され
た平板状の金属薄板、または定尺の金属薄板(以
下、総称してコイルという)Aを装着、または積
層し、コイルAを印刷部4に送給するためのもの
である。印刷部4はコイルA(前記した他にプラ
イマー鋼板、前処理しただけの鋼板も含む)の化
粧面に対して直接任意の模様、色を印刷するもの
である。さらに説明すると、印刷部4は化粧面に
任意模様をグラビア印刷、オフセツト印刷、スク
リーン印刷、凸版印刷、平板印刷のいずれかの方
法によつて印刷するものである。なお、印刷は化
粧面の任意面に行うものである。その一例として
は例えば第3図に示すような装置を有するもので
ある。すなわち、コイルAの化粧面のよごれ、
油、錆、黒かわ、ゴミを除去する表面処理機5と
洗浄後の化粧面を乾燥するドライヤ6とこの化粧
面に下塗層、およびインクの付着をよくするベー
スコートを塗布するベースコータ7と上記ベース
コートを乾燥するオーブン8と乾燥した化粧面に
任意の模様を任意の色で着色するプリンタ9とプ
リンタ9によつて印刷された模様の上に透明塗料
を塗布するトツプコート塗布機10とをライン状
に配列したものである。さらに、プリンタ9の一
例を示すと第4図のような装置を1段、もしくは
複数段並列に配列したものであり、インプレツシ
ヨンロール9aとマグネツトプーリ9b上にコイ
ルAを載置し、その上にオフセツトロール9c、
メツシユロール9d、フアンテンロール9e、シ
メシロール9fとからなるものである。なお、第
3図において点線で示す位置にドライヤ6a、オ
ーブン8aを配列することもできる。11はヒー
タ部でコイルAを約30〜60℃に加温してベースコ
ート、およびトツプコートを柔らかくし、エンボ
ス加工時に上記両コートがコイルA自体から剥離
したり、割れたり、トツプコートにクラツクが発
生したりしないようにするものである。その加熱
方式としては、熱風方式、直火方式、熱線方式の
いずれかである。12はエンボスロールで第5図
に示すような構成であり、コイルAに対し任意の
凹凸模様、例えば第6図a,bに示すような凹凸
模様を形成するものである。すなわち、エンボス
ロール12は印刷ロールと同径、あるいはほぼ同
径であり、雄雌の凹凸部からなる模様を外周面に
形成した上、下ロール12a,12bを噛み合わ
せコイルAに任意の模様を施すものであり、上、
下ロール12a,12bのギヤツプは凹凸模様の
高さ、コイルAの板厚によつて定まるものであ
る。13はレベラでエンボス加工されたコイル
A′に存在する残留歪を矯正するものであり、上
ローラ13a1,13a2,13a3,…13ao(第7
図では13a3まで示す)、下ローラ13b1,13
b2,13b3,…13bn(第7図では13b4まで
示す)の順にジグザグ状に配列し、かつ、上ロー
ラ群13aと下ローラ群13b間のギヤツプGを
調整しうるようにしたものである。14は引張り
用ピンチローラでエンボスロール12の回転より
速くし、コイルAを引張つた状態(テンシヨン
下)でエンボスロール12、レベラ13の工程を
通過させるようにしたものである。15は立体感
助長剤塗布機(以下、単に塗布機という)で立体
感助長剤(以下、単に助長剤という)Dを第6図
a,bに示すような凹模様B、凸模様Cの全面に
対し方向性を有するように塗布するものである。
すなわち、助長剤Dは第8図a〜eに示すように
拡大して示す断面で、例えば第6図a,bに示す
ような凹凸模様の少なくとも頂面、あるいは頂面
と凸模様Cの側面の一部を除いた全面に平均に、
もしくは濃淡に、しかも塗膜状、点状、線状な
どの1種以上の分布するものである。その一例と
しては第9図a,bに示す装置であり、a図はロ
ールコータ方式、b図はスプレーガン方式であ
る。さらに説明すると、a図はコーテングロール
15aとバツクアツプロール15bとドクタロー
ル15cとドクタブレード15dと助長剤Dの供
給機15eと受け皿15fとからなり、コイル
A′の幅より大きい幅のロール15a,15bと
からなり、余剰助長剤DがコイルA′に流下しな
いようにしたものである。また、b図はスプレー
ガン15a′をコイルA′の進行方向イに対して衝突
する方向(角度θ1)から助長剤Dを塗布したり、
その側面から角度θ2で塗布したりするものであ
る。なお、角度θ1、θ2は立体感の強調度合、凹凸
模様によつて任意である。16は拭き取り機で凸
模様Cの頂面に存在する助長剤Dを溶剤Eを用い
て拭き取り、コイルA′の化粧面を露出させるも
のである。具体的には第10図a,bに示すよう
に拭き取りローラ(ゴム製)16a、バツクアツ
プローラ(硬質材)16b、ドクタブレード16
c、ドクタロール16d、フイードローラ16e
からなるものであり、これを1段、あるいは複数
段並列に設置するものである。17は乾燥炉で凹
凸模様の頂面を乾燥せしめると共に、助長剤Dを
乾燥するものである。 次ぎに本発明に係る立体化装置の動作について
説明すると、まず、送出部1のアンコイラ2には
巻回されたコイルAを装着する。次ぎにコイルA
をピンチローラ3を介して印刷部4に送給する。
印刷部4ではコイルAの化粧面を洗浄し、洗浄液
をドライヤ6で乾燥し、その化粧面にベースコー
トをベースコータ7で塗布し、これをオーブン8
に送給する。オーブン8から送出したコイルAの
化粧面にはプリンタ9で第6図a,bに示すよう
な模様を2色刷り、所謂凹模様Bにグレー、凸模
様Cの頂面、あるいは山部に白を印刷する。次ぎ
にこの化粧面に透明塗料からなるトツプコートを
トツプコート塗布機10から塗布し、これをヒー
タ部11に送給する。ヒータ部11ではコイルA
を約30〜60℃に加温してベースコートとトツプコ
ートを柔らかくしてエンボス加工機12に送給す
る。エンボスロール12でコイルAに対し第6図
a,bに示すような凹凸模様で、その拡大断面が
第8図a〜eに示すような模様を連続して形成す
るものである。この際、コイルAにはテンシヨン
が付加された状態でのエンボス加工となるもので
ある。そして、エンボスロール12から送出され
たコイルA′はレベラ13によつてエンボス加工
時に生じた残留歪をエンボスロール12を引張り
用ピンチローラ14間の引張られた状態で矯正
し、塗布機15に送給する。なお、コイルAに対
してエンボス加工する際はエンボスロール12と
引張り用ピンチローラ14間が引張られた状態で
エンボス加工されるものである。また、塗布機1
5ではコイルA′に対し印刷模様と濃度、色相、
彩度の少なくとも1つが異なる助長剤Dを凹凸模
様面全面に対しθ1=45゜で塗布し、凹凸模様面の
凸模様Cの一部側面、所謂、助長剤Dの塗布方向
の背面側に位置する面を除いて、しかも凸模様C
の助長剤Dとの衝突面の側面に厚く塗布するもの
である。そして、このような化粧面となつたコイ
ルA′は拭き取り機16で凸模様Cの少なくとも
頂面に存在する助長剤Dを拭き取り、凸模様Cの
頂面などに印刷模様を露出させ、乾燥機17に送
給し、助長剤Dを乾燥、もしくは焼付けするもの
である。次ぎに、このコイルA′は、例えば切断
機18、リコイラ19、複合化ライン(図示せ
ず)の入口などに各々、送給するものである。 次ぎに本発明に係る立体化装置により製造した
コイルA′と従来法により製造した塩ビ鋼板とを
同じ模様で、かつ、同じ凹凸模様をエンボス加工
した際の下記項目について対比した。なお、両部
材は基材として0.27mmのプライマ鋼板を用いた。
そこで、対比項目としては、(1)コイルA′の1メ
ートル当たりに存在する見掛上のペコツキの数、
(2)ペコツキの分布状態、(3)ペコツキの高抵差(設
計上の凹凸状部の底面、頂面と現実の底面、頂面
との差)、(4)全体の外観、(5)塩水噴霧試験(1500
時間)であり、その観察結果は下記のとのりであ
る。
刷し、この印刷した金属薄板に任意の凹凸模様を
エンボス加工すると共に、凹凸模様に方向性のあ
る陰影として機能するように立体感助長剤を凸模
様の頂面以外に施し、印刷、エンボス、立体感助
長剤の3つによる相乗効果によつて深みに富んだ
立体感と耐候性にすぐれた美しい化粧面を製造し
うる化粧面の立体化装置に関するものである。 金属薄板(以下、単にコイルという)は、例え
ば鋼板(表面処理鋼板、ガルフアン、ガルバリウ
ム鋼板、ステンレス板)、アルミニウム板、銅板
の1種からなり、これら自体は意匠性と立体感に
欠けるため種々の加工を付加することが試みられ
ている。その一例としては鋼板にエンボス加工を
施したり、任意模様を印刷することである。さら
に、コイルに対しては印刷とエンボス加工を施し
た製品も見られるが、この場合はプリントフイル
ムをコイルに積層し、次ぎにエンボス加工した製
品であつた。この種製品はエンボス加工時にフイ
ルムがコイルから剥離したり、フイルムを化粧面
に貼着しているためエンボス模様がくつきりと浮
き出ず、立体感に欠ける不利があつた。また、エ
ンボス加工によつてフイルムが破壊することがあ
り、耐候性、防食性に欠け、しかもエンボスによ
り凹凸模様の大きさ、特に小さい模様に限界があ
つた。さらに、この種コイルは陰影による立体感
に欠けるため、立体感に方向性がなく、平坦な外
観のそしりを免れえなかつた。 本発明はこのような欠点を除去するため、コイ
ル自体に印刷を施し、次ぎにエンボス加工を行
い、しかもエンボス加工時の残留歪を容易に矯正
し、その上、凹凸模様面に方向性のある陰影的な
立体感を形成する立体感助長剤を塗布し、深く、
かつ、錯覚におちいる立体感を醸し出す化粧面を
能率よく製造しうる化粧面の立体化装置を提案す
るものである。 以下に、図面を用いて本発明に係る化粧面の立
体化装置(以下、単に立体化装置という)につい
て詳細に説明する。第1図は上記装置の一例を示
す構成略図であり、1は金属薄板送出部(以下、
単に送出部という)で第2図に示すようにアンコ
イラ2とピンチローラ3、もしくは図示しないが
アンコイラ2のみ、あるいは金属薄板積層台、リ
フターなどの1つからなり、コイル状に巻回され
た平板状の金属薄板、または定尺の金属薄板(以
下、総称してコイルという)Aを装着、または積
層し、コイルAを印刷部4に送給するためのもの
である。印刷部4はコイルA(前記した他にプラ
イマー鋼板、前処理しただけの鋼板も含む)の化
粧面に対して直接任意の模様、色を印刷するもの
である。さらに説明すると、印刷部4は化粧面に
任意模様をグラビア印刷、オフセツト印刷、スク
リーン印刷、凸版印刷、平板印刷のいずれかの方
法によつて印刷するものである。なお、印刷は化
粧面の任意面に行うものである。その一例として
は例えば第3図に示すような装置を有するもので
ある。すなわち、コイルAの化粧面のよごれ、
油、錆、黒かわ、ゴミを除去する表面処理機5と
洗浄後の化粧面を乾燥するドライヤ6とこの化粧
面に下塗層、およびインクの付着をよくするベー
スコートを塗布するベースコータ7と上記ベース
コートを乾燥するオーブン8と乾燥した化粧面に
任意の模様を任意の色で着色するプリンタ9とプ
リンタ9によつて印刷された模様の上に透明塗料
を塗布するトツプコート塗布機10とをライン状
に配列したものである。さらに、プリンタ9の一
例を示すと第4図のような装置を1段、もしくは
複数段並列に配列したものであり、インプレツシ
ヨンロール9aとマグネツトプーリ9b上にコイ
ルAを載置し、その上にオフセツトロール9c、
メツシユロール9d、フアンテンロール9e、シ
メシロール9fとからなるものである。なお、第
3図において点線で示す位置にドライヤ6a、オ
ーブン8aを配列することもできる。11はヒー
タ部でコイルAを約30〜60℃に加温してベースコ
ート、およびトツプコートを柔らかくし、エンボ
ス加工時に上記両コートがコイルA自体から剥離
したり、割れたり、トツプコートにクラツクが発
生したりしないようにするものである。その加熱
方式としては、熱風方式、直火方式、熱線方式の
いずれかである。12はエンボスロールで第5図
に示すような構成であり、コイルAに対し任意の
凹凸模様、例えば第6図a,bに示すような凹凸
模様を形成するものである。すなわち、エンボス
ロール12は印刷ロールと同径、あるいはほぼ同
径であり、雄雌の凹凸部からなる模様を外周面に
形成した上、下ロール12a,12bを噛み合わ
せコイルAに任意の模様を施すものであり、上、
下ロール12a,12bのギヤツプは凹凸模様の
高さ、コイルAの板厚によつて定まるものであ
る。13はレベラでエンボス加工されたコイル
A′に存在する残留歪を矯正するものであり、上
ローラ13a1,13a2,13a3,…13ao(第7
図では13a3まで示す)、下ローラ13b1,13
b2,13b3,…13bn(第7図では13b4まで
示す)の順にジグザグ状に配列し、かつ、上ロー
ラ群13aと下ローラ群13b間のギヤツプGを
調整しうるようにしたものである。14は引張り
用ピンチローラでエンボスロール12の回転より
速くし、コイルAを引張つた状態(テンシヨン
下)でエンボスロール12、レベラ13の工程を
通過させるようにしたものである。15は立体感
助長剤塗布機(以下、単に塗布機という)で立体
感助長剤(以下、単に助長剤という)Dを第6図
a,bに示すような凹模様B、凸模様Cの全面に
対し方向性を有するように塗布するものである。
すなわち、助長剤Dは第8図a〜eに示すように
拡大して示す断面で、例えば第6図a,bに示す
ような凹凸模様の少なくとも頂面、あるいは頂面
と凸模様Cの側面の一部を除いた全面に平均に、
もしくは濃淡に、しかも塗膜状、点状、線状な
どの1種以上の分布するものである。その一例と
しては第9図a,bに示す装置であり、a図はロ
ールコータ方式、b図はスプレーガン方式であ
る。さらに説明すると、a図はコーテングロール
15aとバツクアツプロール15bとドクタロー
ル15cとドクタブレード15dと助長剤Dの供
給機15eと受け皿15fとからなり、コイル
A′の幅より大きい幅のロール15a,15bと
からなり、余剰助長剤DがコイルA′に流下しな
いようにしたものである。また、b図はスプレー
ガン15a′をコイルA′の進行方向イに対して衝突
する方向(角度θ1)から助長剤Dを塗布したり、
その側面から角度θ2で塗布したりするものであ
る。なお、角度θ1、θ2は立体感の強調度合、凹凸
模様によつて任意である。16は拭き取り機で凸
模様Cの頂面に存在する助長剤Dを溶剤Eを用い
て拭き取り、コイルA′の化粧面を露出させるも
のである。具体的には第10図a,bに示すよう
に拭き取りローラ(ゴム製)16a、バツクアツ
プローラ(硬質材)16b、ドクタブレード16
c、ドクタロール16d、フイードローラ16e
からなるものであり、これを1段、あるいは複数
段並列に設置するものである。17は乾燥炉で凹
凸模様の頂面を乾燥せしめると共に、助長剤Dを
乾燥するものである。 次ぎに本発明に係る立体化装置の動作について
説明すると、まず、送出部1のアンコイラ2には
巻回されたコイルAを装着する。次ぎにコイルA
をピンチローラ3を介して印刷部4に送給する。
印刷部4ではコイルAの化粧面を洗浄し、洗浄液
をドライヤ6で乾燥し、その化粧面にベースコー
トをベースコータ7で塗布し、これをオーブン8
に送給する。オーブン8から送出したコイルAの
化粧面にはプリンタ9で第6図a,bに示すよう
な模様を2色刷り、所謂凹模様Bにグレー、凸模
様Cの頂面、あるいは山部に白を印刷する。次ぎ
にこの化粧面に透明塗料からなるトツプコートを
トツプコート塗布機10から塗布し、これをヒー
タ部11に送給する。ヒータ部11ではコイルA
を約30〜60℃に加温してベースコートとトツプコ
ートを柔らかくしてエンボス加工機12に送給す
る。エンボスロール12でコイルAに対し第6図
a,bに示すような凹凸模様で、その拡大断面が
第8図a〜eに示すような模様を連続して形成す
るものである。この際、コイルAにはテンシヨン
が付加された状態でのエンボス加工となるもので
ある。そして、エンボスロール12から送出され
たコイルA′はレベラ13によつてエンボス加工
時に生じた残留歪をエンボスロール12を引張り
用ピンチローラ14間の引張られた状態で矯正
し、塗布機15に送給する。なお、コイルAに対
してエンボス加工する際はエンボスロール12と
引張り用ピンチローラ14間が引張られた状態で
エンボス加工されるものである。また、塗布機1
5ではコイルA′に対し印刷模様と濃度、色相、
彩度の少なくとも1つが異なる助長剤Dを凹凸模
様面全面に対しθ1=45゜で塗布し、凹凸模様面の
凸模様Cの一部側面、所謂、助長剤Dの塗布方向
の背面側に位置する面を除いて、しかも凸模様C
の助長剤Dとの衝突面の側面に厚く塗布するもの
である。そして、このような化粧面となつたコイ
ルA′は拭き取り機16で凸模様Cの少なくとも
頂面に存在する助長剤Dを拭き取り、凸模様Cの
頂面などに印刷模様を露出させ、乾燥機17に送
給し、助長剤Dを乾燥、もしくは焼付けするもの
である。次ぎに、このコイルA′は、例えば切断
機18、リコイラ19、複合化ライン(図示せ
ず)の入口などに各々、送給するものである。 次ぎに本発明に係る立体化装置により製造した
コイルA′と従来法により製造した塩ビ鋼板とを
同じ模様で、かつ、同じ凹凸模様をエンボス加工
した際の下記項目について対比した。なお、両部
材は基材として0.27mmのプライマ鋼板を用いた。
そこで、対比項目としては、(1)コイルA′の1メ
ートル当たりに存在する見掛上のペコツキの数、
(2)ペコツキの分布状態、(3)ペコツキの高抵差(設
計上の凹凸状部の底面、頂面と現実の底面、頂面
との差)、(4)全体の外観、(5)塩水噴霧試験(1500
時間)であり、その観察結果は下記のとのりであ
る。
【表】
以上説明したのは本発明に係る立体化装置の一
実施例にすぎず、送出部1と印刷部4間に例えば
第11図に示すようなループ部20、ヒータ部1
1とエンボスロール12間にピンチローラ21を
設けたり、引張り用ピンチローラ14と塗布機1
5間に凸模様Cにマスキング材を塗布する装置2
2を配列することもできる。また、印刷模様とエ
ンボス凹凸模様を合致させたり、バラバラにした
りすることもできる。さらに、印刷模様とエンボ
ス加工による凹凸模様とをほぼ同じにし、しかも
凹凸模様に助長剤Dを塗布した製品を陰影とほぼ
合致させて模様を印刷し、これとエンボスロール
12とを第1図において示す制御機23によつて
同調させて製造することもできる。 上述したように本発明に係る立体化装置によれ
ば、下地処理されただけのコイル、また市販の
無模様のコイルに対し直接印刷できるので、エン
ボス加工時に、印刷模様が伸びたり、縮んだりせ
ず、美しい模様のままである。印刷模様の上に
トツプコートがあるため、印刷模様の劣化がな
い。常時一定張力下でエンボス加工できるた
め、エンボス模様が加工中にズレたりせず、美し
い凹凸状模様を形成できる。エンボス加工時に
ベースコート、トツプコートを柔らかくするた
め、各コートにクラツクが入つたり、きずがつい
たり、割れたり、コイル自体からこれら各コート
が剥離したりすることがなく、耐候性、耐スクラ
ツチ性、耐薬品性にすぐれたコイルを形成でき
る。エンボス加工によつて形成された歪による
ペコツキはテンシヨン下での矯正によつて容易
に、かつ、十分に残留歪が除去され、ペコツキの
ない、かつ、立体感にあふれる凹凸状模様を形成
できる。ラインを直線状に配列し、コイルに対
し無理な力が付加されない流れによる工程とした
ため、スムーズに印刷、エンボス加工できる。
単に印刷し、エンボス加工するだけのため、低コ
ストで生産できる。助長剤が凸模様の頂面以外
で、方向性のある分布となるため、深い立体感を
醸し出す。等の特徴を有するものである。
実施例にすぎず、送出部1と印刷部4間に例えば
第11図に示すようなループ部20、ヒータ部1
1とエンボスロール12間にピンチローラ21を
設けたり、引張り用ピンチローラ14と塗布機1
5間に凸模様Cにマスキング材を塗布する装置2
2を配列することもできる。また、印刷模様とエ
ンボス凹凸模様を合致させたり、バラバラにした
りすることもできる。さらに、印刷模様とエンボ
ス加工による凹凸模様とをほぼ同じにし、しかも
凹凸模様に助長剤Dを塗布した製品を陰影とほぼ
合致させて模様を印刷し、これとエンボスロール
12とを第1図において示す制御機23によつて
同調させて製造することもできる。 上述したように本発明に係る立体化装置によれ
ば、下地処理されただけのコイル、また市販の
無模様のコイルに対し直接印刷できるので、エン
ボス加工時に、印刷模様が伸びたり、縮んだりせ
ず、美しい模様のままである。印刷模様の上に
トツプコートがあるため、印刷模様の劣化がな
い。常時一定張力下でエンボス加工できるた
め、エンボス模様が加工中にズレたりせず、美し
い凹凸状模様を形成できる。エンボス加工時に
ベースコート、トツプコートを柔らかくするた
め、各コートにクラツクが入つたり、きずがつい
たり、割れたり、コイル自体からこれら各コート
が剥離したりすることがなく、耐候性、耐スクラ
ツチ性、耐薬品性にすぐれたコイルを形成でき
る。エンボス加工によつて形成された歪による
ペコツキはテンシヨン下での矯正によつて容易
に、かつ、十分に残留歪が除去され、ペコツキの
ない、かつ、立体感にあふれる凹凸状模様を形成
できる。ラインを直線状に配列し、コイルに対
し無理な力が付加されない流れによる工程とした
ため、スムーズに印刷、エンボス加工できる。
単に印刷し、エンボス加工するだけのため、低コ
ストで生産できる。助長剤が凸模様の頂面以外
で、方向性のある分布となるため、深い立体感を
醸し出す。等の特徴を有するものである。
第1図は本発明に係る化粧面の立体化装置の一
実施例を示す構成略図、第2図は金属薄板送出部
の一例を示す説明図、第3図は印刷部の構成例を
示す説明図、第4図はプリンタの一例を示す構成
略図、第5図はエンボスロールを示す構成略図、
第6図a,bは凹凸模様の一例を示す説明図、第
7図はレベラの一例を示す拡大斜視図、第8図a
〜eは凹凸模様の一部を拡大して示す断面図、第
9図a,bは立体感助長剤塗布機の一例を示す斜
視図、第10図a,bは拭き取りロールの一例を
示す斜視図、第11図はループ部の一例を示す説
明図である。 1……金属薄板送出部、4……印刷部、11…
…ヒータ部、12……エンボスロール、13……
レベラ、15……立体感助長剤塗布機、16……
拭き取り機、A,A′……金属薄板。
実施例を示す構成略図、第2図は金属薄板送出部
の一例を示す説明図、第3図は印刷部の構成例を
示す説明図、第4図はプリンタの一例を示す構成
略図、第5図はエンボスロールを示す構成略図、
第6図a,bは凹凸模様の一例を示す説明図、第
7図はレベラの一例を示す拡大斜視図、第8図a
〜eは凹凸模様の一部を拡大して示す断面図、第
9図a,bは立体感助長剤塗布機の一例を示す斜
視図、第10図a,bは拭き取りロールの一例を
示す斜視図、第11図はループ部の一例を示す説
明図である。 1……金属薄板送出部、4……印刷部、11…
…ヒータ部、12……エンボスロール、13……
レベラ、15……立体感助長剤塗布機、16……
拭き取り機、A,A′……金属薄板。
1 金属薄板を送出する金属薄板送出部と、該送
出部から送出される金属薄板の化粧面に1色、ま
たは多色からなる任意の模様を直接印刷する印刷
部と、該印刷部から送出された金属薄板を約30〜
60℃に加温するヒータ部と、加温された金属薄板
に任意の凹凸模様をエンボス加工するエンボス加
工機と、該加工機の後に配列したレベラと、該レ
ベラの出口に配設した引張り用ピンチローラとを
直列に配列すると共に、前記印刷部とエンボス加
工機の回転数を合致させ、かつ、印刷模様と凹凸
模様とを合致させる制御部とから構成したことを
特徴とする化粧面の立体化装置。
出部から送出される金属薄板の化粧面に1色、ま
たは多色からなる任意の模様を直接印刷する印刷
部と、該印刷部から送出された金属薄板を約30〜
60℃に加温するヒータ部と、加温された金属薄板
に任意の凹凸模様をエンボス加工するエンボス加
工機と、該加工機の後に配列したレベラと、該レ
ベラの出口に配設した引張り用ピンチローラとを
直列に配列すると共に、前記印刷部とエンボス加
工機の回転数を合致させ、かつ、印刷模様と凹凸
模様とを合致させる制御部とから構成したことを
特徴とする化粧面の立体化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4091084A JPS60184897A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 化粧面の立体化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4091084A JPS60184897A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 化粧面の立体化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60184897A JPS60184897A (ja) | 1985-09-20 |
| JPH0475157B2 true JPH0475157B2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=12593661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4091084A Granted JPS60184897A (ja) | 1984-03-03 | 1984-03-03 | 化粧面の立体化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60184897A (ja) |
-
1984
- 1984-03-03 JP JP4091084A patent/JPS60184897A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60184897A (ja) | 1985-09-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |