JPH049995Y2 - - Google Patents

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JPH049995Y2
JPH049995Y2 JP1990069023U JP6902390U JPH049995Y2 JP H049995 Y2 JPH049995 Y2 JP H049995Y2 JP 1990069023 U JP1990069023 U JP 1990069023U JP 6902390 U JP6902390 U JP 6902390U JP H049995 Y2 JPH049995 Y2 JP H049995Y2
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coating layer
sewing machine
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hook
present
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JP1990069023U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ミシンの部品に関し、もつと詳しく
は、ミシンを構成する部品の構造に関する。
従来の技術 従来からのたとえは本縫ミシンの外かまは、鉄
などの金属材料から成り、切削および塑性加工に
よつて製造されている。
考案が解決すべき課題 このような先行技術では、生産性が悪いのは明
らかである。
またこの先行技術では、剛性であり、したがつ
て針が衝突したとき、摩耗が生じるとともに、衝
撃力によつて変形し易い。
さらにまたこの先行技術では、縫製時の騒音が
大きい。
先行技術の他の問題は、外かまが比較的大きな
重量を有するので、縫製時における慣性力が大き
く、そのため縫製終了後に完全に停止するまでに
時間がかかり、外かまが慣性力で回り続ける傾向
がある。そのため縫製終了後における品質が低下
する。
この問題を解決するために、外かままたは内か
まを合成樹脂によつて製造することが考えられる
けれども、そのようにすれば、すべり軸受のジヤ
ーナル部、および糸との接触部などにおける摩擦
による摩耗が著しく、しかも摩擦によつて生じる
熱でかまが溶融してしまうという問題が生じる。
そのため外かまの高速回転が不可能であり、また
短寿命である。したがつて前記合成樹脂製の外か
ままたは内かまの表面に、たとえばフツ素樹脂な
どの硬度の高い材料によつて被覆することが考え
られるけれども、このような被覆層を形成するた
めには比較的長い時間を要し、したがつて生産性
を低下させないためには可及的に薄く形成するこ
とが好ましく、しかも摩耗に耐えるだけの所定の
厚みを確保しなければならない。さらに所定の厚
みを確保するためにその被覆層を予め大きな厚み
で形成すると、その表面の研磨量が増加して、多
くの被覆層を不所望に破棄しなければならなくな
り、経済性が劣るという問題を有する。
したがつて本考案の目的は、上述の技術的課題
を解決し、可及的に薄い被覆層によつて所定の厚
みを確保し、生産性および経済性の向上を図るこ
とができるようにしたミシンの部品を提供するこ
とである。
課題を解決するための手段 本考案は、ガラス粉末を混合した合成樹脂を射
出成形して本体7が形成され、この本体7の表面
20にセラミツク製の第1被覆層9aを形成して
切削加工した後、この第1被覆層9aの表面24
にセラミツク製の第2被覆層9bを設けて円滑な
表面26を形成したことを特徴とするミシンの部
品である。
また本考案は、前記部品は内かまであることを
特徴とする。
また本考案は、前記部品は外かまであることを
特徴とする。
また本考案は、前記部品はボビンであることを
特徴とする。
また本考案は、前記部品はボビンケースである
ことを特徴とする。
また本考案は、前記部品は天びんであることを
特徴とする。
また本考案は、前記部品は環縫ミシンのルーパ
であることを特徴とする。
作 用 本考案に従えば、ミシンの部品は合成樹脂にガ
ラス粉末を混合した材料から成るので、前記本体
を金型を用いた射出成形によつて製造することが
でき、生産性を格段に向上することができる。し
かも本体はガラス粉末が混合されているので、合
成樹脂だけのものに比べて強度を向上することが
できるとともに、金属製の部品に比べて軽量化を
図ることができ、したがつて、この部品が備えら
れるミシン全体の重量を低減して軽量化すること
ができる。
しかも合成樹脂製本体の表面には被覆層が形成
され、複数種類の材料から部品が構成されるの
で、共振などの異常現象を防ぐことができ、騒音
の低減を図ることができる。
さらに前記被覆層はセラミツク製であるので、
耐熱性および耐摩耗性に優れており、相互に摺動
する部分における焼付きなどの発生を防ぐことが
できる。しかも、セラミツク製の被覆層は摩擦係
数が小さいので、たとえば内かまの外表面などの
糸が摺動する部分では糸滑りが円滑に行われ、そ
の糸の摺動時における張力がむやみに変化してし
まうことを防止することができる。このようにし
て焼付きを防止して摩耗量が少なくなることによ
つて、部品の寿命を長くすることが可能となり、
耐久性が向上される。
また本考案に従えば、前記被覆層は、本体の表
面に第1被覆層を形成して切削加工した後、この
第1被覆層の表面にセラミツク製の第2被覆層を
形成して構成されるので、すでにほぼ平坦状に切
削加工された第1被覆層上の第2被覆層は、ほと
んど大きな凹凸がなくなり、そのため研磨量が少
なくてすみ、材料の無駄を可及的に少なくてし
て、所定の厚みを薄い第1および第2被覆層の層
厚で確実に得ることができる。
実施例 第1図は本考案の一実施例のミシンの部品にお
ける内かまの斜視図であり、第2図はその一部の
断面図である。内かま1には、外かまに嵌まり込
んで外かまの内周面に形成された軌溝に嵌まり込
む軌条2が形成される。この内かま1の本体3
は、ガラス粉末が混合されて強化されている合成
樹脂製であり、その表面にはセラミツク製の被覆
層4が形成される。
このセラミツクは、一般に、酸化アルミニウム
(Al2O3)あるいはこれに少量の他の金属酸化物
や結合材を添加してプレス成形して焼結したもの
であり、約1100℃程度までその硬さが変化しな
い。比熱は超硬合金の約4倍であり、また熱伝導
率は超硬合金の約2分の1であり、熱膨張が少な
い。しかも超硬合金は約1000℃以上でかなり酸化
変質するけれども、セラミツクは約2000℃まで安
定であり、大部分の金属に対して親和性が低いた
めに他の物体との溶着が起こりにくく摩耗に強い
という特性を有している。
こりようなセラミツク製の被覆層4が形成され
る内かま本体3は、射出成形によつて製造され、
この射出成形時に高硬度のたとえば鉄などの材料
から成る軌条2が一体成形される。
本体3は、射出成形によつて製造されるため、
したがつて複雑な形状を有する内かま1を容易に
製造することができ、先行技術における鉄などの
材料から成るかまに比べて、製造が極めて容易で
ある。さらに精度を向上するために、被覆層4を
切削加工をしてもよい。被覆層4を複数個で構成
し、下の層は切削加工などを施し、その後に、さ
らに上の層を形成し、被覆層4の外周面を円滑
な、すなわち凹凸のない表面とすることができ
る。
さらに詳しく述べると、第2A図1に示される
ように、本体3の表面20上に所定の厚みT1で
第1被覆層9aを形成し、その表面21を第2A
図2に示されるように、前記表面21の最も深い
凹部23が、残らないように表面24まで切削加
工して前記厚みT1よりも小さい平均的な厚みT2
を有するように形成し、これによつて前記表面2
4をほぼ平坦状とし、次に第2A図3に示される
ように、第1被覆層9aの表面24上に第2被覆
層9bを形成する。このとき第2被覆層9bの表
面25は、前記第1被覆層9aの表面24とほぼ
平行な平坦状となつており、凹所が生じないよう
に仮想線で示す位置26まで僅かに研磨すること
によつて、円滑な表面26を得ることができる。
このようにして可及的に薄い被覆層9a,9bを
形成して僅かに研磨し、所定の有効厚さT3を得
ることができ、しかもその表面はきわめて円滑に
仕上げることができる。
第3図は内かま1が収納される外かま6の斜視
図であり、第4図はその内かま6の一部の拡大断
面図である。外かま6の本体7はガラス粉末を混
合した合成樹脂から成り、内かま1の軌条2が嵌
り込む軌溝8が形成される。本体7の外表面に
は、前述の被覆層4と同様な被覆層9が形成され
る。
第5図は本考案の他の実施例のボビン10の斜
視図であり、第6図は本考案のさらに他の実施例
のボビンケース11を示す斜視図である。このよ
うなボビン10およびボビンケース11もまた、
前述の内かま1および外かま6と同様な構成とす
る。
第7図は本考案の他の実施例の天びん12の斜
視図であり、第8図はミシンのルーパ13の斜視
図である。天びん12およびルーパ13もまた、
前述の内かま1および外かま6と同様な構成を有
する。
本考案は、本縫ミシンの垂直または水平全回転
かまに関連して実施することができるだけでな
く、本縫ミシンの半回転かまに関連してもまた、
実施することができる。また前述のように、環縫
ミシンのルーパ13に関連してもまた、実施する
ことができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、本体をガラス粉
末を混合した合成樹脂を射出成形して形成するよ
うにしたので、生産性が向上され、安価に高精度
で製造することができる。また本体の表面にはセ
ラミツク製の被覆層が形成されるので、その表面
を高硬度とし、耐熱性および耐摩耗性を向上する
ことができる。
しかも前記本体は合成樹脂製であるので、金属
を用いた場合に比べて軽量化を図ることができる
とともに、高速で回転されるたとえば外かまなど
の部品を停止させたときに、慣性による不所望な
空転を防止することができ、特に部品であるボビ
ンの空回りを防止することができ、不所望な下糸
の繰出しがなくなり、糸のたるみなどが生じな
い。
特に本考案によれば、本体の表面に第1被覆層
を形成して切削加工した後、この第1被覆層の表
面に第2被覆層を形成してその表面を円滑な表面
としたので、第1被覆層の表面を切削加工してほ
ぼ平坦状となつた第1被覆層上の第2被覆層の表
面は、第1被覆層の切削加工後の表面にほぼ平行
な平坦状の表面とすることができ、これによつて
可及的に研磨量を少なくして材料の無駄をなく
し、正確かつ確実に所定の厚みを確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の内かま1の斜視
図、第2図は内かま1の一部の断面図、第2A図
は本体3の表面に複数の被覆層9a,9bを形成
する手順を説明するための一部の拡大断面図、第
3図は内かま1が収納される外かま6の斜視図、
第4図は外かま6の一部の断面図、第5図は本考
案の他の実施例のボビン10の斜視図、第6図は
本考案のさらに他の実施例のボビンケース11の
斜視図、第7図は本考案の他の実施例の天びん1
2の斜視図、第8図は本考案の他の実施例のルー
パ13の斜視図である。 1……内かま、2……軌条、3……内かま本
体、4,9……被覆層、6……外かま、7……外
かま本体、8……軌溝、10……ボビン、11…
…ボビンケース、12……天びん、13……ルー
パ、9a……第1被覆層、9b……第2被覆層、
20……本体3の表面、24……第1被覆層9a
の表面、26……第2被覆層9bの表面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガラス粉末を混合した合成樹脂を射出成形し
    て本体7が形成され、この本体7の表面20に
    セラミツク製の第1被覆層9aを形成して切削
    加工した後、この第1被覆層9aの表面24に
    セラミツク製の第2被覆層9bを設けて円滑な
    表面26を形成したことを特徴とするミシンの
    部品。 (2) 前記部品は、内かまであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のミシンの
    部品。 (3) 前記部品は、外かまであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のミシンの
    部品。 (4) 前記部品は、ボビンであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のミシンの
    部品。 (5) 前記部品は、ボビンケースであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のミ
    シンの部品。 (6) 前記部品は、天びんであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のミシンの
    部品。 (7) 前記部品は、環縫ミシンのルーパであること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のミシンの部品。
JP1990069023U 1990-06-28 1990-06-28 Expired JPH049995Y2 (ja)

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57173092A (en) * 1981-04-18 1982-10-25 Tokuzou Hirose Unit pattern for sewing machine
JPS6138540U (ja) * 1984-08-10 1986-03-11 三菱重工業株式会社 模型船用抵抗動力計
JPS63262180A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 株式会社廣瀬製作所 ミシンの部品

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JPH0313978U (ja) 1991-02-13

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