JPH0510060B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510060B2 JPH0510060B2 JP59178978A JP17897884A JPH0510060B2 JP H0510060 B2 JPH0510060 B2 JP H0510060B2 JP 59178978 A JP59178978 A JP 59178978A JP 17897884 A JP17897884 A JP 17897884A JP H0510060 B2 JPH0510060 B2 JP H0510060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- raw materials
- fruits
- vegetables
- oil
- animals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、動物・魚介類と野菜・果実類の混合
脱水処理方法に関するものである。
脱水処理方法に関するものである。
(ロ) 従来の技術
従来、動物・魚介類の脱水処理方法及び野菜・
果実類の脱水処理方法は、通常、乾燥器等による
ものであるが、これらはそれぞれ処理温度、処理
時間が相違していた。
果実類の脱水処理方法は、通常、乾燥器等による
ものであるが、これらはそれぞれ処理温度、処理
時間が相違していた。
即ち、動物・魚介類の脱水処理においては長時
間高温条件下で行い、野菜・果実類の脱水処理に
おいては短時間低温条件下で行うのが常であつ
た。
間高温条件下で行い、野菜・果実類の脱水処理に
おいては短時間低温条件下で行うのが常であつ
た。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点
従つて、このような処理条件の相違があるため
に、動物・魚介類及び野菜・果実類の混合脱水処
理物を製造するに際しては、各々別途に脱水処理
を行つた後混合せねばならず、処理が面倒であつ
た。
に、動物・魚介類及び野菜・果実類の混合脱水処
理物を製造するに際しては、各々別途に脱水処理
を行つた後混合せねばならず、処理が面倒であつ
た。
即ち、動物・魚介類の処理条件で乾燥脱水処理
を行つた場合には、野菜・果実類の炭水化物・植
物性蛋白質・ビタミン等が分解し、これらの栄養
素を残存せしめることができないと共に、野菜・
果実類の処理条件で乾燥脱水処理を行つた場合に
は、動物・魚介類の脱水処理を完全に行うために
長時間を要し、結局野菜・果実の炭水化物等栄養
素が分解し、いずれにしても、原料の栄養素を残
存することができないからである。
を行つた場合には、野菜・果実類の炭水化物・植
物性蛋白質・ビタミン等が分解し、これらの栄養
素を残存せしめることができないと共に、野菜・
果実類の処理条件で乾燥脱水処理を行つた場合に
は、動物・魚介類の脱水処理を完全に行うために
長時間を要し、結局野菜・果実の炭水化物等栄養
素が分解し、いずれにしても、原料の栄養素を残
存することができないからである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本発明では、原料たる動物・魚介類及び野菜・
果実類を60℃〜120℃の一定温度に予め加熱した
油中に投入して浸漬し、浸漬後の初期30分程度
は、10〜20mmHgの減圧を行い、次いで60分程度
は740〜750mmHgの減圧を行つて加熱油を熱媒体
として脱水処理を行うことによつて、原料中の炭
水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類、ビタミン等各
種栄養素を流出、破壊することなく原料を脱水処
理し、かかる脱水処理物を加熱油中より取り出し
て脱油することを特徴とする動物・魚介類と野
菜・果実類の混合脱水処理方法を提供せんとする
ものである。
果実類を60℃〜120℃の一定温度に予め加熱した
油中に投入して浸漬し、浸漬後の初期30分程度
は、10〜20mmHgの減圧を行い、次いで60分程度
は740〜750mmHgの減圧を行つて加熱油を熱媒体
として脱水処理を行うことによつて、原料中の炭
水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類、ビタミン等各
種栄養素を流出、破壊することなく原料を脱水処
理し、かかる脱水処理物を加熱油中より取り出し
て脱油することを特徴とする動物・魚介類と野
菜・果実類の混合脱水処理方法を提供せんとする
ものである。
(ホ) 作用
本発明では、加熱油中で、2段階の減圧を行う
ことによつて、最初の小さい減圧段階において、
原料の動物・魚介類と野菜・果実類に含まれる水
溶性蛋白質等の呈味成分の流出、分解を防止し、
次の大きい減圧段階においては、原料中の水分を
蒸散させつつ、同水分と加熱油との置換を行い、
原料の組織の内外から加熱油を熱媒体として加熱
し、短時間の脱水処理を可能とするものである。
ことによつて、最初の小さい減圧段階において、
原料の動物・魚介類と野菜・果実類に含まれる水
溶性蛋白質等の呈味成分の流出、分解を防止し、
次の大きい減圧段階においては、原料中の水分を
蒸散させつつ、同水分と加熱油との置換を行い、
原料の組織の内外から加熱油を熱媒体として加熱
し、短時間の脱水処理を可能とするものである。
さらに、脱水処理に続いて行われる脱油処理に
おいては、スクリユープレスまたは遠心分離によ
る物理的脱油と、ノルマルヘキサン散布による化
学的脱油とを行うことによつて、脱水処理物から
油分を完全に取り除くものである。これにより、
組織中に残留した油による腐敗等を防ぎ、長期保
存を可能にする。以上のようにして、加熱油を熱
媒体として減圧条件下で脱水処理を行うので、動
物・魚介類及び、野菜・果実類という処理条件の
相違する原料であつても低温短時間にて完全な脱
水を同時に行うことができ、したがつて、原料中
の炭水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類等を流出、
破壊することなく両原料を混合状態で処理するこ
とができる。
おいては、スクリユープレスまたは遠心分離によ
る物理的脱油と、ノルマルヘキサン散布による化
学的脱油とを行うことによつて、脱水処理物から
油分を完全に取り除くものである。これにより、
組織中に残留した油による腐敗等を防ぎ、長期保
存を可能にする。以上のようにして、加熱油を熱
媒体として減圧条件下で脱水処理を行うので、動
物・魚介類及び、野菜・果実類という処理条件の
相違する原料であつても低温短時間にて完全な脱
水を同時に行うことができ、したがつて、原料中
の炭水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類等を流出、
破壊することなく両原料を混合状態で処理するこ
とができる。
(ヘ) 効果
従つて、相違する動物・魚介類及び野菜・果実
類を混合状態で同時に脱水処理でき、原料中の炭
水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類等を流出、破壊
することがないので、簡単な操作で低コスト、高
栄養価の食品・飼料等の製造が行えるという効果
を奏する。
類を混合状態で同時に脱水処理でき、原料中の炭
水化物、蛋白質、脂肪、無機塩類等を流出、破壊
することがないので、簡単な操作で低コスト、高
栄養価の食品・飼料等の製造が行えるという効果
を奏する。
(ト) 実施例
本発明の実施例を詳説すれば、次の通りであ
る。すなわち、4.5m3のクツカー中に動物油、植
物油、鉱物油、動植物油脂等の単一油又は混合油
を投入し、同油を60〜120℃の一定温度に加熱し
て加熱油としておく。
る。すなわち、4.5m3のクツカー中に動物油、植
物油、鉱物油、動植物油脂等の単一油又は混合油
を投入し、同油を60〜120℃の一定温度に加熱し
て加熱油としておく。
次に加熱油中に、250Kgづつ原料たる動物・魚
介類及び野菜・果実類を投入して浸漬し、クツカ
ーを閉蓋する。
介類及び野菜・果実類を投入して浸漬し、クツカ
ーを閉蓋する。
次に加熱油を60〜120℃の一定温度に保持しな
がらクツカー内を攪拌し、更にクツカー内にを減
圧状態とする。
がらクツカー内を攪拌し、更にクツカー内にを減
圧状態とする。
かかる減圧処理は、原料の加熱油への浸漬後の
初期30分程度は蛋白質が熱凝固し易い小さい減圧
条件下、即ち、10〜20mmHgの減圧を行い、次い
で大きい減圧条件下、即ち、740〜750mmHgの減
圧の略真空条件下で約60分程にて処理を行い、含
水率3〜6%前後まで脱水する。
初期30分程度は蛋白質が熱凝固し易い小さい減圧
条件下、即ち、10〜20mmHgの減圧を行い、次い
で大きい減圧条件下、即ち、740〜750mmHgの減
圧の略真空条件下で約60分程にて処理を行い、含
水率3〜6%前後まで脱水する。
すなわち、減圧初期において、油温と、10〜20
mmHgの小さい減圧条件とによつてまず動物・魚
介類の水溶性蛋白質及びゼラチン質を凝固安定化
せしめ、これらの呈味成分の流出、分離を防止
し、これらの呈味成分流出に伴う脂肪、ビタミン
類の流出をも防止しうるよう構成している。ま
た、かかる条件下においては、野菜・果実類の水
溶性蛋白質も凝固安定化されて流出、分解が防止
され、これら流出に伴う炭水化物、無機塩類、ビ
タミン類の流出をも防止しうるものである。
mmHgの小さい減圧条件とによつてまず動物・魚
介類の水溶性蛋白質及びゼラチン質を凝固安定化
せしめ、これらの呈味成分の流出、分離を防止
し、これらの呈味成分流出に伴う脂肪、ビタミン
類の流出をも防止しうるよう構成している。ま
た、かかる条件下においては、野菜・果実類の水
溶性蛋白質も凝固安定化されて流出、分解が防止
され、これら流出に伴う炭水化物、無機塩類、ビ
タミン類の流出をも防止しうるものである。
また油温と処理中途からの740〜750mmHgの大
きい減圧条件とによつて、原料に含まれる水分を
蒸散せしめつつ、原料組織中で同水分と加熱油と
の置換を行い、加熱油を原料組織中に深く浸透せ
しめて、組織内外から原料を加熱油を熱媒体にて
加熱し、短時間での脱水処理を可能としている。
したがつて、動物・魚介類中の水溶性蛋白質、ゼ
ラチン質、脂肪、ビタミンの流出・変質を防止で
きると共に、組織中の悪臭成分たる塩基性チツ素
を油温により変性して消失せしめられるものであ
る。また野菜・果実類の水溶性蛋白質、無機塩
類、ビタミン類の変質・流出を防止できるもので
ある。
きい減圧条件とによつて、原料に含まれる水分を
蒸散せしめつつ、原料組織中で同水分と加熱油と
の置換を行い、加熱油を原料組織中に深く浸透せ
しめて、組織内外から原料を加熱油を熱媒体にて
加熱し、短時間での脱水処理を可能としている。
したがつて、動物・魚介類中の水溶性蛋白質、ゼ
ラチン質、脂肪、ビタミンの流出・変質を防止で
きると共に、組織中の悪臭成分たる塩基性チツ素
を油温により変性して消失せしめられるものであ
る。また野菜・果実類の水溶性蛋白質、無機塩
類、ビタミン類の変質・流出を防止できるもので
ある。
次に、以上のように脱水処理された原料を加熱
油中より取出し、スクリユープレスによる圧搾、
遠心分離機等によつて脱油し、この脱油したもの
を更に、メツシユコンベア上でノーマルヘキサン
の散布による抽出を介して完全な脱水を行うもの
である。
油中より取出し、スクリユープレスによる圧搾、
遠心分離機等によつて脱油し、この脱油したもの
を更に、メツシユコンベア上でノーマルヘキサン
の散布による抽出を介して完全な脱水を行うもの
である。
次脱油された原料を粉砕する。
尚、原料たる動物・魚介類としては、牛肉・豚
肉・羊肉・いわし・かきその他のものであつてよ
く、また原料たる野菜・果実類はほうれん草・み
かんその他のものであつてよい。
肉・羊肉・いわし・かきその他のものであつてよ
く、また原料たる野菜・果実類はほうれん草・み
かんその他のものであつてよい。
本発明の実施例は上記のように構成されている
ものであり、加熱油を熱媒体として減圧条件下で
脱水処理を行うので、動物・魚介類及び野菜・果
実類という処理条件の相違する原料であつても、
低温短時間にて完全な脱水を同時に行うことがで
き、したがつて原料中の炭水化物、蛋白質、脂
肪、無機塩類等を流出・破壊することなく両原料
を混合状態で処理することが可能となる。
ものであり、加熱油を熱媒体として減圧条件下で
脱水処理を行うので、動物・魚介類及び野菜・果
実類という処理条件の相違する原料であつても、
低温短時間にて完全な脱水を同時に行うことがで
き、したがつて原料中の炭水化物、蛋白質、脂
肪、無機塩類等を流出・破壊することなく両原料
を混合状態で処理することが可能となる。
よつて、両原料を相互に相違する条件下で別途
に脱水処理する必要がないので操作が容易となり
低コストの製品が製造できる。
に脱水処理する必要がないので操作が容易となり
低コストの製品が製造できる。
また、このように処理された製品は、炭水化
物、蛋白質、脂肪、無機塩類、ビタミン等各種栄
養素を流出・破壊することなく脱水されているの
で高栄養価であり、食品・飼料としての用途があ
る。
物、蛋白質、脂肪、無機塩類、ビタミン等各種栄
養素を流出・破壊することなく脱水されているの
で高栄養価であり、食品・飼料としての用途があ
る。
Claims (1)
- 1 原料たる動物・魚介類及び野菜・果実類を60
℃〜120℃の一定温度に予め加熱した油中に投入
して浸漬し、浸漬後の初期30分程度は、10〜20mm
Hgの減圧を行い、次いで60分程度は740〜750mm
Hgの減圧を行つて加熱油を熱媒体として脱水処
理を行うことによつて、原料中の炭水化物、蛋白
質、脂肪、無機塩類、ビタミン等各種栄養素を流
出、破壊することなく原料を脱水処理し、かかる
脱水処理物を加熱油中より取り出して脱油するこ
とを特徴とする動物・魚介類と野菜・果実類の混
合脱水処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59178978A JPS6156049A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 動物・魚介類と野菜・果実類の混合脱水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59178978A JPS6156049A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 動物・魚介類と野菜・果実類の混合脱水処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6156049A JPS6156049A (ja) | 1986-03-20 |
| JPH0510060B2 true JPH0510060B2 (ja) | 1993-02-08 |
Family
ID=16057974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59178978A Granted JPS6156049A (ja) | 1984-08-27 | 1984-08-27 | 動物・魚介類と野菜・果実類の混合脱水処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6156049A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| IT1231934B (it) * | 1989-09-04 | 1992-01-15 | Biozeta Srl | Composizioni a base di tessuti vegetali od animali e procedimento per la loro preparazione. |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54122756A (en) * | 1978-03-13 | 1979-09-22 | Kitsukoo Shiyokuhin Kougiyou K | Apparatus for producing fried product of fruit or vegetable |
| JPS58134953A (ja) * | 1982-02-06 | 1983-08-11 | Akiji Kotani | 変色させず、ポ−ラスに植物体をフライする方法 |
-
1984
- 1984-08-27 JP JP59178978A patent/JPS6156049A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6156049A (ja) | 1986-03-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3272632A (en) | Process for converting offal and feathers | |
| JPS621702B2 (ja) | ||
| JPH0510060B2 (ja) | ||
| JPS6247504B2 (ja) | ||
| JPH0419829B2 (ja) | ||
| US1824685A (en) | Preserving process | |
| JPH0446540B2 (ja) | ||
| JPH0149449B2 (ja) | ||
| JPS6229941A (ja) | 動物・魚介類及び野菜・果実類の食品処理方法 | |
| Kubacki et al. | The role of food processing in decreasing pesticide contamination of foods | |
| JPS6152263A (ja) | 油温脱水処理による肉の軟化方法 | |
| JP3256320B2 (ja) | きのこ類の保存処理方法 | |
| US1791439A (en) | Semicontinuous dry-rendering and meal-manufacturing process | |
| RU2125811C1 (ru) | Способ получения вареных кормов | |
| EP0048771A1 (en) | Low temperature rendering process and a plant for rendering animal or vegetable raw material | |
| JP3323241B2 (ja) | 魚類の餌の製造方法 | |
| JPS61227768A (ja) | 動植物原料の油温脱水処理法 | |
| JPS6140752A (ja) | 動物・魚貝類の血液等から飼料等を製造する方法 | |
| JPH045412B2 (ja) | ||
| EP0233962A1 (en) | Method for producing dry edible product by using heated oil | |
| JPS6152259A (ja) | にんにくの脱水方法 | |
| JPS61227734A (ja) | 野菜等の油温脱水処理法 | |
| JPH07204698A (ja) | 汚泥、厨芥の処理方法 | |
| CN1054320C (zh) | 动物性废弃物的处理方法 | |
| JPH0476657B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |