JPH051091Y2 - - Google Patents

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JPH051091Y2
JPH051091Y2 JP1986180694U JP18069486U JPH051091Y2 JP H051091 Y2 JPH051091 Y2 JP H051091Y2 JP 1986180694 U JP1986180694 U JP 1986180694U JP 18069486 U JP18069486 U JP 18069486U JP H051091 Y2 JPH051091 Y2 JP H051091Y2
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metal
ceramic
electrode
ceramic member
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の利用分野〉 本考案は、カメラ用のシヤツタあるいは絞りの
駆動源として用いられる電歪素子の電極構造に関
する。
〈考案の背景〉 従来、カメラ用のシヤツタあるいは絞りの駆動
源に電歪素子を用いた駆動機構は、電歪素子の基
部を保持部材によつて固定するとともに、先端部
を偏倚可能にし、偏倚する先端部を従動部材に係
接させて駆動力をシヤツタあるいは絞りに伝達す
るという機構が多く用いられている。
こうした機構においては、従動部材と電歪素子
における金属被膜との円滑度が駆動力の伝達効率
に大きな影響を与え、特に金属被膜に発生する錆
による摩擦抵抗の増大による影響は、露光精度の
不整等を生じ、無視できないものであつた。
また、カメラにおいて用いられる電歪素子は、
セラミツクとこれに挟持される金属電極とを接着
する接着剤が縁部より、余分な部分が周囲に浸出
してきた。
しかしながら第5図Aに示すように、こうした
浸出する接着剤の量が多すぎる場合にセラミツク
の被膜形成部分にまで廻り込み、これが乾燥する
と金属電極とセラミツクとのあいだの歪曲に影響
を与え、十分な性能が得られないものであつた。
これをおそれて接着剤の量を少量とした場合、
第5図Bに示すように逆に浸出が少なすぎるため
に、端面に形成されている銀等の金属が金属移行
(所謂マイグレーシヨン)が発生し、短絡してし
まうという不都合を生じるものであつた。
〈考案の目的〉 本考案は、上述した不都合な点に鑑み、マイグ
レーシヨンの発生による影響を排し、且つ被膜に
発生する錆から生じる摩擦の増大による影響を排
したカメラ用の駆動力源として用いられる電歪素
子の電極構造を提供するものである。
〈考案の構成〉 上述した本考案の目的は、一端が固定保持され
ていて、偏倚可能な他端により従動部材を駆動す
るようにした電歪素子において、電歪素子を構成
するセラミツク部材とこれに挟持される金属電極
との外形寸法を異なるものとし、且つセラミツク
部材の表面への金属被膜の内、従動部材と接する
部位には被膜を施さないようにした、ことにより
達成される。
〈考案の実施例〉 以下、本考案の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本考案の一実施例を示した斜視図で、
第2図は電歪素子の駆動力源として用いたカメラ
用シヤツタの略平面図である。
1は電歪素子で、電圧を印加することにより、
偏倚する性質を有している。
2は金属電極で、例えばリン青銅等から成つて
いて、一端を図示しない電源回路の一極と接続さ
れている。
3,3′はセラミツク板で、前記した金属電極
2を両側から挟持するように配置されていて、接
着剤等の周知の手段により貼合・接着されてい
る。
4,4′は金属被膜で、銀等の金属ペースト等
により形成されているが、一部には被膜の形成さ
れていない非形成部4aが設けられていて、錆の
形成しない部位と成る。
5はホルダで、前記電歪素子1の一端(基部)
を固定に保持している。
6は開閉レバーで、軸6aにより不均等に軸支
されていて、一端には後述するシヤツタ羽根の長
穴と嵌合するピン6b,6b′が植立されていて、
他の一端には従動部7とこれに植立されたピン
8,8により前記電歪素子1と摺動・係接して偏
倚を受ける。
9,9′はシヤツタ羽根で、軸9aに支持され
ていて、各々に穿設された長穴9b,9b′は前記
した開閉レバー6のピン6b,6b′と嵌合してい
て、開閉レバー6の作動により軸9aを支点とし
て回動する。
10は基板で、撮影用光路となるアパーチヤ1
1を形成していると共に、前記ホルダおよびシヤ
ツタ機構を支持している。
次に、動作について説明する。
第2図において、図示しない制御回路から通電
されると、電歪素子1は矢印方向に向つてホルダ
5による保持部を支点として偏倚する。
電歪素子1の自由端を挟持しているピン8,8
の植立された従動部7、そして、これと同様に開
閉レバー6は軸6aを支点として右旋する。
開閉レバー6が右旋すると、シヤツタ羽根9お
よび9′は各々が有する長穴9b,9b′と開閉レ
バー6のピン6b,6b′とが嵌合していることに
より駆動力を得、軸9aを支点として互いに離反
する方向に回動し、アパーチヤ11を開放して露
光が開始される。
演算された所定の開口に達しおよび時間が経過
すると通電が断たれ、さらに充電された電荷が放
電されることにより、電歪素子1は元の形状へと
復帰する。
このとき、開閉レバー6は電歪素子1の動きを
ピン8,8および従動部7を介して左旋するの
で、シヤツタ羽根9,9′はアパーチヤ11を閉
鎖する動作を行ない、閉鎖動作が終了すると一回
の撮影が完了する。
第3図は他の実施例である。
本実施例は、特に電歪素子における金属移行
(マイグレーシヨン)の防止を目的とする。
電歪素子1を構成している金属電極2の外形寸
法を、これを挟持する2枚のセラミツク板3,
3′の外形寸法に比して小さく設定している。
図面において、金属電極2の形状を被保持部側
の端部と自由端側の端部とが異なる(非対称)形
状を有しているが、保持力あるいは加工上に何等
問題が生じないのであれば、同一形状であること
としても構わない。
また、さらに被保持側端の長さを短縮し、自由
端側と同様に溝を形成するようにしても構わな
い。
このように形成された、金属電極2とセラミツ
ク板3,3′とを接着剤12を用いて貼合すると、
互いの有する外形寸法の差異により金属電極2の
周縁に溝が形成される。
貼合加工の際に、十分な量の接着剤12を充填
しておくと、貼合されつつ周縁に浸出して溝を埋
める。
この浸出により、およびさらに必要な量を充填
するように為すと、第4図に示すように、周縁に
盛り上がるように凸部を形成し、これが堰(障
壁)となりマイグレーシヨンの発達を妨げるの
で、短絡を防止する。
また接着剤12には、マイグレーシヨン防止に
効果のあるとされる、疎水性の材料のものを使用
することもさらに良い。
〈考案の効果〉 上述したように、本考案を実施することにより
簡易な構成でありながらも、摺動運動の円滑性を
妨げる錆の影響を排し、さらに金属移行を妨げる
ことにより異電極間の短絡を防止するという著し
い効果の得られるカメラ用のシヤツタあるいは絞
りの駆動力源として用いられる電歪素子を提供で
きる。
尚、上述の説明において、各々の効果を別々に
説明して理解の一助としているが、一体に施すこ
とにより同時に両効果を得るようにすることは何
等問題のあるものではないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した斜視図で、
第2図は本実施例を用いたカメラのシヤツタ機構
の略平面図で、第3図は他の実施例を示した斜視
図で、第4図は同じく要部を示した略断面図で、
第5図は従来を示した電歪素子の略断面図であ
る。 1……電歪素子、2……金属電極、3,3′…
…セラミツク材、4,4′……金属被膜、5……
ホルダ、6……開閉レバー、6a……軸、6b、
6b′……ピン、7……従動部材、8……ピン、9
……シヤツタ羽根、9a……軸、9b,9b′……
長穴、10……基板、11……アパーチヤ、12
……接着剤。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 露光用開口を有する基板と、 前記開口を開放・遮蔽する遮光羽根と、 板状に形成された2枚のセラミツク部材と、
    良導電性である銀等から成り該セラミツク部材
    上の一表面に一方の電極を形成する金属被膜
    と、導電性を有した薄板状の金属材料より成り
    該セラミツク部材により挟持され且つ他方の電
    極を形成する金属電極と、絶縁性を有し該セラ
    ミツク部材と該金属電極とを貼合・接着する接
    着剤とから成る電歪素子と、 前記電歪素子の一端側を固定的に保持する保
    持部材と、 前記電歪素子の他端側を偏倚可能に挟持する
    ピンを備えた従動部材と、 前記基板上にて揺動可能に軸支され、一方側
    にて前記従動部材を備え、他方側にて前記遮光
    羽根を駆動する開閉部材と を備えていて、 前記電歪素子の金属被膜は、前記従動部材の
    ピンが摺接する範囲に限定してセラミツクス部
    材の表面が露出していることを特徴とする電歪
    素子を駆動源とするカメラ用シヤツタ。 (2) 前記電歪素子は、セラミツク部材の外形寸法
    がその挟持する金属部材に比して大きくあつ
    て、貼合・接着した後に該セラミツク部材と該
    金属部材との該寸法の差異により該金属部材の
    周囲に形成された溝と、前記溝内を接着剤によ
    り満たすとともに溝外へと盛り上がるようにし
    て形成された堰とを備えている ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電歪素子を駆動源とするカメラ用シヤ
    ツタ。
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