JPH05116165A - 積層板の製造方法及び製造装置 - Google Patents
積層板の製造方法及び製造装置Info
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- JPH05116165A JPH05116165A JP3280145A JP28014591A JPH05116165A JP H05116165 A JPH05116165 A JP H05116165A JP 3280145 A JP3280145 A JP 3280145A JP 28014591 A JP28014591 A JP 28014591A JP H05116165 A JPH05116165 A JP H05116165A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダブルベルトプレスの加圧加熱ユニットから
の熱媒の漏れを防止し、かつ端部まで特性の揃った積層
板をダブルベルトプレスによって製造する。 【構成】 ダブルスプレス50における連続ベルト5の
加圧有効幅内に挿入される帯状樹脂含浸基材1と帯状金
属箔2との積層材料の両側に、帯状金属薄板9を配置す
る。帯状金属薄板9は連続ベルト5と同じ速度で同じ方
向に移送する。 【効果】 加圧加熱ユニット6におけるシール部6aの
位置に帯状金属薄板9があるので、シール部6aと連続
ベルト5とシール部6aとの間に隙間ができず、熱媒の
漏れがなくなる。
の熱媒の漏れを防止し、かつ端部まで特性の揃った積層
板をダブルベルトプレスによって製造する。 【構成】 ダブルスプレス50における連続ベルト5の
加圧有効幅内に挿入される帯状樹脂含浸基材1と帯状金
属箔2との積層材料の両側に、帯状金属薄板9を配置す
る。帯状金属薄板9は連続ベルト5と同じ速度で同じ方
向に移送する。 【効果】 加圧加熱ユニット6におけるシール部6aの
位置に帯状金属薄板9があるので、シール部6aと連続
ベルト5とシール部6aとの間に隙間ができず、熱媒の
漏れがなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器などに用いら
れるダブルベルトプレスによる金属箔付き積層板の製造
方法及びその製造装置に関するものである。
れるダブルベルトプレスによる金属箔付き積層板の製造
方法及びその製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器などに用いられる金属箔張り積
層板の製造方法には、多段のプレス中に一定寸法に切断
されたプリプレグと金属箔とを必要枚数重ね合わせ、平
滑な金属鏡板で挟み、2〜3時間加圧加熱するバッチ方
式と、樹脂含浸基材と金属箔を重ね合わせて移動させな
がら加圧加熱する連続方式とがある。
層板の製造方法には、多段のプレス中に一定寸法に切断
されたプリプレグと金属箔とを必要枚数重ね合わせ、平
滑な金属鏡板で挟み、2〜3時間加圧加熱するバッチ方
式と、樹脂含浸基材と金属箔を重ね合わせて移動させな
がら加圧加熱する連続方式とがある。
【0003】そして、連続方式には、ロール加圧方式と
ダブルベルト方式とがあり、近年は所望の加熱加圧ゾー
ンを確保できるダブルベルトプレス方式による積層板の
製造方法が注目されている。
ダブルベルト方式とがあり、近年は所望の加熱加圧ゾー
ンを確保できるダブルベルトプレス方式による積層板の
製造方法が注目されている。
【0004】ダブルベルトプレス方式は、図3に示すよ
うに、ロール状に巻かれた所定枚数の帯状樹脂含浸基材
1とロール状に巻かれた帯状金属箔2を互いに重ね合わ
せながらダブルベルトプレス50に送り込み、これらを
連続的に積層して帯状樹脂含浸基材1の片面又は両面に
帯状金属箔2を配置させた1枚の積層板を形成するもの
である。金属箔のない積層板を製造する場合は、帯状金
属箔に代えて離型フィルムを用い、成形後に離型フィル
ムを剥離する。
うに、ロール状に巻かれた所定枚数の帯状樹脂含浸基材
1とロール状に巻かれた帯状金属箔2を互いに重ね合わ
せながらダブルベルトプレス50に送り込み、これらを
連続的に積層して帯状樹脂含浸基材1の片面又は両面に
帯状金属箔2を配置させた1枚の積層板を形成するもの
である。金属箔のない積層板を製造する場合は、帯状金
属箔に代えて離型フィルムを用い、成形後に離型フィル
ムを剥離する。
【0005】ダブルベルトプレス50は、一対の回転ド
ラム4,4にステンレスの無端ベルトを巻回して連続ベ
ルト5を形成し、それを上下2段に対向させ、その間に
積層材料を送り込み、一体化させる装置である。連続ベ
ルト5の中央部背面側には、加圧加熱ユニット6が設け
られており、高圧高温の熱媒をこのユニット6に送り込
み、連続ベルト5の背面側から圧力と熱を積層材料に加
える。積層材料は一体化して、積層板となり、この積層
板3を切断機7により所定寸法に切断して製品8とす
る。
ラム4,4にステンレスの無端ベルトを巻回して連続ベ
ルト5を形成し、それを上下2段に対向させ、その間に
積層材料を送り込み、一体化させる装置である。連続ベ
ルト5の中央部背面側には、加圧加熱ユニット6が設け
られており、高圧高温の熱媒をこのユニット6に送り込
み、連続ベルト5の背面側から圧力と熱を積層材料に加
える。積層材料は一体化して、積層板となり、この積層
板3を切断機7により所定寸法に切断して製品8とす
る。
【0006】ダブルベルトプレス50では、移動する連
続ベルト5の背面側に設けられた、移動しない加圧加熱
ユニット6に高圧高温の熱媒を送り込んでいるため、熱
媒のシールが最も重要な課題となる。通常は、熱媒のシ
ール部6aは、加圧加熱ユニット6の外周部にある。し
たがって、このシール部6aの部分では加圧加熱が不充
分となり、加圧加熱ユニット6の中央部分(加圧有効範
囲内)のように正規な圧力と温度で成形された部分に比
べ、硬化の程度が不十分になりやすく、硬化不足、強度
不足、寸法不安定などの種々の特性が低下する。
続ベルト5の背面側に設けられた、移動しない加圧加熱
ユニット6に高圧高温の熱媒を送り込んでいるため、熱
媒のシールが最も重要な課題となる。通常は、熱媒のシ
ール部6aは、加圧加熱ユニット6の外周部にある。し
たがって、このシール部6aの部分では加圧加熱が不充
分となり、加圧加熱ユニット6の中央部分(加圧有効範
囲内)のように正規な圧力と温度で成形された部分に比
べ、硬化の程度が不十分になりやすく、硬化不足、強度
不足、寸法不安定などの種々の特性が低下する。
【0007】そこで、このような特性低下を少なくする
ために種々の工夫がなされている。例えば単純に積層材
料幅を狭くし加圧加熱ユニット6の中央部分でのみ成形
する方法や、積層材料の両側に帯状の布材を配置してシ
ール部6aからの熱媒の漏れを防止する方法がある。
ために種々の工夫がなされている。例えば単純に積層材
料幅を狭くし加圧加熱ユニット6の中央部分でのみ成形
する方法や、積層材料の両側に帯状の布材を配置してシ
ール部6aからの熱媒の漏れを防止する方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】単純に積層材料幅を狭
くし加圧加熱ユニット6の中央部分でのみ成形する場
合、加熱により樹脂含浸基材1の樹脂粘度が低下し、樹
脂が両側に流れて薄くなってしまい、加圧加熱ユニット
6のシール部6aに充分な圧力が加わらないためシール
部6aから熱媒が漏れてしまうという欠点がある。積層
材料の両側に帯状の布材を配置する方法では、シール部
6aからの熱媒の漏れは減少するが、加圧加熱により布
材が変形して積層板の寸法がばらつき、また布材の寿命
が短く、切断されたり、切断部の糸くずが入り込んで、
成形後の積層板に外観不良を発生させるなど種々の問題
がある。
くし加圧加熱ユニット6の中央部分でのみ成形する場
合、加熱により樹脂含浸基材1の樹脂粘度が低下し、樹
脂が両側に流れて薄くなってしまい、加圧加熱ユニット
6のシール部6aに充分な圧力が加わらないためシール
部6aから熱媒が漏れてしまうという欠点がある。積層
材料の両側に帯状の布材を配置する方法では、シール部
6aからの熱媒の漏れは減少するが、加圧加熱により布
材が変形して積層板の寸法がばらつき、また布材の寿命
が短く、切断されたり、切断部の糸くずが入り込んで、
成形後の積層板に外観不良を発生させるなど種々の問題
がある。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、シール部からの熱媒の漏れが少なく、かつ成
形後に全面にわたり優れた特性を有する積層板が容易に
得られる製造方法及びその製造装置を提供することを目
的とするものである。
たもので、シール部からの熱媒の漏れが少なく、かつ成
形後に全面にわたり優れた特性を有する積層板が容易に
得られる製造方法及びその製造装置を提供することを目
的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定枚数の帯
状樹脂含浸基材1からなる積層材料3を、連続ベルト5
を対向させたダブルベルトプレスに送り込み、加圧加熱
する積層板の製造方法において、前記ダブルベルトプレ
スにおける連続ベルト5の加圧有効幅内に挿入される積
層材料3の両側に、帯状金属薄板9を配置することを特
徴とする積層板の製造方法である。
状樹脂含浸基材1からなる積層材料3を、連続ベルト5
を対向させたダブルベルトプレスに送り込み、加圧加熱
する積層板の製造方法において、前記ダブルベルトプレ
スにおける連続ベルト5の加圧有効幅内に挿入される積
層材料3の両側に、帯状金属薄板9を配置することを特
徴とする積層板の製造方法である。
【0011】積層材料3の両側に配置される帯状金属薄
板9は、積層材料3のダブルベルトプレスへの挿入時に
同時に挿入され、積層材料3と同速度で移動するように
するか(図1)又は、予めダブルベルトプレスの連続ベ
ルト5の全周に装着(図2)する。帯状金属薄板9の幅
は、連続ベルト5の加圧有効幅と積層材料3の幅との差
以上とするのが好ましい。具体的には、20〜200m
mがよい。
板9は、積層材料3のダブルベルトプレスへの挿入時に
同時に挿入され、積層材料3と同速度で移動するように
するか(図1)又は、予めダブルベルトプレスの連続ベ
ルト5の全周に装着(図2)する。帯状金属薄板9の幅
は、連続ベルト5の加圧有効幅と積層材料3の幅との差
以上とするのが好ましい。具体的には、20〜200m
mがよい。
【0012】帯状金属薄板9を連続ベルト5の全周に装
着する場合、上側、下側のいずれか一方又は両方に装着
する。また、帯状金属薄板9と連続ベルト5とは溶接又
は両面接着テープによって固定する。
着する場合、上側、下側のいずれか一方又は両方に装着
する。また、帯状金属薄板9と連続ベルト5とは溶接又
は両面接着テープによって固定する。
【0013】帯状金属薄板9の厚さは、積層材料3の厚
さとほぼ等しいかやや薄く、かつそのばらつきが、0.
1mm以下であるのが好ましい。また、材質は、連続ベ
ルト9の材質よりも軟らかい方が良く、アルミニウム、
金、銅、鉛などが好適である。特に、アルミニウムが価
格及び耐久性からみて最も好ましい。
さとほぼ等しいかやや薄く、かつそのばらつきが、0.
1mm以下であるのが好ましい。また、材質は、連続ベ
ルト9の材質よりも軟らかい方が良く、アルミニウム、
金、銅、鉛などが好適である。特に、アルミニウムが価
格及び耐久性からみて最も好ましい。
【0014】帯状金属薄板9を、積層材料3のダブルベ
ルトプレスへの挿入時に同時に挿入するには、連続ベル
ト5の入り口側に配置された積層材料3の供給用ロール
部に隣接するように、金属薄板送り用ロール部90を配
置し、連続ベルト5の出口側に金属薄板巻取り用ロール
部91を配置し、帯状金属薄板9を順次巻き取るように
する。
ルトプレスへの挿入時に同時に挿入するには、連続ベル
ト5の入り口側に配置された積層材料3の供給用ロール
部に隣接するように、金属薄板送り用ロール部90を配
置し、連続ベルト5の出口側に金属薄板巻取り用ロール
部91を配置し、帯状金属薄板9を順次巻き取るように
する。
【0015】ここで特に重要なことは、連続ベルト表面
に配置される帯状金属薄板9が均一な厚さであり、かつ
連続ベルト表面からの位置ずれが少ないようにすること
である。その厚さについては、成形後の適切な特性が得
られる積層板の厚さより薄くする必要があり、厚くする
とその特性に低下を生じ好ましくない。通常、成形後の
積層板の厚さは0.1〜2.0mmであるので、帯状金
属薄板9の厚さも0.1〜2.0mmとするのが好まし
い。したがって、板厚精度も0.1mm以下が好まし
い。
に配置される帯状金属薄板9が均一な厚さであり、かつ
連続ベルト表面からの位置ずれが少ないようにすること
である。その厚さについては、成形後の適切な特性が得
られる積層板の厚さより薄くする必要があり、厚くする
とその特性に低下を生じ好ましくない。通常、成形後の
積層板の厚さは0.1〜2.0mmであるので、帯状金
属薄板9の厚さも0.1〜2.0mmとするのが好まし
い。したがって、板厚精度も0.1mm以下が好まし
い。
【0016】帯状金属薄板が連続ベルトからずれないよ
うにするには、適度の幅が必要であり、20〜200m
mが好ましく、20mm以下では位置ずれが生じ易くま
た200mm以上では取扱いにくくなる。この帯状金属
薄板9を連続ベルトにしっかり配置しておくには、その
両端を溶接により接続させておくとよく、溶接で接続さ
せることにより帯状金属薄板9のずれを防止することが
可能になる。また、帯状金属薄板9と連続ベルト5の材
質の差などによりずれが発生し易い場合には、両面接着
テープ等で帯状金属薄板9と連続ベルトのずれ防止を図
ってもよい。
うにするには、適度の幅が必要であり、20〜200m
mが好ましく、20mm以下では位置ずれが生じ易くま
た200mm以上では取扱いにくくなる。この帯状金属
薄板9を連続ベルトにしっかり配置しておくには、その
両端を溶接により接続させておくとよく、溶接で接続さ
せることにより帯状金属薄板9のずれを防止することが
可能になる。また、帯状金属薄板9と連続ベルト5の材
質の差などによりずれが発生し易い場合には、両面接着
テープ等で帯状金属薄板9と連続ベルトのずれ防止を図
ってもよい。
【0017】
【作用】ダブルベルトプレスにおける連続ベルト5の加
圧有効幅内に挿入される積層材料3の両側に、両サイド
のシール部の連続ベルト5の間に帯状金属薄板9がある
ので、加圧力が確保され、シールが不充分とならない。
したがって、加圧加熱ユニットにおけるシール部からの
熱媒の漏れが少なくなり、成形後に全面にわたり優れた
特性を有する積層板を得ることができる。
圧有効幅内に挿入される積層材料3の両側に、両サイド
のシール部の連続ベルト5の間に帯状金属薄板9がある
ので、加圧力が確保され、シールが不充分とならない。
したがって、加圧加熱ユニットにおけるシール部からの
熱媒の漏れが少なくなり、成形後に全面にわたり優れた
特性を有する積層板を得ることができる。
【0018】
実施例1 図1(a)は本発明に係る製造装置の要部を示す平面図
であり、図1(b)はその装置の概略構成を示す側面図
である。同図に示すようにして、ガラスクロスにエポキ
シ樹脂を含浸し加熱して半硬化させてなる樹脂含浸率4
0wt%,厚さ0.2mm,幅500mmの帯状樹脂含
浸基材1を4枚重ね、その両面に厚さ35μmの帯状の
銅箔2を配置し、これを図1に示すように連続的にダブ
ルベルトプレス50の上下連続ベルト5,5間に挿入
し、4MPa、180℃で加圧加熱し、厚さ0.8mm
の積層板を成形した。
であり、図1(b)はその装置の概略構成を示す側面図
である。同図に示すようにして、ガラスクロスにエポキ
シ樹脂を含浸し加熱して半硬化させてなる樹脂含浸率4
0wt%,厚さ0.2mm,幅500mmの帯状樹脂含
浸基材1を4枚重ね、その両面に厚さ35μmの帯状の
銅箔2を配置し、これを図1に示すように連続的にダブ
ルベルトプレス50の上下連続ベルト5,5間に挿入
し、4MPa、180℃で加圧加熱し、厚さ0.8mm
の積層板を成形した。
【0019】この時、樹脂含浸基材1と銅箔2からなる
積層材料の両側に厚さ0.2±0.01mm、幅300
mmのアルミニウム薄板2枚と、厚さ0.15±0.0
1mmと幅300mmのをアルミニウム薄板1枚重ね
て、金属薄板送り用ロール部90から同時に送り込ん
だ。そして、これらを連続的に移動させ、成形後の積層
板3を切断機7で切断し、長さ1000mmの製品8を
得るとともに、帯状のアルミニウム薄板9を金属薄板用
巻取りロール部91によって巻き取った。積層材料3と
アルミニウム薄板9との隙間は10mm程度とした。加
圧加熱ユニット6は、幅1100mm、長さ3500m
mであり、連続ベルト5の送り速度は1500mm/分
とした。こうして、長さ1000mm,幅500mm,
厚さ0.8mmで幅方向のばらつきの少なく、加圧加熱
ユニット6より幅の狭い良好な特性を有する積層板を連
続的に製造できた。また、この場合、シール部6aから
の熱媒の漏れも少なかった。しかも、この場合、樹脂含
浸基材1と銅箔2からなる積層材料の幅を適宜変更する
ことも可能であった。
積層材料の両側に厚さ0.2±0.01mm、幅300
mmのアルミニウム薄板2枚と、厚さ0.15±0.0
1mmと幅300mmのをアルミニウム薄板1枚重ね
て、金属薄板送り用ロール部90から同時に送り込ん
だ。そして、これらを連続的に移動させ、成形後の積層
板3を切断機7で切断し、長さ1000mmの製品8を
得るとともに、帯状のアルミニウム薄板9を金属薄板用
巻取りロール部91によって巻き取った。積層材料3と
アルミニウム薄板9との隙間は10mm程度とした。加
圧加熱ユニット6は、幅1100mm、長さ3500m
mであり、連続ベルト5の送り速度は1500mm/分
とした。こうして、長さ1000mm,幅500mm,
厚さ0.8mmで幅方向のばらつきの少なく、加圧加熱
ユニット6より幅の狭い良好な特性を有する積層板を連
続的に製造できた。また、この場合、シール部6aから
の熱媒の漏れも少なかった。しかも、この場合、樹脂含
浸基材1と銅箔2からなる積層材料の幅を適宜変更する
ことも可能であった。
【0020】実施例2 図2に示す装置を用い実施例1と同様にして積層板を製
造した。図2において、ダブルベルトプレス50の連続
ベルト5は、ステンレススチール製であり、上側ベルト
5の両端縁に厚さ0.7±0.02mm,幅100mm
の帯状アルミニウム薄板9を装着した。アルミニウム薄
板9は連続ベルト5の全周に設けられており、両端を溶
接で接続し容易にずれないようにした。アルミニウム薄
板9の間隔は1000mmである。それぞれのアルミニ
ウム薄板9は、図2(a)に示したように、加圧加熱ユ
ニット6のシール部6aの位置に設けた。この加圧加熱
ユニット6は幅1100mm、長さ3500mmであ
り、連続ベルト5の送り速度は1500mm/分とし
た。
造した。図2において、ダブルベルトプレス50の連続
ベルト5は、ステンレススチール製であり、上側ベルト
5の両端縁に厚さ0.7±0.02mm,幅100mm
の帯状アルミニウム薄板9を装着した。アルミニウム薄
板9は連続ベルト5の全周に設けられており、両端を溶
接で接続し容易にずれないようにした。アルミニウム薄
板9の間隔は1000mmである。それぞれのアルミニ
ウム薄板9は、図2(a)に示したように、加圧加熱ユ
ニット6のシール部6aの位置に設けた。この加圧加熱
ユニット6は幅1100mm、長さ3500mmであ
り、連続ベルト5の送り速度は1500mm/分とし
た。
【0021】樹脂含浸基材1は、ガラスクロスにエポキ
シ樹脂を含浸し加熱して半硬化させてなる樹脂含浸率4
0wt%,厚さ0.2mm,幅1000mmの帯状樹脂
含浸基材1を4枚重ね、その両面に厚さ35μmの帯状
の銅箔2を配置し、これを図2(b)に示すように、連
続的にダブルベルトプレス50の上下連続ベルト5,5
間に挿入し、4MPa、180℃で加圧加熱し、厚さ
0.8mmの積層板を成形した。こうして、幅1000
mm,厚さ0.8mmで幅方向のばらつきの少なく、良
好な特性を有する積層板を連続的に製造できた。また、
この場合、シール部6aからの熱媒の漏れも少なかっ
た。
シ樹脂を含浸し加熱して半硬化させてなる樹脂含浸率4
0wt%,厚さ0.2mm,幅1000mmの帯状樹脂
含浸基材1を4枚重ね、その両面に厚さ35μmの帯状
の銅箔2を配置し、これを図2(b)に示すように、連
続的にダブルベルトプレス50の上下連続ベルト5,5
間に挿入し、4MPa、180℃で加圧加熱し、厚さ
0.8mmの積層板を成形した。こうして、幅1000
mm,厚さ0.8mmで幅方向のばらつきの少なく、良
好な特性を有する積層板を連続的に製造できた。また、
この場合、シール部6aからの熱媒の漏れも少なかっ
た。
【0022】比較例 アルミニウム薄板9を用いないで製造した以外は全て前
記実施例と同様にして積層板を製造した。この場合、シ
ール部6からの熱媒の漏れが実施例の場合に比べ約5倍
多かった。また、比較例によって得られた積層板は、幅
方向で両端80mmの部分が厚さ0.7mmと薄くな
り、切断機7で切断した際に両端部のガラスクロスの切
削性が悪くなった。
記実施例と同様にして積層板を製造した。この場合、シ
ール部6からの熱媒の漏れが実施例の場合に比べ約5倍
多かった。また、比較例によって得られた積層板は、幅
方向で両端80mmの部分が厚さ0.7mmと薄くな
り、切断機7で切断した際に両端部のガラスクロスの切
削性が悪くなった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、帯状樹
脂含浸基材の少なくとも片面に帯状金属箔を重ね合わせ
た積層材料を、ダブルベルトプレスにより連続的に製造
する場合、連続ベルト表面の幅方向の両側に帯状金属薄
板を配置させることにより、従来に比べ加圧加熱ユニッ
トのシール部からの熱媒の漏れを減少させ、さらに板厚
特性など積層板の全面にわたる特性の向上を図ることが
できる。
脂含浸基材の少なくとも片面に帯状金属箔を重ね合わせ
た積層材料を、ダブルベルトプレスにより連続的に製造
する場合、連続ベルト表面の幅方向の両側に帯状金属薄
板を配置させることにより、従来に比べ加圧加熱ユニッ
トのシール部からの熱媒の漏れを減少させ、さらに板厚
特性など積層板の全面にわたる特性の向上を図ることが
できる。
【図1】 本発明一実施例に関する製造装置の要部を示
し(a)は平面図、(b)は概略構成を示す側面図であ
る。
し(a)は平面図、(b)は概略構成を示す側面図であ
る。
【図2】 本発明他の実施例に関する製造装置の要部を
示し(a)は平面図、(b)は概略構成を示す側面図で
ある。
示し(a)は平面図、(b)は概略構成を示す側面図で
ある。
【図3】 従来の製造装置の概略構成を示す側面図であ
る。
る。
1 帯状樹脂含浸基材 2 帯状金属箔 3 積層材料 5 連続ベルト 6 加圧加熱ユニット 9 帯状金属薄板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 4F 31:34 4F
Claims (5)
- 【請求項1】 所定枚数の帯状樹脂含浸基材からなる積
層材料を、連続ベルトを対向させたダブルベルトプレス
に送り込み、加圧加熱する積層板の製造方法において、
前記ダブルベルトプレスにおける連続ベルトの加圧有効
幅内に挿入される積層材料の両側に、帯状金属薄板を配
置することを特徴とする積層板の製造方法。 - 【請求項2】 積層材料の両側に配置される帯状金属薄
板が、積層材料と同時にダブルベルトプレスに送り込ま
れることを特徴とする請求項1記載の積層板の製造方
法。 - 【請求項3】 積層材料の両側に配置される帯状金属薄
板が、予めダブルベルトプレスの連続ベルト全周に固着
されていることを特徴とする請求項1記載の積層板の製
造方法。 - 【請求項4】 ダブルベルトプレスの連続ベルト間に積
層材料を送り込み、これを移動させながら加圧加熱して
積層板を成形する装置において、前記連続ベルトの始端
側に配置された積層材料の供給用ロール部に隣接するよ
うに配置され、この連続ベルトの加圧有効幅内に挿入さ
れる積層材料の挿入に伴って積層材料の両側に帯状金属
薄板を挿入配置する金属薄板送り用ロール部と、連続ベ
ルトの終端側に配置され、積層材料の両側に挿入配置さ
れた金属薄板を順次巻き取る金属薄板巻取り用ロール部
とを有することを特徴とする積層板の製造装置。 - 【請求項5】 ダブルベルトプレスの連続ベルト間に積
層材料を送り込み、これを移動させながら加圧加熱して
積層板を成形する装置において、前記連続ベルトの加圧
有効幅外となるベルト端縁の全周に、連続ベルト間に挿
入されてくる積層材料の両側に位置するように帯状金属
薄板を装着することを特徴とする積層板の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280145A JPH05116165A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 積層板の製造方法及び製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3280145A JPH05116165A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 積層板の製造方法及び製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116165A true JPH05116165A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17620957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3280145A Pending JPH05116165A (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 積層板の製造方法及び製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05116165A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084649A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Teijin Ltd | 炭素繊維複合シート及びその製造方法 |
| WO2013021893A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-14 | 宇部日東化成株式会社 | 積層体製造装置及び積層体の製造方法 |
| KR20160053080A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-13 | 한국생산기술연구원 | 열 전달 이송벨트를 이용한 프리프레그 제조장치 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP3280145A patent/JPH05116165A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007084649A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Teijin Ltd | 炭素繊維複合シート及びその製造方法 |
| WO2013021893A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-14 | 宇部日東化成株式会社 | 積層体製造装置及び積層体の製造方法 |
| CN103747959A (zh) * | 2011-08-09 | 2014-04-23 | 宇部爱科喜模株式会社 | 层叠体制造装置及层叠体的制造方法 |
| KR20140057563A (ko) | 2011-08-09 | 2014-05-13 | 우베 에쿠시모 가부시키가이샤 | 적층체 제조장치 및 적층체의 제조방법 |
| JPWO2013021893A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2015-03-05 | 宇部エクシモ株式会社 | 積層体製造装置及び積層体の製造方法 |
| KR20160053080A (ko) * | 2014-10-30 | 2016-05-13 | 한국생산기술연구원 | 열 전달 이송벨트를 이용한 프리프레그 제조장치 |
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