JPH0577378A - 湿式連続法による金属箔張積層板の製造方法 - Google Patents
湿式連続法による金属箔張積層板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0577378A JPH0577378A JP3270141A JP27014191A JPH0577378A JP H0577378 A JPH0577378 A JP H0577378A JP 3270141 A JP3270141 A JP 3270141A JP 27014191 A JP27014191 A JP 27014191A JP H0577378 A JPH0577378 A JP H0577378A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】ラインスピードに変更を加えることなく生産性
を大幅に向上させることができる湿式連続式の金属箔張
積層板の製造方法を提供する。 【構成】湿式連続式の金属箔張積層板の製造において、
基材として定尺幅の約2倍の幅を有する基材を使用し、
これに液状硬化性樹脂を含浸し、複数枚を積層合体し、
少なくとも片面へ2枚の定尺幅の金属箔8を相互に離し
て並列に張り、実質上無圧またはダブルベルトプレス1
1による加圧下硬化後、中心線に沿って縦方向に二等分
しかつ所定長さに切断する。
を大幅に向上させることができる湿式連続式の金属箔張
積層板の製造方法を提供する。 【構成】湿式連続式の金属箔張積層板の製造において、
基材として定尺幅の約2倍の幅を有する基材を使用し、
これに液状硬化性樹脂を含浸し、複数枚を積層合体し、
少なくとも片面へ2枚の定尺幅の金属箔8を相互に離し
て並列に張り、実質上無圧またはダブルベルトプレス1
1による加圧下硬化後、中心線に沿って縦方向に二等分
しかつ所定長さに切断する。
Description
【0001】技術分野 本発明は、印刷回路基板に使用するリジッドタイプの片
面または両面金属箔張積層板の連続製造法に関する。
面または両面金属箔張積層板の連続製造法に関する。
【0002】従来技術とその問題点 従来、金属箔張積層板の製造は、基材を樹脂ワニスで含
浸し、乾燥して得られるプリプレグの所要枚数と金属箔
とを重ね、プレスで圧縮成形するバッチ式乾式法が主流
であったが、高い生産性を発揮する連続法が注目をあび
ている。
浸し、乾燥して得られるプリプレグの所要枚数と金属箔
とを重ね、プレスで圧縮成形するバッチ式乾式法が主流
であったが、高い生産性を発揮する連続法が注目をあび
ている。
【0003】その一つとして、本出願人の特開昭56−
126418(特公昭62−6513)は、硬化反応過
程で揮発性副生成物を発生しないそれ自体液状の熱硬化
性樹脂液、例えば不飽和ポリエステル樹脂液を複数の連
続シート状基材に搬送下含浸し、これらを積層合体し、
積層物へ金属箔を張り、次いで成形圧を加えることなく
連続的に硬化させる金属箔張積層板の製造法(湿式無圧
連続法)を開示する。ところが最近の電気電子機器の発
達に伴って積層板に求められる性能も次第に厳しくなっ
ており、特に熱時の特性の向上が望まれている。そのた
めには積層板の樹脂含量を減らし基材の比率を高めるの
が効果的であるが、無圧連続法では硬化時実質的に成形
圧を適用しないためこれを達成し難い傾向を有する。ま
た、無圧連続法では硬化の初期において金属箔と基材層
との間の相対的運動が自由であるため、両者の熱膨張率
の差や振動に基因して金属箔のたるみ、しわ等が発生し
易い。
126418(特公昭62−6513)は、硬化反応過
程で揮発性副生成物を発生しないそれ自体液状の熱硬化
性樹脂液、例えば不飽和ポリエステル樹脂液を複数の連
続シート状基材に搬送下含浸し、これらを積層合体し、
積層物へ金属箔を張り、次いで成形圧を加えることなく
連続的に硬化させる金属箔張積層板の製造法(湿式無圧
連続法)を開示する。ところが最近の電気電子機器の発
達に伴って積層板に求められる性能も次第に厳しくなっ
ており、特に熱時の特性の向上が望まれている。そのた
めには積層板の樹脂含量を減らし基材の比率を高めるの
が効果的であるが、無圧連続法では硬化時実質的に成形
圧を適用しないためこれを達成し難い傾向を有する。ま
た、無圧連続法では硬化の初期において金属箔と基材層
との間の相対的運動が自由であるため、両者の熱膨張率
の差や振動に基因して金属箔のたるみ、しわ等が発生し
易い。
【0004】そこで積層物を両側から一対のエンドレス
ベルトで挟み、積層物とベルトとを同一方向へ同期的に
移動しながら積層物を加圧加熱して硬化するダブルベル
トプレスを使用する加圧連続式湿式法が開発され、特開
昭56−144151(特公昭60−58031),最
近では特開平2−6131,同平2−59343,同平
2−86441等に開示されている。
ベルトで挟み、積層物とベルトとを同一方向へ同期的に
移動しながら積層物を加圧加熱して硬化するダブルベル
トプレスを使用する加圧連続式湿式法が開発され、特開
昭56−144151(特公昭60−58031),最
近では特開平2−6131,同平2−59343,同平
2−86441等に開示されている。
【0005】しかしながら無圧または加圧連続式湿式法
では大きな設備投資を必要とし、生産性を一層高めるこ
とが要望される。その方法の一つはラインスピードを上
げることであるが、樹脂の硬化には一定の加熱時間を必
要とするからラインスピードを上げるとラインが増々長
大化し、一層設備費がかさむことになる。
では大きな設備投資を必要とし、生産性を一層高めるこ
とが要望される。その方法の一つはラインスピードを上
げることであるが、樹脂の硬化には一定の加熱時間を必
要とするからラインスピードを上げるとラインが増々長
大化し、一層設備費がかさむことになる。
【0006】そこで本発明は、ラインスピードに変更を
加えることなく生産性を大幅に向上させることができる
湿式連続式の金属箔張積層板の製造方法を提案する。
加えることなく生産性を大幅に向上させることができる
湿式連続式の金属箔張積層板の製造方法を提案する。
【0007】解決方法 本発明は、液状硬化性樹脂を含浸した複数枚のシート状
基材を連続的に搬送しながら積層合体し、合体した積層
物の少なくとも片面へ金属箔を張り、次いで実質上無圧
またはダブルベルトプレスに挟持して加圧下加熱して硬
化し、所定寸法に切断する工程を含む湿式加圧連続法に
よる金属箔張積層板の製造方法において、定尺幅の約2
倍の幅を有する基材を使用し、積層合体後定尺幅の金属
箔2枚を相互に離して並列に張り、硬化後中心線に沿っ
て二等分しかつ所定長さに切断することを特徴とする前
記方法が提供される。
基材を連続的に搬送しながら積層合体し、合体した積層
物の少なくとも片面へ金属箔を張り、次いで実質上無圧
またはダブルベルトプレスに挟持して加圧下加熱して硬
化し、所定寸法に切断する工程を含む湿式加圧連続法に
よる金属箔張積層板の製造方法において、定尺幅の約2
倍の幅を有する基材を使用し、積層合体後定尺幅の金属
箔2枚を相互に離して並列に張り、硬化後中心線に沿っ
て二等分しかつ所定長さに切断することを特徴とする前
記方法が提供される。
【0008】本発明により、単位時間当りの積層板の生
産量を約2倍にすることができ、かつ設備費を節減する
ことが可能になる。
産量を約2倍にすることができ、かつ設備費を節減する
ことが可能になる。
【0009】好ましい実施態様 本発明の好ましい具体例を図面を参照して説明する。図
1に示す本発明方法の実施に用いられる装置の1例のレ
イアウトは、主として予熱ゾーン10がダブルベルトプ
レス11の各エンドレスベルトループ12内に設置さ
れ、ダブルベルトプレス11と一体化されていることお
よび後硬化炉15が付加されていることを除いて先に引
用した特開昭56−144151号等に開示されている
装置と同じでよい。従って図面には基材の含浸部は省略
して示してある。
1に示す本発明方法の実施に用いられる装置の1例のレ
イアウトは、主として予熱ゾーン10がダブルベルトプ
レス11の各エンドレスベルトループ12内に設置さ
れ、ダブルベルトプレス11と一体化されていることお
よび後硬化炉15が付加されていることを除いて先に引
用した特開昭56−144151号等に開示されている
装置と同じでよい。従って図面には基材の含浸部は省略
して示してある。
【0010】図示するように、本発明のダブルベルトプ
レス11は、その間に積層ロール6によって合体された
複数枚の樹脂含浸基材1と例えばその上面にラミネート
された金属箔8との積層物を挟持して走行する上下一対
のエンドレスベルトループ12を含む。各エンドレスベ
ルトループ12はロール13,13’間に張りめぐらさ
れたスチールベルトよりなり、積層板の搬送速度と同期
的に駆動される。めいめいのエンドレスベルトループ1
2内には、予熱ゾーン10、加圧ロール7および加圧ボ
ックス14がそれぞれ設けられる。予熱ゾーン10はそ
の中を熱風または熱媒が循環する加熱室であり、ベルト
12,12に挟持された積層板を加熱する。予熱ゾーン
と組合せてダブルベルトプレスの上流側のロール13を
熱風、熱媒または水蒸気によって加熱してもよく、それ
により予熱ゾーンの長さを節約することができる。加圧
ロール7は予熱によりもしふくれ、層間剥離等が発生し
た場合それを除去する。加圧ボックス14は好ましくは
仕切り板をもって加圧された気体または液体を閉じ込め
る複数のセクションに分割され、独立して温度調節が可
能になっている。複数のセクションに分割された加圧ボ
ックスの代わりに独立の加圧ボックスを複数個並列して
設置して温度及び/又は圧力をコントロールしてもよ
い。積層板は加圧ボックスによる加圧区域を通過する間
に加圧下熱硬化される。加圧ボックスの代わりに複数の
ロール対によって加圧するものでもよい。
レス11は、その間に積層ロール6によって合体された
複数枚の樹脂含浸基材1と例えばその上面にラミネート
された金属箔8との積層物を挟持して走行する上下一対
のエンドレスベルトループ12を含む。各エンドレスベ
ルトループ12はロール13,13’間に張りめぐらさ
れたスチールベルトよりなり、積層板の搬送速度と同期
的に駆動される。めいめいのエンドレスベルトループ1
2内には、予熱ゾーン10、加圧ロール7および加圧ボ
ックス14がそれぞれ設けられる。予熱ゾーン10はそ
の中を熱風または熱媒が循環する加熱室であり、ベルト
12,12に挟持された積層板を加熱する。予熱ゾーン
と組合せてダブルベルトプレスの上流側のロール13を
熱風、熱媒または水蒸気によって加熱してもよく、それ
により予熱ゾーンの長さを節約することができる。加圧
ロール7は予熱によりもしふくれ、層間剥離等が発生し
た場合それを除去する。加圧ボックス14は好ましくは
仕切り板をもって加圧された気体または液体を閉じ込め
る複数のセクションに分割され、独立して温度調節が可
能になっている。複数のセクションに分割された加圧ボ
ックスの代わりに独立の加圧ボックスを複数個並列して
設置して温度及び/又は圧力をコントロールしてもよ
い。積層板は加圧ボックスによる加圧区域を通過する間
に加圧下熱硬化される。加圧ボックスの代わりに複数の
ロール対によって加圧するものでもよい。
【0011】ダブルベルトプレス11を出た積層板20
は無圧の状態で後硬化炉15を通過し、内部応力の少な
くとも一部が緩和された後所定寸法に切断される。
は無圧の状態で後硬化炉15を通過し、内部応力の少な
くとも一部が緩和された後所定寸法に切断される。
【0012】図1に図示した具体例は片面金属箔張り積
層板用のものであるが、両面板の場合には下面へも金属
箔8が対称的にラミネートされることは勿論である。ま
た金属箔8にはラミネート直前に接着剤を塗布してもよ
いが、あらかじめオフラインで接着剤が塗布された金属
箔を使用するのが好ましい。
層板用のものであるが、両面板の場合には下面へも金属
箔8が対称的にラミネートされることは勿論である。ま
た金属箔8にはラミネート直前に接着剤を塗布してもよ
いが、あらかじめオフラインで接着剤が塗布された金属
箔を使用するのが好ましい。
【0013】以上述べた具体例は加圧連続法に関するも
のであるが、無圧連続法については先に挙げた本出願の
特開昭56−126418に詳しく説明されている。
のであるが、無圧連続法については先に挙げた本出願の
特開昭56−126418に詳しく説明されている。
【0014】本発明においては基材としてリンター紙、
クラフト紙等のセルロース系基材、ガラス布、ガラスペ
ーパー、混抄紙、不織布等を使用することができる。こ
れら基材はその連続シートを複数枚平行して搬送し、個
別的に樹脂液を含浸し、積層ロール6へインラインで供
給することもできるし、代って一旦樹脂液で含浸した基
材の連続シートを別のラインで調製し、積層ロール6へ
供給するようにしてもよい。
クラフト紙等のセルロース系基材、ガラス布、ガラスペ
ーパー、混抄紙、不織布等を使用することができる。こ
れら基材はその連続シートを複数枚平行して搬送し、個
別的に樹脂液を含浸し、積層ロール6へインラインで供
給することもできるし、代って一旦樹脂液で含浸した基
材の連続シートを別のラインで調製し、積層ロール6へ
供給するようにしてもよい。
【0015】本発明の特徴は、図1の線II−IIに沿った
一部断面側面図である図2によく図示されている。一般
にプリント配線板用積層板の定尺幅はJIS規格によっ
て1020mmと定められている。従って通常は基材と
して耳端部に10〜20cmの余裕を残して幅1050
mm前後のものが使用される。
一部断面側面図である図2によく図示されている。一般
にプリント配線板用積層板の定尺幅はJIS規格によっ
て1020mmと定められている。従って通常は基材と
して耳端部に10〜20cmの余裕を残して幅1050
mm前後のものが使用される。
【0016】本発明においては定尺幅の基材の約2倍の
幅を有する基材を使用する。これら基材の複数枚を硬化
性樹脂液で含浸し、積層合体した後、図1および図2に
示すように定尺幅の金属箔2枚を相互に離して並列に張
る。金属箔間の隙間は1〜20mm,好ましくは3〜1
0mmである。金属箔が重なると加圧硬化後その部分か
らふくれが発生することがある。
幅を有する基材を使用する。これら基材の複数枚を硬化
性樹脂液で含浸し、積層合体した後、図1および図2に
示すように定尺幅の金属箔2枚を相互に離して並列に張
る。金属箔間の隙間は1〜20mm,好ましくは3〜1
0mmである。金属箔が重なると加圧硬化後その部分か
らふくれが発生することがある。
【0017】金属箔についても基材と同じように定尺幅
の約2倍のものを用いるのが好ましいが定尺幅2倍の金
属箔は一般的ではなく、入手面で困難であるため、本発
明の方法によれば定尺幅の金属箔2枚と2倍幅の基材を
組み合せて、金属箔張積層板を製造することができる。
の約2倍のものを用いるのが好ましいが定尺幅2倍の金
属箔は一般的ではなく、入手面で困難であるため、本発
明の方法によれば定尺幅の金属箔2枚と2倍幅の基材を
組み合せて、金属箔張積層板を製造することができる。
【0018】硬化後積層板20は前記隙間にある中心線
に沿って図示しない丸鋸等によって縦に二等分し、さら
にギロチンカッター等によって所定の長さに切断する。
勿論この縦横切断の順序は逆でもよい。
に沿って図示しない丸鋸等によって縦に二等分し、さら
にギロチンカッター等によって所定の長さに切断する。
勿論この縦横切断の順序は逆でもよい。
【0019】このようにして、本発明により湿式連続方
式による金属箔張積層板の単位時間当りの生産量を約2
倍に上げることが可能になる。
式による金属箔張積層板の単位時間当りの生産量を約2
倍に上げることが可能になる。
【図1】湿式加圧連続式の金属箔張積層板生産ラインの
概略正面図。
概略正面図。
【図2】図1の線II−IIに沿った一部断面側面図。
1 樹脂含浸基材 8 金属箔 11 ダブルベルトプレス 20 積層板
Claims (1)
- 【請求項1】液状硬化性樹脂を含浸した複数枚のシート
状基材を連続的に搬送しながら積層合体し、合体した積
層物の少なくとも片面へ金属箔を張り、次いで実質上無
圧またはダブルベルトプレスに挟持して加圧下加熱して
硬化し、所定寸法に切断する工程を含む湿式連続法によ
る金属箔張積層板の製造方法において、定尺幅の約2倍
の幅を有する基材を使用し、積層合体後定尺幅の金属箔
2枚を相互に離して並列に張り、硬化後中心線に沿って
縦方向に二等分しかつ所定長さに切断することを特徴と
する前記方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270141A JPH0577378A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 湿式連続法による金属箔張積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3270141A JPH0577378A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 湿式連続法による金属箔張積層板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577378A true JPH0577378A (ja) | 1993-03-30 |
Family
ID=17482119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3270141A Pending JPH0577378A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 湿式連続法による金属箔張積層板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577378A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002204047A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フレキシブルプリント配線板の製造方法およびそれに用いられる製造装置 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP3270141A patent/JPH0577378A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002204047A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フレキシブルプリント配線板の製造方法およびそれに用いられる製造装置 |
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