JPH0512199B2 - - Google Patents
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- JPH0512199B2 JPH0512199B2 JP2415258A JP41525890A JPH0512199B2 JP H0512199 B2 JPH0512199 B2 JP H0512199B2 JP 2415258 A JP2415258 A JP 2415258A JP 41525890 A JP41525890 A JP 41525890A JP H0512199 B2 JPH0512199 B2 JP H0512199B2
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- chamber
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- cylinder
- piston
- hydraulic oil
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- Expired - Lifetime
Links
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- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 7
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Landscapes
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、船外機、船内
外機等の船舶推進機に用いられて好適なチルトロ
ツク装置に関する。
外機等の船舶推進機に用いられて好適なチルトロ
ツク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 本出願人は、昭和57年11月30日
の出願に係る特許願に添付した明細書および図面
によつて、「船舶推進機本体を船体に支持可能と
するクランプブラケツトもしくはスイベルブラケ
ツトの一方に回動可能に支持され、作動油を収容
するシリンダと、上記両ブラケツトの他方に回動
可能に支持され、シリンダ内に伸縮可能に挿入さ
れるピストンロツドと、シリンダ内のピストンロ
ツド端部に固定され、シリンダ内にピストンロツ
ド収容側の第1室とピストンロツド非収容側の第
2室とを画成するピストンと、ピストンをバイパ
スして第1室と第2室とを連絡する連絡路に介装
され、第2室内の作動油が所定の圧力値以上にま
で圧縮される時に開弁し、第2室内の作動油を第
1室に移送可能とするとともに、手動操作によつ
て開弁し、第1室および第2室内の作動油を相互
に移送可能とする第1開閉弁と、第2室に連絡路
を介して連通され、作動油および作動油によつて
圧縮可能とされる作動ガスを収容するガス室と、
第2室とガス室とを連絡する連絡路に介装され、
第2室内の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮
される時に開弁し、第2室内の作動油をガス室に
移送可能とするとともに、手動操作によつて開弁
し、第2室およびガス室内の作動油を相互に移送
可能とする第2開閉弁とを有する船舶推進機のチ
ルトロツク装置。」を既に提案している。
の出願に係る特許願に添付した明細書および図面
によつて、「船舶推進機本体を船体に支持可能と
するクランプブラケツトもしくはスイベルブラケ
ツトの一方に回動可能に支持され、作動油を収容
するシリンダと、上記両ブラケツトの他方に回動
可能に支持され、シリンダ内に伸縮可能に挿入さ
れるピストンロツドと、シリンダ内のピストンロ
ツド端部に固定され、シリンダ内にピストンロツ
ド収容側の第1室とピストンロツド非収容側の第
2室とを画成するピストンと、ピストンをバイパ
スして第1室と第2室とを連絡する連絡路に介装
され、第2室内の作動油が所定の圧力値以上にま
で圧縮される時に開弁し、第2室内の作動油を第
1室に移送可能とするとともに、手動操作によつ
て開弁し、第1室および第2室内の作動油を相互
に移送可能とする第1開閉弁と、第2室に連絡路
を介して連通され、作動油および作動油によつて
圧縮可能とされる作動ガスを収容するガス室と、
第2室とガス室とを連絡する連絡路に介装され、
第2室内の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮
される時に開弁し、第2室内の作動油をガス室に
移送可能とするとともに、手動操作によつて開弁
し、第2室およびガス室内の作動油を相互に移送
可能とする第2開閉弁とを有する船舶推進機のチ
ルトロツク装置。」を既に提案している。
【0003】 上記既に提案しているチルトロツク装
置によれば、作動ガスがシリンダから分離された
ガス室内に収容されていることから、作動ガスが
第1室および第2室のいずれにも収容されること
がなく、船舶推進機本体はそのダウン位置からア
ツプ側に浮き上がることなく、常にそのチルトダ
ウン位置に確実に保持可能となる。
置によれば、作動ガスがシリンダから分離された
ガス室内に収容されていることから、作動ガスが
第1室および第2室のいずれにも収容されること
がなく、船舶推進機本体はそのダウン位置からア
ツプ側に浮き上がることなく、常にそのチルトダ
ウン位置に確実に保持可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしなが
ら、上記チルトロツク装置では、ガス室を単に連
絡路を介して第2室に連絡しているに過ぎないの
で、船外機を船体から外した状態でチルトロツク
装置を点検するため、チルトアツプ・ダウン操作
をすると、船外機の姿勢によつてはガス室から作
動ガスがシリンダ側の第2室に移動する場合があ
り得る。その場合、再度船外機を船体に搭載して
もガスがシリンダ側に残るため、前進時推進ユニ
ツトが下がつてしまうこととなる。これは船体の
トリムに影響し、加速性あるいは船速を低下させ
ることとなる。
ら、上記チルトロツク装置では、ガス室を単に連
絡路を介して第2室に連絡しているに過ぎないの
で、船外機を船体から外した状態でチルトロツク
装置を点検するため、チルトアツプ・ダウン操作
をすると、船外機の姿勢によつてはガス室から作
動ガスがシリンダ側の第2室に移動する場合があ
り得る。その場合、再度船外機を船体に搭載して
もガスがシリンダ側に残るため、前進時推進ユニ
ツトが下がつてしまうこととなる。これは船体の
トリムに影響し、加速性あるいは船速を低下させ
ることとなる。
【0005】 また、上記チルトロツク装置におい
て、手動チルトアツプ時にチルトストツプするた
めには、船舶推進機本体をチルトアツプ位置に保
持しつつ、第1開閉弁および第2開閉弁を手動に
よつて閉止操作する必要がある。
て、手動チルトアツプ時にチルトストツプするた
めには、船舶推進機本体をチルトアツプ位置に保
持しつつ、第1開閉弁および第2開閉弁を手動に
よつて閉止操作する必要がある。
【0006】 本発明は、航行時に推進機本体を確実
に保持するとともに、手動チルトアツプ時に手動
チルトアツプ力を解除するに伴つて、直ちに推進
機本体をチルトストツプ可能とするチルトロツク
装置を提供することを目的とする。
に保持するとともに、手動チルトアツプ時に手動
チルトアツプ力を解除するに伴つて、直ちに推進
機本体をチルトストツプ可能とするチルトロツク
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明は、船舶
推進機本体を船体に支持可能とするクランプブラ
ケツトもしくはスイベルブラケツトの一方に回動
可能に支持され、作動油を収容するシリンダと、
上記両ブラケツトの他方に回動可能に支持され、
シリンダ内に伸縮可能に挿入されるピストンロツ
ドと、シリンダ内のピストンロツド端部に固定さ
れ、シリンダ内にピストンロツド収容側の第1室
とピストンロツド非収容側の第2室とを画成する
ピストンと、シリンダ内の第1室と第2室とを連
絡する連絡路と、連絡路に相互に直列的に介装さ
れる、第2室から第1室への作動油の移送を許容
する第1室側の第1逆止弁、および第1室から第
2室への作動油の移送を許容する第2室側の第2
逆止弁と、第1逆止弁を逆止状態と開通状態のい
ずれかに設定するとともに、第2逆止弁を逆止状
態と開通状態のいずれかに設定する逆止弁開閉装
置と、作動ガスを収容するガス室と、ガス室内に
摺動可能に収容され、ガス室内を作動ガス収容部
と連絡路の第1逆止弁介装部と第2逆止弁介装部
の中間部に連通される作動油収容部とに区画する
分離ピストンとを有するようにしたものである。
推進機本体を船体に支持可能とするクランプブラ
ケツトもしくはスイベルブラケツトの一方に回動
可能に支持され、作動油を収容するシリンダと、
上記両ブラケツトの他方に回動可能に支持され、
シリンダ内に伸縮可能に挿入されるピストンロツ
ドと、シリンダ内のピストンロツド端部に固定さ
れ、シリンダ内にピストンロツド収容側の第1室
とピストンロツド非収容側の第2室とを画成する
ピストンと、シリンダ内の第1室と第2室とを連
絡する連絡路と、連絡路に相互に直列的に介装さ
れる、第2室から第1室への作動油の移送を許容
する第1室側の第1逆止弁、および第1室から第
2室への作動油の移送を許容する第2室側の第2
逆止弁と、第1逆止弁を逆止状態と開通状態のい
ずれかに設定するとともに、第2逆止弁を逆止状
態と開通状態のいずれかに設定する逆止弁開閉装
置と、作動ガスを収容するガス室と、ガス室内に
摺動可能に収容され、ガス室内を作動ガス収容部
と連絡路の第1逆止弁介装部と第2逆止弁介装部
の中間部に連通される作動油収容部とに区画する
分離ピストンとを有するようにしたものである。
【0008】
【作用】 本発明によれば、下記〜の作用効
果がある。
果がある。
【0009】 作動ガスがシリンダから分離された
ガス室内に収容されていることから、作動ガス
が第1室および第2室のいずれにも収容される
ことなく、推進機本体がそのダウン位置から浮
き上がることがない。
ガス室内に収容されていることから、作動ガス
が第1室および第2室のいずれにも収容される
ことなく、推進機本体がそのダウン位置から浮
き上がることがない。
【0010】 両逆止弁の中間部とガス室を単に連
通するものでなく、ガス室内に分離ピストンを
設けたから、作動ガスを作動ガス収容部に確実
に閉じ込めておくことができる。これにより、
船外機を船体から外した状態でチルトロツク装
置を点検するため、チルトアツプ・ダウン操作
をしても作動ガスがガス室からシリンダ側に移
動することがない。したがつて、この船外機を
再度船体に搭載してもガスがシリンダ側に残る
ことがないため、前進時推進ユニツトが下がつ
たり、あるいは後進時推進ユニツトが浮き上が
つてしまうことなく、良好な加速性能、あるい
は船速を維持できる。
通するものでなく、ガス室内に分離ピストンを
設けたから、作動ガスを作動ガス収容部に確実
に閉じ込めておくことができる。これにより、
船外機を船体から外した状態でチルトロツク装
置を点検するため、チルトアツプ・ダウン操作
をしても作動ガスがガス室からシリンダ側に移
動することがない。したがつて、この船外機を
再度船体に搭載してもガスがシリンダ側に残る
ことがないため、前進時推進ユニツトが下がつ
たり、あるいは後進時推進ユニツトが浮き上が
つてしまうことなく、良好な加速性能、あるい
は船速を維持できる。
【0011】 手動チルトアツプ時に、第1逆止弁
を強制的に開方向に設定し、手動チルトアツプ
した後、手動チルトアツプ力を解除すれば、第
2逆止弁の逆止機能によつて、直ちにチルトス
トツプ可能となる。
を強制的に開方向に設定し、手動チルトアツプ
した後、手動チルトアツプ力を解除すれば、第
2逆止弁の逆止機能によつて、直ちにチルトス
トツプ可能となる。
【0012】
【実施例】 図1は本発明の一実施例が適用され
てなる船外機10を示す側面図、図2は図1の要
部を拡大して示す側面図、図3〜図6は同実施例
に係るチルトロツク装置作動回路のそれぞれ異な
る作動状態を示す回路図である。
てなる船外機10を示す側面図、図2は図1の要
部を拡大して示す側面図、図3〜図6は同実施例
に係るチルトロツク装置作動回路のそれぞれ異な
る作動状態を示す回路図である。
【0013】 船体11にはクランプブラケツト12
が固定され、クランプブラケツト12にはチルト
軸13を介してスイベルブラケツト14が略水平
軸まわりに回動可能に枢着されている。スイベル
ブラケツト14には、図示されない操舵軸を介し
て、本発明における船舶推進機本体としての推進
ユニツト15が操舵軸まわりに回動可能に枢着さ
れている。推進ユニツト15の上部にはエンジン
ユニツト16が搭載され、推進ユニツト15の下
部にはプロペラ17が備えられている。すなわ
ち、船外機10は、以下に述べるチルトロツク装
置により、図1に実線で示すダウン位置に保持さ
れ、エンジンユニツト16の作動によつてプロペ
ラ17を正転もしくは逆転し、船体11を前進も
しくは後進可能としている。尚、クランプブラケ
ツト12の下部には、係止ピン18を選択的に挿
着可能とする複数の挿着孔19が設けられ、スイ
ベルブラケツト14の前縁下部を係止ピン18に
て係止し、前進推力に対して船外機10を所定角
度のダウン位置に保持可能としている。
が固定され、クランプブラケツト12にはチルト
軸13を介してスイベルブラケツト14が略水平
軸まわりに回動可能に枢着されている。スイベル
ブラケツト14には、図示されない操舵軸を介し
て、本発明における船舶推進機本体としての推進
ユニツト15が操舵軸まわりに回動可能に枢着さ
れている。推進ユニツト15の上部にはエンジン
ユニツト16が搭載され、推進ユニツト15の下
部にはプロペラ17が備えられている。すなわ
ち、船外機10は、以下に述べるチルトロツク装
置により、図1に実線で示すダウン位置に保持さ
れ、エンジンユニツト16の作動によつてプロペ
ラ17を正転もしくは逆転し、船体11を前進も
しくは後進可能としている。尚、クランプブラケ
ツト12の下部には、係止ピン18を選択的に挿
着可能とする複数の挿着孔19が設けられ、スイ
ベルブラケツト14の前縁下部を係止ピン18に
て係止し、前進推力に対して船外機10を所定角
度のダウン位置に保持可能としている。
【0014】 クランプブラケツト12もしくはスイ
ベルブラケツト14の一方、例えばこの実施例に
おいては、クランプブラケツト12に、シリンダ
20の端部が回動可能に支持されている。上記両
ブラケツト12,14の他方、例えばこの実施例
においては、スイベルブラケツト14に、シリン
ダ20内に伸縮可能に挿入されているピストンロ
ツド21の先端部が回動可能に支持されている。
シリンダ20の内部は、ピストンロツド21の端
部に固定されて本発明におけるピストンを構成す
る主ピストン22により、ピストンロツド21収
容側の第1室23と、ピストンロツド21非収容
側の第2室24とに画成されている。第1室23
および第2室24には作動流体としての油が収容
されている。尚、第2室24内には、主ピストン
22に近接配置されるフリーピストン25が収容
されている。フリーピストン25は、第2室24
を、主ピストン側第2室24Aと、反主ピストン
側第2室24Bとに区画している。
ベルブラケツト14の一方、例えばこの実施例に
おいては、クランプブラケツト12に、シリンダ
20の端部が回動可能に支持されている。上記両
ブラケツト12,14の他方、例えばこの実施例
においては、スイベルブラケツト14に、シリン
ダ20内に伸縮可能に挿入されているピストンロ
ツド21の先端部が回動可能に支持されている。
シリンダ20の内部は、ピストンロツド21の端
部に固定されて本発明におけるピストンを構成す
る主ピストン22により、ピストンロツド21収
容側の第1室23と、ピストンロツド21非収容
側の第2室24とに画成されている。第1室23
および第2室24には作動流体としての油が収容
されている。尚、第2室24内には、主ピストン
22に近接配置されるフリーピストン25が収容
されている。フリーピストン25は、第2室24
を、主ピストン側第2室24Aと、反主ピストン
側第2室24Bとに区画している。
【0015】 ピストンロツド21の主ピストン22
には、それぞれ第1室23と第2室24とを連絡
可能とする第1通路26および第2通路27が相
互に並設されている。第1通路26にはアブソー
バ弁28が介装されている。アブソーバ弁28
は、障害物との衝突による衝撃力作用下における
ように、第1室23内の圧力が異常に上昇し、そ
の上昇圧力が所定の圧力値以上に達した時点で開
弁し、第1室23内の油を主ピストン側第2室2
4Aに移送可能としている。第2通路27にはリ
ターン弁29が介装されている。リターン弁29
は、障害物との衝突による衝撃力吸収後、チルト
アツプされた船外機本体の自重作用下で、主ピス
トン側第2室24A内の圧力が所定の圧力値以上
にまで達した時点で開弁可能とされている。ま
た、フリーピストン25には、主ピストン側第2
室24Aと反主ピストン側第2室24Bとを連絡
可能とする通路30が設けられ、通路30にはリ
リーフ弁31が介装されている。リリーフ弁31
は、推進ユニツト15が任意の中間的チルトアツ
プ位置に保持される浅瀬航走下で、所定以上の前
進推力が作用する場合におけるように、反主ピス
トン側第2室24B内の圧力が異常に上昇し、そ
の上昇圧力が所定の圧力値以上に達した時点で開
弁可能とされている。
には、それぞれ第1室23と第2室24とを連絡
可能とする第1通路26および第2通路27が相
互に並設されている。第1通路26にはアブソー
バ弁28が介装されている。アブソーバ弁28
は、障害物との衝突による衝撃力作用下における
ように、第1室23内の圧力が異常に上昇し、そ
の上昇圧力が所定の圧力値以上に達した時点で開
弁し、第1室23内の油を主ピストン側第2室2
4Aに移送可能としている。第2通路27にはリ
ターン弁29が介装されている。リターン弁29
は、障害物との衝突による衝撃力吸収後、チルト
アツプされた船外機本体の自重作用下で、主ピス
トン側第2室24A内の圧力が所定の圧力値以上
にまで達した時点で開弁可能とされている。ま
た、フリーピストン25には、主ピストン側第2
室24Aと反主ピストン側第2室24Bとを連絡
可能とする通路30が設けられ、通路30にはリ
リーフ弁31が介装されている。リリーフ弁31
は、推進ユニツト15が任意の中間的チルトアツ
プ位置に保持される浅瀬航走下で、所定以上の前
進推力が作用する場合におけるように、反主ピス
トン側第2室24B内の圧力が異常に上昇し、そ
の上昇圧力が所定の圧力値以上に達した時点で開
弁可能とされている。
【0016】 シリンダ20内の第1室23と反主ピ
ストン側第2室24Bとは、主ピストン22をバ
イパスするバイパス路32によつて連絡可能とさ
れている。バイパス路32には、反主ピストン側
第2室24Bから第1室23への作動油の移送を
許容する第1逆止弁33、および第1室23から
反主ピストン側第2室24Bへの作動油の移送を
許容する第2逆止弁34が相互に直列的に介装さ
れている。また、第1逆止弁33と第2逆止弁3
4には、切換レバー35の操作によつて相互に逆
開閉方向に切換可能とされている。すなわち、推
進ユニツト15をチルトダウン位置に保持するリ
バースロツク時に、切換レバー35は、図3およ
び図4に示すようなリバースロツク位置に設定さ
れ、第1逆止弁33を逆止状態に設定するとき、
カム36のカム面によりロツド37を介して第2
逆止弁34の弁体34Aをその弁座から突き上げ
て、第2逆止弁34の逆止機能を停止させ、該第
2逆止弁34を開通状態とし、バイパス路32の
許容移送方向を反主ピストン側第2室24Bから
第1室23に向かう方向のみとしている。また、
推進ユニツト15をチルトアツプ時、もしくは推
進ユニツト15を任意のチルトアツプ位置に保持
する浅瀬航走時にあつては、切換レバー35は、
図5および図6に示すように、チルトアツプ位置
に設定され、第2逆止弁34を逆止状態に設定す
る時、カム36のカム面によりロツド38を介し
て第1逆止弁33の弁体33Aをその弁座から突
き上げて、第1逆止弁33の逆止機能を停止さ
せ、該第1逆止弁33を開通状態とし、バイパス
路32内における許容移送方向を第1室23から
反主ピストン側第2室24へ向かう方向のみとし
ている。
ストン側第2室24Bとは、主ピストン22をバ
イパスするバイパス路32によつて連絡可能とさ
れている。バイパス路32には、反主ピストン側
第2室24Bから第1室23への作動油の移送を
許容する第1逆止弁33、および第1室23から
反主ピストン側第2室24Bへの作動油の移送を
許容する第2逆止弁34が相互に直列的に介装さ
れている。また、第1逆止弁33と第2逆止弁3
4には、切換レバー35の操作によつて相互に逆
開閉方向に切換可能とされている。すなわち、推
進ユニツト15をチルトダウン位置に保持するリ
バースロツク時に、切換レバー35は、図3およ
び図4に示すようなリバースロツク位置に設定さ
れ、第1逆止弁33を逆止状態に設定するとき、
カム36のカム面によりロツド37を介して第2
逆止弁34の弁体34Aをその弁座から突き上げ
て、第2逆止弁34の逆止機能を停止させ、該第
2逆止弁34を開通状態とし、バイパス路32の
許容移送方向を反主ピストン側第2室24Bから
第1室23に向かう方向のみとしている。また、
推進ユニツト15をチルトアツプ時、もしくは推
進ユニツト15を任意のチルトアツプ位置に保持
する浅瀬航走時にあつては、切換レバー35は、
図5および図6に示すように、チルトアツプ位置
に設定され、第2逆止弁34を逆止状態に設定す
る時、カム36のカム面によりロツド38を介し
て第1逆止弁33の弁体33Aをその弁座から突
き上げて、第1逆止弁33の逆止機能を停止さ
せ、該第1逆止弁33を開通状態とし、バイパス
路32内における許容移送方向を第1室23から
反主ピストン側第2室24へ向かう方向のみとし
ている。
【0017】 また、バイパス路32の第1逆止弁3
3が介装される部分と、第2逆止弁34が介装さ
れる部分の中間部には、連絡路39を介して、ガ
ス室40が連通されている。ガス室40は、分離
ピストン41を備え、分離ピストン41の連絡路
39側の作動油収容部40Aに作動油を収容し、
反連絡路39側の作動ガス収容部40Bに作動ガ
スを収容可能としている。ガス室40内に収容さ
れる作動ガスは、シリンダ20の第1室23に対
するピストンロツド21の進退に伴う、シリンダ
20内の容積の増減を、その膨張および収縮によ
つて補償可能としている。
3が介装される部分と、第2逆止弁34が介装さ
れる部分の中間部には、連絡路39を介して、ガ
ス室40が連通されている。ガス室40は、分離
ピストン41を備え、分離ピストン41の連絡路
39側の作動油収容部40Aに作動油を収容し、
反連絡路39側の作動ガス収容部40Bに作動ガ
スを収容可能としている。ガス室40内に収容さ
れる作動ガスは、シリンダ20の第1室23に対
するピストンロツド21の進退に伴う、シリンダ
20内の容積の増減を、その膨張および収縮によ
つて補償可能としている。
【0018】 次に、上記実施例の作動について説明
する。
する。
【0019】 まず、通常航走時におけるように、推
進ユニツト15をチルトダウン位置に保持するリ
バースロツク状態の作動について説明する。この
場合には、図3に示すように、切換レバー35が
前記リバースロツク位置に設定され、第2逆止弁
34の逆止機能を停止し、船外機10は、スイベ
ルブラケツト14の前縁部をクランプブラケツト
12に支持されている係止ピン18に係止され、
推進ユニツト15をそのダウン位置に保存する。
進ユニツト15をチルトダウン位置に保持するリ
バースロツク状態の作動について説明する。この
場合には、図3に示すように、切換レバー35が
前記リバースロツク位置に設定され、第2逆止弁
34の逆止機能を停止し、船外機10は、スイベ
ルブラケツト14の前縁部をクランプブラケツト
12に支持されている係止ピン18に係止され、
推進ユニツト15をそのダウン位置に保存する。
【0020】 上記リバースロツク状態下で、前進航
走する場合には、前進推力が係止ピン18によつ
て支持され、推進ユニツト15は前記ダウン位置
に保持される。上記リバースロツク状態下で、後
進航走する場合には、後進推力によつて、ピスト
ンロツド21に図3に矢印で示すような引張力が
作用し、第1室23内の圧力が上昇するものの、
この程度の圧力上昇ではアブソーバ弁28が開か
ず、また第1逆止弁33の逆止機能の存在によ
り、推進ユニツト15は前記ダウン位置に保持さ
れる。
走する場合には、前進推力が係止ピン18によつ
て支持され、推進ユニツト15は前記ダウン位置
に保持される。上記リバースロツク状態下で、後
進航走する場合には、後進推力によつて、ピスト
ンロツド21に図3に矢印で示すような引張力が
作用し、第1室23内の圧力が上昇するものの、
この程度の圧力上昇ではアブソーバ弁28が開か
ず、また第1逆止弁33の逆止機能の存在によ
り、推進ユニツト15は前記ダウン位置に保持さ
れる。
【0021】 上記リバースロツク状態の前進航走下
で、障害物と衝突する場合には、衝撃力によつ
て、ピストンロツド21に図4に実線矢印で示す
大なる引張力が作用し、第1室23内の圧力が異
常に上昇することから、図4に示すようにアブソ
ーバ弁28が開き、第1室23の作動油が主ピス
トン側第2室24Aに移送され、ピストンロツド
21がシリンダ20に対して伸長し、推進ユニツ
ト15が跳ね上がり、衝撃力が吸収される。上記
衝撃力の吸収後、船外機10の自重によつてピス
トンロツド21に図4に破線矢印で示す圧縮力が
作用し、主ピストン側第2室24A内の圧力が上
昇すると、リターン弁29が開き、主ピストン側
第2室24Aの作動油が第1室23に返送され、
ピストンロツド21をシリンダ20に対して収縮
させることによつて推進ユニツト15を跳ね上が
り前のダウン位置に復帰させる。尚、この実施例
においては、障害物との衝突による衝撃吸収の前
後で、フリーピストン25は一定位置に停留して
おり、したがつて第1通路26およびアブソーバ
弁28を経て第1室23から主ピストン側第2室
24Aに移送される作動油の量と、第2通路27
およびリターン弁29を経て主ピストン側第2室
24Aから第1室23に返送される作動油の量と
を同一とすることが可能となり、シリンダ20に
対するピストンロツド21の衝撃吸収後における
復帰位置を、衝撃吸収前におけるピストンロツド
21の停留位置に確実に一致せしめることが可能
となる。
で、障害物と衝突する場合には、衝撃力によつ
て、ピストンロツド21に図4に実線矢印で示す
大なる引張力が作用し、第1室23内の圧力が異
常に上昇することから、図4に示すようにアブソ
ーバ弁28が開き、第1室23の作動油が主ピス
トン側第2室24Aに移送され、ピストンロツド
21がシリンダ20に対して伸長し、推進ユニツ
ト15が跳ね上がり、衝撃力が吸収される。上記
衝撃力の吸収後、船外機10の自重によつてピス
トンロツド21に図4に破線矢印で示す圧縮力が
作用し、主ピストン側第2室24A内の圧力が上
昇すると、リターン弁29が開き、主ピストン側
第2室24Aの作動油が第1室23に返送され、
ピストンロツド21をシリンダ20に対して収縮
させることによつて推進ユニツト15を跳ね上が
り前のダウン位置に復帰させる。尚、この実施例
においては、障害物との衝突による衝撃吸収の前
後で、フリーピストン25は一定位置に停留して
おり、したがつて第1通路26およびアブソーバ
弁28を経て第1室23から主ピストン側第2室
24Aに移送される作動油の量と、第2通路27
およびリターン弁29を経て主ピストン側第2室
24Aから第1室23に返送される作動油の量と
を同一とすることが可能となり、シリンダ20に
対するピストンロツド21の衝撃吸収後における
復帰位置を、衝撃吸収前におけるピストンロツド
21の停留位置に確実に一致せしめることが可能
となる。
【0022】 次に、推進ユニツト15の手動チルト
アツプ操作について説明する。この場合には、図
5に示すように、切換レバー35がチルトアツプ
位置に設定され、第1逆止弁33の逆止機能を停
止する。そこで、推進ユニツト15を手動にて任
意の中間的チルトアツプ位置にまで引上げると、
第1室23の作動油は、第1逆止弁33および第
2逆止弁34を経て反主ピストン側第2室24B
に移送され、ピストンロツド21をシリンダ20
に対する所定の伸長位置にまで伸長せしめる。し
かして、上記引上げ力の解除後、船外機10の自
重によつてピストンロツド21に図5に実線矢印
で示す圧縮力が作用し、反主ピストン側第2室2
4B内の圧力が上昇するが、この程度の圧力上昇
ではリリーフ弁は開かず、推進ユニツト15は任
意の中間的チルトアツプ位置、例えば浅瀬航走位
置に保持(チルトストツプ)される。ここで、シ
リンダ20から退出するピストンロツド21の体
積分に相当する作動油はガス室40側から第2逆
止弁34を介して反主ピストン側第2室24B内
に補充される。
アツプ操作について説明する。この場合には、図
5に示すように、切換レバー35がチルトアツプ
位置に設定され、第1逆止弁33の逆止機能を停
止する。そこで、推進ユニツト15を手動にて任
意の中間的チルトアツプ位置にまで引上げると、
第1室23の作動油は、第1逆止弁33および第
2逆止弁34を経て反主ピストン側第2室24B
に移送され、ピストンロツド21をシリンダ20
に対する所定の伸長位置にまで伸長せしめる。し
かして、上記引上げ力の解除後、船外機10の自
重によつてピストンロツド21に図5に実線矢印
で示す圧縮力が作用し、反主ピストン側第2室2
4B内の圧力が上昇するが、この程度の圧力上昇
ではリリーフ弁は開かず、推進ユニツト15は任
意の中間的チルトアツプ位置、例えば浅瀬航走位
置に保持(チルトストツプ)される。ここで、シ
リンダ20から退出するピストンロツド21の体
積分に相当する作動油はガス室40側から第2逆
止弁34を介して反主ピストン側第2室24B内
に補充される。
【0023】 推進ユニツト15が上記のようにして
浅瀬航走位置に設定された前進航走下で障害物と
衝突する場合には、推進ユニツト15は前記リバ
ースロツク状態における跳ね上がり動作と略同様
にして、その浅瀬航走位置から跳ね上げられる。
すなわち、障害物との衝突に基づく衝撃力によつ
てピストンロツド21に図6に実線矢印で示す大
なる引張力が作用し、第1室23内の圧力が異常
に上昇すると、アブソーバ弁28が開き、第1室
23の作動油が、主ピストン側第2室24Aに移
送され、ピストンロツド21がシリンダ20に対
して伸長し、推進ユニツト15は、その浅瀬航走
位置からよりアツプ側に跳ね上げられる。上記衝
撃力の吸収後、推進ユニツト15の自重によつて
ピストンロツド21に図6に破線矢印で示す圧縮
力が作用し、主ピストン側第2室24A内の圧力
が上昇すると、主ピストン側第2室24Aの作動
油はリターン弁29を経て第1室23に返送さ
れ、ピストンロツド21をシリンダ20に対して
収縮させ、推進ユニツト15をその浅瀬航走位置
にまで復帰可能とする。尚、この浅瀬航走下にお
ける衝撃力吸収時には、第1逆止弁33がその逆
止機能を停止していることから、第1室23の作
動油の一部が第1逆止弁33および第2逆止弁3
4を通過することになり、したがつて、通常航走
時におけるように第1室23の全油がアブソーバ
弁28を経て主ピストン側第2室24Aに移送さ
れる場合に比して、衝撃吸収能力が若干低下す
る。また、第1室23の作動油の一部が上記のよ
うにして反主ピストン側第2室24Bに移送され
る分だけフリーピストン25の停留位置に変化を
生じ、したがつて衝撃力吸収後のピストンロツド
21の復帰位置が、衝撃吸収前におけるその停留
位置に対して多少の変動を生ずる。
浅瀬航走位置に設定された前進航走下で障害物と
衝突する場合には、推進ユニツト15は前記リバ
ースロツク状態における跳ね上がり動作と略同様
にして、その浅瀬航走位置から跳ね上げられる。
すなわち、障害物との衝突に基づく衝撃力によつ
てピストンロツド21に図6に実線矢印で示す大
なる引張力が作用し、第1室23内の圧力が異常
に上昇すると、アブソーバ弁28が開き、第1室
23の作動油が、主ピストン側第2室24Aに移
送され、ピストンロツド21がシリンダ20に対
して伸長し、推進ユニツト15は、その浅瀬航走
位置からよりアツプ側に跳ね上げられる。上記衝
撃力の吸収後、推進ユニツト15の自重によつて
ピストンロツド21に図6に破線矢印で示す圧縮
力が作用し、主ピストン側第2室24A内の圧力
が上昇すると、主ピストン側第2室24Aの作動
油はリターン弁29を経て第1室23に返送さ
れ、ピストンロツド21をシリンダ20に対して
収縮させ、推進ユニツト15をその浅瀬航走位置
にまで復帰可能とする。尚、この浅瀬航走下にお
ける衝撃力吸収時には、第1逆止弁33がその逆
止機能を停止していることから、第1室23の作
動油の一部が第1逆止弁33および第2逆止弁3
4を通過することになり、したがつて、通常航走
時におけるように第1室23の全油がアブソーバ
弁28を経て主ピストン側第2室24Aに移送さ
れる場合に比して、衝撃吸収能力が若干低下す
る。また、第1室23の作動油の一部が上記のよ
うにして反主ピストン側第2室24Bに移送され
る分だけフリーピストン25の停留位置に変化を
生じ、したがつて衝撃力吸収後のピストンロツド
21の復帰位置が、衝撃吸収前におけるその停留
位置に対して多少の変動を生ずる。
【0024】 推進ユニツト15が上記のように浅瀬
航走位置に設定されている状態下で、例えば所定
以上の前進推力が作用すると、ピストンロツド2
1には図5に破線矢印で示す大なる圧縮力が作用
し、反主ピストン側第2室24B内の圧力が過度
に上昇し、リリーフ弁31が開かれるとともに、
リターン弁29も開き、反主ピストン側第2室2
4B内の作動油が、主ピストン側第2室24Aを
経て、第1室23に流入し、ピストンロツド21
がシリンダ20に進入することとなり、推進ユニ
ツト15はダウン位置からダウンし、通常航走状
態となる。ここで、シリンダ20内へ進入したピ
ストンロツド21の体積分に相当する作動油は、
第1逆止弁33を介してガス室40に吸収され
る。
航走位置に設定されている状態下で、例えば所定
以上の前進推力が作用すると、ピストンロツド2
1には図5に破線矢印で示す大なる圧縮力が作用
し、反主ピストン側第2室24B内の圧力が過度
に上昇し、リリーフ弁31が開かれるとともに、
リターン弁29も開き、反主ピストン側第2室2
4B内の作動油が、主ピストン側第2室24Aを
経て、第1室23に流入し、ピストンロツド21
がシリンダ20に進入することとなり、推進ユニ
ツト15はダウン位置からダウンし、通常航走状
態となる。ここで、シリンダ20内へ進入したピ
ストンロツド21の体積分に相当する作動油は、
第1逆止弁33を介してガス室40に吸収され
る。
【0025】 上記のように任意のチルトアツプ位置
に保持されている推進ユニツト15を手動チルト
ダウンする場合には、切換レバー35によつて第
2逆止弁34の逆止機能を停止する。これによ
り、反主ピストン側第2室24Bの作動油は、第
2逆止弁34、第1逆止弁33を介して第1室2
3に移送可能となり、ピストンロツド21をシリ
ンダ20に対して収縮させることが可能となる。
ここで、シリンダ20内に進入するピストンロツ
ド21の体積分に相当する作動油は、第2逆止弁
34を介してガス室40に吸収される。
に保持されている推進ユニツト15を手動チルト
ダウンする場合には、切換レバー35によつて第
2逆止弁34の逆止機能を停止する。これによ
り、反主ピストン側第2室24Bの作動油は、第
2逆止弁34、第1逆止弁33を介して第1室2
3に移送可能となり、ピストンロツド21をシリ
ンダ20に対して収縮させることが可能となる。
ここで、シリンダ20内に進入するピストンロツ
ド21の体積分に相当する作動油は、第2逆止弁
34を介してガス室40に吸収される。
【0026】 ここで、ガス室42には分離ピストン
41が配設されていることから、ガス室40内の
作動ガスが反主ピストン側第2室24Bもしくは
第1室23に移動することがない。したがつて、
作動ガスが反主ピストン側第2室24Bに流入す
ることなく、推進ユニツト15を任意の中間的チ
ルト位置に確実に安定保持することが可能とな
る。また、第1室23内に作動ガスが流入するこ
とがなく、したがつて、船外機10の急減速時、
後進航走時に推進ユニツト15がチルトアツプ側
に浮き上がる現象を確実に防止することが可能と
なる。
41が配設されていることから、ガス室40内の
作動ガスが反主ピストン側第2室24Bもしくは
第1室23に移動することがない。したがつて、
作動ガスが反主ピストン側第2室24Bに流入す
ることなく、推進ユニツト15を任意の中間的チ
ルト位置に確実に安定保持することが可能とな
る。また、第1室23内に作動ガスが流入するこ
とがなく、したがつて、船外機10の急減速時、
後進航走時に推進ユニツト15がチルトアツプ側
に浮き上がる現象を確実に防止することが可能と
なる。
【0027】 尚、上記実施例におけるガス室40内
の分離ピストン41を設けない場合には、船外機
10の転倒等によつて、ガス室40内の作動ガス
が反主ピストン側第2室24B内に侵入すること
がある。このように、反主ピストン側第2室24
B内に作動ガスが侵入した場合には、まず、推進
ユニツト15を中間的チルトアツプ位置にチルト
ストツプした浅瀬航走下で前述のような大なる前
進推力を加えて、リリーフ弁31およびリターン
弁29を開くとともに推進ユニツト15をチルト
ダウンして反主ピストン側第2室24Bの容積を
収縮し、反主ピストン側第2室24B内の作動ガ
スをリリーフ弁31、リターン弁29を介して第
1室23側に移動し、次に推進ユニツト15を手
動チルトアツプさせて第1室23の容積を収縮
し、第1室23内に移送された上記作動ガスを切
換レバー35の操作によつて開放されている第1
逆止弁33を介してガス室40内に復帰せしめる
ことが可能である。
の分離ピストン41を設けない場合には、船外機
10の転倒等によつて、ガス室40内の作動ガス
が反主ピストン側第2室24B内に侵入すること
がある。このように、反主ピストン側第2室24
B内に作動ガスが侵入した場合には、まず、推進
ユニツト15を中間的チルトアツプ位置にチルト
ストツプした浅瀬航走下で前述のような大なる前
進推力を加えて、リリーフ弁31およびリターン
弁29を開くとともに推進ユニツト15をチルト
ダウンして反主ピストン側第2室24Bの容積を
収縮し、反主ピストン側第2室24B内の作動ガ
スをリリーフ弁31、リターン弁29を介して第
1室23側に移動し、次に推進ユニツト15を手
動チルトアツプさせて第1室23の容積を収縮
し、第1室23内に移送された上記作動ガスを切
換レバー35の操作によつて開放されている第1
逆止弁33を介してガス室40内に復帰せしめる
ことが可能である。
【0028】 また、上記実施例においては、第2室
24にフリーピストン25を設ける場合について
説明したが、このフリーピストン25は必ずしも
設ける必要がない。このように第2室24にフリ
ーピストン25を設けない場合には、手動チルト
アツプ時に推進ユニツト15を直ちにチルトスト
ツプ可能とするために、リターン弁29を推進ユ
ニツト15の自重で開くことのない状態に設定す
る必要がある。
24にフリーピストン25を設ける場合について
説明したが、このフリーピストン25は必ずしも
設ける必要がない。このように第2室24にフリ
ーピストン25を設けない場合には、手動チルト
アツプ時に推進ユニツト15を直ちにチルトスト
ツプ可能とするために、リターン弁29を推進ユ
ニツト15の自重で開くことのない状態に設定す
る必要がある。
【0029】 したがつて、上記実施例によれば、下
記〜の作用効果がある。
記〜の作用効果がある。
【0030】 作動ガスがシリンダ20から分離さ
れたガス室40内に収容されていることから、
作動ガスが第1室23および第2室24のいず
れにも収容されることなく、推進機本体がその
ダウン位置から浮き上がることがない。
れたガス室40内に収容されていることから、
作動ガスが第1室23および第2室24のいず
れにも収容されることなく、推進機本体がその
ダウン位置から浮き上がることがない。
【0031】 両逆止弁33,34の中間部とガス
室40を単に連通するものでなく、ガス室40
内に分離ピストン41を設けたから、作動ガス
を作動ガス収容部40Bに確実に閉じ込めてお
くことができる。これにより、船外機を船体1
1から外した状態でチルトロツク装置を点検す
るため、チルトアツプ・ダウン操作をしても作
動ガスがガス室40からシリンダ20側に移動
することがない。したがつて、この船外機を再
度船体に搭載してもガスがシリンダ20側に残
ることがないため、前進時推進ユニツトが下が
つたり、あるいは後進時推進ユニツトが浮き上
がつてしまうことなく、良好な加速性能、ある
いは船速を維持できる。
室40を単に連通するものでなく、ガス室40
内に分離ピストン41を設けたから、作動ガス
を作動ガス収容部40Bに確実に閉じ込めてお
くことができる。これにより、船外機を船体1
1から外した状態でチルトロツク装置を点検す
るため、チルトアツプ・ダウン操作をしても作
動ガスがガス室40からシリンダ20側に移動
することがない。したがつて、この船外機を再
度船体に搭載してもガスがシリンダ20側に残
ることがないため、前進時推進ユニツトが下が
つたり、あるいは後進時推進ユニツトが浮き上
がつてしまうことなく、良好な加速性能、ある
いは船速を維持できる。
【0032】 手動チルトアツプ時に、第1逆止弁
33を強制的に開方向に設定し、手動チルトア
ツプした後、手動チルトアツプ力を解除すれ
ば、第2逆止弁34の逆止機能によつて、直ち
にチルトストツプ可能となる。
33を強制的に開方向に設定し、手動チルトア
ツプした後、手動チルトアツプ力を解除すれ
ば、第2逆止弁34の逆止機能によつて、直ち
にチルトストツプ可能となる。
【0033】
【発明の効果】 以上のように本発明によれば、
航行時に推進機本体を確実に保持するとともに、
手動チルトアツプ時に手動チルトアツプ力を解除
するに伴つて、直ちに推進機本体をチルトストツ
プ可能とするチルトロツク装置を得ることができ
る。
航行時に推進機本体を確実に保持するとともに、
手動チルトアツプ時に手動チルトアツプ力を解除
するに伴つて、直ちに推進機本体をチルトストツ
プ可能とするチルトロツク装置を得ることができ
る。
【図1】 図1は本発明の一実施例が適用されて
なる船外機を示す側面図である。
なる船外機を示す側面図である。
【図2】図2は図1の要部を拡大して示す側面図
である。
である。
【図3】図3はチルトロツク装置の作動回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図4】図4はチルトロツク装置の作動回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】図5はチルトロツク装置の作動回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【図6】図6はチルトロツク装置の作動回路を示
す回路図である。
す回路図である。
【符号の説明】11……船体
12……クランプブラケツト
14……スイベルブラケツト
15……推進ユニツト
20……シリンダ
21……ピストンロツド
22……主ピストン
23……第1室
24……第2室
32……バイパス路
33……第1逆止弁
34……第2逆止弁
35……切換レバー
40……ガス室
40A……作動油収容部
40B……作動ガス収容部
41……分離ピストン。
Claims (1)
- 【請求項1】 船舶推進機本体を船体に支持可能
とするクランプブラケツトもしくはスイベルブラ
ケツトの一方に回動可能に支持され、作動油を収
容するシリンダと、上記両ブラケツトの他方に回
動可能に支持され、シリンダ内に伸縮可能に挿入
されるピストンロツドと、シリンダ内のピストン
ロツド端部に固定され、シリンダ内にピストンロ
ツド収容側の第1室とピストンロツド非収容側の
第2室とを画成するピストンと、シリンダ内の第
1室と第2室とを連絡する連絡路と、連絡路に相
互に直列的に介装される、第2室から第1室への
作動油の移送を許容する第1室側の第1逆止弁、
および第1室から第2室への作動油の移送を許容
する第2室側の第2逆止弁と、第1逆止弁を逆止
状態と開通状態のいずれかに設定するとともに、
第2逆止弁を逆止状態と開通状態のいずれかに設
定する逆止弁開閉装置と、作動ガスを収容するガ
ス室と、ガス室内に摺動可能に収容され、ガス室
内を作動ガス収容部と連絡路の第1逆止弁介装部
と第2逆止弁介装部の中間部に連通される作動油
収容部とに区画する分離ピストンとを有する船舶
推進機のチルトロツク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415258A JPH04126695A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 船舶推進機のチルトロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2415258A JPH04126695A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 船舶推進機のチルトロック装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57227559A Division JPS59120596A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 船舶推進機のチルトロツク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126695A JPH04126695A (ja) | 1992-04-27 |
| JPH0512199B2 true JPH0512199B2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=18523637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2415258A Granted JPH04126695A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 船舶推進機のチルトロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04126695A (ja) |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2415258A patent/JPH04126695A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126695A (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19931130 |