JPH0513952Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0513952Y2 JPH0513952Y2 JP1987127641U JP12764187U JPH0513952Y2 JP H0513952 Y2 JPH0513952 Y2 JP H0513952Y2 JP 1987127641 U JP1987127641 U JP 1987127641U JP 12764187 U JP12764187 U JP 12764187U JP H0513952 Y2 JPH0513952 Y2 JP H0513952Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reed
- film
- cloth
- lead
- reed valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Check Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はリードバルブに関し、特に、耐熱性を
向上したリードバルブに関するものである。
向上したリードバルブに関するものである。
一般に、2サイクルエンジン用リードバルブに
は、作動応答性等の点から樹脂系のリードが使用
されている。
は、作動応答性等の点から樹脂系のリードが使用
されている。
従来用いられている樹脂系のリード10は、第
4図a,bに示す如く、ガラス繊維、カーボン繊
維等を平織りや朱子織りして布状とし、この布状
構造物をエポキシ系樹脂、イミド系樹脂等に含浸
してプリプレグを得た後、このプリプレグを複数
枚重ねて、加熱・加圧して板状にし、つぎにこの
板を所定の形状に打抜いて製造している。
4図a,bに示す如く、ガラス繊維、カーボン繊
維等を平織りや朱子織りして布状とし、この布状
構造物をエポキシ系樹脂、イミド系樹脂等に含浸
してプリプレグを得た後、このプリプレグを複数
枚重ねて、加熱・加圧して板状にし、つぎにこの
板を所定の形状に打抜いて製造している。
しかしながら、特に、船外機用2サイクルエン
ジンでは、そのアイドリング時において、運転を
効率よくスムーズにするために本来の点火時期よ
りもタイミングを遅らせる場合があり、この時、
吸入工程まで燃焼が続く、所謂、バツクフアイア
現象が発生し、吸入ポート付近が高温となり、従
来の樹脂系のリードを用いるリードバルブにあつ
ては、リード部分が加熱されることにより、一部
溶解したり焼損してプリプレグ積層間の剥離を生
じてリードが破損したり、また、リードが熱変形
して着座面に対し反り返り、リードの先端と着座
面との間に隙間が発生し、リードバルブの機能を
果たさなくなるという問題点を有していた。
ジンでは、そのアイドリング時において、運転を
効率よくスムーズにするために本来の点火時期よ
りもタイミングを遅らせる場合があり、この時、
吸入工程まで燃焼が続く、所謂、バツクフアイア
現象が発生し、吸入ポート付近が高温となり、従
来の樹脂系のリードを用いるリードバルブにあつ
ては、リード部分が加熱されることにより、一部
溶解したり焼損してプリプレグ積層間の剥離を生
じてリードが破損したり、また、リードが熱変形
して着座面に対し反り返り、リードの先端と着座
面との間に隙間が発生し、リードバルブの機能を
果たさなくなるという問題点を有していた。
本考案は前記のような従来のもののもつ問題点
を解決したものであつて、バツクフアイア現象に
よつても破損せず、また、着座面に対し反り返つ
て、リードの先端と着座面との間に隙間を生じる
ことがなく熱変形しないリードを有して、耐熱性
に優れたリードバルブを提供することを目的とす
るものである。
を解決したものであつて、バツクフアイア現象に
よつても破損せず、また、着座面に対し反り返つ
て、リードの先端と着座面との間に隙間を生じる
ことがなく熱変形しないリードを有して、耐熱性
に優れたリードバルブを提供することを目的とす
るものである。
上記の問題点を解決するために本考案は、圧力
差に応じて開閉するリードで流体を制御するリー
ドバルブにおいて、前記リードは、ガラス繊維、
カーボン繊維等の繊維からなる布状構造物または
該布状構造物をエポキシ樹脂、イミド系樹脂等に
含浸して得られるプリプレグからなるリード本体
と、このリード本体の表裏面に貼着されるフイル
ム状溶射セラミツクスとから構成されている手段
を採用したものである。
差に応じて開閉するリードで流体を制御するリー
ドバルブにおいて、前記リードは、ガラス繊維、
カーボン繊維等の繊維からなる布状構造物または
該布状構造物をエポキシ樹脂、イミド系樹脂等に
含浸して得られるプリプレグからなるリード本体
と、このリード本体の表裏面に貼着されるフイル
ム状溶射セラミツクスとから構成されている手段
を採用したものである。
本考案は上記の構成を採用したことにより、リ
ードの表面に耐熱性のフイルム状溶射セラミツク
スを設けることで、バツクフアイア現象によつて
破損することも、また、熱変形することもない、
耐熱性に優れたものとなる。
ードの表面に耐熱性のフイルム状溶射セラミツク
スを設けることで、バツクフアイア現象によつて
破損することも、また、熱変形することもない、
耐熱性に優れたものとなる。
以下、図面に示す本考案の実施例について説明
する。
する。
第1図には本考案のリードバルブが示されてい
て、このリードバルブ1は、流体の流路となる連
通孔2を形成するとともにリード5の着座面とな
るゴム状弾性材からなる着座部材3を具えたケー
スコンプリート4に、リード本体5aの表裏面に
フイルム状溶射セラミツクス5bが貼着されたリ
ード5と、ストツパ6とを取付けねじ7によつて
取付けて構成したものである。
て、このリードバルブ1は、流体の流路となる連
通孔2を形成するとともにリード5の着座面とな
るゴム状弾性材からなる着座部材3を具えたケー
スコンプリート4に、リード本体5aの表裏面に
フイルム状溶射セラミツクス5bが貼着されたリ
ード5と、ストツパ6とを取付けねじ7によつて
取付けて構成したものである。
本考案において、前記リード本体5aの表面に
貼着するフイルム状溶射セラミツクス5bとは、
基材となるポリエステル等のプラスチツクフイル
ム上に低温溶射技術によりセラミツクスをフイル
ム状に形成したもので、このフイルム状溶射セラ
ミツクス5bには、例えば、アルミナチタニア膜
(中外商工社製)等が挙げられる。
貼着するフイルム状溶射セラミツクス5bとは、
基材となるポリエステル等のプラスチツクフイル
ム上に低温溶射技術によりセラミツクスをフイル
ム状に形成したもので、このフイルム状溶射セラ
ミツクス5bには、例えば、アルミナチタニア膜
(中外商工社製)等が挙げられる。
また、リード本体5aは、リード5の応答性に
要求される弾性特性等を満足するものであれば基
本的にその材質に制限はないが、例えば、ガラス
繊維、カーボン繊維等の繊維を織る、編む等によ
り布状構造物としたもの、さらに、これらの布状
構造物をエポキシ樹脂、イミド系樹脂等に含浸し
てプリプレグを得た後、このプリプレグを一枚ま
たは複数枚重ねて、加熱・加圧して板状としたも
の等が挙げられる。
要求される弾性特性等を満足するものであれば基
本的にその材質に制限はないが、例えば、ガラス
繊維、カーボン繊維等の繊維を織る、編む等によ
り布状構造物としたもの、さらに、これらの布状
構造物をエポキシ樹脂、イミド系樹脂等に含浸し
てプリプレグを得た後、このプリプレグを一枚ま
たは複数枚重ねて、加熱・加圧して板状としたも
の等が挙げられる。
第2図には、本考案のリードバルブ1に用いら
れるリード5の第1の実施例が示されていて、第
2図aは一部を切欠いた平面説明図、第2図bは
断面説明図であり、同図に示すリード5は、一枚
の布状構造物からなるリード本体5aの両面にフ
イルム状溶射セラミツクス5bを貼着したもので
ある。
れるリード5の第1の実施例が示されていて、第
2図aは一部を切欠いた平面説明図、第2図bは
断面説明図であり、同図に示すリード5は、一枚
の布状構造物からなるリード本体5aの両面にフ
イルム状溶射セラミツクス5bを貼着したもので
ある。
上記リード5は、まず、カーボン繊維等の繊維
を平織りして一枚の布状構造物を作成し、一方、
ポリエステルフイルム上に低温溶射によりセラミ
ツクスであるアルミナチタニア膜を形成したもの
を得て、前記布状構造物およびアルミナチタニア
膜の表面に接着剤を塗布し、この接着剤を塗布し
た面を重ね合わせて圧着した後、アルミナチタニ
ア膜の裏面側のポリエステルフイルムを引き剥が
し、リード形状に打抜いて得ることができる。
を平織りして一枚の布状構造物を作成し、一方、
ポリエステルフイルム上に低温溶射によりセラミ
ツクスであるアルミナチタニア膜を形成したもの
を得て、前記布状構造物およびアルミナチタニア
膜の表面に接着剤を塗布し、この接着剤を塗布し
た面を重ね合わせて圧着した後、アルミナチタニ
ア膜の裏面側のポリエステルフイルムを引き剥が
し、リード形状に打抜いて得ることができる。
第3図は本考案のリードバルブ1に用いられる
リード5の第2の実施例を示す断面説明図であ
り、同図に示すリード5は、従来の樹脂系リード
そのものをリード本体5aとし、その両面にフイ
ルム状溶射セラミツクス5bを貼着したものであ
り、このリード5は、上記布状構造物をエポキシ
樹脂、イミド系樹脂等に含浸してプリプレグを得
た後、このプリプレグを三枚重ねて、加熱・加圧
して板状にし、接着剤をその表面および別に作成
したフイルム状溶射セラミツクスの表面に塗布
し、接着剤を塗布した面を重ねて圧着した後、リ
ード形状に打抜いて得ることができる。
リード5の第2の実施例を示す断面説明図であ
り、同図に示すリード5は、従来の樹脂系リード
そのものをリード本体5aとし、その両面にフイ
ルム状溶射セラミツクス5bを貼着したものであ
り、このリード5は、上記布状構造物をエポキシ
樹脂、イミド系樹脂等に含浸してプリプレグを得
た後、このプリプレグを三枚重ねて、加熱・加圧
して板状にし、接着剤をその表面および別に作成
したフイルム状溶射セラミツクスの表面に塗布
し、接着剤を塗布した面を重ねて圧着した後、リ
ード形状に打抜いて得ることができる。
上記のように構成されたリード5を有するリー
ドバルブ1にあつては、リード5の表裏面に耐熱
性のフイルム状溶射セラミツクス5bを貼着する
ことにより、バツクフアイア現象においても、焼
損せず、また、熱変形しにくいので、リード5の
先端と着座面との間に隙間が発生することがない
ものであり、耐熱性に優れたものである。
ドバルブ1にあつては、リード5の表裏面に耐熱
性のフイルム状溶射セラミツクス5bを貼着する
ことにより、バツクフアイア現象においても、焼
損せず、また、熱変形しにくいので、リード5の
先端と着座面との間に隙間が発生することがない
ものであり、耐熱性に優れたものである。
また、本考案のリードバルブ1に用いられるリ
ード5にあつては、リード5の表裏面にフイルム
状溶射セラミツクス5bを貼着するので、リード
本体5aとして、多少の隙間のある布状構造物単
体のみも使用することができ、さらにリード本体
5aの耐熱性の許容度が拡がり、使用し得る材質
の選択範囲が大幅に拡がる利点を有する。
ード5にあつては、リード5の表裏面にフイルム
状溶射セラミツクス5bを貼着するので、リード
本体5aとして、多少の隙間のある布状構造物単
体のみも使用することができ、さらにリード本体
5aの耐熱性の許容度が拡がり、使用し得る材質
の選択範囲が大幅に拡がる利点を有する。
本考案は前記のように、圧力差に応じて開閉す
るリードを、ガラス繊維、カーボン繊維等の繊維
からなる布状構造物または該布状構造物をエポキ
シ樹脂、イミド系樹脂等に含浸して得られるプリ
プレグからなるリード本体と、このリード本体の
表裏面に貼着されるフイルム状溶射セラミツクス
とから構成したので、リードバルブとしての作動
応答性を損なうことなく、耐熱性をも高めること
ができることになる。すなわち、リード本体の表
裏面を耐熱性に優れるフイルム状溶射セラミツク
スで完全に被覆したので、バツクフアイヤ現象が
発生した場合においても、熱によりリード本体が
溶解したり破損したりするようなことは全くな
く、また、リード全体が熱変形してリードと着座
面との間に隙間が生じるようなことも全くない。
したがつて、作動応答性を著しく高めることがで
きるとともに、耐久性を高めることもできること
になる等の優れた効果を有するものである。
るリードを、ガラス繊維、カーボン繊維等の繊維
からなる布状構造物または該布状構造物をエポキ
シ樹脂、イミド系樹脂等に含浸して得られるプリ
プレグからなるリード本体と、このリード本体の
表裏面に貼着されるフイルム状溶射セラミツクス
とから構成したので、リードバルブとしての作動
応答性を損なうことなく、耐熱性をも高めること
ができることになる。すなわち、リード本体の表
裏面を耐熱性に優れるフイルム状溶射セラミツク
スで完全に被覆したので、バツクフアイヤ現象が
発生した場合においても、熱によりリード本体が
溶解したり破損したりするようなことは全くな
く、また、リード全体が熱変形してリードと着座
面との間に隙間が生じるようなことも全くない。
したがつて、作動応答性を著しく高めることがで
きるとともに、耐久性を高めることもできること
になる等の優れた効果を有するものである。
第1図は本考案のリードバルブを示す断面図、
第2図は本考案のリードバルブに用いられるリー
ドの第1の実施例を示し、第2図aはリードの一
部を切欠いた平面説明図、第2図bは断面説明
図、第3図は本考案のリードバルブに用いられる
リードの第2の実施例を示す断面説明図、第4図
は従来のリードを示し、第4図aはリードの平面
図、第4図bは断面説明図である。 1……リードバルブ、2……連通孔、3……着
座部材、4……ケースコンプリート、5,10…
…リード、5a……リード本体、5b……フイル
ム状溶射セラミツクス、6……ストツパ、7……
取付けねじ。
第2図は本考案のリードバルブに用いられるリー
ドの第1の実施例を示し、第2図aはリードの一
部を切欠いた平面説明図、第2図bは断面説明
図、第3図は本考案のリードバルブに用いられる
リードの第2の実施例を示す断面説明図、第4図
は従来のリードを示し、第4図aはリードの平面
図、第4図bは断面説明図である。 1……リードバルブ、2……連通孔、3……着
座部材、4……ケースコンプリート、5,10…
…リード、5a……リード本体、5b……フイル
ム状溶射セラミツクス、6……ストツパ、7……
取付けねじ。
Claims (1)
- 圧力差に応じて開閉するリード5で流体を制御
するリードバルブにおいて、前記リード5は、ガ
ラス繊維、カーボン繊維等の繊維からなる布状構
造物または該布状構造物をエポキシ樹脂、イミド
系樹脂等に含浸して得られるプリプレグからなる
リード本体5aと、このリード本体5aの表裏面
に貼着されるフイルム状溶射セラミツクス5bと
から構成されていることを特徴とするリードバル
ブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987127641U JPH0513952Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987127641U JPH0513952Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6432422U JPS6432422U (ja) | 1989-03-01 |
| JPH0513952Y2 true JPH0513952Y2 (ja) | 1993-04-14 |
Family
ID=31380254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987127641U Expired - Lifetime JPH0513952Y2 (ja) | 1987-08-22 | 1987-08-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513952Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6116470U (ja) * | 1984-07-02 | 1986-01-30 | 三菱レイヨン株式会社 | リ−ドバルブ弁 |
-
1987
- 1987-08-22 JP JP1987127641U patent/JPH0513952Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6432422U (ja) | 1989-03-01 |
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