JPH0513983Y2 - - Google Patents

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JPH0513983Y2
JPH0513983Y2 JP1983007918U JP791883U JPH0513983Y2 JP H0513983 Y2 JPH0513983 Y2 JP H0513983Y2 JP 1983007918 U JP1983007918 U JP 1983007918U JP 791883 U JP791883 U JP 791883U JP H0513983 Y2 JPH0513983 Y2 JP H0513983Y2
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heat shield
tip
fuel injection
injection valve
heat
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は燃料噴射弁の遮熱装置、特に副室式
デイーゼル機関における燃料噴射弁の先端部に装
着されるヒートシールドの取付構造に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般にヒートシールドの機能としては、燃焼室
内の高温の燃焼ガスから燃料噴射弁の表面を保護
し、かつ燃焼ガスからの受熱を極力少なくして燃
料噴射弁の針弁のステツクを防止すると共に、カ
ーボンの堆積を少なくして燃料の噴霧状態を常に
最適に保つことである。
このヒートシールドを燃料噴射弁の取付穴の先
端部に取付ける構造として各種のものが採用され
ているが、その一例を示せば、実開昭57−196259
号公報や第1図が挙げられる。これらに示される
ように、ヒートシールド1の上端部にフランジ部
3を形成し、このフランジ部3の表裏面にリング
状のパツキング4,4を介在させ、前記取付穴に
設けた段部と燃料噴射弁5の先端部の大径部と小
径部との境界に形成した段部との間に挟持させ、
このヒートシールド1の先端部はシリンダヘツド
2に押圧されないようにすると共に、その内部に
挿入された燃料噴射弁5の先端部を受けるように
構成されている。
〔考案の解決しようとする課題〕
このような従来のヒートシールド1にあつて
は、シリンダヘツド2に形成した渦流室6内で発
生した高温の燃焼ガスから燃料噴射弁5の表面を
適正に保護してはいる。しかし、従来のヒートシ
ールド1は燃料噴射弁5の先端との間の間隙hが
著しく小さいものであるために、特に高速・高負
荷機関ではヒートシールド1の受けた熱が燃料噴
射弁5に伝達され易い。
そのために燃料噴射弁5の前端面より突出して
いる針弁7にカーボンが堆積してこれが燃料の正
常な噴射を阻害して燃料噴霧割れが発生し、その
結果、排気ガスの劣化と騒音の悪化を引き起こす
という問題があつた。
また、従来のヒートシールド1においては、上
端にフランジ部を、側壁部の外周面に断熱空間用
の溝部を形成する必要がある。そして前記フラン
ジ部の両面にそれぞれパツキング4,4を設け、
更にシリンダヘツド2に形成した燃料噴射弁5の
取付穴の内面に前記フランジ部3を受けるための
段部を形成する必要がある等、ヒートシールド1
及びシリンダヘツド2の工作が煩雑化する上にパ
ツキング4を必要とする等、部品点数が増加する
と言う問題があつた。なお、8はシリンダ、9は
ピストン、10は燃焼室である。
この考案は、従来の装置の問題点に着目して得
られたものであつて、その目的とするところは燃
焼ガスの高温が燃料噴射弁に伝達されるのを極力
少なくして、針弁のカーボンの堆積による噴孔の
詰まりを効果的に防止すること、更にヒートシー
ルドの先端部を形状を円錐台状に形成することに
よつてヒートシールドの構造と、燃料噴射弁の取
付穴の形状を単純化し、パツキングを省略する
等、部品点数を減少させた副室式デイーゼル機関
における燃料噴射弁の遮熱装置を提供するもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る燃料噴射弁の遮熱装置は、前記
目的を達成するため、シリンダヘツドの渦流室に
開口したヒートシールド取付穴の先端の受け面を
円錐台状に形成し、ヒートシールドを前記受け面
の円錐台状の角度より小さい角度を有する円錐台
状の前端部と円筒状の側壁部とリング状の後端部
で形成し、該後端部は燃料噴射弁の段部端面と燃
料噴射弁の先端部の周面に、側壁部は前記取付穴
の壁面に、更に前端部は前記円錐台状の受け面に
それぞれ当接し、前記ヒートシールドの側壁部と
前記燃料噴射弁の先端部の周面との間に断熱空気
層を形成してなることを要旨とするものである。
〔作用〕
ヒートシールドの前端部を円錐台状に形成して
この部分をシリンダヘツドの燃料噴射弁の取付穴
の底部の円錐台状の受け面に受けると共に後端部
を燃料噴射弁の大径部と小径部の境界の段部に当
接しているので各種のパツキングが不要となる。
そしてヒートシールドないしは燃料噴射弁の取付
穴が単純化され、更に燃料噴射弁の先端部とヒー
トシールドとの間に十分な間隙を形成することが
できるものである。
〔実施例〕
以下添付図面に基いて、この考案の実施例を説
明する。
なお第1図において説明した従来例と同一部品
は同一符号を付して説明は省略する。
第2図は、デイーゼル機関の副室式燃焼室の断
面図を示し、8はシリンダ、9はピストン、2は
渦流室6を設けたシリンダヘツド、10は燃焼室
であつて、前記渦流室6には、グロープラグ11
と、ヒートシールド1を介して主噴孔12を備え
た燃料噴射弁5とが装着されている。
ヒートシールド1はリング状の後端部1aと円
筒状の側壁部1bと円錐台状の前端部1cで構成
され、前記後端部1aと前端部1cは中心方向に
張り出して燃料噴射弁5の小径部と周面との間に
間隙を形成するための懐を形成している。そして
前記後端部1aはシリンダヘツド2に設けた取付
穴2cの内面と燃料噴射弁5の段部5a端面と先
端部5bの周面に当接する。側壁部1bは取付穴
2cの内面に当接し、更に前端部1cは燃料噴射
弁5の先端部5bと所定の間隔hを隔てて装着さ
れ、その空間を燃焼ガスからの断熱空気層13を
形成している。
前記ヒートシールド1は、その前端部1cを燃
料噴射弁5の先端中心部X(主噴孔12)に向か
つて所定の角度で折曲させてその表面を円錐台状
に形成すると共に、その折曲部14をシリンダヘ
ツド2の前記ヒートシールド1の先端部1aと適
宜の角度θだけ大きな傾きを有する円錐台状に形
成されたヒートシールド受け面2a(着座部)の
傾斜面に当接させて燃料噴射弁5の先端部5bを
上方に押し上げた状態で弾性的に支持している。
従つて、円錐台状の受け面2aに対して、これよ
りも僅かに鋭い傾斜の前端部1cが押圧されるの
で、受け面2aに対して前端部1cが線状ないし
はかなり狭い面積で接触することになり、良好な
シール性が得られる。
また前記ヒートシールド1の材質としては、熱
伝達性の悪いステンレス材が使用される。
この考案の燃料噴射弁の遮熱装置は上記のよう
に構成されることにより、燃焼室10内の燃焼ガ
ス熱は、ヒートシールド1を介して燃料噴射弁5
側に伝達しようとするが、燃料噴射弁5とヒート
シールド1との間に断熱空気層13が形成されて
いる為、熱の伝達は大幅に低減され、特に高速・
高負荷用機関で問題となるノズル針弁(図示せ
ず)のカーボン附による排気ガス劣化、及び騒音
の悪化を解消することが出来る。
また燃料噴射弁5は、先端をヒートシールド1
の受け面2aの円錐台状の角度より小さい角度を
有する円錐台状に形成したヒートシールド1によ
り、環状に当り面を形成して面圧を高めた状態で
弾性的に支持される構造となつているので、シー
ル性が高められるため、従来のようにパツキン等
の部材を使用することが不要となり、部品点数を
著しく減少させることができると同時に組付け作
業性も良好にすることができるものである。
〔考案の効果〕
シリンダヘツドの渦流室に開口したヒートシー
ルド取付穴の先端の受け面を円錐台状に形成し、
ヒートシールドを前記受け面の円錐台状の角度よ
り小さい角度を有する円錐台状の前端部と円筒状
の側壁部とリング状の後端部で形成し、該後端部
は燃料噴射弁の段部端面と燃料噴射弁の先端部の
周面に、側壁部は前記取付穴の壁面に、更に前端
部は前記円錐台状の受け面にそれぞれ当接し、前
記ヒートシールドの側壁部と前記燃料噴射弁の先
端部の周面との間に断熱空気層を形成してなるの
で、ヒートシールドから燃料噴射弁に伝達される
燃焼ガス熱が極めて少なくなり、この結果、針弁
のカーボン堆積による詰まりを有効に防止すると
同時に、燃料の噴霧割れの発生を防止し、更に排
気ガスの劣化及び騒音の悪化を防止して燃料噴射
弁の耐久性を著しく向上できる効果がある。
また、燃料噴射弁の先端部の周面はヒートシー
ルドによつて覆われ、このヒートシールドはシリ
ンダヘツドの前記受け面の円錐台状より小さい角
度を有する円錐台状の前端部を有し、この前端部
をヒートシールドの円錐台状の受け面に当接させ
ており、両円錐台面の接触により面圧が高められ
た状態で、弾性的に支持されるため、シール性が
向上し、従来の装置のようにパツキング等の部材
を使用することが不要となり、部品点数を著しく
減少させることができると同時に組付け作業も良
好にすることができる効果がある。また、構造が
簡単であるため安価に提供できる上に、メンテナ
ンスも容易である等の効果がある。
さらに、前記ヒートシールドのリング状の後端
部を前記燃料噴射弁の段部端面と先端部の周面に
当接させるので、前記先端部の熱を前記後端部を
介してシリンダヘツドに伝達することができ、前
記先端部のカーボン堆積による詰まり防止効果、
燃料の噴霧割れの発生防止効果、排気ガスの劣化
及び騒音の悪化防止効果の向上をより図れる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の副室式燃焼室の断面図、第2図
はこの考案を実施した副室式燃焼室の断面図、第
3図は、ヒートシールドの前端部における説明図
である。 1……ヒートシールド、1a……ヒートシール
ドの後端部、1b……側壁部、1c……前端部、
2……シリンダヘツド、2a……ヒートシールド
の受け面、5……燃料噴射弁、13……断熱空気
層、14……ヒートシールドの折曲部、X……燃
料噴射弁の先端中心部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツドの渦流室に開口したヒートシー
    ルド取付穴の先端の受け面を円錐台状に形成し、
    ヒートシールドを前記受け面の円錐台状の角度よ
    り小さい角度を有する円錐台状の前端部と円筒状
    の側壁部とリング状の後端部で形成し、該後端部
    は燃料噴射弁の段部端面と燃料噴射弁の先端部の
    周面に、側壁部は前記取付穴の壁面に、更に前端
    部は前記円錐台状の受け面にそれぞれ当接し、前
    記ヒートシールドの側壁部と前記燃料噴射弁の先
    端部の周面との間に断熱空気層を形成してなる燃
    料噴射弁の遮熱装置。
JP791883U 1983-01-25 1983-01-25 副室式デイ−ゼルエンジンにおけるノズルヒ−トシ−ルド Granted JPS59115860U (ja)

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