JPH05146Y2 - - Google Patents

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JPH05146Y2
JPH05146Y2 JP1982487U JP1982487U JPH05146Y2 JP H05146 Y2 JPH05146 Y2 JP H05146Y2 JP 1982487 U JP1982487 U JP 1982487U JP 1982487 U JP1982487 U JP 1982487U JP H05146 Y2 JPH05146 Y2 JP H05146Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は乾電池を電源とする電気かみそりに関
する。
〔従来の技術〕
第11図は従来例を示し、同図中1は乾電池2
が着脱自在に収納される略円筒状の本体ケースで
あり、その下端部には導電製のキヤツプ3が被着
されている。なお、キヤツプ3にはスポツト溶接
により導電片4の下端部が連結され、この導電片
4の上端部は図示しないスイツチ接片として使用
されるようになつている。また、5は本体ケース
1の下端に着脱自在に螺合した底蓋で、その内部
にはばね板製の接触体6が取付けられている。こ
の接触体6は、乾電池2のマイナス極に弾性的に
接する極接触片6aとともに、キヤツプ3に弾性
的に接する斜状接触片6bとを有している。
そして、本体ケース1内に乾電池2を収納した
後に、このケース1に底蓋5を螺合して取付ける
ことにより、極接触片6aが乾電池2のマイナス
極に弾性的に接触するとともに、斜状接触片6b
がキヤツプ3の下面に弾性的に接触して、本体ケ
ース1に内蔵された図示しないモータなどの駆動
器に対する駆動回路を形成するようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このような従来構造においては、接触
体6を大きく撓み変形させながらキヤツプ3を本
体ケース1に対して取付けるので、その反力が大
きく、取付けが面倒である。さらに、キヤツプ3
はその取付けにより裏側から本体ケース1で支持
されて変形不能となり、極接触片6aのみならず
底蓋5の取付け時において大きく斜状接触片6b
が変形されるから、操作力が大きいという問題が
ある。それにより斜状接触片6bのばね性もへた
り易く、そして、使用によりへたつてくると、こ
れらキヤツプ3と斜状接触片6bとの間で接触不
良をおこすおそれがある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案の乾電池式電気かみそりは、乾
電池が収納される本体ケースの下端に着脱自在に
取付けた底蓋に、上記乾電池のマイナス極に弾性
的に接触する極接触片を有するとともに、周部に
弾性変形可能な上向き接触片を有した接触体を内
装する。そして、上記本体ケース内には上記上向
き接触片が接するマイナス側導体を収納し、か
つ、この導体の少なくとも下端部における左右両
端縁が弾性的に係止するくさび状の係止溝を形成
する断面三角形状の一対のリブを、上記本体ケー
スの内面にその軸方向に沿つて一体に突設する。
さらに、これら一対のリブ間の本体ケース内周長
さよりも上記導体の下端部の幅長さを短くして、
上記本体ケースにおける上記リブ間の内周面と上
記導体との間に僅かな〓間を形成することによつ
て、上記従来の問題点を解決したものである。
〔作用〕
マイナス側導体は、一対のリブ間の本体ケース
内周面に向けて押込むだけの簡単な作業で、弾性
変形され、その少なくとも下端部の左右両端縁が
断面三角形状のリブを容易に乗越えて、これら上
記リブによつて形成されたくさび状の係止溝に係
止して、本体ケースに取付けられる。この取付け
により、上記導体の少なくとも下端部の幅長さと
一対のリブ間の本体ケース内周長さとの関係にも
とずいて、リブ間の本体ケース内周面と導体との
間には、導体の弾性変形を可能にする僅かな〓間
が形成される。そして、本体ケースに底蓋を取付
けると、既述のようにして本体ケースに取付けら
れている導体の内面に、底蓋に内装された接触体
が有する上向き接触片が、それ自身の弾性変形と
ともに上記導体の弾性変形を伴つて弾性的に接触
するため、上向き接触片と導体とがなじみよく接
触する。これとともに、導体の弾性変形により上
向き接触片の弾性変形が少なくなるから、底蓋の
取付けに必要な操作力が軽減され、かつ長期の使
用における接触片のへたりも少なくできる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図から第10図
を参照して説明する。
第1図から第8図中11は例えば略円筒形をな
す樹脂製の本体ケースで、その上部には第3図お
よび第4図に示すように外刃取付け体12が被嵌
されている。この取付け体12は上方からねじ込
まれるねじ13を介して本体ケース11の天井壁
11aに固定されている。そして、外刃取付け体
12の上部には外刃14が着脱自在に取付けられ
ているとともに、外刃取付け体12の周部には可
撓性の防水膜15で覆われたスイツチ押圧部材1
6が取付けられている。
また、本体ケース11の下端は開口され、この
下端開口を通して挿脱自在に乾電池26(第4図
参照)が収納されているとともに、本体ケース1
1内の上部にはモータ17が納められている。こ
のモータ17の外周面はマイナス極をなしてい
る。第3図および第4図に示すようにモータ17
は、樹脂製のモータ台18の嵌合部18aに嵌入
支持されるとともに、このモータ台18の固定ボ
ス部18bに上記ねじ13を螺合することによつ
て、モータ台18とともに固定されている。そし
て、モータ台18には乾電池26のプラス極に接
する接触片19が熱かしめ(第4図中18cを参
照)により取付けられ、この接触片19の先端側
部分はモータ17の下面から突出されたプラス端
子17aに当接されている。なお、第3図および
第4図中18dはモータ台18の下面に一体に突
設された乾電池位置決め壁である。
板ばね製のマイナス側導体20は、モータ台1
8の下面に上記接触片19とは非接触の状態にし
て熱かしめにより固定されて、本体ケース11内
に収納されている。この導体20は、第9図およ
び第10図に示すように、モータ台18の図示し
ない熱かしめ用突起が挿通する孔21を有した固
定部22に、上向きのスイツチ接片23を一体に
設けるとともに、同固定部22に下向きの導体接
触片24を一体に設けて形成されている。
第4図に示すようにスイツチ接片23の上端部
は、上記スイツチ押圧部材16の裏側に配置され
ているとともに、モータ17の外周面に近接対向
されている。したがつて、上記スイツチ押圧部材
16の押し込み操作により、スイツチ接片23は
弾性変形しながら押されてモータ17の外周面に
当接して、スイツチを閉じるようになつている。
導体接触片24は、上記乾電池位置決め壁内部
18dの一部を逃げる窓24aを有しているとと
もに、この接触片24の下端部24bの幅をこれ
より上側部分よりも大きくして略逆T字状に形成
されている。そして、導体接触片24の下端部2
4bは本体ケース11の下端開口の間近に位置さ
れているとともに、その横幅は第6図に示すよう
に本体ケース11の内周面に対して略90°以上の
角度θにわたつて設けられる長さとしてある。
さらに、第1図、第2図、および第5図から第
8図に示したように本体ケース11の内面には、
上記導体20の少なくとも下端部24bにおける
左右両端縁が弾性的に係止されるくさび状(第8
図参照)の係止溝27を形成して、断面三角形状
をなす一対のリブ28が、上下方向に沿つて一体
に突設されている。これら一対のリブ28間の本
体ケース内周面11bの内周長さAに対して、自
由状態における導体接触片24の下端部24bの
横幅の長さは短く形成されている。それによつて
係止溝27に上記下端部24bの左右両端縁が
夫々弾性的に係止された状態で、第1図、第2
図、および第6図等に示すようにリブ28間の本
体ケース内周面11bと導体20の導体接触片2
4との間には僅かな〓間Gが形成されるようにな
つている。
しかも、一対のリブ28間の本体ケース内周面
11bの内周長さAは、本体ケース11の下端か
ら上側に行くにつれて徐々に狭められており、そ
れによつて、上記下端部24bの左右両端縁の係
止溝27への係止をより強くして、本体ケース1
1に対する導体接触片24の固定強度をより向上
させるようになつている。また、一対のリブ28
の下端には切欠29が形成されている。この切欠
29は後述する接触片33と導体接触片24との
重なり寸法B(第2図参照)よりも少し長目に形
成されている。
また、第1図から第3図に示すように本体ケー
ス11にはその下端開口を閉鎖する合成樹脂製の
底蓋30が着脱自在に取付けられている。なお、
本実施例の場合は、本体ケース11および底蓋3
0に夫々ねじ溝11c,30aを設けて、これら
を螺合することにより着脱自在に取付けるように
してある。そして、底蓋30の内部にはばね板製
の接触体31が取付けられている。この接触体3
1は、乾電池26のマイナス極に弾性的に接する
極接触片32を有するとともに、周部に弾性変形
可能な上向き接触片33を有している。上向き接
触片33は90°毎に設けられているとともに、こ
れらの上端部は内側に傾斜されている。これらの
傾斜によつて、本体ケース11への底蓋30取付
けの際に、上向き接触片33が本体ケース11の
下端に引掛かることを防止するとともに、底蓋3
0の取付けのガイド作用を得るようになつてい
る。
なお、第1図〜第3図中34は接触体31を保
護するために、これら接触体31よりも内側にお
いて底蓋30に設けた保護リブ、また、第1図お
よび第2図中35はゴム製の防水リング、第3図
中36は上記モータ17によつて回転される内刃
を示している。
上記構成の電気かみそりの組立てにおいて、マ
イナス側導体20はモータ台18の本体ケース1
1内への固定により、その導体接触片24の下端
部24bの左右両端縁が、第7図に示すように本
体ケース11内の一対のリブ28に夫々重なるよ
うにして収納される。そして、この後、第7図中
矢印に示すように導体接触片24は、一対のリブ
28間の本体ケース内周面11bに向けて押込ま
れる。このような簡単な作業で、導体接触片24
は弾性変形して、その下端部24bの左右両端縁
がリブ28を乗越える。この乗越えはリブ28が
断面三角形状であるから容易かつ円滑になされ
る。それによつて、上記リブ28によつて形成さ
れたくさび状の係止溝27に上記下端部24bの
左右両端縁が弾性的に係止される。以上のように
して本体ケース11内面へ導体20が取付けられ
るから、組立てを容易に行なうことができる。
そして、上記導体20の少なくとも下端部24
bの幅長さと一対のリブ28間の本体ケース内周
面11bの長さAとの関係により、リブ28間の
内周面11bと導体接触片24との間には、この
接触片24の弾性変形を可能にする僅かな〓間G
が形成される。
したがつて、本体ケース11に底蓋30を取付
けると、既述のようにして本体ケース11に取付
けられた導体接触片24の下端部24bの内面に
は、その内側より、底蓋30に内装された接触体
31が有する上向き接触片33が、それ自身の弾
性変形とともに導体接触片24の弾性変形を伴つ
て弾性的に接触する。このため、上向き接触片3
3と導体接触片24とがなじみよく接触できる。
これとともに、導体接触片24の弾性変形によ
り上向き接触片33の弾性変形が少なくなるか
ら、底蓋30の取付けに必要な操作力を軽減でき
る。又、それによつて、長期の使用における上向
き接触片33のへたりも少なくでき、長期の使用
にわたつて上向き接触片33と導体接触片24と
のなじみよい接触を持続できる。
なお、上記一実施例は以上のように構成した
が、本考案の実施に当たつては、考案の要旨に反
しない限り、本体ケース、底蓋、接触体およびそ
の極接触片と上向き接触片、導体、リブ、係止溝
等の具体的な構造、形状、位置等は、上記一実施
例に制約されることなく、種々の態様に構成して
実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
上記実用新案登録請求の範囲に記載の構成を要
旨とする本考案によれば、底蓋に内装した接触体
の上向き接触片が内側から接する導体を弾性変形
させて本体ケースの内周面に押し付けるという簡
単な作業で、導体を本体ケース内面に確実に固定
できるとともに、これら導体と上記上向き接触片
とがいずれも弾性変形して互いに接触するから、
接触不良のおそれを防止でき、しかも、上記上向
き接触片の弾性変形を少なくできるので、軽い力
で底蓋を本体ケースに着脱できる等実用上の効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図は本考案の一実施例を示
し、第1図は要部の分解断面図、第2図は同要部
の断面図、第3図は全体の分解斜視図、第4図は
一部を断面した全体の側面図、第5図は第1図中
−線に沿う本体ケースの断面図、第6図は第
1図中−線に沿う断面図、第7図は本体ケー
スに導体接触片を固定する状況を示した上記第6
図相当の断面図、第8図は係止溝部分の断面図、
第9図は導体の下面図、第10図は導体を第9図
中矢印X方向から見た側面図である。第11図は
従来例を示す断面図である。 11……本体ケース、11b……リブ間の内周
面、20……導体、24……導体接触片、24a
……導体接触片の下端部、26……乾電池、27
……係止溝、28……リブ、29……切欠、30
……底蓋、31……接触体、32……極接触片、
33……上向き接触片、G……〓間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乾電池が収納される本体ケースの下端に底蓋
    を着脱自在に取付け、上記乾電池のマイナス極
    に弾性的に接触する極接触片を有するととも
    に、周部に弾性変形可能な上向き接触片を有し
    た接触体を、上記底蓋の内側に取付け、上記本
    体ケース内には上記上向き接触片が内側から接
    するマイナス側導体を収納し、かつ、この導体
    の少なくとも下端部における左右両端縁が弾性
    的に係止するくさび状の係止溝を形成する断面
    三角形状の一対のリブを、上記本体ケースの内
    面にその軸方向に沿つて一体に突設し、これら
    一対のリブ間の本体ケース内周長さよりも上記
    導体の下端部の幅長さを短くして、上記本体ケ
    ースにおける上記リブ間の内周面と上記導体と
    の間に僅かな〓間を形成したことを特徴とする
    乾電池式電気かみそり。 (2) 上記実用新案登録請求の範囲第(1)項の記載に
    おいて、上記底蓋が上記本体ケースに螺合して
    着脱されるものであるとともに、上記一対のリ
    ブはその下端に切欠を有しており、この切欠は
    上記導体と上記上向き接触片との重なり寸法よ
    りも少し長目に形成されていることを特徴とす
    る乾電池式電気かみそり。
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