JPH05150400A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents
ハロゲン化銀カラー写真感光材料Info
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- JPH05150400A JPH05150400A JP21053891A JP21053891A JPH05150400A JP H05150400 A JPH05150400 A JP H05150400A JP 21053891 A JP21053891 A JP 21053891A JP 21053891 A JP21053891 A JP 21053891A JP H05150400 A JPH05150400 A JP H05150400A
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- Japan
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- silver halide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 迅速処理性に優れかつ経時保存性が改良され
たハロゲン化銀カラー写真感光材料の提供 【構成】 支持体上に少なくとも2層以上のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料にお
いて、該支持体がヘイズ値3%以下で含水率0.5重量
%以上のポリエステルフィルムからなり、かつ該ハロゲ
ン化銀乳剤層の少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%
以上のハロゲン化銀粒子を含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料。
たハロゲン化銀カラー写真感光材料の提供 【構成】 支持体上に少なくとも2層以上のハロゲン化
銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料にお
いて、該支持体がヘイズ値3%以下で含水率0.5重量
%以上のポリエステルフィルムからなり、かつ該ハロゲ
ン化銀乳剤層の少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%
以上のハロゲン化銀粒子を含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料。
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野]本発明はハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関するものであり、詳しくは迅速処理性に優
れかつ経時保存性の改良されたハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関するものである。
感光材料に関するものであり、詳しくは迅速処理性に優
れかつ経時保存性の改良されたハロゲン化銀カラー写真
感光材料に関するものである。
[従来の技術]従来からロール状カラー写真感光材料の
支持体としてはトリアセチルセルロース(以下「TA
C」と記す)フィルムが用いられてきた。TACフィル
ムは光学的に異方性が無く透明度が高いこと、更には現
像処理後のカール解消性についても優れた性質を有して
いることが一般に知られているが、製膜後のフィルムの
膜質が脆弱であり、強度、寸度安定性に欠けるため迅速
処理には適さなかった。一方、機械的特性に優れたポリ
エステル系フィルム、たとえばポリエチレンテレフタレ
ート(以下「PET」と記す)フィルムはロール状態で
保存したとき巻きぐせカールがつき易いという欠点を有
しているので、ロール状感光材料用支持体には適さない
ものであった。
支持体としてはトリアセチルセルロース(以下「TA
C」と記す)フィルムが用いられてきた。TACフィル
ムは光学的に異方性が無く透明度が高いこと、更には現
像処理後のカール解消性についても優れた性質を有して
いることが一般に知られているが、製膜後のフィルムの
膜質が脆弱であり、強度、寸度安定性に欠けるため迅速
処理には適さなかった。一方、機械的特性に優れたポリ
エステル系フィルム、たとえばポリエチレンテレフタレ
ート(以下「PET」と記す)フィルムはロール状態で
保存したとき巻きぐせカールがつき易いという欠点を有
しているので、ロール状感光材料用支持体には適さない
ものであった。
[発明が解決すべき課題]これら問題点を解決するため
数多くの研究がなされてきた。例えば、特開平1−24
4446号公報にはポリエステルフィルム中の含水率を
0.5重量%以上にすることによりカール解消性を向上
させたロール状の感光材料についての技術が開示されて
いるが、ヘイズ値が高く透明性に欠けるものであった。
また特開昭64−6941号、特開平2−43534号
公報には塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤をトリアセ
チルセルロースフィルム上に塗布したハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料についての技術が開示されている。しか
し、塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤を塗布した上記
感光材料は経時保存性が劣り、特に経時保存後のかぶり
上昇が大きいという欠点を有していた。しかもこの傾向
は前記ハロゲン化銀乳剤が金増感されているとき特に顕
著に表われた。このため特開昭62−168143号公
報に開示されている相対湿度55%以下での保存性が改
良された感光材料についての技術を利用したが、前述の
塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤を塗布した感光材料
の保存性を改良することはできなかった。本発明は上記
問題点を解決すべくなされたものであり、本発明の目的
は、迅速処理性に優れかつ経時保存性が改良されたハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにある。
数多くの研究がなされてきた。例えば、特開平1−24
4446号公報にはポリエステルフィルム中の含水率を
0.5重量%以上にすることによりカール解消性を向上
させたロール状の感光材料についての技術が開示されて
いるが、ヘイズ値が高く透明性に欠けるものであった。
また特開昭64−6941号、特開平2−43534号
公報には塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤をトリアセ
チルセルロースフィルム上に塗布したハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料についての技術が開示されている。しか
し、塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤を塗布した上記
感光材料は経時保存性が劣り、特に経時保存後のかぶり
上昇が大きいという欠点を有していた。しかもこの傾向
は前記ハロゲン化銀乳剤が金増感されているとき特に顕
著に表われた。このため特開昭62−168143号公
報に開示されている相対湿度55%以下での保存性が改
良された感光材料についての技術を利用したが、前述の
塩化銀を含有するハロゲン化銀乳剤を塗布した感光材料
の保存性を改良することはできなかった。本発明は上記
問題点を解決すべくなされたものであり、本発明の目的
は、迅速処理性に優れかつ経時保存性が改良されたハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料を提供することにある。
[課題を解決するための手段]本発明の上記目的は支持
体上に少なくとも2層以上のハロゲン化銀乳剤層を有す
るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該支持体
がヘイズ値3%以下で含水率0.5重量%以上のポリエ
ステルフィルムからなり、かつ該ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%以上のハロゲン
化銀粒子を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料により達成された。以下本発明を更に詳
しく説明する。本発明に用いられる支持体は、ヘイズが
3%以下でかつ含水率が0.5重量%以上のポリエステ
ルフィルムからなる。また好ましくは、含水率が0.6
〜5.0重量%の範囲のポリエステルフィルムからな
る。ポリエステルフィルムの含水率の測定は、該フィル
ムを23℃、30%RH、3時間の条件で調湿した後、
23℃の蒸留水に15分間浸漬させ、しかる後に微量水
分計(たとえば、三菱化成(株)製CA−02型)を用
い乾燥温度150℃で行う。またポリエステルフィルム
のヘイズはASTM−D1003−52に従って測定さ
れる。本発明に用いられるポリエステルは、芳香族二塩
基酸とグリコールを主要な構成成分とするポリエステル
であり代表的な二塩基酸としてはテレフタル酸、イソフ
タル酸であり、グリコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール等がある。これらの成分からなるポ
リエステルの中でも入手のしやすさの点から、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)が最も好ましい。以下P
ETを用いて説明する。本発明に好ましく用いられる共
重合ポリエチレンテレフタレートフィルムは、金属スル
ホネートを有する芳香族ジカルボン酸成分を共重合成分
とした共重合ポリエチレンテレフタレートフィルムから
なるものである。前記金属スルホネートを有する芳香族
ジカルボン酸としては、具体的には、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸、2−ナトリウムスルホテレフタル
酸、4−ナトリウムスルホフタル酸、4−ナトリウムス
ルホ−2,6−ナフタレンジカルボン酸およびこれらの
ナトリウムを他の金属、例えばカリウム、リチウムなど
で置換した化合物を挙げることができる。金属スルホネ
ートを有する芳香族ジカルボン酸成分の共重合割合とし
ては、主原料であるテレフタル酸成分に対して、好まし
くは2〜15モル%、特に好ましくは4〜10モル%で
ある。本発明に用いられる共重合ポリエチレンテレフタ
レートフィルムには、更に炭素原子数4〜20の脂肪族
ジカルボン酸成分が共重合されていることが透明性、特
に共重合ポリエチレンテレフタレートフィルム表面の白
化の抑制および耐折性の面から好ましい。炭素原子数4
〜20の脂肪族ジカルボン酸成分としては、具体的に
は、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などを挙げるこ
とができるが、なかでもアジピン酸が好ましい。炭素原
子数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分の共重合割合と
してはテレフタル酸成分に対して、好ましくは3〜25
モル%、特に好ましくは5〜20モル%である。なお、
本発明に用いられるポリエステルフィルムにおいては、
透明性、機械的特性を阻害しない範囲であれば、更に他
の酸成分あるいはグリコール成分を共重合せしめること
も可能である。たとえばポリアルキレングリコール、特
にポリエチレングリコールを0〜10重量%共重合せし
めることができる。かかる目的で用いられるポリアルキ
レングリコールは分子量が600〜10,000の範囲
のものであることが好ましい。ポリエステルフィルムを
写真感光材料用支持体として使用する際に問題となる性
質の一つに支持体が高屈折率であるために発生するふち
かぶりの問題があげられる。PETの屈折率は1.6程
度であり、下びき層ならびに写真乳剤層にもっぱら用い
られるゼラチンの屈折率は1.50〜1.55である。
ゼラチンとPETの屈折率の比をとると1.5/1.6
と1より小さく、光がフィルムエッジから入射した時、
ベースと乳剤層の界面で反射しやすい。従って、ポリエ
ステル系のフィルムはいわゆるライトパイピング現象
(ふちかぶり)を起こしやすい。本発明においては、こ
のようなライトパイピング現象を回避するために、フィ
ルムヘイズを増加させない染料を添加する。用いられる
染料としては、特に制限はないが、感光材料の一般的な
性質上グレーの色調を有する染料が好ましく、またポリ
エステルフィルムの製膜温度域での耐熱性に優れかつポ
リエステルとの相溶性に優れたものが好ましい。具体的
な染料としては、上記観点から三菱化成製のDiare
sin、日本化薬製のKayaset等が挙げられる。
また染色濃度はマクベス社製の色濃度計による測定値が
少なくとも0.01以上であることが必要で、好ましく
は0.03以上である。前記ポリエステルフィルムに
は、用途に応じて易滑性を付与することも可能である。
易滑性付与手段としては特に制限は無いが、不活性無機
化合物の練り込み、あるいは界面活性剤の塗布等が一般
的手法として用いられる。また、ポリエステル重合反応
時に添加する触媒等を析出させる内部粒子系による方法
も用いることができる。上記不活性無機化合物としては
SiO2、TiO2、BaSO4、CaCO3、タル
ク、カオリン等が挙げられる。写真感光材料用支持体と
しては透明性が重要な要件となるため、ポリエステルフ
ィルムと比較的近い屈折率をもつSiO2、あるいは析
出する粒子径を比較的小さくすることが可能な内部粒子
系を選択することが望ましい。練り込みによる易滑性付
与を行う場合、よりフィルムの透明性を得るために機能
付与した層を積層する方法も好ましく用いられる。具体
的には複数の押し出し機ならびにフィードブロック、あ
るいはマルチマニフォールドダイによる共押出し法が挙
げられる。共重合比によっては下びき層を設ける際の熱
処理にて低重合物が析出するという問題が生じる場合も
ある。このような場合には該支持体の少なくとも片面に
通常のポリエステル層を積層することにより解決でき、
その際にも共押出し法が有効な手段として用いられる。
共重合ポリエチレンテレフタレートフィルムの原料ポリ
マーは従来公知のポリエステルの製造方法に従って合成
できる。例えば酸成分をグリコール成分と直接エステル
化反応するか、または酸成分としてジアルキルエステル
を用いる場合はまずグリコール成分とでエステル交換反
応をし、これを減圧下で加熱して余剰のグリコール成分
を除去することにより、共重合ポリエチレンテレフタレ
ートを得ることができる。この際、必要に応じてエステ
ル交換反応触媒あるいは重合反応触媒を用いることが、
また耐熱安定剤を添加することができる。得られた共重
合ポリエチレンテレフタレートは一般に粒状に成型さ
れ、乾燥後、溶融押し出しして未延伸シートとされ、次
いで2軸延伸および熱処理してフィルムに成型される。
2軸延伸は、縦、横の逐次延伸あるいは2軸同時延伸の
いずれでもよく、延伸倍率は特に限定されるものではな
いが通常は2.0〜5.0倍が適当である。また縦、横
延伸後、縦、横方面のいずれかに再延伸してもかまわな
い。溶融押出前の乾燥方法としては、真空乾燥法、脱湿
乾燥法が好ましい。延伸時の温度としては、縦延伸は7
0〜100℃、横延伸は80〜160℃であることが望
ましい。熱固定温度としては150〜210℃、特に1
60〜200℃であることが好ましい。共重合ポリエチ
レンテレフタレートフィルムの厚さは写真フィルムの用
途分野により適宜設定できるが、10〜250μが好ま
しく、更には20〜150μの厚さが好ましい。本発明
のハロゲン化銀カラー写真感光材料は相対湿度55%以
下の状態で保存されることが好ましい。本発明において
相対湿度55%以下の状態で保存するには、密閉包装手
段を用いることが好ましい。本発明でいう密閉包装と
は、通常包装の分野でよく知られている防湿性の包装を
行なうことである。包装材料としては、アルミ板、ブリ
キ板、アルミ箔などの金属および金属箔、ガラス、ある
いはポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリアミドなどの高分子、各種ポリマーとセロハ
ン、紙、アルミ箔等の素材による複合積層材(包装用語
でいうラミネート材料)などが用いられる。密閉の封緘
方法としては各種接着剤を用いた接着剤法、ヒートシー
ルなどの熱接着法、その他当写真業界では一般的なパト
ローネケースを用いた方法などを用いることができる。
これら封緘方法の詳細は「食料包装技術便覧」日本包装
技術協会(編)p573〜p609などに記載されてい
る。本発明において、相対湿度55%以下の状態での保
存とは25℃相対湿度55%で例えば密閉されたハロゲ
ン化銀感光材料を開封し30秒以内に測定した重量W1
55と同一条件下に3日間以上保存した後測定したW2
55との差△W55=W2 55−W1 55がゼロ以上で
あることと定義される。本発明の好ましい条件は25℃
相対湿度30%での重量変化△W30が負になることで
ありさらに好ましい条件は25℃相対湿度35%で重量
変化△W35が負になることである。本発明において密
閉包装は二重に行なわれてもよい。上記のような低い相
対湿度条件で包装するには、ハロゲン化銀写真感光材料
を低湿度の部室で包装してもよいし、該感光材料の乾燥
時にやや過剰に乾燥させておいてもよく、また密閉容器
内にたとえばシリカゲルなどの乾燥剤を入れておき低湿
化してもよい。本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材
料は支持体上に少なくとも2層以上のハロゲン化銀乳剤
層を有する。本発明においてはハロゲン化銀乳剤層とし
て、少なくとも400乃至500nmに分光増感された
青感光性乳剤層、500乃至600nmに分光増感され
た緑感光性乳剤層及び600乃至700nmに分光増感
された赤感光性乳剤層を有することが好ましい。又各々
の感光性乳剤層は、高感度、中感度、低感度などの複数
の層から構成されていることが好ましい。本発明のハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料は上記ハロゲン化銀乳剤層
のうち少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%以上のハ
ロゲン化銀粒子を含有するものであり、好ましくはすべ
てのハロゲン化銀乳剤層が塩化銀含有率5モル%以上の
ハロゲン化銀粒子を含有するものである。本発明におい
て上記ハロゲン化銀粒子の塩化銀含有率は50モル%以
上であることが好ましく、更には70モル%以上である
ことが特に好ましい。又、上記ハロゲン化銀粒子の臭化
銀含有率は90モル%以下が好ましく、より好ましくは
50モル%以下、特に好ましくは10モル%以下であ
る。又本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は沃化銀を
含有することが好ましく、その含有率は0乃至20モル
%が好ましく、より好ましくは5乃至15モル%であ
る。本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤が沃化銀を含
有する場合、ハロゲン化銀粒子は粒子内部に沃化銀を局
在させたものであることが好ましい。本発明において、
ハロゲン化銀乳剤は、リサーチ・ディスクロージャ30
8119(以下RD308119と略す)に記載されて
いるものを用いることができる。下表に該当記載箇所を
示す。
体上に少なくとも2層以上のハロゲン化銀乳剤層を有す
るハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該支持体
がヘイズ値3%以下で含水率0.5重量%以上のポリエ
ステルフィルムからなり、かつ該ハロゲン化銀乳剤層の
少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%以上のハロゲン
化銀粒子を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料により達成された。以下本発明を更に詳
しく説明する。本発明に用いられる支持体は、ヘイズが
3%以下でかつ含水率が0.5重量%以上のポリエステ
ルフィルムからなる。また好ましくは、含水率が0.6
〜5.0重量%の範囲のポリエステルフィルムからな
る。ポリエステルフィルムの含水率の測定は、該フィル
ムを23℃、30%RH、3時間の条件で調湿した後、
23℃の蒸留水に15分間浸漬させ、しかる後に微量水
分計(たとえば、三菱化成(株)製CA−02型)を用
い乾燥温度150℃で行う。またポリエステルフィルム
のヘイズはASTM−D1003−52に従って測定さ
れる。本発明に用いられるポリエステルは、芳香族二塩
基酸とグリコールを主要な構成成分とするポリエステル
であり代表的な二塩基酸としてはテレフタル酸、イソフ
タル酸であり、グリコールとしては、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブタンジオール、ネオペン
チルグリコール、1,4−シクロヘキサンジオール、ジ
エチレングリコール等がある。これらの成分からなるポ
リエステルの中でも入手のしやすさの点から、ポリエチ
レンテレフタレート(PET)が最も好ましい。以下P
ETを用いて説明する。本発明に好ましく用いられる共
重合ポリエチレンテレフタレートフィルムは、金属スル
ホネートを有する芳香族ジカルボン酸成分を共重合成分
とした共重合ポリエチレンテレフタレートフィルムから
なるものである。前記金属スルホネートを有する芳香族
ジカルボン酸としては、具体的には、5−ナトリウムス
ルホイソフタル酸、2−ナトリウムスルホテレフタル
酸、4−ナトリウムスルホフタル酸、4−ナトリウムス
ルホ−2,6−ナフタレンジカルボン酸およびこれらの
ナトリウムを他の金属、例えばカリウム、リチウムなど
で置換した化合物を挙げることができる。金属スルホネ
ートを有する芳香族ジカルボン酸成分の共重合割合とし
ては、主原料であるテレフタル酸成分に対して、好まし
くは2〜15モル%、特に好ましくは4〜10モル%で
ある。本発明に用いられる共重合ポリエチレンテレフタ
レートフィルムには、更に炭素原子数4〜20の脂肪族
ジカルボン酸成分が共重合されていることが透明性、特
に共重合ポリエチレンテレフタレートフィルム表面の白
化の抑制および耐折性の面から好ましい。炭素原子数4
〜20の脂肪族ジカルボン酸成分としては、具体的に
は、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸などを挙げるこ
とができるが、なかでもアジピン酸が好ましい。炭素原
子数4〜20の脂肪族ジカルボン酸成分の共重合割合と
してはテレフタル酸成分に対して、好ましくは3〜25
モル%、特に好ましくは5〜20モル%である。なお、
本発明に用いられるポリエステルフィルムにおいては、
透明性、機械的特性を阻害しない範囲であれば、更に他
の酸成分あるいはグリコール成分を共重合せしめること
も可能である。たとえばポリアルキレングリコール、特
にポリエチレングリコールを0〜10重量%共重合せし
めることができる。かかる目的で用いられるポリアルキ
レングリコールは分子量が600〜10,000の範囲
のものであることが好ましい。ポリエステルフィルムを
写真感光材料用支持体として使用する際に問題となる性
質の一つに支持体が高屈折率であるために発生するふち
かぶりの問題があげられる。PETの屈折率は1.6程
度であり、下びき層ならびに写真乳剤層にもっぱら用い
られるゼラチンの屈折率は1.50〜1.55である。
ゼラチンとPETの屈折率の比をとると1.5/1.6
と1より小さく、光がフィルムエッジから入射した時、
ベースと乳剤層の界面で反射しやすい。従って、ポリエ
ステル系のフィルムはいわゆるライトパイピング現象
(ふちかぶり)を起こしやすい。本発明においては、こ
のようなライトパイピング現象を回避するために、フィ
ルムヘイズを増加させない染料を添加する。用いられる
染料としては、特に制限はないが、感光材料の一般的な
性質上グレーの色調を有する染料が好ましく、またポリ
エステルフィルムの製膜温度域での耐熱性に優れかつポ
リエステルとの相溶性に優れたものが好ましい。具体的
な染料としては、上記観点から三菱化成製のDiare
sin、日本化薬製のKayaset等が挙げられる。
また染色濃度はマクベス社製の色濃度計による測定値が
少なくとも0.01以上であることが必要で、好ましく
は0.03以上である。前記ポリエステルフィルムに
は、用途に応じて易滑性を付与することも可能である。
易滑性付与手段としては特に制限は無いが、不活性無機
化合物の練り込み、あるいは界面活性剤の塗布等が一般
的手法として用いられる。また、ポリエステル重合反応
時に添加する触媒等を析出させる内部粒子系による方法
も用いることができる。上記不活性無機化合物としては
SiO2、TiO2、BaSO4、CaCO3、タル
ク、カオリン等が挙げられる。写真感光材料用支持体と
しては透明性が重要な要件となるため、ポリエステルフ
ィルムと比較的近い屈折率をもつSiO2、あるいは析
出する粒子径を比較的小さくすることが可能な内部粒子
系を選択することが望ましい。練り込みによる易滑性付
与を行う場合、よりフィルムの透明性を得るために機能
付与した層を積層する方法も好ましく用いられる。具体
的には複数の押し出し機ならびにフィードブロック、あ
るいはマルチマニフォールドダイによる共押出し法が挙
げられる。共重合比によっては下びき層を設ける際の熱
処理にて低重合物が析出するという問題が生じる場合も
ある。このような場合には該支持体の少なくとも片面に
通常のポリエステル層を積層することにより解決でき、
その際にも共押出し法が有効な手段として用いられる。
共重合ポリエチレンテレフタレートフィルムの原料ポリ
マーは従来公知のポリエステルの製造方法に従って合成
できる。例えば酸成分をグリコール成分と直接エステル
化反応するか、または酸成分としてジアルキルエステル
を用いる場合はまずグリコール成分とでエステル交換反
応をし、これを減圧下で加熱して余剰のグリコール成分
を除去することにより、共重合ポリエチレンテレフタレ
ートを得ることができる。この際、必要に応じてエステ
ル交換反応触媒あるいは重合反応触媒を用いることが、
また耐熱安定剤を添加することができる。得られた共重
合ポリエチレンテレフタレートは一般に粒状に成型さ
れ、乾燥後、溶融押し出しして未延伸シートとされ、次
いで2軸延伸および熱処理してフィルムに成型される。
2軸延伸は、縦、横の逐次延伸あるいは2軸同時延伸の
いずれでもよく、延伸倍率は特に限定されるものではな
いが通常は2.0〜5.0倍が適当である。また縦、横
延伸後、縦、横方面のいずれかに再延伸してもかまわな
い。溶融押出前の乾燥方法としては、真空乾燥法、脱湿
乾燥法が好ましい。延伸時の温度としては、縦延伸は7
0〜100℃、横延伸は80〜160℃であることが望
ましい。熱固定温度としては150〜210℃、特に1
60〜200℃であることが好ましい。共重合ポリエチ
レンテレフタレートフィルムの厚さは写真フィルムの用
途分野により適宜設定できるが、10〜250μが好ま
しく、更には20〜150μの厚さが好ましい。本発明
のハロゲン化銀カラー写真感光材料は相対湿度55%以
下の状態で保存されることが好ましい。本発明において
相対湿度55%以下の状態で保存するには、密閉包装手
段を用いることが好ましい。本発明でいう密閉包装と
は、通常包装の分野でよく知られている防湿性の包装を
行なうことである。包装材料としては、アルミ板、ブリ
キ板、アルミ箔などの金属および金属箔、ガラス、ある
いはポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニリデン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリアミドなどの高分子、各種ポリマーとセロハ
ン、紙、アルミ箔等の素材による複合積層材(包装用語
でいうラミネート材料)などが用いられる。密閉の封緘
方法としては各種接着剤を用いた接着剤法、ヒートシー
ルなどの熱接着法、その他当写真業界では一般的なパト
ローネケースを用いた方法などを用いることができる。
これら封緘方法の詳細は「食料包装技術便覧」日本包装
技術協会(編)p573〜p609などに記載されてい
る。本発明において、相対湿度55%以下の状態での保
存とは25℃相対湿度55%で例えば密閉されたハロゲ
ン化銀感光材料を開封し30秒以内に測定した重量W1
55と同一条件下に3日間以上保存した後測定したW2
55との差△W55=W2 55−W1 55がゼロ以上で
あることと定義される。本発明の好ましい条件は25℃
相対湿度30%での重量変化△W30が負になることで
ありさらに好ましい条件は25℃相対湿度35%で重量
変化△W35が負になることである。本発明において密
閉包装は二重に行なわれてもよい。上記のような低い相
対湿度条件で包装するには、ハロゲン化銀写真感光材料
を低湿度の部室で包装してもよいし、該感光材料の乾燥
時にやや過剰に乾燥させておいてもよく、また密閉容器
内にたとえばシリカゲルなどの乾燥剤を入れておき低湿
化してもよい。本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材
料は支持体上に少なくとも2層以上のハロゲン化銀乳剤
層を有する。本発明においてはハロゲン化銀乳剤層とし
て、少なくとも400乃至500nmに分光増感された
青感光性乳剤層、500乃至600nmに分光増感され
た緑感光性乳剤層及び600乃至700nmに分光増感
された赤感光性乳剤層を有することが好ましい。又各々
の感光性乳剤層は、高感度、中感度、低感度などの複数
の層から構成されていることが好ましい。本発明のハロ
ゲン化銀カラー写真感光材料は上記ハロゲン化銀乳剤層
のうち少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%以上のハ
ロゲン化銀粒子を含有するものであり、好ましくはすべ
てのハロゲン化銀乳剤層が塩化銀含有率5モル%以上の
ハロゲン化銀粒子を含有するものである。本発明におい
て上記ハロゲン化銀粒子の塩化銀含有率は50モル%以
上であることが好ましく、更には70モル%以上である
ことが特に好ましい。又、上記ハロゲン化銀粒子の臭化
銀含有率は90モル%以下が好ましく、より好ましくは
50モル%以下、特に好ましくは10モル%以下であ
る。又本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤は沃化銀を
含有することが好ましく、その含有率は0乃至20モル
%が好ましく、より好ましくは5乃至15モル%であ
る。本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤が沃化銀を含
有する場合、ハロゲン化銀粒子は粒子内部に沃化銀を局
在させたものであることが好ましい。本発明において、
ハロゲン化銀乳剤は、リサーチ・ディスクロージャ30
8119(以下RD308119と略す)に記載されて
いるものを用いることができる。下表に該当記載箇所を
示す。
本発明において、ハロゲン化銀乳剤は、物理熟成、化学
熟成及び分光増感を行ったものを使用することが好まし
い。このような工程で使用される添加剤は、リサーチ・
ディスクロジャNo.17643、No.18716及
びNo.308119(それぞれ、以下RD1764
3、RD18716及びRD308119と略す)に記
載されている。下表に記載箇所を示す。
熟成及び分光増感を行ったものを使用することが好まし
い。このような工程で使用される添加剤は、リサーチ・
ディスクロジャNo.17643、No.18716及
びNo.308119(それぞれ、以下RD1764
3、RD18716及びRD308119と略す)に記
載されている。下表に記載箇所を示す。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記リサーチ
・ディスクロジャに記載されている。下表に関連のある
記載箇所を示す。
・ディスクロジャに記載されている。下表に関連のある
記載箇所を示す。
本発明には種々のカプラーを使用することができ、その
具体例は、上記リサーチ・ディスクロジャに記載されて
いる。下表に関連ある記載箇所を示す。
具体例は、上記リサーチ・ディスクロジャに記載されて
いる。下表に関連ある記載箇所を示す。
本発明に使用する添加剤は、RD308119X IV
に記載されている分散法などにより、添加することがで
きる。本発明の感光材料には、前述RD308119V
II−K項に記載されているフィルタ層や中間層等の補
助層を設けることができる。本発明においてハロゲン化
銀乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法によ
り支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、デ
ィップ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押出
し塗布法等を用いることができる。本発明の感光材料
は、前述RD308119VII−K項に記載されてい
る順層、逆層、ユニット構成等の様々な層構成をとるこ
とができる。本発明は、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパ、カラーポジフィルム、カラ
ー反転ペーパに代表される種々のカラー感光材料に適用
することができる。本発明の感光材料は前述RD176
43 28〜29頁、RD18716 647頁及びR
D308119のX IKに記載された通常の方法によ
って、現像処理することができる。
に記載されている分散法などにより、添加することがで
きる。本発明の感光材料には、前述RD308119V
II−K項に記載されているフィルタ層や中間層等の補
助層を設けることができる。本発明においてハロゲン化
銀乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法によ
り支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、デ
ィップ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押出
し塗布法等を用いることができる。本発明の感光材料
は、前述RD308119VII−K項に記載されてい
る順層、逆層、ユニット構成等の様々な層構成をとるこ
とができる。本発明は、一般用もしくは映画用のカラー
ネガフィルム、スライド用もしくはテレビ用のカラー反
転フィルム、カラーペーパ、カラーポジフィルム、カラ
ー反転ペーパに代表される種々のカラー感光材料に適用
することができる。本発明の感光材料は前述RD176
43 28〜29頁、RD18716 647頁及びR
D308119のX IKに記載された通常の方法によ
って、現像処理することができる。
[実施例]以下実施例によって本発明を具体的に説明す
る。なお、当然のことではあるが、本発明は以下に述べ
る実施例に限定されるものではない。
る。なお、当然のことではあるが、本発明は以下に述べ
る実施例に限定されるものではない。
実施例−1 (ポリエチレンテレフタレートフィルムの作成) テレ
フタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール7
0重量部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
10重量部およびアジピン酸ジメチル10重量部に、酢
酸カルシウム0.1重量部および三酸化アンチモン0.
03重量部を添加し、常法によりエステル交換反応を行
った。得られた生成物にリン酸トリメチルエステル0.
05重量部を添加し、徐々に昇温、減圧にし、最終的に
280℃、1mmHg以下で重合を行い共重合ポリエチ
レンテレフタレートを得た。共重合ポリエチレンテレフ
タレートを常法で乾燥した後、280℃で溶融押出し
し、未延伸シートを作成した。次いで、90℃で縦方向
に3.5倍、95℃で横方向に3.7倍逐次延伸した
後、200℃で5秒間熱固定して厚さ100μの2軸延
伸フィルムを得た。フィルム特性は、ヘイズが1.2
%、破断強度が12kg/mm、初期弾性率が340k
g/mmであった。なお、透明性、破断強度及び初期弾
性率は以下の条件で測定した。
フタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール7
0重量部、5−ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル
10重量部およびアジピン酸ジメチル10重量部に、酢
酸カルシウム0.1重量部および三酸化アンチモン0.
03重量部を添加し、常法によりエステル交換反応を行
った。得られた生成物にリン酸トリメチルエステル0.
05重量部を添加し、徐々に昇温、減圧にし、最終的に
280℃、1mmHg以下で重合を行い共重合ポリエチ
レンテレフタレートを得た。共重合ポリエチレンテレフ
タレートを常法で乾燥した後、280℃で溶融押出し
し、未延伸シートを作成した。次いで、90℃で縦方向
に3.5倍、95℃で横方向に3.7倍逐次延伸した
後、200℃で5秒間熱固定して厚さ100μの2軸延
伸フィルムを得た。フィルム特性は、ヘイズが1.2
%、破断強度が12kg/mm、初期弾性率が340k
g/mmであった。なお、透明性、破断強度及び初期弾
性率は以下の条件で測定した。
透明性:フィルムのヘイズをASTN−D1003−5
2に従って測定した。
2に従って測定した。
破断強度および初期弾性率:JIS−Z1702−19
76に準じて、幅10mm、長さ100mmの短柵片
で、引張り速度は破断強度の測定の際には300mm/
分、初期弾性率は20mm/分で測定した。
76に準じて、幅10mm、長さ100mmの短柵片
で、引張り速度は破断強度の測定の際には300mm/
分、初期弾性率は20mm/分で測定した。
また前述と同様にして作成された本発明に係わる厚さ5
0μmのPETフィルムと市販のPETフィルム(厚さ
50μm)の含水率を三菱化成(株)製CA−02型微
量水分計を用いてそれぞれ測定した。フィルムの含水率
はそれぞれ市販のPETフイルム0.4%、本発明に係
わるPETフィルム0.7%であった。
0μmのPETフィルムと市販のPETフィルム(厚さ
50μm)の含水率を三菱化成(株)製CA−02型微
量水分計を用いてそれぞれ測定した。フィルムの含水率
はそれぞれ市販のPETフイルム0.4%、本発明に係
わるPETフィルム0.7%であった。
(写真感光材料の作成)下びき層の塗設 本発明に係わるPETフィルム(フィルムA)及び市販
のPETフィルム(フィルムB)の両面にコロナ放電処
理を施した後、下記組成の下びき層を設けた。コロナ放
電処理の程度は、0.02KVA・分/m2であった。
のPETフィルム(フィルムB)の両面にコロナ放電処
理を施した後、下記組成の下びき層を設けた。コロナ放
電処理の程度は、0.02KVA・分/m2であった。
(スチレン−ブチルアクリレート−ヒドロキシエチルアクリレート−ブタジエ ン)ラテックス 3g 蒸留水 250cc ソジウムα−スルホジ−2−エチルヘキシルサクシネート 0.05g アジリジン化合物(C) 0.02gバック層(帯電防止層)の塗設 下引層塗設後のPETフィルム(フィルムA、フィルム
B)それぞれの片面に再びコロナ放電した後、下記組成
の導電性層を乾燥膜厚が1μmとなるように塗設した。
但し硬化剤(H)は塗布しながら添加した。乾燥風温9
0℃、総括伝熱係数25kg/m2・hr・℃の平行流
乾燥条件で、30秒間乾燥し、さらにその後、140
℃、90秒間熱処理した。
B)それぞれの片面に再びコロナ放電した後、下記組成
の導電性層を乾燥膜厚が1μmとなるように塗設した。
但し硬化剤(H)は塗布しながら添加した。乾燥風温9
0℃、総括伝熱係数25kg/m2・hr・℃の平行流
乾燥条件で、30秒間乾燥し、さらにその後、140
℃、90秒間熱処理した。
水溶性導電性ポリマー(A) 60g/l 疎水性ポリマー粒子(B) 40g/l 硫酸アンモニウム 0.5g/l 硬化剤(H) 12g/l 全体で1lとする。塗設された帯電防止層の上にゼラチ
ンを2.0g/m2になるように塗布した。但しゼラチ
ンの硬膜剤としては下記の化合物を用いた。
ンを2.0g/m2になるように塗布した。但しゼラチ
ンの硬膜剤としては下記の化合物を用いた。
硬膜剤:グリオキザール (写真層の塗設)試料−1(比較用)の作成 市販のPETフィルム(フィルムB)支持体のバック層
とは反対側に下記に示すような組成の各層を順次支持体
側から形成して、多層カラー写真感光材料試料−1を作
成した。
とは反対側に下記に示すような組成の各層を順次支持体
側から形成して、多層カラー写真感光材料試料−1を作
成した。
尚、各層には、上記組成物の他に分散助剤SU−1、塗
布助剤SU−2、硬膜剤H−1、H−2、染料AI−
1、AI−2を適宜添加した。また、上記試料中に使用
した乳剤は表−1に示す。
布助剤SU−2、硬膜剤H−1、H−2、染料AI−
1、AI−2を適宜添加した。また、上記試料中に使用
した乳剤は表−1に示す。
試料−2〜14の作成 試料−1の作成において、ハロゲン化銀乳剤の種類を表
−1に示すように、また支持体を下記に示すように変化
させた以外は同様にして試料−2〜14を作成した。試
料3、5、7、9、11及び13は試料1と同じ市販の
PETフィルム(フィルムB)が支持体として用いら
れ、試料2、4、6、8、10、12及び14には本発
明に係わるPETフィルム(フィルムA)が支持体とし
て用いられた。但し、表−1に示すハロゲン化銀乳剤は
すべてチオ硫酸ナトリウム及び塩化金酸による化学増感
を最適に施したものである。
−1に示すように、また支持体を下記に示すように変化
させた以外は同様にして試料−2〜14を作成した。試
料3、5、7、9、11及び13は試料1と同じ市販の
PETフィルム(フィルムB)が支持体として用いら
れ、試料2、4、6、8、10、12及び14には本発
明に係わるPETフィルム(フィルムA)が支持体とし
て用いられた。但し、表−1に示すハロゲン化銀乳剤は
すべてチオ硫酸ナトリウム及び塩化金酸による化学増感
を最適に施したものである。
得られた試料−1〜14の感光材料をそれぞれ2分割し
温度25℃、相対湿度55%にて試料それぞれを密封し
た。2分割した一方の試料−1〜10は25℃にて、残
りの他方は保存性を調べるため65℃にて、それぞれ2
日間保存したのち、白色光によるウェッジ露光を行ない
以下に示す現像処理を行なった。得られた現像処理済試
料のセンシトメトリー特性をそれぞれ調べた。緑色光濃
度の結果を表−2に示す。
温度25℃、相対湿度55%にて試料それぞれを密封し
た。2分割した一方の試料−1〜10は25℃にて、残
りの他方は保存性を調べるため65℃にて、それぞれ2
日間保存したのち、白色光によるウェッジ露光を行ない
以下に示す現像処理を行なった。得られた現像処理済試
料のセンシトメトリー特性をそれぞれ調べた。緑色光濃
度の結果を表−2に示す。
処理工程 発色現像 35℃ 40秒 漂 白 38℃ 6分30秒 水 洗 24〜41℃ 3分15秒 定 着 38℃ 6分30秒 水 洗 24〜41℃ 3分15秒 安定化 38℃ 1分30秒 乾 燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
ある。
(発色現像液) トリエタノールアミン 10g N,N−ジエチルヒドロキシルアミン 5g 臭化カリウム 0.02g 塩化カリウム 2g 亜硫酸カリウム 0.3g 1−ヒドロキシエチリデン−1,1− ジホスホン酸 1.0g エチレンジアミン四酢酸 1.0g カテコールー3,5−ジホスホン酸 二ナトリウム 1.0g N−エチル−N−β−メタンスルホン アミドエチル−3−メチル−4− アミノアニリン硫酸塩 4.5g 蛍光増白剤(4,4′−ジアミノ スチルベンジスルホン酸誘導体) 1.0g 炭酸カリウム 27g 水を加えて全量を1lとし、pH=10.10に調整す
る。
る。
(漂白液) エチレンジアミン四酢酸鉄(III) アンモニウム塩 100g エチレンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩 10g 臭化アンモニウム 150g 氷酢酸 10ml 水を加えて1lとし、アンモニア水を用いてpH=6.
0に調整する。
0に調整する。
(定着液) チオ硫酸アンモニウム 175.0g 無水亜硫酸ナトリウム 8.5g メタ亜硫酸ナトリウム 2.3g 水を加えて1lとし、酢酸を用いてpH=6.0に調整
する。
する。
(安定液) ホルマリン(37%水溶液) 1.5ml コニダックス(コニカ(株)製) 7.5ml 水を加えて1lとする。
表−2から明らかなように、本発明の試料は迅速処理性
に優れかつかぶりが低く、しかも高温下での保存に対し
てもかぶり上昇及び感度低下が小さく優れた経時保存特
性を有していることが分った。また試料3,5,7を比
較することにより、高温下でのかぶり上昇、感度低下の
程度は塩化銀含有率が高いとき程大きいことが分る。さ
らに沃化銀を含有する本発明の試料10はあらゆる点で
最も優れた特性を有していることが示された。
に優れかつかぶりが低く、しかも高温下での保存に対し
てもかぶり上昇及び感度低下が小さく優れた経時保存特
性を有していることが分った。また試料3,5,7を比
較することにより、高温下でのかぶり上昇、感度低下の
程度は塩化銀含有率が高いとき程大きいことが分る。さ
らに沃化銀を含有する本発明の試料10はあらゆる点で
最も優れた特性を有していることが示された。
[発明の効果]以上詳しく説明したように、本発明によ
り迅速処理性に優れかつ経時保存性が改良されたハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を提供することができた。
り迅速処理性に優れかつ経時保存性が改良されたハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料を提供することができた。
Claims (1)
- 支持体上に少なくとも2層以上のハロゲン化銀乳剤層を
有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該支
持体がヘイズ値3%以下で含水率0.5重量%以上のポ
リエステルフィルムからなり、かつ該ハロゲン化銀乳剤
層の少なくとも1層が塩化銀含有率5モル%以上のハロ
ゲン化銀粒子を含有することを特徴とするハロゲン化銀
カラー写真感光材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21053891A JPH05150400A (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-17 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2-128635 | 1990-05-18 | ||
| JP12863590 | 1990-05-18 | ||
| JP21053891A JPH05150400A (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-17 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05150400A true JPH05150400A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=26464252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21053891A Pending JPH05150400A (ja) | 1990-05-18 | 1991-05-17 | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05150400A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5485100A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Toshiba Corp | Toll collecting device in toll road |
-
1991
- 1991-05-17 JP JP21053891A patent/JPH05150400A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5485100A (en) * | 1977-12-20 | 1979-07-06 | Toshiba Corp | Toll collecting device in toll road |
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