JPH0516157Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0516157Y2
JPH0516157Y2 JP1987189581U JP18958187U JPH0516157Y2 JP H0516157 Y2 JPH0516157 Y2 JP H0516157Y2 JP 1987189581 U JP1987189581 U JP 1987189581U JP 18958187 U JP18958187 U JP 18958187U JP H0516157 Y2 JPH0516157 Y2 JP H0516157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof plate
peripheral wall
flange
roof
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987189581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0194296U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987189581U priority Critical patent/JPH0516157Y2/ja
Publication of JPH0194296U publication Critical patent/JPH0194296U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0516157Y2 publication Critical patent/JPH0516157Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、原油その他の可燃性液体を貯蔵す
るタンクの放爆構造に関する。
〔従来の技術〕
原油、LPG等の可燃性液体を貯蔵するタンク
は、第4図に略示断面を示すように地上に設立さ
れる周壁部1の上端に中央部が上方に突出するコ
ーン型あるいはドーム型の屋根板2が張られ、内
部に原油等の可燃性液体Oを貯溜するように構成
されている。
この種可燃性液体を貯蔵するタンクにおいて
は、タンク付近の火災による輻射熱の影響等によ
つて内部圧力が急激に高まつて爆発した際にタン
ク全体が破壊されると貯蔵可燃液が付近に流出し
てこれが燃焼し、大きな二次災害をもたらすこと
になる。そのため爆発時には屋根板2のみが剥れ
て上方へ放爆する構造とすることが要求されてい
る。
一方では、タンクの上方を流れる強風流により
タンクの屋根板2の上面に大きな負圧が発生する
が、この負圧によつて屋根板2が引剥されること
がないよう必要な強度をもつて取付けることが要
求される。
従来、上記の要求を満す取付け手段として、第
5図に部分を拡大した断面を示すように、周壁部
1の上端のトツプアングル3の水平方向のフラン
ジ部3aに屋根板2の周縁部2aの端部を全周に
わたつて隅肉溶接4により気密状態に固着し、こ
の溶接4部の脚長lを屋根板2の板厚より小さく
することにより、タンクが爆発した際に前記溶接
4部が最先に破断し、上方へ放爆するようにし
て、タンク全体が破壊されることがないように考
慮されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記の溶接4による屋根板2の取付け
構造では、屋根板2が爆発時に容易に剥離するよ
うにするには溶接4部の脚長lを可及的小さくす
ることが望ましい反面、タンクの気密保持の面か
らは溶接4部の脚長lを十分にとることが望まれ
る矛盾した要求が生じるうえ、溶接4部の脚長l
を短かくして気密性を確保するための溶接作業に
は高度な熟練技術が必要となり、屋根板2の取付
けが容易でないものとなつていた。
この考案は、上記従来技術の問題点を抜本的に
改善し、溶接による屋根板の取付けに代えボルト
による取付け構造として、取付け作業を容易とし
ながら爆発時における屋根板の剥離が確実に生じ
るようにしたタンクの放爆構造を提供することを
目的としてなされたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来技術が有する問題点を解決するため、
この考案は、基礎上に設立される周壁部と、この
周壁部の上に被せられる屋根板と、前記周壁部の
上端に水平方向に形成されたフランジ部と、この
フランジ部に形成されたボルト孔と、前記屋根板
の周縁部において前記フランジ部のボルト孔に対
応する位置に当該周縁部の外周端部に開放するよ
うに切欠状に形成されたボルト孔と、前記フラン
ジ部と前記屋根板周縁部との間にガスケツトを介
在させた状態で前記両ボルト孔間に通されて、当
該フランジ部と当該屋根板周縁部とを締着するこ
とにより前記周壁部に前期屋根板を固着するボル
ト・ナツトとを具え、前記周壁部と前記屋根板と
で囲まれるタンク内空間の圧力が上昇して前記屋
根板の周縁部をその中心方向に引つ張る力が生じ
た時に、前記周壁部が破壊される前に前記ボル
ト・ナツトの締着による摩擦力に打勝つて当該屋
根板周壁部がその中心方向に移動して、前記ボル
ト・ナツトを前記切欠状ボルト孔の切欠に沿つて
抜き出して前記締着状態が外されるように当該ボ
ルト・ナツトの締着状態が設定されていることを
特徴とするものである。
〔作用〕
タンク内の圧力が急激に高まつて万一爆発に至
つたとき、屋根板の上方への膨出変形によりその
直径が縮小するため屋根板の切欠状のボルト孔に
沿つてボルトが抜き出されて締着状態が外れ、こ
れにより屋根板の周縁部の一部ないしは全周が周
壁部の上端から離脱し、この部分から爆風が上方
へ放出されてタンク全体の破壊を防ぎ、爆風が水
平方向に及ぶことがないとともに、周壁部の破壊
による可燃液の流出が防がれ、二次災害の発生が
未然に防止される。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を第1図ないし第3図に
より第5図と共通する部材には同じ符号を付して
説明する。
第1図はこの考案によるタンクの周壁部1と屋
根板2との結合部の拡大断面を示し、第2図は同
部の平面を示している。
上記実施例においては、周壁部1の上端に溶接
等により固着されたトツプアングル3の水平方向
のフランジ部3aをタンクの外方に向け突出さ
せ、このフランジ部3aと、このフランジ部3a
に重ねられる屋根板2の周縁部2aとに周方向に
一定の間隔をおいてボルト孔5,6がそれぞれ相
対応して穿設され、これらフランジ部3aと屋根
板2の周縁部2aとの間に気密性を保つためのガ
スケツト7を介在させて前記ボルト孔5,6に挿
通するボルト8にナツト9を螺合して締着するこ
とにより周壁部1に屋根板2が固着されている。
図示の実施例における屋根板2のボルト孔6
は、屋根板2の周縁部2aの外周端部に開放する
スリツト(切欠)構造とされており、屋根板2が
内圧を受けた際の上方への膨出変形時にボルト8
から屋根板2の周縁部2aが容易に外れるように
なされている。図において19は雨水の浸入を防
ぐためのワツシヤである。
次に作用を説明する。
タンク内の圧力が急激に高まつて爆発に至る
と、タンク内の圧力によつて屋根板2が中高形状
のため中央部内面に圧力が集中して第4図鎖線図
示のように上方へ膨出変形し、屋根板2の周縁部
2aは中心方向に大きな引張力を受ける。このと
きの屋根板2の第1図における矢印方向への引張
力qは、tanθ=1/16とすると、16P×D/4
(こゝでPは内圧、Dは周壁部1の内径)となる
ので屋根板2の周縁部2aに加わる内圧による上
向力の16倍となり、この力により屋根板2の周縁
部2aは中心方向へ引張られ、この力で屋根板2
のボルト孔6がボルト8の締着による摩擦力に打
勝つてボルト8から外れ、この外れた部分から上
方へ放爆される。したがつて周壁部1が破壊され
ることがなく、内部の可燃液が付近に流出して火
災を起す二次災害の発生が防止される。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、周壁面上端の
フランジ部に形成されたボルト孔と屋根板周縁部
に切欠状に形成されたボルト孔にボルトを通して
ナツトで締着して周壁面に屋根板を固着するよう
にしたので、タンク内圧力が上昇して屋根板周縁
部がその中心方向に引つ張られた時に、ボルトを
屋根板周縁部の切欠状ボルト孔に沿つて抜いて、
周壁面と屋根板との締着状態を外すことができ
る。したがつてタンク内の圧力が異常に高まつて
万一爆発に至つても、屋根板の周縁部が周壁部か
ら外れ、この外れた部分から上方へ放爆され、こ
れにより爆風が水平方向へ流れて近隣施設等に爆
風による被害を及ぼすことが防がれ、また周壁部
が破壊されることがないのでタンク内の可燃液の
流出がなく、可燃液の流出による二次災害の発生
を防止することができる。さらに周壁部と屋根板
とを溶接する必要がないので屋根板の取付け作業
に熟練を要することがなく、しかも溶接では全周
にわたつて連続的に気密性を維持し得るように行
なわなければならないうえ、破れやすくかつ必要
な強度を保つように入念に行なわなければならな
かつたが、この考案によればボルトのピツチや締
着力を適切に選ぶことにより必要な取付け強度が
得られながら外れやすい構造を容易に得ることが
でき、気密性の維持に関しても、周壁部のフラン
ジ部と屋根板の周縁部との間にガスケツトを介在
させるのみで完全な気密性を容易に得ることがで
きるなどの種々優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部の縦断
面図、第2図は同平面図、第3図はこの考案を適
用するタンクの一例を示す略示縦断面図、第4図
は従来の屋根板の取付け構造を示す一部拡大断面
図である。 1……周壁部、2……屋根板、2a……屋根板
の周縁部、3……トツプフランジ、3a……フラ
ンジ部、5,6……ボルト孔、7……ガスケツ
ト、8……ボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基礎上に設立される周壁部と、 この周壁部の上に被せられる屋根板と、 前記周壁部の上端に水平方向に形成されたフラ
    ンジ部と、 このフランジ部に形成されたボルト孔と、 前記屋根板の周縁部において前記フランジ部の
    ボルト孔に対応する位置に当該周縁部の外周端部
    に開放するように切欠状に形成されたボルト孔
    と、 前記フランジ部と前記屋根板周縁部との間にガ
    スケツトを介在させた状態で前記両ボルト孔間に
    通されて、当該フランジ部と当該屋根板周縁部と
    を締着することにより前記周壁部に前期屋根板を
    固着するボルト・ナツトとを具え、 前記周壁部と前記屋根板とで囲まれるタンク内
    空間の圧力が上昇して前記屋根板の周縁部をその
    中心方向に引つ張る力が生じた時に、前記周壁部
    が破壊される前に前記ボルト・ナツトの締着によ
    る摩擦力に打勝つて当該屋根板周壁部がその中心
    方向に移動して、前記ボルト・ナツトを前記切欠
    状ボルト孔の切欠に沿つて抜き出して前記締着状
    態が外されるように当該ボルト・ナツトの締着状
    態が設定されていることを特徴とするタンクの放
    爆構造。
JP1987189581U 1987-12-14 1987-12-14 Expired - Lifetime JPH0516157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987189581U JPH0516157Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987189581U JPH0516157Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194296U JPH0194296U (ja) 1989-06-21
JPH0516157Y2 true JPH0516157Y2 (ja) 1993-04-27

Family

ID=31480601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987189581U Expired - Lifetime JPH0516157Y2 (ja) 1987-12-14 1987-12-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516157Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5950274B2 (ja) * 2011-11-30 2016-07-13 株式会社石井鐵工所 鋼板ライニング常圧コンクリートタンクの放爆構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117036U (ja) * 1984-07-05 1986-01-31 大日本インキ化学工業株式会社 合成樹脂製四方差しパレツト
JPH0136797Y2 (ja) * 1985-06-24 1989-11-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0194296U (ja) 1989-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011126443A1 (en) Suspension device for vehicle
JPH0680193A (ja) 中間壁を有するタンク
JPH05286403A (ja) エアバッグ装置
US6435557B1 (en) Fuel tank for automobile
JPH0516159Y2 (ja)
KR20190135819A (ko) 선체 배기계통의 페네트레이션 피스 어셈블리
JPH08217191A (ja) タンクの放爆構造
JPH0516158Y2 (ja)
JPH08217192A (ja) タンクの放爆構造
US4989752A (en) Frangible roof joint for storage tanks
JP4147651B2 (ja) ドームルーフタンクの放爆構造
JPH08217190A (ja) タンクの放爆構造
JPH0451200Y2 (ja)
JPH0616177A (ja) 放爆ハッチ用カバー
JPH0212396Y2 (ja)
RU2834800C1 (ru) Легкосбрасываемая кровля резервуара
EP0428566B1 (en) Clamp for coupling and sealing pipe joints
JP2543935Y2 (ja) 中仕切りタンク
JPH0953218A (ja) 防波板の支柱への取付け構造
JP7182499B2 (ja) 大型異径配管フランジ
RU216538U1 (ru) Стационарная крыша вертикального стального резервуара
JPH029187Y2 (ja)
KR200315346Y1 (ko) 관이음용 연결구
JPH08324687A (ja) タンクの放爆構造
JP7305384B2 (ja) 大型異径配管フランジ