JPH08217192A - タンクの放爆構造 - Google Patents

タンクの放爆構造

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JPH08217192A
JPH08217192A JP7046160A JP4616095A JPH08217192A JP H08217192 A JPH08217192 A JP H08217192A JP 7046160 A JP7046160 A JP 7046160A JP 4616095 A JP4616095 A JP 4616095A JP H08217192 A JPH08217192 A JP H08217192A
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JP
Japan
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plate
explosive
welded
flange portion
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP7046160A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadataka Nakachi
唯渉 仲地
Masao Kondo
正雄 近藤
Masaki Takahashi
雅樹 高橋
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接作業に高度の熟練が必要でなく、また構
造が比較的簡単で、しかも僅かの内圧の上昇で放爆する
タンクの放爆構造を提供すこと。 【構成】 基礎上に設置した円筒状の側板(1)の上部
にフランジ部(3a)が外向きになるようにトップアング
ル(3)を固定し、円筒状の側板(1)の内径より小さ
い外径の屋根板(2)の外周上面に環状の放爆板(4)
を溶接して固定し、放爆板(4)の外周端縁が該フラン
ジ部(3a)の上に乗るように放爆板(4)を溶接した屋
根板(2)を載置し、放爆板(4)の外周端縁(4a)を
該フランジ部(3a)に溶接したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原油、オリマルジョン
等の可燃性液体を貯蔵するタンクの固定式屋根の放爆構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】原油、オリマルジョン等の可燃性液体を
貯蔵するタンクは、図5に示すように基礎上に円筒状に
設置された側板(1)の上に円錐形または球面形の屋根
板(2)が乗せられ、その周囲が溶接によって固定され
ている。このタンクの中に可燃性液体(7)が入ってい
る状態で火災等により内部の圧力が急激に高くなった場
合、側板(1)と底板との接合部が破壊されると、可燃
性液体(7)が流出し、これが燃焼して大きな災害の元
となる。そこで、従来は、図4に示すように側板(1)
の上にトップアングル(3)を溶接し、トップアングル
(3)のフランジ部(3a) の上に屋根板(2)を乗せ、
屋根板(2)の端部をフランジ部(3a) に隅肉溶接
(9)をしているが、その隅肉溶接の脚長(L)を屋根
板(2)及び側板(1)の板厚より短くなるようにして
いた。そうすることにより、タンクの内圧が上昇した場
合、トップアングル(3)が座屈変形して、その隅肉溶
接(9)が側板(1)と底板の接合部が破壊される前に
切断され、そのすき間から内圧が放出され、可燃性液体
(7)の流出を防ぐようになっていた。
【0003】また、実公平5─16157号公報に記載
されているようにトップアングルのフランジ部にボルト
孔を設け、屋根板の周縁部において前記フランジ部のボ
ルト孔に対応する位置に当該周縁部の外周端部に開放す
るように切欠状に形成されたボルト孔を設け、フランジ
部と屋根板の周縁部との間にガスケットを挟み、ボルト
孔にボルトを挿入し、ナットで締着したものも知られて
いる。また、実公平5─16158号公報に記載されて
いるように側板の上にトップアングルをフランジ部が外
向きに成るようにして溶接し、このフランジ部の先端部
に屋根板の外周端縁を重ね、これらフランジ部と屋根板
との重ね合わせ端面に跨がって全周にわたって余盛り溶
接をしたものも知られている。さらに、実公平5─16
159号公報に記載されているようにトップアングルの
フランジ部の外端縁に環状の放爆用補助板を突き合わ
せ、これら双方の板厚より小さな溶接でかつ上側からの
下側が開放したシール溶接で固定し、この放爆用補助板
に屋根板の外周縁端をシール溶接で固着したものも知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タンクが大
型になると、屋根部の荷重を支えるために、トップアン
グルの断面積を増やして強度を高くする必要が生じてき
た。しかし、図4の放爆構造ではトップアングルの強度
を高くすると、タンクの内圧が上昇しても、トップアン
グルが座屈変形して放爆する前に側板と底板の接合部が
破壊され、放爆構造とならない場合が生じる虞れがあっ
た。
【0005】また、実公平5─16157号公報に記載
されている放爆構造は、溶接をしていないので、溶接作
業に高度の熟練を必要としないが、屋根板に切欠状にボ
ルト孔を設けると共にフランジ部にもボルト孔を設ける
必要があり、これらの製造に手間がかかり、また使用中
に屋根板とボルト又はナットが錆び付き、所定の圧力で
屋根板が外れるなくなる虞れがある。また、実公平5─
16158号公報に記載されている放爆構造は、上記従
来の放爆構造と異なり溶接部は破断し易いが、爆発時に
屋根板の剥離性、屋根板を保持するための強度、及びタ
ンクの気密性を考慮して溶接する必要があり、溶接作業
に高度の熟練が必要がある。さらに、実公平5─161
59号公報に記載されてい放爆構造は、フランジ部の外
端縁に環状の放爆用補助板を突き合わせるシール溶接を
しているが、このシール溶接作業に高度の熟練が必要で
あった。本発明は、溶接作業に高度の熟練が必要でな
く、また構造が比較的簡単で、さらに僅かの圧力の上昇
で放爆するタンクの放爆構造を提供すことを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の放爆構造は、基礎上に設置した円筒状の側
板の上部にフランジ部が外向きになるようにトップアン
グルを固定し、円筒状の側板の内径より小さい外径の屋
根板の外周上面に環状の放爆板を溶接して固定し、放爆
板の外周端縁が該フランジ部の上に乗るように放爆板を
溶接した屋根板を載置し、放爆板の外周端縁を該フラン
ジ部に溶接したことである。
【0007】また、上記放爆構造において、放爆板の板
厚を屋根板及び側板の板厚さより薄くし、また放爆板を
フランジ部に固定する溶接部の脚長を放爆板を屋根板に
固定する溶接部の脚長より小さくして、放爆板をフラン
ジ部に固定する溶接部の強度を放爆板を屋根板に固定す
る溶接部の強度より小さくなるように溶接したことであ
る。
【0008】
【作用】本発明の放爆構造においては、爆発等において
タンク内の圧力が上昇すると、屋根板(2)の変形によ
る応力が強度の弱い放爆板(4)をフランジ部(3a)に
固定する溶接部(6)に集中し、該溶接部(6)が破断
し、放爆板(4)とトップアングル(3)のすき間から
内圧が放出されるので、トップアングル(3)が座屈変
形しなくても、内圧を放出し、側板(1)と底板の接合
部の破壊による可燃性液体の流出を未然に防ぐことがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のタンクの放爆構造の実施例に
ついて図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の
一実施例を示す要部の縦断面図であり、図2は図1に示
したタンクが爆発時における放爆構造の要部の変形状態
を示す縦断説明図、図3は本発明を適用する地上設置型
タンクの一例を示す概略縦断図である。本発明のタンク
の放爆構造は、図1及び図3に示すように基礎上に設置
した円筒状の側板(1)の上部外側にフランジ部(3a)
が外向きで、内径が側板(1)の外径と同じである円筒
状のトップアングル(3)が溶接して固定されている。
【0010】このフランジ部(3a)の上に、タンクの内
径、すなわち、円筒状の側板(1)の内径より小さい外
径の円錐状の屋根板(2)(図示されていないが、側板
(1)の上部内側に溶接されたガセットプレートに固定
された40本のH型鋼の上に支持されている。)の外周
上面に環状でフランジ部(3a)の外径より小さい外径
で、屋根板(2)の厚さより薄い放爆板(4)を溶接し
て固定したものを載置し、該放爆板(4)の外周端縁
(4a)を該フランジ部(3a)に溶接されている。そし
て、これらの溶接においては、放爆板(4)の外周端縁
(4a) を該フランジ部(3a)に溶接する溶接部の脚長を
放爆板(4)を屋根板(2)に固定する溶接部の脚長よ
り小さくし、放爆板(4)をフランジ部(3a)に固定す
る溶接部(6)の強度を放爆板(4)を屋根板(2)に
固定する溶接部(5)の強度より小さくなるように溶接
している。
【0011】次に、内圧が高くなって放爆した状態を図
2を用いて説明すると、内圧が高くなって屋根板(2)
が上方に膨出し、変形による応力が強度の弱い放爆板
(4)をフランジ部(3a)に固定する溶接部(6)に集
中し、該溶接部(6)が破断し、放爆板(4)とトップ
アングル(3)のフランジ部(3a)のすき間から内圧が
放出され、側板(1)及び屋根板(2)が破壊すること
がなく、また側板(1)の破壊による可燃性液体の流出
を未然に防ぐことができる。
【0012】上記実施例においては、トップアングル
(3)を側板(1)の上部外側に固定されているが、ト
ップアングル(3)を側板(1)の上部に溶接などで固
定することができる。また、本発明は、上記に説明した
もののみに限定されることなく、本発明の要旨を逸脱し
ない限り種々の変更を加え得ることはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、上記構成にしたことにより、
次のような優れた効果がある。 (1)放爆板(4)を屋根板より薄くし、フランジ部
(3a)と放爆板(4)との溶接部(6)の脚長を短く、
すなわち強度が弱くなるように溶接をしているので、僅
かな圧力の上昇でも放爆し、屋根板(2)及び側板
(1)を破壊することがない。 (2)構造が簡単で製造が容易である。 (3)放爆板(4)を屋根板(2)より薄くしているの
で、脚長を短くする溶接が容易であるので、溶接に高度
の熟練を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断面である。
【図2】図1に示したタンクの爆発時における放爆構造
の要部の変形状態を示す縦断説明図である。
【図3】本発明を適用する地上設置型タンクの一例を示
す概略縦断図である。
【図4】従来のタンクの放爆構造の要部を示す縦断面で
ある。
【図5】従来の放爆構造を有する地上設置型タンクの一
例を示す概略縦断図である。
【符号の説明】
1 側板 2 屋根板 3 トップアングル 4 放爆板 5 放爆板を屋根板に固定する溶接部 6 放爆板をフランジ部に固定する溶接部 7 可燃性液体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎上に設置した円筒状の側板(1)の
    上部にフランジ部(3a)が外向きになるようにトップア
    ングル(3)を固定し、円筒状の側板(1)の内径より
    小さい外径の屋根板(2)の外周上面に環状の放爆板
    (4)を溶接して固定し、放爆板(4)の外周端縁が該
    フランジ部(3a)の上に乗るように放爆板(4)を溶接
    した屋根板(2)を載置し、放爆板(4)の外周端縁
    (4a)を該フランジ部(3a)に溶接したことを特徴とす
    るタンクの放爆構造。
  2. 【請求項2】 放爆板(4)の板厚を屋根板(2)及び
    側板(1)の板厚より小さくしたことを特徴とする請求
    項1記載のタンクの放爆構造。
  3. 【請求項3】 放爆板(4)をフランジ部に固定する溶
    接部(6)の強度を放爆板(4)を屋根板(2)に固定
    する溶接部の強度より小さくなるように溶接したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のタンクの放爆構
    造。
JP7046160A 1995-02-10 1995-02-10 タンクの放爆構造 Pending JPH08217192A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103303607A (zh) * 2013-05-22 2013-09-18 中国寰球工程公司 一种具有弱连接单元的储罐
FR2992635A1 (fr) * 2012-06-29 2014-01-03 Tissot Ind Reservoir frangible de stockage

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2992635A1 (fr) * 2012-06-29 2014-01-03 Tissot Ind Reservoir frangible de stockage
CN103303607A (zh) * 2013-05-22 2013-09-18 中国寰球工程公司 一种具有弱连接单元的储罐
CN103303607B (zh) * 2013-05-22 2016-04-20 中国寰球工程公司 一种具有弱连接单元的储罐

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