JPH05166162A - 磁気ヘッド構体およびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘッド構体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH05166162A JPH05166162A JP33051691A JP33051691A JPH05166162A JP H05166162 A JPH05166162 A JP H05166162A JP 33051691 A JP33051691 A JP 33051691A JP 33051691 A JP33051691 A JP 33051691A JP H05166162 A JPH05166162 A JP H05166162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- slider
- head chip
- manufacturing
- processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライダー1のS面加工途中で、容易にギャ
ップデプス寸法dを測定できる磁気ヘッド構体およびそ
の製造方法を提供する。 【構成】 スライダー1に磁性体からなる磁気ヘッドチ
ップ3を接着して製造する磁気ヘッド構体の磁気ヘッド
チップ3の摺動面にトラック幅を残した傾斜溝5を形成
したことで、スライダ−1のS面を加工中に、容易にギ
ャップデプス寸法dを求めることができる。
ップデプス寸法dを測定できる磁気ヘッド構体およびそ
の製造方法を提供する。 【構成】 スライダー1に磁性体からなる磁気ヘッドチ
ップ3を接着して製造する磁気ヘッド構体の磁気ヘッド
チップ3の摺動面にトラック幅を残した傾斜溝5を形成
したことで、スライダ−1のS面を加工中に、容易にギ
ャップデプス寸法dを求めることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HDD用埋め込み型ヘ
ッド等の磁気ヘッド構体およびその製造方法に関する。
ッド等の磁気ヘッド構体およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図9はHDD用埋込型ヘッドの従来技術
による構成を示すものである。セラミックなどの非磁性
体からなるスライダー9に磁気ヘッドチップ11をスラ
イダーに加工された溝10aに、図に示したX方向か
ら、わずかな隙間をもって嵌合され、ガラスや接着剤な
どで固定される。
による構成を示すものである。セラミックなどの非磁性
体からなるスライダー9に磁気ヘッドチップ11をスラ
イダーに加工された溝10aに、図に示したX方向か
ら、わずかな隙間をもって嵌合され、ガラスや接着剤な
どで固定される。
【0003】図10は図9のB部の拡大図であり、スラ
イダー9aにヘッドチップ11aが接着剤12で固定さ
れている。このときのヘッドチップ11aの埋込状態の
側面図が図11である。ヘッドチップ11aを接着され
たスライダー9aは、図9の面Sを最終研削により除去
され、接合の際のスライダー9aとチップ11aの段差
を取り除くとともに、磁気ヘッドの記録・再生の特性上
重要である、ギャップデプス寸法dが決定される。この
とき、ギャップテプス寸法dは、図9に示すように、ス
ライダー内に埋込まれる形となるため顕微鏡などで直接
観察することが出来ない。そのため、従来技術では、あ
らかじめスライダーに10b溝を加工しておき(この溝
は巻線をするためにも必要な溝である)、あらかじめ測
定しておいたuもしくはv寸法をたよりにd寸法を測定
していた。この方法によれば、寸法確認が、スライダー
9の側面からの観察によるため、面Sの加工途中に加工
治具よりスライダー9を取りはずすか、側面から観察出
来るような治具の構造が必要となり、作業性が悪いだけ
でなく、測定のための手順が複雑となり、精度を悪くし
ていた。
イダー9aにヘッドチップ11aが接着剤12で固定さ
れている。このときのヘッドチップ11aの埋込状態の
側面図が図11である。ヘッドチップ11aを接着され
たスライダー9aは、図9の面Sを最終研削により除去
され、接合の際のスライダー9aとチップ11aの段差
を取り除くとともに、磁気ヘッドの記録・再生の特性上
重要である、ギャップデプス寸法dが決定される。この
とき、ギャップテプス寸法dは、図9に示すように、ス
ライダー内に埋込まれる形となるため顕微鏡などで直接
観察することが出来ない。そのため、従来技術では、あ
らかじめスライダーに10b溝を加工しておき(この溝
は巻線をするためにも必要な溝である)、あらかじめ測
定しておいたuもしくはv寸法をたよりにd寸法を測定
していた。この方法によれば、寸法確認が、スライダー
9の側面からの観察によるため、面Sの加工途中に加工
治具よりスライダー9を取りはずすか、側面から観察出
来るような治具の構造が必要となり、作業性が悪いだけ
でなく、測定のための手順が複雑となり、精度を悪くし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したよたような磁
気ヘッド構体においては、スライダーに10b溝を加工
しておき(この溝は巻線をするためにも必要な溝であ
る)、あらかじめ測定しておいたuもしくはv寸法をた
よりにd寸法を測定していた。このため、寸法確認がス
ライダー9の側面からの観察によるため、面Sの加工途
中に加工治具よりスライダー9を取りはずすか、側面か
ら観察出来るような治具の構造が必要となり、作業性が
悪いだけでなく、測定のための手順が複雑となり、精度
を悪くしていた。 本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、スライダーのS面加工途中で、容易にギャップ
デプス寸法dを測定出来る磁気ヘッド構体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
気ヘッド構体においては、スライダーに10b溝を加工
しておき(この溝は巻線をするためにも必要な溝であ
る)、あらかじめ測定しておいたuもしくはv寸法をた
よりにd寸法を測定していた。このため、寸法確認がス
ライダー9の側面からの観察によるため、面Sの加工途
中に加工治具よりスライダー9を取りはずすか、側面か
ら観察出来るような治具の構造が必要となり、作業性が
悪いだけでなく、測定のための手順が複雑となり、精度
を悪くしていた。 本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、スライダーのS面加工途中で、容易にギャップ
デプス寸法dを測定出来る磁気ヘッド構体およびその製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に本発明の磁気ヘッド構体は、非磁性体からなるスライ
ダーに磁性体からなる磁気ヘッドチップを接着して製造
する磁気ヘッド構体において、前記磁気ヘッドチップの
摺動面にトラック幅を残した傾斜溝を形成したことを特
徴としている。
に本発明の磁気ヘッド構体は、非磁性体からなるスライ
ダーに磁性体からなる磁気ヘッドチップを接着して製造
する磁気ヘッド構体において、前記磁気ヘッドチップの
摺動面にトラック幅を残した傾斜溝を形成したことを特
徴としている。
【0006】また、本発明の製造方法では、前記磁気ヘ
ッドチップの摺動面にトラック幅を残した傾斜溝を加工
する工程と、この傾斜溝の形成された前記磁気ヘッドチ
ップを前記スライダーに接着する工程とを有することを
特徴としている。
ッドチップの摺動面にトラック幅を残した傾斜溝を加工
する工程と、この傾斜溝の形成された前記磁気ヘッドチ
ップを前記スライダーに接着する工程とを有することを
特徴としている。
【0007】
【作用】上述した構成および製造方法を用いれば、スラ
イダ−のS面を加工中に、容易にギャップデプス寸法d
を求めることができる。よって、量産効率も良くなる。
イダ−のS面を加工中に、容易にギャップデプス寸法d
を求めることができる。よって、量産効率も良くなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の磁気ヘッド構体すなわち埋込型ヘッ
ドの構成を示した斜視図である。図に示すように、基本
構成は、セラミックなどの非磁性体からなるスライダー
1に磁気ヘッドチップ3をスライダーに加工された溝2
に、図に示したX方向から、わずかな隙間をもって嵌合
され、ガラスや接着剤などで固定される。
る。図1は本発明の磁気ヘッド構体すなわち埋込型ヘッ
ドの構成を示した斜視図である。図に示すように、基本
構成は、セラミックなどの非磁性体からなるスライダー
1に磁気ヘッドチップ3をスライダーに加工された溝2
に、図に示したX方向から、わずかな隙間をもって嵌合
され、ガラスや接着剤などで固定される。
【0009】図2は図1に示したA部の拡大図である。
図でわかるように、ヘッドチップ3の摺動面が、露出し
たヘッド摺動面3aと接合のためのガラス4aが、図の
様に付加されている。ここで埋込まれているヘッドチッ
プ3は図3に示すような形状をしている。すなわち、ト
ラック幅の両側に角度θ1 、θ2 をもつ傾斜溝5が事前
の加工で付加されており、lとdが下式の関係となって
いる。 d=K+l・tanθ ここで、Kは事前の傾斜溝5の加工条件により決まる定
数である。
図でわかるように、ヘッドチップ3の摺動面が、露出し
たヘッド摺動面3aと接合のためのガラス4aが、図の
様に付加されている。ここで埋込まれているヘッドチッ
プ3は図3に示すような形状をしている。すなわち、ト
ラック幅の両側に角度θ1 、θ2 をもつ傾斜溝5が事前
の加工で付加されており、lとdが下式の関係となって
いる。 d=K+l・tanθ ここで、Kは事前の傾斜溝5の加工条件により決まる定
数である。
【0010】θ2 が必要となる理由は、仮に図3でθ2
がない場合を考えると、図4に示すような摺動面の形状
となる。すなわち、トラック部のギャップすきま3cに
平行な磁性体とガラスの境界部3dが露出することにな
り、3dは隣接トラックからの信号をひろいやすい疑似
ギャップとして作用するため好ましくない。そのためθ
2 をもうけることにより、これを回避することができ
る。
がない場合を考えると、図4に示すような摺動面の形状
となる。すなわち、トラック部のギャップすきま3cに
平行な磁性体とガラスの境界部3dが露出することにな
り、3dは隣接トラックからの信号をひろいやすい疑似
ギャップとして作用するため好ましくない。そのためθ
2 をもうけることにより、これを回避することができ
る。
【0011】次に傾斜溝5の加工方法であるが、図5に
示すようにヘッドブロック8を傾斜した治具6に固定
し、砥石7により加工する。このときの砥石は図6に示
す7aに示したように先端にθ2 の成形がなされてい
る。ここでθ1 、θ2 さらに切込深さKが重要な寸法で
あるのは言うまでもないが、最近の加工技術から2〜3
μm以下の寸法に保つことはさほどむずかしくはない。
すなわち、K寸法を決定するのは図3のmとθ2 そして
図5のkによって決まってくる。従って、 K=K+m・tanθ2 −Y・tanθ1 となる。ここで、Yは磁気ヘッドコアの寸法である。
示すようにヘッドブロック8を傾斜した治具6に固定
し、砥石7により加工する。このときの砥石は図6に示
す7aに示したように先端にθ2 の成形がなされてい
る。ここでθ1 、θ2 さらに切込深さKが重要な寸法で
あるのは言うまでもないが、最近の加工技術から2〜3
μm以下の寸法に保つことはさほどむずかしくはない。
すなわち、K寸法を決定するのは図3のmとθ2 そして
図5のkによって決まってくる。従って、 K=K+m・tanθ2 −Y・tanθ1 となる。ここで、Yは磁気ヘッドコアの寸法である。
【0012】図6の8b部は、ブロックをチップにする
際にスライス加工によって除去される部分である。
際にスライス加工によって除去される部分である。
【0013】以上の方法によって加工された埋込型ヘッ
ドは図2に示すlの寸法が、dの寸法と比例関係にある
ため、スライダー1の面Sの加工途中での測定が容易と
なり、これは、図7に示したように、加工テーブル上に
スライダー1を多数密着して取付けた状態でもスライダ
ー1の面Sの加工途中での測定が容易にできる。
ドは図2に示すlの寸法が、dの寸法と比例関係にある
ため、スライダー1の面Sの加工途中での測定が容易と
なり、これは、図7に示したように、加工テーブル上に
スライダー1を多数密着して取付けた状態でもスライダ
ー1の面Sの加工途中での測定が容易にできる。
【0014】また、本発明のヘッド構体は、図8に示し
たように、ガラス部4cが、摩耗によりトラック部分よ
り凹形となるため使用中に異物が付着しにくく、ヘッド
クラッシュなどの現像を防止しやすいという効果をも備
えている。
たように、ガラス部4cが、摩耗によりトラック部分よ
り凹形となるため使用中に異物が付着しにくく、ヘッド
クラッシュなどの現像を防止しやすいという効果をも備
えている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ヘッ
ド構体は、磁気ヘッドチップの摺動面にトラック幅を残
した傾斜溝を形成することによって、スライダ−のS面
を加工中に、容易にギャップデプス寸法dを求めること
ができる。よって、量産効率も良くなる。
ド構体は、磁気ヘッドチップの摺動面にトラック幅を残
した傾斜溝を形成することによって、スライダ−のS面
を加工中に、容易にギャップデプス寸法dを求めること
ができる。よって、量産効率も良くなる。
【図1】本発明の磁気ヘッド構体の構成を示した斜視
図。
図。
【図2】本発明の磁気ヘッド構体のA部の拡大図。
【図3】本発明の磁気ヘッド構体の磁気ヘッドチップの
構成を示した平面図。
構成を示した平面図。
【図4】本発明の磁気ヘッド構体の磁気ヘッドチップの
テ−プ摺動面を示した図。
テ−プ摺動面を示した図。
【図5】本発明の磁気ヘッド構体の磁気ヘッドチップの
加工方法を示した図。
加工方法を示した図。
【図6】本発明の磁気ヘッド構体の磁気ヘッドチップの
加工方法を示した図。
加工方法を示した図。
【図7】本発明の磁気ヘッド構体の加工状態を示した
図。
図。
【図8】本発明の磁気ヘッド構体の構成を示した斜視
図。
図。
【図9】従来のHDD用埋込型ヘッドの構成を示した斜
視図。
視図。
【図10】従来のHDD用埋込型ヘッドのA部の拡大
図。
図。
【図11】従来のHDD用埋込型ヘッドの構成図。
1…スライダ−、2…溝、3…磁気ヘッドチップ、4…
ガラス、5…傾斜溝。
ガラス、5…傾斜溝。
Claims (2)
- 【請求項1】 非磁性体からなるスライダーに磁性体か
らなる磁気ヘッドチップを接着して製造する磁気ヘッド
構体において、 前記磁気ヘッドチップの摺動面にトラック幅を残した傾
斜溝を形成したことを特徴とする磁気ヘッド構体。 - 【請求項2】 非磁性体からなるスライダーに磁性体か
らなる磁気ヘッドチップを接着して製造する磁気ヘッド
構体の製造方法において、 前記磁気ヘッドチップの摺動面にトラック幅を残した傾
斜溝を加工する工程と、この傾斜溝の形成された前記磁
気ヘッドチップを前記スライダーに接着する工程とを有
することを特徴とする磁気ヘッド構体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33051691A JPH05166162A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 磁気ヘッド構体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33051691A JPH05166162A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 磁気ヘッド構体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05166162A true JPH05166162A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18233506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33051691A Withdrawn JPH05166162A (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 磁気ヘッド構体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05166162A (ja) |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP33051691A patent/JPH05166162A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |