JPH05169751A - 画像形成装置のインクリボン巻き取り構造 - Google Patents

画像形成装置のインクリボン巻き取り構造

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JPH05169751A
JPH05169751A JP35380991A JP35380991A JPH05169751A JP H05169751 A JPH05169751 A JP H05169751A JP 35380991 A JP35380991 A JP 35380991A JP 35380991 A JP35380991 A JP 35380991A JP H05169751 A JPH05169751 A JP H05169751A
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recording paper
reel
platen roller
image forming
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JP35380991A
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Toshiharu Tamura
敏春 田村
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Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクリボンを記録紙の走査移動と完全に同期
移動させることのできる画像形成装置のインクリボン巻
き取り構造。 【構成】記録紙の走査移動方向後方側にインクリボン6
8が巻かれた送出側インクリボンリール65が配置され
ると共に、プラテンローラ34に近接配置された熱転写
ヘッド50の間を介した記録紙の走査移動方向前方側に
巻取側インクリボンリール66が配置され、該巻取側イ
ンクリボンリール66は駆動モータ99と所定トルク以
上で空転する摩擦クラッチ95を介して連結されて送出
側インクリボンリール65からインクリボン68を記録
紙の走査移動方向前方側に巻き取り駆動可能に構成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンローラと該プ
ラテンローラに近接配置された記録ヘッドの間を、走査
移動駆動される記録紙とインクリボンが重なった状態で
移動し、記録ヘッドによってインクリボンの色材を記録
紙に転写して画像形成を行なう画像形成装置のインクリ
ボン巻き取り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ,ファクシミリ等の画像形成装
置に於る記録(画像形成)方式の一つに、記録紙の幅方
向に移動可能な記録ヘッド又は記録紙の幅方向全域に亙
って記録素子を配列した記録ヘッドを備えると共に、記
録紙を記録ヘッドの移動方向又は素子配列方向と直交す
る方向に移動させつつ画像形成するものがある。つま
り、記録ヘッドによって主走査を行ない、記録紙の移動
で副走査を行なうものである。このような構成が適用さ
れる画像形成プロセスとして、個体溶融インクや昇華色
素インクをベースフィルム上に塗布したインクリボンで
供給する感熱記録方式と呼ばれるものがあり、このよう
に色材をインクリボンで供給するものでは、プラテンロ
ーラと該プラテンローラに近接配置された記録ヘッドの
間を、走査移動駆動される記録紙とインクリボンが重な
った状態で移動し、記録ヘッドによってインクリボンの
色材を記録紙に転写して画像形成をよう行なう構成され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如き
構成の画像形成装置では、記録紙の走査移動と完全に同
期してインクリボンが移動しないと、分解能が低下した
りカラーの画像形成装置では色ずれを生ずるという問題
があるが、インクリボンをリール等に巻き取ることによ
って移動駆動するよう構成すると、その巻き取り量によ
って移動速度が変化する(巻き取られたインクリボンに
よって巻き取り側のリールの径が変化する)為完全に同
期させることは難しく、その速度制御は面倒なものであ
った。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記の如き事情に鑑み、イン
クリボンを記録紙の走査移動と完全に同期移動させるこ
とのできる画像形成装置のインクリボン巻き取り構造の
提供、を目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的達成の為、本発明
に係る画像形成装置のインクリボン巻き取り構造は、記
録紙の走査移動方向後方側にインクリボンが巻かれた送
り出しリールが回転可能に配置されると共に、プラテン
ローラに近接配置された記録ヘッドの間を介した記録紙
の走査移動方向前方側に巻き取りリールが配置され、該
巻き取りリールは回転駆動手段と所定トルク以上で空転
する摩擦クラッチを介して連結されて送り出しリールか
らインクリボンを前記記録紙の走査移動方向前方側に巻
き取り駆動可能に構成されている。
【0006】
【発明の実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基
いて説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置のイ
ンクリボン巻き取り構造の一実施例を適用した画像形成
装置の縦断面に相当する概略構成図である。図示画像形
成装置1は、所謂カラーの画像形成装置であって、赤・
青・緑の三色に色分解された画像情報に基いて同一記録
紙上に複数回(マゼンタ,シアン,イエロー,ブラック
の四回)の画像形成を行なうことによってカラー画像を
形成するものである。図示装置1は、その一方端(図中
左端)の下部に記録紙4…が収容された記録紙カセット
2が着脱可能な給紙部10が設けられると共に、該給紙
部10の上側に排紙トレイ3が備えられており、記録紙
カセット2に収容された記録紙4が給紙部10から導入
され、該給紙部10とは逆の端部側に搬送されて上側に
反転され、後述する熱転写ヘッド50によってインクリ
ボン68の昇華染料が転写されて画像形成が行なわれ、
排紙トレイ3上に排出されるようになっている。
【0007】給紙部10は、記録紙カセット2が嵌挿可
能な開口部が形成され、該開口部に記録紙カセット2が
挿着された状態に於るその前端部の上側に記録紙導入ロ
ーラ11が設けられ、更に、記録紙カセット2の前端と
隣接する位置に、ローラを上下に圧接配置した導入ロー
ラ対12が設けられている。導入ローラ対12より記録
紙の搬送方向前方(図中右側)には、ローラを上下に圧
接配置した搬送ローラ対31が設けられ、該搬送ローラ
対31より更に記録紙搬送方向前方に、円弧状のガイド
部21を備えたガイドアーム20がその略中央でピン1
3により揺動可能に枢支されると共に、その略上側に、
プラテンローラ34が設けられている。プラテンローラ
34は、その外周面がゴム等の所定の弾性を有する弾性
部材によって形成されており、図示しない駆動モータに
よって正逆両方向に(図中時計回り及び反時計回りに)
回転駆動可能となっていると共に、その回転駆動力伝達
経路中には、所定以上のトルクでは空転する摩擦クラッ
チが介設されている。
【0008】ガイドアーム20の下端は、その図中右側
にピン14によって揺動可能に設けられた操作アーム3
3の下端にスプリング32を介して連結されており、こ
のスプリング32の弾性復帰力によって、ガイドアーム
20は図中反時計回りに、操作アーム33は図中時計回
りに、夫々揺動付勢されている。 ガイドアーム20の
上端にはピンチローラ22が回転自在に設けられてお
り、スプリング32の付勢力でこのピンチローラ22が
プラテンローラ34の水平方向側方に圧接され、これに
よってガイドアーム20は揺動が規制されて略垂直状態
となり、そのガイド部21の下端は搬送ローラ対31に
よって搬送される記録紙の搬送経路内に位置している。
【0009】又、操作アーム33の上端には、カムフォ
ロア33Aが回転自在に設けられており、スプリング3
2の付勢力で該カムフォロア33Aが当該装置1の図中
右側端部に設けられたカム軸43に固定されたローラ圧
接カム42の外周カム面に当接し、これによって操作ア
ーム33の揺動が規制されるようになっている。つま
り、スプリング32の弾性復帰力によって、ガイドアー
ム20の上端に備えられたピンチローラ22がプラテン
ローラ34に押圧付勢されると共に操作アーム33のカ
ムフォロア33Aがローラ圧接カム42に押圧付勢され
るものであり、ローラ圧接カム42の回転によるそのカ
ム面の変位にカムフォロア33Aが追従することによる
操作アーム33の揺動によってスプリング32の変形量
が変化し、その結果、ピンチローラ22のプラテンロー
ラ34への圧接力が変化するようになっているものであ
る。
【0010】ローラ圧接カム42は、大径部と小径部が
所定角度範囲で形成されており、カムフォロア33Aが
大径部と対応すると操作アーム33が反時計回りに揺動
してスプリング32の変形量が大きくなってピンチロー
ラ22のプラテンローラ34への圧接力が強くなり、一
方、カムフォロア33Aが小径部と対応するとピンチロ
ーラ22のプラテンローラ34への圧接力が弱くなるよ
うになっている。カム軸43は、図示しないモータによ
って回転駆動されるようになっており、該モータは当該
画像形成装置の制御装置によって画像形成と同期して駆
動制御されるようになっているものである。
【0011】導入ローラ対12と搬送ローラ対31の
間、及び、搬送ローラ対31とガイドアーム20の間に
は、夫々搬送される記録紙を支持する記録紙ガイド板3
5…が配設され、又、夫々の上側と記録紙導入ローラ1
1の上側には、所定間隔離れて略平行に記録紙支持板3
6…が配設されている。ガイドアーム20のガイド部2
1と対向する記録紙支持板36の端部には、弾性部材に
より形成された記録紙退路規制部材37が装着されてお
り、該記録紙退路規制部材37はガイド部21に向けて
斜め上向きに、その先端がガイド部21に当接して設け
られている。
【0012】プラテンローラ34の上側には、記録紙の
幅方向に亙る記録ヘッドとしてのサーマルヘッドアレイ
51をヘッド支持部材としてのヘッドフレーム52で支
持した熱転写ヘッド50が設けられている。熱転写ヘッ
ド50は、ヘッドフレーム52の略中央で枢支軸53に
よって装置1の図示しないシャーシに揺動可能に枢支さ
れると共に、図示しないスプリングによって図中時計回
りに回動付勢されている。サーマルヘッドアレイ51側
の先端部にはインクリボン押圧部材55が設けられ、
又、枢支軸53を挟むサーマルヘッドアレイ51と反対
側の端部にはローラ状のカムフォロア54が回転自在に
装着され、該カムフォロア54が、前述のローラ圧接カ
ム42が固定されたその同じカム軸43に固定されたカ
ム部材としてヘッド操作カム41の外周カム面に当接
し、該ヘッド操作カム41の回転(即ちカム軸43の回
転)によるその外周カム面の変位に追従して揺動操作さ
れるようになっている。
【0013】ヘッド操作カム41は、所定の角度範囲で
半径が三段階に異なる外径(外周カム面)として形成さ
れており、カムフォロア54が最も大径のカム面に対応
した状態で当該部位の部分拡大図である図2の実線で示
す如くサーマルヘッドアレイ51がプラテンローラ34
の上側に対向して所定の押圧力で圧接される転写作用位
置となり、二段目の中径のカム面に対応した状態でサー
マルヘッドアレイ51がプラテンローラ34の僅かに上
方に位置してプラテンローラ34の外周との間に僅かな
間隔(1〜1.5mm)を有する給紙位置(図示せず)と
なり、更に、最も小径のカム面に対応した状態では図2
に想像線で示す如く熱転写ヘッド50が時計回りに大き
く揺動してサーマルヘッドアレイ51がプラテンローラ
34から大きく離間する退避位置となるようになってい
る。つまり、熱転写ヘッド50ははヘッド操作カム41
の回転に応じて異なる三段階の角度に位置し得るように
なっているものである。
【0014】プラテンローラ34と熱転写ヘッド50の
圧接部位を略中心として、上記退避位置の熱転写ヘッド
50と略平行に、インクリボンカセット60が装着され
ている。インクリボンカセット60は、図3に一部断面
平面図、図4にその右側面図、図5に左側面図を示す如
く、二本の円筒状のリールケース61,62を平行に所
定間隔離してその両端を連結側板63,63で連結し、
中央に開口部64を有する平面形状矩形として形成され
ている。中央開口部64の幅は、熱転写ヘッド50の幅
(長手方向)より広く、当該インクリボンカセット60
が当該画像形成装置1の所定位置に装着された状態で、
その内側に熱転写ヘッド50が嵌入可能となっているも
のである。又、一方の連結側板63には着脱時に保持す
る為の保持部63Aが突設されている。
【0015】両リールケース61,62の開口部64に
臨む対向部位は開口形成されており、一方のリールケー
ス61内には送り出しリールとしての送出側インクリボ
ンリール65が回転自在に設けられ、他方のリールケー
ス62内には巻き取りリールとしての巻取側インクリボ
ンリール66である巻取側インクリボンリール66が回
転自在に設けられている。送出側インクリボンリール6
5及び巻取側インクリボンリール66は、共に、一端に
小径部65A,66Aが形成されると共に他端には筒状
でその内周に複数条の係合溝が等間隔で凹設された係合
部65B,66Bが形成されており、小径部65A,6
6Aがリールケース61,62の側端を閉塞する側板6
1A,62Aに軸方向に摺動移動可能に嵌合し、夫々側
板61A,62Aの内面と小径端部65A,66Aの段
部との間に介設されたスプリング67で他端側に押圧付
勢されて装着されている。このスプリング67の押圧付
勢による移動は、当該インクリボンリール65,66の
他端側に突設された鍔状の大径部66B(送出側インク
リボンリール65側は図示せず)が他端側の側板61
B,62Bの内面に当接することで規制され、この状態
で係合部65B,66Bは側板61B,62Bを貫通し
て外側に所定量突出している。
【0016】送出側インクリボンリール65には、先端
が巻取側インクリボンリール66に固定されインクリボ
ン68が巻かれており、当該インクリボンカセット60
の開口部64内全域をインクリボン68で閉塞した状態
となっている。又、送出側インクリボンリール65側の
リールケース61の開口部64側に、送出側インクリボ
ンリール65にインクリボン68が最大に巻かれた状態
でその外周面と隣接する位置に、インクリボン68の送
り出し経路を規制するガイドローラ69が回転自在に設
けられ、更に、このガイドローラ69の巻取側インクリ
ボンリール66側に隣接してインクリボン68の経路を
一部平坦に規制する規制部61Cがリールケース61と
一体に形成されている。インクリボン68は、転写を行
なう各色のリボンが記録紙一頁(一枚)分づつ転写を行
なう順番で繋がれており、その最初に転写を行なう色の
リボンの先端の幅方向側端位置に、アルミ箔によるマー
キング68Aが施されている。
【0017】上記の如く構成されたインクリボンカセッ
ト60は、当該画像形成装置1の図1乃至図2に於て手
前側のシャーシの側板に開口形成された当該インクリボ
ンカセット60の側面形状と対応する形状の開口部(図
示せず)から、送出側インクリボンリール65及び巻取
側インクリボンリール66の係合部65B,66B突出
側を先にして嵌挿され、送出側インクリボンリール65
が熱転写ヘッド50の下側に位置し、この送出側インク
リボンリール65とプラテンローラ34を挟む略対称位
置に巻取側インクリボンリール66が位置した状態で挿
置されるようになっている。
【0018】一方、このインクリボンカセット60が装
着される当該画像形成装置1側には、図6にその平面図
相当の部分断面図を示す如く、インクリボンカセット6
0の送出側インクリボンリール65及び巻取側インクリ
ボンリール66の係合部65B,66Bと対応する側の
側板15に、インクリボン送り駆動機構90が設けらて
いる。又、所定位置に装着されたインクリボンカセット
60の規制部61Cの側端部と対向する下側の、画像形
成装置1本体側には、反射型のフォトセンサ17が対向
配置されており、このフォトセンサ17で、インクリボ
ン68の最初に転写を行なう色のリボンの先端マーキン
グ68Aを検知できるようになっている。
【0019】インクリボン送り駆動機構90は、所定位
置に装着されたインクリボンカセット60の、送出側イ
ンクリボンリール65及び巻取側インクリボンリール6
6の係合部65B,66Bと対応する位置に、夫々、外
周に係合部65B,66Bの係合溝と対応する縦条が突
設され係合部65B,66Bに嵌挿して相対回転不能に
係合する係合スプロケット91,92を、回転可能乃至
回転駆動可能に備えて構成されている。送出側インクリ
ボンリール65と対応する係合スプロケット91は、シ
ャーシの側板15に固定された摩擦抵抗部材94の軸9
4Aに、相対回転不能且つ軸方向には所定量摺動移動可
能として装着され、側板15の内面との間に介設された
スプリング93で装置内部側(即ちインクリボンカセッ
ト60側)に押圧付勢されて設けられている。摩擦抵抗
部材94は、詳細は図示しないが、軸94Aと相対回転
不能な摩擦板と、本体側と相対回転不能な摩擦板とが、
複数枚交互に積層されると共に、スプリング94Bによ
ってその積層方向に所定の力で圧接されて構成され、本
構成では摩擦板同士の摩擦で軸94A(即ち係合スプロ
ケット91)の回転に所定の抵抗を付与するように作用
するものである。
【0020】巻取側インクリボンリール66と対応する
係合スプロケット92は、側板15に固定された摩擦ク
ラッチ95の軸95Aに、相対回転不能且つ軸方向には
所定量摺動移動可能に装着され、側板15の内面との間
に介設されたスプリング96で装置内部側(即ちインク
リボンカセット60側)に押圧付勢されて設けられてい
る。摩擦クラッチ95は、所定のトルク値までは軸95
Aと外輪が共に回転して回転力を伝達し、伝達トルクが
所定値以上となると空転して両者が空転(相対回転)し
て回転力を伝達しなくなるように作用するものであり、
その外輪がギア列97を介して側板15に回転自在に支
持されたプーリ98と連繋されると共に、このプーリ9
8と側板15にブラケット金具16を介して固定された
回転駆動手段としての駆動モータ99のスピンドルに固
定されたプーリ99Aとの間がベルト98Aで連繋さ
れ、駆動モータ99の駆動によって回転駆動されるよう
になっている。尚、駆動モータ99の駆動による係合ス
プロケット92の回転は、巻取側インクリボンリール6
6にインクリボン68が全く巻き取られていない状態
で、後述する記録紙の走査移動速度より僅かに速い速度
でインクリボン68を巻き取ることができる回転速度と
して設定されているものである。
【0021】上記の如き構成により、所定位置に装着さ
れたインクリボンカセット60は、駆動モータ99によ
って巻取側インクリボンリール66が摩擦クラッチ95
を介して回転駆動され、送出側インクリボンリール65
に巻かれたインクリボン68が巻取側インクリボンリー
ル66に巻き取られるようになっている。この時、イン
クリボン68には摩擦抵抗部材94によって所定の張力
が付与され、又、インクリボン68の移動が何らかの原
因によって規制されると、摩擦クラッチ95の作用によ
って当該インクリボン68の移動駆動は行なわれなくな
るようになっているものである。熱転写ヘッド50が転
写作用位置にある画像形成時(図2に実線で示す状態)
には、熱転写ヘッド50のサーマルヘッドアレイ51側
先端部がインクリボンカセット60の開口部64内に入
り込み、先端に設けられたのインクリボンカセット押圧
部材55でインクリボン68をプラテンローラ34側に
押圧してその経路を規制し、又、インクリボン68はサ
ーマルヘッドアレイ51とプラテンローラ34の間に挟
まれた状態となる。
【0022】プラテンローラ34及び熱転写ヘッド50
の図中左側には、当該装置1の図示しないシャーシに支
持されて前後方向に水平に配設された幅方向左右一対の
ガイドシャフト5によって、クランパ70が摺動移動可
能に設けられている。クランパ70は、表面に所定の厚
さのゴム層が形成された回転自在な下ローラ81の上側
に金属製の上ローラ82が図示しないスプリングによっ
て圧接配置された保持ローラ対80を備えて構成されて
いる。クランパ70は、図示しない駆動手段に移動駆動
されてガイドシャフト5に沿って図中左右に移動可能で
あり、プラテンローラ34及び熱転写ヘッド50と隣接
する図中右側端部に位置する給紙位置と、図中左側端部
の排紙位置と、に位置し得るようになっている。
【0023】このクランパ70のガイドシャフト5に沿
うストロークの前・後端(給紙位置及び排紙位置)と対
応する部位には、夫々駆動手段によって回転駆動される
図示しないクランパ駆動ギアが配置されており、該クラ
ンパ駆動ギアにクランパ70の下ローラ81と連繋され
た図示しないギアが給紙位置及び排紙位置に於て噛合
し、クランパ駆動ギアの回転によって下ローラ81が図
中反時計回りに回転駆動されるようになっている。つま
り、クランパ70が給紙位置及び排紙位置に位置する
時、下ローラ81が回転駆動可能となっているものであ
る。又、排紙位置にあるクランパ70の図中左側には、
ローラを上下に圧接配置した排紙ローラ対38が設けら
れている。
【0024】而して、上記の如く構成された画像形成装
置は、下記の如く作用して画像形成を行なう。まず、図
1及び図2に想像線で示す待機状態で、駆動モータによ
ってインクリボンカセット60の巻取側インクリボンリ
ール66を回転駆動して送出側インクリボンリール65
に巻かれたインクリボン68を巻取側インクリボンリー
ル66に巻き取り、フォトセンサ17でインクリボン6
8の最初に転写を行なう色のリボンの先端マーキング6
8Aを検知してから更に所定量巻き取り、熱転写ヘッド
50が揺動してサーマルヘッドアレイ51がプラテンロ
ーラ34に圧接された転写作用位置となった状態で、こ
のサーマルヘッドアレイ51とプラテンローラ34の圧
接部にインクリボン68の最初に転写を行なう色のリボ
ンの先端が対応する状態として巻き取りを停止する。
【0025】次に、カム軸43の回転によってヘッド操
作カム41とローラ圧接カム42を回転させて、図7に
示す如く熱転写ヘッド50をサーマルヘッドアレイ51
が転写作用位置から僅かに上方に位置してプラテンロー
ラ34の外周との間に間隔を有する給紙位置とすると共
に、ピンチローラ22がプラテンローラ34へ強く圧接
された状態とし、記録紙導入ローラ11の駆動によって
記録紙カセット2内に収容された記録紙4を装置1内に
導入し、導入ローラ対12及び搬送ローラ対31の駆動
によって搬送する。尚、この時、クランパ70はその移
動ストローク中最も熱転写ヘッド50寄りの給紙位置に
ある。
【0026】記録紙4は、その先端がガイドアーム20
の円弧状のガイド部21に案内されて記録紙退路規制部
材37を変形させつつ上側に屈曲して搬送され、プラテ
ンローラ34とピンチローラ22の間に噛み込まれて、
図中反時計回りに回転駆動されるプラテンローラ34の
回転によって、ガイドアーム20の先端ガイド部によっ
て規制されるプラテンローラ34の斜め上方に向う接線
方向に搬送される。そして、記録紙4はプラテンローラ
34の上側に近接して位置するサーマルヘッドアレイ5
1の下面に角度を持って当接し、このサーマルヘッドア
レイ51に移動方向を規制されて水平方向に向きを変
え、給紙位置にあるクランパ70の保持ローラ対80の
上下ローラ81,82の圧接部位に向かう。記録紙4の
先端が、クランパ70の支持ローラ対80の上下ローラ
81,82の圧接部位に達すると、下ローラ81が図中
反時計回りに回転駆動されて支持ローラ対80間に記録
紙4を噛み込み、所定の噛み込み量となった状態で下ロ
ーラ81の回転駆動が停止される。これにより、記録紙
4の先端がクランパ70の支持ローラ対80で保持され
た状態となる(図8)。
【0027】その後、ヘッド操作カム41の回転によっ
て熱転写ヘッド50が図2に実線で示す転写作用位置と
されると共に、ピンチローラ22のプラテンローラ34
への圧接力は弱い力とされ、記録紙4とインクリボン6
8が重なって(記録紙4がプラテンローラ34側でイン
クリボン68がサーマルヘッドアレイ51側)プラテン
ローラ34とサーマルヘッドアレイ51の間に挟まれた
状態となり、クランパ70が図中左側に移動駆動されて
記録紙4が移動駆動され、該記録紙4の移動と同時にイ
ンクリボン駆動機構90の駆動によってインクリボン6
8が巻き取られ、記録紙4上にサーマルヘッドアレイ5
1によって画像形成(転写)が行なわれる(図9)。
【0028】ここで、インクリボン68の巻き取り速度
は前述の如く記録紙4の走査移動速度より速く設定され
ているが、それより遅い速度で走査移動駆動される記録
紙4が抵抗となって当該速度で巻き取ることはできず、
駆動モータ99との間の駆動系に介設された摩擦クラッ
チ95の作用によってインクリボン68は記録紙4の移
動に追従して巻き取られることとなる。尚、この画像形
成時、プラテンローラ34は回転駆動されず、前述の駆
動系に介設された摩擦クラッチの作用によって記録紙4
の移動を妨げることなく記録紙4の移動に追従して回転
ようになっているものである。
【0029】本実施例はカラーの画像形成装置である
為、この転写行程が前述の如くマゼンタ,シアン,イエ
ロー,ブラックの四回行なわれる。即ち、一回目の転写
行程が終了した後、クランパ70が(記録紙4が)給紙
位置に戻された後、次の画像形成の色のリボンが画像形
成位置に対応するようインクリボン68が所定量巻き取
られ、クランパ70が図中左側に移動駆動されて(記録
紙4が移動駆動されて)次の転写行程が行なわれるもの
であり、以後、この行程が所定回数繰返される。クラン
パ70が給紙位置に戻される際には、熱転写ヘッド50
は給紙位置とされ、プラテンローラ34が前述のクラン
パ70へ記録紙を保持させる際とは逆(図中時計回り方
向)に回転駆動され、インクリボン68の巻き取りは記
録紙4が戻された後行なわれる。又、この記録紙4が戻
される時、その後端は記録紙退路規制部材37によって
退路を変更されて、図10に示す如く記録紙支持板36
上に至り、給紙部10側に戻ることはないものである。
【0030】所定回数の転写行程が終了(全ての色の転
写が終了)した状態でクランパ70は排紙位置にあり、
ここで、クランパ70の下ローラ81を図中反時計回り
に回転させて、保持ローラ対80によって把持されてい
た記録紙4を図11に示す如く排紙側(図中左側)に搬
送するものである。クランパ70から送り出された記録
紙4は、排紙ローラ対38によって搬送され、排紙トレ
イ3上に排出されるものである。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る画像形
成装置のインクリボン巻き取り構造によれば、インクリ
ボンを巻き取る巻き取りリールを所定トルク以上で空転
する摩擦クラッチを介して回転駆動するよう構成した
為、インクリボンは摩擦クラッチの作用によって記録紙
に規制された速度で巻き取られることとなり、記録紙の
走査移動と完全に同期移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置のインクリボン巻き
取り構造の一実施例を適用した画像形成装置の、待機状
態の縦断面に相当する概略構成図。
【図2】熱転写ヘッドが転写位置にある要部拡大図。
【図3】インクリボンカセットの一部断面平面図。
【図4】図3の右側面図。
【図5】図3の左側面図。
【図6】インクリボン送り駆動機構部分の平面図相当の
部分断面図。
【図7】画像形成時に於る作用説明図。
【図8】画像形成時に於る作用説明図。
【図9】画像形成時に於る作用説明図。
【図10】画像形成時に於る作用説明図。
【図11】画像形成時に於る作用説明図。
【符号の説明】
1…画像形成装置 4…記録紙 34…プラテンローラ 50…熱転写ヘッド 51…サーマルヘッドアレイ(記録ヘッド) 65…送出側インクリボンリール(送り出しリール) 66…巻取側インクリボンリール(巻き取りリール) 68…インクリボン 95…摩擦クラッチ 99…駆動モータ(回転駆動手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラと該プラテンローラに近接
    配置された記録ヘッドの間を、走査移動駆動される記録
    紙とインクリボンが重なった状態で移動し、前記記録ヘ
    ッドによって前記インクリボンの色材を前記記録紙に転
    写して画像形成を行なう画像形成装置に於て、 前記記録紙の走査移動方向後方側に前記インクリボンが
    巻かれた送り出しリールが回転可能に配置されると共
    に、プラテンローラに近接配置された記録ヘッドの間を
    介した前記記録紙の走査移動方向前方側に巻き取りリー
    ルが配置され、該巻き取りリールは回転駆動手段と所定
    トルク以上で空転する摩擦クラッチを介して連結されて
    前記送り出しリールからインクリボンを前記記録紙の走
    査移動方向前方側に巻き取り駆動可能に構成されている
    こと、を特徴とする画像形成装置のインクリボン巻き取
    り構造。
JP35380991A 1991-08-30 1991-12-18 画像形成装置のインクリボン巻き取り構造 Pending JPH05169751A (ja)

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DE19924229010 DE4229010A1 (de) 1991-08-30 1992-08-31 Abbildungseinrichtung
US07/937,280 US5547183A (en) 1991-08-30 1992-08-31 Imaging device
US08/588,873 US5743661A (en) 1991-08-30 1996-01-19 Imaging device

Applications Claiming Priority (1)

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