JPH05182180A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH05182180A JPH05182180A JP3356777A JP35677791A JPH05182180A JP H05182180 A JPH05182180 A JP H05182180A JP 3356777 A JP3356777 A JP 3356777A JP 35677791 A JP35677791 A JP 35677791A JP H05182180 A JPH05182180 A JP H05182180A
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- Japan
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- magnetic powder
- chlorine
- metal magnetic
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 磁気記録媒体の磁性粉末として塩素重量比率
が0.15重量%以下のメタル磁性粉末を使用する。 【効果】 磁気特性,耐候性のいずれもおいても優れた
磁気記録媒体が得られる。なお、このとき特に化学的気
相成長法にて製造されたメタル磁性粉末を使用すれば、
より優れた磁気特性,電磁変換特性を得ることができ
る。
が0.15重量%以下のメタル磁性粉末を使用する。 【効果】 磁気特性,耐候性のいずれもおいても優れた
磁気記録媒体が得られる。なお、このとき特に化学的気
相成長法にて製造されたメタル磁性粉末を使用すれば、
より優れた磁気特性,電磁変換特性を得ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録媒体に関し、特
に磁性粉末としてメタル磁性粉末を用いた塗布型の磁気
記録媒体に関する。
に磁性粉末としてメタル磁性粉末を用いた塗布型の磁気
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気テープ等の磁気記録媒体
は、非磁性支持体上に磁性粉、バインダー樹脂からなる
磁性塗料を塗布してなる磁性塗膜が形成されてなる。近
年、磁気記録の分野、特にビデオテープレコーダ等にお
いては高画質化をはかるために、より一層の高密度記録
化が要求されている。この高密度記録化に伴い、上記磁
気記録媒体においても、従来より磁性粉末として使用さ
れていた酸化鉄系材料に代わり、鉄を主体とするメタル
磁性粉末が用いられるようになっている。
は、非磁性支持体上に磁性粉、バインダー樹脂からなる
磁性塗料を塗布してなる磁性塗膜が形成されてなる。近
年、磁気記録の分野、特にビデオテープレコーダ等にお
いては高画質化をはかるために、より一層の高密度記録
化が要求されている。この高密度記録化に伴い、上記磁
気記録媒体においても、従来より磁性粉末として使用さ
れていた酸化鉄系材料に代わり、鉄を主体とするメタル
磁性粉末が用いられるようになっている。
【0003】このメタル磁性粉末は、酸化鉄やオキシ水
酸化鉄等を水素ガスで還元するゲーサイト還元法、ある
いは鉄ハロゲン化物を含む蒸気と水素等の還元ガスを気
相接触せしめる化学的気相成長法により製造されるもの
であるが、特に化学的気相成長法で製造されるメタル磁
性粉末は、高抗磁力を有し、磁気特性,電磁変換特性,
分散性に優れることから、高性能磁気記録媒体が実現で
きる磁性粉末として注目されている。
酸化鉄等を水素ガスで還元するゲーサイト還元法、ある
いは鉄ハロゲン化物を含む蒸気と水素等の還元ガスを気
相接触せしめる化学的気相成長法により製造されるもの
であるが、特に化学的気相成長法で製造されるメタル磁
性粉末は、高抗磁力を有し、磁気特性,電磁変換特性,
分散性に優れることから、高性能磁気記録媒体が実現で
きる磁性粉末として注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらメタ
ル磁性粉末においては、鉄が化学的に不安定であり、酸
化され易く錆が生じやすいため、通常、鉄を鉄よりも酸
化し難い磁性金属,たとえばCo,Ni等と合金化す
る、鉄粉の表面にAlやSi等の軽金属酸化物層を形成
する、あるいは鉄粉の表面に低分子有機物を吸着させる
等により、耐候性を確保するようになされている。
ル磁性粉末においては、鉄が化学的に不安定であり、酸
化され易く錆が生じやすいため、通常、鉄を鉄よりも酸
化し難い磁性金属,たとえばCo,Ni等と合金化す
る、鉄粉の表面にAlやSi等の軽金属酸化物層を形成
する、あるいは鉄粉の表面に低分子有機物を吸着させる
等により、耐候性を確保するようになされている。
【0005】ところが、上述のように酸化防止機能を有
する物質を付加することによって耐候性を確保するよう
にしたメタル磁性粉末は、結果として鉄に鉄よりも磁性
の弱い物質や非磁性物質を付加させることとなるので、
鉄そのものに比して磁気特性が劣化するのは免れない。
このため、磁気記録媒体の磁性粉として使用した場合に
十分な高密度記録が成し得ないのが実情である。
する物質を付加することによって耐候性を確保するよう
にしたメタル磁性粉末は、結果として鉄に鉄よりも磁性
の弱い物質や非磁性物質を付加させることとなるので、
鉄そのものに比して磁気特性が劣化するのは免れない。
このため、磁気記録媒体の磁性粉として使用した場合に
十分な高密度記録が成し得ないのが実情である。
【0006】そこで、本発明はこのような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、耐候性,磁気特性に優
れ、高密度記録化が可能な磁気記録媒体を提供すること
を目的とする。
鑑みて提案されたものであり、耐候性,磁気特性に優
れ、高密度記録化が可能な磁気記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明者らがメタル磁性粉末の磁気特性を劣化さ
せずに、耐候性が確保できる手法を見いだすべく鋭意検
討を重ねた結果、メタル磁性粉末において、酸化は、該
メタル磁性粉末中の塩素重量比率が大きくなる程起こり
易くなり、塩素重量比率を低く抑えることにより、磁気
特性の劣化なしに耐酸化性が向上するとの知見を得るに
至った。
めに、本発明者らがメタル磁性粉末の磁気特性を劣化さ
せずに、耐候性が確保できる手法を見いだすべく鋭意検
討を重ねた結果、メタル磁性粉末において、酸化は、該
メタル磁性粉末中の塩素重量比率が大きくなる程起こり
易くなり、塩素重量比率を低く抑えることにより、磁気
特性の劣化なしに耐酸化性が向上するとの知見を得るに
至った。
【0008】本発明はこのような知見に基づいて提案さ
れたものであり、メタル磁性粉末と樹脂結合剤とを含有
する磁性層が非磁性支持体上に形成されてなり、上記メ
タル磁性粉末中に含有される塩素原子の重量をECl,原
子番号がANである原子の重量をEANとしたときに、E
Cl,EANが数2なる関係を満足することを特徴とするも
のである。
れたものであり、メタル磁性粉末と樹脂結合剤とを含有
する磁性層が非磁性支持体上に形成されてなり、上記メ
タル磁性粉末中に含有される塩素原子の重量をECl,原
子番号がANである原子の重量をEANとしたときに、E
Cl,EANが数2なる関係を満足することを特徴とするも
のである。
【0009】
【数2】
【0010】また、上記メタル磁性粉末が化学的気相成
長法により製造されたメタル磁性粉末であることを特徴
とするものである。
長法により製造されたメタル磁性粉末であることを特徴
とするものである。
【0011】本発明においては、耐候性を有するととも
に磁気特性に優れた磁気記録媒体を得るために、メタル
磁性粉末として、数2で示される塩素量重量比率が0.
15重量%以下のものを使用する。すなわち、メタル磁
性粉末において、酸化の起こり易さは該メタル磁性粉末
中の塩素重量比率に依存し、塩素重量比率を15重量%
と低く抑えることにより、酸化され難く、耐候性を有す
るものとなる。しかも、塩素重量比率を規制すること
は、酸化防止機能を有する物質を付加する場合と異な
り、メタル磁性粉末の磁気特性を劣化させない。したが
って、このようなメタル磁性粉末を使用することによ
り、耐候性,磁気特性のいずれにおいても優れた磁気記
録媒体が実現することとなる。
に磁気特性に優れた磁気記録媒体を得るために、メタル
磁性粉末として、数2で示される塩素量重量比率が0.
15重量%以下のものを使用する。すなわち、メタル磁
性粉末において、酸化の起こり易さは該メタル磁性粉末
中の塩素重量比率に依存し、塩素重量比率を15重量%
と低く抑えることにより、酸化され難く、耐候性を有す
るものとなる。しかも、塩素重量比率を規制すること
は、酸化防止機能を有する物質を付加する場合と異な
り、メタル磁性粉末の磁気特性を劣化させない。したが
って、このようなメタル磁性粉末を使用することによ
り、耐候性,磁気特性のいずれにおいても優れた磁気記
録媒体が実現することとなる。
【0012】メタル磁性粉末の塩素重量比率は、蛍光X
線FP(ファンダメンタルパラメータ)法により測定さ
れるが、この蛍光X線FP法では、原子番号が9未満の
原子,すなわちフッ素原子よりも原子量が少ない原子は
測定することができない。しかし、メタル磁性粉末中に
含有される原子番号が9未満の原子の重量比率は僅かで
あり、問題とはならないので、本発明では、原子番号が
9以上の原子を対象とする。すなわち、原子番号が9以
上の原子の重量累積値に対する塩素原子の重量の比率を
塩素重量比率とする。
線FP(ファンダメンタルパラメータ)法により測定さ
れるが、この蛍光X線FP法では、原子番号が9未満の
原子,すなわちフッ素原子よりも原子量が少ない原子は
測定することができない。しかし、メタル磁性粉末中に
含有される原子番号が9未満の原子の重量比率は僅かで
あり、問題とはならないので、本発明では、原子番号が
9以上の原子を対象とする。すなわち、原子番号が9以
上の原子の重量累積値に対する塩素原子の重量の比率を
塩素重量比率とする。
【0013】上記メタル磁性粉末は、酸化鉄,オキシ水
酸化鉄等を水素ガスで還元するゲーサイト還元法、金属
ハロゲン化物を含む蒸気と水素等の還元ガスを気相接触
せしめる化学的気相成長法等により製造できるが、特に
化学的気相成長法によって製造されるメタル磁性粉末
は、結晶性が良く、分散性、磁気特性,電磁変換特性に
優れている。ただし、化学的気相成長法では、原料に金
属ハロゲンを使用するため、上記塩素重量比率のメタル
磁性粉末を得るには、反応条件を調整する,製造された
磁性粉末を十分洗浄する等を行う必要がある。
酸化鉄等を水素ガスで還元するゲーサイト還元法、金属
ハロゲン化物を含む蒸気と水素等の還元ガスを気相接触
せしめる化学的気相成長法等により製造できるが、特に
化学的気相成長法によって製造されるメタル磁性粉末
は、結晶性が良く、分散性、磁気特性,電磁変換特性に
優れている。ただし、化学的気相成長法では、原料に金
属ハロゲンを使用するため、上記塩素重量比率のメタル
磁性粉末を得るには、反応条件を調整する,製造された
磁性粉末を十分洗浄する等を行う必要がある。
【0014】なお、化学的気相成長法によって得られる
メタル磁性粉末においては、良好な分散性,電磁変換特
性を得るには、比表面積が20〜40m2 /g、真比重
が5.8〜6.5g/ccとされていることが好まし
い。比表面積,真比重は、製造に際する反応条件や組成
等を制御することによって調整することができる。
メタル磁性粉末においては、良好な分散性,電磁変換特
性を得るには、比表面積が20〜40m2 /g、真比重
が5.8〜6.5g/ccとされていることが好まし
い。比表面積,真比重は、製造に際する反応条件や組成
等を制御することによって調整することができる。
【0015】上記磁気記録媒体は、前記メタル磁性粉末
を含有する磁性塗料を非磁性支持体上に塗布することに
より磁性層が形成されるが、メタル磁性粉末を塗料化す
る際に用いられる結合剤や潤滑剤,研磨剤等の添加物、
さらには溶剤等については、従来公知のものがいずれも
使用でき、その選択は任意である。
を含有する磁性塗料を非磁性支持体上に塗布することに
より磁性層が形成されるが、メタル磁性粉末を塗料化す
る際に用いられる結合剤や潤滑剤,研磨剤等の添加物、
さらには溶剤等については、従来公知のものがいずれも
使用でき、その選択は任意である。
【0016】
【作用】本発明の磁気記録媒体は、磁性粉末として塩素
重量比率が0.15重量%以下のものを使用する。メタ
ル磁性粉末において、耐酸化性は該メタル磁性粉末中の
塩素重量比率が小さいもの程優れており、塩素重量比率
が0.15重量%以下であるものは、長期間放置によっ
ても腐食せず、極めて優れた保存安定性を示す。しか
も、塩素重量比率を抑えることは、酸化防止機能を有す
る物質を付加する場合と異なり、メタル磁性粉末の磁気
特性を劣化させることがない。したがって、上記磁気記
録媒体は、耐候性に優れるとともに良好な磁気特性を有
することとなる。
重量比率が0.15重量%以下のものを使用する。メタ
ル磁性粉末において、耐酸化性は該メタル磁性粉末中の
塩素重量比率が小さいもの程優れており、塩素重量比率
が0.15重量%以下であるものは、長期間放置によっ
ても腐食せず、極めて優れた保存安定性を示す。しか
も、塩素重量比率を抑えることは、酸化防止機能を有す
る物質を付加する場合と異なり、メタル磁性粉末の磁気
特性を劣化させることがない。したがって、上記磁気記
録媒体は、耐候性に優れるとともに良好な磁気特性を有
することとなる。
【0017】なお、塩素重量比率を規制することによっ
てメタル磁性粉末の耐酸化性が向上する理由は、メタル
磁性粉末の酸化は、主に原料に由来して残存する塩化物
によって誘起され、塩素重量比率を抑えれば必然的に塩
化物の含有量も少なくなるため耐酸化性が向上したもの
と推測される。
てメタル磁性粉末の耐酸化性が向上する理由は、メタル
磁性粉末の酸化は、主に原料に由来して残存する塩化物
によって誘起され、塩素重量比率を抑えれば必然的に塩
化物の含有量も少なくなるため耐酸化性が向上したもの
と推測される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について実験結
果に基づいて説明する。
果に基づいて説明する。
【0019】実施例1 まず、化学的気相成長法によって、塩素重量比率が0.
15重量%以下の範囲で異なるメタル磁性粉末(Fe66
Co66)を作成し、これらメタル磁性粉末を用いて磁気
記録媒体を作成した。使用した磁性塗料の組成は下記の
通りである。 磁性塗料の組成 メタル磁性粉末 100重量部 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 10重量部 ポリウレタン樹脂 10重量部 添加剤(カーボン) 3重量部 添加剤(Al2 O3 ) 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部
15重量%以下の範囲で異なるメタル磁性粉末(Fe66
Co66)を作成し、これらメタル磁性粉末を用いて磁気
記録媒体を作成した。使用した磁性塗料の組成は下記の
通りである。 磁性塗料の組成 メタル磁性粉末 100重量部 塩化ビニル酢酸ビニル共重合体 10重量部 ポリウレタン樹脂 10重量部 添加剤(カーボン) 3重量部 添加剤(Al2 O3 ) 2重量部 メチルエチルケトン 100重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 50重量部
【0020】このようにして作成された磁気記録媒体を
温度60℃,相対湿度90%の高温多湿条件下で1週間
放置し、放置前後に亘る磁気特性の変化を調べた。メタ
ル磁性粉末の塩素重量比率と飽和磁束密度減少率〔(放
置後飽和磁束密度−放置前飽和磁束密度)×100/放
置前飽和磁束密度(%)〕の関係を図1に示す。
温度60℃,相対湿度90%の高温多湿条件下で1週間
放置し、放置前後に亘る磁気特性の変化を調べた。メタ
ル磁性粉末の塩素重量比率と飽和磁束密度減少率〔(放
置後飽和磁束密度−放置前飽和磁束密度)×100/放
置前飽和磁束密度(%)〕の関係を図1に示す。
【0021】なお、代表例として、塩素重量比率が0.
07重量%、0.14重量%であるメタル磁性粉末を使
用する磁気テープ(サンプルテープA,サンプルテープ
B)の放置後,放置前の飽和磁束密度Bm、残留磁束密
度Br、角形比Rs、抗磁力Hcを表1,表2にそれぞ
れ示す。
07重量%、0.14重量%であるメタル磁性粉末を使
用する磁気テープ(サンプルテープA,サンプルテープ
B)の放置後,放置前の飽和磁束密度Bm、残留磁束密
度Br、角形比Rs、抗磁力Hcを表1,表2にそれぞ
れ示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】比較例1 化学的気相成長法によって、塩素重量比率が0.15重
量%を越える範囲で異なるメタル磁性粉末を作成し、こ
れらメタル磁性粉末を用いる以外は実施例1と同様にし
て磁気記録媒体を作成した。そして、作成された磁気記
録媒体を温度60℃,相対湿度90%の高温多湿条件下
で1週間放置し、放置前後に亘る磁気特性の変化を調べ
た。メタル磁性粉末の塩素重量比率と飽和磁束密度減少
率の関係を図1に併せて示す。
量%を越える範囲で異なるメタル磁性粉末を作成し、こ
れらメタル磁性粉末を用いる以外は実施例1と同様にし
て磁気記録媒体を作成した。そして、作成された磁気記
録媒体を温度60℃,相対湿度90%の高温多湿条件下
で1週間放置し、放置前後に亘る磁気特性の変化を調べ
た。メタル磁性粉末の塩素重量比率と飽和磁束密度減少
率の関係を図1に併せて示す。
【0025】また、代表例として、塩素重量比率が0.
29重量%であるメタル磁性粉末を使用する磁気テープ
(サンプルテープC)の放置後,放置前の飽和磁束密度
Bm.残留磁束密度Br、角形比Rs、抗磁力Hcを表
3に示す。
29重量%であるメタル磁性粉末を使用する磁気テープ
(サンプルテープC)の放置後,放置前の飽和磁束密度
Bm.残留磁束密度Br、角形比Rs、抗磁力Hcを表
3に示す。
【0026】
【表3】
【0027】図1からわかるように、メタル磁性粉末を
使用する磁気記録媒体においては、メタル磁性粉末の塩
素重量比率が低いもの程、飽和磁束密度の減少が小さく
なり、メタル磁性粉末の塩素重量比率が0.15重量%
以下となることにより、放置後においても十分実用的な
飽和磁束密度が維持されるようになる。これは表1,表
2および表3からも明らかであり、塩素重量比率が0.
15重量%以下であるサンプルテープA,サンプルテー
プBは、放置後においても許容限界内の磁気特性を有す
るが塩素重量比率が0.15重量%を越えるサンプルテ
ープCは、放置後においては実用的な磁気特性が得られ
ない。
使用する磁気記録媒体においては、メタル磁性粉末の塩
素重量比率が低いもの程、飽和磁束密度の減少が小さく
なり、メタル磁性粉末の塩素重量比率が0.15重量%
以下となることにより、放置後においても十分実用的な
飽和磁束密度が維持されるようになる。これは表1,表
2および表3からも明らかであり、塩素重量比率が0.
15重量%以下であるサンプルテープA,サンプルテー
プBは、放置後においても許容限界内の磁気特性を有す
るが塩素重量比率が0.15重量%を越えるサンプルテ
ープCは、放置後においては実用的な磁気特性が得られ
ない。
【0028】したがって、このことから、メタル磁性粉
末を使用する磁気記録媒体において、メタル磁性粉末中
の塩素重量比率を低く抑えることは、耐候性に優れたも
のとする上で有効であることがわかった。
末を使用する磁気記録媒体において、メタル磁性粉末中
の塩素重量比率を低く抑えることは、耐候性に優れたも
のとする上で有効であることがわかった。
【0029】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気記録媒体は、メタル磁性粉末の塩素重量比率を
0.15重量%以下と低く抑えているので、耐候性,磁
気特性いずれにおいても優れた磁気記録媒体を得ること
が可能である。また、このとき、メタル磁性粉末として
化学的気相成長法により製造されたものを使用すれば、
より優れた磁気特性,電磁変換特性を得ることができ
る。したがって、本発明によれば、メタル磁性粉末を使
用する磁気記録媒体の信頼性,性能を向上させることが
可能となり、磁気記録媒体のさらなる高密度記録化が可
能となる。
明の磁気記録媒体は、メタル磁性粉末の塩素重量比率を
0.15重量%以下と低く抑えているので、耐候性,磁
気特性いずれにおいても優れた磁気記録媒体を得ること
が可能である。また、このとき、メタル磁性粉末として
化学的気相成長法により製造されたものを使用すれば、
より優れた磁気特性,電磁変換特性を得ることができ
る。したがって、本発明によれば、メタル磁性粉末を使
用する磁気記録媒体の信頼性,性能を向上させることが
可能となり、磁気記録媒体のさらなる高密度記録化が可
能となる。
【図1】 メタル磁性粉末の塩素重量比率と飽和磁束密
度減少率の関係を示す特性図である。
度減少率の関係を示す特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 メタル磁性粉末と樹脂結合剤とを含有す
る磁性層が非磁性支持体上に形成されてなり、 上記メタル磁性粉末中に含有される塩素原子の重量をE
Cl,原子番号がANである原子の重量をEANとしたとき
に、ECl,EANが数1なる関係を満足することを特徴と
する磁気記録媒体。 【数1】 - 【請求項2】 メタル磁性粉末が化学的気相成長法によ
り製造されたメタル磁性粉末であることを特徴とする請
求項1記載の磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356777A JPH05182180A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356777A JPH05182180A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05182180A true JPH05182180A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18450719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356777A Withdrawn JPH05182180A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05182180A (ja) |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP3356777A patent/JPH05182180A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |