JPH0521394Y2 - - Google Patents

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JPH0521394Y2
JPH0521394Y2 JP1989089484U JP8948489U JPH0521394Y2 JP H0521394 Y2 JPH0521394 Y2 JP H0521394Y2 JP 1989089484 U JP1989089484 U JP 1989089484U JP 8948489 U JP8948489 U JP 8948489U JP H0521394 Y2 JPH0521394 Y2 JP H0521394Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は射出ラムに対してスクリユを着脱可能
に取付けるための射出成形機のスクリユ取付構造
に関する。
〔従来の技術〕
インラインスクリユ式射出成形機では、成形樹
脂の色替え、射出圧縮比の変更、保守点検等のた
めに、射出装置における射出ラムから一旦スクリ
ユを取外したり、或いは他のスクリユと交換する
場合がある。したがつて、スクリユの後端部を射
出ラムの前端部に取付けるに際しては着脱可能な
取付構造を採用している。
従来の代表的な取付構造を第5図及び第6図に
示す。
まず、スクリユの後端部51にはスプライン部
を形成するとともに、その中間部後寄りに周方向
へのリング溝52を形成し、また、射出ラムの前
端部54には後端部51よりも大きい内径の凹部
56を形成する。一方、筒部59とフランジ部6
0からなり、中心にスプライン部を有する孔部5
8を設けた固定ブロツク61を用意し、この固定
ブロツク61の孔部58(スプライン部)後端部
51にスプライン嵌合するとともに、二ツ割のリ
ング半体57aと57bからなるストツパリング
57をリング溝52に嵌着し、この状態で筒部5
9を凹部56に挿入するとともに、複数のボルト
62a,62b,62c……によつてフランジ部
60を前端部54の前端面54aに固定してい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、このような従来のスクリユ取付構造
は、次のような解決すべき課題が存在した。
第一に、固定ブロツク61のフランジ部60は
スクリユの軸方向と同一方向のボルト62a……
を用いて射出ラムの前端部54に取付けるため、
強度や安定性等の面から多数のボルト62a……
を対称位置に配している。したがつて、多数のボ
ルトの取付け、取外しを行わなければならず、か
なりの時間と労力を要する等、作業効率が悪く、
しかも正確な取付けが困難であつた。
第二に、小型射出成形機などはスクリユと射出
ラムの連結部周りが狭いため、ボルト62a……
とスクリユの軸が同一方向となる従来の取付構造
では工具を操作しにくい。したがつて、作業性に
劣るとともに、作業中に作業者が自分の指を挟ん
でしまう等安全性においても難点があつた。
本考案はこのような従来の技術に存在する課題
を解決した射出成形機のスクリユ取付構造の提供
を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る射出成形機のスクリユ取付構造1
によれば、スクリユ2の後端部3を射出ラム4の
前端部5に取付けるに際して、後端部3に設けた
大径のフランジ部41と、前端部5に設けた大径
のフランジ部42と、後端部3と前端部5の周方
向に対する相対変位を規制する回動規制部7と、
フランジ部41を含む後端部3及びフランジ部4
2を含む前端部5に係止して後端部3及び前端部
5を同一軸上に保持し、かつ後端部3及び前端部
5の軸方向に対する相対変位を規制する二ツ割可
能な連結リング部8と、連結リング部8の外周部
に嵌入して当該連結リング部8をリング状態に固
定する固定リング12と、固定リング12を連結
リング部8に固定する固定具13を備えてなるこ
とを特徴とする。この場合、固定具13は固定リ
ング12の径方向に取付ける一本のボルトを利用
できる。
〔作用〕
本考案に係る射出成形機のスクリユ取付構造1
によれば、二ツ割の連結リング部8により、スク
リユ2の後端部3に設けたフランジ部41と射出
ラム4の前端部5に設けたフランジ部42がそれ
ぞれ同一軸上に保持され、かつ軸方向に対する相
対変位が規制される。一方、二ツ割の連結リング
部8は固定リング12によりリング状態に固定さ
れるとともに、固定リング12と連結リング部8
は固定具13、即ち、固定リング12の径方向に
取付けるボルト、望ましくは一本のボルトにより
結合される。また、後端部3と前端部5は回動規
制部7により周方向に対する相対変位が規制され
る。
よつて、固定リング12の径方向に取付けるボ
ルトの着脱によりスクリユ2と射出ラム4は同一
軸上に組付け又は取外しされる。
〔実施例〕
以下には、本考案に係る好適な実施例を挙げ、
図面に基づき詳細に説明する。
まず、本考案の理解を容易にするため、本考案
を適用する射出成形機、特に、射出装置の概略構
成について第4図を参照して説明する。
符号20で示す射出装置は、前端に射出ノズル
22を設け、内部にスクリユ2を装填した加熱筒
21を備える。加熱筒21の後端は射出シリンダ
23の前端に結合し、射出シリンダ23には前後
方向に進退移動せしめられる射出ラム4を内蔵す
る。また、スクリユ2の後端部3は本考案に係る
取付構造1を介して射出ラム4の前端部5に取付
ける。なお、加熱筒21の後部には内部に連通す
る材料供給用ホツパ24を備えるとともに、射出
シリンダ23の後端には射出ラム4を正逆回転せ
しめるモータ25を備える。
次に、射出ラム4に対するスクリユ2の取付構
造1について、図1〜図3を参照して具体的に説
明する。
まず、後端部3における外周部3sの後側には
大径のフランジ部を41を一体に形成し、他方、
前端部5における外周部5sの前側にも同フラン
ジ部41と同径のフランジ部42を一体に形成す
る。また、各フランジ部41,42の外周部には
キー溝43,44を形成する。これにより、両キ
ー溝43,44にキー45を嵌入すれば後端部3
と前端部5の周方向に対する相対変位を規制する
回動規制部7を構成できる。
一方、二ツ割可能な連結リング部8、即ち、一
対のリング半体8aと8bとからなる連結リング
部8を用意する。各、リング半体8a,8bの内
周部には各フランジ部41と42を当接状態で収
容(嵌合)可能な収容凹部46a,46bを設け
る。よつて、この収容凹部46a,46bは各フ
ランジ部41と42を保持することにより後端部
3と前端部5を同一軸上に保持する。また、連結
リング部8の外周部に嵌入して連結リング部8を
リング状態に固定可能な固定リング12と、この
固定リング12を連結リング部8に固定する一本
のボルト(固定具)13からなり、このボルト1
3は固定リング12の径方向に螺合する。
よつて、射出ラム4に対するスクリユ2の取付
は次の手順で行うことができる。
まず、各フランジ部41と42を当接させると
ともに、各キー溝43と44を軸方向に一致さ
せ、両キー溝43と44をキー45を嵌入する。
次いで、各リング半体8aと8bにより後端部
3の外周部3sと前端部5の外周部5sを挟むよ
うに嵌着する。これにより、連結リング部8はリ
ング状態となり、各フランジ部41と42は収容
凹部46a,46b内に収容されるとともに、各
フランジ部41と42は連結リング部8に係止
し、後端部3と前端部5の軸方向に対する相対変
位を規制する。また、連結リング部8の外周部に
は固定リング12を嵌入し、さらに、ドライバや
キヤツプレンチ等により締付可能なボルト13に
より固定リング12を連結リング部8に固定す
る。
よつて、このような取付構造1によれば、ボル
トの締付は一個所で足り、しかも、スクリユ2の
軸方向に対して直角(固定リング12の径方向)
となるため、締付作業はきわめて容易となる。な
お、取外しは逆手順で行えばよい。
また、第3図には同取付構造1の変更実施例を
示す。同図に示す変更実施例は回動規制部7を構
成するに際して、フランジ部41と42における
対向面の一方に複数の凹部47……を設けるとと
もに、他方に凹部47……に嵌合する複数の凸部
48……を設けたものである。このように、回動
規制部7は相対変位を規制可能な任意の構成を採
用できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本考
案はこのような実施例に限定されるものではな
い。例えば、固定部としては連結リング部をボル
ト等で直接固定することもできる。また、各リン
グ半体は取付作業を容易にするため各一端をヒン
ジ結合してもよい。その他、細部の構成、形状、
数量等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲
で任意に変更できる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係るスクリユ取付構造
は、スクリユの後端部を射出ラムの前端部に取付
けるに際し、両者を二ツ割可能な連結リング部及
びこの連結リング部をリング状態に固定可能な固
定部により、同一軸上に保持し、かつ軸方向への
相対変位を規制するとともに、回動規制部により
周方向への相対変位を規制するようにしたため、
次のような顕著な効果を奏する。
固定具は連結リング部をリング状態に固定す
る最低一本のボルトで足りるため、取付作業を
短時間に行うことができ、作業効率を大きく向
上できる。
ボルトの本数が最低一本で足りることに加
え、ボルトの取付方向がスクリユの軸方向に対
して直角方向となるため、取付作業が容易とな
り、特に、小型射出成形機における作業性の向
上、これに伴う安全性向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るスクリユ取付構造の一部
縦断側面図、第2図:第1図図中B−B線断面
図、第3図:本考案の変更実施例を示すスクリユ
取付構造の一部縦断側面図、第4図:本考案を適
用できる射出成形機の縦断側面図、第5図:従来
の技術に係るスクリユ取付構造の一部縦断側面
図、第6図:第5図中C方向矢視図。 尚図面中、1……スクリユ取付構造、2……ス
クリユ、3……後端部、4……射出ラム、5……
前端部、7……回動規制部、8……連結リング
部、12……固定リング、13……固定具(ボル
ト)、41……フランジ部、42……フランジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 スクリユ2の後端部3を射出ラム4の前
    端部5に取付けるための射出成形機のスクリユ
    取付構造において、後端部3に設けた大径のフ
    ランジ部41と、前端部5に設けた大径のフラ
    ンジ部42と、後端部3と前端部5の周方向に
    対する相対変位を規制する回動規制部7と、フ
    ランジ部41を含む後端部3及びフランジ部4
    2を含む前端部5に係止して後端部3及び前端
    部5を同一軸上に保持し、かつ後端部3及び前
    端部5の軸方向に対する相対変位を規制する二
    ツ割可能な連結リング部8と、連結リング部8
    の外周部に嵌入して当該連結リング部8をリン
    グ状態に固定する固定リング12と、固定リン
    グ12を連結リング部8に固定する固定具13
    を備えてなることを特徴とする射出成形機のス
    クリユ取付構造。 〔2〕 固定具13は固定リング12の径方向に
    取付ける一本のボルトを用いてなることを特徴
    とする請求項1記載の射出成形機のスクリユ取
    付構造。
JP1989089484U 1989-07-28 1989-07-28 Expired - Lifetime JPH0521394Y2 (ja)

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JPH0331529U JPH0331529U (ja) 1991-03-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61130415U (ja) * 1985-02-04 1986-08-15
JPH0515033Y2 (ja) * 1986-08-26 1993-04-21

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