JPH0522703B2 - - Google Patents
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- JPH0522703B2 JPH0522703B2 JP59186542A JP18654284A JPH0522703B2 JP H0522703 B2 JPH0522703 B2 JP H0522703B2 JP 59186542 A JP59186542 A JP 59186542A JP 18654284 A JP18654284 A JP 18654284A JP H0522703 B2 JPH0522703 B2 JP H0522703B2
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- C07D471/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
- C07D471/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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- A01N43/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
- A01N43/48—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- A01N43/60—1,4-Diazines; Hydrogenated 1,4-diazines
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- C07D239/72—Quinazolines; Hydrogenated quinazolines
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は除草剤として有用な新規2−ピペラジ
ノピリミジン誘導体に関する。 〔従来の技術〕 窒素やカルボニルを含む環がピリミジン環と縮
合したもの、例えばピリドピリミジン構造を有す
る化合物としてはケミカルアブストラクツ
(Chem.Abstr.)90巻54893(1979)、同97巻182350
(1982)に記載されているものが知られている。
しかし、本願化合物とは構造上にも大きな差異が
見られるうえ、これら公知化合物の農業用途に対
する有用性についても全く明らかにされていな
い。 〔発明の概要〕 本発明は、一般式〔〕 〔式中、R1は水素又はアラルキル基であり、Y
は一般式〔〕ないし〔〕 (式中、aおよびbはそれぞれピリミジン環の4
位および5位と結合することを示し、l1およびl2
は2ないし4の整数を示し、l3は0を示し、l4は
1を示し、l5は2又は3を示し、l6は1又は2を
示し、l7は2ないし3の整数であり、R2は水酸基
又はトルエンスルホニルオキシ基を示し、R3な
いしR7は水素又は低級アルキルを示す。)で表わ
される基のいずれかである。〕で表わされる2−
ピペラジノピリミジン誘導体に関するものであ
る。 〔本願物質〕 本願物質は一般式〔〕で表わされるものであ
り、式中のR1のアラルキル基としては、ベンジ
ル基、ジフエニルメチル基、トリフエニルメチル
基などを挙げることができ、とりわけベンジル基
であることが好ましい。また式中のYは一般式
〔〕ないし〔〕で示される基のいずれかであ
る。 一般式〔〕又は〔〕のl1又はl2はいずれも
2ないし4の整数であり、とくに2または3であ
ることが好ましい。一般式[]のl3は0で、l4
は1である。R3の低級アルキル基としてはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基などであり、とくにエチル基であ
るものが好ましい。 一般式〔〕のl5は2又は、であり、とくに3
であるものが好ましい。R4は水素のほかR3で例
記した如き低級アルキル基であり、とくにH、エ
チル基であるものが好ましい。 一般式〔〕のl6は1又は2であり、R5は水素
又は低級アルキル基であり、低級アルキル基とし
てはR3で例記した如き低級アルキル記であり、
とくに水素又はエチル基であるものが好ましい。 一般式〔〕のl7は2ないし3の整数であり、
とくに2であることが好ましく、R5およびR7は
水素又は低級アルキル基であり、低級アルキル基
としてはR3で例記したものである。以上の中で
はエチルであるものが好ましい。 また本願物質は遊離の状態であつても塩の形、
例えば酸付加塩の形になつていてもよい。このよ
うな塩についても同様に除草剤として用いること
ができる。酸付加塩としては、塩酸、硫酸、リン
酸の如き鉱酸、酢酸、マレイン酸、クエン酸の如
き有機酸を例示することができる。 以下、本願物質を例示する。 〔製造方法・その1〕 本願物質のうち、一般式〔〕のYが一般式
〔〕で表わされるものは以下の方法により製造
することができる。例えば式〔〕のl1が3で、
R1がベンジル基であるもの、R1が水素である
ものは次式の通りである。 出発原料はシクロアルカン−1,3−ジオン等
であり、l1に従いシクロペンタン−1,3−ジオ
ン又はシクロヘキサン−1,3−ジオンを用い
る。これらの化合物約1モルに対しN,N−ジメ
チルホルムアミドジメチルアセタール約2モルを
氷冷下に混ぜたのち、常温で数時間反応させて化
合物を得る。 次に化合物とをメタノール、エタノール、
プロパノール等のアルコール媒体中、苛性アルカ
リの存在のもと1ないし数時間、アルコールを還
流させながら加熱して反応させる。この反応によ
り得られる化合物を更に水素化分解すれば化合
物が得られる。ここで水素化分解触媒として
は、Pd−C、ラネ−Ni、Pt−C、PdOなどを用
いる。反応触媒はメタノール、エタノール、イソ
プロパノールなどのアルコール、ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸などのカルボン酸、エタノール−ギ
酸、エタノール−酢酸などの混合溶媒などを用
い、常圧ないし10cm2/cm2で水素を供給し、10ない
し100℃で0.1ないし10時間反応させる。反応後は
常法により化合物を得ることができる。 〔製造方法・その2〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は、上
記〔製造方法・その1〕で得られた化合物、例え
ば化合物又はを原料にして製造することがで
きる。例えば化合物を用いるならば次の如くで
ある。 化合物は、化合物とヒドロキシルアミン塩
酸塩の約等モル混合物を水、メタノール、エタノ
ール等のアルコール、トルエン、キシレン、
DMFなどの溶媒中で、40ないし200℃にて0.5な
いし10時間反応させることにより得ることができ
る。さらに化合物1モルに対してp−トルエン
スルホニルクロリド1ないし2モルを水、アセト
ン、アルコール、トルエンあるいはこれらの混合
溶媒中、0ないし100℃で0.5ないし10時間反応さ
せることにより、化合物を得ることができる。
l1およびl2が2又は4のものについても、同様に
製造することができる。 〔製造方法・その3〕 一般式〔〕において、Yが一般式〔〕であ
り、かつl3が0でl4が1である本願物質は、R1が
ベンジルの場合を例にとれば次のように製造する
ことができる。 すなわち、化合物とエチルアミンの如くR3
に相当するアルキルアミンとを、イソプロパノー
ルの如きアルコール媒体中で100〜140℃にて数時
間加熱することにより、目的物を得る。R1が水
素であるものは、化合物の如き化合物を、〔製
造方法・その1〕で述べた方法により水素化分解
することによつて得ることができる。 〔製造方法・その4〕 一般式〔〕において、Yが一般式〔〕であ
り、かつl3が2でl4が0の参考例の物質は、下記
の如く公知化合物から合成することができる。 反応はジメチルスルホキシド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ピリジンの如き溶媒を用い、化
合物を化合物の2ないし3倍モル使用し、
100ないし150℃の温度で1ないし数時間反応させ
る。R1がアラルキルである参考例の物質は、化
合物の代りに相当する1−アラルキルピペラジ
ンを用いることにより同様に合成することができ
る。 〔製造方法・その5〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は例え
ば前記化合物の転位反応を利用して合成するこ
とができる。 すなわち、R1がアラルキル基である化合物
は相当する化合物をギ酸、酢酸、プロピオン酸
の如きカルボン酸、エタノールの如きアルコール
中で0℃ないし200℃、好ましくは30ないし140℃
で0.5ないし10時間加熱することにより得ること
ができる。またR4が低級アルキル基であるもの
は、化合物に相当する化合物をTHF又はアル
コール中でNaHあるいはNaOEt、KOEt、
K2CO3、Na2CO3、NaOH、KOHの存在下、臭
化エチルの如き低級アルキルブロミドを反応させ
るこにより得ることができる。該反応は0ないし
100℃で0.5ないし10時間で進行する。 さらにR1が水素であるものは、化合物を
〔製造方法・その1〕に記した方法で水素化分解
することにより得ることができる。 〔製造方法・その6〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は例え
ばl6が2の場合、次式のように製造することがで
きる。 反応はエタノール溶媒中、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等塩基の存在下に、エタノールを
還流しながら1ないし数時間、化合物とを加
熱することにより進行する。なお化合物は後述
参考例1ないし5に示した方法により合成するこ
とができる。化合物に相当し、l6が1である本
願物質の合成に必要な原料も同様に合成し、使用
することができる。R1が水素である本願物質は、
例えば化合物の如きR1がアラルキル基である
ものを、〔製造方法・その1〕で述べたと同様の
水素化分解により合成することができる。なおま
た、本化合物は、本出額人の昭和59年8月6日
付特許出願(2)「ピリドピリミジン誘導体およびそ
の製法」により得られる化合物、 とによつても製造することができる。 〔製造方法・その7〕 一般式〔〕のl6が1である本願物質〔〕は
次の方法によつても合成することができる。 化合物は例えば後述する参考例6により合成
することができる。化合物とを、水、メタノ
ール、エタノール、THF、DMFなどの反応溶媒
中、0ないし100℃で0.5ないし10時間反応させ
る。化合物とは化合物にアンモニア又は
R5に相当するアルキル基を有するアミンを反応
させることにより、合成することができる。両者
とともに、水、アルコール、THF、DMF、トル
エン、キシレンなどの反応溶媒中、0ないし150
℃で0.5ないし20時間原料化合物を反応させるこ
とにより得ることができる。 さらにR1が水素である化合物は、化合物お
よびに相当する化合物を、〔製造方法・その1〕
で述べた方法により水素化分解することにより得
ることができる。 〔製造方法・その8〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は、例
えば後述参考例9で得られる如きピリミドジアゼ
ピン誘導体と1−ベンジンピペラジンの如き1−
アラルキルピペラジンとの反応によつて得ること
ができる。この場合、前者1モルに対し後者を4
ないし5モルの割合で使用し、反応温度140ない
し170℃で数十時間反応させる。R1がHであるも
のは、R1がアラルキルであるもの、とくにベン
ジルであるものより、〔製造方法・その1〕で述
べた水素化分解と同様の方法により製造すること
ができる。 〔有用性〕 本願物質は除草剤として優れた活性を有する。
すなわち、本願物質は水田用および畑地除草剤と
して使用することができる。除草剤対象の雑草と
しては、タイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ、ホ
タルイ、ヘラオモダカなどの水田雑草、ヒエ、メ
ヒシバ、オオイヌタデ、アオビユ、コゴメカヤツ
リ、シロザなどの畑地雑草に対してとくに有効で
ある。 本願物質を除草剤として用いるには、本願物質
のみまたはこれと担体、界面活性剤、分散剤、補
助剤などを配合して、水和剤、乳剤、微粒剤また
は粒剤等に製剤し、適当な濃度に希釈して散布す
るか又は直接施用する。 以下、実施例、実験例等により本願発明を具体
的に説明する。 〔実施例等〕 参考例 1 3−エチルアミノプロピオン酸エチル アクリル酸エチル50g(0.50mol)をエタノー
ル500mlに溶かし、氷浴下撹拌した中に、70%エ
チルアミン水溶液36g(0.55mol)とエタノール
100mlとの混合液を3.5時間かけて滴下した。さら
に3時間反応させたのち、、溶媒を留去した。得
られた残渣を減圧蒸留すると、目的物が50.5g得
られた(収率70%)。 無色液体 沸点:65℃/10mmHg 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 3320(broad)、1735 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.0〜1.4(6H,m)、2.4〜3.0(6H,m)4.16 (2H,q,J=7.0Hz) 参考例 2 N−エトキシカルボニルアセチル−3−エチル
アミノプロピオン酸エチル 3−エチルアミノプロピオン酸エチル45g
(0.30mol)、炭酸カリウム37.3g(0.27mol)、ト
ルエン250mlおよび水250mlの混合物を氷冷撹拌し
ながらエチルマロニルクロリド67.7g(0.45mol)
を0.5時間かけて滴下した。さらに3時間室温で
撹拌後分液し、トルエン層を5%HCl、飽和重曹
水、次いで飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。トルエンを減圧留去すると、目
的物が64.3g得られた(収率83%)。 無色液体 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 1735,
16481 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.1〜1.3(6H)、2.64(2H)、3.2〜3.8(6H)、4.0〜
4.2(4H) 参考例 3 3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン−
2,4−ジオン エタノール300mlに金属ナトリウム5.8gを加え
て合成したナトリウムエトキシドのエタノール溶
液に、N−エトキシカルボニルアセチル−3−エ
チルアミノプロピオン酸エチル(参考例2)62.2
gを加えて4時間還流した。放冷後、エタノール
を留去し、酢酸エチルおよび希塩酸水溶液を加え
て振とうした。有機層を水洗後、乾燥および濃縮
して3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン
−2,4−ジオン36.3gを油状物として得た(収
率71%)1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.28(6H,m)、2.66(2H,m)、3.44(4H,m)、
4.32(2H,m) 参考例 4 1−エチルペピリジン−2,4−ジオン 3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン−
2,4−ジオン36.0gに10%塩酸水溶液300mlを
加え、40分間還流した。放冷後、クロロホルムで
抽出を行つた。クロロホルム層を水洗後、乾燥お
よび濃縮して1−エチルピペリジン−2,4−ジ
オン16.6gを薄黄色油状物として得た(収率70
%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、2.64(2H,t,J=7
Hz)、3.36(2H,s)、3.54(4H,m) 参考例 5 1−エチル−3−メトキシメチレンピペリジン
−2,4−ジオン 1−メチルピペリジン−2,4−ジオン8.3g
にオルド酸メチル11gと無水酢酸20mlを加えて7
時間還流した。放冷後、過剰のオルトギ酸メチル
と無水酢酸を減圧で留去した。得られた褐色残渣
をクーゲルロール装置で減圧蒸留(0.5mmHg、浴
温200〜250℃)して、1−エチル−3−メトキシ
メチレンピペリジン−2,4−ジオン2.7gを結
晶として得た(収率25%)。結晶を酢酸エチルと
ヘキサンの混合溶媒から再結晶化して針状結晶を
得た。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、8ppm) 1.20(3H,m)、2.64(2H,t,J=7Hz)、 3.50(4H,m)、4.12(3H,s)、7.86(1H,2本の
s) 実施例 1 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−エチル−
5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロピ
リド〔4,3−d〕ピリミジン 水酸化ナトリウム0.23gのエタノール溶液に1
−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩1.56
gにを加えて得られた懸濁液に1−エチル−3−
メトキシメチレンピペリジン−2,4−ジオン
1.07gを加えて2時間還流した。エタノールを留
去後、水を加えてクロロホルムを抽出した。クロ
ロホルム層を乾燥後、濃縮して2−(−4−ベン
ジルピペラジノ)−6−エチル−5−オキソ−5,
6,7,8−テトラヒドロピリド〔4,3−d〕
ピリミジン1.4gを得た。(収率69%)。 融点:128〜130℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、2.50(4H,m)、 2.94(2H,t,J=8Hz)、3.55(6H,m)、3.92
(4H,m)、7.32(5H,m)、8.92(1H,s) 実施例 2 6−エチル−5−オキソ−2−ピペラジノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド〔4,3
−d〕ピリミジン 2−(−4−ベンジルピペラジノ)−6−エチル
−5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロピ
リド〔4,3−d〕ピリミジン0.70gをエタノー
ル20mlに溶解し、10%Pd−炭素を加えて水素雰
囲気下60℃で4時間撹拌した。放冷後、過して
触媒を除き、液を濃縮して6−エチル−5−オ
キソ−2−ピペラジノ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロピリド〔4,3−d〕ピリミジン0.50gの
結晶を得た(収率96%)。結晶を酢酸エチルを用
いた侵漬によつて精製した。 融点:205〜210℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、3.00(6H,m)、 3.60(4H,m)、3.94(4H,m)、8.84(1H,s) 参考例 6 4−クロロ−2−エトキシメチレンアセト酢酸
エチル 4−クロロアセト酢酸エチル10g(60.7mmol)
とオルトギ酸エチル18g(121mmol)、無水酢酸
25g(245mmol)を110℃で3hr加熱撹拌した後、
減圧下に過剰のオルトギ酸エチルと無水酢酸を留
去し残査をヘキサンから再結晶して針状晶の固体
を12.1g得た(収率90%)。 融点86.5℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.35(3H,t,J=7Hz)、1.44(3H,t,J=7
Hz)、4.30(2H,q,J=7Hz)、4.33(2H,q,
J=7Hz)、4.56(2H,s)、7.88(1H,s) 赤外線吸収スペストル(KBr錠剤、cm-1) 2900、2830、1686、1670、1575、1250、1018 参考例 7 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエス
テル 1−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩
9.7g(36.4mmol)とTF185mlの懸濁液に、
NaOH1.5gをH2O15mlに溶かした液を加えて中
和する。 その後4−クロロ−2−メトキシメチレンアセ
ト酢酸エチル8g(36.4mmol)をTHF200mlに
溶かした液を20℃で滴下し、滴下終了後1時間同
温度で撹拌する。撹拌終了後エーテル300mlを加
え、水洗を3回行い、有機層を無水MgSO4で乾
燥したのち溶媒を減圧下に留去し、淡黄色の目的
物を11.8g得た(収率86.7%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.37(3H,t,J=7Hz)、2.51(4H,t,J=7
Hz)、3.75(2H,s)、3.97(4H,t,J=6Hz)、
4.34(2H,q,JK7Hz)、4.88(2H,s)、7.32
(5H,s)、8.87(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 2873、2780、1706、1582、1526、1445、1350、
1250、1090、1000、742、696 実施例 3 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステ
ル2.25g(6mmol)をエタノール10mlに溶かし、
30%NH4OH水溶液10ml(59mmol)を20%で加
え12時間撹拌した。反応液を10%NaHCO3水溶
液に注ぎ、CHCl3で抽出後溶媒を留去して残渣を
トルエンから再結晶した。 収量 0.70g(収率38%) 融点 172℃1 H−NMRスペクトル(DMSO−d6溶液、δppm) 2.45(4H,t,J=6Hz)、3.50(2H,s)、3.83
(4H,t,J=6Hz)、4.20(2H,s)、7.30(5H,
s)、8.20(1H,br.s)、8.57(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール、cm-1) 2900、1715、1674、1607、1562、1218、1145、
730、720 実施例 4 2−ピペラジノ−5−オキソ−5,6−ジヒド
ロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔4,−d〕ピリ
ミジン1.6g(5.18mmol)と10%Pd/C0.16g、
AcOH30mlを60℃で加熱しながらH2をバブリン
グさせた。1時間後溶媒を留去し、10%
HaHCO3aqに懸濁させて不溶部を口取し、乾燥
して0.75gの目的物を得た(収率66%、抽状物)。1 H−NMRスペクトル(DMSO−d6溶液、δppm) 2.80(4H,br.s)、3.24(1H,br.s)、3.78(4H,br.
s)、4.23(1H,s)、8.18(1H,br.s)、8.58(1H,
s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3210、3100、2920、2880、1700、1612、1260、
1150、980 実施例 5 6−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステ
ル1.0g(2.7mmol)をエタノール10mlに溶かし、
70%エチルアミン水溶液5g(59mmol)を20℃
で加え、2hr撹拌し、さらに80℃で0.5hr撹拌し
た。 反応終了後、反応液を水に注ぎ、10%
HaHCO3水溶液中で中和してエーテル抽出した
のち、有機層を乾燥後溶媒を留去し、残渣をトル
エン/ヘキサンから再結晶した(収量0.82g、収
率91%)。 融点 159.2℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.22(3H,t,J=7Hz)、2.50(4H,t,J=6
Hz)、3.55(2H,s)、3.59(2H,q,J=7Hz)、
3.93(4H,t,J=6Hz)、4.18(2H,s)、7.32
(5H,s)、8.64(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール、cm-1) 2900、1666、1624、1566、1280、1148、1000、
975、795、733 同様にして、次の2化合物を得た。 6−メチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン 収率 94% 融点 178〜179℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.52(4H,m)、3.15(3H,s)、3.58(2H,s)、
3.96(4H,m)、4.20(2H,s)、7.36(5H,m)、
8.65(1H,s)、 赤外線吸収スペクトル(CHCl3、cm-1) 1685、1618、1522、1350 6−イソプロピル−2−(4−ベンジルピペ
ラジノ)−5−オキソ−5,6−ジヒドロ
(7H)ピロロ〔3,4−d〕ピリミジン 収率 39% 融点 173〜174℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.25(6H,d,J=7Hz)、2.52(4H,m)、3.58
(2H,s)、3.96(4H,m)、4.16(2H,s)、4.64
(1H,sept.,J=7Hz)、7.36(5H,m)、8.66
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CDCl3、cm-1) 1680、1618、1530、1345. 実施例 6 6−エチル−2−ピペラジノ−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 6−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン1.5g(4.45mmol)と
10%Pd/C0.15gをAcOH20mlに溶かし、80℃で
H2をバブリングさせて1時間反応を行つた。 反応終了後、Pd/Cを過しAcOHを減圧下
に留去し、残渣をクロロホルムに溶かして10%
NaHCO3水溶液で中和した。その後有機層を無
水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去して残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイーで精製した(収
量0.50g、収率45%)。 融点 58.5℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.24(3H,t,J=7Hz)、2.12(1H,br,s)、 2.95(4H,br,s)、3.62(2H,q,J=7Hz)、 3.92(4H,br,s)、4.21(2H,s)、8.66(1H,
s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3480、3300、2900、1650、1618、1520、1438、
1236、1160、862 同様にして、次の2化合物を得た。 6−メチル−2−ピペラジノ−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 収率100% 融点176〜177℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.98(4H,m)、3.18(3H,s)、3.96(4H,m)、
4.24(2H,s)、8.70(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CHCl3、cm-1) 1685、1618、1522、1350 6−イソプロピル−2−ピペラジノ−5−オキ
ソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4
−d〕ピリミジン 収率 96% 融点 161〜162℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.28(6H,d,J=7Hz)、2.96(4H,m)、 3.94(4H,m)、4.18(2H,s)、4.65(1H,sept.,
J=7Hz)、8.70(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CDCl3、cm-1) 1680、1618、1520、1345 参考例 8 2−ジメチルアミノメチレンシクロヘキサン−
1,3−ジオン シクロヘキサン−1,3−ジオン5.6g
(50mmol)を氷浴下撹拌しながらN,N−ジメ
チルホルムアミドジメチルアセタール11.9g
(100mmol)を滴下しさらに25℃で7時間反応を
行つた。反応混合物中の低沸点物を減圧留去して
得られた残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶
すると黄色結晶の目的物が7.7g得られた(収率
92%) 融点:106〜107℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.92(2H,m)、2.47(4H,m)、3.18(3H,s)、
3.40(3H,s)、8.50(1H,s) 実施例 7 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリ 1−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩
10.73g(40mmol)のエタノール懸濁液(60ml)
の中に水酸化ナトリウム1.6g(40mmol)のエタ
ノール溶液(80ml)次いで2−ジメチルアミノメ
チレンシクロヘキサン−1,3−ジオン6.69g
(40mmol)を加え、4図時間加熱した。室温に
冷却後、溶媒を留去し得られた残渣に水100mlを
加えて酢酸エチル200mlで2回抽出した。酢酸エ
チル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=3/7)で
精製すると、目的物の淡黄色結晶が9.90g得られ
た(収率77%)。 融点:96〜97℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 1665、1590、1530、15151 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.08(2H,m)、2.5(6H,m)、2.80(2H,s)、
3.54(2H,s)、3.96(4H,s)、7.32(5H,s)、
8.83(1H,s) 実施例 8 2−ピペラジノ−5−オキソ−5,6,7,8
−テトラヒドロキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン0.64g
(2mmol)をエタノール30ml、酢酸10mlに溶か
し、10%パラジウム/炭素64ml加えて、50℃で1
時間常圧下水素添加を行つた。室温に冷却後、触
媒を過し、液を減圧留去した。得られた残渣
を酢酸エチルから再結晶すると目的物の淡黄色結
晶が得られた(収率90%)。 融点161〜162℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3400(broad),1670、1600、15301 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.10(2H,m)、2.60(2H,m)、2.84(2H,m)、
3.06(4H,m)、4.08(4H,m)、8.85(1H,s) 実施例 9 2−(4−ベンジルピペラジノ−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−テトラヒドロキシイミ
ノキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン2.6g
(8.07mmol)とヒドロキシルアミン塩酸塩0.67g
(9.64mmol)をメタノール30mlに加え、60℃にて
2hr加熱撹拌した。20℃に冷却し、生じた沈殿を
口取し、2.85gの白色固体を得た(収率95%)。 融点300℃以上(分解)1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.80(2H、m)、2.40〜2.90(8H,m)、3.58(2H,
s)、3.92(4H,J=6Hz)、7.34(5H,s)、8.91
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3150、2920、2444、1618、1582、1510、1500、
1275、1032、955 実施例 10 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−(p−トルエンスルホ
ニル)イミノキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−ヒドロキシイミノキナゾ
リン2g(5.35mmol)とp−トルエンスルホニ
ルクロリド1.6g(8.4mmol)、KOH0.7g
(11mmol)をH2O10ml、アセトン30mlの混合溶
媒に加えて20℃で4hr撹拌した。 反応終了後塩水に注ぎ酢酸エチルで抽出して有
機層を乾固し残渣をシリカゲルクロマトグラフイ
−(溶出溶媒CHCl3−エタノール)で精製して白
色固体1.5gを得た。(収率59%)。 融点 180.6℃1 H−NMRスペクトル 1.68〜1.98(2H,m)、2.44(3H,s)、 2.46〜2.85(8H,m)、3.57(2H,s)、 3.90(4H,t,J=6Hz)、7.26〜7.40(7H,m)、
7.86(1H,s)、7,95(1H,s)、8.69(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 2920、1578、1526、1424、1188、1176、1005、
992 実施例 11 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミ
ド〔5,4−b〕アゼピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−(p−トルエンスルホニ
ルイミノキナゾリン1.3g(4mmol)を酢酸30ml
に溶かし、100℃で4hr加熱し、反応終了後酢酸を
留去した。残渣をCHCl3に溶かし、10%
NaHCO3水溶液で中和洗浄後、溶媒を留去して
残渣をトルエンから再結晶し、0.70gの白色固体
を得た(収率79%)。 融点 210.7℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.26〜2.40(4H,m)、2.49(4H,t,J=6Hz)、
2.83(2H,t,J=7Hz)、3.55(2H,s)、3.82
(4H,t,J=6Hz)、7.32(5H,s)、7.83(1H,
s)、7.94(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3150、2900、2830、1660、1595、1346、1010、
982 実施例 12 5−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ
(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミド
〔5,4−b〕アゼピン0.65g(18.4mmol)と60
%NaH0.15g(3.75mmol)をTHF30mlに加え、
30min20℃で撹拌した。その後エチルブロマイド
3g(27.8mmol)を加え、60℃に加熱して5hr反
応した。反応終了後溶媒を留去して残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーで精製し、無色油
状物を0.65g得た(収率92%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.15(3H,t,J=7Hz)、2.16〜2.38(4H,m)、
2.53(4H,t,J=6Hz)、2.74(2H,t,J=
5.5Hz)、2.58(2H,s)、3.80(2H,q,J=7
Hz)、3.87(4H,t,J=6Hz)、7.35(5H,s)、
8.13(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 2920、1657、1589、1444、1250、1000、980 実施例 13 5−エチル−2−ピペラジノ−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミ
ド〔5,4−b〕−アゼピン 5−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ
(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼピン0.6g
(2.18mmol)と10%Pd/C0.06gを酢酸30ml、エ
タノール10mlの混合溶媒に加え、水素を通しなが
ら100℃で4hr反応させた。その後Pd/Cを過
して液を乾固し、淡黄色油状物を0.5g得た
(収率100%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.16(3H,t,J=7Hz)、2.21〜2.40(4H,m)、
2.75(2H,t,J=5.5Hz)、2.96(4H,t,J=
6Hz)、3.70〜4.05(6H,m) 赤外線吸収スペクトル(Neat,cm-1) 3460、3300、2940、1650、1595、1445、1128、
984 同様に以下の操作により次の化合物を得た。 2−ピペラジノ−6−オキソ−6,7,8,9−
テトラヒド(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼ
ピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミド
〔5,4−b〕アゼピン0.1g(0.3mmol)と10%
Pd/C0.01gをエタノール20mlに加え、水素雰囲
気下、50℃で4hr反応させた。その後Pd/Cを
別した後液を乾固し、定量的に色色結晶0.074
gを得た。 融点 175〜178℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.2〜2.5(4H,m)、2.7〜3.0(2H,m)、2.94(4H,
t,J,=4.5Hz)、3.81(4H,t,J,=4.5Hz)、
7.00(1H,br,s)、7.98(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール,cm-1) 1685、1600、1505、1350、1255 実施例 14 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−エチル−6−オキソ(7H)ピロロ
〔2,3−d〕ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−クロロピ
リミジン−5−酢酸エチルエステル1.41g
(3.76mmol)、エチルアミン5ml、イソプロパノ
ール20mlの混合物を加圧容器に入れ、120℃で2
時間加熱した。その後減圧下で溶媒を除き、水を
加えクロロホルムで油出した。有機層はMgSO4
で乾燥した後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトで精製することにより標記化合物0.58g
を得た(収率46%)。 融点 110〜113℃ 赤外線吸収スペクトル(CHCl3錠剤,cm-1) 1725、1620、15701 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.25(3H,t,J=7.0Hz)、2.49(4H,t,J=
5.2Hz)、3.37(2H,s)、3.54(2H,s)、3.75
(2H,q,J=7.2Hz)、3.83(4H,t,J=5.2
Hz)、7.31(5H,s)、7.89(1H,s) 同様にして次の2化合物を得た。 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−イソプロピル−6−オキソ(7H)
ピロロ〔2,3−d〕ピリミジン 収率 36% 融点 125〜127℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.48(6H,d,J=7Hz)、2.50(4H,m)、3.36
(2H,s)、3.56(2H,s)、3.82(4H,m)、4.62
(1H,sept.,J=7Hz)、7.33(5H,m)、7.89
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 1730、1620、1580、1440、1220、1100. 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒド
ロ−7−メチル−6−オキソ(7H)ピロロ〔2,
3−d〕ピリミジン 収率 72% 融点 172〜174℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.50(4H,m)、3.18(3H,s)、3.40(2H,s)、
3.54(2H,s)、3.84(4H,m)、7.34(5H,m)、
7.90(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 1735、1630、1575、1520、1480、1340、1245. 実施例 15 5,6−ジヒドロ−7−エチル−6−オキソ−
2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3−d〕
ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−エチル−6−オキソ(7H)ピロロ
〔2,3−d〕ピリミジン0.54g(1.60mmol)
を、溶媒としてギ酸0.12mlを含むエタノール15ml
を用い、10%パラジウム−炭素0.1gの存在下常
圧で水素添加した。還流4.5時間後、触媒を過
し、エタノールを減圧下留去し、炭酸ナトリウム
水溶液を加え、クロロホルムで抽出する。有機層
をMgSO4で乾燥後、濃縮することにより、標記
化合物0.36gを油状生成物として得た(収率91
%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.27(3H,t,J=7.0Hz)、2.02(1H,br.s)、2.92
(4H,t,J=5.2Hz)、3.40(2H,s)、3.80(6H,
m)、7.91(1H,s) 同様にして次の2化合物を得た。 5,6−ジヒドロ−7−イソプロピル−6−オ
キソ−2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3
−d〕ピリミジン 収率 83% 融点 113〜115℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.52(6H,d,J=7Hz)、2.08(1H,brs)、2.93
(4H,m)、3.40(2H,s)、3.80(4H,m)、4.65
(1H,Sept.,J=7Hz)、7.47(1H,s)、7.93
(1H,s). 赤外線吸収スペクトル(Neat,cm-1) 3330、1725、1622、1575、1440、1220、1110. 5,6−ジヒドロ−7−メチル−6−オキソ−
2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3−d〕
ピリミジン 収率 70% 融点 145〜147℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.86(1H,brs)、2.94(4H,m)、3.21(3H,s)、
3.43(2H,s)、3.82(4H,m)、7.93(1H,s). 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3340、1738、1630、1580、1450、1105. 実施例 16 8−エチル−5−オキソ−2−ピペラジノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド〔2,3
−d〕ピリミジン 8−エチル−5−オキソ−2−メチルチオ−5,
6,7,8−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕
ピリミジン(特開昭53−18600に記載の方法で合
成した。)2.5g(11.3mmol)、無水ピペラジン
2.93g(34.0mmol)およびジメチルスルホキシ
ド20mlからなる混合物を120℃で3.5時間、ついで
140℃で6.5時間加熱した。ジメチルスルホキシド
を減圧濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで
抽出する。有機層をMgSO4で乾燥した後、濃縮
することにより標記化合物3.08gを油状生成物と
して得た(収率90%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7.2Hz)、1.77(1H,s)、2.61
(2H,dd,J=6.6,6.7Hz)、2.90(4H,m)、3.59
(4H,m)、、3.88(4H,m)、8.59(1H,s) 参考例 9 6,9−ジメチル−2−メチルチオ−5−オキ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピ
リミド〔4,5−e〕ジアゼピン N,N′−ジメチル−エチレンジアミン4.58ml
(43.0mmol)、EtOH150ml、Na2CO32.51gの混合
物に4−クロロ−2−メチルチオ−ピリミジン−
5−カルボン酸エチルエステル5.0g
(21.5mmol)のエタノール(50ml)の溶液を50分
間で滴下する。13時間還流した後、エタノールを
減圧留去し、水を加え、クロロホルムで抽出し
た。有機層は、乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーで精製することによ
り、標記化合物3.55gを得た(収率69%)。 融点 153〜155℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.52(3H,s)、3.13(3H,s)、3.23(3H,s)、
3.63(4H,ABqualt.)、8.72(1H,s) 実施例 17 6,9−ジメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)−5−オキソ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ(9H)ピリミド〔4,5−e〕ジアゼ
ピン 6,9−ジメチル−2−メチルチオ−5−オシ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピリ
ミド〔4,5−e〕ジアゼピン1.3g
(5.46mmol)と1−ベンジルピペラジン4g
(22.69mmol)を140〜170℃で28時間撹拌を続け
た。冷却後酢酸エチルを添加し不溶物をろ別し
た。次いで酢酸エチル溶液を濃縮し残渣をカラム
クロマトグラフイーで精製することにより目的と
る赤褐色オイル0.2gを得た(収率10%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.47(4H,m)、3.11(3H,s)、3.12(3H,s)、
3.55(6H,m)、3.84(4H,m)、7.32(5H,m)、
8.72(1H,s) 実施例 18 6,9−ジメチル−2−ピペラジノ−5−オキ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピ
リミド〔4,5−e〕ジアゼピン 6,9−ジメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)−5−オシソ−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ(9H)ピリミド〔4,5−e〕ジアゼピン
0.2g(0.5mmol)をエタノール10mlに溶かし、
10%パラジウム/炭素20mgを加えて、還流下2時
間常圧で水素添加を行つた。室温に冷却後、触媒
を過し、液を減圧留去した。得られた残渣を
カラムクロマトグラフイーで精製することにより
目的物が0.1g得られた(収率67%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 3.59(6H,s)、3.27(4H,m)、3.62(4H,brs)、
4.20(4H,m)、8.70(1H,s) 除草剤としての配合例 次に、本発明化合物の除草剤としての配合例に
ついて説明する。なお、数字は重量百分率を示
す。 配合例(水和剤) 本発明の化合物 10% 高級アルコール硫酸エステルナトリウム塩 3% カオリン 87% 以上を均一に混合粉枠して水和剤とする。 発芽前処理試験 内径9cmの磁製ポツトに畑土壌を詰め、アオビ
ユ、コゴメカヤツリを播種した。ただちに1アー
ルあたり所定化合物を含む水和剤を300gを20リ
ツトルの水に分散させ、ポツトの上方から小型噴
霧器で土壌全面にスプレー処理した。処置後21日
間温室に置き、除草効力を調べた。評価基準は、
以下の通りである。 除草効果 5 完全枯死 4 除草効果 大 3 除草効果 中 2 除草効果 小 1 除草効果 微小 0 無効(正常) 結果を表に示す。
ノピリミジン誘導体に関する。 〔従来の技術〕 窒素やカルボニルを含む環がピリミジン環と縮
合したもの、例えばピリドピリミジン構造を有す
る化合物としてはケミカルアブストラクツ
(Chem.Abstr.)90巻54893(1979)、同97巻182350
(1982)に記載されているものが知られている。
しかし、本願化合物とは構造上にも大きな差異が
見られるうえ、これら公知化合物の農業用途に対
する有用性についても全く明らかにされていな
い。 〔発明の概要〕 本発明は、一般式〔〕 〔式中、R1は水素又はアラルキル基であり、Y
は一般式〔〕ないし〔〕 (式中、aおよびbはそれぞれピリミジン環の4
位および5位と結合することを示し、l1およびl2
は2ないし4の整数を示し、l3は0を示し、l4は
1を示し、l5は2又は3を示し、l6は1又は2を
示し、l7は2ないし3の整数であり、R2は水酸基
又はトルエンスルホニルオキシ基を示し、R3な
いしR7は水素又は低級アルキルを示す。)で表わ
される基のいずれかである。〕で表わされる2−
ピペラジノピリミジン誘導体に関するものであ
る。 〔本願物質〕 本願物質は一般式〔〕で表わされるものであ
り、式中のR1のアラルキル基としては、ベンジ
ル基、ジフエニルメチル基、トリフエニルメチル
基などを挙げることができ、とりわけベンジル基
であることが好ましい。また式中のYは一般式
〔〕ないし〔〕で示される基のいずれかであ
る。 一般式〔〕又は〔〕のl1又はl2はいずれも
2ないし4の整数であり、とくに2または3であ
ることが好ましい。一般式[]のl3は0で、l4
は1である。R3の低級アルキル基としてはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基などであり、とくにエチル基であ
るものが好ましい。 一般式〔〕のl5は2又は、であり、とくに3
であるものが好ましい。R4は水素のほかR3で例
記した如き低級アルキル基であり、とくにH、エ
チル基であるものが好ましい。 一般式〔〕のl6は1又は2であり、R5は水素
又は低級アルキル基であり、低級アルキル基とし
てはR3で例記した如き低級アルキル記であり、
とくに水素又はエチル基であるものが好ましい。 一般式〔〕のl7は2ないし3の整数であり、
とくに2であることが好ましく、R5およびR7は
水素又は低級アルキル基であり、低級アルキル基
としてはR3で例記したものである。以上の中で
はエチルであるものが好ましい。 また本願物質は遊離の状態であつても塩の形、
例えば酸付加塩の形になつていてもよい。このよ
うな塩についても同様に除草剤として用いること
ができる。酸付加塩としては、塩酸、硫酸、リン
酸の如き鉱酸、酢酸、マレイン酸、クエン酸の如
き有機酸を例示することができる。 以下、本願物質を例示する。 〔製造方法・その1〕 本願物質のうち、一般式〔〕のYが一般式
〔〕で表わされるものは以下の方法により製造
することができる。例えば式〔〕のl1が3で、
R1がベンジル基であるもの、R1が水素である
ものは次式の通りである。 出発原料はシクロアルカン−1,3−ジオン等
であり、l1に従いシクロペンタン−1,3−ジオ
ン又はシクロヘキサン−1,3−ジオンを用い
る。これらの化合物約1モルに対しN,N−ジメ
チルホルムアミドジメチルアセタール約2モルを
氷冷下に混ぜたのち、常温で数時間反応させて化
合物を得る。 次に化合物とをメタノール、エタノール、
プロパノール等のアルコール媒体中、苛性アルカ
リの存在のもと1ないし数時間、アルコールを還
流させながら加熱して反応させる。この反応によ
り得られる化合物を更に水素化分解すれば化合
物が得られる。ここで水素化分解触媒として
は、Pd−C、ラネ−Ni、Pt−C、PdOなどを用
いる。反応触媒はメタノール、エタノール、イソ
プロパノールなどのアルコール、ギ酸、酢酸、プ
ロピオン酸などのカルボン酸、エタノール−ギ
酸、エタノール−酢酸などの混合溶媒などを用
い、常圧ないし10cm2/cm2で水素を供給し、10ない
し100℃で0.1ないし10時間反応させる。反応後は
常法により化合物を得ることができる。 〔製造方法・その2〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は、上
記〔製造方法・その1〕で得られた化合物、例え
ば化合物又はを原料にして製造することがで
きる。例えば化合物を用いるならば次の如くで
ある。 化合物は、化合物とヒドロキシルアミン塩
酸塩の約等モル混合物を水、メタノール、エタノ
ール等のアルコール、トルエン、キシレン、
DMFなどの溶媒中で、40ないし200℃にて0.5な
いし10時間反応させることにより得ることができ
る。さらに化合物1モルに対してp−トルエン
スルホニルクロリド1ないし2モルを水、アセト
ン、アルコール、トルエンあるいはこれらの混合
溶媒中、0ないし100℃で0.5ないし10時間反応さ
せることにより、化合物を得ることができる。
l1およびl2が2又は4のものについても、同様に
製造することができる。 〔製造方法・その3〕 一般式〔〕において、Yが一般式〔〕であ
り、かつl3が0でl4が1である本願物質は、R1が
ベンジルの場合を例にとれば次のように製造する
ことができる。 すなわち、化合物とエチルアミンの如くR3
に相当するアルキルアミンとを、イソプロパノー
ルの如きアルコール媒体中で100〜140℃にて数時
間加熱することにより、目的物を得る。R1が水
素であるものは、化合物の如き化合物を、〔製
造方法・その1〕で述べた方法により水素化分解
することによつて得ることができる。 〔製造方法・その4〕 一般式〔〕において、Yが一般式〔〕であ
り、かつl3が2でl4が0の参考例の物質は、下記
の如く公知化合物から合成することができる。 反応はジメチルスルホキシド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ピリジンの如き溶媒を用い、化
合物を化合物の2ないし3倍モル使用し、
100ないし150℃の温度で1ないし数時間反応させ
る。R1がアラルキルである参考例の物質は、化
合物の代りに相当する1−アラルキルピペラジ
ンを用いることにより同様に合成することができ
る。 〔製造方法・その5〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は例え
ば前記化合物の転位反応を利用して合成するこ
とができる。 すなわち、R1がアラルキル基である化合物
は相当する化合物をギ酸、酢酸、プロピオン酸
の如きカルボン酸、エタノールの如きアルコール
中で0℃ないし200℃、好ましくは30ないし140℃
で0.5ないし10時間加熱することにより得ること
ができる。またR4が低級アルキル基であるもの
は、化合物に相当する化合物をTHF又はアル
コール中でNaHあるいはNaOEt、KOEt、
K2CO3、Na2CO3、NaOH、KOHの存在下、臭
化エチルの如き低級アルキルブロミドを反応させ
るこにより得ることができる。該反応は0ないし
100℃で0.5ないし10時間で進行する。 さらにR1が水素であるものは、化合物を
〔製造方法・その1〕に記した方法で水素化分解
することにより得ることができる。 〔製造方法・その6〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は例え
ばl6が2の場合、次式のように製造することがで
きる。 反応はエタノール溶媒中、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等塩基の存在下に、エタノールを
還流しながら1ないし数時間、化合物とを加
熱することにより進行する。なお化合物は後述
参考例1ないし5に示した方法により合成するこ
とができる。化合物に相当し、l6が1である本
願物質の合成に必要な原料も同様に合成し、使用
することができる。R1が水素である本願物質は、
例えば化合物の如きR1がアラルキル基である
ものを、〔製造方法・その1〕で述べたと同様の
水素化分解により合成することができる。なおま
た、本化合物は、本出額人の昭和59年8月6日
付特許出願(2)「ピリドピリミジン誘導体およびそ
の製法」により得られる化合物、 とによつても製造することができる。 〔製造方法・その7〕 一般式〔〕のl6が1である本願物質〔〕は
次の方法によつても合成することができる。 化合物は例えば後述する参考例6により合成
することができる。化合物とを、水、メタノ
ール、エタノール、THF、DMFなどの反応溶媒
中、0ないし100℃で0.5ないし10時間反応させ
る。化合物とは化合物にアンモニア又は
R5に相当するアルキル基を有するアミンを反応
させることにより、合成することができる。両者
とともに、水、アルコール、THF、DMF、トル
エン、キシレンなどの反応溶媒中、0ないし150
℃で0.5ないし20時間原料化合物を反応させるこ
とにより得ることができる。 さらにR1が水素である化合物は、化合物お
よびに相当する化合物を、〔製造方法・その1〕
で述べた方法により水素化分解することにより得
ることができる。 〔製造方法・その8〕 Yが一般式〔〕である本願物質〔〕は、例
えば後述参考例9で得られる如きピリミドジアゼ
ピン誘導体と1−ベンジンピペラジンの如き1−
アラルキルピペラジンとの反応によつて得ること
ができる。この場合、前者1モルに対し後者を4
ないし5モルの割合で使用し、反応温度140ない
し170℃で数十時間反応させる。R1がHであるも
のは、R1がアラルキルであるもの、とくにベン
ジルであるものより、〔製造方法・その1〕で述
べた水素化分解と同様の方法により製造すること
ができる。 〔有用性〕 本願物質は除草剤として優れた活性を有する。
すなわち、本願物質は水田用および畑地除草剤と
して使用することができる。除草剤対象の雑草と
しては、タイヌビエ、タマガヤツリ、コナギ、ホ
タルイ、ヘラオモダカなどの水田雑草、ヒエ、メ
ヒシバ、オオイヌタデ、アオビユ、コゴメカヤツ
リ、シロザなどの畑地雑草に対してとくに有効で
ある。 本願物質を除草剤として用いるには、本願物質
のみまたはこれと担体、界面活性剤、分散剤、補
助剤などを配合して、水和剤、乳剤、微粒剤また
は粒剤等に製剤し、適当な濃度に希釈して散布す
るか又は直接施用する。 以下、実施例、実験例等により本願発明を具体
的に説明する。 〔実施例等〕 参考例 1 3−エチルアミノプロピオン酸エチル アクリル酸エチル50g(0.50mol)をエタノー
ル500mlに溶かし、氷浴下撹拌した中に、70%エ
チルアミン水溶液36g(0.55mol)とエタノール
100mlとの混合液を3.5時間かけて滴下した。さら
に3時間反応させたのち、、溶媒を留去した。得
られた残渣を減圧蒸留すると、目的物が50.5g得
られた(収率70%)。 無色液体 沸点:65℃/10mmHg 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 3320(broad)、1735 1H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.0〜1.4(6H,m)、2.4〜3.0(6H,m)4.16 (2H,q,J=7.0Hz) 参考例 2 N−エトキシカルボニルアセチル−3−エチル
アミノプロピオン酸エチル 3−エチルアミノプロピオン酸エチル45g
(0.30mol)、炭酸カリウム37.3g(0.27mol)、ト
ルエン250mlおよび水250mlの混合物を氷冷撹拌し
ながらエチルマロニルクロリド67.7g(0.45mol)
を0.5時間かけて滴下した。さらに3時間室温で
撹拌後分液し、トルエン層を5%HCl、飽和重曹
水、次いで飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。トルエンを減圧留去すると、目
的物が64.3g得られた(収率83%)。 無色液体 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 1735,
16481 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.1〜1.3(6H)、2.64(2H)、3.2〜3.8(6H)、4.0〜
4.2(4H) 参考例 3 3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン−
2,4−ジオン エタノール300mlに金属ナトリウム5.8gを加え
て合成したナトリウムエトキシドのエタノール溶
液に、N−エトキシカルボニルアセチル−3−エ
チルアミノプロピオン酸エチル(参考例2)62.2
gを加えて4時間還流した。放冷後、エタノール
を留去し、酢酸エチルおよび希塩酸水溶液を加え
て振とうした。有機層を水洗後、乾燥および濃縮
して3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン
−2,4−ジオン36.3gを油状物として得た(収
率71%)1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.28(6H,m)、2.66(2H,m)、3.44(4H,m)、
4.32(2H,m) 参考例 4 1−エチルペピリジン−2,4−ジオン 3−カルボエトキシ−1−エチルピペリジン−
2,4−ジオン36.0gに10%塩酸水溶液300mlを
加え、40分間還流した。放冷後、クロロホルムで
抽出を行つた。クロロホルム層を水洗後、乾燥お
よび濃縮して1−エチルピペリジン−2,4−ジ
オン16.6gを薄黄色油状物として得た(収率70
%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、2.64(2H,t,J=7
Hz)、3.36(2H,s)、3.54(4H,m) 参考例 5 1−エチル−3−メトキシメチレンピペリジン
−2,4−ジオン 1−メチルピペリジン−2,4−ジオン8.3g
にオルド酸メチル11gと無水酢酸20mlを加えて7
時間還流した。放冷後、過剰のオルトギ酸メチル
と無水酢酸を減圧で留去した。得られた褐色残渣
をクーゲルロール装置で減圧蒸留(0.5mmHg、浴
温200〜250℃)して、1−エチル−3−メトキシ
メチレンピペリジン−2,4−ジオン2.7gを結
晶として得た(収率25%)。結晶を酢酸エチルと
ヘキサンの混合溶媒から再結晶化して針状結晶を
得た。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、8ppm) 1.20(3H,m)、2.64(2H,t,J=7Hz)、 3.50(4H,m)、4.12(3H,s)、7.86(1H,2本の
s) 実施例 1 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−エチル−
5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロピ
リド〔4,3−d〕ピリミジン 水酸化ナトリウム0.23gのエタノール溶液に1
−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩1.56
gにを加えて得られた懸濁液に1−エチル−3−
メトキシメチレンピペリジン−2,4−ジオン
1.07gを加えて2時間還流した。エタノールを留
去後、水を加えてクロロホルムを抽出した。クロ
ロホルム層を乾燥後、濃縮して2−(−4−ベン
ジルピペラジノ)−6−エチル−5−オキソ−5,
6,7,8−テトラヒドロピリド〔4,3−d〕
ピリミジン1.4gを得た。(収率69%)。 融点:128〜130℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、2.50(4H,m)、 2.94(2H,t,J=8Hz)、3.55(6H,m)、3.92
(4H,m)、7.32(5H,m)、8.92(1H,s) 実施例 2 6−エチル−5−オキソ−2−ピペラジノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド〔4,3
−d〕ピリミジン 2−(−4−ベンジルピペラジノ)−6−エチル
−5−オキソ−5,6,7,8−テトラヒドロピ
リド〔4,3−d〕ピリミジン0.70gをエタノー
ル20mlに溶解し、10%Pd−炭素を加えて水素雰
囲気下60℃で4時間撹拌した。放冷後、過して
触媒を除き、液を濃縮して6−エチル−5−オ
キソ−2−ピペラジノ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロピリド〔4,3−d〕ピリミジン0.50gの
結晶を得た(収率96%)。結晶を酢酸エチルを用
いた侵漬によつて精製した。 融点:205〜210℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7Hz)、3.00(6H,m)、 3.60(4H,m)、3.94(4H,m)、8.84(1H,s) 参考例 6 4−クロロ−2−エトキシメチレンアセト酢酸
エチル 4−クロロアセト酢酸エチル10g(60.7mmol)
とオルトギ酸エチル18g(121mmol)、無水酢酸
25g(245mmol)を110℃で3hr加熱撹拌した後、
減圧下に過剰のオルトギ酸エチルと無水酢酸を留
去し残査をヘキサンから再結晶して針状晶の固体
を12.1g得た(収率90%)。 融点86.5℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.35(3H,t,J=7Hz)、1.44(3H,t,J=7
Hz)、4.30(2H,q,J=7Hz)、4.33(2H,q,
J=7Hz)、4.56(2H,s)、7.88(1H,s) 赤外線吸収スペストル(KBr錠剤、cm-1) 2900、2830、1686、1670、1575、1250、1018 参考例 7 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエス
テル 1−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩
9.7g(36.4mmol)とTF185mlの懸濁液に、
NaOH1.5gをH2O15mlに溶かした液を加えて中
和する。 その後4−クロロ−2−メトキシメチレンアセ
ト酢酸エチル8g(36.4mmol)をTHF200mlに
溶かした液を20℃で滴下し、滴下終了後1時間同
温度で撹拌する。撹拌終了後エーテル300mlを加
え、水洗を3回行い、有機層を無水MgSO4で乾
燥したのち溶媒を減圧下に留去し、淡黄色の目的
物を11.8g得た(収率86.7%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.37(3H,t,J=7Hz)、2.51(4H,t,J=7
Hz)、3.75(2H,s)、3.97(4H,t,J=6Hz)、
4.34(2H,q,JK7Hz)、4.88(2H,s)、7.32
(5H,s)、8.87(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(Neat、cm-1) 2873、2780、1706、1582、1526、1445、1350、
1250、1090、1000、742、696 実施例 3 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステ
ル2.25g(6mmol)をエタノール10mlに溶かし、
30%NH4OH水溶液10ml(59mmol)を20%で加
え12時間撹拌した。反応液を10%NaHCO3水溶
液に注ぎ、CHCl3で抽出後溶媒を留去して残渣を
トルエンから再結晶した。 収量 0.70g(収率38%) 融点 172℃1 H−NMRスペクトル(DMSO−d6溶液、δppm) 2.45(4H,t,J=6Hz)、3.50(2H,s)、3.83
(4H,t,J=6Hz)、4.20(2H,s)、7.30(5H,
s)、8.20(1H,br.s)、8.57(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール、cm-1) 2900、1715、1674、1607、1562、1218、1145、
730、720 実施例 4 2−ピペラジノ−5−オキソ−5,6−ジヒド
ロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔4,−d〕ピリ
ミジン1.6g(5.18mmol)と10%Pd/C0.16g、
AcOH30mlを60℃で加熱しながらH2をバブリン
グさせた。1時間後溶媒を留去し、10%
HaHCO3aqに懸濁させて不溶部を口取し、乾燥
して0.75gの目的物を得た(収率66%、抽状物)。1 H−NMRスペクトル(DMSO−d6溶液、δppm) 2.80(4H,br.s)、3.24(1H,br.s)、3.78(4H,br.
s)、4.23(1H,s)、8.18(1H,br.s)、8.58(1H,
s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3210、3100、2920、2880、1700、1612、1260、
1150、980 実施例 5 6−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン 4−クロロメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)ピリミジン−5−カルボン酸エチルエステ
ル1.0g(2.7mmol)をエタノール10mlに溶かし、
70%エチルアミン水溶液5g(59mmol)を20℃
で加え、2hr撹拌し、さらに80℃で0.5hr撹拌し
た。 反応終了後、反応液を水に注ぎ、10%
HaHCO3水溶液中で中和してエーテル抽出した
のち、有機層を乾燥後溶媒を留去し、残渣をトル
エン/ヘキサンから再結晶した(収量0.82g、収
率91%)。 融点 159.2℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.22(3H,t,J=7Hz)、2.50(4H,t,J=6
Hz)、3.55(2H,s)、3.59(2H,q,J=7Hz)、
3.93(4H,t,J=6Hz)、4.18(2H,s)、7.32
(5H,s)、8.64(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール、cm-1) 2900、1666、1624、1566、1280、1148、1000、
975、795、733 同様にして、次の2化合物を得た。 6−メチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン 収率 94% 融点 178〜179℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.52(4H,m)、3.15(3H,s)、3.58(2H,s)、
3.96(4H,m)、4.20(2H,s)、7.36(5H,m)、
8.65(1H,s)、 赤外線吸収スペクトル(CHCl3、cm-1) 1685、1618、1522、1350 6−イソプロピル−2−(4−ベンジルピペ
ラジノ)−5−オキソ−5,6−ジヒドロ
(7H)ピロロ〔3,4−d〕ピリミジン 収率 39% 融点 173〜174℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.25(6H,d,J=7Hz)、2.52(4H,m)、3.58
(2H,s)、3.96(4H,m)、4.16(2H,s)、4.64
(1H,sept.,J=7Hz)、7.36(5H,m)、8.66
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CDCl3、cm-1) 1680、1618、1530、1345. 実施例 6 6−エチル−2−ピペラジノ−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 6−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
5−オキソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ
〔3,4−d〕ピリミジン1.5g(4.45mmol)と
10%Pd/C0.15gをAcOH20mlに溶かし、80℃で
H2をバブリングさせて1時間反応を行つた。 反応終了後、Pd/Cを過しAcOHを減圧下
に留去し、残渣をクロロホルムに溶かして10%
NaHCO3水溶液で中和した。その後有機層を無
水MgSO4で乾燥し、溶媒を留去して残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフイーで精製した(収
量0.50g、収率45%)。 融点 58.5℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.24(3H,t,J=7Hz)、2.12(1H,br,s)、 2.95(4H,br,s)、3.62(2H,q,J=7Hz)、 3.92(4H,br,s)、4.21(2H,s)、8.66(1H,
s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3480、3300、2900、1650、1618、1520、1438、
1236、1160、862 同様にして、次の2化合物を得た。 6−メチル−2−ピペラジノ−5−オキソ−
5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4−d〕
ピリミジン 収率100% 融点176〜177℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.98(4H,m)、3.18(3H,s)、3.96(4H,m)、
4.24(2H,s)、8.70(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CHCl3、cm-1) 1685、1618、1522、1350 6−イソプロピル−2−ピペラジノ−5−オキ
ソ−5,6−ジヒドロ(7H)ピロロ〔3,4
−d〕ピリミジン 収率 96% 融点 161〜162℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.28(6H,d,J=7Hz)、2.96(4H,m)、 3.94(4H,m)、4.18(2H,s)、4.65(1H,sept.,
J=7Hz)、8.70(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(CDCl3、cm-1) 1680、1618、1520、1345 参考例 8 2−ジメチルアミノメチレンシクロヘキサン−
1,3−ジオン シクロヘキサン−1,3−ジオン5.6g
(50mmol)を氷浴下撹拌しながらN,N−ジメ
チルホルムアミドジメチルアセタール11.9g
(100mmol)を滴下しさらに25℃で7時間反応を
行つた。反応混合物中の低沸点物を減圧留去して
得られた残渣を酢酸エチル−ヘキサンから再結晶
すると黄色結晶の目的物が7.7g得られた(収率
92%) 融点:106〜107℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.92(2H,m)、2.47(4H,m)、3.18(3H,s)、
3.40(3H,s)、8.50(1H,s) 実施例 7 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリ 1−アミジノ−4−ベンジルピペラジン硫酸塩
10.73g(40mmol)のエタノール懸濁液(60ml)
の中に水酸化ナトリウム1.6g(40mmol)のエタ
ノール溶液(80ml)次いで2−ジメチルアミノメ
チレンシクロヘキサン−1,3−ジオン6.69g
(40mmol)を加え、4図時間加熱した。室温に
冷却後、溶媒を留去し得られた残渣に水100mlを
加えて酢酸エチル200mlで2回抽出した。酢酸エ
チル層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、酢酸エチルを減圧留去した。得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(溶出溶媒:酢酸エチル/ヘキサン=3/7)で
精製すると、目的物の淡黄色結晶が9.90g得られ
た(収率77%)。 融点:96〜97℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 1665、1590、1530、15151 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.08(2H,m)、2.5(6H,m)、2.80(2H,s)、
3.54(2H,s)、3.96(4H,s)、7.32(5H,s)、
8.83(1H,s) 実施例 8 2−ピペラジノ−5−オキソ−5,6,7,8
−テトラヒドロキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン0.64g
(2mmol)をエタノール30ml、酢酸10mlに溶か
し、10%パラジウム/炭素64ml加えて、50℃で1
時間常圧下水素添加を行つた。室温に冷却後、触
媒を過し、液を減圧留去した。得られた残渣
を酢酸エチルから再結晶すると目的物の淡黄色結
晶が得られた(収率90%)。 融点161〜162℃ 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤、cm-1) 3400(broad),1670、1600、15301 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.10(2H,m)、2.60(2H,m)、2.84(2H,m)、
3.06(4H,m)、4.08(4H,m)、8.85(1H,s) 実施例 9 2−(4−ベンジルピペラジノ−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−テトラヒドロキシイミ
ノキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5−オキソ−
5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン2.6g
(8.07mmol)とヒドロキシルアミン塩酸塩0.67g
(9.64mmol)をメタノール30mlに加え、60℃にて
2hr加熱撹拌した。20℃に冷却し、生じた沈殿を
口取し、2.85gの白色固体を得た(収率95%)。 融点300℃以上(分解)1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.80(2H、m)、2.40〜2.90(8H,m)、3.58(2H,
s)、3.92(4H,J=6Hz)、7.34(5H,s)、8.91
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3150、2920、2444、1618、1582、1510、1500、
1275、1032、955 実施例 10 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−(p−トルエンスルホ
ニル)イミノキナゾリン 2−(4−ベンジルピペラジノ)5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−ヒドロキシイミノキナゾ
リン2g(5.35mmol)とp−トルエンスルホニ
ルクロリド1.6g(8.4mmol)、KOH0.7g
(11mmol)をH2O10ml、アセトン30mlの混合溶
媒に加えて20℃で4hr撹拌した。 反応終了後塩水に注ぎ酢酸エチルで抽出して有
機層を乾固し残渣をシリカゲルクロマトグラフイ
−(溶出溶媒CHCl3−エタノール)で精製して白
色固体1.5gを得た。(収率59%)。 融点 180.6℃1 H−NMRスペクトル 1.68〜1.98(2H,m)、2.44(3H,s)、 2.46〜2.85(8H,m)、3.57(2H,s)、 3.90(4H,t,J=6Hz)、7.26〜7.40(7H,m)、
7.86(1H,s)、7,95(1H,s)、8.69(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 2920、1578、1526、1424、1188、1176、1005、
992 実施例 11 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミ
ド〔5,4−b〕アゼピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6,7,
8−テトラヒドロ−5−(p−トルエンスルホニ
ルイミノキナゾリン1.3g(4mmol)を酢酸30ml
に溶かし、100℃で4hr加熱し、反応終了後酢酸を
留去した。残渣をCHCl3に溶かし、10%
NaHCO3水溶液で中和洗浄後、溶媒を留去して
残渣をトルエンから再結晶し、0.70gの白色固体
を得た(収率79%)。 融点 210.7℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.26〜2.40(4H,m)、2.49(4H,t,J=6Hz)、
2.83(2H,t,J=7Hz)、3.55(2H,s)、3.82
(4H,t,J=6Hz)、7.32(5H,s)、7.83(1H,
s)、7.94(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3150、2900、2830、1660、1595、1346、1010、
982 実施例 12 5−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ
(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミド
〔5,4−b〕アゼピン0.65g(18.4mmol)と60
%NaH0.15g(3.75mmol)をTHF30mlに加え、
30min20℃で撹拌した。その後エチルブロマイド
3g(27.8mmol)を加え、60℃に加熱して5hr反
応した。反応終了後溶媒を留去して残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーで精製し、無色油
状物を0.65g得た(収率92%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.15(3H,t,J=7Hz)、2.16〜2.38(4H,m)、
2.53(4H,t,J=6Hz)、2.74(2H,t,J=
5.5Hz)、2.58(2H,s)、3.80(2H,q,J=7
Hz)、3.87(4H,t,J=6Hz)、7.35(5H,s)、
8.13(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 2920、1657、1589、1444、1250、1000、980 実施例 13 5−エチル−2−ピペラジノ−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミ
ド〔5,4−b〕−アゼピン 5−エチル−2−(4−ベンジルピペラジノ)−
6−オキソ−6,7,8,9−テトラヒドロ
(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼピン0.6g
(2.18mmol)と10%Pd/C0.06gを酢酸30ml、エ
タノール10mlの混合溶媒に加え、水素を通しなが
ら100℃で4hr反応させた。その後Pd/Cを過
して液を乾固し、淡黄色油状物を0.5g得た
(収率100%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.16(3H,t,J=7Hz)、2.21〜2.40(4H,m)、
2.75(2H,t,J=5.5Hz)、2.96(4H,t,J=
6Hz)、3.70〜4.05(6H,m) 赤外線吸収スペクトル(Neat,cm-1) 3460、3300、2940、1650、1595、1445、1128、
984 同様に以下の操作により次の化合物を得た。 2−ピペラジノ−6−オキソ−6,7,8,9−
テトラヒド(5H)ピリミド〔5,4−b〕アゼ
ピン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−6−オキソ−
6,7,8,9−テトラヒドロ(5H)ピリミド
〔5,4−b〕アゼピン0.1g(0.3mmol)と10%
Pd/C0.01gをエタノール20mlに加え、水素雰囲
気下、50℃で4hr反応させた。その後Pd/Cを
別した後液を乾固し、定量的に色色結晶0.074
gを得た。 融点 175〜178℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.2〜2.5(4H,m)、2.7〜3.0(2H,m)、2.94(4H,
t,J,=4.5Hz)、3.81(4H,t,J,=4.5Hz)、
7.00(1H,br,s)、7.98(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(ヌジヨール,cm-1) 1685、1600、1505、1350、1255 実施例 14 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−エチル−6−オキソ(7H)ピロロ
〔2,3−d〕ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−4−クロロピ
リミジン−5−酢酸エチルエステル1.41g
(3.76mmol)、エチルアミン5ml、イソプロパノ
ール20mlの混合物を加圧容器に入れ、120℃で2
時間加熱した。その後減圧下で溶媒を除き、水を
加えクロロホルムで油出した。有機層はMgSO4
で乾燥した後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラム
クロマトで精製することにより標記化合物0.58g
を得た(収率46%)。 融点 110〜113℃ 赤外線吸収スペクトル(CHCl3錠剤,cm-1) 1725、1620、15701 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.25(3H,t,J=7.0Hz)、2.49(4H,t,J=
5.2Hz)、3.37(2H,s)、3.54(2H,s)、3.75
(2H,q,J=7.2Hz)、3.83(4H,t,J=5.2
Hz)、7.31(5H,s)、7.89(1H,s) 同様にして次の2化合物を得た。 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−イソプロピル−6−オキソ(7H)
ピロロ〔2,3−d〕ピリミジン 収率 36% 融点 125〜127℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.48(6H,d,J=7Hz)、2.50(4H,m)、3.36
(2H,s)、3.56(2H,s)、3.82(4H,m)、4.62
(1H,sept.,J=7Hz)、7.33(5H,m)、7.89
(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 1730、1620、1580、1440、1220、1100. 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒド
ロ−7−メチル−6−オキソ(7H)ピロロ〔2,
3−d〕ピリミジン 収率 72% 融点 172〜174℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.50(4H,m)、3.18(3H,s)、3.40(2H,s)、
3.54(2H,s)、3.84(4H,m)、7.34(5H,m)、
7.90(1H,s) 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 1735、1630、1575、1520、1480、1340、1245. 実施例 15 5,6−ジヒドロ−7−エチル−6−オキソ−
2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3−d〕
ピリミジン 2−(4−ベンジルピペラジノ)−5,6−ジヒ
ドロ−7−エチル−6−オキソ(7H)ピロロ
〔2,3−d〕ピリミジン0.54g(1.60mmol)
を、溶媒としてギ酸0.12mlを含むエタノール15ml
を用い、10%パラジウム−炭素0.1gの存在下常
圧で水素添加した。還流4.5時間後、触媒を過
し、エタノールを減圧下留去し、炭酸ナトリウム
水溶液を加え、クロロホルムで抽出する。有機層
をMgSO4で乾燥後、濃縮することにより、標記
化合物0.36gを油状生成物として得た(収率91
%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.27(3H,t,J=7.0Hz)、2.02(1H,br.s)、2.92
(4H,t,J=5.2Hz)、3.40(2H,s)、3.80(6H,
m)、7.91(1H,s) 同様にして次の2化合物を得た。 5,6−ジヒドロ−7−イソプロピル−6−オ
キソ−2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3
−d〕ピリミジン 収率 83% 融点 113〜115℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.52(6H,d,J=7Hz)、2.08(1H,brs)、2.93
(4H,m)、3.40(2H,s)、3.80(4H,m)、4.65
(1H,Sept.,J=7Hz)、7.47(1H,s)、7.93
(1H,s). 赤外線吸収スペクトル(Neat,cm-1) 3330、1725、1622、1575、1440、1220、1110. 5,6−ジヒドロ−7−メチル−6−オキソ−
2−ピペラジノ(7H)ピロロ〔2,3−d〕
ピリミジン 収率 70% 融点 145〜147℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.86(1H,brs)、2.94(4H,m)、3.21(3H,s)、
3.43(2H,s)、3.82(4H,m)、7.93(1H,s). 赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤,cm-1) 3340、1738、1630、1580、1450、1105. 実施例 16 8−エチル−5−オキソ−2−ピペラジノ−
5,6,7,8−テトラヒドロピリド〔2,3
−d〕ピリミジン 8−エチル−5−オキソ−2−メチルチオ−5,
6,7,8−テトラヒドロピリド〔2,3−d〕
ピリミジン(特開昭53−18600に記載の方法で合
成した。)2.5g(11.3mmol)、無水ピペラジン
2.93g(34.0mmol)およびジメチルスルホキシ
ド20mlからなる混合物を120℃で3.5時間、ついで
140℃で6.5時間加熱した。ジメチルスルホキシド
を減圧濃縮し、残渣に水を加え、クロロホルムで
抽出する。有機層をMgSO4で乾燥した後、濃縮
することにより標記化合物3.08gを油状生成物と
して得た(収率90%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 1.20(3H,t,J=7.2Hz)、1.77(1H,s)、2.61
(2H,dd,J=6.6,6.7Hz)、2.90(4H,m)、3.59
(4H,m)、、3.88(4H,m)、8.59(1H,s) 参考例 9 6,9−ジメチル−2−メチルチオ−5−オキ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピ
リミド〔4,5−e〕ジアゼピン N,N′−ジメチル−エチレンジアミン4.58ml
(43.0mmol)、EtOH150ml、Na2CO32.51gの混合
物に4−クロロ−2−メチルチオ−ピリミジン−
5−カルボン酸エチルエステル5.0g
(21.5mmol)のエタノール(50ml)の溶液を50分
間で滴下する。13時間還流した後、エタノールを
減圧留去し、水を加え、クロロホルムで抽出し
た。有機層は、乾燥後、濃縮し、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフイーで精製することによ
り、標記化合物3.55gを得た(収率69%)。 融点 153〜155℃1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.52(3H,s)、3.13(3H,s)、3.23(3H,s)、
3.63(4H,ABqualt.)、8.72(1H,s) 実施例 17 6,9−ジメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)−5−オキソ−5,6,7,8−テトラ
ヒドロ(9H)ピリミド〔4,5−e〕ジアゼ
ピン 6,9−ジメチル−2−メチルチオ−5−オシ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピリ
ミド〔4,5−e〕ジアゼピン1.3g
(5.46mmol)と1−ベンジルピペラジン4g
(22.69mmol)を140〜170℃で28時間撹拌を続け
た。冷却後酢酸エチルを添加し不溶物をろ別し
た。次いで酢酸エチル溶液を濃縮し残渣をカラム
クロマトグラフイーで精製することにより目的と
る赤褐色オイル0.2gを得た(収率10%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 2.47(4H,m)、3.11(3H,s)、3.12(3H,s)、
3.55(6H,m)、3.84(4H,m)、7.32(5H,m)、
8.72(1H,s) 実施例 18 6,9−ジメチル−2−ピペラジノ−5−オキ
ソ−5,6,7,8−テトラヒドロ(9H)ピ
リミド〔4,5−e〕ジアゼピン 6,9−ジメチル−2−(4−ベンジルピペラ
ジノ)−5−オシソ−5,6,7,8−テトラヒ
ドロ(9H)ピリミド〔4,5−e〕ジアゼピン
0.2g(0.5mmol)をエタノール10mlに溶かし、
10%パラジウム/炭素20mgを加えて、還流下2時
間常圧で水素添加を行つた。室温に冷却後、触媒
を過し、液を減圧留去した。得られた残渣を
カラムクロマトグラフイーで精製することにより
目的物が0.1g得られた(収率67%)。1 H−NMRスペクトル(CDCl3溶液、δppm) 3.59(6H,s)、3.27(4H,m)、3.62(4H,brs)、
4.20(4H,m)、8.70(1H,s) 除草剤としての配合例 次に、本発明化合物の除草剤としての配合例に
ついて説明する。なお、数字は重量百分率を示
す。 配合例(水和剤) 本発明の化合物 10% 高級アルコール硫酸エステルナトリウム塩 3% カオリン 87% 以上を均一に混合粉枠して水和剤とする。 発芽前処理試験 内径9cmの磁製ポツトに畑土壌を詰め、アオビ
ユ、コゴメカヤツリを播種した。ただちに1アー
ルあたり所定化合物を含む水和剤を300gを20リ
ツトルの水に分散させ、ポツトの上方から小型噴
霧器で土壌全面にスプレー処理した。処置後21日
間温室に置き、除草効力を調べた。評価基準は、
以下の通りである。 除草効果 5 完全枯死 4 除草効果 大 3 除草効果 中 2 除草効果 小 1 除草効果 微小 0 無効(正常) 結果を表に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() [式中、R1は水素又はアラルキル基であり、Y
は一般式[]ないし[] (式中、aおよびbはそれぞれピリミジン環の4
位および5位と結合することを示し、l1およびl2
は2ないし4の整数を示し、l5は2又は3を示
し、l6は1又は2を示し、l7は2ないし3の整数
であり、R2は水酸基又はトルエンスルホニルオ
キシ基を示し、R3ないしR7は水素又は低級アル
キルを示す。)で表わされる基のいずれかであ
る。]で表わされる2−ピペラジノピリミジン誘
導体。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59186542A JPS6165873A (ja) | 1984-09-07 | 1984-09-07 | 2−ピペラジノピリミジン誘導体 |
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