JPH0524169B2 - - Google Patents

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JPH0524169B2
JPH0524169B2 JP31350887A JP31350887A JPH0524169B2 JP H0524169 B2 JPH0524169 B2 JP H0524169B2 JP 31350887 A JP31350887 A JP 31350887A JP 31350887 A JP31350887 A JP 31350887A JP H0524169 B2 JPH0524169 B2 JP H0524169B2
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JP
Japan
Prior art keywords
aromatic
acid
structural unit
dicarboxylic acid
following structural
Prior art date
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JP31350887A
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English (en)
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JPH01153719A (ja
Inventor
Shigeru Suzue
Masaru Okamoto
Kenichi Tabata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明は溶融重合のみで合成が可能で、低価格
の原料を用いて、耐熱性の良好な成形品を与える
ことができる共重合ポリエステルの製造方法に関
するものである。 <従来の技術> 芳香族ヒドロキシカルボン酸から生成するポリ
エステル単位、芳香族ジオールと芳香族ジカルボ
ン酸から生成するポリエステル単位およびアルキ
レングリコールおよび芳香族ジカルボン酸から生
成するポリエステル単位からなる共重合ポリエス
テルは特開昭51−8395号公報、特開昭58−84821
号公報などに開示されている。 特開昭51−8395号公報および特開昭58−84821
号公報に開示された共重合ポリエステルは、a
芳香族ヒドロキシカルボン酸のアセチル化物、b
芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコールを
縮合してなるポリエステル、c 芳香族ジオール
のアセチル化物、と、d 芳香族ジカルボン酸を
仕込み縮合させる第1の工程とその反応系を減圧
にして高分子量とする第2の工程からなる方法で
製造することが記載されている。 また、特開昭62−41220号公報には(i)芳香族ヒ
ドロキシカルボン酸、(ii)芳香族ジカルボン酸とア
ルキレングリコールを縮合してなるポリエステル
と(iii)極く少量の芳香族ジオールと(iv)無水酢酸を用
い、(ii)と、(i)とを反応させた後、(iii)を加え、(iv)

よりアセチル化することを必須として製造する共
重合ポリエステルの製造方法が開示されている。 <発明が解決しようとする問題点> しかしながら、特開昭51−8395号公報および特
開昭58−84821号公報記載の製造方法では芳香
族ヒドロキシカルボン酸と芳香族ジオールをあ
らかじめ別工程でアセチル化物に誘導することが
必要要であり、ポリマを安価に得ることができな
い。また、特開昭62−41220号公報記載の製造方
法では芳香族ジカルボン酸を共重合していない
ため、耐熱性が低く、分子量の不十分なポリマし
か得られていない。さらに、(iv)無水酢酸を後から
添加するため、反応系の途中で冷却する必要が生
じるため、反応時間が長く、反応操作が繁雑とな
る。 本発明はアセチル化されていないモノマを使用
し、なおかつ耐熱性が良好で熱安定性の高い共重
合ポリエステルを安価に得ることを課題とする。 <問題点を解決するための手段> すなわち、本発明は下記構造単位()を有
する芳香族ヒドロキシカルボン酸、下記構造単
位()を有する芳香族ジカルボン酸とアルキレ
ングリコールを縮合してなるポリエステル、下
記構造単位()を有する芳香族ジオールおよび
下記構造単位()を有する芳香族ジカルボン
酸と無水酢酸とから共重合ポリエステルを製造
する際に、下記構造単位()を有する芳香族
ジカルボン酸の一部または全部を反応系に100〜
290℃で後添加することを特徴とする共重合ポリ
エステルの製造方法である。 HO−Ar1−COOH () (―O−R1−O2C−Ar4−CO)―o () HO−Ar2−OH () HOOC−Ar3−COOH () (ただしAr1〜Ar4は2価の芳香族基、R1は2
価のアルキレン基であり、Ar1〜Ar4は互いに同
一であつても異なつていてもよい。) 本発明で製造する共重合ポリエステルは上記
()、()、()および()から誘導される。
Ar1〜Ar4は2価の芳香族基であり、互いに同一
でも異なつていてもよく、混在することも可能で
ある。好ましく用いられるAr1としては
【式】などが挙げられ、Ar2としては、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】などが挙げられ、特 に4,4′−ビフエニレン基やp−フエニレン基お
よび両者の混合物などが好ましい。 また、好ましく用いられるAr3およびAr4とし
ては、
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】(ただし、 Xは水素原子または塩素原子を表わす)などが挙
げられ、いずれもパラフエニレン基かパラフエニ
レン基と他の基との共存が特に好ましい。 また、R1は2価のアルキレン基であり、特に
(―CH2(―2が好ましい。 本発明で製造する共重合ポリエステルは、芳
香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン
酸とアルキレングリコールを縮合してなるポリエ
ステルと芳香族ジオールからなるポリエステル
原料、または、上記〜および芳香族ジカル
ボン酸のうちの一部からなるポリエステル原料と
無水酢酸とを反応させ、下記構造単位()
を有する芳香族ジカルボン酸の一部または全部を
反応系に100〜290℃で後添加することを必須とし
て製造される。 芳香族ヒドロキシカルボン酸と芳香族ジオ
ールは無水酢酸によるアシル化を経て相当する
芳香族アセトキシカルボン酸および芳香族ジアセ
トキシ化合物となり、一方、芳香族ジカルボン
酸とアルキレングリコールを縮合してなるポリエ
ステルは酸分解を経てポリエステルフラグメント
に誘導される。これらと芳香族ジカルボン酸との
脱酢酸反応により、逐次的に反応し、最終的に高
分子量ポリマとなると考えられる。 なお、固体の多分散系の状態で一部またはすべ
てが固相になるまで重合を行なう方法では、均質
な光学異方性の共重合ポリエステルが得られない
ため、均一溶融状態になるまで重合を行なうこと
が好ましい。 本発明の製造方法において、〜の原料は通
常、、およびの合計100モル%に対して
は5〜95モル%、は5〜95モル%、、は5〜
95モル%の範囲、はに対して0.7〜1.3モル倍
量の範囲で好ましく仕込まれる。 製造するポリエステルの耐熱性の点から、特
に、、およびの計100モル%に対して[
+]は77〜95モル%、は5〜23モル%の範
囲、/のモル比は75/25〜95/5の範囲、
はに対して0.9〜1.1モル倍量の範囲で好ましく
仕込まれる。 ただし、は繰返し単位の平均を分子量とす
る。特にがポリエチレンテレフタレートの場
合、分子量は192.17とする。 また、無水酢酸は出発原料の全ヒドロキシ基に
対して1.0〜1.5倍モル用いられ、1.05〜1.2倍モル
が好ましい。 本発明の製造方法においては芳香族ジカルボ
ン酸は通常、その5重量%以上、好ましくは50重
量%以上を後添加するのが好ましく、100重量%、
すなわち全てを後添加するのが最も好ましい。 本発明の特徴は前記〜のうち、の一部ま
たは全部を後で反応系に添加することにより、前
記〜を一括して仕込む場合に比較して共重合
ポリエステルの加熱時の熱安定性に対して極めて
高い改善効果を示すことにある。 その理由は〜を一括して仕込む場合はお
よびの芳香族ヒドロキシ基が無水酢酸と反応
し、アセチル体となる際にの芳香族ジカルボン
酸が無水酢酸と酸無水物交換反応を生じ、さらに
この無水酢酸が系中のカルボキシル基と酸無水物
交換反応を繰返してポリマ鎖中に酸無水物結合を
生じさせるため、加熱時の安定性が不良になるも
のと思われる。従つて、無水酢酸と芳香族ヒドロ
キシル基のアセチル化反応を先に行なつた後に
の芳香族ジカルボン酸を添加して酸無水物交換反
応を抑制することにより熱安定性が向上したもの
と考えられる。 本発明の製造方法においては上記操作を必須と
すること以外に制限はないが、好ましく製造し得
る方法として、芳香族ヒドロキシカルボン酸と
芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコールを
縮合してなるポリエステルと芳香族ジオールと
無水酢酸を反応容器に仕込み、窒素気流下で80
℃〜290℃、好ましくは100℃〜25℃でアセチル化
反応および初期重合を行なう。アセチル化反応お
よび初期重合が進行し、一定量の酢酸が留出した
段階で、100〜290℃、好ましくは150〜280℃で
芳香族ジカルボン酸を反応系に投入する。さらに
反応を進行させた後、さらに250〜330℃、好まし
くは290〜320℃で真空下で重合してポリマを得
る。なお、この芳香族ジカルボン酸の一部、好
ましくは50重量%以下を〜およびと同様に
あらかじめ反応系に添加せしめることも可能であ
る。 芳香族ジカルボン酸の投入は所定量を確実に
系内に添加させる方法であれば特に限定されない
が、反応系で融解、解重合、共重合などするポリ
エチレンテレフタレートのボトルなどのボリマカ
プセルに封入して添加する方法が確実であり、よ
り好ましい。 また、本発明の方法では、無触媒でも反応が進
行するが、酢酸第1錫、酢酸亜鉛、酢酸アンチモ
ン、三酸化アンチモン、テトラブチルチタネー
ト、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、金属マグネ
シウムなどの金属化合物を添加したほうが好まし
い場合もある。 また本発明で製造する共重合ポリエステルの溶
融粘度は10〜15000ポイズが好ましく、特に20〜
5000ポイズがより好ましい。 なお、この溶融粘度は光学異方性を有する時に
は、(液晶開始温度+40℃)でずり速度1000(1/
秒)の条件下で高化式フローテスターによつて測
定した値である。一方、この共重合ポリエステル
の対数粘度は0.1g/dl濃度、60℃でペンタフル
オロフエノール中で測定可能であり、0.5〜5
dl/gが好ましく、1.0〜3.0dl/gが特に好まし
い。 なお、本発明で製造する共重合ポリエステルを
重縮合する際には前記〜以外に、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン
酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレ
フタル酸などの脂環式ジカルボン酸、1,4−ブ
タンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1,4−シクロヘキサンジ
オール、1,4−シクロヘキサンジメタノールな
どの脂肪族、脂環式ジオールなどを本発明の目的
を損なわない程度の少割合の範囲でさらに共重合
せしめることができる。 かくしてなる本発明の共重合ポリエステルは溶
融重合法のみで高重合度ポリマが得られ、良好な
光学異方性、機械的性質および耐熱性を示し、押
出成形、射出成形、圧縮成形、ブロー成形などの
通常の溶融成形に供することができ、繊維、フイ
ルム、三次元成形品、容器、ホース等に加工する
ことが可能である。 本発明の共重合ポリエステルに対し、ガラス繊
維、炭素繊維、アスベストなどの強化剤、充填
剤、核剤、顔料、酸化防止剤、安定剤、可塑剤、
滑剤、離型剤および難燃剤などの添加剤や他の熱
可塑性樹脂を添加して、所望の特性を付与するこ
とができる。 なお、このようにして得られた成形品は、熱処
理によつて、強度を増加させることができ、弾性
率をも増加させることができることもある。この
熱処理は、成形品を不活性雰囲気(例えば窒素、
アルゴン、ヘリウムまたは水蒸気)、または酸素
含有雰囲気(例えば空気)中でポリマの融点以下
の温度で熱処理することによつて行なうことがで
きる。この熱処理は緊張下であつてもなくてもよ
く、数十分〜数日の間で行なうことができる。 <実施例> 以下に、実施例により本発明をさらに説明す
る。 実施例 1 攪拌装置を備えた重合用試験官にp−ヒドロキ
シ安息香酸51.79g(0.376モル)、4,4′−ジヒド
ロキシビフエニル9.31g(0.05モル)固有粘度が
約0.6のポリエチレンテレフタレート14.41g
(0.075モル)無水酢酸53.34g0.522モル)を仕込
み、150℃で1.5時間反応させた。この間約0.3c.c.
の酢酸留出が観測された。それからテレフタル酸
8.31g(0.050モル)を系中に投入し、1時間に
50℃の速度で昇温し、300℃まで昇温させた。250
℃付近でテレフタル酸ユニツトを含有した昇華物
が少量観察された。次に300℃で1時間かけて0.5
mmHg間で減圧させ、さらに1時間重合し、反応
を完結させた。 得られたポリマのペンタフルオロフエノール中
0.1g/dl濃度、60℃での対数粘度は1.86dl/g
であつた。このポリマを偏光顕微鏡の試料台にの
せ、昇温して剪断下で光学異方性の確認を行なつ
た結果、液晶開始温度は264℃であり、良好な光
学異方性を示した。このポリマを150℃のオーブ
ンで120時間加熱処理を行なつたところ対数粘度
は1.82dl/gとなり、粘度低下は0.04dl/gと少
なかつた。なお、このポリマの理論構造式は下式
で示される。 l/m/n=75/10/15 実施例2〜3および比較例1〜2 実施例1と同一の原料と反応装置でテレフタル
酸の添加時期を変更するほかは全く実施例1と同
様に反応させた。これらをまとめて表1に示し
た。これらはいずれも熱処理による対数粘度低下
が僅かであつた。比較例1は他の原料と一緒にテ
レフタル酸を仕込んだ例であり、250℃付近で観
測されるテレフタル酸ユニツトを含有した昇華物
も本発明の実施例と比較すると多量であつた。ま
た対数粘度低下も大きかつた。比較例2では反応
系が300℃に昇温した時点でテレフタル酸を添加
した。この場合得られたポリマ中に未反応のテレ
フタル酸が残つているため不均一なポリマしか得
られなかつた。
【表】 上記の結果から、アセチル化反応が進行した後
にテレフタル酸を添加することで、加熱時の分子
量低下の抑制された共重合ポリエステルが得られ
ることが明らかである。 <発明の効果> 本発明の方法により、耐熱性が良好なポリマを
安価な原料と簡素化された方法で製造することが
可能になつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記構造単位()を有する芳香族ヒドロ
    キシカルボン酸、下記構造単位()を有する
    芳香族ジカルボン酸とアルキレングリコールを縮
    合してなるポリエステル、下記構造単位()
    を有する芳香族ジオールおよび下記構造単位
    ()を有する芳香族ジカルボン酸と無水酢酸
    とから共重合ポリエステルを製造する際に下記
    構造単位()を有する芳香族ジカルボン酸の一
    部または全部を反応系に100〜290℃で後添加する
    ことを特徴とする共重合ポリエステルの製造方
    法。 HO−Ar1−COOH () (―O−R1−O2C−Ar4−CO)―o () HO−Ar2−OH () HOOC−Ar3−COOH () (ただしAr1〜Ar4は2価の芳香族基、R1は2
    価のアルキレン基であり、Ar1〜Ar4は互いに同
    一であつても異なつていてもよい。)
JP31350887A 1987-12-10 1987-12-10 共重合ポリエステルの製造方法 Granted JPH01153719A (ja)

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