JPH05247406A - 塗料用樹脂組成物 - Google Patents

塗料用樹脂組成物

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JPH05247406A
JPH05247406A JP4084596A JP8459692A JPH05247406A JP H05247406 A JPH05247406 A JP H05247406A JP 4084596 A JP4084596 A JP 4084596A JP 8459692 A JP8459692 A JP 8459692A JP H05247406 A JPH05247406 A JP H05247406A
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JP
Japan
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parts
resin emulsion
meth
vinyl
diisocyanate
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Application number
JP4084596A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Koseki
光生 古関
Toshiro Shimada
寿郎 島田
Jun Masui
純 舛井
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車等の車両の耐チッピング性の向上と厚
膜塗装を可能とする塗料用樹脂組成物。 【構成】 カルボキシル基を有するウレタン樹脂エマル
ジョンおよび他の樹脂エマルジョンとオキサゾリン基を
有する架橋剤から成る塗料用樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料用樹脂組成物に関
する。更に詳しくは自動車等の車両の耐チッピング性防
錆塗料用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両のアンダーコート剤は、
防錆性と共に車両の走行中における砂利衝撃による塗膜
損傷を起こさないこと、即ち耐チッピング性が要求され
る。従来耐チッピング性防錆塗料に用いる樹脂組成物と
しては、水分散性アクリル樹脂エマルジョンからなる耐
チッピング用被覆組成物が知られている(例えば特開昭
63−10678号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは、耐チッピング性が不十分であり、且つ厚膜塗装
性等が不十分であるという問題点もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
のない耐チッピング性車両防錆塗料用樹脂組成物を得る
べく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち本
発明は、カルボキシル基を有するウレタン樹脂エマルジ
ョン(A−1)およびオキサゾリン基を有する架橋剤
(B)からなる塗料用樹脂組成物でる。
【0005】本発明において、カルボキシル基を有する
ウレタン樹脂エマルジョン(A−1)としては、例え
ば、高分子ポリオール(a)、水酸基2個以上とカルボ
キシル基1個以上とを有する化合物(b)、有機ポリイ
ソシアネート(c)、並びに、必要により鎖伸長剤
(d)および/または重合停止剤(e)から合成される
ウレタンプレポリマーを、更に塩形成性剤(f)を使用
して、水中に乳化させてなるアニオン性またはカチオン
性自己乳化型エマルジョンが挙げられる。
【0006】本発明において、使用される高分子ポリオ
ール(a)としては、例えばポリエーテルポリオール、
ポリエステルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポ
リカーボネートポリオールおよびポリオレフィンポリオ
ールが挙げられる。ポリエーテルポリオールとしては、
例えばアルキレンオキシド(エチレンオキシド、プロピ
レンオキシド、1,2−ブチレンオキシド、テトラヒド
ロフラン等)を重合または共重合して得られるものが挙
げられる。ポリエーテルポリオールの具体例としては、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン(ブロック
またはランダム)グリコール、ポリオキシエチレン−ポ
リテトラメチレンエーテルグリコール(ブロックまたは
ランダム)、ポリテトラメチレンエーテルグリコールな
どが挙げられる。
【0007】ポリエステルポリオールとしては、例えば
脂肪族ジカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、セバチン
酸、グルタル酸、アゼライン酸等)および/または芳香
族ジカルボン酸(イソフタル酸、テレフタル酸等)等の
ジカルボン酸類と、2価アルコール類(エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−
ジヒドロキシメチルシクロヘキサン等)とを重縮合させ
たものが挙げられる。ポリエステルポリオールの具体例
としては、ポリエチレンアジペートジオール、ポリブチ
レンアジペートジオール、ポリヘキサメチレンアジペー
トジオール、ポリネオペンチルアジペートジオール、ポ
リエチレン/ブチレンアジペートジオール、ポリ−3−
メチルペンタンアジペートジオール、ポリブチレンイソ
フタレートジオール等が挙げられる。
【0008】ポリラクトンポリオールの具体例として
は、ポリカプロラクトンジオール、ポリカプロラクトン
トリオール、ポリ−3−メチルバレロラクトンジオール
等が挙げられる。ポリカーボネートポリオールの具体例
としては、ポリヘキサメチレンカーボネートジオール等
が挙げられる。ポリオレフィンポリオールの具体例とし
ては、ポリブタジエングリコール、ポリイソプレングリ
コール、これらの水素化物等が挙げられる。これら
(a)として例示したものは2種以上併用してもよい。
これら高分子ポリオール(a)として例示したもののう
ち好ましいものは、ポリエーテルポリオール、ポリエス
テルポリオール、ポリラクトンポリオール、およびポリ
カーボネートポリオールである。高分子ポリオール
(a)の数平均分子量は通常300〜5,000、好ま
しくは500〜3,000である。
【0009】水酸基2個以上とカルボキシル基1個以上
とを有する化合物(b)としては、例えばジメチロール
酢酸、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪酸等
のジメチロールアルカン酸が挙げられ、好ましいものは
ジメチロールプロピオン酸である。(b)の量は、カル
ボキシル基としてウレタンプレポリマー中に0.5〜5
重量%、好ましくは1〜3重量%になる量である。カル
ボキシル基の量が0.5重量%以下では安定なエマルジ
ョンが得にくく、5重量%を越すと親水性が高くなるた
めに、エマルジョンの粘度が著しく高くなり、また塗膜
の耐水性を低下させる。
【0010】有機ポリイソシアネート(c)としては、
例えば炭素数(NCO基中の炭素を除く)2〜12の脂
肪族ジイソシアネート、炭素数4〜15の脂環式ジイソ
シアネート、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネ
ートおよび炭素数6〜20の芳香族ジイソシアネート、
脂肪族ジイソシアネートまたは脂環式ジイソシアネート
から誘導されるイソシアヌレートおよびビーレット変性
ポリイソシアネートが挙げられる。脂肪族ジイソシアネ
ートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジ
ンジイソシアネート等が、脂環式ジイソシアネートとし
ては、シクロヘキシルメタンジイソシアネート、イソホ
ロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシアネー
ト、水素化トリレンジイソシアネート、水素化キシリレ
ンジイソシアネート等が、芳香族ジイソシアネートとし
ては、トリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’
−テトラメチルキシリレンジイソシアネート、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート等が挙げられる。これ
らは2種以上併用してもよい。これらのうち好ましいも
のは脂肪族ジイソシアネートおよび脂環式ジイソシアネ
ートであり、特に好ましいものはヘキサメチレンジイソ
シアネート、シクロヘキシルメタンジイソシアネートお
よびイソホロンジイソシアネートである。脂肪族ジイソ
シアネートまたは脂環式ジイソシアネートから誘導され
るイソシアヌレートおよびビューレット変性ポリイソシ
アネートも同様に好ましいものとして使用することがで
きる。
【0011】必要により使用される鎖伸長剤(d)とし
ては低分子ポリオールおよびポリアミンが挙げられる。
低分子ポリオールとしては、例えば上記ポリエステルポ
リオールの原料として挙げたグリコールおよびそのアル
キレンオキシド低モル付加物(数平均分子量500未
満)、ビスフェノールのアルキレンオキシド低モル付加
物(数平均分子量500未満)、3価アルコール(グリ
セリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン等)およびそのアルキレンオキシド低モル付加物(数
平均分子量500未満)が挙げられる。ポリアミンとし
ては、脂肪族ポリアミン(エチレンジアミン、N−ヒド
ロキシエチルエチレンジアミン、テトラメチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン
等)、脂環族ポリアミン(4,4’−ジアミノジシクロ
ヘキシルメタン、1,4−ジアミノシクロヘキサン、イ
ソホロンジアミン等)、芳香環を有する脂肪族ポリアミ
ン(キシリレンジアミン、α,α,α’,α’−テトラ
メチルキシリレンジアミン等)、芳香族ポリアミン
(4,4’−ジアミノジフェニルメタン、トリレンジア
ミン、ベンヂジン、フェニレンジアミン等)等が挙げら
れる。これらは2種以上併用してもよい。鎖伸長剤
(d)の量は上記高分子ポリオ−ル(a)に対して通常
30.0重量%以下、好ましくは0.5〜20.0重量
%である。
【0012】さらに必要により用いられる重合停止剤
(e)としては、低分子モノアルコール(メタノール、
ブタノール、シクヘキサノール等)、アルキルモノアミ
ン(モノ−およびジ−エチルアミン、モノ−およびジ−
ブチルアミン等)、アルカノールアミン(モノ−および
ジ−エタノールアミン等)等が挙げられる。
【0013】塩形成剤(f)としては、トリアルキルア
ミン類(トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリイ
ソプロピルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−
n−ブチルアミン等)、N−アルキルモルホリン類(N
−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン等)、N−
ジアルキルアルカノールアミン類(N−ジメチルエタノ
ールアミン、N−ジエチルエタノールアミン等)等が挙
げられる。これらは2種以上併用してもよい。これら等
のうち好ましいものは、トリアルキルアミンであり、特
に好ましいものはトリエチルアミンである。これら塩形
成剤(f)の添加量は、使用する(b)のカルボキシル
基1当量に対して、通常0.3〜1.0当量好ましくは
0.4〜0.8当量である。
【0014】ウレタン樹脂エマルジョン(A−1)は有
機溶媒の存在下または非存在下で上記(a)、(b)、
(c)必要により(d)および/または(e)をワンシ
ョト法または多段法により反応させてカルボキシル基含
有ポリウレタン樹脂を形成させ、(f)にて中和後また
は中和しながら水と混合して分散体となし、必要により
溶剤を除去することによって調整され、平均粒子径0.
001〜1.0μm程度の自己乳化型ポリウレタン樹脂
の水性分散体である。ポリウレタン形成反応は通常20
〜150℃、好ましくは50〜120℃で行われる(但
し、アミンを反応させる場合は通常80℃以下、好まし
くは0〜60℃で行われる)。反応を促進させるため、
通常のウレタン化反応に用いられるアミン系あるいは錫
系の触媒[具体的にはジオクチル錫ジマレート、ジブチ
ル錫ジラウレート、オクチル酸第一錫、ジブチル錫オキ
シド、ビス(トリ−n−ブチル錫オキシド)等]を使用
してもよい。また、溶媒を使用する場合は水溶性で水と
同程度以下の沸点を有するものが特に好ましい(具体的
には、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン、およびこれら2種以上併用してもよ
い)。
【0015】オキサゾリン基を有する架橋剤(B)とし
ては、オキサゾリン基を通常2個以上有する化合物であ
り、具体例としてはオキサゾリン基を有するアクリルス
チレン系エマルジョン型高分子架橋剤[例えば、高分子
架橋剤エポクロスKシリーズ(日本触媒化学株式会社
製)]が挙げられる。
【0016】樹脂エマルジョン(A−2)としては、ア
クリル樹脂系エマルジョン、酢酸ビニル樹脂エマルジョ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジョン、ポ
リエステル樹脂系エマルジョン、アクリレート系ラテッ
クスおよびスチレンブタジエン系ラテックス等が挙げら
れる。アクリル樹脂系エマルジョンは、アクリル樹脂粒
子が水性媒体中に均一に分散してなるもので、分散安定
剤の水溶液中でアクリル系単量体と公知の重合用触媒を
用いてエマルジョン重合することによって得られる。分
散安定剤としては、例えばポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル等のノニオン系界面活性剤、ポリオキシ
エチレンアルキルアリルエーテル硫酸エステル塩等のア
ニオン系界面活性剤および酸価が20〜150程度で数
平均分子量5,000〜30,000程度のアクリル樹
脂等の水溶性樹脂等が用いられる。エマルジョン重合に
使用されるアクリル系単量体としては、炭素数1ないし
14の脂肪族アルコールの(メタ)アクリレ−ト、例え
ばメチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリ
レート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、2−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メ
タ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、デシル(メ
タ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ト
リデシル(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)ア
クリレート、直鎖もしくは分岐の天然もしくは合成(オ
キソ法、チーグラー法等)アルコールの(メタ)アクリ
レート;脂環式アルコールの(メタ)アクリレート例え
ばシクロヘキシル(メタ)アクリレート等、芳香族アル
コールの(メタ)アクリレート例えばベンジル(メタ)
アクリレート等が挙げられる。これらのうち好ましいも
のは、炭素数1ないし10の脂肪族アルコールの(メ
タ)アクリレートであり、特に好ましいものは、炭素数
1ないし8の脂肪族アルールの(メタ)アクリレートで
ある。これら2種以上併用してもよい。
【0017】これらのアクリル系単量体には他の共重合
性単量体を併用することができ、かかる単量体として
は、反応性の官能基を有する単量体、例えばカルボキシ
基を有するビニル単量体[(メタ)アクリル酸、クロト
ン酸、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸等];ヒドロ
キシル基を有するビニル単量体[ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシルプロピル(メタ)アク
リレート等];アミド基を有するビニル単量体[(メ
タ)アクリルアミド等];エポキシ基を有するビニル単
量体[グリシジル(メタ)アクリレート等];メチロー
ル基を有するビニル単量体[N−メチロールアクリルア
ミド等]等のモノエチレン性不飽和単量体が挙げられ
る。これら例示したものは2種以上併用してもよい。ま
た、非反応性の官能基を有する単量体、例えば芳香族単
量体(スチレン、ビニルトルエン等);アリル基有する
単量体(酢酸アリル等);ニトリル基を有する単量体
[(メタ)アクリロニトリル等];ハロゲン含有のビニ
ルまたはビニリデン系単量体(塩化ビニル、塩化ビニリ
デン等];ビニルエステル系単量体(酢酸ビニル、プロ
ピオン酸ビニル、酪酸ビニル、バーサテイク酸ビニル
等);ビニルエーテル系単量体(ビニルエチルエーテ
ル、ビニルプロピルエーテル、ビニルイソブチルエーテ
ル等)等が挙げられる。これら例示したものは2種以上
併用してもよい。これらのうち好ましいものは、反応性
の官能基を有する単量体では、カルボキシ基を有するビ
ニル単量体、ヒドロキシル基を有するビニル単量体およ
びアミド基を有するビニル単量体であり、特に好ましい
ものはアクリル酸、ヒドロキシエチルアクリレートおよ
びアクリルアミドである。また非反応性の官能基を有す
る単量体では、ビニルエステル系単量体であり、特に好
ましいものは酢酸ビニルおよびプロピオン酸ビニルであ
る。
【0018】酢酸ビニル樹脂エマルジョンは上記のビニ
ルエステル系単量体を用いて、公知の乳化剤(ジオクチ
ルスルホサクシネートソーダ等)、保護コロイド(部分
鹸化ポリビニールアルコール等)、触媒(過酸化水素
等)、促進剤(重炭酸ナトリウム等)、調整剤(アセト
アルデヒド等)および水を用いてエマルジョン重合によ
って得られる。
【0019】エチレン酢酸ビニル共重合樹脂系エマルジ
ョンの製法の一例は次の特許に見られ[西独特許112
7085(1962)、特開昭38−8988号報]、
官能基としてカルボキシル基を有するものが好ましく、
市販のものが使用できる。
【0020】ポリエステル樹脂系エマルジョンとして
は、高分子量ポリエステルであって下記(1)〜(4)
で示される官能基を側鎖に少なくても1種以上有する高
分子量ポリエステルを水中に分散して得られる樹脂系エ
マルジョンが挙げられる。 (1)COOX (2)SO3X (3)P=O(O
X)2 (4)OH (XはH、アルカリ金属、アルカリ土類金属または有機
アミンを示す)
【0021】アクリレート系ラテックスおよびスチレン
ブタジエン系ラテックスは、官能基としてカルボキシル
基を有するものが好ましく、市販のものが使用できる。
【0022】本発明の車両防錆塗料用樹脂組成物は、樹
脂系エマルジョン(A−1)、(B)および(A−2)
を主成分とするもので、この組成物を用い公知の方法で
塗料化したものを、自動車等の車両の電着塗装鋼板、メ
ッキ塗装鋼板および上塗り面の部位に塗布するものであ
る。
【0023】本発明の組成物を構成する各成分の配合割
合はウレタン樹脂エマルジョン(A−1)の固形分10
0重量部を基準として、他の樹脂エマルジョン(A−
2)の使用量は通常10〜90重量部(固形分)、好ま
しくは20〜80重量部(固形分)である。10重量部
未満では厚膜塗装後の焼付けでワキ、ピンホールが発生
し、90重量部を越えると耐チッピング性が悪くなる。
オキサゾリン基を有する架橋剤(B)の使用量はウレタ
ン樹脂エマルジョン(A−1)および/または他の樹脂
エマルジョン(A−2)に含有されているカルボキシル
基、水酸基、スルホン酸基およびリン酸基の当量に対し
て通常0.3〜5.0当量、好ましくは0.5〜4.0
当量である。0.3当量未満では耐チッピング性が悪く
なり、5.0当量を越えると焼付け塗膜が脆くなり、耐
チッピング性が悪くなる。
【0024】本発明の組成物を塗料として使用する場合
通常充填剤を含有させる。充填剤としては、従来より用
いられているものが使用できる。例えば、タルク、炭酸
カルシウ−ム、硅藻土、マイカ、カオリン、硫酸バリウ
ム、グラファイト、アルミナ、酸化鉄、酸化チタン、シ
リカ等の粉状のものが用いられる。着色顔料としては、
カーボンブラック、クロム酸金属塩、リン酸金属塩、メ
タホウ酸金属塩等を含有させることもできる。更に、必
要により各種顔料分散安定剤、増粘剤、レベリング剤、
消泡剤等も含有させることもできる。
【0025】本発明の車両防錆塗料用樹脂組成物を電着
塗装鋼板、メッキ塗装鋼板および中、上塗り面への部位
に塗布する方式としては、エアーレス方式、スプレイ方
式、浸漬方式、ロールコート方式、刷毛塗り等の方式が
挙げられる。
【0026】本発明の車両防錆塗料用樹脂組成物の上記
塗装面に対する塗布膜厚は通常0.1〜2mmである。
その後熱処理を行うが、その場合の温度は通常80〜1
20℃、時間は20〜40分である。
【0027】
【実施例】以下、試験例により本発明を更に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。試験例中
の部は重量部である。 試験例1 (1)内容量2Lのガラス製耐圧フラスコにポリカプロ
ラクトンジオール335部(ユニオンカーバイト日本社
製:TONE−0210、分子量830)、エチレング
リコール7.6部、ジメチロールプロピオン酸22部、
シクロヘキシルメタンジイソシアネート235部、メチ
ルエチルケトン400部およびジブチル錫ジラウレート
0.05部を仕込んだ。攪拌下系内を窒素ガスで置換し
た後、徐々に90℃まで加熱し、その後90℃で5時間
反応させてNCO含量1.7%のメチルエチルケトン希
釈プレポリマーを得た。その後50℃まで冷却して、ト
リエチルアミン10部を仕込み、50℃で1時間4級化
反応を行った。別に準備した3Lのガラス製セパラブル
フラスコに40℃の温水814部を仕込攪拌下、上記で
得られたメチルエチルケトン希釈プレポリマー900部
を徐々に滴下して乳化し、その後50℃で3時間鎖伸長
反応を行った。その後、ガスクロマトグラフにてメチル
エチルケトン含量100ppm以下になるまで減圧下メ
チルエチルケトンを回収して、固形分40%の樹脂エマ
ルジョン(A−1)を得た。 (2)上記の樹脂エマルジョン(A−1)45部に、他
の樹脂エマルジョン(A−2)のアクリル共重合樹脂4
5部(ヘキスト合成社製:モビニールDM772、固形
分46%)および架橋剤としてオキサゾリン化合物を含
む高分子架橋剤15部(日本触媒社製:K−1010
E、固形分40%)を混合した。 (3)上記混合物を公知の方法にて塗料化および減圧脱
泡を行い、PWC80%、NV70%の塗料を作成し
た。 (4)カチオン型電着塗装鋼板に該塗料を塗布厚さ0.
3〜0.5mmになるように塗布し、25℃で15分間
風乾したのち、90℃で30分加熱処理を行ったとこ
ろ、密着性の極めて良好な塗膜が得られた。更にこのも
のを40℃温水に10日間浸漬したあとの密着性はほと
んど変化しなかった。
【0028】試験例2 試験例1(1)で使用したポリカプロラクトンジオール
335部をポテトラメチレングリコール(三菱化成社
製、PTMG−1000、分子量1000)318部お
よびエチレングリコール7.6部を1−6ヘキサンジオ
ール24.7部に置き換えた以外試験例1と同様に行っ
て塗料を作成した。
【0029】試験例3 試験例1(2)で使用した樹脂エマルジョン(A−2)
のアクリル共重合樹脂45部をカルボキシ基を有するエ
チレン酢酸ビニル共重合体エマルジョン45部(電気化
学社製:デンカEVA39、固形分53%)に置き換え
た以外試験例1と同様に行って塗料を作成した。
【0030】試験例4 試験例1(2)で使用した樹脂エマルジョン(A−2)
のアクリル共重合樹脂45部を官能基含有ポリエステル
エマルジョン45部(高松油脂社製:ペスレジン360
A、固形分30%)に置き換えた以外試験例1と同様に
行って塗料を作成した。
【0031】比較試験例1 試験例1(2)で使用した樹脂エマルジョン(A−1)
のウレタン樹脂エマルジョン45部をアクリル共重合樹
脂39部(ヘキスト合成社製:モビニールDM772、
固形分46%)に置き換えた以外試験例1と同様に行っ
て塗料を作成した。
【0032】比較試験例2 試験例1(2)で使用した樹脂エマルジョン(A−1)
のウレタン樹脂エマルジョン45部をスチレンブタジエ
ン系ラテックス45部(日本ゼオン社製:NipolL
X−432A、固形分41%)に置き換えた以外試験例
1と同様に行って塗料を作成した。
【0033】比較試験例3 試験例1(2)で使用した樹脂エマルジョン(B)のオ
キサゾリン化合物を含む高分子架橋剤15部(日本触媒
社製:K−1010E、固形分40%)を使用しない以
外試験例1と同様に行って塗料を作成した。試験例お
よび比較試験例の塗料〜の塗膜特性を評価した結果
を表1に記載した。
【0034】
【表1】
【0035】(注)性能評価項目 XA:焼付け後のフクレ、ヒビ割れ発生の有無 XB:耐チッピング性、初期衝撃試験(−20℃)デュ
ポン、6mm(1/4inch)、1Kg、50cm XC:40℃×10日温水浸漬後衝撃試験(−20℃)
デュポン、6mm(1/4inch)、1Kg、50c
m XD:塩水噴霧300時間後衝撃試験(−20℃)デュ
ポン、6mm(1/4inch)、1Kg、50cm XE:マロン機械安定性試験、荷重10Kg、回転数1
000rpm×5分間 樹脂残渣%、5%以下良好、5〜10%やや良好、10
%以上不良
【0036】
【発明の効果】本発明は下記の効果を奏する。 (1)本発明の組成物は、耐チッピング性および耐水後
の耐チッピング性が優れており、且つ厚膜塗装性を可能
とするものである。 (2)従来、この用途に使用される樹脂エマルジョン系
耐チッピング紡錆塗料用樹脂組成物は前記の性能が不充
分であったものを改良したものである。 (3)塗料焼付け温度を従来のものより、30〜50℃
程度下げることが可能である。そのため塗料焼付けの際
の熱エネルギーが大幅に削減されるため工業的メリット
は非常に大きい。 (4)本発明の車両防錆塗料用樹脂組成物は自動車のア
ンダーコ−ティング剤としても使用可能で、従来の塩ビ
プラスチゾル組成物系アンダーコ−ティング剤等で問題
となっている自動車廃車(焼却)時の塩素ガス発生によ
る地球環境の汚染(酸性雨)に対しても効果が期待され
る。 (5)本発明の車両防錆塗料用樹脂組成物は接着剤、シ
ーラント、塗料等として各種工業用途に応用できるが、
特に自動車の下塗りにカチオン電着塗装およびメッキ塗
装が施された自動車車体のボディーシーラー、アンダー
コーティング、燃料タンク等の防錆塗料用樹脂組成物と
して有用である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基を有するウレタン樹脂エ
    マルジョン(A−1)およびオキサゾリン基を有する架
    橋剤(B)からなる塗料用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 更に、他の樹脂エマルジョン(A−2)
    を含有する請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2のいずれか記載の組成物か
    らなる車両防錆塗料用樹脂組成物。
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