JPH05274652A - 磁気記録媒体及び該磁気記録媒体を装填した磁気テープカセット - Google Patents
磁気記録媒体及び該磁気記録媒体を装填した磁気テープカセットInfo
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Abstract
り返し走行による擦傷が少なく、表面電気抵抗が低く、
樹脂ガイドと摺動してドロップアウト増や擦傷を生じな
い磁気記録媒体を得る。 【構成】磁性層表面の表面電気抵抗が109 Ω/sq以
下であり、少なくとも3種の粒子を含む非磁性支持体表
面に200nm以上400nm未満の高さの突起を1000
個以上/0.1mm2 有し、400nm以上700nm未満の
突起が1000個以下/0.1mm2 有し、かつ700nm
以上の高さの突起が50個以下/0.1mm 2 有する複数
の磁性層を有する磁気記録媒体であり、またそのような
磁気記録媒体を少なくとも1つの樹脂ガイドを装備した
テープカセット内に装填した磁気テープカセット。
Description
変換特性と耐久性に優れた磁気記録媒体に関する。更に
詳しくは、テープ走行時の擦傷や、摩耗粉が少なく、そ
れらの摩耗粉や粉塵がテープに付き難くドロップアウト
発生が極めて少ない磁気記録媒体に関するものである。
またこのような磁気記録媒体を装填した磁気テープカセ
ットに関する。
高画質、高音質の要請が高い。この要請に答えるために
磁気記録媒体はこれまで強磁性粉末の微粒子化、磁気記
録媒体の高密度化が進められてきた。また、磁気記録媒
体が大量に消費されてきて、メディアとして大量に消費
されるようになってくるとより安価でできることが要求
される。その技術として重層化が上げられる。それは上
層で高画質用の特性をもたせ、下層で高音質用の特性を
もたせるため適切な強磁性粉末が使用でき高密度化に有
利であるからである。また重層化は、その層によって適
性な材質を使えるために安価なコストで作製できる特徴
も同時にもつ。現在、電磁変換特性を上げるために磁性
層表面の面性を上げる方法が有効とされている。
性は、磁気記録媒体が一定レベル以上の良好な走行性能
を有しているとの前提の上で評価されるべき性質のもの
であり、従って、磁気記録媒体においては、良好な走行
性能を確保するために磁性層表面やバック層面の摩擦係
数が小さいことが必要となる。すなわち現在磁気記録媒
体に要求されていることは優れた電磁変換特性を有す
ること、優れた走行耐久性を有すること、優れた生
産性を有することの3点があげられる。
け平滑にすることが必要であり、そのためには磁性層を
塗布する側のベース面は非常に平滑であることが要求さ
れる。特に重層構成の磁性層の場合は第1磁性層(以
下、下層ということもある)の表面性がテープ全体の表
面性を決定するために下層の表面性に大きな影響を与え
るベースの表面性は重要であり平滑であることが必要で
ある。
に、バック面の摩擦係数を低くすることが必要である。
通常走行性能はテープ磁性層面とヘッドやシリンダー等
との摺動、バック面はデッキ内部のポールやガイド等と
の摺動特性で決定される。摩擦係数が高いとステイック
スリップや張り付きなどの問題が発生する。そこで磁性
層表面では磁性層中や層上に潤滑剤を添加することが知
られている。又バック面については単に支持体表面がそ
のままガイドやポールに摺動すると良好な摩擦係数が得
られないためバック面の表面凹凸を増したり、バックコ
ート層を設けたりすることが知られている。しかし、あ
まりにバック面の表面凹凸が大きいとその粗さが磁気テ
ープが巻かれた時に磁性面に転写し、電磁変換特性を劣
化させることがあった。従ってバック面には磁性層面に
転写するほどの表面粗さは有さず、かつ、良好な走行性
能を確保できるだけの適度な表面粗さは必要であった。
を単に重層にするだけでなく、バック層を設けなくても
良好な走行耐久性が得られることが要求された。従来特
開昭63−175222号ではフィラーに2種の球形シ
リカを用い、且つ突起の状態をある程度以上密にするこ
とにより、ベースの突起の変形を防ぎ、摩擦係数を一定
に保ち、電磁変換特性も劣化させないベースが提案され
た。しかし、このようなベースを用いてその上に重層の
磁性層を形成すると、2つの異なった大きさのフィラー
を入れるためにベース面が充分平滑にならず、そのため
下層の磁性層の平滑性が十分でなく、その凹凸が増幅さ
れて上層には粗な磁性層が形成された。そのため磁性層
面側では思ったほど電磁変換特性が改良されないと共に
バック面側ではところどころに点在する大きなフィラー
が削られ、耐久性が劣化しやすかった。従ってバックコ
ートなしでベース表面をそのままバック面として使用す
ることもできなかった。
た磁性層がすぐれた電磁変換特性を示すと共に、バック
面では良好な走行耐久性を有し、かつバックコート層を
設けなくても良好な走行耐久性を有する、生産性の高い
磁気記録媒体を提供することを目的としてポリエチレン
テレフタレートベースの表面に第1磁性層及び第2磁性
層をこの順に設けてなる磁気記録媒体において、前記ポ
リエチレンテレフタレートベースが平均粒子径0.5〜
0.7μm、標準偏差が0.1μm以下の分布を持つ不
活性無機粒子を含み、前記ポリエチレンテレフタレート
ベースの表面の中心線平均粗さ(Ra)が16nm以下で
あり、かつ突起密度(Ds)が0.7μm以上の突起に
おいて6000個/mm2 以上(すなわち0.1mm2 あた
り60個以上)であることを特徴とする磁気記録媒体を
提案した(特開平2−193313)。
求がますます高まっており、電磁変換特性の改良、特に
強磁性体の微粒子化、高密度化が進められ、更に磁気テ
ープの表面を平滑化することでノイズをさげC/Nをあ
げることが要求され前述の提案では常に十分満足すべき
結果が得られるとは限らなかった。表面が平滑になると
摩擦係数が大きくなり走行耐久性に不利になる。摩擦係
数が大きいと繰り返し走行により磁性層、バック面がダ
メージを受け、擦傷や摩耗粉を生じ磁性層に付着しドロ
ップアウトの発生を起こす。また、テープの帯電性が大
きいと走行中に粉塵や摩耗粉を磁性層面に付着させドロ
ップアウトの原因となりやすい。安定な走行性、繰り返
し使用によるドロップアウトの増加を防ぐためには、磁
性層やバック面の摩擦係数が低くカセット内の機構部品
やデッキ内のガイドピンとの摺動によりダメージを受け
にくいことと、テープの帯電性が低いことが必要であ
る。そのような要求に対し従来は、バック面の摩擦係数
を下げるため、バック面の表面性を粗くすること、帯電
性を下げるためには、磁性層にカーボンブラックを含有
させることが行われている。しかしながらバック面を粗
くすることは、巻取られた時にバック面の粗さが磁性層
面に写り磁性層表面性を劣化させ電磁変換特性を低下さ
せる。また、カーボンブラックは、非磁性粉体であるた
め混入量を多くすると磁気特性が低下し電磁変換特性を
低下させることになる。従って電磁変換特性と摩擦係数
を下げること、帯電性を下げることを両立させることは
困難であった。それらを両立させる手段としては、バッ
ク面にカーボンブラック等を含有した、バックコート層
を設けることが提案されている。しかし、両立効果は不
十分であり、特に最近使用されているカセット内の樹脂
ガイドピンとの摺動性が悪いことが問題として上げられ
ている。
換特性に優れ、バック面の摩擦係数が低く、繰り返し走
行により擦傷、摩耗粉の発生が少なくかつテープ帯電性
が低く、粉塵や走行により生じた磨耗粉がテープに付着
することにより発生するドロップアウトが少ない磁気記
録媒体を提供することにある。特に本発明は樹脂ガイド
を装備したテープカセットに本発明の磁気テープを装填
することにより良行な走行性を示す磁気テープカセット
を提供することにある。
一面にのみ下層とその上に上層磁性層を設けた少なくと
も2層以上の複数の層を有する磁気記録媒体において前
記磁気記録媒体の磁性層を設けた一面の表面電気抵抗
(Rs)が109 Ω/sq以下であり、前記非磁性支持
体は少なくとも3種の粒子を含み、前記磁気記録媒体の
他面は200nm以上400nm未満の高さの突起を0.1
mm2 あたり1000個以上有し、400nm以上700nm
未満の高さの突起が0.1mm2 あたり1000個以下有
し、かつ700nm以上の高さの突起を0.1mm2 あたり
50個以下有する非磁性支持体表面であることを特徴と
する磁気記録媒体に関する。
の粒子が平均粒径0.3〜0.8μmの不定形の粒子
と、平均粒径0.3〜0.8μmの粒状乃至球状の粒子
と、平均粒径0.2μm以下の粒状乃至球状の粒子であ
ることを特徴とする磁気記録媒体に関し、又本発明は好
ましくは前記少なくとも3種の粒子が平均粒径0.3〜
0.8μmのモース硬度1〜5の粒子と平均粒径0.3
〜0.8μmのモース硬度6以上の無機質粉末と平均粒
径0.2μm以下のモース硬度6以上の無機質粉末であ
ることを特徴とする磁気記録媒体に関する。
も強磁性粉末と結合剤を含む下層磁性層又は少なくとも
非磁性粉末と結合剤を含む下層磁性層であり、前記磁気
記録媒体の磁性層全体の抵磁力が650Oe以上である
ことを特徴とする磁気記録媒体に関し、又更に好ましく
は前記平均粒径0.3〜0.8μmのモース硬度1〜5
の無機粉末がCaCO3 であり、前記平均粒径0.3〜
0.8μmのモース硬度6以上の粒子がSiO2 であ
り、かつ前記平均粒径0.2μm以下のモース硬度6以
上の粒子がAl2 O3 であることを特徴とする磁気記録
媒体に関する。
ープカセットに装填した場合に極めて優れた効果を得る
ことができ、前述の本発明の磁気記録媒体を装填した磁
気テープカセットに関する。すなわち、本発明は非磁性
支持体中に含む粒子を平均粒径、モース硬度、粒子形状
のいづれかが異なる少なくとも3種の粒子を組合せて用
いることにより磁気記録媒体のバック面に相当する非磁
性支持体の特定の突起群を形成し、その巧妙に形成され
た突起によってガイド部材との極めて優れた摺動性を確
保すると共に磁性層表面に支持体と磁性層の重ね合せに
よる表面凹凸の転写を生じないような非磁性支持体の表
面を形成すると共に、磁気記録媒体全体の表面電気抵抗
を低下するすなわち、磁性層表面の表面電気抵抗を10
9 Ω/sq以下とすることにより、バック面側で発生し
やすい帯電を防止し、ドロップアウト増加を顕著に改良
するものである。
子を非磁性支持体中に含むことにあるが、その1つは平
均粒径が0.3〜0.8μmの比較的粒径の大きいモー
ス硬度が1〜5と軟らかく、不定形をした粒子である。
これは軟らかく大きいため、クッションとしての効果を
発揮するもので、樹脂ガイドのような軟らかい材質に対
しても傷つけたりしないものである。不定形とは1個ご
とに形状が違う粒子であり、文字通り形が定まっていな
い粒子である。CaCO3 、CaF2 、CaSO4 、滑
石、有機樹脂粒子などその代表例であり、傷をつけない
という観点で重要な役割を果たす。この粒子は軟らかい
ために例えば金属ガイドのような材質のものに対しては
摩擦係数が上昇する働きがある。
0.8μmと前記不定形の粒子と同じ位の粒径である
が、モース硬度が6以上と比較的硬く、摩擦係数低減や
耐久性、走行性向上に寄与するものである。しかし粒径
が大きく、硬いために例えば樹脂ガイドを傷つけやすい
という欠点があるが、これは粒径のほぼ同じ大きさの軟
らかい不定形粒子と併用することによって解消できると
共に、粒子形状として粒状乃至球状の形状を採用するこ
とにより、更に改良が図れる。具体的にはSiO2、A
l2 O3 、SiC、ジルコニアなどが挙げられる。特に
好ましいのは真球に近いSiO2 の如き粒子である。
以下と微粒子で、モース硬度が6以上と比較的硬く形状
も角を有する粒子、粒状乃至球状の粒子である。硬いた
め耐久性があり、小さいため硬くても樹脂ガイド等に傷
をつけないという効果がある。具体的にはAl2 O
3 (α−Al2 O3 、γ−Al2 O3 )、TiO2 など
が挙げられる。特に好ましいのはα−Al2 O3 の如き
粒子である。これら3種の粒子は平均粒径0.3〜0.
8μmの不定形のモース硬度1〜5の粒子(具体的には
CaCO3 ):平均粒径0.3〜0.8μmの粒状乃至
球状のモース硬度6以上の粒子(具体的にはSi
O2 ):平均粒径0.2μm以下の粒状乃至球状の粒子
(具体的にはAl2 O3 )=5〜30:0.5〜3.
0:1〜5(重量比)であることが好ましい。このよう
に本発明はバック面に相当する非磁性支持体の表面性に
特徴があるとともに下層非磁性層又は下層非磁性層上に
上層磁性層を設けた層構成を特徴とするが、これは単層
磁性層では磁性層にカーボンブラックを多量に入れると
強磁性粉末の充填度が低下し、電磁変換特性が劣化しや
すいが、複数の層構成をとる場合は下層に十分な量のカ
ーボンブラックを入れることができると共に、下層が存
在するために平滑な上層磁性層が得られ、また同時又は
逐次湿潤塗布方式を採用することによって更に平滑性と
生産性を改良することができる。本発明はバック面の走
行性を改良すると共に平滑にしたことにより起こりやす
い帯電の問題を磁性層側の表面電気抵抗を低下させるこ
とにより解決している。
種の粒子を非磁性支持体に含み、特定の突起を有する面
を磁気記録媒体に用いることによって、通常のバック層
を有する製品と同等以上の走行性を有すると共に、バッ
ク層付のものの樹脂ガイドに擦傷を与え、また電磁変換
特性を劣化するという欠点を全く与えないものである。
このような平滑なバック面を形成したことによって帯電
性は比較的上昇しやすいが、この問題を磁性層側特に電
磁変換特性に影響の少ない下層磁性層、下層非磁性層に
カーボンブラックを入れることにより磁気記録媒体の磁
性層面の表面電気抵抗を107 Ω/sq以下とし、解決
できたものである。
性層にカーボンブラックを添加し磁性層の電気抵抗を下
げる方法がある。ただし、前述の様にカーボンブラック
は非磁性粉体であり添加量を多くすると磁気特性が低下
し、電磁変換特性が低下する。しかし重層磁性層の場合
は、下層磁性層のみに添加量を多くし、上層磁性層への
添加は必要最低限または、添加しないことにより電磁変
換特性の低下を防せぎ、帯電性を下げることとの両立が
可能となる。本発明に使用されるカーボンブラックは、
ゴム用ファーネス、ゴム用サーマル、カラー用ブラッ
ク、アセチレンブラック等を用いる事ができる。本発明
に使用されるカーボンブラックの平均粒子サイズは、5
〜100μmが望ましく、更に望ましくは、5〜50μ
mである。100μm以上では、表面電気抵抗を下げる
効果が不十分である。また、カーボンブラックの添加量
は、強磁性粉末に対し5〜50wt%が望ましく、更に望
ましくは、10〜30wt%である。5wt%以下では、表
面電気抵抗を下げる効果が不十分であり、50wt%より
多ければ電磁変換特性の劣化が起きる。これらカーボン
ブラックの市販されている商品名としてはキャボット社
製 バルカンXC−72、BP905、BP800、コ
ロンビアカーボン製 コンダクテックスSC、旭カーボ
ン製 旭#50、#55、#70、#80、三菱化成製
950B、3250B、650B等がある。
ステルフィルムがその代表例であり、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸などの
芳香族ジカルボン酸または、そのエステルとエチレング
リコール、ジエチレングリコール、テトラメチレングリ
コール、ネオペンチルグリコールなどのグリコールとを
重縮合させて得ることのできるポリエステルである。こ
のポリエステルは、芳香族ジカルボン酸とグリコールを
直接重縮合して得られる他、芳香族ジカルボン酸ジアル
キルエステルとグリコールとをエステル交換反応させた
後重縮合させるか、あるいは芳香族ジカルボン酸エステ
ルを重縮合させる方法によって得られる。かかるポリマ
ーの代表的なものとしてポリエチレンテレフタレートや
ポリエチレンナフタレート等がある。
ステルフィルムは、特に好ましくはCaCO3 、SiO
2 、Al2 O3 の粒子を製造時に添加することによりフ
ィルム表面に、特定の高さの突起を特定数持つことを特
徴としている。この突起によりテープの耐久性、削れ性
等が向上する。SiO2 の粒子モース硬度8以上の硬さ
でありSiO2 による突起は、カセットハーフ内の金属
ガイドピンや、デッキ内の金属部材との摩擦係数を下げ
るのに効果があるが、その硬さ故に樹脂性のガイドピン
や、樹脂部材に傷を付けやく、その削れ粉がDOの原因
となる。しかし、CaCO3 の粒子による突起が同時に
存在すれば、CaCO3 の硬さがモース硬度が3程度で
ありクッシヨン材の役目を果たし樹脂部材に対して傷を
つけにくくする。また、それらの粒子よりも小さなAl
2 O3 を添加することによりポリエステルフィルム自体
の耐擦傷性が向上する。CaCO3 、SiO2 によりフ
ィルム表面に形成される突起は、一般に大きさが大きい
ほど、個数は多いほど摩擦係数が下がり削れ性が向上す
るが、フィルムの表面性粗さ(Ra)を劣化させ、電磁
変換特性を劣化させる。そのため、発明者らは、突起分
布と耐久性、電磁変換特性について鋭意検討を重ねた結
果、200〜400nmの高さの突起を1000個/0.
1mm2 以上有し、400〜700nm以上の高さの突起数
を1000個/0.1mm2 以下、さらに望ましくは、5
00個/0.1mm2 以下することにより耐久性と電磁変
換特性が両立することを見いだした。700nm以上の高
さの突起数を50個/0.1mm2 以下とすることが必要
である。突起の高さと個数は、フィルムに添加するCa
CO3 とSiO2 の粒径と添加量によりコントロールさ
れる。SiO2 とCaCO3 の大きさは0.3〜0.8
μmが望ましく0.3μmより小さければ200nm以上
の突起が得られず充分な耐久性が得られず、0.8μm
以上では、400nm以下の突起よりも400nm以上の突
起が多くなる。また、Al2 O3 は、0.2μm以下が
望ましくさらに望ましくは0.1μm下がよい。0.2
μm以上の大きさでは、ベースフィルムの耐擦傷性効果
は少なくなる。磁気記録媒体の非磁性支持体特にポリエ
ステルフィルム表面における摩擦係数は0.30以下が
好ましい。また、本発明に用いるポリエステルフィルム
は、二軸配向熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片側に
上記、無機粒子を含む層を設けたものでもよい。
含有していることは、フィルム面を酸素プラズマエッチ
ング処理(大和科学社製プラズマリアクターにて50
W、O 2 量50ml/min./30分処理)後、フィルム表
層付近の無機粒子のサイズを測定することと、元素分析
を行うことにより確認できる。サイズ測定は、エッチン
グしたフィルム面を走査型電子顕微鏡にて写真撮影し無
機粒子の粒径を測定する(10000倍、10視野平
均)方法、元素分析は、エッチングにより露出した粒子
をフリップス社製、EDAX9800型により測定する
ことができる。
録媒体であり、VHSやβなどのビデオテープのうちス
タンダードタイプやハイグレードタイプに有効である。
通常磁性層の抗磁力(Hc)は650Oe〜850Oe
であり、最大磁束密度(Bm)は1300ガウス〜22
00ガウスであることが好ましい。本発明は、磁気記録
媒体のバック面が極めて平滑で電磁変換特性にも優れて
いるので、特にハイグレードタイプの製品に有効であ
る。
固定ガイド(テープガイド、ガイドピン)又は回転ガイ
ドローラーにより形成される磁気テープカセットに装填
して使用する。ガイド部材としては金属ガイド、樹脂ガ
イドいづれにも適用できる。ガイド部材が樹脂ガイドで
ある時にも擦傷発生等の問題を生じない。金属ガイドと
してはSUSが使われ、樹脂ガイドとしてはPOM(ポ
リオキシメチレン例えばジュラコンM207)、ポリア
セタール、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリスルフォン、ポリフェニレンオ
キサイドなどの樹脂が用いられる。
施態様について説明する。第1図は本考案の一実施態様
であるビデオテープカセットの前方部分の分解斜視図で
ある。第1図に示すビデオテープカセット1はカセット
前方の開口部3の左右両側近傍に、磁気テープTの表面
あるいは裏面と接してテープ走行を案内するテープガイ
ド4、5、6が設けられている。最も前方寄りに設けら
れた比較的太いテープガイド4、及びテープ供給側のリ
ール7に近設された細めのテープガイド5は、下ハーフ
ケース2と一体に形成されている。又、テープ巻き取り
側のリール8に近接して回転可能に設けられた円筒形の
テープガイド6(ガイドローラー)は、例えば、POM
等のプラスチック樹脂を主体とした合成樹脂から成って
いる。
に製造することができる。非磁性支持体上に、下層磁性
層又は下層非磁性層を塗布した後、磁場配向処理、カレ
ンダー処理を行ない、次いで上層磁性層を塗布し、下層
磁性層又は下層非磁性層と同様、磁場配向処理、カレン
ダー処理を行ない、磁性層塗膜を形成させる。しかし特
に好ましいのは Wet on Wet 方式といわれる下層磁性層
又は下層非磁性層が湿潤状態のうちに同時又は逐次で上
層磁性層を設ける方法である。
磁性粉末が結合剤中に分散されてなる層である。本発明
に使用される強磁性粉末には特に制限はない。その例と
しては、γ−Fe2 O3 、Co含有のγ−Fe2 O3 、
Fe3 O4 、Co含有のFe 3 O4 、CrO2 、Co−
Ni−P合金、Fe−Co−Ni合金、等公知の強磁性
粉末を挙げることができる。
とが好ましい。使用する研磨材は特に限定はしないが、
モース硬度6以上のものであり、8以上のものが好まし
い。例えば、MgO(モース硬度6)、Cr2 O3 (モ
ース硬度8.5)、α−Al 2 O3 (モース硬度9)、
γ−Al2 O3 (モース硬度7〜8)、SiC(αまた
はβ、モース硬度9.5)等が挙げられる。粒子径は
0.01〜1.50μmが良く、より好ましくは0.1
0〜0.80μmである。研磨剤の含有量は強磁性粉末
100重量部に対して0.5〜10重量部が好ましく、
より好ましくは1〜5重量部である。必要により種類、
粒子径の異なるものを混合して使用しても差支えない。
上記研磨材は特に上層磁性層に使用されることが好まし
い。
めの結合剤溶液は、樹脂成分と溶剤、そしてさらに必要
に応じて潤滑剤等を含有する結合剤溶液である。樹脂成
分は、従来公知の熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、または
反応型樹脂やこれらの混合物が使用される。樹脂成分の
例としては、塩化ビニル系共重合体(例、塩化ビニル・
酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニル
アルコール共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・アクリ
ル酸共重合体、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、
塩化ビニル・アクリロニトリル共重合体、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、−COOH、−SO3 Na、OSO
3 H、−SO2 Na、−PO3 Na2 、−OPO3 H2
などの極性基およびエポキシ基が導入された塩化ビニル
系共重合体)、ニトロセルロース樹脂などのセルロース
誘導体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、フェノキシ樹
脂、ポリウレタン系樹脂(例、ポリエステルポリウレタ
ン樹脂、−COOH、−SO3 Na、−OSO3 Na、
−SO2 Na、−PO3 H2 、OPO 3 Na2 などの極
性基が導入されたポリウレタン系樹脂、ポリカーボネー
トポリウレタン樹脂)を挙げることができる。また、硬
化剤を使用する場合、通常は、ポリイソシアネート化合
物が用いられる。ポリイソシアネート化合物は、通常ポ
リウレタン系樹脂等の硬化剤成分として使用されている
もののなかから選択される。また、電子線照射による硬
化処理を行なう場合には、反応性二重結合を有する化合
物(例、ウレタンアクリレート)を使用することができ
る。
ては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、エチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、
酢酸グリコールモノエチルエーテル等のエステル類;エ
ーテル、グリコールジメチルエーテル、ジオキサン等の
グリコールエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類;メチレンクロライド、エチレン
クロライド、四塩化炭素、クロロホルム、エチレンクロ
ルヒドリン、ジクロルベンゼン等の塩素化炭化水素等を
挙げることができ、これらの溶媒は単独または混合して
用いることができる。特に好ましくは、ケトン類などの
極性溶媒もしくは極性溶媒を含む溶媒である。
バインダー溶液とともに均一に混練、分散する。この混
練、分散は、二本ロールミル、三本ロールミル、オープ
ンニーダー、加圧ニーダー、連続ニーダー等を用いて前
分散し、次いでサンドグラインダー、ボールミル等で後
分散する方法が一般に利用される。磁性塗料中には、公
知技術に従って、潤滑剤、分散剤、などの各種の添加剤
のうち任意のものを目的に応じて添加してもよいことは
勿論である。
ドクターコート、ブレードコート、ロッドコート、押出
しコート、エアナイフコート、スクイズコート、含浸コ
ート、リバースロールコート、トランスフアーロールコ
ート、グラビヤコート、キスコート、キャストコート、
スプレイコート、スピンコートその他の方法が利用でき
る。これまでに本発明の磁気記録媒体の製造方法を、上
下二層系について述べてきたが、上記指定の性質を保持
する二層の磁性層を含む限り、磁性層は全体として三層
以上であっても良い。
非磁性粉末を結合剤に分散させた下層非磁性層を設けた
ものでもよい。下層非磁性層に用いる非磁性粉末として
はTiO2 、Al2 O3 、α−Fe2 O3 、カーボンブ
ラックまたはこれらの組合せが使用できる。
中の「部」との表示は、「重量部」を示すものである。 実施例1 下層用塗布液 コバルト変性磁性体 100部 (Hc:690Oe、SBET 30m2/g) 塩化ビニル系樹脂 10部 (日本ゼオン製;カルボキシル基含有「400X110A」 ポリウレタン(大日本インキ製;C−7209) 5部 ポリイソシアネート化合物 10部 (日本ポリウレタン製;コロネートL) カーボンブラック 15部 (コロンビア製;コンダクテックスSC) ステアリン酸(工業用) 1部 secブチルステアレート 1部 メチルエチルケトン 200部 上層用塗布液 コバルト変性磁性体 100部 (Hc:760Oe、SBET 40m2/g) 塩化ビニル系樹脂 10部 (日本ゼオン製;「400X110A」 ポリウレタン(大日本インキ製;C−7209) 5部 ポリイソシアネート化合物 10部 (日本ポリウレタン製;コロネートL) カーボンブラック 1部 ステアリン酸(工業用) 1部 secブチルステアレート 1部 メチルエチルケトン 200部 上記組成物をオープンニーダーで混練後、サンドミルにて分散して下層用塗布 液、上層用塗布液を得た。得られた塗布液をポリエチレンテレフタレートフィル ム(A)の表面に重層塗布し、磁場配向処理、乾燥、及びスーパーカレンダー処 理を行ない、1/2吋にスリットしたビデオテープを作成した。 ポリエチレンテレフタレートA1 CaCO3 (0.7μ)/SiO2 (0.5 μ)/Al2 O3 (0.1μ)含有 バック面200〜400nmの突起数 1515個 400nm以上の突起数 612個
した以外実施例1と同様に処理した。 実施例3 実施例1の下層磁性層のカーボンブラックが25重量部
とした以外は実施例1と同様に処理した。 実施例4 実施例1の下層磁性層のカーボンブラックが30重量部
とした以外は実施例1と同様に処理した。 実施例5 実施例1のポリエチレンテレフタレートA1 が、ポリエ
チレンテレフタネートA2 ;200〜400nmの突起数
2010個、400nm以上の突起数700個である支持
体を用いた以外は同様に処理した。 実施例6 実施例1のポリエチレンテレフタレートA1 が、ポリエ
チレンテレフタネートA2 ;200〜400nmの突起数
1050個、400nm以上の突起数450個である支持
体を用いた以外は同様に処理した。 実施例7 実施例1のポリエチレンテレフタレートA1 が、ポリエ
チレンテレフタネートA2 ;200〜400nmの突起数
1030個、400nm以上の突起数300個である支持
体を用いた以外は同様に処理した。 実施例8 実施例1の上層磁性層のカーボンブラックが5重量部で
ある以外は同様に処理した。 比較例1 実施例1の下層磁性層のカーボンブラックが1重量部で
ある以外は同様に処理した。 比較例2 実施例1の下層磁性層のカーボンブラックが1重量部で
あり、上層磁性層のカーボンブラックが15重量部であ
る以外は同様に処理した。 比較例3 実施例1の下層磁性層のみ(単層)にした以外は実施例
1と同様に処理した。 比較例4 実施例1の上層磁性層のみ(単層)にした以外は実施例
1と同様に処理した。 比較例5 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートB:CaCO3 (0.7μ)/SiO2
(0.5μ)含有したものである以外は実施例1と同様
に処理した。 比較例6 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートC:CaCO3 (0.7μ)/Al2 O
3 (0.05μ)含有したものである以外は同様に処理
した。 比較例7 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートD:CaCO3 (0.7μ)を用いた以
外は同様に処理した。 比較例8 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートE:フィラーなしを用いた以外は同様に
処理した。 比較例9 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートF:CaCO3 (1.0μ)/SiO2
(1.0μ)/Al2 O3 (0.05μ)含有/200
〜400nm突起数600個 400nm以上の突起数1500個 を用いた以外は同様に処理した。 比較例10 実施例1ポリエチレンテレフタレートAがポリエチレン
テレフタレートG:CaCO3 (0.05μ)/SiO
2 (0.05μ)/Al2 O3 (0.1μ)含有/バッ
ク面200〜400nmの突起数300個 400nm以上の突起数 150個 を用いた以外は同様に処理した。 比較例11 実施例1のバック面にバックコート層(カーボンブラッ
ク含有)を設ける以外は同様に処理した。 実施例9 実施例1の下層磁性層のコバルト変性磁性体が下記の非
磁性粉体にした以外は実施例1と同様にした。 TiO2 (結晶性リチル) ・平均一次粒子径 0.035μ/40m2/g ・pH7 ・TiO2 含有量 90%以上 ・DPB吸油量27〜38g/100g ・表面処理剤 Al2 O3
(株)製)にてカットオフ0.08mmで測定し、平均中
心線と平衡な面でベース面をスライスした断面積が70
%の高さを基準面としてそこからの高さを突起高さとし
た。 2)磁性層の表面電気抵抗 デジタル表面電気抵抗メーターTR−8611A(タケ
ダ理研(株)製)にて下記条件で測定した。 測定環境 23℃70%RH 測定サンプルの幅、長さ 1/2インチ×1/2インチ 3)金属ガイド摩擦係数(μ1 )(金属ガイド:SUS
305) 試料のバック面と金属ガイドピンとを50gの張力(T
1 )、巻き付け角180°で接触させ、330mm/秒の
速度で走行させるために必要な張力(T2 )を測定し
た。測定環境23℃70%RH この測定値より、下記式に基づき摩擦係数μ1 を計算し
た。 μ=1/π1n(T2 /T1 ) 4)樹脂ガイド摩擦係数(μ2 )(樹脂ガイド:POM
ジュラコンM207) 1)の金属ガイドピンを樹脂ガイドに替え同様にμ2 を
計算した。 5)金属ガイド擦傷性 1)の500パス後のバック面の擦傷を観察し下記判定
を行なった。 良好(傷がほとんど無い)・・・○ やや良好 △ 悪い × 6)樹脂ガイド摩擦性 2)の500パス後のバック面の擦傷を観察し下記判定
を行なった。 良好(傷がほとんど無い)・・・○ やや良好 △ 悪い × 7)DO増加 DO(15μ)を測定後(初期DO)VHSタイプビデ
オテープレコーダーNV8200(松下電器産業(株)
製)にてFF→REWを100パス繰り返し走行後のD
Oを測定し初期DOとの差をDO増加とした。 8)電磁変換特性 VHSタイプビデオテープレコーダーNV8200(松
下電器(株)製)により基準信号を記録再生しノイズメ
ーター925C(シバソク(株)製)により測定。基準
試料を0dBとして、各試料のS/Nを求めた。得られ
た結果を表1に示した。
変換特性とも良好であった。Rsが範囲より大きいとD
O増加が劣り、5×109 Ω/sqで×レベルであっ
た。(実施例1〜3、比較例1、2) 第一層のRsを下げることにより磁性層全層Rsを下げ
たものは、第二層のRsを下げたものと比べ電磁変換特
性が良好であり、第一層によりRsを下げたほうが望ま
しい。(実施例1と実施例8) 第一層のRsが、6×103 Ω/sq(カーボン30
部)では電磁変換特性が△レベルであった。第一層のカ
ーボン量は、30部以下が望ましい。(実施例4) ポリエステルフィルムの無機粒子と表面突起の効果 本発明による無機粒子を使用し、本発明のよる突起数を
有するものは、金属ガイドμ値、擦傷性、樹脂ガイドμ
値、擦傷性、DO増加とも良好であった。特に、400
nmの突起が少ないものは、電磁変換特性が良好であっ
た。(実施例1、4、5、6、7) 本発明の無機粒子が3種類ないものは、突起数が本発明
範囲でも金属ガイド、樹脂ガイドのμ値、擦傷性、DO
増加が悪かった。(比較例5、6、7) 無機粒子のないものは、突起数も少なくなり金属ガイ
ド、樹脂ガイドのμ値、擦傷性、DO増加が悪かった。
(比較例8) CaCO3 、SiO2 粒子が本発明より大きいものは、
突起分布が本発明の範囲外になり、Y−S/Nが悪かっ
た。(比較例9) CaCO3 、SiO2 粒子が本発明より小さいものは、
突起分布が本発明の範囲以外になり、、金属ガイド、樹
脂ガイドのμ値、擦傷性、DO増加が悪かった。(比較
例10) 単層 実施例1の第一磁性層のみでは、電磁変換特性が悪かっ
た。(比較例3) 実施例1の第二磁性層のみでは、DO増加が悪かった。
(比較例3) バックコート付き 本発明に対し樹脂ガイドμ値、擦傷性が悪かった。(比
較11)
記録媒体であってバック面に当る非磁性支持体の表面に
微細な突起を多く、粗大な突起を少なくし、かつ磁気記
録媒体の磁性層面の表面電気抵抗を109 Ω/sq以下
となることによりドロップアウト(DO)増加がなく。
かつ電磁変換特性に優れている。そしてこのような磁気
記録媒体を樹脂ガイドを装備した磁気テープカセットに
装填してもDO増加や電磁変換特性の劣化は生じない。
ットの前方部分の分解斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 非磁性支持体の一面にのみ下層とその上
に上層磁性層を設けた少なくとも2層以上の複数の層を
有する磁気記録媒体において前記磁気記録媒体の磁性層
を設けた一面の表面電気抵抗(Rs)が109 Ω/sq
以下であり、前記非磁性支持体は少なくとも3種の粒子
を含み、前記磁気記録媒体の他面は200nm以上400
nm未満の高さの突起を0.1mm2 あたり1000個以上
有し、400nm以上700nm未満の高さの突起が0.1
mm2 あたり1000個以下有し、かつ700nm以上の高
さの突起を0.1mm2 あたり50個以下有する非磁性支
持体表面であることを特徴とする磁気記録媒体。 - 【請求項2】 前記少なくとも3種の粒子が平均粒径
0.3〜0.8μmの不定形の粒子と、平均粒径0.3
〜0.8μmの粒状乃至球状の粒子と、平均粒径0.2
μm以下の粒状乃至球状の粒子であることを特徴とする
請求項1記載の磁気記録媒体。 - 【請求項3】 前記少なくとも3種の粒子が平均粒径
0.3〜0.8μmのモース硬度1〜5の粒子と平均粒
径0.3〜0.8μmのモース硬度6以上の無機質粉末
と平均粒径0.2μm以下のモース硬度6以上の無機質
粉末であることを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒
体。 - 【請求項4】 前記下層が少なくとも強磁性粉末と結合
剤を含む下層磁性層又は少なくとも非磁性粉末と結合剤
を含む下層磁性層であり、前記磁気記録媒体の磁性層全
体の抗磁力が650Oe以上であることを特徴とする請
求項1〜3記載の磁気記録媒体。 - 【請求項5】 前記平均粒径0.3〜0.8μmのモー
ス硬度1〜5の無機粉末がCaCO3 であり、前記平均
粒径0.3〜0.8μmのモース硬度6以上の粒子がS
iO2 であり、かつ前記平均粒径0.2μm以下のモー
ス硬度6以上の粒子がAl2 O3 であることを特徴とす
る請求項3記載の磁気記録媒体。 - 【請求項6】 テープ走行経路が固定ガイド又は回転ガ
イドローラーにより形成される磁気テープカセットにお
いて前記固定ガイド又は前記回転ガイドローラーのうち
少なくとも1つが樹脂ガイドにより形成され、かつカセ
ット内に非磁性支持体の一面にのみ下層とその上に上層
磁性層を設けた少なくとも2層以上の複数の層を有する
磁気記録媒体の磁性層を設けた一面の表面電気抵抗(R
s)が109 Ω/sq以下であり、前記非磁性支持体は
少なくとも3種の粒子を含み、前記磁気記録媒体の他面
は200nm以上400nm未満の高さの突起を0.1mm2
あたり1000個以上有し、400nm以上700nm未満
の突起が0.1mm2 あたり1000個以下有し、かつ7
00nm以上の突起を0.1mm2 あたり50個以下有する
非磁性支持体である磁気記録媒体を装填したことを特徴
とする磁気テープカセット。
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