JPH0527632B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527632B2 JPH0527632B2 JP3208584A JP3208584A JPH0527632B2 JP H0527632 B2 JPH0527632 B2 JP H0527632B2 JP 3208584 A JP3208584 A JP 3208584A JP 3208584 A JP3208584 A JP 3208584A JP H0527632 B2 JPH0527632 B2 JP H0527632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trans
- compound
- ethyl acetate
- epoxysuccinic acid
- ester
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Epoxy Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なトランス−エポキシコハク酸誘
導体に関する。
導体に関する。
本発明の目的は、
一般式
(式中、Rは炭素数が1〜6個の、直鎖または分
枝状アルキル基である。)で表わされる化合物
(以下、化合物と称する。)の合成に有利な合成
中間体を提供することにある。
枝状アルキル基である。)で表わされる化合物
(以下、化合物と称する。)の合成に有利な合成
中間体を提供することにある。
化合物はチオールプロテアーゼ阻害作用を有
しており、たとえばエチル(2S、3S)−3−
〔(S)−3−メチル−1−(3−メチルブチルルカ
ルバモイル)ブチルカルバモイル〕オキシラン−
2−カルボキシレート(以下、化合物Aと称す
る。)は、特にチオールプロテアーゼ阻害作用に
優れ、医薬として有望な化合物である。
しており、たとえばエチル(2S、3S)−3−
〔(S)−3−メチル−1−(3−メチルブチルルカ
ルバモイル)ブチルカルバモイル〕オキシラン−
2−カルボキシレート(以下、化合物Aと称す
る。)は、特にチオールプロテアーゼ阻害作用に
優れ、医薬として有望な化合物である。
化合物は特開昭55−115878号公報に記載の方
法に準じて合成することができる。
法に準じて合成することができる。
たとえば、化合物を代表する化合物Aは、下
記の方法により合成することができる。
記の方法により合成することができる。
すなわち、L−トランス−エポキシコハク酸モ
ノエチルエステルとL−ロイシルイソアミルアミ
ドをN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド
とN−ヒドロキシコハク酸イミドを用いて縮合す
るか、またはL−トランス−エポキシコハク酸モ
ノエチルエステルを酸クロリドに導いた後、塩基
の存在下、L−ロイシルイソアミルアミドと縮合
することにより化合物Aを得る。
ノエチルエステルとL−ロイシルイソアミルアミ
ドをN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド
とN−ヒドロキシコハク酸イミドを用いて縮合す
るか、またはL−トランス−エポキシコハク酸モ
ノエチルエステルを酸クロリドに導いた後、塩基
の存在下、L−ロイシルイソアミルアミドと縮合
することにより化合物Aを得る。
しかしながら、これらの合成法は、N,N′−
ジシクロヘキシルウレアまたはエポキシ環の開環
成績体などを副生するため、高純度の化合物を
得るには数度の再結晶かまたはカラムクロマトグ
ラフイーによる精製を必要とし、工業的合成法と
しては適当ではない。
ジシクロヘキシルウレアまたはエポキシ環の開環
成績体などを副生するため、高純度の化合物を
得るには数度の再結晶かまたはカラムクロマトグ
ラフイーによる精製を必要とし、工業的合成法と
しては適当ではない。
本発明者らは、化合物の工業的合成法につい
て鋭意研究した結果、トランス−エポキシコハク
酸パラニトロフエニルアルキルエステルを合成中
間体として利用することにより化合物を高純度
且つ高収率で、容易に合成できることを見出し、
本発明を完成した。
て鋭意研究した結果、トランス−エポキシコハク
酸パラニトロフエニルアルキルエステルを合成中
間体として利用することにより化合物を高純度
且つ高収率で、容易に合成できることを見出し、
本発明を完成した。
本発明の目的化合物は、
一般式
(式中、Rは前記と同義である。)で表わされる
トランス−エポキシコハク酸誘導体(以下、化合
物と称する。)である。
トランス−エポキシコハク酸誘導体(以下、化合
物と称する。)である。
化合物は、
一般式
(式中、Rは前記と同義である。)で表わされる
トランス−エポキシコハク酸モノアルキルエステ
ル(遊離の酸、以下、化合物と称する。)また
はその反応性誘導体(たとえば、混合酸無水物、
活性エステル、活性アミド、酸無水物、酸アジ
ド、酸ハライドなど)とパラニトロフエノールと
を、有機溶媒中、冷却下または室温下、好ましく
は−30〜30℃で反応させることによつて合成する
ことができる。
トランス−エポキシコハク酸モノアルキルエステ
ル(遊離の酸、以下、化合物と称する。)また
はその反応性誘導体(たとえば、混合酸無水物、
活性エステル、活性アミド、酸無水物、酸アジ
ド、酸ハライドなど)とパラニトロフエノールと
を、有機溶媒中、冷却下または室温下、好ましく
は−30〜30℃で反応させることによつて合成する
ことができる。
化合物を使用する場合にはN,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド、水溶性カルボジイミ
ド、N−エトキシカルボニル−2−エトキシ−
1,2−ジヒドロキノリンなどの縮合剤を使用す
ることが好ましい。
ロヘキシルカルボジイミド、水溶性カルボジイミ
ド、N−エトキシカルボニル−2−エトキシ−
1,2−ジヒドロキノリンなどの縮合剤を使用す
ることが好ましい。
前記有機溶媒は、本反応に関与しないものであ
ればよいが、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、
アセトン、クロロホルム、ジクロルメタン、アセ
トニトリル、N,N′−ジメチルホルムアミド単
独またはこれらの混合溶媒を使用することが望ま
しい。
ればよいが、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、
アセトン、クロロホルム、ジクロルメタン、アセ
トニトリル、N,N′−ジメチルホルムアミド単
独またはこれらの混合溶媒を使用することが望ま
しい。
本発明の目的化合物である化合物を出発原料
として使用することにより、チオールプロテアー
ゼ阻害物質として有用な化合物を、容易に高純
度且つ高収率で合成することができる。
として使用することにより、チオールプロテアー
ゼ阻害物質として有用な化合物を、容易に高純
度且つ高収率で合成することができる。
以下、実施例および参考例を挙げて本発明を具
体的に説明する。
体的に説明する。
実施例 1
L−トランス−エポキシコハク酸モノエチルエ
ステル10.0gを酢酸エチル55mlに溶解し、氷冷下
パラニトロフエノール8.69gを加えて撹拌した。
これにN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド12.9gを酢酸エチル26mlに溶解した液を4〜5
℃に保ちながら滴加し、ひきつづき同温度で3時
間、更に室温で1時間反応させた。
ステル10.0gを酢酸エチル55mlに溶解し、氷冷下
パラニトロフエノール8.69gを加えて撹拌した。
これにN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド12.9gを酢酸エチル26mlに溶解した液を4〜5
℃に保ちながら滴加し、ひきつづき同温度で3時
間、更に室温で1時間反応させた。
反応後析出したN,N′−ジシクロヘキシルウ
レアを別し、液を減圧下に濃縮した。得られ
た残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から結晶
化させ、L−トランス−エポキシコハク酸パラニ
トロフエニルアルキルエステル14.1gを得た。
レアを別し、液を減圧下に濃縮した。得られ
た残渣を酢酸エチル−n−ヘキサン混液から結晶
化させ、L−トランス−エポキシコハク酸パラニ
トロフエニルアルキルエステル14.1gを得た。
m.p. 86〜87℃
PMR(DMSO−d6、δppm):1.26(3H、t、J=
8Hz)、4.06(1H、d、J=2Hz)、4.08(1H、
d、J=2Hz)、4.24(2H、q、J=8Hz)、
7.58(2H、d、J=8Hz)、8.36(2H、d、J=
8Hz) IRνKBr nax(cm-1):1755、1735、1515、1340、1305、
1195、1170、1020、860、855 元素分析値C12H11NO7として 理論値(%):C51.24、H3.95、N4.98 測定値(%):C51.38、H3.95、N5.05 〔α〕20 D=+114.8゜(C=1.00、CH3COOC2H5) 実施例 2 L−トランス−エポキシコハク酸モノエチルエ
ステル1.60gを酢酸エチル10mlに溶解し、室温で
チオニルクロリド1.31gを酢酸エチル5mlに溶解
した液を滴加した。ひきつづき反応液を1時間加
熱還流した後、氷冷し、パラニトロフエノール
1.39gおよびトリエチルアミン2.02gを酢酸エチ
ル10mlに溶解した液を滴加し、氷冷下で30分、更
に室温で2.5時間反応させた。
8Hz)、4.06(1H、d、J=2Hz)、4.08(1H、
d、J=2Hz)、4.24(2H、q、J=8Hz)、
7.58(2H、d、J=8Hz)、8.36(2H、d、J=
8Hz) IRνKBr nax(cm-1):1755、1735、1515、1340、1305、
1195、1170、1020、860、855 元素分析値C12H11NO7として 理論値(%):C51.24、H3.95、N4.98 測定値(%):C51.38、H3.95、N5.05 〔α〕20 D=+114.8゜(C=1.00、CH3COOC2H5) 実施例 2 L−トランス−エポキシコハク酸モノエチルエ
ステル1.60gを酢酸エチル10mlに溶解し、室温で
チオニルクロリド1.31gを酢酸エチル5mlに溶解
した液を滴加した。ひきつづき反応液を1時間加
熱還流した後、氷冷し、パラニトロフエノール
1.39gおよびトリエチルアミン2.02gを酢酸エチ
ル10mlに溶解した液を滴加し、氷冷下で30分、更
に室温で2.5時間反応させた。
この反応液に酢酸エチル25mlを加え、これを水
50mlで2回、飽和食塩水50mlで1回洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
得られた残渣をジイソプロピルエーテルより結晶
化させ、L−トランス−エポキシコハク酸パラニ
トロフエニルエチルエステル2.11gを得た。
50mlで2回、飽和食塩水50mlで1回洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。
得られた残渣をジイソプロピルエーテルより結晶
化させ、L−トランス−エポキシコハク酸パラニ
トロフエニルエチルエステル2.11gを得た。
m.p. 86〜87℃
実施例 3
L−トランス−エポキシコハク酸モノエチルエ
ステルの代りにD−トランス−エポキシコハク酸
モノエチルエステルを用い、実施例1に準じて処
理してD−トランス−エポキシコハク酸パラニト
ロフエニルエチルエステルを得た。
ステルの代りにD−トランス−エポキシコハク酸
モノエチルエステルを用い、実施例1に準じて処
理してD−トランス−エポキシコハク酸パラニト
ロフエニルエチルエステルを得た。
m.p. 86〜87℃
〔α〕20 D=+114.2゜(C=1.00、CH3COOC2H5)
参考例
L−トランス−エポキシコハク酸パラニトロフ
エニルエチルエステル10.0gを酢酸エチル100ml
に溶解し、これにL−ロイシルイソアミルアミド
7.12gを酢酸エチル13mlに溶解した液を室温で滴
加し、更に同温度で4時間反応させた。反応後不
溶物を別し、液を2%水酸化ナトリウム水溶
液(30ml×5回)、飽和食塩水、5%塩酸、飽和
食塩水で順次洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮乾固し、得られた残渣をアセ
トン−n−ヘキサン混液から結晶化させ、エチル
(2S,3S)−3−〔(S))−3−メチル−1−(3−メ
チルブチルカルバモイル)ブチルカルバモイル〕
オキシラン−2−カルボキシレート9.08gを得
た。
エニルエチルエステル10.0gを酢酸エチル100ml
に溶解し、これにL−ロイシルイソアミルアミド
7.12gを酢酸エチル13mlに溶解した液を室温で滴
加し、更に同温度で4時間反応させた。反応後不
溶物を別し、液を2%水酸化ナトリウム水溶
液(30ml×5回)、飽和食塩水、5%塩酸、飽和
食塩水で順次洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、減圧下濃縮乾固し、得られた残渣をアセ
トン−n−ヘキサン混液から結晶化させ、エチル
(2S,3S)−3−〔(S))−3−メチル−1−(3−メ
チルブチルカルバモイル)ブチルカルバモイル〕
オキシラン−2−カルボキシレート9.08gを得
た。
m.p. 124〜125℃
PMR(CDCl3、δppm):0.94(12H、m)、1.26〜
1.92(9H,m)、3.27(2H,m)、3.48(1H、d、
J=2Hz)、3.69(1H、d、J=2Hz)、4.20〜
4.48(3H、m)、6.16(1H、broad)、6.74(1H、
broad、J=8Hz) IRνKBr nax(cm-1):3270、2950、1750、1640、1550、
1200、895 元素分析値C17H30N2O5として 理論値(%):C59.63、H8.83、N8.18 測定値(%):C59.40、H8.65、N8.04 〔α〕20 D=+52.1゜(C=1.00、CH2H5OH)
1.92(9H,m)、3.27(2H,m)、3.48(1H、d、
J=2Hz)、3.69(1H、d、J=2Hz)、4.20〜
4.48(3H、m)、6.16(1H、broad)、6.74(1H、
broad、J=8Hz) IRνKBr nax(cm-1):3270、2950、1750、1640、1550、
1200、895 元素分析値C17H30N2O5として 理論値(%):C59.63、H8.83、N8.18 測定値(%):C59.40、H8.65、N8.04 〔α〕20 D=+52.1゜(C=1.00、CH2H5OH)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは炭素数が1〜6個の、直鎖または分
枝状アルキル基を示す。)で表わされるトランス
−エポキシコハク酸誘導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032085A JPS60174777A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | トランス‐エポキシコハク酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59032085A JPS60174777A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | トランス‐エポキシコハク酸誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60174777A JPS60174777A (ja) | 1985-09-09 |
| JPH0527632B2 true JPH0527632B2 (ja) | 1993-04-21 |
Family
ID=12349038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59032085A Granted JPS60174777A (ja) | 1984-02-22 | 1984-02-22 | トランス‐エポキシコハク酸誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60174777A (ja) |
-
1984
- 1984-02-22 JP JP59032085A patent/JPS60174777A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60174777A (ja) | 1985-09-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |