JPH05310681A - 5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物 - Google Patents
5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物Info
- Publication number
- JPH05310681A JPH05310681A JP4120350A JP12035092A JPH05310681A JP H05310681 A JPH05310681 A JP H05310681A JP 4120350 A JP4120350 A JP 4120350A JP 12035092 A JP12035092 A JP 12035092A JP H05310681 A JPH05310681 A JP H05310681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- sodium
- reacting
- give
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強い抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用および
抗アレルギー作用を有する化合物を提供する。 【構成】 式 (式中、R1は炭素原子数1〜3個のアルキル基を示
し、R2は炭素原子数1〜5個のアルキル基を示し、X1
およびX2は同一または異なって水素原子もしくはハロ
ゲン原子を示す。)で表わされる5−アルコキシカルボ
ニルアミノスルホンアニリド化合物およびその塩。
抗アレルギー作用を有する化合物を提供する。 【構成】 式 (式中、R1は炭素原子数1〜3個のアルキル基を示
し、R2は炭素原子数1〜5個のアルキル基を示し、X1
およびX2は同一または異なって水素原子もしくはハロ
ゲン原子を示す。)で表わされる5−アルコキシカルボ
ニルアミノスルホンアニリド化合物およびその塩。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗炎症作用、解熱作
用、鎮痛作用および抗アレルギー作用を有する5−アル
コキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物ならび
にその塩に関する。
用、鎮痛作用および抗アレルギー作用を有する5−アル
コキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物ならび
にその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】5位にアミノ基を有する2−フェノキシ
スルホンアニリド化合物に関しては、米国特許第3,8
56,859号明細書に記載の化合物が知られている
が、その抗炎症作用は強くなかった。
スルホンアニリド化合物に関しては、米国特許第3,8
56,859号明細書に記載の化合物が知られている
が、その抗炎症作用は強くなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、強い
抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用および抗アレルギー作
用を有する化合物を提供することにある。
抗炎症作用、解熱作用、鎮痛作用および抗アレルギー作
用を有する化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
の解決を目的に鋭意検討した結果、下記に表される5−
アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物お
よびその塩が目的を達成できることを見い出し、本発明
を完成した。
の解決を目的に鋭意検討した結果、下記に表される5−
アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物お
よびその塩が目的を達成できることを見い出し、本発明
を完成した。
【0005】本発明は、式(I)
【0006】
【0007】(式中、R1は炭素原子数1〜3個のアル
キル基を示し、R2は炭素原子数1〜5個のアルキル基
を示し、X1およびX2は同一または異なって水素原子ま
たはハロゲン原子を示す。)で表わされる5−アルコキ
シカルボニルアミノスルホンアニリド化合物およびその
塩である。
キル基を示し、R2は炭素原子数1〜5個のアルキル基
を示し、X1およびX2は同一または異なって水素原子ま
たはハロゲン原子を示す。)で表わされる5−アルコキ
シカルボニルアミノスルホンアニリド化合物およびその
塩である。
【0008】本発明において、R1の炭素原子数1〜3
個のアルキル基とは、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基またはイソプロピル基である。R2の炭素原子数1
〜5個のアルキル基とは、直鎖状または分枝鎖状のアル
キル基であり、例えばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
t−ブチル基、n−ペンチル基などである。X1および
X2のハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素
原子またはヨウ素原子である。
個のアルキル基とは、メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基またはイソプロピル基である。R2の炭素原子数1
〜5個のアルキル基とは、直鎖状または分枝鎖状のアル
キル基であり、例えばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、
t−ブチル基、n−ペンチル基などである。X1および
X2のハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素
原子またはヨウ素原子である。
【0009】式(I)の化合物の塩とはナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属との塩、カルシウム、マグネ
シウムなどのアルカリ土類金属との塩、アンモニウム塩
およびエタノールアミン、リジン、アルギニンなどの有
機塩基との塩である。
リウムなどのアルカリ金属との塩、カルシウム、マグネ
シウムなどのアルカリ土類金属との塩、アンモニウム塩
およびエタノールアミン、リジン、アルギニンなどの有
機塩基との塩である。
【0010】本発明の式(I)の化合物は、下記に示す
方法によって製造することができる。
方法によって製造することができる。
【0011】
【0012】(反応式中、R1、R2、X1およびX2は前
記と同意義である。) (1)式(I)の化合物は2−フルオロ−5−ニトロア
ニリンを出発原料として得ることができる。すなわち、
2−フルオロ−5−ニトロアニリンに、式 R1−SO3H (II) (式中、R1は前記と同意義である。)で表されるスル
ホン酸化合物またはその反応性誘導体(例えば、酸ハロ
ゲン化物、酸無水物など)を反応させることにより、式
(III)の化合物を得ることができる。ここで、式(I
I)で表されるスルホン酸化合物を使用する場合には、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドなどの縮合
剤の存在下に行うのが好ましい。また、式(II)の化合
物の反応性誘導体を使用する場合には塩基存在下で行う
のが好ましく、塩基としては水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無
機塩基またはトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウン
デセン、4−メチルモルホリン、1−メチルピペリジ
ン、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの
有機塩基を用いることができる。本反応は、通常溶媒中
で行われ、溶媒としてはジクロロメタン、クロロホル
ム、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チルエーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセト
ン、アセトニトリル、水、ピリジン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを用いること
ができる。
記と同意義である。) (1)式(I)の化合物は2−フルオロ−5−ニトロア
ニリンを出発原料として得ることができる。すなわち、
2−フルオロ−5−ニトロアニリンに、式 R1−SO3H (II) (式中、R1は前記と同意義である。)で表されるスル
ホン酸化合物またはその反応性誘導体(例えば、酸ハロ
ゲン化物、酸無水物など)を反応させることにより、式
(III)の化合物を得ることができる。ここで、式(I
I)で表されるスルホン酸化合物を使用する場合には、
N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドなどの縮合
剤の存在下に行うのが好ましい。また、式(II)の化合
物の反応性誘導体を使用する場合には塩基存在下で行う
のが好ましく、塩基としては水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの無
機塩基またはトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミ
ン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネ
ン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウン
デセン、4−メチルモルホリン、1−メチルピペリジ
ン、ピリジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの
有機塩基を用いることができる。本反応は、通常溶媒中
で行われ、溶媒としてはジクロロメタン、クロロホル
ム、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チルエーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセト
ン、アセトニトリル、水、ピリジン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドなどを用いること
ができる。
【0013】(2)次いで、式(III)の化合物に式(I
V)で表されるフェノール類を塩基存在下、反応させる
ことにより、式(V)の化合物を得ることができる。本
反応における塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの
アルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナトリウム、水素化カ
リウムなどのアルカリ金属水素化物、金属ナトリウム、
ナトリウムアミドなどの無機塩基またはトリエチルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]−7−ウンデセン、ピリジン、N,N−
ジメチルアミノピリジンなどの有機塩基などを用いるこ
とができる。本反応は、無溶媒またはジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、石油エーテル、n−
ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジクロロメタン、クロロホルム、水
などの溶媒を任意に選択して行うことができる。本反応
においては、ヨウ化カリウム、テトラ−n−ブチルアン
モニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミドなど
の4級アンモニウム塩、18−クラウン−6 エーテル
などのクラウンエーテルなどを加えることにより反応を
加速することもできる。
V)で表されるフェノール類を塩基存在下、反応させる
ことにより、式(V)の化合物を得ることができる。本
反応における塩基としては、水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化
物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属
炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどの
アルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナトリウム、水素化カ
リウムなどのアルカリ金属水素化物、金属ナトリウム、
ナトリウムアミドなどの無機塩基またはトリエチルアミ
ン、トリ−n−ブチルアミン、1,5−ジアザビシクロ
[4.3.0]−5−ノネン、1,8−ジアザビシクロ
[5.4.0]−7−ウンデセン、ピリジン、N,N−
ジメチルアミノピリジンなどの有機塩基などを用いるこ
とができる。本反応は、無溶媒またはジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチルエーテル、石油エーテル、n−
ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシ
レン、ピリジン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド、ジクロロメタン、クロロホルム、水
などの溶媒を任意に選択して行うことができる。本反応
においては、ヨウ化カリウム、テトラ−n−ブチルアン
モニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロミドなど
の4級アンモニウム塩、18−クラウン−6 エーテル
などのクラウンエーテルなどを加えることにより反応を
加速することもできる。
【0014】(3)式(V)の化合物のニトロ基を還元
してアミノ体[式(VI)の化合物]とする。還元はニト
ロ基を還元してアミノ基とする通常の還元方法でよく、
例えばパラジウム−炭素、ラネーニッケル、白金などを
触媒として用いる接触還元、鉄や錫を用いる還元、硫化
ナトリウム−塩化アンモニウムを用いる還元、水素化ホ
ウ素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウムなどを用
いる還元などが挙げられる。本反応に用いる溶媒として
は、還元方法により任意に選択すればよく、一般的には
メタノール、エタノール、n−プロパノールなどのアル
コール、水、酢酸、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、アセトニトリルなどを用いることができ
る。
してアミノ体[式(VI)の化合物]とする。還元はニト
ロ基を還元してアミノ基とする通常の還元方法でよく、
例えばパラジウム−炭素、ラネーニッケル、白金などを
触媒として用いる接触還元、鉄や錫を用いる還元、硫化
ナトリウム−塩化アンモニウムを用いる還元、水素化ホ
ウ素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウムなどを用
いる還元などが挙げられる。本反応に用いる溶媒として
は、還元方法により任意に選択すればよく、一般的には
メタノール、エタノール、n−プロパノールなどのアル
コール、水、酢酸、酢酸エチル、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、アセトニトリルなどを用いることができ
る。
【0015】(4)次に、式(VI)の化合物と式(VI
I)で表されるクロロ炭酸アルキルを反応させることに
より、式(VIII)の化合物を得ることができる。本反応
は塩基存在化に行うのが好ましく、塩基としては水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのア
ルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムな
どのアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナト
リウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化物、
金属ナトリウム、ナトリウムアミドなどの無機塩基また
はトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、1,5
−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,8
−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの有機塩
基などが挙げられる。本反応は、無溶媒またはジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、石油エーテ
ル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロベンゼン、ピリジン、酢酸エチ
ル、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ジクロロメタン、クロロホル
ム、水などの溶媒を任意に選択して行うことができる。
I)で表されるクロロ炭酸アルキルを反応させることに
より、式(VIII)の化合物を得ることができる。本反応
は塩基存在化に行うのが好ましく、塩基としては水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのア
ルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムな
どのアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水
素カリウムなどのアルカリ金属炭酸水素塩、水素化ナト
リウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化物、
金属ナトリウム、ナトリウムアミドなどの無機塩基また
はトリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、1,5
−ジアザビシクロ[4.3.0]−5−ノネン、1,8
−ジアザビシクロ[5.4.0]−7−ウンデセン、ピ
リジン、N,N−ジメチルアミノピリジンなどの有機塩
基などが挙げられる。本反応は、無溶媒またはジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル、石油エーテ
ル、n−ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クロロベンゼン、ピリジン、酢酸エチ
ル、アセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシド、ジクロロメタン、クロロホル
ム、水などの溶媒を任意に選択して行うことができる。
【0016】(5)最後に式(VIII)の化合物を硝酸ま
たは硝酸塩などのニトロ化剤を用いてニトロ化すること
により、本発明の式(I)の化合物を得ることができ
る。ニトロ化反応における硝酸塩としては硝酸ナトリウ
ム、硝酸カリウム、硝酸鉄、硝酸ウレアなどを用いるこ
とができ、使用する溶媒としてはニトロ化剤に応じて任
意に選択するのが好ましく、酢酸、無水酢酸、トリフル
オロ酢酸、硫酸、ジクロロメタン、クロロホルム、ベン
ゼン、ジオキサン、エタノールなどが挙げられる。
たは硝酸塩などのニトロ化剤を用いてニトロ化すること
により、本発明の式(I)の化合物を得ることができ
る。ニトロ化反応における硝酸塩としては硝酸ナトリウ
ム、硝酸カリウム、硝酸鉄、硝酸ウレアなどを用いるこ
とができ、使用する溶媒としてはニトロ化剤に応じて任
意に選択するのが好ましく、酢酸、無水酢酸、トリフル
オロ酢酸、硫酸、ジクロロメタン、クロロホルム、ベン
ゼン、ジオキサン、エタノールなどが挙げられる。
【0017】式(I)の化合物の塩は、式(I)の化合
物を水または有機溶媒中、塩基で処理することにより得
ることができる。ここで塩基とは、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水
酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなどの
アルカリ土類金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどのアルカリ炭酸化物、アンモニアなどの無機塩
基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、t
−ブトキシカリウムなどのアルコラート、エタノールア
ミン、リジン、アルギニンなどの有機アミンを用いるこ
とができる。使用する有機溶媒は、塩基により任意に選
択されるが、メタノール、エタノール、t−ブタノー
ル、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ジクロロメタン、クロロホルムなどが挙げられる。
物を水または有機溶媒中、塩基で処理することにより得
ることができる。ここで塩基とは、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水
酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなどの
アルカリ土類金属水酸化物、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウムなどのアルカリ炭酸化物、アンモニアなどの無機塩
基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、t
−ブトキシカリウムなどのアルコラート、エタノールア
ミン、リジン、アルギニンなどの有機アミンを用いるこ
とができる。使用する有機溶媒は、塩基により任意に選
択されるが、メタノール、エタノール、t−ブタノー
ル、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、アセトニトリル、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ジクロロメタン、クロロホルムなどが挙げられる。
【0018】本発明の化合物は、経口または非経口的に
慣用の投与剤型で投与することができる。これらは、例
えば錠剤、粉剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤、乳
剤、懸濁剤、注射剤などであり、いずれも通常の方法に
より製造することができる。人に対して抗炎症剤、解熱
剤、鎮痛剤および抗アレルギー剤として用いる場合、そ
の投与量は、年齢、体重、症状、投与経路、投与回数な
どによって異なるが、通常1日当り5〜1000mgで
ある。
慣用の投与剤型で投与することができる。これらは、例
えば錠剤、粉剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤、液剤、乳
剤、懸濁剤、注射剤などであり、いずれも通常の方法に
より製造することができる。人に対して抗炎症剤、解熱
剤、鎮痛剤および抗アレルギー剤として用いる場合、そ
の投与量は、年齢、体重、症状、投与経路、投与回数な
どによって異なるが、通常1日当り5〜1000mgで
ある。
【0019】
【発明の効果】本発明の化合物は、抗炎症作用、解熱作
用、鎮痛作用、抗アレルギー作用などを示し、消化管障
害などの副作用が少ないため抗炎症剤、解熱剤、鎮痛剤
および抗アレルギー剤として有用である。
用、鎮痛作用、抗アレルギー作用などを示し、消化管障
害などの副作用が少ないため抗炎症剤、解熱剤、鎮痛剤
および抗アレルギー剤として有用である。
【0020】
【実施例】次に、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明
する。 実施例1 (1)2−フルオロ−5−ニトロアニリン52.1gを
含むピリジン334ml溶液に、氷冷下、メタンスルホ
ニルクロリド42.1gを加え、室温で7時間攪拌し
た。反応液に水を加え、析出物を瀘取後、粗結晶をエタ
ノールで再結晶して淡黄色針状晶のN−(2−フルオロ
−5−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド56.9
gを得た。 m.p.128〜129℃ (2)フェノール73.5gおよび水酸化ナトリウム3
1.2gを含む250ml水溶液に、N−(2−フルオ
ロ−5−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド15
0.0gを加え、5時間還流後、反応液を氷冷し、撹拌
下、36%塩酸150ml、エタノール200mlを順
に加えた。析出物を瀘取後、エタノール、水の順で洗浄
し、風乾して黄色プリズム晶のN−(5−ニトロ−2−
フェノキシフェニル)メタンスルホンアミド52.2g
を得た。 m.p.112〜113.5℃
する。 実施例1 (1)2−フルオロ−5−ニトロアニリン52.1gを
含むピリジン334ml溶液に、氷冷下、メタンスルホ
ニルクロリド42.1gを加え、室温で7時間攪拌し
た。反応液に水を加え、析出物を瀘取後、粗結晶をエタ
ノールで再結晶して淡黄色針状晶のN−(2−フルオロ
−5−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド56.9
gを得た。 m.p.128〜129℃ (2)フェノール73.5gおよび水酸化ナトリウム3
1.2gを含む250ml水溶液に、N−(2−フルオ
ロ−5−ニトロフェニル)メタンスルホンアミド15
0.0gを加え、5時間還流後、反応液を氷冷し、撹拌
下、36%塩酸150ml、エタノール200mlを順
に加えた。析出物を瀘取後、エタノール、水の順で洗浄
し、風乾して黄色プリズム晶のN−(5−ニトロ−2−
フェノキシフェニル)メタンスルホンアミド52.2g
を得た。 m.p.112〜113.5℃
【0021】(3)N−(5−ニトロ−2−フェノキシ
フェニル)メタンスルホンアミド52.1gに塩化アン
モニウム2.7gを含む51ml水溶液を加え、80℃
に加熱撹拌下、鉄粉42.5gを加え、2時間撹拌し
た。反応物を50℃まで冷却後、酢酸エチルおよび水を
加え、不溶物を濾去し、濾液を酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をエタノールで
再結晶してN−(5−アミノ−2−フェノキシフェニ
ル)メタンスルホンアミド29.6gを得た。 m.p.111.5〜113.5℃ (4)N−(5−アミノ−2−フェノキシフェニル)メ
タンスルホンアミド1.5gを含むピリジン5.4ml
溶液に氷冷下、クロロ炭酸メチル0.56gを加え、3
0分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
後、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をエタノー
ルで再結晶して無色板状晶のN−(5−メトキシカルボ
ニルアミノ−2−フェノキシフェニル)メタンスルホン
アミド1.3gを得た。 m.p.143〜145℃ (5)N−(5−メトキシカルボニルアミノ−2−フェ
ノキシフェニル)メタンスルホンアミド1.2gを含む
酢酸3.7ml溶液に、85℃で加熱攪拌下、60%硝
酸0.40gを加え、15分間攪拌した。反応液を室温
に戻し、水を加え、析出物を瀘取後、エタノールで再結
晶して黄色プリズム晶のN−(5−メトキシカルボニル
アミノ−4−ニトロ−2−フェノキシフェニル)メタン
スルホンアミド0.67gを得た。 m.p.156〜157.5℃
フェニル)メタンスルホンアミド52.1gに塩化アン
モニウム2.7gを含む51ml水溶液を加え、80℃
に加熱撹拌下、鉄粉42.5gを加え、2時間撹拌し
た。反応物を50℃まで冷却後、酢酸エチルおよび水を
加え、不溶物を濾去し、濾液を酢酸エチルで抽出した。
有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をエタノールで
再結晶してN−(5−アミノ−2−フェノキシフェニ
ル)メタンスルホンアミド29.6gを得た。 m.p.111.5〜113.5℃ (4)N−(5−アミノ−2−フェノキシフェニル)メ
タンスルホンアミド1.5gを含むピリジン5.4ml
溶液に氷冷下、クロロ炭酸メチル0.56gを加え、3
0分間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出
後、有機層を水、飽和食塩水の順で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去後、残渣をエタノー
ルで再結晶して無色板状晶のN−(5−メトキシカルボ
ニルアミノ−2−フェノキシフェニル)メタンスルホン
アミド1.3gを得た。 m.p.143〜145℃ (5)N−(5−メトキシカルボニルアミノ−2−フェ
ノキシフェニル)メタンスルホンアミド1.2gを含む
酢酸3.7ml溶液に、85℃で加熱攪拌下、60%硝
酸0.40gを加え、15分間攪拌した。反応液を室温
に戻し、水を加え、析出物を瀘取後、エタノールで再結
晶して黄色プリズム晶のN−(5−メトキシカルボニル
アミノ−4−ニトロ−2−フェノキシフェニル)メタン
スルホンアミド0.67gを得た。 m.p.156〜157.5℃
【0022】実施例2〜7 (1)実施例1(1)〜(4)において、実施例1
(2)のフェノール類としてフェノール、2−フルオロ
フェノール、2−クロロフェノールあるいは2,4−ジ
フルオロフェノールを用い、実施例1(4)のクロロ炭
酸メチルの代わりに、クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸n
−プロピルあるいはクロロ炭酸n−ブチルを用い、実質
的に実施例1(1)〜(4)と同様にして、表1に示す
化合物を得た(再結晶溶媒には、すべてエタノールを用
いた。)。
(2)のフェノール類としてフェノール、2−フルオロ
フェノール、2−クロロフェノールあるいは2,4−ジ
フルオロフェノールを用い、実施例1(4)のクロロ炭
酸メチルの代わりに、クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸n
−プロピルあるいはクロロ炭酸n−ブチルを用い、実質
的に実施例1(1)〜(4)と同様にして、表1に示す
化合物を得た(再結晶溶媒には、すべてエタノールを用
いた。)。
【0023】(2)表1に示す化合物を実施例1(5)
と同様にニトロ化することにより、表2に示す化合物を
得た(再結晶溶媒には、すべてエタノールを用い
た。)。
と同様にニトロ化することにより、表2に示す化合物を
得た(再結晶溶媒には、すべてエタノールを用い
た。)。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柏 真理子 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内 (72)発明者 畑山 勝男 東京都豊島区高田3丁目24番1号 大正製 薬株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 式 (式中、R1は炭素原子数1〜3個のアルキル基を示
し、R2は炭素原子数1〜5個のアルキル基を示し、X1
およびX2は同一または異なって水素原子またはハロゲ
ン原子を示す。)で表わされる5−アルコキシカルボニ
ルアミノスルホンアニリド化合物およびその塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120350A JPH05310681A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4120350A JPH05310681A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05310681A true JPH05310681A (ja) | 1993-11-22 |
Family
ID=14784058
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4120350A Pending JPH05310681A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05310681A (ja) |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP4120350A patent/JPH05310681A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0028834B1 (en) | Imidazole-5-acetic acid derivatives, their production and use | |
| US4328155A (en) | Meta-sulfonamido-benzamides | |
| US3766259A (en) | Preparation of 1-aryl-3-indenyl acetic acids | |
| KR840001133B1 (ko) | 치환된 β-옥소-α-페닐-카바모일-피롤프로 피오니트릴의 제조방법 | |
| US4150154A (en) | Amidinoureas | |
| FR2565981A1 (fr) | Nouveaux derives de thieno (2,3-b) pyrrole, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques les renfermant | |
| JPS622571B2 (ja) | ||
| JPH05310681A (ja) | 5−アルコキシカルボニルアミノスルホンアニリド化合物 | |
| JPS63165362A (ja) | 置換アミノチメル−5,6,7,8−テトラヒドロナフチルオキシ酢酸類、中間体類、それらの製造法および薬物におけるそれらの使用 | |
| EP0641774B1 (en) | 5-aminosulfonanilide compound | |
| JPH05163236A (ja) | 5−ホルムアミノ―2―フェノキシスルホンアニリド化合物 | |
| US4216230A (en) | Method for alleviating hypertension with amidinoureas | |
| JPH0672988A (ja) | 5−アミノ−2−ハロフェノキシスルホンアニリド化合物 | |
| JPH06100525A (ja) | オキサミドを有するスルホンアニリド化合物 | |
| CA2137780C (en) | 5-amino-2-phenoxysulfonanilide compound | |
| JPH05262718A (ja) | 5−置換アミノ−2−フェノキシスルホンアニリド化合物 | |
| JPH06206859A (ja) | N−アシル−5−アミノスルホンアニリド化合物 | |
| JP2668009B2 (ja) | 5−アミノ−2−フェノキシスルホンアニリド化合物 | |
| US4216229A (en) | Method for treating gastrointestinal hyperacidity or ulceration with amidinoureas | |
| JP3721583B2 (ja) | 抗炎症剤 | |
| JP2744653B2 (ja) | ジフエニルメチルアミン誘導体 | |
| JPH05201957A (ja) | 5−アミノ−2−フェノキシスルホンアニリド化合物 | |
| JPH05201956A (ja) | 5−オキサリルアミノスルホンアニリド化合物 | |
| JPH06298722A (ja) | 5−アミノアセチルアミノスルホンアニリド化合物 | |
| JPH05246978A (ja) | 5−カルボキシアルカノイルアミノスルホンアニリド化合物 |