JPH05318910A - 画像形成媒体、画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成媒体、画像形成方法及び画像形成装置

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JPH05318910A
JPH05318910A JP4130928A JP13092892A JPH05318910A JP H05318910 A JPH05318910 A JP H05318910A JP 4130928 A JP4130928 A JP 4130928A JP 13092892 A JP13092892 A JP 13092892A JP H05318910 A JPH05318910 A JP H05318910A
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Application number
JP4130928A
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English (en)
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Tetsuro Fukui
哲朗 福井
Yoshio Takasu
義雄 高須
Yuji Kondo
祐司 近藤
Retsu Shibata
烈 柴田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、光記録のできる新規な画像形成媒
体及び画像形成方法に関し、レーザー光の照射により高
精細、高画質な画像を得ることのできる画像形成媒体及
び画像形成方法を提供するものである。 【構成】 本発明の画像形成媒体は、支持体1上に、無
色ないしは淡色の塩基性染料と、該染料と接触して顕色
する顕色剤またはジアゾニウム塩とカップラーを含有す
る感熱発色層2を設け、該感熱発色層と同層中あるいは
隣接して又は中間層4を介して550nm以上に吸収を
有する有機染料、有機顔料あるいは無機顔料を含有する
光吸収層3を設けることを特徴とする。本画像形成媒体
にレーザー光を照射することにより記録することがで
き、レーザー光の強度あるいは発光時間を変化させるこ
とにより多値記録を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームを用いて
光記録の出来る新規な画像形成媒体及び画像形成方法に
関する。特に高精細、高画質な画像を得ることの出来る
画像形成媒体および画像形成方法ならびに画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の形成あるいは記録に使われるエネ
ルギーには、光、音、電気、磁気、熱、粒子線(電子
線、X線)、あるいは化学エネルギーなどがあるが、そ
のうち特に、光、電気、熱エネルギーあるいはこれらの
組合せがよく使われている。
【0003】例えば、光エネルギーと化学エネルギーの
組合せを用いる画像形成方法には、銀塩写真法やジアゾ
複写紙などを用いる方法がある。また、光エネルギーと
電気エネルギーの組合せによる方法としては、電子写真
システムがある。さらに、熱エネルギーを利用する方法
には、感熱記録紙や転写記録紙などを用いた方法があ
る。
【0004】サーマルヘッドを有する簡単な装置で記録
することが出来る点で特に感熱記録紙が汎用的に使われ
ている。
【0005】感熱発色層を支持体上に有する感熱記録紙
は、従来より、ファクシミリ用記録紙等として用いら
れ、よく知られている。このような感熱記録紙を使った
画像形成方法は、サーマルヘッドを感熱発色層に密着走
査させるために、サーマルヘッドの摩耗、サーマルヘッ
ドの汚染が生じ、それに起因する画像異常が発生する。
更にサーマルヘッドの解像度が画像の解像度を決定する
ため、解像性の高い画像が得られないという問題があ
る。
【0006】これに対して、レーザービームを用いて、
非接触で高解像度な画像形成を行おうとする試みがなさ
れており、例えば特開昭58−56890号公報、同5
8−94494号公報等に記載されている。
【0007】しかしながら、この様な方法ではレーザー
ビームの吸収が弱く高濃度な画像を形成することが出来
ない。特に、500nm以上1200nm以下の波長光
を発振するHe−Neレーザー、半導体レーザー等を使
用する場合には、使用する光吸収材料の吸収によりコン
トラストの高い画像を得ることは出来ないという問題が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記感熱記録紙上に得
られる画像はサーマルヘッドの解像性に依存しており、
鮮明な画像が得られにくいという欠点があった。
【0009】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、特にHe−Neレーザーや半導体レー
ザーなどの可視域から近赤外域でのレーザー光によりコ
ントラストの良い画像を得ることの出来る新規画像形成
媒体および画像形成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明又は半透
明の支持体上に感熱発色材料を含む感熱発色層(画像形
成層)を有し、この感熱発色層中、あるいは隣接して又
は中間層を介して、550nm以上に吸収を有する光吸
収材料(有機染料、有機顔料あるいは無機顔料)を含む
光吸収層を設けることにより光記録を可能にした画像形
成媒体である。
【0011】又、本発明は上記画像形成媒体に1mJ/
cm2 以上の露光を行うことにより、鮮明な画像を得る
ことの出来るものである。
【0012】本発明の画像形成媒体の第1の形態は、露
光波長での上記光吸収層の光学濃度が一定値であること
により高感度な画像形成が可能となった。
【0013】光吸収層が中間層を介さず感熱発色層と隣
接してあるいは感熱発色層中に設けられている場合に
は、上記光学濃度が0.3以上0.9以下で、好ましく
は0.4以上0.8以下で、より好ましくは0.45以
上0.75以下である。この光学濃度が0.9以上の場
合には形成される画像のコントラストが不良となり0.
3未満の場合には記録に必要な露光エネルギーが極端に
大きくなり、画像形成速度が大幅に遅くなるとともに画
像の鮮明さも劣ることになる。
【0014】又、光吸収層が中間層を介して設けられて
いる場合には、コントラストの点から中間層は可視光領
域で不透明であることが望ましい。この場合には上記光
学濃度が0.3以上、好ましくは0.55以上、より好
ましくは0.65以上であり、中間層の厚みは0.1μ
m以上100μm以下、好ましくは0.5μm以上60
μm以下、より好ましくは0.5μm以上50μm以下
である。
【0015】中間層は、形成された画像を反射画像とし
て利用したい場合に用い、中間層と感熱発色層との間に
白色顔料などを塗設しても良い。
【0016】透過画像として利用する場合には中間層は
可視光領域で透明であるか中間層のない画像形成媒体で
あり、光吸収層の吸収が可視光領域において低いことが
望ましい。
【0017】本発明の画像形成媒体の第2の形態は透明
又は半透明の支持体上に感熱発色層を設け、その上に剥
離可能の光吸収層を設けたものである。この場合の光吸
収層の光学濃度は0.9以上であり、好ましくは1.5
以上、より好ましくは1.8以上である。
【0018】本発明の画像形成における露光エネルギー
は0.1mJ/cm2 以上10J/cm2 以下であり、
好ましくは0.3mJ/cm2 以上1J/cm2 以下で
あり、より好ましくは0.5mJ/cm2 以上0.5J
/cm2 以下である。
【0019】上記画像形成媒体に上記方法により記録す
ることにより本発明で得られる画像は、サーマルヘッド
では得られることの出来ない解像性と十分な画像濃度差
を有した鮮明なものとなる。
【0020】本発明の画像形成媒体に用いる組成物は、
塩基性染料と顕色剤などの通常の感熱紙用組成物の他
に、光定着型感熱材料として知られている例えばジアゾ
ニウム塩とカップラー及び塩基性物質を含む組成物であ
っても良い。
【0021】後者の光定着型感熱材料を用いた場合に
は、2回の露光により記録及び定着を行うことが出来
る。最初の露光は像様に行い、上記記載の露光量で行っ
たあと定着は250nmから500nmまでの任意の波
長の近紫外光で行い、この場合は一様露光により達成さ
れる。
【0022】定着用光源としては、蛍光灯、水銀灯、キ
セノンランプ、タングステンランプ等を使用することが
出来る。
【0023】本発明の像露光用の光源としては、Arレ
ーザー、He−Neレーザー、半導体レーザー、CO2
レーザー、YAGレーザー、LEDアレイなどを用いる
ことが出来るが、好ましくはHe−Neレーザー、半導
体レーザーである。
【0024】このような光源を用いて諧調(多値記録)
をとる場合に、光源の強度変調による場合と発光時間の
調節による場合とがある。前者の場合の画像は、面積諧
調と濃度諧調の両者の性質を有した画像を得ることが出
来る。その特性を図3に示した。図3は横軸の距離に対
して縦軸は光学濃度(O.D)を表わしたもので、画像
部の面積がふえるにつれODも高くなることを示してい
る。
【0025】後者の場合にも得られる画像は図3の様な
特性を有するが、画像部が一定形状か矩形状かの違いと
なる。
【0026】1ドットあたりの像露光時間は1.0×1
-7秒から1秒で好ましくは1.0×10-6秒から1.
0×10-3秒である。
【0027】本発明又は、上記第2の形態の画像形成媒
体の支持体側よりレーザー光を照射したのち、光吸収層
を剥離する画像形成方法である。
【0028】更に、本発明は、上記画像形成媒体の支持
体側よりレーザー光を照射する射射手段を有する画像形
成装置である。
【0029】本発明の画像形成媒体は、光吸収層を剥離
除去することが出来るために、光吸収層の吸収が可視光
領域に存在しても画像のコントラストがそこなわれるこ
とがなくコントラストの高い、かつ高解像度の画像を得
ることが出来る。
【0030】又、そのために光吸収層の光学濃度を十分
高く取ることが出来、高速記録が可能となる。
【0031】本発明の画像形成媒体は、図1に示すよう
に、支持体1上に感熱発色層2と光吸収層3を有する。
又図2のように、感熱発色層2と光吸収層3の間に中間
層4を有するのが好ましい。又、光吸収層3上に保護層
(不図示)を有していても良い。
【0032】本発明で用いる支持体としては、合成樹脂
フィルム、金属箔、上質紙、コート紙、パライタ紙等が
使用できる。感熱発色層は多層構成であっても良く単層
構成でも良い。又感熱発色層の上に保護層を設けていて
もよい。さらに感熱発色層の組成物のいずれかを熱可塑
性の壁膜を用いてマイクロカプセル化したものを使用し
ても良い。
【0033】本発明で使用する第2の形態の画像形成媒
体の支持体1は照射するレーザー光の波長において光学
濃度が0.3以下であり、好ましくは0.15以下であ
る。例えばポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニ
ール、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニリデン、酢酸セルロ
ース等の樹脂フィルムの他、トレーシングペーパー等の
薄葉紙、樹脂やワックスの含浸紙等が挙げられる。
【0034】支持体の厚みとしては1μmから2mm、
好ましくは3μmから500μm、より好ましくは、1
0μmから100μmである。
【0035】前記光吸収層に含有される光吸収材料とし
ては、レーザー光を効率良く吸収するものであり、公知
の材料が種々用いられる。
【0036】本発明に用いられる550nm以上に吸収
を有する光吸収材料である無機顔料、有機染料あるいは
有機顔料について説明する。
【0037】無機顔料としては、好ましくはカーボンブ
ラックであり、他にSn,Sb,Pb,Bi,As,Z
n,Cd,In,Au,Al,Cu,Teなどやこれら
にSe,C成分を含有させたものやこれらの酸化物であ
る。
【0038】有機染料、有機顔料としては、例えばポリ
メチン系色素、アズレン系色素、ナフトキノン系色素、
ピリリウム系色素、フタロシアニン系色素、ナフタロシ
アニン系色素、シアニン系色素、フルオレン系色素、ロ
ーダミン系色素、トリアリールアミン系色素、アミニウ
ム系色素、ジイモニウム系色素、中心金属がNi,P
d,Cu,Coなどのキレート化合物等をあげることが
できる。
【0039】上記化合物を用いた本発明の第1の形態の
媒体の吸収特性を図4に例示した。像露光用レーザーの
25℃での発振波長λ1 に対しての媒体の光学濃度をA
とした際にλ1 −5nmの光学濃度B、λ1 +5nmの
光学濃度Cとの関係で以下の式(I)が成立し、a1
0.9、a2 が1.1である。
【0040】 a1 ×A≦B,C≦a2 ×A (I) 好ましくはa1 が0.95、a2 が1.05である。
【0041】上記特性を満足させるために、例えばフタ
ロシアニン系色素、ナフタロシアニン系色素などは、2
種の混合物を用いるのが望ましい。
【0042】また像露光用光源の波長λ1 が700nm
以上であるときには、BはAより高くないことが望まし
い。
【0043】上記化合物の使用量は、光吸収層が画像形
成層と別層となっている場合で0.00001g/m2
以上1.0g/m2 以下で、好ましくは0.0001g
/m 2 以上0.2g/m2 以下である。
【0044】又、同一層の場合では、0.00001g
/m2 以上0.5g/m2 以下で好ましくは0.000
2g/m2 以上0.08g/m2 以下である。
【0045】上記光吸収材料は、光吸収層中に、単独で
用いられていても良いし、バインダーとともに分散され
ていても良い。
【0046】用いられるバインダーとしては、親水性樹
脂及び疎水性樹脂が用いられる。
【0047】親水性樹脂としては、例えば、ポリビニル
アルコール、ゼラチン、カルボキシメチルセルロース、
リン酸セルロース、カゼイン、エチレン無水マレイン酸
共重合物等である。
【0048】疎水性樹脂としては例えば、ポリメチルメ
タクリレート、ポリビニルアセタール、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリブニルビチラール、ポリスチレン、ポリエステ
ル、スチレンブタジエン共重合物、ポリメチルアクリレ
ート、ポリエチルメタクリレート、メチルメタクリレー
ト、ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合物、フ
ッ素化処理されたアクリル樹脂、ポリアクリロニトリ
ル、ポリアクリルアミド、フェノール樹脂等である。
【0049】これらは単独で用いても良いし、2種以上
を用いても良い。
【0050】これら以外に光吸収層中には、界面活性
剤、滑剤、消泡剤、架橋剤、紫外線吸収剤などを含有さ
せても良い。
【0051】界面活性剤としては、カチオン型、アニオ
ン型、両性型、及び非イオン型の界面活性剤を用いるこ
とが出来る。
【0052】架橋剤としては、ポリイソシアネート類や
ゼラチンをバインダーとして用いた場合には、アルデヒ
ド類を用いることが出来る。又、ポリビニルアルコール
を用いた場合にはホウ酸を用いることが出来る。
【0053】紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系
やベンゾトリアゾール系化合物を用いることが出来る。
【0054】第2の形態の媒体の光吸収層は、照射する
レーザー波長で光学濃度が0.9以上、好ましくは1.
5以上、より好ましくは1.8以上である。
【0055】これらの光学濃度を達成するために、上記
光吸収材料の使用量は、例えばカーボンブラックを用い
る場合で、0.05g/m2 から15g/m2 好ましく
は0.2g/m2 から10g/m2 である。又、アニリ
ン系ポリメチン色素、フタロシアニン色素、ナフトキノ
ン系色素などの有機顔料、染料を用いる場合には、0.
001g/m2 から10g/m2 、好ましくは0.00
5g/m2 から5g/m2 、より好ましくは0.01g
/m2 から2g/m2 である。
【0056】光吸収層は剥離性を良くするために、シリ
カ系化合物(特にシロキサン系化合物)あるいはフッ素
系化合物で表面処理されていても良い。
【0057】これらの表面処理は中間層を有する場合に
は中間層の表面上に施されていてもよい。
【0058】次に本発明に用いる他の組成物について説
明する。
【0059】感熱発色層中に含有される感熱発色材料と
しては、従来公知の熱発色性を示すものが使用される。
このようなものとしては以下のものが例示される。 (1)塩基性染料(ロイコ染料)と顕色剤の組合せ。 (2)ステアリン酸第2鉄、シリスチン酸第2鉄のよう
な脂肪族鉄塩と没食子酸、サリチル酸アンモニウム、
3,4−ジヒドロキシテトラフェニルメタンのようなフ
ェノール類との組合せ。 (3)酢酸、ステアリン酸、パルミチン酸などのニッケ
ル、コバルト、鉛、銅、水銀のような有機酸重金属塩
と、硫化カリウムのようなアルカリ±類金属硫化物、あ
るいはジフェニルカルバジド、ジフェニルカルバゾンの
ような有機ルート剤との組合せ。 (4)ベヘン酸銀、ステアリン酸銀などのような有機銀
塩と、メチレンビスフェノール類、ヘキシレンビスフェ
ノール類、ビナフトール類、ナフトール類、スルホンア
ミドフェノール類のような有機還元剤との組合せ。 (5)芳香族ジアゾニウム塩とカップラとの組合せ。 (6)レゾルシンとニトロソ化合物のようなオキサジン
染料を形成するもの。
【0060】これらのうち、感熱発色層の透明性の良い
ものとして(1),(4),(5)の感熱発色材料が好
ましい。感熱発色層は単層であっても、2層以上の積層
されたものでも良い。
【0061】塩基性染料としては、各種公知の無色ない
しは淡色の塩基性染料が挙げられ、具体的には例えば、
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフタリド、3,3−ビス(p−ジメチルア
ミノフェニル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフ
ェニル)−3−(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3−(p−ジメチルアミノフェニル)−
3−(2−メチルインドール−3−イル)フタリド、
3,3−ビス(1,2−ジメチルインドール−3−イ
ル)−5−ジメチルアミノフタリド、3,3−ビス
(1,2−ジメチルインドール−3−イル)−6−ジメ
チルアミノフタリド、3,3−ビス(9−エチルカルバ
ゾール−3−イル)−6−ジメチルアミノフタリド、
3,3−ビス(2−フェニルインドール−3−イル)−
6−ジメチルアミノフタリド、3−p−ジメチルアミノ
フェニル−3−(1−メチルピロール−3−イル)−6
−ジメチルアミノフタリド等のトリアリールメタン系、
4,4−ビス−ジメチルアミノベンズヒドリルベンジル
エーテル、N−ハロフェニル−ロイコオーラミン、N−
2,4,5−トリクロロフェニルロイコオーラミン等の
ジフェニルメタン系、ベンゾイルロイコメチレンブル
ー、p−ニトロベンゾイルロイコメチレンブルー等のフ
ェノチアジン系、3−メチル−スピロ−ジナフトピラ
ン、3−エチル−スピロ−ジナフトピラン、3−フェニ
ル−スピロ−ジナフトピラン、3−ベンジル−スピロ−
ジナフトピラン、3−メチル−ナフト−(6−メトキシ
ベンゾ)スピロピラン、3−プロピル−スピロ−ジベン
ゾピラン等のスピロピラン系、ローダミン−Bアニリノ
ラクタム、ローダミン(p−ニトロアニリノ)ラクタ
ム、ローダミン−(o−クロロアニリノ)ラクタム等の
ローダミンラクタム系、3−ジメチルアミノ−7−メト
キシフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メトキシフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−
ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6,7−ジメチルフルオラン、3
−(N−エチル−p−トルイジノ)−7−メチルフルオ
ラン、3−ジエチルアミノ−7−N−アセチル−N−メ
チルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−
メチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジ
ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
N−メチル−N−ベンジルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−N−クロロエチル−N−メチルアミノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−N−ジエチルア
ミノフルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−
(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−
(p−トルイジノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−(2−カルボメトキシ−フェニルアミ
ノ)フルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチ
ルアミノ)−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−フェニルアミノ
フルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−フェニ
ルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7
−(o−クロロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブ
チルアミノ−7−(o−クロロフェニルアミノ)フルオ
ラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−p−ブチルフ
ェニルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−
(o−フルオロフェニルアミノ)フルオラン、3−ジブ
チルアミノ−7−(o−フルオロフェニルアミノ)フル
オラン、3−(N−メチル−N−n−アミル)アミノ−
6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N
−エチル−N−n−アミル)アミノ−6−メチル−7−
フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチル−N−i
so−アミル)アミノ−6−メチル−7−フェニルアミ
ノフルオラン、3−(N−メチル−N−n−ヘキシル)
アミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン、
3−(N−エチル−N−n−ヘキシル)アミノ−6−メ
チル−7−フェニルアミノフルオラン、3−(N−エチ
ル−N−β−エチルヘキシル)アミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオラン等のフルオラン系等が挙げ
られる。なお、これらのロイコ染料は必要に応じて二種
類以上を使用することができる。これらのロイコ染料を
マイクロカプセル化して使用しても良い。
【0062】(1)の顕色剤としては、上記ロイコ染料
と接触して発色する無機又は有機の酸性物質が挙げられ
る。具体的には、例えば、活性白土、酸性白土、アタパ
ルジヤイト、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸ア
ルミニウムなどの無機酸性物質;4−tert−ブチル
フェノール、α−ナフトール、β−ナフトール、4−ア
セチルフェノール、4−フェニルフェノール、ハイドロ
キノン、4,4’−イソプロピリデンジフェノール(ビ
スフェノールA)、2,2’−メチレンビス(4−クロ
ルフェノール)、4,4’−シクロヘキシリデンジフェ
ノール、1,3−ジ{2−(4−ヒドロキシフェニル)
−2−プロピル}−ベンゼン、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニルサルファイド、ビス−(3−アリル−4−ヒ
ドロキシフェニル)−スルホン、4−ヒドロキシフェニ
ル−4’−iso−プロピルオキシフェニルスルホン、
ヒドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシベ
ンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,4,4’−トリヒドロキシベンゾフェノン、2,
2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシ安息香
酸メチル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロ
キシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸−se
c−ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸ペンチル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸フェニル、4−ヒドロキシ安息香酸ベ
ンジル、4−ヒドロキシ安息香酸トリル、4−ヒドロキ
シ安息香酸クロロフェニル、4−ヒドロキシ安息香酸フ
ェニルプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸フェネチル、
4−ヒドロキシ安息香酸−p−クロロベンジル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸−p−メトキシベンジル、ノボラック
製フェノール樹脂、フェノール重合体等のフェノール性
化合物、安息香酸、p−tert−ブチル安息香酸、ト
リクロル安息香酸、テレフタル酸、3−sec−ブチル
−4−ヒドロキシ安息香酸、3−シクロヘキシル−4−
ヒドロキシ安息香酸、3,5−ジメチル−4−ヒドロキ
シ安息香酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−tert−ブチルサリチル酸、3−ベンジルサ
リチル酸、3−(α−メチルベンジル)サリチル酸、3
−クロル−5−(α−メチルベンジル)サリチル酸、
3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸、3−フェニ
ル−5−(α,α−ジメチルベンジル)サリチル酸、
3,5−ジ−α−メチルベンジルサリチル酸等の芳香族
カルボン酸、及びこれらフェノール性化合物、芳香族カ
ルボン酸と例えば亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、
カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル等の多
価金属との塩等の有機酸性物質等が挙げられる。
【0063】なお、これらの顕色剤も勿論必要に応じて
2種以上を併用することができる。
【0064】塩基性染料と顕色剤の使用比率は用いられ
る塩基性染料や顕色剤の種類に応じて適宜選択されるも
ので、特に限定するものではないが、一般に塩基性染料
1重量部に対して1〜20重量部、好ましくは2〜10
重量部程度の顕色剤が使用される。
【0065】(4)の有機銀塩としては、例えば下記の
ものが例示される。
【0066】ベヘン酸銀、ステアリン酸銀、緯脳酸銀、
パルミチン酸銀、酒石酸銀、アジピン酸銀、キノリン酸
銀、没食子酸銀、タンニン酸銀、ベンゾトリアゾール
銀、5−クロロベンゾトリアゾール銀、メチルベンゾト
リアゾール銀、等である。
【0067】(4)の還元剤としては、例えば下記のも
のが例示される。
【0068】2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t
−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−
メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチ
レンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、
2,2’−ブチリデンビス(4,6−ジメチルフェノー
ル)、2.3,3−トリメチルプロピリデンビス(4,
6−ジメチルフェノール)、1,1’−ビナフトール、
4−メチルナフトール、4−ナトキシナフトール、2,
6−ジクロロ−4−ベンゼンスルホンアミドフェノール
などの他に、アスコルビン酸、ピラゾリドン類も用いる
ことが出来る。
【0069】還元剤の使用量は、銀塩1モルに対して
0.01〜20モル、好ましくは0.1〜10モルであ
る。
【0070】これらの他に、色調剤、アルカリ発生剤、
界面活性剤、消泡剤、着色染料、蛍光染料を添加するこ
とが出来る。
【0071】(5)の光定着型の場合のジアゾニウム塩
としては例えば、P−ジアゾ−N−エチル−Nヒドロキ
シエチルアニリンクロライド塩化亜鉛、P−ジアゾ−
N,N−ジメチルアニリンクロライド塩化亜鉛、P−ジ
アゾ−N,N−ジエチルアニリンクロライド塩化亜鉛、
4−ベンゾアミド−2,3−ジエトキシベンゼンジアゾ
ニウムクロライド塩化亜鉛、2−メトキシ−4−モルホ
リノベンゼンジアゾニウムクロライド塩化亜鉛、4−モ
ルホリノ−2,5−ジブトキシベンゼンジアゾニウムク
ロライド塩化亜鉛等である。
【0072】本発明では上記水溶性ジアゾニウム塩の他
に水不溶性又は水難溶性のジアゾニウム塩も使用可能で
ある。この例としては、ジアゾニウム塩の対アニオンが
テトラフルオロボレート(BF4 -)、ヘキサフルオロホ
スフェート(PF6 -)、および下記一般式で表わされる
ものが挙げられる。
【0073】
【化1】 ただし、R1 〜R4 はそれぞれアルキル基、アルケニル
基、シクロアルキル基、アリル基、アリール基、ヘテロ
環基、もしくはシアノ基を表わす。
【0074】本発明では、これらのジアゾニウム塩の中
から任意選択して一種又は二種以上混合して用いること
ができる。
【0075】本発明において使用することのできるカッ
プラーは従来公知のものとして、レゾルシノール、α−
ナフトール−2,7−ジヒドロキシナフタレン、2−ヒ
ドロキシナフタレン−3,6−ジスルホン酸ナトリウ
ム、2,3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸
ナトリウム、アセトアセトアニリド、2−ヒドロキシ−
3−ナフトエ酸−エタノールアミド、2−ヒドロキシ−
3−ナフトエ酸−O−トルイジノアミド等があり、塩基
性残基を有するカップラーとしては、下記構造をもつも
のが使用できる。
【0076】
【化2】 ただし、R1 はC1 〜C18のアルキル基を示す。R2
3 はC1 〜C18のアルキル基、又はそれらが結合する
N原子と共に複素環を形成し得る官能基である。
【0077】本発明で使用することのできる塩基性物質
は、加熱時に融解、溶解又は分解して系を塩基性に傾け
る能力をもつものであり、従来公知の各種のものが使用
できる。例えば、無機・および有機・アンモニウム塩、
有機・アミン類、尿素及びその誘導体、グアニジン誘導
体、ピペラジン類、イミダゾール類、モルホリン類等の
含窒素複素環化合物、酢酸ナトリウム、マロン酸カリウ
ム等の塩類が挙げられる。
【0078】これらの既知の塩基性物質を一種又は二種
以上混合して使用することができる。
【0079】これらの系にも添加剤として、界面活性
剤、消泡剤、蛍光染料、紫外線吸収剤などを添加するこ
とができる。
【0080】これらの物質を含む塗液は、一般に水ある
いは有機溶剤を分散媒体として、ボールミル、アトライ
ター、サンドミル等の攪拌、粉砕機により染料と顕色剤
とを一緒に又は別々に分散するなどして調整される。
【0081】塗液中には、通常バインダーとしてデンプ
ン類、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、ゼラチン、カゼイ
ン、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、アセトアセ
チル基変性ポリビニルアルコール、ジイソブチレン−無
水マレイン酸共重合体塩、スチレン−無水マレイン酸共
重合体塩、エチレン−アクリル酸共重合体塩、スチレン
−アクリル酸共重合体塩、スチレン−ブタジエン共重合
体エマルジョン、尿素樹脂、メラミン樹脂、アミド樹
脂、テルペン樹脂、環化ゴム等の公知の各種樹脂を全固
形物の2〜40重量%用いることができる。
【0082】また、適宜ステアリン酸アミド、ステアリ
ン酸メチレンビスアミド、オレイン酸アミド、パルミチ
ン酸アミド、抹香オレイン酸アミド、ヤシ脂肪酸アミド
等の脂肪酸アミド、ステアリン酸、ポリエチレン、カル
ナパロウ、パラフインワックス、ステアリン酸カルシウ
ム、エステルワックスなどの分散液もしくはエマルジョ
ン等のワックス類を増感剤として添加することもでき
る。
【0083】さらに、塗液中には必要に応じて各種の助
剤を添加することができ、例えばジオクチルスルフォコ
ハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォン酸ナト
リウム、ラウリルアルコール硫酸エステル−ナトリウム
塩、脂肪酸金属塩等の分散剤、ベンゾフェノン系等の紫
外線吸収剤、その他消泡剤、蛍光染料、着色染料等が適
宜添加される。また、プレカップリング防止のために酒
石酸、クエン酸、ホウ酸等の酸安定剤を系中へ加えるこ
とができる。
【0084】本発明の画像形成層の製造方法については
特に限定されるものではなく、例えばエヤーナイフコー
ティング、ブレードコーティング等により塗液を塗布、
乾燥する方法等によって製造出来る。
【0085】本発明の画像形成方法は、上記第2の形態
の画像形成媒体に、支持体側、即ち光吸収層の裏面より
レーザー光を照射したのち、光吸収層を剥離することを
特徴とする。
【0086】レーザー光を光吸収層側より照射した場
合、著しく感度が悪く実用に供さない。ところが感熱発
色層を通して光吸収層に照射した場合には、感度良く、
しかも照射ビーム径に応じた画像で記録することが出
来、サーマルヘッドで記録した場合とは著しく異なる高
解像性の画像を得ることが出来ることを見い出し本発明
を達成したものである。
【0087】レーザーとしてはHe−Neレーザーや半
導体レーザーを用いることが出来、発光強度が10mw
以上、好ましくは20mw以上のものである。
【0088】このような強度のものであれば、光学系を
通して画像形成媒体上での強度が落ちたとしても100
μm以下のビーム径にしぼれば、十分に速い強度で記録
が行なえる。照射速度は1×10-1sec/dotから
1×10-7sec/dotであり好ましくは1×10-2
sec/dotから1×10-6sec/dotである。
【0089】剥離は、媒体上にレーザー光を照射しなが
ら順次行われても良いし、レーザー光の照射が終わった
あとに行っても良い。
【0090】本発明の画像形成装置は、ドラムスキャン
型あるいはポリゴンスキャン型の照射ユニットを有す
る。図5から図7にその簡略図を示した。
【0091】図5,図7はドラムスキャン型であり、図
5はドラムの内面より照射する装置である。図5で31
は光源のレーザーであり、32はレンズ、33はドラム
であり、34はその中に担持された媒体であり、35は
光偏向装置であり、36はレーザー光の光路を示す。こ
の装置では33のドラムが回転しても良いし、35の光
偏向装置が回転しても良い。35の光偏向装置と媒体3
4の間に集光レンズを有していても良い。
【0092】図6は、ポリゴンスキャン型の照射ユニッ
トを示す簡略図である。31は光源のレーザー、38は
コリメーターレンズ、37はポリゴン、39と40は走
査レンズ系、34は媒体であり、これはドラムに巻つけ
られて担持されていても良い。
【0093】図7はドラムの外側より照射する装置であ
り、ドラム33が回転しながらレーザー光が照射され
る。
【0094】図5から図7までレーザー光源は1つで表
現したがこれらが2個以上あっても良い。その場合、レ
ーザー光は光学系を介して集光されていても良いし、別
の場所に記録されるように各々光学系を有していても良
い。
【0095】図8には、ポリゴンスキャン型の照射ユニ
ットを有する装置の概略図を示した。62はローラーに
巻きとられた画像形成媒体であり、シート状にカットさ
れた媒体であっても良い。62より送り出された媒体は
63のカッターで適当なサイズに切断されドラム61に
68のつめで挾持されまかれる。媒体のもう一端を69
の押え板でドラムに密着される。
【0096】レーザー光を照射された媒体は69の押え
板がはずされ66の剥離ユニットまで送られここで光吸
収層が剥離され、画像形成された媒体が、トレー64に
受けられる。
【0097】剥離された光吸収層は65に送られる。
【0098】70は予熱ユニットであり、なくても良
い。媒体を保持するユニット67は取りはずし可能であ
っても良い。
【0099】又、66の剥離ユニットを持たない装置で
あっても良い。
【0100】70の予熱ユニットはドラムを加熱するも
のであっても、媒体を直接加熱するものであっても良
い。加熱温度は20℃から100℃で、好ましくは30
℃から80℃である。
【0101】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて説明する。 <実施例1> <第1の形態の画像形成媒体と画像形成
方法> メタノール中λmax813nmとλmax798nm
のペンタジエニルキノリニウム系色素を0.8部ずつ及
びポリメチルメタクリレート20部をメチルエチルケト
ン180部に溶解させ、16μmのPETフィルムに乾
燥膜厚1.2μmから1.5μmに塗布し、光吸収層を
得た。830nmにおける光学濃度は0.68で825
nm及び835nmで各々0.67、0.68であっ
た。
【0102】この光吸収層と反対の面に下記組成物をバ
ーコートで4.2g/m2 になるように塗布し、さらに
その上にポリビニルアルコールとシリコン樹脂よりなる
保護層を設け本発明の画像形成媒体を得た。
【0103】 4−ベンズアミド−2,5−ジエトキシベンゼンジアゾニウム六フッ化リン塩 の20%水分散液 ・・・・ 20部 1−フェニル−3−メチル−ピラゾロンの20%水分散液 ・・・・ 25部 テトラフェニルホウ酸ナトリウム ・・・・ 2部 水性ポリエステル樹脂(大日本インキ、FINETEX) ・・・・ 50部 水 ・・・・ 15部 上記媒体に光吸収層側から830nm(25℃での値)
の半導体レーザーで12mJ/cm2 のエネルギー量で像
露光を行ったところ、露光部が発色し、透過光で見ると
黒色の画像として認識出来た。
【0104】ついで420nm、出力4Wの蛍光灯で5
秒間画像形成層側より全面を露光し定着を行った。こう
して得た画像はシャーカステン光を通して数時間放置し
ておいても安定であった。又10μmφのドット画像は
再現性よく形成されていた。 <実施例2> <第1の形態の画像形成媒体と画像形成
方法> 以下の(A)および(B)の各組成物をボールミルで平
均粒径2.8μmになるまで分散させた。 (A) 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン ・・・・ 10部 ジベンジルテレフタレート ・・・・ 20部 メチルセルロース5%水溶液 ・・・・ 20部 水 ・・・・ 40部 (B) 4,4’−イソプロピリデンジフェノール ・・・・ 30部 メチルセルロース5%水溶液 ・・・・ 40部 水 ・・・・ 20部 これらを混合したのちミズカシル(水沢化学製、P−5
27)30部、10%ポリビニルアルコール水溶液30
0部を加えた。背面が、825nm,830nm,83
5nmの透過光量が5.0%から4.8%になるように
カーボンブラックでコートされ、表面がTiO2 でコー
トされた25μmPETフィルムに上記分散液を塗布量
が5.0g/m2 となるように塗布、乾燥し、カレンダ
ー処理をして画像形成媒体を得る。
【0105】これに830nmの半導体レーザーで背面
側より300mJ/cm2 のエネルギー量で像露光を行っ
た。マクベス濃度計で測定したところ、光学濃度は1.
4であった。又、露光時間は1.6×10-5sec/d
otで像面エネルギー量を5mJ/cm2 、10mJ/cm
2 、20mJ/cm2 と変えた場合の光学濃度は各々0.
4,0.9,1.5であり、そのエネルギー量でスポッ
ト径を20μmφにして露光した場合に形成された光学
濃度0.3以上の画像部の径の大きさは各々10〜12
μm,21〜22μm,26μmであることがデンシト
メーター(サクラ製)より測定された。 <実施例3> <第2の形態の画像形成媒体及び画像形
成方法> (画像形成媒体の作成)厚さ6μmの片面がシリコン処
理されたポリエチレンテレフタレート(PET)フィル
ムのシリコン処理されていない面に下記組成物を塗布し
膜厚4μmの光吸収層を設けた。さらにその上にポリビ
ニルアルコールよりなる保護層を塗布した。
【0106】 ポリビニルブチラール ・・・・5部 1,1.5,5−テトラキス(P−ジエチルアミノフェニル)ペンタジエニウ ムアイオダイド ・・・・0.5部 メチルエチルケトン ・・・・40部 830nmにおける光学濃度は2.9であった。
【0107】これとは別に以下の手順によって得た感熱
発色材料を厚さ50μmのPETフィルムに乾燥膜厚7
μmで塗布し、感熱発色層を設けた。この層と上記PE
Tをラミネートし、本発明の画像形成媒体Aを得た。 (感熱発色材料の調整)下記溶液80部を2.0wt%
のポリビニルアルコール水溶液100部に加え、ホモミ
キサーで分散し平均粒径2.4μmにし顕色剤の分散液
を得た。
【0108】 ジアリルエタン(SAS 296 日本石油化学製) ・・・・80部 ビスフェノールA ・・・・8部 P−ヒドロキシ安息香酸ベンジル ・・・・1.5部 3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸亜鉛 ・・・・2部 これとは別に、下記溶液80部を2.0wt%のポリビ
ニルアルコール水溶液100部に加えホモミキサーで分
散し平均粒径1.8μmとしたのち、40℃で1時間攪
拌後ジエチレントリアミン0.2部、ヘキサメチレンジ
アミン0.4部を加え65℃で2時間攪拌し、ロイコ染
料の分散液を得た。
【0109】 ジアリルエタン(SAS 296 日本石油化学製) ・・・・60部 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン ・・・・5.5部 ミソオネートMR300(日本ポリウレタン製) ・・・・3.2部 ヘキサメリレンジイソシアネート ・・・・0.8部 上記顕色剤の分散液50部とロイコ染料の分散液40部
を混合し感熱発色材料を得た。 (画像形成方法)図8で示した照射手段を有し、剥離ユ
ニットを持たない装置のドラムに画像形成媒体Aを50
μmのPETフィルムが表になるように巻つけて、予熱
ユニットによりドラムを35℃に加熱した状態でレーザ
ー光を以下の条件で照射した。
【0110】波長 830nm レーザーの種類 半導体レーザー 媒体面上での露光強度 10mw/cm2 露光スピード 1.02×10-5sec/d
ot ビーム径 28μm×36μm 照射後6μmのPETフィルムを剥離することにより光
吸収層を除去すると、感熱発色層上に露光部に対応して
黒色の画像が形成されていた。又最小ドットは約30μ
m×38μmであり、露光に応じた高精細なものであっ
た。
【0111】マクベス濃度計の反射濃度は1.65であ
り濃度も十分であった。 <実施例4> <第2の形態の画像形成媒体及び画像形
成方法> 実施例3において光吸収層をPETフィルムにカーボン
ブラックの分散物が塗布されており、光学濃度が3以上
のものにかえた。又、ロイコ染料を3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラン5.5部
をクリスタルバイオレットラクトン7.0部にかえた以
外は、実施例3と同様に画像形成媒体Bを作成した。な
お、この場合、感熱発色層とカーボンブラックよりなる
光吸収層が直接重なるように貼り合わせた。
【0112】実施例3と同様に露光、剥離したところ鮮
明な青色の画像を得た。画像部の光学濃度は600nm
において1.95であり、未露光部は0.15であっ
た。 <実施例5> <第2の形態の画像形成媒体及び画像形
成方法> 実施例3において予熱ユニットを使用せず室温(約24
〜25℃)雰囲気下でレーザー照射すること以外は実施
例3と同様に行ったところ、同様に鮮明な画像が形成さ
れた。反射濃度は1.37であり十分実用に供するもの
であった。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
媒体は、画像形成層(感熱発色層)と同層中あるいは別
層中に光吸収材料として550nm以上に吸収を有する
有機染料、有機顔料あるいは無機顔料を含有する剥離可
能な光吸収層を設けることにより、レーザー光で露光す
ることによって高速で簡易に高精細画像を得ることがで
き、又、レーザー光の強度あるいは発光時間を変化させ
ることにより多値記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成媒体の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の画像形成媒体の他の例を示す断面図で
ある。
【図3】本発明によりパワー変調、あるいはレーザー光
の発光時間の調節により得られた画像部の吸収特性の一
例を示す説明グラフである。
【図4】本発明の光吸収層の吸収特性の一例を示す説明
グラフである。
【図5】本発明の画像形成装置のドラムスキャン型照射
ユニット(ドラム内面より照射)を説明する概略図であ
る。
【図6】本発明の画像形成装置のポリゴンスキャン型照
射ユニットを説明する概略図である。
【図7】本発明の画像形成装置のドラムスキャン型照射
ユニット(ドラム外側より照射)を説明する概略図であ
る。
【図8】本発明の画像形成装置を説明する概略図であ
る。
【符号の説明】
1 支持体 2 感熱発色層 3 光吸収層 4 中間層 31 半導体レンズ 32 レンズ 33 ドラム 34 画像形成媒体 35 光偏向装置 36 レーザー光路 37 ポリゴンレンズ 38 コリメーターレンズ 61 ドラム 62 媒体 63 カッター 64 トレー 65 光吸収用トレー 66 剥離ユニット 67 媒体収納ボックス 68 挾持つめ 69 押え板 70 予熱ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 烈 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明又は半透明の支持体上に、感熱発色
    材料を含む感熱発色層を設け、感熱発色層中あるいは隣
    接して又は中間層を介して光吸収材料を含む光吸収層を
    設けたことを特徴とする画像形成媒体。
  2. 【請求項2】 感熱発色材料が、無色ないし淡色の塩基
    性染料と該染料と接触して顕色し得る顕色剤もしくはジ
    アゾニウム塩とカップラーからなる請求項1に記載の画
    像形成媒体。
  3. 【請求項3】 光吸収材料が550nm以上に吸収を有
    する有機染料、有機顔料あるいは無機顔料からなる請求
    項1又は2に記載の画像形成媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1の画像形成媒体にレーザー光を
    照射することにより記録することを特徴とする画像形成
    方法。
  5. 【請求項5】 レーザー光の強度を変化させることによ
    り多値記録を行うことを特徴とする請求項4記載の画像
    形成方法。
  6. 【請求項6】 レーザー光の発光時間を変化させること
    により多値記録を行うことを特徴とする請求項4記載の
    画像形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像形成媒体に支持体側
    よりレーザービームを照射したのち、光吸収層を剥離す
    ることを特徴とする画像形成方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の画像形成媒体に支持体側
    よりレーザービームを照射する照射手段を有する画像形
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002278458A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Dainippon Printing Co Ltd 感熱発色層貼付用ラベルおよびその適用方法
CN100382175C (zh) * 2001-10-31 2008-04-16 雅马哈株式会社 能在盘面上投射可见图像的光学记录装置
JP2009151929A (ja) * 2003-06-18 2009-07-09 Thomson Licensing 映画フィルムへのデータ記録

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