JPH0532045A - 熱可逆性記録シート - Google Patents

熱可逆性記録シート

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JPH0532045A
JPH0532045A JP3191650A JP19165091A JPH0532045A JP H0532045 A JPH0532045 A JP H0532045A JP 3191650 A JP3191650 A JP 3191650A JP 19165091 A JP19165091 A JP 19165091A JP H0532045 A JPH0532045 A JP H0532045A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording sheet
thermoreversible recording
methyl
parts
electron
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Pending
Application number
JP3191650A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Goto
寛 後藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐光性を向上させた熱可逆性記録シートを提
供すること。 【構成】 電子供与性呈色性有機化合物、電子受容性化
合物、変色温度調節化合物、低揮発性溶剤を内包したマ
イクロカプセルとバインダーとを主成分としてなる熱可
逆性記録層を基材上に有する熱可逆性記録シートにおい
て、この熱可逆性記録シートの何れかの部分が紫外線吸
収剤を含有していることを特徴とする熱可逆性記録シー
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は温度変化に応じて可逆的
に変色を呈する熱可逆性記録シートに関するもので、よ
り詳細には無色の状態から加熱によって発色し、自然放
置によって消色する可逆的な熱変色を示す繰り返し使用
できる感熱プリンター用記録シート関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサー等の機器を用いた印
字システムはオフィスをはじめ一般家庭にまで広く普及
されている。この機器による文書や図面等の作成では通
常、入力後デイスプレイに表示された画面をプリントす
る際にディスプレイ上での文章、レイアウト、誤字等の
確認、校正、修正は十分には行われないために、一度プ
リントアウトしてから確認する作業がおこなわれてい
る。ところで一般にディスプレイ上で確認作業が行われ
てもプリントアウトにより更に修正を必要とする作業が
しばしば生ずるものである。これらの確認、校正、修正
作業に必要なプリントのために現在は特別な手段は用い
られておらず、最近、一部で感熱紙にプリントアウトし
て確認、校正、修正作業を行ない最終プリントをインク
リボンにより熱転写プリントしている例もあるが、多く
は通常のプリントを行って確認、校正、修正作業を行な
っているのが実情である。そのためにサーマルヘッドを
用いる感熱プリンタでは、用紙やインクリボン等の消耗
品の無駄が発生している。
【0003】特開昭60−52388にサーマルプリン
タを用いた用紙再生プリント方式が提示されている。こ
れは印刷用紙の再利用を目的としたものでAg2HgI4
のような低温雰囲気中で可逆性のある感熱材料を塗布し
たサーモシートを用い、再使用する場合には低温度例え
ば5℃以下に冷却して再度記録媒体として使用するもの
である。しかし本発明の目的に使用するには感熱材料が
着色していること、コントラストが悪い(Ag2HgI4
では黄色から黄橙色に変化)こと、再使用のための印刷
内容の消去に冷却装置を必要とする等の問題がある。
【0004】本願の発明者が既に発明したロイコ系加熱
発色型熱可逆性変色材料を用いて作製した繰り返し使用
を目的とした感熱プリンタ用熱可逆性記録シートは、一
時的なメモリー機能を有し、感熱プリンタによる文書、
図面等の印刷内容を確認、修正した後、自然放置により
容易に抹消できるために、簡便に繰り返し使用すること
ができる。
【0005】しかし、前記熱可逆性記録シートを長時間
蛍光灯下で露光した場合又は、太陽光に露光した場合地
肌部の変色が生じる問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を
解決し、耐光性を向上させた熱可逆性記録シートを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を鑑
み、種々検討した結果、基材に電子供与性呈色性有機化
合物、電子受容性化合物、変色温度調節化合物及び低揮
発性溶剤を内包したマイクロカプセルをバインダーと共
に塗布した記録層を有する熱可逆性記録シートであっ
て、この記録シートの何れかの部分が紫外線吸収剤を含
有しているか、あるいは、更に該記録層上に紫外線吸収
剤を含有せしめた保護層を設けることにより著しく耐光
性が改良されることを見出し、本発明を完成するに到っ
た。
【0008】即ち、本発明は、基材に電子供与性呈色性
有機化合物、電子受容性化合物、変色温度調節化合物及
び低揮発性溶剤を内包したマイクロカプセルをバインダ
ーと共に塗布することによって記録媒体とし、サーマル
ヘッドを用いて該記録媒体に文字や記号等を印刷するこ
とによって画像を形成し、自然放置によって再び画像を
消去できる繰り返し使用を目的とした熱可逆性記録シー
トにおいて、この記録シートの何れかの部分が紫外線吸
収剤を含有するか、あるいは、該記録媒体上に紫外線吸
収剤を含有せしめた保護層を設けたことを特徴とする熱
可逆性記録シートである。熱可逆性記録シート耐光性の
向上は、紫外線吸収剤が記録層中のロイコ染料、バイン
ダー等の有機化合物の光分解を防いでいるためである。
【0009】ここで、本発明に使用する紫外線吸収剤と
しては、例えば、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4
−ドデシルオキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、
2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベ
ンゾフェノン、2,2’,1,4’−テトラヒドロキシ
ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2’
カルボキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オキ
シベンジルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−クロ
ロベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−5−クロロベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−メチ
ルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−ヘプトキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−3,6−ジクロル
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−3,
6−ジクロル−4−エトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−メチルアクリルオ
キシ)プロポキシベンゾフェノンなどのベンゾフェノン
系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾ−ル、2−(2’−ヒドロ
キシ−3’,5’−ジターシャリーブチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−タ
ーシャリーブチル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’−オクトキ
シ)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジターシャリーブチルフェニル)5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(3’−ターシャリーブチ
ル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)5−ク
ロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5
−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシ−5−エトキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ールなどのベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、フェニ
ルサリシレート、P−オクチルフェニルサリシレート、
P−ターシャリーブチルフェニルサリシレート、カルボ
キシフェニルサリシレート、メチルフェニルサリシレー
ト、ドデシルフェニルサリシレートなどのサルチル酸フ
ェニルエステル系紫外線吸収剤、あるいはP−メトキシ
ベンジリデンマロン酸ジメチルエステル、2−エチルヘ
キシル−2−シアノ−3,3’ジフェニルアクリレー
ト、エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリ
レート、3,5−ジターシャリーブチル−P−ヒドロキ
シ安息香酸、紫外線により転位してベンゾフェノンとな
るレゾルシノールモノベンゾエート、2,4−ジターシ
ャリブチルフェニル、3,5−ジターシャリーブチル−
4−ヒドロキシベンゾエートなどがあげられるが、これ
らの例が本発明を限定するものでない。これらは単独又
は2種以上混合して使用される。
【0010】上記紫外線吸収剤を含有せしめて記録層上
に保護層を形成せしめる成膜性樹脂結着剤は、水溶性高
分子及び高分子水性エマルジョンのものが使えるが、水
溶性高分子の方が好ましく使え、水溶性高分子の具体例
としては、例えば、ポリビニルアルコール、変性ポリビ
ニルアルコール、デンプン及びその誘導体、セルロース
誘導体(メチルセルロース、メトキシセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース等)、カゼイン、ゼラチン、ポ
リビニルピロリドン、スチレン−無水マレイン酸共重合
体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合体、ジイソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体、ポリアクリルアミ
ド、変性ポリアクリルアミド、メチルビニルエーテル−
無水マレイン酸共重合体、カルボキシ変性ポリエチレ
ン、ポリビニルアルコール/アクリルアミドブロック共
重合体、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、尿素−ホル
ムアルデヒド樹脂等が挙げられ、また、水性エマルジョ
ンとしては、例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、
スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/ブタジエン
/アクリル系共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル
酸エステル、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体、ポリブ
チルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体等
が挙げられる。これらは、単独もしくは混合して使用さ
れ、更に必要に応じては硬化剤を添加して樹脂を硬化さ
せても良い。
【0011】保護層の塗工方法、塗工量に特別な制限は
ないが、塗工量については、該記録媒体上に付着量が固
形分で1g/m2以上、更に望ましくは3〜15g/m2
となるように塗工することが好ましい。本発明の熱可逆
性記録シートでは、記録時におけるスティッキングを防
止する為、各種添加剤を保護層に添加して用いることも
できる。
【0012】本発明で用いる添加剤としては、無機及び
有機の填料があり、例えば、水酸化アルミニウム、重質
及び軽質炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸
バリウム、シリカゲル、活性白土、タルク、クレーサチ
ンホワイト、カオリナイト、焼成カオリナイト、ケイソ
ウ土、合成カオリナイト、ポリオレフィン粒、ポリスチ
レン粒、尿素−ホルムアルデヒド樹脂粒子等が挙げら
れ、また、滑剤としては、ワックス類があり例えば、ス
テアリン酸アミド、ステアリン酸亜鉛、パルミチン酸ア
ミド、オレイン酸アミド、ラウリン酸アミド、エチレン
ビスステアリルアミド、メチレンビスステアリルアミ
ド、メチロールステアリルアミド、パラフィンワック
ス、更には高級アルコール、高級脂肪酸、高級脂肪酸エ
ステル等を前記成膜性樹脂に添加して、保護層を形成し
ても良い。
【0013】本発明に用いられる電子供与性呈色性有機
化合物は単独又は二種以上混合して適用されるが、それ
自身無色あるいは淡色の色素前区体であり、例えばトリ
フェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合
物、スピロピラン系化合物、インドリノフタリド系化合
物等がある。
【0014】本発明の目的である文章、レイアウト、誤
字等の確認、校正、修正作業には黒、青、緑色等に発色
する材料を選定することが好ましいが特に限定されるも
のではない。
【0015】電子供与性呈色性有機化合物の具体例とし
て以下のようなものが挙げられる。3,3−ビス(p−
ジメチルアミノフェニル)−フタリド、3,3−ビス
(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノ
フタリド(別名クリスタルバイオレットラクトン)、3
−ジエチルアミノ−7−(o−クロルアニリノ)フルオ
ラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロルアニリ
ノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−
イソプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−N−メチル−N−イソブチルアミノ−6−メ
チル−7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−
アミルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、
3−N−メチル−N−イソアミルアミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−N−p−トリル−N−エチルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−クロル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3
−N−エチル−N−(2−エトキシプロピル)アミノ−
6−メチル−7−アニリノフルオラン、ベンゾイルロイ
コメチレルブルー、6’−クロロ−8’−メトキシベン
ゾインドリノ−スピロピラン、3,3−ビス(1−エチ
ル−2−メチル−8−イル)フタリド、3−ビス(2−
フェニルインドール−3−イル)フタリド、3−ジエチ
ルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、3
−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノ
フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−キシリ
ジノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチ
ル)アミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、
3−(N−P−トリトル−N−メチル)アミノ−6−メ
チル−7−キシリジノフルオラン、3−ジアリルアミノ
−6−メチル−7−キシリジノフルオラン、3−(N−
エトキシエチル−N−エチル)アミノ−6−メチル−7
−キシリジノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−ク
ロル−7−キシリジノフルオラン、3−ジ−n−ブチル
アミノ−6−クロル−7−キシリジノフルオラン、3−
(N−シクロヘキシル−N−メチル)アミノ−6−クロ
ル−7−キシリジノフルオラン、3−(N−P−トリル
−N−メチル)アミノ−6−クロル−7−キシリジノフ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−2’
−クロロアニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシ
ル−N−メチル)アミノ−6−メチル−7−2’−クロ
ロアニリノフルオラン、3−(N−P−トリル−N−メ
チル)アミノ−6−メチル−7−2’,4’−ジクロロ
アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル
−7−2’、4’−ジクロロアニリノフルオラン等が挙
げられる。
【0016】次に、加熱によって前記電子供与性呈色性
有機化合物を発色させる本発明に用いる電子受容性化合
物は、感熱紙に一般に使用されている顕色剤の中から選
択できるが、加熱によって可逆的に消色する系と比較し
てその選定範囲は狭く、特に好ましい電子受容性化合物
としては、没食子酸ドデシル、没食子酸セチル、没食子
酸ステアリル等の没食子酸エステル類、パラヒドロキシ
安息香酸メチル、パラヒドロキシ安息香酸エチル、パラ
ヒドロキシ安息香酸プロピル等のパラヒドロキシ安息香
酸エステル類、プロトカテキュ酸ステアリル、プロトカ
テキュ酸ベンジル等のプロトカテキュ酸エステル類等の
フェノール性水酸基含有化合物あるいは尿素などがあ
る。
【0017】変色温度調節剤としては高沸点のアルコー
ル類、エステル類、酸アミド類、カルボン酸類、エーテ
ル類及びケトン類が挙げられ、例えばラウリルアルコー
ル、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチン酸ス
テアリル、パルミチン酸プロピル、ステアリン酸エチ
ル、ステアリン酸ブチル、グリセリントリステアレー
ト、グリセリントリミリステート、プロピレングリコー
ルジステアレート、グリセリンモノセチルエーテル、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、ジデシルエー
テル、ジドデシルエーテル、ステアリン酸アミド等があ
る。
【0018】本発明に用いる低揮発性溶剤は、アルキル
ナフタレン系化合物、ジアリールアルカン系化合物、ア
ルキルビフェニル系化合物、ターフェニル系化合物、ト
リアリールメタン系化合物などであり、例えば、エチル
ナフタレン、ブチルナフタレン、ヘキシルナフタレン、
ジメチルナフタレン、ジエチルナフタレン、ジプロピル
ナフタレン、ジイソプロピルナフタレン、メチルプロピ
ルナフタレン、エチルプロピルナフタレン、メチルブチ
ルナフタレン、ジメチルプロピルナフタレン、1−メチ
ル−1−ジメチルフェニル−1−フェニルメタン、1−
メチル−1−エチルフェニル−1−フェニルメタン、ジ
メチルビフェニル、ジエチルビフェニル、ジイソプロピ
ルビフェニル、水添ターフェニル、トリトルイルメタン
等がある。
【0019】各成分の混合比は、使用する材料の物性に
よって適切な比率を選択する必要があるが実際にはかな
り広範囲で選択することができ、電子供与性呈色性有機
化合物:電子受容性化合物:変色温度調節剤の混合比
(重量)は1:1〜10:5〜50の範囲が適当であ
る。
【0020】低揮発性溶剤の混合比率は重量比で20〜
80%の範囲が好ましく、少なすぎると熱応答性速度及
び発色濃度の向上は少ない。又、多すぎると発色、消色
の可逆性は悪くなり、特に消色が十分行なわれなくな
る。
【0021】本発明の目的には取り扱い中、或いは保存
中での発色を避ける為、及び熱応答性等を考慮して40
℃以上〜100℃以下であることが好ましく、適当な各
成分の組合せ及び混合比率を選択するによって達成され
る。
【0022】本発明では前記構成による熱可逆性変色材
料をマイクロカプセルに内包して使用する。マイクロカ
プセル化は、例えばコアセルベーション法、界面重合
法、in situ重合法等公知の技術によって1〜数
10μm程度の粒径のマイクロカプセルの形態で用いる
事が出来る。
【0023】本発明の繰り返し使用を目的とした熱可逆
性記録シートは得られたマイクロカプセルをポリビニル
アルコール等の水溶性高分子バインダーと共に分散さ
せ、基体に塗布することによって作成する事が出来る。
【0024】基体は従来各種の記録や印字の目的に使用
されている紙、プラスチックシ−ト、或いはそれらの複
合物であっても良く、特に限定されない。これらの基体
は白色或いは識別等の目的で確認作業に支障のない程度
に薄く着色を施した基体を用いても良い。
【0025】
【実施例】以下、実施例によって本発明を詳細に説明す
る。なお、実施例中の部は、すべて「重量部」を表す。
【0026】実施例1 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン 1部 没食子酸ステアリル 5部 ステアリルアルコール 15部 ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学社製 KMC−113) 10部 よりなる熱可逆性変色材料を約100℃にて均一に溶解
する。次に、pH4.52に調整したスチレン−無水マ
レイン酸共重合体の3%水溶液50部を80℃に加温し
た中に、上記熱可逆性変色材料溶解物25部を滴下し、
ホモミキサーを用いて1〜8μm微小滴になるように乳
化分散する。得られた乳化分散液を撹拌しながら、メラ
ミン−ホルマリンプレポリマー(昭和高分子社製 ミル
ベンSM−700)11.0gを加え70℃で3時間反
応させて、個数平均粒子径3.7μmのマイクロカプセ
ル分散液を得た。得られた分散液70部に10%ポリビ
ニルアルコール30部を加えて塗布液とし、坪量41.
4g/m2の上質紙に乾燥時の付着量が15g/m2とな
るように塗布を行なった。更に、該記録層上に下記保護
層塗液を乾燥時の付着量が5.5g/m2になるように
塗布し、熱可逆性記録シートを作製した。
【0027】 (保護層塗液) 2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン 15部 軽質炭酸カルシウム 20部 カルボキシ基変性ポリビニルアルコール10%水溶液 50部 水 15部 保護層塗液についてはボールミルで充分粉砕及び分散し
てから用いた。
【0028】実施例2 3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン 1部 没食子酸ステアリル 5部 ステアリルアルコール 7.5部 ミリスチルアルコール 7.5部 ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学社製 KMC−113) 10部 よりなる熱可逆性変色材料を約100℃にて均一に溶解
する。pHを7.0に調整した5%ゼラチン水溶液10
0部を80℃に加温し、溶解物50部を滴下しホモミキ
サーを用いて1〜8μmの微小滴になるように乳化分散
する。次に80℃に加温した5%アラビアゴム水溶液1
20部を添加し、70℃温水220部で希釈し、撹拌下
に10%酢酸を徐々に添加してpHを4.3に調整して
コアセルベーションを起こさせ、次いで10℃まで冷却
してゲル化させた後、25%グルタルアルデヒド2部を
加えてpHを9に調整して1時間撹拌を続け個数平均粒
子径4.0μmのマイクロカプセル分散液を得た。得ら
れた分散液300部に10%ポリビニルアルコール30
部を加えて塗布液とし、坪量81.4g/m2の青色に
薄く着色させた上質紙に、乾燥時の付着量が15g/m
2となるように塗布を行なった。
【0029】更に、該記録層上に下記保護層塗液を乾燥
時の付着量が4.5g/m2になるように塗布し、熱可
逆性記録シートを作製した。
【0030】 (保護層塗液) 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール 16部 カルボキシ基変性ポリビニルアルコール10%水溶液 50部 エピクロルヒドリン/ポリアミド共重合体10%水溶液 20部 炭酸カルシウム 1部 水 29部 保護層塗布液については、ボールミルで充分粉砕及び分
散してから用いた。
【0031】実施例3 3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリジノフルオラン 1部 没食子酸ステアリル 5部 ステアリルアルコール 10部 ミリスチルアルコール 5部 ジイソプロピルナフタレン(呉羽化学社製 KMC−113) 10部 よりなる熱可逆性変色材料を実施例1と同様マイクロカ
プセル化を行なった。次に、マイクロカプセル分散液を
実施例1と同様に塗布した。
【0032】更に、該記録層上に下記保護層塗液を乾燥
時の付着量が5.5g/m2になるように塗布し、熱可
逆性記録シートを作製した。
【0033】 (保護層塗液) 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 16部 炭酸カルシウムをコーティングしたシリカ(水沢化学工業(株) 製P−832) 4部 カルボキシ基変性ポリビニルアルコール10%水溶液 50部 ステアリン酸亜鉛 1部 水 45部 保護層塗液については、ボールミルで充分粉砕及び分散
してから用いた。
【0034】比較例1 実施例1の保護層中の紫外線吸収剤を除いた以外は同様
にして比較例1の熱可逆性記録シートを作製した。
【0035】比較例2 実施例2の保護層中の紫外線吸収剤を除いた以外は同様
にして比較例2の熱可逆性記録シートを作製した。
【0036】比較例3 実施例3の紫外線吸収剤を含有する保護層を除いた以外
は同様にして比較例3の熱可逆性記録シートを作製し
た。
【0037】このようにして作製した繰り返し使用を目
的とした熱可逆性記録シートをワードプロセッサー(リ
コー マイリポート NL−1)を使用して画像を記録
し、以下の評価試験を行ないその結果を表1に示した。
【0038】「記録濃度」記録直後及び10分後の画像
濃度をマクベス濃度計(マクベス社製 RD−914
型)で測定した。
【0039】「繰返し性」ワードプロセッサ(リコー
マイリポート NL−1)で画像記録し、記録後12時
間放置すると、画像は消え元の状態に戻った。このテス
トを10回繰り返し、機能の低下を目視により評価し
た。
【0040】「耐薬品性」該記録シートにエチルアルコ
ールを付着させ、室温(24℃)条件下で15分間放置
し、安定性を目視により評価した。
【0041】「耐水性」該記録シートを水中に浸漬し、
室温(24℃)条件下で12時間放置し、安定性を目視
により評価した。
【0042】「耐汗性」該記録シートに汗を付着させ、
室温(24℃)条件下で一日放置し、安定性を目視によ
り評価した。
【0043】「耐摩擦性」該記録シートをワードプロセ
ッサー(リコー マイリポート NL−1)を使用して
画像を記録する時に生ずるサーマルヘッドの擦れを目視
及び走査電子顕微鏡で観察評価した。
【0044】「耐日光性」熱可逆性記録シートを太陽光
下に3日間暴露し、その時のシートの色調変化を目視
で、濃度変化をマクベス濃度計RD−914型で測定し
評価した。
【0045】「耐蛍光灯性」熱可逆性記録シートを50
00Luxの蛍光灯下に120時間暴露し、その時のシ
ートの色調変化を目視で、濃度変化をマクベス濃度計R
D−914型で測定し評価した。
【0046】尚、「記録濃度」以外の評価試験の評価基
準は以下の通りである。
【0047】 「評価基準」 ○−−−−−−−△−−−−−−−× 優れている 劣っている
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明の記録層上に紫外線吸収剤を含有
させた保護層を設けた熱可逆性記録シートは、表1に示
すように、該吸収剤を含有させなかった熱可逆性記録シ
ートより著しく耐光性が向上し、極めて有用なものであ
った。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子供与性呈色性有機化合物、電子受容
    性化合物、変色温度調節化合物、低揮発性溶剤を内包し
    たマイクロカプセルとバインダーとを主成分としてなる
    熱可逆性記録層を基材上に有する熱可逆性記録シートに
    おいて、この熱可逆性記録シートの何れかの部分が紫外
    線吸収剤を含有していることを特徴とする熱可塑性記録
    シート。
  2. 【請求項2】 熱可逆性記録層の上に紫外線吸収剤を含
    有する保護層を有することを特徴とする請求項1記載の
    熱可逆性記録シート。
JP3191650A 1991-07-31 1991-07-31 熱可逆性記録シート Pending JPH0532045A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002053853A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Pilot Ink Co Ltd 耐光性を向上した可逆性熱変色組成物とこれを用いた製品
JP2008239810A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Nichiyu Giken Kogyo Co Ltd 耐光性温度管理インジケーター
US9636926B2 (en) 2014-08-01 2017-05-02 Seiko Epson Corporation Print medium, print medium unit and printing device

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