JPH05328921A - 生中華麺の製造方法 - Google Patents

生中華麺の製造方法

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JPH05328921A
JPH05328921A JP4198888A JP19888892A JPH05328921A JP H05328921 A JPH05328921 A JP H05328921A JP 4198888 A JP4198888 A JP 4198888A JP 19888892 A JP19888892 A JP 19888892A JP H05328921 A JPH05328921 A JP H05328921A
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JP
Japan
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starch
crosslinked
derivative
raw chinese
chinese noodles
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JP4198888A
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English (en)
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Naoyuki Iesato
尚幸 家郷
Takashi Ueda
隆 上田
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NICHIDEN KAGAKU KK
Nippon Starch Chemical Co Ltd
Original Assignee
NICHIDEN KAGAKU KK
Nippon Starch Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】小麦粉60〜95重量部に、サゴ澱粉、馬鈴薯
澱粉および/または緑豆澱粉の架橋エーテル化および/
または架橋エステレ化誘導体40〜5重量部を混合し、
これにかん水を加えて混練することを特徴とする生中華
麺の製造方法。 【効果】本発明の生中華麺は、食感が良好でかつ長期保
存性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食感が良好でかつ長期
保存性に優れた生中華麺に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、生中華麺は小麦粉にかん水液を加
え、これに必要に応じてグルテン、食塩、プロピレング
リコール、エタノール、ソルビトールなどを加えて混捏
し、製麺機により圧延した後、切出して製造されてい
る。また、特開昭62−143661号公報にデューラ
ムセモリナに馬鈴薯澱粉、タピオカ化工澱粉およびワキ
シーコーンスターチを加え、これにかん水を加える方法
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の生中華麺は、流
通期間が2〜5日間と短いため、従来の製法やそれに未
化工の澱粉を加えたものでもさほど保存性が問題となる
ことはなかった。しかし、最近の生タイプのカップ麺に
用いられる中華麺(L.L.麺)は、店頭及び/または
家庭において長期間貯蔵後、食されるために長期の保存
性が要求される。すなわち、従来の生中華麺は、長期保
存中に食感が著しく低下するという問題点がある。ま
た、タピオカ化工澱粉を添加する方法は、特開昭62−
143661号公報には、どの様な化工がなされたもの
を用いたかの開示がなされていないのでその保存効果に
ついては不明であるが、タピオカ系の化工澱粉は、麺類
に添加した場合、「もちもち」とした食感となり、うど
んならば適するが、「ぐにぐに」「しこしこ」とした食
感が必要な中華麺には不向きである。このように、長期
保存性に優れ、かつ食感の良好な生中華麺はないのが現
状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の問
題点を解決するため、鋭意研究を重ねた結果、サゴ澱
粉、馬鈴薯澱粉および/または緑豆澱粉の架橋エーテル
化および/または架橋エステル化誘導体を、小麦粉及び
かん水に添加することにより長期保存性に優れ、かつ食
感の良好な生中華麺が得られることを見出し本発明を完
成するに至った。すなわち、小麦粉60〜95重量部
に、サゴ澱粉、馬鈴薯澱粉および/または緑豆澱粉の架
橋エーテル化および/または架橋エステル化誘導体40
〜5重量部を混合し、これにかん水を加えて混練するこ
とを特徴とする生中華麺の製造方法である。
【0005】本発明に用いられる澱粉誘導体の原料澱粉
は、サゴ澱粉、馬鈴薯澱粉、および/または緑豆澱粉で
ある。これらの澱粉を選ぶことにより中華麺に必要な
「ぐにぐに」「しこしこ」とした食感を得ることができ
る。タピオカ系では「もちもち」とした食感となるし、
コーンスターチ系では「ぼそぼそ」とした食感となる。
これらの原料澱粉に常法によりエーテル化剤、エステル
化剤、架橋剤を作用させて、用いる澱粉誘導体を得る。
【0006】本発明に用いられるエーテル化剤、エステ
ル化剤、架橋剤はいずれも常套のものがすべて使用され
る。例えば、エーテル化剤としては、エチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、モノクロル酢酸、ヨードメ
チルなど、エステル化剤としては無水酢酸、酢酸ビニ
ル、オルトリン酸塩、ポリリン酸塩、無水コハク酸、ノ
ーオクテニル無水コハク酸、無水マレイン酸などが挙げ
られる。架橋剤としては、例えば、ホルムアルデヒド、
エピクロルヒドリン、オキシ塩化リン、ジイソシアネー
ト、ビスエチレン尿素、アジピン酸、アクロレイン、ポ
リリン酸塩メタリン酸塩などが挙げられる。
【0007】本発明に用いられる澱粉誘導体の置換度
(無水グルコース残基1モル当りの置換度D.S.モ
ル)は、0.005〜0.3好ましくは0.01〜0.
2のものが好適に用いられる。置換度が0.005より
も小さいと長期保存性が悪く、保存中に「ぼそぼそ」と
した食感となってしまう。また、置換度が0.3以上の
場合は、添加量にもよるが概して軟かい麺となってしま
い中華麺としては適さなくなる。本発明に用いられる澱
粉誘導体の架橋の程度は膨潤度で表わされる。ここでい
う膨潤度とは、澱粉試料100mgを採取し、電解液
(蒸留水中、塩化亜鉛10%および塩化アンモニウム2
6%を含有する溶液)10ml中に懸濁させ、湯浴中
(95℃以上)で5分間加熱後、20℃に冷却し、充分
振とうし、これを10ml容メスシリンダーに移し20
℃で12時間静置したときのシリンダー内の試料膨潤容
積をmlで表わした数値を意味する。本発明に好適な膨
潤度は9.5〜2.0mlである。膨潤度がこれよりも
小さくなると澱粉はほとんど膨潤しなくなり食感に弾力
がなくなる。また、膨潤度がこれよりも大きくなると澱
粉はほぼ完全に膨潤し、軟かい食感となってしまう。
【0008】本発明は、小麦粉60〜95重量部に対し
て、澱粉誘導体40〜5重量部を好適に用いるが、澱粉
誘導体の割合がこれよりも少ないと充分な長期保存性を
得ることができない。また、澱粉誘導体の割合がこれよ
りも多くなると麺の歯応えが弱くなりマロニーの様にな
ってしまう。
【0009】本発明では、これらの原料にかん水を添加
する。かん水は、食品添加物で、ナトリウム及びカリウ
ムの炭酸塩及びリン酸塩類の一種、あるいはそれらの混
合物であるが、ボーメ2〜5度のものであれば、小麦粉
と澱粉誘導体の割合量を100重量部としたとき、27
〜35重量部添加するのが望ましい。必要ならば、これ
らの原料の他にグルテン、食塩、未加工の澱粉、他の化
工澱粉、卵白、プロピレングルコール等を添加してもよ
い。
【0010】上記の原料を充分に混捏し、製麺機等によ
り圧延した後、切出して、本発明の生中華麺を得ること
ができる。また、混捏後、押出し機によりダイスより直
接押出しても、本発明の生中華麺を得ることができる。
【0011】
【実施例】
参考例1 水130重量部(以下、部と略す)に水酸化ナトリウム
1.5部および硫酸ナトリウム40部を溶解し、これに
サゴ澱粉100部を撹拌下に分散させ、さらにプロピレ
ンオキサイド2〜20部およびトリメタリン酸ナトリウ
ム0.002〜0.2部添加して40℃で20時間反応
させる。反応終了後、希塩酸で中和し、水洗、▲ろ▼
過、乾燥して各種の架橋ヒドロキシプロピル澱粉を得
る。 参考例2 サゴ澱粉の代わりに馬鈴薯澱粉および緑豆澱粉を用いる
以外は参考例1と同様にして各種の架橋ヒドロキシプロ
ピル澱粉を得る。 参考例3 水130部に水酸化ナトリウ0.4部を溶解し、これに
サゴ澱粉100部を撹拌下に分散させ、さらにエピクロ
ルヒドリン0.01〜0.1部を添加して45℃で10
時間反応させる。反応終了後、希塩酸で中和して、水
洗、乾燥して架橋澱粉を得る。この架橋澱粉に1リン酸
ナトリウム:2リン酸ナトリウム=2:3の混合物の2
〜20部を水220部に溶解し噴霧混合する。これを水
分10%以下まで乾燥後、130〜140℃で3.5時
間反応させ各種の置換度の澱粉リン酸エステルを得る。 参考例4 サゴ澱粉の代わりに馬鈴薯澱粉および緑豆澱粉を用いる
以外は参考例3と同様にして各種の架橋リン酸エステル
を得る。 参考例5 水130部にサゴ澱粉100部を撹拌下に分散させ、無
水酢酸2〜10部及びアジピン酸−酢酸処理物を0.0
1〜0.1部を徐々に滴下し、希水酸化ナトリウムを用
い、pH8〜9に保ちながら30℃で5時間反応する。
反応終了後、希塩酸で中和し、水洗、▲ろ▼過、乾燥し
て各種の架橋酢酸澱粉を得る。 参考例6 サゴ澱粉の代わりに馬鈴薯澱粉および緑豆澱粉を用いる
以外は参考例5と同様にして各種の架橋酢酸澱粉を得
る。 参考例7 プロピレンオキサイドの代わりにモノクロル酢酸ナトリ
ウムを用いる以外は、参考例1.参考例2と同様にして
各種の置換度のカルボキシメチル澱粉を得る。 参考例8 プロピレンオキサイドの代わりに、ヨードメチルを用い
る以外は、参考例1、参考例2と同様にして各種の架橋
メチル化澱粉を得る。 参考例9 水130部に水酸化ナトリウム0.4部を溶解し、これ
に撹拌下、サゴ澱粉100部を分散させ、さらにエピク
ロヒドリン0.01〜0.1部を添加後、45℃で10
時間反応させる。反応終了後、希塩酸でpH8〜9に調
整する。これに無水コハク酸2〜10部を徐々に添加
し、希水酸化ナトリウムでpHを維持しながら30℃で
10時間反応する。反応終了後、希塩酸で中和し、▲ろ
▼過、水洗、乾燥して各種の架橋澱粉コハク酸エステル
を得る。 参考例10 サゴ澱粉の代わりに馬鈴薯澱粉および緑豆澱粉を用いる
以外は参考例9と同様にして各種の架橋澱粉コハク酸エ
ステルを得る。 参考例11 無水コハク酸の代わりに無水オクテニルコハク酸を用い
る以外は、参考例9、参考例10と同様にして各種の架
橋澱粉オクテニルコハク酸エステルを得る。 参考例12 無水コハク酸の代わりに無水マレイン酸を用いる以外
は、参考例9、参考例10と同様にして各種の架橋澱粉
マレイン酸エステルを得る。
【0012】実施例1 参考例1、参考例2で得た架橋ヒドロキシプロピル澱粉
20部を準強力小麦粉100部と均一に混合後、ボーメ
3のかん水40部を加えて常法により厚さ1.4mm、
巾1.4mmの麺線に成形して生中華麺を得る。この生
中華麺を茹でた直後、これを真空無菌パックし1週間、
1ヶ月保存後、2分間湯もどしし、10人のパネラーに
よる10段階評価の官能検査を行った。評価は評点の平
均の整数値(小数点以下は四捨五入)で表わした。結果
を表1に示す。 比較例1 澱粉を加えないもの、本発明の架橋ヒドロキシプロピル
澱粉の代わりにタピオカヒドロキシプロピル澱粉、未加
工のサゴ澱粉、馬鈴薯澱粉および緑豆澱粉を用いて実施
例1と同様にして生中華麺を得た。これらについて実施
例1と同様に官能検査を行い結果を表1に示す。
【表1】
【0013】実施例2 参考例3、参考例4で得た澱粉リン酸エステルについて
実施例1と同様にして生中華麺を得、官能検査を行い、
結果を表2に示す。 比較例2 本発明の架橋澱粉リン酸エステルの代わりにタピオカリ
ン酸エステルを用いて実施例2と同様にして生中華麺を
得、官能検査を行い、結果を表2で示す。
【表2】 実施例3 参考例5、参考例6で得た架橋酢酸澱粉について実施例
1と同様にして生中華麺を得、官能検査を行い、結果を
表3に示す。 比較例3 本発明の架橋酢酸澱粉の代わりにタピオカ酢酸澱粉を用
いて実施例3と同様にして生中華麺を得、官能検査を行
い、結果を表3で示す。
【表3】
【0014】実施例4 参考例7で得た架橋カルボキシメチル澱粉について実施
例1と同様にして生中華麺を得、官能検査を行い、結果
を表4に示す。 比較例4 本発明のカルボキシメチル澱粉の代わりにタピオカカル
ボキシメチル澱粉を用いて実施例4と同様にして生中華
麺を得、官能検査を行い、結果を表4で示す。
【表4】 実施例5 参考例8で得た架橋メチル化澱粉について実施例1と同
様にして生中華麺を得、官能検査を行い、結果を表5に
示す。 比較例5 本発明の架橋メチル澱粉の代わりにタピオカメチル化澱
粉を用いて実施例5と同様にして生中華麺を得、官能検
査を行い、結果を表5で示す。
【表5】
【0015】実施例6 参考例9、参考例10で得た架橋澱粉コハク酸エステル
について実施例1と同様にして生中華麺を得、官能検査
を行い、結果を表6に示す。 比較例7 本発明の架橋澱粉コハク酸エステルの代わりにタピオカ
コハク酸エステルを用いて実施例6と同様にして生中華
麺を得、官能検査を行い、結果を表6に示す。
【表6】 実施例7 参考例11で得た架橋澱粉オクテニルコハク酸エステル
について実施例1と同様にして生中華麺を得、官能検査
を行い、結果を表7に示す。 比較例7 本発明の架橋澱粉オクテニルコハク酸エステルの代わり
にタピオカオクテニルコハク酸エステルを用いて実施例
7と同様にして生中華麺を得、官能検査を行い、結果を
表7で示す。
【表7】
【0016】実施例8 参考例12で得た架橋澱粉マレイン酸エステルについて
実施例1と同様にして、生中華麺を得、官能検査を行
い、結果を表8に示す。 比較例8 本発明の架橋澱粉マレイン酸エステルの代わりにタピオ
カマレイン酸エステルを用いて実施例8と同様にして生
中華麺を得、官能検査を行い、結果を表8に示す。
【表8】
【0017】
【発明の効果】表1〜表8よりわかる様に、本発明の生
中華麺は食感が良好でかつ長期保存性に優れている。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】小麦粉60〜95重量部に、サゴ澱粉、馬
    鈴薯澱粉および/または緑豆澱粉の架橋エーテル化およ
    び/または架橋エステル化誘導体40〜5重量部を混合
    し、これにかん水を加えて混練することを特徴とする生
    中華麺の製造方法。
  2. 【請求項2】該エーテル化が、ヒドロキシアルキル化、
    アルキル化、カルボキシメチル化であり、該エステル化
    が酢酸エステル化、リン酸エステル化、コハク酸エステ
    ル化、アルケニルコハク酸エステル化、マレイン酸エス
    テル化であることを特徴とする請求項1記載の生中華麺
    の製造方法。
  3. 【請求項3】該架橋が、ヒドロキシアルキル架橋、リン
    酸架橋、アジピン酸架橋であることを特徴とする請求項
    1記載の生中華麺の製造方法。
  4. 【請求項4】該エーテル化および/またはエステル化の
    置換度が、0.005〜0.3であり、かつ膨潤度が
    9.5〜2.0mlであることを特徴とする請求項2お
    よび/または請求項3記載の生中華麺の製造方法。
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